JP2005061736A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 厳寒期における暖房能力がすぐれた空気調和機の制御方法を提供する。
【解決手段】 インバ−タ制御方式の空気調和機(図示せず)の運転電流が過電流保護機能の動作電流値に達したときに同空気調和機の圧縮機4の運転周波数を所定値だけ下降し、運転電流が前記過電流保護機能の解除電流値に達した時には前記運転周波数を所定値だけ上昇して過電流を防止する空気調和機の制御方法において、外気温度が低くなるにつれて、上記動作電流値と解除電流値を高く設定して、厳寒期の暖房運転時にも高い入力電流で運転できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機の制御方法に関するもので、特に過電流を防止する空気調和機の制御方法に関するものである。
従来のインバータ制御方式の空気調和機は、運転電流が過電流保護機能の動作電流値に達したときは、同空気調和機の圧縮機の運転周波数を所定値だけ下げ、この周波数降下によって運転電流が過電流保護機能の解除電流値に達したときには運転周波数を所定値だけ上げるのが一般的であった。
しかし、厳寒期における暖房運転時にあっては、少しでも大きい暖房能力を必要とするにもかかわらず、過電流保護機能がなかなか解除されず、無駄な運転が行われ、暖房能力が小さくなってしまうという問題があった。
この問題を解決するために、過電流保護機能の解除電流値を圧縮機の運転周波数に応じて設定するようにし、運転周波数が高いほど解除電流値を大きく設定するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−249488号公報
しかしながら上記従来の技術では、外気温度が低下すると電装部品の温度が低下するため、過電流保護機能の動作電流値を高めに設定することができるにもかかわらず、動作電流値の設定には、外気温度等は一切考慮されておらず、如何なる条件下でも一定値に設定されているため、特に厳寒期における暖房能力が小さくなってしまうという課題があった。
また低外気温度(厳寒期)下で圧縮機の運転周波数のみを高く設定すると室外機の熱交換器(以下蒸発器)の温度が低下し、結果的に蒸発器の着霜が著しく加速され、暖房能力が逆に低下するという課題があった。
本発明は、上記課題を解決し、厳寒期における空気調和機の暖房能力を向上させる空気調和機の制御方法を提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の制御方法は、インバ−タ制御方式の空気調和機の運転電流が過電流保護機能の動作電流値に達したときに同空気調和機の圧縮機の運転周波数を所定値だけ下降し、前記運転電流が前記過電流保護機能の解除電流値に達した時には前記運転周波数を所定値だけ上昇して過電流を防止する空気調和機の制御方法において、前記動作電流値と前記解除電流値を外気温度に応じて変化させるもので、外気温度が低くなるにつれて、過電流保護機能の動作電流値と解除電流値を高く設定することにより、特に厳寒期の暖房運転時には高い入力電流で運転でき、大きな暖房能力を得ることができる。
本発明の空気調和機の制御方法によれば、厳寒期における空気調和機の暖房能力を向上
させることができる。
第1の発明は、インバ−タ制御方式の空気調和機の運転電流が過電流保護機能の動作電流値に達したときに同空気調和機の圧縮機の運転周波数を所定値だけ下降し、前記運転電流が前記過電流保護機能の解除電流値に達した時には前記運転周波数を所定値だけ上昇して過電流を防止する空気調和機の制御方法において、前記動作電流値と前記解除電流値を外気温度に応じて変化させるもので、外気温度が低くなるにつれて、過電流保護機能の動作電流と解除電流値を高く設定することにより、厳寒期の暖房運転時には高い入力電流で運転でき、大きな暖房能力を得ることができる。
第2の発明は、室外機に内蔵された熱交換器の温度に応じて、前記熱交換器に風を送るファンモ−タの回転数を変化させるようにしたもので、熱交換器の温度が低く着霜が発生しそうな時でも、ファンモータの回転数を増加させることで、熱交換器能力が増加し着霜が回避され厳寒期の暖房運転時にも大きな暖房能力を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1〜4を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態にかかる空気調和機の制御装置の概略ブロック線図である。
同図に示すように、空気調和機は、当該空気調和機の入力電流(運転電流)を検出する入力電流検出回路1と、室外機(図示せず)に取り付けられ外気温度を検出する外気温度検出回路2と、前記室外機に収納されている熱交換器(図示せず)に取り付けられ、前記熱交換器の温度を検出する熱交換器温度検出回路3と、インバータ制御される圧縮機4と、前記熱交換器に風を送るとともに回転数制御されるファンモータ5と、制御装置6を備えている。
制御装置6は、入力電流検出回路1により検出された入力電流値および外気温度検出回路2により検出された外気温度に基づいて、圧縮機4の運転周波数を可変するとともに、ファンモータ5の回転数を熱交換器温度検出回路3により検出された熱交換器の温度に基づいて可変し、さらに入力電流による電装部品(図示せず)の過昇を防止する保護機能を備えている。
上記制御装置6は、圧縮機4の動作電流値A1および解除電流値A2を演算設定する圧縮機制御部6Aとファンモータ5の回転数を演算設定するファンモータ制御部6Bを備えている。
次に、圧縮機4の動作電流値A1および解除電流値A2の設定について、図2により説明する。
従来、動作電流値A1は、入力電流による電装部品の過昇を防止することを目的に、最も電装部品の温度が高くなる環境条件(たとえば、暖房過負荷運転条件:外気温度24度)で電装部品の温度が基準値以下になるよう設定されている。
しかしながら、電装部品の温度は、入力電流と使用環境温度によって変化し、入力電流が低下するか、または使用環境温度が低下すると低くなる。したがって、圧縮機制御部6Aより、動作電流値A1を電装部品の温度が基準値で一定となるように、また解除電流値
A2も動作電流値A1と同様に一定となるよう外気温度T1により演算設定する。
具体的には、電装部品の温度を一定とすると、外気温度が約10度低下すると入力電流は7%程度高めに設定できる。
次に、ファンモータ5の回転数の設定について、図3により説明する。熱交換器温度検出回路3によって検出された熱交換器の温度が0度以下になると、熱交換器により凝縮発生した水分が熱交換器表面で霜から氷と成長するため、熱交換器の温度が0度以下になった場合、ファンモータ5の回転数を所定値分(例えば、50rpm)増加させ、熱交換器の能力を向上させ、熱交換器の温度を霜や氷が発生しない温度へ上昇させる。
次に、上記構成による空気調和機の制御方法について、図4のフローチャートにより説明する。
まず、空気調和機の制御装置6にて、圧縮機4とファンモータ4のそれぞれが所定の回転周波数および回転数に設定される。
このとき、制御装置6においては、熱交換器温度検出回路3からの温度信号により熱交換器の温度が算出され、それが0度以上であるか否か判定される(ステップ1(ST1))。このとき熱交換器温度が0度未満の場合は、熱交換器の表面に霜や氷が発生する温度であるため、ファンモータ4の回転数を標準値(所定値)プラス50rpm、また0度以上の場合は標準値がファンモータの回転数として設定される(ステップ2(ST2))。
次に外気温度検出回路2からの温度信号により外気温度が算出され、この外気温度により、圧縮機制御部6Aによって演算され、前記動作電流値A1および解除電流値A2が設定される(ステップ3(ST3))。
ここで、動作電流値A1は電装部品の温度が基準値で一定となるよう設定されているため、外気温度が低くなればなるほど、高い電流値に設定されている。そこで、入力電流検出回路1からの電流検出信号により当該入力電流の値(運転電流)が算出され、この算出入力電流値が前記動作電流値A1以上であるか否か判断される(ステップ4(ST4))。入力電流値が動作電流値A1に達しているときには、入力電流の過昇を防止するため、保護機能が動作し、圧縮機4の運転周波数を所定値(たとえば1Hz)だけ下げる(ステップ5(ST5))。
この運転周波数の降下により、空気調和機の運転電流が下がることになるが、同運転電流が解除電流値A2を下回らず(ステップ6(ST6))、しかも動作電流値A1以下である場合には、1Hzだけ降下した運転周波数で圧縮機4が運転される(ステップ7(ST7))。また、前記圧縮機4の運転周波数を下げたにもかかわらず、動作電流値A1以下にならない場合にはステップ5(ST5)に戻って、運転周波数を1Hzだけ降下させて、運転電流を降下させる処理を繰り返し実行する。
続いて、上記圧縮機4の運転周波数の降下により運転電流が設定された解除電流値A2以下になった場合には、圧縮機4の運転周波数を所定値(たとえば1Hz)だけあげるようにする。
以上のように、本発明にかかる空気調和器の制御方法によれば、厳寒期の暖房運転時に高い入力電流で運転でき、大きな暖房能力を得ることができるので、家庭用、業務用にかかわらず、インバータ制御される圧縮機を備え、極寒の場所で使用される空気調和機に広
く適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態を示す空気調和機の制御方法を示す概略ブロック線図 同空気調和機の動作電流と外気温度の関係を示すグラフ 同空気調和機のファンモータの回転数設定と熱交換器の温度の関係表を示す図 同空気調和機の制御方法を説明するフローチャート
符号の説明
1 入力電流検出回路
2 外気温度検出回路
3 熱交換器温度検出回路
4 圧縮機
5 ファンモータ
6 制御装置
6A 圧縮機制御部
6B ファンモータ制御部

Claims (2)

  1. インバ−タ制御方式の空気調和機の運転電流が過電流保護機能の動作電流値に達したときに同空気調和機の圧縮機の運転周波数を所定値だけ下降し、前記運転電流が前記過電流保護機能の解除電流値に達した時には前記運転周波数を所定値だけ上昇して過電流を防止する空気調和機の制御方法において、前記動作電流値と前記解除電流値を外気温度に応じて変化させることを特徴とする空気調和機の制御方法。
  2. 室外機に内蔵された熱交換器の温度に応じて、前記熱交換器に風を送るファンモ−タの回転数を変化させることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御方法。

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