JP2005087139A - コンバインの排藁搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排藁チェンを昇降させて行う詰まりの除去作業後に元に戻す操作を忘れてロック不全を生じ、巻き付きや詰まりを誘発して破損することがある。このようなロック異常を自動的に固定するようにした排藁搬送装置の提供である。
【解決手段】 この課題を解消する手段は、扱胴カバー1の閉じる操作と排藁チェン2を下降させるロック操作が連動する構成であって、排藁チェン2が上昇したロック解除位置で作動レバー5と、ロックアーム7がV字型を形成し、扱胴カバー1側の接当板11が先行して該ロックアーム7に作用し、一体回動するレバー先端部6を後続するロック板13で押圧するようにして、該扱胴カバー1の閉位置で排藁チェン2が挟扼ガイド3に係合する搬送状態を保持した排藁搬送装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脱粒後の排稈をフィードチェンから排藁チェンに受継ぎ、機体後方に排出する搬送体の始端側を昇降させるコンバインの排藁搬送装置に関するものである。
従来、扱室の後側板から排藁移送経路上に支持枠杆を突出させ、株元側が扱き口に沿う挟持レールの支持枠と一連となる排藁フレームを回動自在に取付け、該排藁フレームに排藁チェンと、その駆動装置を装備して扱胴カバーの開閉とともに一体回動する構成にした公知技術がある(例えば特許文献1参照。)。又、排藁搬送装置の上方に設けたカバーの開閉に連動して排藁搬送チェンが昇降する構成にし、該カバーの閉じ蓋操作で穀稈を搬送する作用位置に戻るようにした排藁搬送装置がある(例えば特許文献2参照。)。このようなカバーに連結した排藁搬送装置は、挟扼ガイドとの間に詰まりを生じた場合に異常な圧力が該カバーや固定金具に作用し、変形や捻じれが発生して破損の原因になるが、本発明は排藁チェンの揚上装置を枠体から吊り下げ、扱胴カバーの開閉操作でロック機構を作動させる構成にし、排藁チェンの戻し忘れを防止するとともに、挟持圧力を固着した枠体で受け止める排藁搬送装置にしたものである。
実開昭57−192147号公報 (第1頁、第1、2、8図) 特開平3−49622号公報 (第1−3頁、第1、2、5図)
排藁チェンを昇降させて行う詰まりの除去作業後に、元に戻す操作忘れからロック不全を生じて該排藁チェンが外れたり、搬送穀稈の停滞を招き巻き付きや詰まりを誘発して破損することがある。このようなロック異状を扱胴カバーの閉じる操作に連動させて、該排藁チェンの搬送状態を自動的に固定する連動機構にした排藁搬送装置の提供である。
脱穀部の枠体から排藁チェンを吊設して機体の外側に延設したレバー操作により、前記排藁チェンを挟扼ガイドに対して昇降自在に装着したコンバインの排藁搬送装置である。
扱胴カバーを閉じる操作と排藁チェンを下降させるロック操作を連動させ、該扱胴カバーの閉位置で排藁チェンが挟扼ガイドに係合する搬送状態を保持させ、前記扱胴カバー側に排藁搬送の高い挟扼圧力が直接作用しないロック装置にしたものである。
排藁チェンの上昇位置で作動レバーとロックアームが側面視でV字型を形成し
、該扱胴カバーの閉じる操作で接当板が先行して該ロックアームに作用させ、次にレバー先端部をロック板で押圧して下降位置を保持し、ロック不全の状態を扱胴カバーを閉じる操作で自動的に修復する構造にした。
下降する接当板に対設したロックアームを揚上軸と一体化したホルダーの側面に回動自在に装着し、搬送体の荷重が集中するホルダーに近接してカム体とロックアームを併設した構成にしてある。
作動レバーを押圧するロック板を扱胴カバーの回動支点から離反した藁押え台側に固着し、ロックアームに作用する接当板を該ロック板よりも回動支点側に設け、該ロックアームと作動レバーが角度差をもって回動することに対して同調させ、更に前記接当板とロック板の固定位置に段差を付けて、前記ロックアームと作動レバーに順次作用するようにした構成である。
開閉する扱胴カバー1の後側板10からロック板13と接当板11を延設し、排藁チェン2がロック解除されて上昇位置になったロックアーム7と作動レバー5に対して、前記扱胴カバー1の閉じる操作と連動して該排藁チェン2を下降させ、穀稈の搬送状態に戻した位置を自動的に保持するロック装置にしたものであり、揚上装置15を上昇位置にしたままで収穫作業に入る戻し忘れを防止し、しかも、閉じる操作に連動する接当板11やロック板13が極めて単純な当て板の構造になるとともに、前記排藁チェン2に作用する挟扼力を本機側の枠体17が吸収して、前記扱胴カバー1側には伝達されない利点がある。
本機側の枠体17から吊設した揚上装置15で排藁チェン2の始端側を昇降させ、作動レバー5にカム体18とロックアーム7を固着し、上昇位置を保持する該ロックアーム7と作動レバー5の配置を側面視でV字型にするとともに、これに対設した接当板11とロック板13を後側板10から延設させて、扱胴カバー1の閉じる操作に伴い前記ロックアーム7の突出部8とレバー先端部6に順次作用する配置にし、前記排藁チェン2を元の搬送状態に戻すと同時に、降下した揚上装置15を保持するロック装置が作用して、該揚上装置15の戻し忘れを扱胴カバー1の閉じる操作で修復させ、誤操作を事前に防止する排藁搬送装置を実現したものであり、前述した詳細の内容を以下の実施例で説明する。
以下、本発明による排藁チェンを昇降させる排藁搬送装置について、図7のコンバインに搭載した脱穀部の後方側面図と、図8に示す要部を断面した排藁搬送装置の平面図で説明すると、扱室20に扱胴21を回転自在に装架し、並設したフィードチェン22で刈取り穀稈を搬送しながら脱粒処理をするものであって、脱粒後の排稈を斜搬送する排藁チェン2と、穂先側に設けた穂先搬送体23(以下搬送体Cとする)で前記フィードチェン22から受継ぎ、機体の後方に装着したカッター25に供給する穀稈の搬送経路にしたものである。このような搬送装置を支持する構成は、扱室20の出口側板12に枠体17を連結して、搬送体Cを装備した排藁室27の上方に逆コの字型に配置させ、終端に立設する門形フレーム28に螺着したフレーム構造にしてある。
図9は搬送体の終端側を示す平面図であって、図7に示す脱穀部の後方側面図と図8の排藁搬送装置の平面図を併用して門形フレームから搬送体を吊設した構造について説明すると、穂先搬送体23と排藁チェン2を巻回させたチェン台30の後方を支軸31で並列に連結し、門形フレーム28から垂設したメタル26で前記搬送体Cの終端側を回動自在に支持する一方、始端側に揚上装置15を吊設して後方支点X−Xを中心に昇降する該搬送体Cの支持構造にしてある。このような始端側に装着した揚上装置15の概要は、揚上軸32を上下動させるカム体18を作動レバー5に固着して、該カム体18を介した回動操作によって排藁チェン2を昇降させる揚上装置15であって、本機側の枠体17に固定されたアーム43とメタル26で排藁チェン2と穂先搬送体23の前後を吊設し、始端側が可動する排藁搬送装置にしたものである。
このような排藁搬送装置の下方に形成する選別部の概要を図7の後方側面図で説明すると、チャフシーブ71を連設した揺動選別体72を駆動カム74の回転で揺動運動させ、脱粒した扱卸物を篩選別しながら後方に移送し、矢印ニの方向に吹き上がる選別風によって穀粒を分離し、機体の後端に設けたファン73に塵埃を吸引させて吐出口75から機外に放出する選別部後方の構成にしてある。尚
、76は挟扼ガイド3を前後方向で弾持したバネ受けである。
搬送体の駆動構造を図5の揚上装置を示す平面図と、図4の扱胴カバーを閉じた要部後面図で説明すると、排藁チェン2の駆動を扱胴21の軸端に設けた駆動プーリ33から出力し、揚上装置15と連結するべベルケース35に設けた従動プーリ36に入力して、前記排藁チェン2の搬送側が後方に移動する回転が付与され、挟扼ガイド3と穂部ガイド67を前後に並設して排稈の穂部側と、稈元側を個別に挟扼しながら斜搬送するものである。又、非作用側の排藁チェン2に噛合させたスプロケット37によって、連結ケース38を介して並列する穂先搬送体23の始端側に動力を再入力させ、前記排藁チェン2と同方向に回転させた搬送体Cの駆動装置にしてある。
図1の搬送体が上昇位置になった要部側面図と図5の平面図を併用して揚上装置の構造を説明すると、従動プーリ36を設けたべベルケース35の上面に連結台座40を螺着して内側を下方に折曲げ、逆T字形をした揚上軸32の回動基部41を挟持幅とする支持枠42をこの屈曲面に溶着して一体化させ、排藁チェン2に対して直角方向に前記回動基部41を配置し、揚上軸32の上方に嵌着させたホルダー51にカム体18とロックアーム7を並設した作動レバー5を連結し
、枠体17から揺動自在に吊設した摺動ボス45を前記揚上軸52が垂直方向に昇降する揚上装置15にしたので、搬送体Cの昇降時に発生する傾きや横振れを減少させるボス長さが確保され、挟扼ガイド3に対して前記排藁チェン2を正確に下降できる構成になった。
このように揚上軸32が昇降する上部の構造は、固定した枠体17から複列のアーム43を垂設して摺動ボス45が揺動自在に挟持され、基盤47を前記アーム43の上面に固着して前記枠体17と一体化し、作動レバー5に設けたロックアーム7に対設したフック50を折曲げ面48に突設させるとともに、上面にカム体18の外周面が接当するように前記作動レバー5が配置され、搬送体Cが下降した位置でU字溝56が該フック50に係合して、揚上装置15を搬送状態に保持するロック装置にしたものである。
搬送体Cを上昇位置に保持したカム体18と作動レバー5の配置について説明すると、鎖線で図示するロック状態の該作動レバー5は水平になり、カム体18を介した回動操作で作動軸52が垂直方向の変位量H1まで上昇して、前記カム体18の水平面53が基盤47に接当して上昇位置が保持される。この上昇位置における前記ロックアーム7と操作レバー5の配置が側面視でV字型になる90度の角度差を設け、該ロックアーム7を後側板10側に傾斜させ、接当板11の下降ラインE−Eよりも内側に突出部8を臨ませてあり、該変位量H1に相当する排藁チェン2の始端側が隙間H2だけ挟扼ガイド3から上昇し、排稈詰まりの除去や整備点検を行い易くした排藁搬送装置である。
このように上昇させた搬送体Cを図3に示す上昇位置に戻す操作は、作動レバー5を矢印イ方向に手動で回動させ、一体化したカム体18が回動してコーナ部55が基盤47を通過すると、搬送体Cの自重が揚上軸32を介して前記カム体18に作用し、円弧面を摺動しながら図示する下死点Yに一気に下降する構造にしてある。
この下降位置において、ロックアーム7に設けたU字溝56が基盤47から突出したフック50に嵌着して、該ロックアーム7が垂直姿勢になって作動レバー5が水平姿勢になる90度の角度差を設けてある。このような水平位置を固定するために、上昇位置から下降ラインF−Fに後から侵入してきたレバー先端部6をロック板13の先端部に接着したパット材62で押圧するロック装置にしたものである。
図7の後方側面図で分割した扱胴カバーの開閉構造を説明すると、扱胴カバー1を扱室20よりも後方に延設して、同形状の排藁カバー57と排藁室27の上方で分離したカバーの構造にしたので、通常の作業中に行う該扱胴カバー1の開閉操作を単独で実施できる構成にしてある。又、図4の扱胴カバーを閉じた後面図に示す如く、機体の右側に設けたカバー受け58で前記扱胴カバー1を回動自在に装着し、矢印ハの方向に藁押え台16と一体に開口させ、左側に挟持具を設けて固着する(図示せず)開閉構造である。尚61は、扱胴カバー1を開閉する労力を軽減したダンバーである。
搬送体Cを上昇させる手順を図3のロック装置が作動した揚上装置の側面図と
、図4の扱胴カバーを閉じた後面図で説明すると、搬送体Cを昇降させる揚上装置15の操作は、先ずレバー先端部6に接当するロック板13を開放させるために該扱胴カバー1を開口し、水平位置になった作動レバー5を矢印チ方向に回動させ、ロックアーム7に設けたU字溝56をフック50から離脱させてロックを解除し、作動レバー5を更に回動させるとカム体18の外周面が摺動して変位量H1に作動軸52が上昇し、図示した鎖線位置で前記ロックアーム7と作動レバー5が側面視でV字型の角度差を有する上昇位置になり、図1に示す隙間H2になる搬送体Cの開口状態を確保したものである。このような上昇移動によって排藁チェン2の始端側が拡張され、穀稈の挟扼力が失われて詰りの除去や整備点検を行い易くした構成になった。
ロック忘れを防止するために、扱胴カバーを閉じる操作と連動して自動ロックする構造を図1の搬送体が上昇した側面図と、図2の扱胴カバーを開いた後面図に図5の揚上装置を示す平面図を併用して説明すると、作動軸52に併設したロックアーム7と作動レバー5がV字型になる上昇位置で、ロックアーム7の突出部8が接当板11の下降ラインE−Eの内側になり、矢印ホ方向から前記接当板11が先行して突出部8に作用し、前記ロックアーム7を押し下げU字溝56部が矢印へで示す回動軌跡上を下降するものである。
扱胴カバー1を閉じる操作によって下降する接当板11に対して、ロックアーム7を揚上軸32と一体化したホルダー51の側面に配置し、カム体18とともに溶着した作動軸52が前記ホルダー51に回動自在に嵌着され、搬送体Cの荷重が集中する該作動軸52に近接してカム体18とロックアーム7が並設してあり、揚上装置15に作用する垂直荷重を該ホルダー51により近い位置で受け止め、前記カム体18やロックアーム7に生じる曲げ応力を軽減させて傾きや捻じれを防止するとともに、作動レバー5の回動操作とフック50にU字溝56を確実に嵌着させ、ロック操作が円滑に行える揚上装置15にしたものである。
このようなロックアーム7の回動と同時に90度の角度差をもってレバー先端部6が矢印イで示す回動軌跡上を移動するが、扱胴カバー1の回動支点Pを形成するカバー受け58から最も離反した藁押え台16側にロック板13を配置し、該藁押え台16の取付部に上下調節可能に螺着してある。しかも、先行して矢印ル方向に下降する接当板11に対して段差Lを設け、後続して作用する前記ロック板13に移動遅れを生じさせ、該ロック板13の先端が描く下降ラインF−Fの内側に後から移動してきたレバー先端部6に前記ロック板13が矢印ナ方向の下降し、パット材62を介して上方から作動レバー5を押さえ込み、前記扱胴カバー1を閉じた状態で水平姿勢にするとともに、搬送体Cの下降位置を保持するロック装置にしたものである。
図6は、扱胴カバーとともに開閉する藁押え台の側面図であって、フィードチェン22に係合する藁押え台16の前方にガイド棒63を回動自在に設け、引張りバネ60で前記フィードチェン22側に付勢され、刈取り搬送した穀稈を受継ぎ脱穀部Aに供給する中継ぎを行う搬送機能を有し、該引張りバネ60が回動中心66よりも上方に変位する支点超えをさせて、矢印ト方向に反転した図示の鎖線位置を保持して手扱作業時や扱胴カバー1の開閉操作時に活用するものである
。尚65は、ガイド棒63の非作用側に設けた把持具であり、図示した鎖線位置は扱胴カバー1とともに上昇した前記藁押え台16を示してある。
以上説明したように、脱穀部Aの枠体17から排藁チェン2を吊設して機体の外側に延設した作動レバー5の操作により、前記排藁チェン2を挟扼ガイド3に対して昇降自在に装着したコンバインの排藁搬送装置の提供であって、以下に記載するような効果がある。
扱胴カバー1を閉じる操作と排藁チェン2を下降させるロック操作を連動させ
、該扱胴カバー1の閉位置で排藁チェン2が挟扼ガイド3に係合する搬送状態を保持させたので、ロック不全や戻し忘れの誤操作による搬送障害を事前に防止したものである。
排藁チェン2の上昇位置で作動レバー5とロックアーム7が側面視でV字型を形成し、扱胴カバー1の閉じる操作で接当板11が先行して該ロックアーム7に作用させ、次にレバー先端部6をロック板13で押圧して下降位置を保持したので、単純構造の当て部材を扱胴カバー1に設けることで閉じる操作とロック操作連動させることができた。
下降する接当板11に対設したロックアーム7を揚上軸32と一体化したホルダー51の側面に回動自在に装着し、搬送体Cの荷重が集中するホルダー51に近接してカム体18とロックアーム7を併設した構成になり、前記カム体18やロックアーム7に生じる曲げ応力が軽減して傾きや捻じれが防止され、作動レバー5の回動操作と、フック50にU字溝56を確実に嵌着させるロック操作が円滑に行えるようになった。
作動レバー5を押圧するロック板13を扱胴カバー1の回動支点Pから離反した藁押え台16側に固着し、ロックアーム7に作用する接当板11を該ロック板13よりも回動支点P側に設けたので、双方の回動半径が異なり接当のタイミングがずれて作動レバー5に作用し、扱胴カバー1の閉じた状態で確実にロックできるようになった。
搬送体等の異常事態を処置するために、付随するカバーや連結機材を開閉したり脱着する操作に連動して、前記搬送体を開放させ異常事態を復元し易くする穀稈の搬送装置に活用できる。
搬送体が上昇位置になった要部側面図である。 扱胴カバーを開いた後面図である。 ロック装置が作動した揚上装置の側面図である。 扱胴カバーを閉じた要部後面図である。 揚上装置を示す平面図である。 扱胴カバーとともに開閉する藁押え台の側面図である。 コンバインに搭載した脱穀部の後方側面図である。 要部を断面した排藁搬送装置の平面図である。 搬送体の終端側を示す平面図である。
符号の説明
A・・脱穀部 C・・搬送体
P・・回動支点 Y・・カム体の下死点
H1・・作動軸が上昇する変位量 H2・・搬送体が上昇した隙間
X−X・・搬送体の後方回動支点 E−E・・接当板の下降ライン
F−F・・ロック板の下降ライン
1・・扱胴カバー 2・・排藁チェン 3・・挟扼ガイド
5・・作動レバー 6・・レバー先端部 7・・ロックアーム
8・・アーム突出部 10・・後側板 11・・接当板
13・・ロック板 15・・揚上装置 16・・藁押え台
17・・枠体 18・・カム体 21・・扱胴
22・・フィードチェン23・・穂先搬送体 31・・支軸
32・・揚上軸 33・・駆動プーリ 35・・ベベルケース
36・・従動プーリ 40・・連結台座 41・・回動基部
42・・支持枠 43・・アーム 45・・摺動ボス
47・・基盤 50・・フック 52・・作動軸
53・・水平面 55・・コーナ部 56・・U字溝
62・・パット材 63・・ガイド棒
矢印イ・・レバー先端部が下降する回動軌跡
矢印ハ・・扱胴カバーの開閉方向
矢印ホ・・接当板が下降する方向
矢印ヘ・・ロックアームに設けたU字溝の下降軌跡
矢印ナ・・ロック板の下降方向
矢印ル・・接当板の下降方向

Claims (4)

  1. 脱穀部の枠体から排藁チェンを吊設して機体の外側に延設したレバー操作により、前記排藁チェンを挟扼ガイドに対して昇降自在に装着したコンバインの排藁搬送装置において、扱胴カバー(1)を閉じる操作と排藁チェン(2)を下降させるロック操作を連動させ、該扱胴カバー(1)の閉位置で排藁チェン(2)が挟扼ガイド(3)に係合する搬送状態を保持させたことを特徴とするコンバインの排藁搬送装置。
  2. 排藁チェン(2)の上昇位置で作動レバー(5)とロックアーム(7)が側面視でV字型を形成し、該扱胴カバー(1)の閉じる操作で接当板(11)を先行して該ロックアーム(7)に作用させ、次にレバー先端部(6)をロック板(13)で押圧して下降位置を保持したことを特徴とする請求項1に記載したコンバインの排藁搬送装置。
  3. 下降する接当板(11)に対設したロックアーム(7)を揚上軸(32)と一体化したホルダー(51)の側面に回動自在に装着したことを特徴とする請求項2に記載したコンバインの排藁搬送装置。
  4. 作動レバー(5)を押圧するロック板(13)を扱胴カバー(1)の回動支点(P)から離反した藁押え台(16)側に固着し、ロックアーム(7)に作用する接当板(11)を該ロック板(13)よりも回動支点(P)側に設けたことを特徴とする請求項2に記載したコンバインの排藁搬送装置。
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