JP2005070313A - 携帯型スクリーン - Google Patents

Abstract

【課題】携帯性および設置性に優れた携帯型スクリーンを提供する。
【解決手段】固定部１１により机天板３０に固定し、固定部１１の上面に固定されたスクリーン収納部１２からスクリーン１３を引き出して支柱２０の一端と引き出し金具１５を連結し、支柱２０の他端を固定部１１の上面に設けた穴１６に挿入して、スクリーン１３を広げた状態で固定するようにしたものである。
【選択図】 図３

Description

この発明は、例えばプロジェクタなどの映写に用いられる携帯型スクリーンに関する。

周知のように、従来の携帯型スクリーンは、天井に固定された金具にぶら下げて、巻き取り収納されたスクリーンを引き出して使用するようになっていた。
しかしながら、このような従来の携帯型スクリーンでは、予め天井に金具を設けておく必要があり、特定の室内でしか使用できないという問題があった。

これに対して従来は、スタンドを用いた携帯型のスクリーンが考えられていたが、スクリーン以外に、大きく重たいスタンドも持ち運ぶ必要があり利便性の点で問題があった（例えば、特許文献１参照）。
特開平７−３０６４７４公報。

従来の携帯型スクリーンでは、予め天井に金具を設けておく必要があって特定の室内でしか使用できなかったり、あるいは大きく重たいスタンドも持ち運ぶ必要があり利便性が低いという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、携帯性および設置性に優れた携帯型スクリーンを提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、この発明は、映写光を投影するためのスクリーンと、このスクリーンの一辺を固定し、このスクリーンを収納する収納手段と、この収納手段が上側面に固定され、机の天板を挟み込む固定手段とを具備して構成するようにした。

以上述べたように、この発明では、固定手段により机天板を挟み込んで固定し、固定手段の上側面に固定された収納手段からスクリーンを出して使用するようにしている。
したがって、この発明によれば、固定手段により容易に机の天板に固定して使用することができるので、携帯性および設置性に優れた携帯型スクリーンを提供できる。

以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図１乃至図５は、この発明の一実施形態に係わる携帯型スクリーンの構成を示すものであって、図１はスクリーン１３を広げた状態を表側から見た斜視図であり、図２はスクリーン１３を広げた状態を裏側から見た斜視図であり、図３はスクリーン１３を広げ、机に固定した状態を側面から見た図である。そして、図４はスクリーン１３を収納して状態を表側から見た斜視図であり、図５はスクリーン１３を収納して状態を裏側から見た斜視図である。

これらの図に示すように携帯型スクリーンは、固定部１１と、スクリーン収納部１２と、スクリーン１３と、スクリーン引き出し部１４と、引き出し金具１５と、支柱２０とを備える。

固定部１１は、上面にスクリーン収納部１２が接着固定されており、図３に示すように、開口部１１ａに机の天板３０を挟み込むことで、当該携帯型スクリーンを机に固定するものである。

スクリーン収納部１２は、スクリーン１３の一辺を固定し、スクリーン１３をロール状に巻き込んで収納するものである。
スクリーン１３は、図示しないプロジェクタからの映写光を投影する映写幕である。

スクリーン引き出し部１４は、スクリーン１３の終端側面に設けられた棒状の引き出し部であり、スクリーン１３がすべてスクリーン収納部１２内に巻き取られないように防止するとともに、スクリーン１３を引き出した状態でたわみが生じないように広げるためのものである。

引き出し金具１５は、スクリーン引き出し部１４の中央部に設けられた金具であり、支柱２０の一端と連結固定するためのものである。
支柱２０は、固定部１１に設けられた穴１６に一端が挿入されて固定されるものであり、スクリーン１３を引き出した状態で他端に引き出し金具１５が固定され、これによりスクリーン１３が広げた状態で固定される。

以上のように、上記構成の携帯型スクリーンでは、固定部１１により机天板３０に固定し、固定部１１の上面に固定されたスクリーン収納部１２からスクリーン１３を引き出して支柱２０の一端と引き出し金具１５を連結し、支柱２０の他端を固定部１１の上面に設けた穴１６に挿入して、スクリーン１３を広げた状態で固定するようにしている。
したがって、上記構成の携帯型スクリーンによれば、固定部１１により容易に机天板３０に固定して使用することができるので、携帯性および設置性に優れる。

なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。

この発明に係わる携帯型スクリーンを、スクリーンを広げた状態を表側から見た斜視図。 この発明に係わる携帯型スクリーンを、スクリーンを広げた状態を裏側から見た斜視図。 この発明に係わる携帯型スクリーンを、スクリーンを広げ机に固定した状態を側面から見た図。 この発明に係わる携帯型スクリーンを、スクリーンを収納した状態を表側から見た斜視図。 この発明に係わる携帯型スクリーンを、スクリーンを収納した状態を裏側から見た斜視図。

符号の説明

１１…固定部、１１ａ…開口部、１２…スクリーン収納部、１３…スクリーン、１４…スクリーン引き出し部、１５…引き出し金具、１６…穴、２０…支柱、３０…天板。

Claims (2)

1. 映写光を投影するためのスクリーンと、
   このスクリーンの一辺を固定し、このスクリーンを収納する収納手段と、
   この収納手段が上側面に固定され、机の天板を挟み込む固定手段とを具備することを特徴とする携帯型スクリーン。
2. さらに、支柱と、
   前記固定手段の外側面に設けられ、前記支柱の一端を固定するための第１の支柱固定手段と、
   前記スクリーンの一辺に設けられ、前記支柱の他端を固定するための第２の支柱固定手段とを備えることを特徴とする請求項１に記載の携帯型スクリーン。

Images