JP2005090766A - 蒸気発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 安価な構造で、応答性が良く、また蒸気発生効率の高い蒸気発生装置を提供する。
【解決手段】 ヒータ1と、このヒータ1に密着して取り付けた蒸発パイプ2と、この蒸発パイプ2内に水を供給するために前記蒸発パイプ2の一端に設けられた接続パイプA3と、蒸発パイプ2内で発生した蒸気を外部に排出するために蒸発パイプ2の他端に設けられた接続パイプB4とから成る蒸気発生装置において、前記接続パイプB4を蒸発パイプ2とヒータ1の密着部6より高い位置に配置したことを特徴とする蒸気発生装置
【選択図】 図1
【解決手段】 ヒータ1と、このヒータ1に密着して取り付けた蒸発パイプ2と、この蒸発パイプ2内に水を供給するために前記蒸発パイプ2の一端に設けられた接続パイプA3と、蒸発パイプ2内で発生した蒸気を外部に排出するために蒸発パイプ2の他端に設けられた接続パイプB4とから成る蒸気発生装置において、前記接続パイプB4を蒸発パイプ2とヒータ1の密着部6より高い位置に配置したことを特徴とする蒸気発生装置
【選択図】 図1
Description
本発明は、歯科医師等が使用する器具を滅菌するために使用する高温蒸気を発生させる蒸気発生装置の構造に関するものである。
従来のこの種の蒸気発生装置は、図5に示すような構造のものが知られている。
51は加熱ブロックで、その内部に水55bを供給する流路51bと、この流路51bに近接して配備され、流路51b内を流動する水55bを加熱し、蒸気又は熱湯を発生させる電気ヒータ51aを備えており、さらに詳しくは加熱ブロック51内部にアルミニウムや銅等の熱伝導度の優れた素材から成るブロック体51cと、内部に水55bが供給されるステンレス製等の耐腐食性の素材から成りスパイラル状に加工されたパイプから成る流路51bと、U字状の電気ヒータ51aとが埋設されているものである。
52は温度センサーで、加熱ブロック51の温度を検出するためのものである。
53は蒸気管で、加熱ブロック51内の流路51bの一端に連通させており、電気ヒータ51aで加熱された加熱ブロック51の流路51b内で生じた蒸気を排出するものである。
54は電磁ポンプで、加熱ブロック51内の流路51bと水55bが収容されているタンク55とに連通されている吸水管54aの途中に設けられている。
上記した構造の動作について説明する。先ず電気ヒータ51aの通電を温度センサー51によりコントロールして設定した温度まで加熱ブロック51を昇温する。そして、この昇温した加熱ブロック51内の流路51bに電磁ポンプ54により水55bを送り込む。そして、流路51bに送り込まれた水55bは瞬時に気化し蒸気となって蒸気管53に排出され、この発生した高温蒸気により被滅菌物を洗浄したり滅菌する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術に於ける構造では、スパイラル状に巻いた流路51bの中にU字状の電気ヒータ51aが挿入されているだけであるため、電気ヒータ51aの熱が直接かつ効率よく流路51bに伝わらず熱効率が悪いとともに、加熱ブロック51の構造が複雑で、安価な構造とは言えないものであり、安価な構造で応答性が良く、また、蒸気発生効率の高い蒸気発生装置が要望されていた。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、ヒータと、このヒータに密着して取り付けた蒸発パイプと、この蒸発パイプ内に水を供給するために前記蒸発パイプの一端に設けられた接続パイプAと、蒸発パイプ内で発生した蒸気を外部に排出するために蒸発パイプの他端に設けられた接続パイプBとから成る蒸気発生装置において、前記接続パイプBを蒸発パイプとヒータの密着部より高い位置に配置したものである。
本発明の請求項1では、ヒータに密着して取り付けた蒸発パイプと、この蒸発パイプ内に水を供給するために前記蒸発パイプの一端に設けられた接続パイプAと、蒸発パイプ内で発生した蒸気を外部に排出するために蒸発パイプの他端に設けられた接続パイプBとから成る蒸気発生装置において、前記接続パイプBを蒸発パイプとヒータの密着部より高い位置に配置したことにより、ヒータの熱が蒸発パイプに効率よく伝わる構造となっているため蒸気発生効率が高く、応答性も良い。
また、構造が簡単であるため製造コストを安価にすることができる。
また、蒸発パイプ内に接続パイプAから流し込んだ水は通常は蒸発パイプの出口の接続パイプBまで流れる間に高温蒸気となるが、万が一蒸気になれず水の状態で残っても、接続パイプBが蒸発パイプとヒータの密着部より高い位置に配置してあるため水の状態で外部に排出することがなく、外部に接続した滅菌装置に水が侵入して故障等を引き起こすことを無くすことができる。
以下本発明の一実施例を図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す蒸気発生装置の上面図、図2は同じく蒸気発生装置の側面図、図3は同じく断面AAのヒータと蒸発パイプの密着状態を示す図、図4は同じく蒸発パイプの詳細図である。
図において、10は蒸気発生装置であり、以下に示す部品により構成されている。
1は発熱体であるヒータで、例えばシーズヒータで構成してあり、形状は蒸気発生装置10に合わせ自由に成形してある。
2は水を加熱するための蒸発パイプで、ヒータ1に密着させるためにヒータ1とほぼ同じ形状に成形されている。
そして、ヒータ1と蒸発パイプ2は、図1、2、3に示すように上下に密着した状態で例えばロウ付けや溶接などにより取り付けられており、ヒータ1の熱を蒸発パイプ2に効率よく伝わる構造となっている。また、さらに熱伝導を良くするためにヒータ1と蒸発パイプ2の合わせ部分に平潰しを行い密着する面積を増やす構造としてもよい。
3は蒸発パイプ2の一端に設けられた接続パイプAで、蒸発パイプ2内に水を供給するためのものであり、一端は蒸発パイプ2と例えばロウ付けや溶接等で気密を保った状態で接続されており、もう一端側には例えば管用テーパネジが切ってあり、蒸気発生装置10とその他の部品との接続を容易にしている。
4は蒸発パイプ2の他端に設けられた接続パイプBで、蒸発パイプ2内で発生した高温蒸気を蒸発パイプ2の外部に排出するものであり、一端は蒸発パイプ2と例えばロウ付けや溶接等で気密を保った状態で接続されており、もう一端側には例えば管用テーパネジが切ってあり、蒸気発生装置10とその他の部品との接続を容易にしている。そして接続パイプB4は蒸発パイプ2とヒータ1の密着部より少し高い位置に設けてあり、蒸発パイプ2に流れてきた水が蒸発しきれずに水のまま外部に排出しないような構造となっている。
5は給水部で、蒸発パイプ2内に接続パイプA3を通して水を供給する部分であり、供給した水はある程度の勢いで蒸発パイプ2に流れ込むように供給するようにしている。
6は密着部で、蒸発パイプ2とヒータ1が密着している部分であり、ヒータ1の熱が蒸発パイプに効率よく伝わる部分で、蒸発パイプ2内を流れてきた水はこの部分で加熱され蒸気となる。
7はカバーで、密着され一体となったヒータ1と蒸発パイプ2を覆い、ヒータ1の熱を遮熱して蒸気発生装置10を機器に組み込み易くしている。
上記構造の蒸気発生装置の動作について説明する。
先ずヒータ1の出力を調整して蒸発パイプ2の表面温度を必要温度まで上昇させ、そして接続パイプA3から必要とされる蒸気を得られる水の給水を行う。このとき、接続パイプA3から給水する水は、給水した水が逆流してくることが無く、蒸発パイプ2の奥の方へ流れ、常に一定の場所に水が溜まることが無く、蒸発パイプ2全体で水を蒸発させる様に給水する。
そして、蒸発パイプ2内を流れる水はヒータ1と蒸発パイプ2が密着している密着部6で加熱され蒸気となり、この蒸気はさらに蒸発パイプ2の中を通過して接続パイプB4に到達するまでの間にさらに加熱され高温蒸気となって接続パイプB4より排出される。また、蒸気に成りきれない残留水は排出口である接続パイプB4の方に流れていく。
そして、蒸発パイプ2内を蒸発しきれずに流れてきた水は、排出口の接続パイプBが蒸発パイプ2とヒータ1の密着部6より高い位置に配置してあるため接続パイプBから流出することができずに密着部6に溜まり、この部分でさらに加熱されることにより最後には蒸気になり排出されるようになる。したがって接続パイプBから水が流出することはない。
そして、接続パイプB4から排出された高温蒸気は接続パイプB4に接続した機器に供給され歯科医師等が使用する器具を滅菌することが可能となる。
このように、ヒータ1と蒸発パイプ2をパイプ同士で密着させヒータ1の熱を蒸発パイプ2に効率よく伝わる構造となっているため蒸気発生効率が高く、応答性も良いものである。
また、構造が簡単であるため製造コストを安価にすることができる。
また、蒸発パイプ2内に接続パイプA3から流し込んだ水は通常は蒸発パイプ2の排出口である接続パイプB4まで流れる間に高温蒸気となるが、万が一蒸気になれず水の状態で残っても、接続パイプB4が蒸発パイプ2とヒータ1の密着部6より高い位置に配置してあるため水の状態で外部に排出することがなく、外部に接続した滅菌装置に水が侵入して故障等を引き起こすことを無くすことができる。
なお、上記実施例では蒸発パイプ2をヒータ1と縦方向に1本だけ密着させた構造としたが、上下方向に2本や、横方向に密着させるなど本数、方向を限定するものではない。
1 ヒータ
2 蒸発パイプ
3 接続パイプA
4 接続パイプB
6 密着部
2 蒸発パイプ
3 接続パイプA
4 接続パイプB
6 密着部
Claims (1)
- ヒータ(1)と、このヒータ(1)に密着して取り付けた蒸発パイプ(2)と、この蒸発パイプ(2)内に水を供給するために前記蒸発パイプ(2)の一端に設けられた接続パイプA(3)と、蒸発パイプ(2)内で発生した蒸気を外部に排出するために蒸発パイプ(2)の他端に設けられた接続パイプB(4)とから成る蒸気発生装置において、前記接続パイプB(4)を蒸発パイプ(2)とヒータ(1)の密着部(6)より高い位置に配置したことを特徴とする蒸気発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003320755A JP2005090766A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 蒸気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003320755A JP2005090766A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 蒸気発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005090766A true JP2005090766A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34452620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003320755A Pending JP2005090766A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 蒸気発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005090766A (ja) |
-
2003
- 2003-09-12 JP JP2003320755A patent/JP2005090766A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050525 |
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