JP2005087433A - 化粧料塗布具 - Google Patents

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忍 中村
Masafumi Hamada
雅文 濱田
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Abstract

【課題】
化粧料を一定量づつ塗布部材へ供給することができて、塗布する場合に化粧料が不足したり逆に化粧料が過剰になって従来のしごいた場合に飛散するようなことがなく、また、化粧料の残量が確認できて化粧料を最後まで使い切ることが可能となる。
【解決手段】
前端に塗布部材と後端にマスカラ等の流動性を有する化粧料を収容した化粧料容器を設けてなる化粧料塗布具であって、当該化粧料塗布具は、軸心に化粧料を導通する孔と軸周面の所要位置に前記孔と連通する吐出口とその吐出口の近傍に塗布用ブラシが設けられてなる塗布部材と、前記塗布部材と化粧料容器との間に化粧料を定量ずつ塗布部材に押し出すことが可能となる強制押出機構と、化粧料の後端に化粧料の後方への逆流を防止すると共に化粧料の乾燥が防止可能となるフォロアが設けられて成ることを特徴とする化粧料塗布具。
【選択図】 図1

Description

本発明はマスカラ等の化粧料塗布具に関する。
実公平3−16566 従来の一般的なマスカラ等の化粧料塗布具は、実公平3−16566号公報などに代表されるように容器に化粧料を収容して、その容器に対し着脱自在なキャップにブラシ等の塗布部材を一体的に取り付け、不使用時にキャップを容器に被せている状態で、塗布部材を容器の内部に挿入して化粧料に浸漬している状態を保つ構造になっている。 また、化粧料を収容した容器は外面に印刷や塗装を施したり、不透明な素材を使用していて、内部を視認することができないようになっている。
上記のような従来の化粧料塗布具は、塗布部材に一定量の化粧料を供給することが難しく、例えばマスカラを睫毛などに塗布する場合に、マスカラが不足したり、逆にマスカラが過剰にブラシに付着して、しごいた時に飛散する等の問題がある。
また、化粧料の残量を確認できないという不便があるとともに、化粧料を最後まで使い切ることができないという不満がある。
本発明は上記の問題を解決すること、すなわち、化粧料を一定量づつ塗布部材へ供給することができて、塗布する場合に化粧料が不足したり逆に化粧料が過剰になってしごいた場合に飛散するようなことがなく、また、化粧料の残量を確認できて化粧料を最後まで使い切ることが可能となる化粧料塗布具を提供する。
本発明は、上記課題を達成するために以下の構成を有する。
請求項1に記載の発明に係る化粧料塗布具は、前端に塗布部材と後端にマスカラ等の流動性を有する化粧料を収容した化粧料容器を設けてなる化粧料塗布具であって、当該化粧料塗布具は、軸心に化粧料を導通する孔と軸周面の所要位置に前記孔と連通する吐出口とその吐出口の近傍に塗布用ブラシが設けられてなる塗布部材と、前記塗布部材と化粧料容器との間に化粧料を定量ずつ塗布部材に押し出すことが可能となる強制押出機構と、化粧料の後端に化粧料の後方への逆流を防止すると共に化粧料の乾燥が防止可能となるフォロアが設けられて成る。
請求項2に記載の発明に係る化粧料塗布具は、請求項1に記載の化粧料塗布具に於いて、強制押出機構は、軸筒と前端に塗布部材を止着した口先部との間にリターンスプリングが附勢され、軸筒に対し口先部を適宜範囲で前後動するように設けられて、塗布部材の後方で口先部内に第1のスプリングにより常時は第1の弁体が受け座に当接して密嵌される第1の弁室が設けられ、また第1の弁体の後方で軸筒の先端内孔に第2のスプリングにより常時は第2の弁体が受け座に当接して密嵌されると共に、前記第1の弁体と第2の弁体との間が適宜軸方向に変位可能な密室と成るよう構成される第2の弁室が設けられて、更に、第2の弁体の後方に化粧料が充填された化粧料容器が設けられてなる。
請求項3に記載の発明に係る化粧料塗布具は、請求項1に記載の化粧料塗布具に於いて、化粧料容器をクリアードレン性に優れた材質あるいは表面処理された透明な樹脂成形品で設けることで、化粧料の残量の視認性が良好となる。
本発明の化粧料塗布具は上記の通りであり、塗布部材に対し化粧料を一定量づつ供給することができるので、塗布する場合に化粧料が不足する事態や、過剰になってしごいたときに飛散する従来のような事態を回避することができる。そして、化粧料容器内の化粧料の残量を確認することができる利便性があるとともに、化粧料を最後まで使い切って無駄を省くことが可能となる。
以下、図に基づき本発明の実施形態について説明する。まず、本発明の化粧料塗布具1は、通常は塗布部材20を密嵌するキャップ29が設けられている。
また、必要に応じてキャップ内に塗布部に化粧料を均一に分散させるためのしごき部が設けられる。また、塗布部材は、軸周面に櫛歯状に繊維状の小束を植設した塗布用ブラシ21が設けられている。尚、塗布用ブラシは軸周面に櫛歯状にリブを形成したり、軸周面全体に多数の毛を植設したりして設けることができる。
塗布部材20には化粧料容器28から定量押出機構を介して、化粧料が供給される。
その化粧料の供給路は塗布部材の軸心に導通する孔20bとして設けられ、孔20bは塗布ブラシ部21の要所要所で軸周面に穿設された吐出口22に連通している。
次に定量押出機構について説明する。
口先部9内孔の塗布部材20後方に第1の弁体23がそのテーパー面を密接する受け座17を有したブッシュ16と共に配設され、ブッシュ16は口先部9の内孔に固着されると共に、口先部9の段部15と第1の弁体23の前面との間に第1のスプリング24が附勢されて、第1の弁体23は前方に可動可能となされ第1の弁体23と塗布部材20後端との間には第1の弁室14が形成されている。
また、口先部9の後端近傍の側面には内孔10に貫通して窓部11が設けられている。 また、軸筒2の鍔部2b前方外周部の所要箇所に前記窓部11に対応して突起状の係止部3が形成されている。軸筒2は鍔部2b前方の段部2cにリターンスプリング27の後端を当接した状態で前方部位が口先部9の内孔10に嵌装され、リターンスプリング27の前端が口先部9の後端に当接されると共に係止部3が窓部11に相互の弾性変形により嵌入して係止部3の後端が窓部後端の段部12に係止され、軸筒2に対し口金9は前後動可能に抜け止めされている。
また、前記の軸筒2及び口先部9は相互の接続条件から合成樹脂成形品として構成されるが、接続方法は多々あるので材質が限定されるものではない。
ところで、前記軸筒2を口先部9に接続する際に、軸筒2の先方孔に設けたテーパー状の受け座5に第2の弁体25のテーパー面を密接させると共に前記ブッシュ16の後端と第2の弁体25の前端との間に第2のスプリング26が附勢される。
また、ブッシュ16の後方部と軸筒2先端の前軸部2aとの間に軸方向に適宜伸縮可能な蛇腹等の屈曲可能部6aを備えた接合筒6が配設され、接合筒6前端の前筒部6bがブッシュ16の後方外周部に密嵌され、接合筒6後端の後筒部6cが前軸部2aの後端外周部に密嵌されて、前記第1の弁体23と第2の弁体25との間には伸縮可能な第2の弁室4が形成される。従って、軸筒2に対し口先部9が後退した時に接合筒6の内段部6dが前軸部2aの前端に当接する間の隙間Lだけ弁室4が伸縮可能となる。
ところで、前記実施例では第1及び第2の弁体をテーパー状に設けているが、弁体をボール状に設けて受け座と密接するように構成することも可能である。
また、軸筒2は第2の弁体25の後方に導孔7を有して化粧料流入部8が設けられ、化粧料流入部8内にはマスカラ等の流動性を有する化粧料が充填され、化粧料は第2の弁室4、第1の弁室14、塗布部材20の前端部20aの内面まで全体が満たされた状態となされる。また、軸筒2後端の後軸部2cには化粧料容器28が止着されている。
実施例に於いては、軸筒2の鍔部2bの後端に前端を当接させた状態で化粧料容器28が軸筒の後軸部2cに螺合より固着されている。また、後軸部2cの後端部外周に全周状の凸部よりなるシール部2dが形成されており、そのシール部2dが化粧料容器28の内周に密閉状に摺接されている。尚、軸筒と化粧料容器の接合手段や密閉状の摺接手段は前記実施例に限定されない。また更に、カートリッジによる経済性を無視すれば軸筒と化粧料容器は一体で形成されてもよいものである。
化粧料容器28内には化粧料が充填されて、化粧料の後端には化粧料の消耗と共に追随して移動可能なグリース状のフォロアが充填され、フォロア内にはフォロアと略同等の比重を有した樹脂製のフォロア棒などが浸漬される。尚、フォロアは、ゲル状物質、未加硫のシリコーンゴムなどで設けることが可能である。(図示せず)
化粧料容器28は内部に収容した化粧料の残量を視認できるように透明な素材を用いて形成する。尚、化粧料容器28の外面に印刷や塗装を施す場合は、化粧料の残量を確認できるように非印刷部または非塗装部を設けることができる。また、化粧料容器の外面にラベル等を貼る場合は化粧料の残量を確認できるように、そのラベル等に窓部を設けることができる。また、化粧料容器をクリアードレン性に優れた材質あるいは表面処理された透明な樹脂成形品で設けることで、視認性は極めて良好なものとなる。
上述したように、本発明の化粧料塗布具は、通常は塗布部材20を密嵌するキャップ29が設けられている。また、必要に応じてキャップ内に塗布部に化粧料を均一に分散させるためのしごき部が設けられる。
しごき部は、塗布用ブラシを有した塗布部材が通過可能なしごき孔を有し、塗布部材をそのしごき孔に通すことにより、塗布用ブラシをしごいて余分な化粧料を取り除くとともに化粧料を全体に均一に分散させることができるものである。本発明の場合、塗布部材に過剰に化粧料が付着することは無いので従ってしごいたときに飛散する従来のような事態は回避することができる。
また、塗布部材の孔部に微細な連続気孔を有した多孔質体(基本的には弾性体)を設けることで化粧料が押出加圧されない状態では吐出口が準封止状態となってキャップを軽微なものとなしたり、場合によっては不要とすることが可能となる。
また、吐出口に弁部を設け、押出加圧されたときに開口して化粧料が吐出するように設けることが可能である。(図示せず)
(作用)
先ず、図に於いて化粧料は第2の弁室4、第1の弁室14及び塗布部材20の全端部20aの内面まで満たされている。この状態で全端部20aに押圧を懸けるとリターンスプリング27に抗して口先部9が軸筒2に対し後退し最大でL寸法後退する。その時、第2の弁室4内の内圧が上昇して第1の弁体23が開口して化粧料が第1の弁室14内に流入し、塗布部材20の孔20bに強制的に供給されて溢れた化粧料が吐出口22から流出される。全端部20aの押圧を解除すると口先部9が軸筒2に対し元に戻るので第2の弁室4内が減圧される。その時第2の弁体25が開口して化粧料が導孔7から第2の弁室4内に流入する。以下、塗布部材の全端部20aの押圧及び解除を繰り返すことで化粧料が順次ポンピングされて高粘度の化粧料であっても確実に供給される。
また、化粧料は高粘度であり、吐出する量は前記L寸法で設定されるので適量が流出され、吐出口は塗布ブラシの近傍の適正位置に設けられることでボタ落ち等が起きない状態で化粧料が塗布ブラシに保持される。
また、上向きであっても常時は弁体が閉じているので化粧料がその自重や落下衝撃によって逆流するのが防止される。
本発明の実施例である化粧料塗布具の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 化粧用塗布具
2 軸筒
2a 前軸部
2b 鍔部
2c 後軸部
2d シール部
3 係止部
4 第2の弁室
5 受け座
6 接合筒
6a 屈曲可能部
6b 前筒部
6c 後筒部
6d 内段部
7 導孔
8 化粧料流入部
9 口先部
10 内孔
11 窓部
12 段部
13 嵌着孔
14 第1の弁室
15 段部
16 ブッシュ
17 受け座
18 係止部
19 軸部
20 塗布部材
20a 前端部
20b 孔
21 塗布用ブラシ
22 吐出口
23 第1の弁体
24 第1のスプリング
25 第2の弁体
26 第2のスプリング
27 リターンスプリング
28 化粧料容器
29 キャップ



























Claims (3)

  1. 前端に塗布部材と後端にマスカラ等の流動性を有する化粧料を収容した化粧料容器を設けてなる化粧料塗布具であって、当該化粧料塗布具は、軸心に化粧料を導通する孔と軸周面の所要位置に前記孔と連通する吐出口とその吐出口の近傍に塗布用ブラシが設けられてなる塗布部材と、前記塗布部材と化粧料容器との間に化粧料を定量ずつ塗布部材に押し出すことが可能となる強制押出機構と、化粧料の後端に化粧料の後方への逆流を防止すると共に化粧料の乾燥が防止可能となるフォロアが設けられて成ることを特徴とする化粧料塗布具。
  2. 強制押出機構は、軸筒と前端に塗布部材を止着した口先部との間にリターンスプリングが附勢され、軸筒に対し口先部を適宜範囲で前後動するように設けられて、塗布部材の後方で口先部内に第1のスプリングにより常時は第1の弁体が受け座に当接して密嵌される第1の弁室が設けられ、また第1の弁体の後方で軸筒の先端内孔に第2のスプリングにより常時は第2の弁体が受け座に当接して密嵌されると共に、前記第1の弁体と第2の弁体との間が適宜軸方向に変位可能な密室と成るよう構成される第2の弁室が設けられて、更に、第2の弁体の後方に化粧料が充填された化粧料容器が設けられてなる請求項1に記載の化粧料塗布具。
  3. 化粧料容器をクリアードレン性に優れた材質あるいは表面処理された透明な樹脂成形品で設け、化粧料の残量の視認性を良好とする請求項1に記載の化粧料塗布具。

























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* Cited by examiner, † Cited by third party
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