JP2005057683A - 無線通信機器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信データをファイルシステム上に保存するのに最適な保存場所の決定方法を
提供する。
【解決手段】 無線通信部12が他の無線通信機器から受信したデータが、無線通信機器
が設置されている設置位置情報である場合に、CPU11が、この設置位置情報を利用し
た位置情報ディレクトリCを記憶部13に作成させる。他の無線通信機器から受信したデ
ータは、次に位置情報を受信するまでは、記憶部13上に作成された位置情報ディレクト
リCに格納される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信機器に係り、特に受信するファイルの保存場所を決定する無線通信
機器に関する。
現在、携帯電話/PHS(簡易型携帯電話)システムのサービスとして、各位置登録エ
リア(以下、「エリア」という)毎に、公衆向け情報メッセージをユーザに対して無料で
送付するシステムが存在する。また、このような情報メッセージ送付システムでは、個々
に送受信する音声データや情報メッセージとは別に、位置情報といわれるエリア毎に所有
するパラメータが存在し、このパラメータを各システムから取得することにより、無線通
信機器は現在の位置を自動認識することができる。
このような情報メッセージ送付システムのサービスを受けることができる従来の無線通
信機器においては、各エリア毎に所有されるパラメータである位置情報を活用し、メッセ
ージのエリア別の自動格納、新規エリアを検出したときの新規ディレクトリの自動構築、
構築された新規ディレクトリのディレクトリ名称の付加、又は位置情報の変化を記録し、
移動先エリアにリンクする公衆向け情報メッセージの最優先処理などを行うことがなされ
ている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2003−108477号公報(第38頁、図37) 特開2002−176680号公報(第7頁、図1)
情報メッセージ送付システムのサービスを受けるにはこれらの受信したデータを保管す
ることが必要となる。しかしながら、上述した従来の無線通信機器では、以下のような問
題がある。
即ち、データ受信側に作られるディレクトリ名の決定権がデータ送信側にある場合、ユ
ーザであるデータ受信側の無線通信機器は通常、個人の所有物であり、記憶したデータを
その個人が読み出すような利用シーンにおいては、送信側が指定するディレクトリ名やフ
ァイル名が受信側で重複したり、まぎらわしい表記であったりするなど、ユーザにそのデ
ータが何かを想起させるのが困難だったりする問題があった。
また、データ送信側より、位置情報を抽出して、その位置情報をディレクトリ名にしす
る手法も考えられるが、この場合、位置情報を持たないサービスは受信できないこととな
ってしまう。
更に、受信データの保存場所やファイル名はユーザに指定させる方法も考えられる。し
かし、受信データの数が膨大であれば、その都度ユーザはディレクトリやファイル名を指
定せねばならず、ユーザに非常な負担をかけることとなる。
一方で、ディレクトリだけをユーザが指定し、ファイル名はタイムスタンプ等から生成
する方法も考えられるが、この手法ではデータを読み出す際に、どれが何のデータなのか
分かりにくくなるという問題がある。
そこで、本発明は無線通信機器を持つユーザが移動しながらさまざまな場所でデータを
受信するような場面において、位置情報を基に受信するファイルの整理を容易にする無線
通信機器及びこの制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の無線通信機器は、位置情報を持った第1の無線通
信機器と位置情報を持たない第2の無線通信機器の間で無線通信が可能な通信手段と、こ
の通信手段を介して受信したデータが所定のディレクトリに分類されて記録される記録手
段と、前記第1の無線通信機器から受信したデータは、前記第1の無線通信機器より受信
した前記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器
から受信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録する記録制
御手段とを具備したこと特徴としている。
また、本発明の無線通信機器の制御方法は、位置情報を持った第1の無線通信機器と位
置情報を持たない第2の無線通信機器の間で無線通信が可能な通信手段を有する無線通信
機器の制御方法において、この通信手段を介して受信したデータを所定のディレクトリに
分類して記録し、前記第1の無線通信機器から受信したデータは、前記第1の無線通信機
器より受信した前記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無
線通信機器から受信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録
することを特徴としている。
本発明によれば、無線通信機器を持つユーザが移動しながらさまざまな場所でデータを
受信するような場面において、位置情報を基に受信するファイルの整理が容易となる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明による無線通信機器の第1の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明
する。
図1は本発明による第1の実施の形態に係る無線通信機器のブロック図である。
本実施の形態に係る無線通信機器1は、CPU(Central Processin
g Unit)11と、無線通信部12と、記憶部13と、出力部14と入力部15とで
構成される。ここでCPU11は、無線通信部12と記憶部13と出力部14と入力部1
5とに接続されている。
以下に、各要素の構成を説明する。
CPU11は、記憶部13に格納されている制御プログラムXの命令により無線通信機
器1全体の制御を行うものである。具体的には、無線通信部12へコマンドを送出したり
、無線通信部12からの応答や無線通信部12が受信した他の無線通信機器からのデータ
を受けたりする。また、無線通信部12から得た受信データを記憶部13に保存したり、
出力部14へ出力するなどの制御を行う。更に、入力部15からの指示を受けて命令を実
行する。
無線通信部12は、他の無線通信機器との通信を行う。無線通信部12は、例えばBl
uetoothやIEEE802.11bなどの無線通信規格準拠モジュール等である。
記憶部13は無線通信部12が受信したデータを記憶したり、制御プログラムX等を保
持する。記憶部13は、例えばハードディスクドライブやDVD−RAM、メモリーチッ
プ、又はこれらの組み合わせ等である。
尚、記憶部13に記憶されるデータはファイル形式で保存され、このファイルはディレ
クトリによって階層化され、保存ファイルはディレクトリパスとファイル名によって一意
に決定できる。
出力部14は、プログラムの実行状況や受信データなどを出力する部分である。出力部
14は、例えば液晶ディスプレイやスピーカ又はこれらの組み合わせ等である。
入力部15は、ユーザが無線通信機器1に対してコマンドや音声等の情報を入力する部
分である。入力部15は、例えばキーボードやボタンスイッチ、マイクロフォン又はこれ
らの組み合わせ等である。
次に、本実施の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムXの制御方法を図1
乃至図3を用いて詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムXの制
御方法を表すフローチャートである。
図3は、ユーザの操作や受信データにより、記憶部13に保存されるファイルの構成の
変化を示した図である。
まず、ユーザにより、無線通信機器1に電源が投入されると、CPU11は無線通信機
器1の初期化を行う(図2のステップS10)。
次に、CPU11は、記憶部13に受信ファイルを保存するためのディレクトリ(電源
ディレクトリA)を新規に作成する(ステップS20)。この電源ディレクトリAは、以
後、電源が切断されるまで、この電源ディレクトリAの下にファイルやディレクトリを格
納する役目を果たす。
また、この電源ディレクトリAは、電源投入の度毎に作成される。即ち、無線通信機器
1に初めて電源を投入する際は勿論、一度電源を切って、再び電源を投入する際にも、以
前に作成された電源ディレクトリAとは別の電源ディレクトリAを作成する。
ここで、電源ディレクトリAの名前は、以前に作成された電源ディレクトリの名前と区
別がつくものであればどのような名前でも良い。即ち、日付によるもの(例えば、200
3年6月24日だとすると、「¥20030624」)、時刻によるもの(例えば、9時
30分だとすると、「¥0930」)、日付と時刻の組み合わせによるもの(例えば、6
月24日の9時30分だとすると、「¥0624−0930」)等その名前の付け方は特
に制限が無い。
従って、上記のように日時情報を基にすることで作成しても良いし、CPU11にラン
ダムの文字や数字、記号又はこれらの組み合わせ(以下、「乱数」という。)を発生させ
、これを利用して電源ディレクトリAの名前を決定しても良い。
また、電源ディレクトリAの作成場所は、記憶部13上のデータを格納する領域(ファ
イルシステム)上であればその位置は特に限定しない。
次に、CPU11は、記憶部13に作成した電源ディレクトリAの直下に1つ子のディ
レクトリ(暫定ディレクトリB)を作成する(ステップS30)。この暫定ディレクトリ
Bは、暫定的な保存用カレントディレクトリとしての役目を果たす。即ち、後述する位置
情報ディレクトリCが作成されるまでの間(図2のステップS100,図3−(2)参照
)、この暫定ディレクトリBの下に受信ファイルを格納する役目を果たす。
この暫定ディレクトリBは、電源投入の度毎に電源ディレクトリAの直下に1つ子のデ
ィレクトリとして作られる。
ここで、暫定ディレクトリBは、その名前の付け方に制限はない。但し、ユーザが暫定
ディレクトリであることを認識できる方が利用しやすいため、CPU11に乱数を発生さ
せてその名前を決定する方法よりも、例えば、「¥START」や「¥INIT」といっ
た予め固定の名前を用意しておき、これを用いて暫定ディレクトリの名前を決定した方が
ユーザにとっては利用しやすいと考えられる。
次に、暫定ディレクトリBは、カレントディレクトリとして設定される(ステップS4
0)。従って、例えば、電源ディレクトリAを日付を基に作成した「20030624」
、暫定ディレクトリBを「START」とすると、無線通信機器1の電源を投入するだけ
で、記憶部13には図3−(1)に示すような「¥20030624¥START」とい
うディレクトリが作成され、かつ、このディレクトリがカレントディレクトリに設定され
ることとなる。
これにより、図示せぬ他の無線通信機器からデータを受信する準備が整ったこととなる
。従って、例えば、図3−(1)の状態で、無線通信機器1が、「schedule」と
いうファイルを受信したとすると、図4に示すように「「¥20030624¥STAR
T¥schedule」というファイルが作成されることとなる。
これにより、初期状態、即ち、電源を投入して位置情報を取得する前の状態においても
記憶部13のルートディレクトリ直下に受信データが保存されてしまうことを回避できる
。また、通信相手である他の無線通信機器が位置情報を持たない無線通信機器の場合であ
ってもデータを受信し、かつ、制御プログラムX等の他のアプリケーション等のファイル
と容易に区別することができる。
次に、CPU11は無線通信部12を介して無線通信機器1が通信可能な他の無線通信
機器の探索又は他の無線通信機器からの接続要求を待つ(ステップS50)。
ここで、探索又は接続要求とは、Bluetooth規格を例にとれば、探索動作は、
Inquiry動作に相当し、接続要求待ち動作は、Page_Scan動作に相当する
ものである。
また、ここでいう他の無線通信機器の構成は、基本的には、無線通信機器1の構成と同
様であるが、固定型であるか否かは問わない。この他の無線通信機器が固定型である場合
には、自らを「固定型」であるとする識別情報と、後述する設置場所情報を持つ。
次に、無線通信機器1は他の無線通信機器との通信接続を確立する(ステップS60)
。この通信接続の確立は、どちらの側からの通信接続要求であっても構わない。即ち、無
線通信機器1から通信接続を要求した場合であっても良いし、通信相手である他の無線通
信機器からの通信接続要求であっても良い。
尚、ここでいう通信接続の確立とは、Bluetooth規格を例にとれば、Page
/Page_Scan動作およびそれに続くLink Controller層での物理
リンク確立、さらにLink Manager Protocolを用いた論理リンクの
確立を経て通信リンクを確立することに相当するものである。
次に、通信相手である他の無線通信機器が固定型の無線通信機器であるか否かを判断す
る(ステップS70)。この判断は、CPU11が、無線通信部12を介して通信相手の
無線通信機器より、「固定型」である旨の識別情報を獲得したか否かで行う。
その結果、「固定型」である旨の識別情報を得られない場合には(ステップS70のN
o)、後述するステップS110に進む。
一方、「固定型」である旨の識別情報を得られた場合には(ステップS70のYes)
、更に通信相手の無線通信機器から設置場所情報を受信する(ステップS80)。
ここで、設置場所情報とは、固定型の無線通信機器が保有するその通信機器が設置され
ている場所を示す位置情報であり、通常、当該通信機器の管理者により設置前に予め設定
されている情報である。具体的には、「JR東京駅北口付近」、「ABCビル6F」、「
○○自宅」、「△△株式会社受付」などの文字情報がこれに当たる。
次に、受信した設置場所情報が既に受信されたものであるか否かを判断する(ステップ
S90)。即ち、電源ディレクトリAの直下に、ステップS80で受信した設置場所情報
の名前に基づいたディレクトリと同一の名前のディレクトリが存在するかを判断する。
その結果、設置場所情報と同一名のディレクトリが存在する場合には(ステップS90
のYes)、後述するステップS110に進む。
一方、同一名のディレクトリが存在しない場合には(ステップS90のNo)、CPU
11は受信した位置情報を利用して記憶部13にディレクトリ(位置情報ディレクトリC
)を作成する(ステップS100)。この位置情報ディレクトリCは、電源ディレクトリ
Aの直下に作成する。従って、暫定ディレクトリBと同階層に作成されることとなる。
また、位置情報ディレクトリCの名前は、ステップS80で受信した設置場所情報をそ
のまま利用する。従って、例えば、図3−(1)の状態、即ち、電源ディレクトリAが「
¥200306024」で、暫定ディレクトリBの名前が「START」の場合、無線通
信機器1が「JR東京駅北口付近」なる位置情報を受信したとすると、図3−(2)に示
すように、「¥20030624¥START」の他に「¥20030624¥JR東京
駅北口付近」という新たなディレクトリが作成されることとなる。
次に、既存又は新規に作成した位置情報ディレクトリCをカレントディレクトリに設定
する(ステップS110)。即ち、同一名の位置情報ディレクトリCが既に存在している
場合は、CPU11はその既存の位置情報ディレクトリCをカレントディレクトリに設定
する。一方、CPU11が新規に位置情報ディレクトリCを作成した場合は、その作成し
た位置情報ディレクトリCをカレントディレクトリとして設定する。また、電源ディレク
トリA内に位置情報ディレクトリCが存在しない場合は、暫定ディレクトリBをカレント
ディレクトリとして設定する。
次に、CPU11は接続中の無線通信機器からファイルを受信するか否かを判断する(
ステップS120)。
ここでいうファイルの受信とは、無線通信機器1のユーザが通信相手にファイルを要求
する場合だけでなく、通信相手側からファイル送信要求を受ける場合の双方を含む。
また、実際にCPU11がファイルを受信するかどうかの判断は、入力部15より受信
要求を入力する等の方式で無線通信機器1のユーザが個別に判断して、受信のトリガをか
けても良いし、制御プログラムXに特定の判定基準を盛り込んでおきCPU11により自
動的に受信するようにしても良い。
その結果、ファイルを受信しないと判断した場合は(ステップS120のNo)、後述
するステップS140に進む。
一方、ファイルを受信すると判断した場合は(ステップS120のYes)、CPU1
1は無線通信部12を介して通信相手の無線通信機器よりファイルを受信し、記憶部13
へ保存する(ステップS130)。
ここで、無線通信機器1が受信するファイルは単一のファイルだけでなく、複数のファ
イルでも良い。また、受信ファイル自体がディレクトリ構造を持った複数のファイルでも
良い。
また、無線通信機器1が受信するファイルの形式は特に限定はない。即ち、HTML(
Hyper Text Markup Language)ファイルであっても良いし、
GIF(Graphics Interchange Format)等の画像ファイル
であっても良いし、ドキュメントファイルであっても良い。そして、本実施の形態におい
ては、保存するデータのファイル名は、通信相手から受信したファイル名をそのまま利用
し、無線通信機器1自身が受信ファイルの名前を変換することはない。
更に、本ステップで受信するファイルは記憶部13において当該時点でのカレントディ
レクトリに保存される。
具体的には、例えば、図3−(2)に示すように、カレントディレクトリが「¥200
30624¥JR東京駅北口付近」であるときに、「朝刊ニュース」なる名前のファイル
を受信したとすると、図3−(3)に示すように「¥20030624¥JR東京駅北口
付近¥朝刊ニュース」というファイルが記憶部13上に保存される。
また、無線通信機器1は、これ以降、カレントディレクトリが更新されなければ、前回
受信したデータと同じディレクトリである「¥20030624¥JR東京駅北口付近」
というディレクトリ直下にファイルを保存する。即ち、無線通信機器1が位置情報を受信
しないまま、次のファイル、例えば、“setup”と“data”からなる「tool
」というファイルを受信したとすると、図3−(4)に示すように、「¥2003062
4¥JR東京駅北口付近¥tool」というファイルが記憶部13上に保存されることと
なる。
次に、CPU11は、これ以降、通信相手との通信を切断するかどうかを判断する(ス
テップS140)。この通信切断の判断は、上記ステップS120におけるファイル受信
と同様、無線通信機器1のユーザが個別に判断して、通信切断のトリガをかけても良いし
、制御プログラムXに設定された特定の判断基準を用いて、CPU11により自動的に通
信切断をするように設定しても良い。
また、ここでいう通信切断とは、無線通信機器1の側から通信相手の無線通信機器に対
して通信切断を要求する場合だけでなく、通信相手の無線通信機器からの通信切断要求や
、通信環境の劣化等に起因する等の不意の通信切断も含まれる。
その結果、通信切断をしないと判断した場合には(ステップS140のNo)、前述し
たステップS120に戻り、再度ファイルを受信するか否かを判断することとなる。
一方、通信切断をすると判断した場合には(ステップS140のYes)、通信相手と
の通信接続を切断する(ステップS150)。
次に、CPU11は無線通信機器1の電源を切断するかを判断する(ステップS160
)。ここでいう電源切断の判断とは、無線通信機器1のユーザにより、例えば、入力部1
5を介して電源切断が入力されたことにより電源切断が判断された場合だけでなく、バッ
テリ残量不足による無線通信機器1の自動の電源切断の場合も含まれる。
その結果、CPU11が電源を切断しないと判断した場合には(ステップS160のN
o)、前述のステップS50に戻り、無線通信機器1が通信可能な他の無線通信機器の探
索や他の無線通信機器からの接続要求を待つこととなる。
一方、電源を切断にすると判断した場合(ステップS160のYes)、CPU11は
無線通信機器1の電源の切断を行い(ステップS170)、本発明の実施の形態に係る全
ての処理が終了する。
以上説明したように、ユーザが指定することなく、受信した位置情報に基づいて自動的
に位置情報ディレクトリCを作成し、この作成以降、次の位置情報を取得するまでは、当
該作成した位置情報ディレクトリCの下に受信データを格納するように無線通信機器1を
制御することで以下のような効果がある。
即ち、ユーザに保存ディレクトリを指定させることなく、かつ、受信したファイルを後
でユーザが効率的に認識することが可能な場所へ保存することができる。
また、ユーザの移動場所毎にディレクトリを分けることで、受信ファイル群の時系列に
沿った区別が容易になる。
更に、初期状態、即ち電源を投入して位置情報を取得する前の状態においてもルートデ
ィレクトリ直下に受信データファイルが保存されてしまうことを回避でき、他のシステム
ファイルとの混同によるファイルの所在確認の効率悪化を防止できる。
また、位置情報を持たない無線通信機器からのデータも受信することが出来る。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明による無線通信機器の第2の実施の形態を図1及び図4乃至図9を用い
て説明する。
図5は本発明による第2の実施の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムX
の制御方法を表すフローチャートである。この第2の実施の形態の各ステップについて、
図2に示す第1の実施の形態の制御プログラムXの制御方法の各ステップと同一部分は同
一符号で示し、その説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムXの制御方法を表
すフローチャートが、第1の実施の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムX
の制御方法を表すフローチャートと異なる点は、図5において、ステップS90の次に往
復区別機能としてステップS91とステップS92が追加された点と、ステップS90と
ステップS100の間に更新抑制機能としてステップS95が追加された点と、ステップ
S110とステップS120の間に強制更新機能としてステップS111〜ステップS1
13が追加された点とステップS150とステップS160の間に空ディレクトリ削除機
能としてステップS151が追加されたことである。以下これら4つの機能について説明
する。
まず、往復区別機能は、同一名称のディレクトリが既に存在してると判断した場合にお
いても、当該既存のディレクトリが作成された時間から所定の時間(往復区別時間T1)
を経過していると判断した場合には、新たに別のディレクトリを作成する機能である。
具体的には、図1に示すように、予め記憶部13に往復区別時間T1を設定しておき、
図5のステップS90のYesの場合、即ち、受信した設置場所情報と同一名の位置情報
ディレクトリCが存在する場合には、CPU11は、その既存の位置情報ディレクトリC
が作成された時間からステップS90に至るまでの所定の経過時間(例えば、各々の位置
情報の受信時刻の差)を計算し、その経過時間と往復区別時間T1との大小を判断する(
ステップS91)。
その結果、CPU11は経過時間が往復区別時間T1より小さいと判断した場合には(
ステップS91のNo)、ステップS110に進み、既存の位置情報ディレクトリCをカ
レントディレクトリに設定する。
一方で、CPU11は経過時間が往復区別時間T1より大きいと判断した場合には(ス
テップS91のYes)、ステップS80で受信した設置場所情報を基に位置情報ディレ
クトリCを作成し(ステップS92)、その作成した位置情報ディレクトリCをカレント
ディレクトリに設定する(ステップS110)。
ここで、ステップS92の位置情報ディレクトリの作成が、ステップS100の位置情
報ディレクトリの作成と異なる点は、そのディレクトリの名前のつけ方である。即ち、ス
テップS100では、設置場所情報がそのまま位置情報ディレクトリCの名前となってい
たが、ステップS92の場合は、この方法を採用すると、同一名のディレクトリが重複し
てしまうため、これと区別でき、かつ、設置場所情報を利用した名前を決定する。
これを、図4を例にとれば、往復区別機能を使用し、往復区別時間T1を2時間と設定
し、更に、位置情報ディレクトリCの名前のつけ方が、設置場所情報に添え字を付加した
形式で作成されるように設定してある場合、図4の状態から、その後に設置場所情報とし
て「JR東京駅北口付近」を受信し、次に、「朝刊ニュース」、更に“setup”と“
data”からなる「tool」というファイルを受信したとすると、各ファイルが往復
区別時間T1である2時間を越えない範囲で受信していた場合は、図6−(1)に示すよ
うに「¥20030624¥START¥dchedule」、「¥20030624¥
JR東京駅北口付近¥朝刊ニュース」、「¥20030624¥JR東京駅北口付近¥t
ool」という3つのファイルが記憶部13に作成されることとなる。
一方、仮に、図6−(1)において、「朝刊ニュース」を受信後、往復区別時間T1の
2時間を上回る3時間を経過した後に「tool」を受信した場合は、図6−(2)に示
すように、「¥20030624¥START¥JR東京駅北口付近−(2)」というデ
ィレクトリが自動的に記憶部13に作成され、「tool」はこのディレクトリに保存さ
れることとなる。
このように往復区別機能を追加することで、例えば、ユーザが自宅から目的の場所に到
達し、また、自宅に戻ってくるような場合、往復区別時間T1を経過していれば、往路に
おいて受信したファイルと復路において受信したファイルが異なるディレクトリに保存さ
れることとなり、更に受信したファイルの区別が容易になる。
次に、更新抑制機能は、異なる設置場所情報を受信した場合においても、最後にディレ
クトリを作成した時間から所定の時間(更新抑制時間T2)を経過していない場合には、
新たなディレクトリの作成を抑制する機能である。
具体的には、図1に示すように、予め記憶部13に更新抑制時間T2を設定しておき、
図5のステップS90のNoの場合、即ち、受信した設置場所情報と同一名の位置情報デ
ィレクトリCが存在していない場合には、CPU11は、最後に作成したディレクトリの
時間からステップS90に至るまでの所定の経過時間(例えば、各々の位置情報の受信時
刻の差)を計算し、その経過時間と更新抑制時間T2の大小を判断する(ステップS95
)。
その結果、CPU11は経過時間が更新抑制時間T2より大きい、即ち、更新抑制時間
T2を経過していると判断した場合には(ステップS95のYes)、通常通り、ステッ
プS100に進み、受信した設置場所情報を基に新たな位置情報ディレクトリCを作成す
る。
一方、CPU11は経過時間が更新抑制時間T2より小さい、即ち、更新抑制時間T2
を経過していないと判断した場合には(ステップS95のNo)、ステップS100を実
施せず、ステップS110に進み、既に設定されているカレントディレクトリを引き続き
保存用のカレントディレクトリに設定する(ステップS110)。
これを、図4を例にとれば、更新抑制機能を使用し、更新抑制時間T2を10分と設定
した場合、図4の状態から、その後に設置場所情報として「JR東京駅北口付近」を受信
し、更に「朝刊ニュース」ファイルを受信した後、次に設置場所情報として「ABCビル
6F」を受信し、更に“setup”と“data”からなる「tool」というファイ
ルを受信したとすると、各設置場所情報が更新抑制時間T2である10分を越えて受信し
ていた場合は、図7−(1)に示すように「¥20030624¥START¥dche
dule」、「¥20030624¥JR東京駅北口付近¥朝刊ニュース」、「¥200
30624¥ABCビル6F¥tool」という3つのファイルが記憶部13に作成され
ることとなる。
一方、この例において、各設置場所情報が更新抑制時間T2である10分を越えないう
ちに受信していた場合は、図7−(2)に示すように、「¥20030624¥ABCビ
ル6F」なるディレクトリは作成されず、「tool」は「¥20030624¥JR東
京駅北口付近」に格納されることとなる。
このように更新抑制機能を追加することで、例えば、複数の固定型の無線通信機器が近
い距離にあるような場合、カレントディレクトリが頻繁に更新されることが無くなり、不
要なディレクトリの作成が無くなり、これによりファイルの整理や検索が容易になる。
次に、強制更新機能は、設置場所情報を新たに受信しない場合においても、最後にディ
レクトリを作成した時間から所定の時間(強制更新時間T3)を経過した場合には、強制
的に新たなディレクトリを作成する機能である。
具体的には、図1に示すように、予め記憶部13に強制更新時間T3を設定しておき、
図5のステップS110を実施した後、CPU11は、最後に作成したディレクトリの時
間からステップS110に至るまでの経過時間を計算し、その経過時間と強制更新時間T
3の大小を判断する(ステップS111)。
その結果、CPU11は経過時間が強制更新時間T3より小さい、即ち、強制更新時間
T3を経過していないと判断した場合には(ステップS111のNo)、通常通り、ステ
ップS120に進み、CPU11は通信相手からファイルを受信するか否かの判断を行う
一方、CPU11は経過時間が強制更新時間T3より大きい、即ち、強制更新時間T3
を経過していると判断した場合には(ステップS111のYes)、位置情報ディレクト
リCを作成する(ステップS112)。そして、この作成した位置情報ディレクトリCを
カレントディレクトリに設定する(ステップS113)。
ここで、ステップS112の位置情報ディレクトリの作成がステップS100の位置情
報ディレクトリの作成と異なる点はステップS91がステップS100と異なるのと同じ
であるため、この説明は省略する。
これを図4を例にとれば、強制更新機能を使用し、強制更新時間T3を1時間と設定し
、更に、位置情報ディレクトリCの名前のつけ方が、設置場所情報に添え字を付加した形
式で作成されるように設定してある場合、図4の状態から、その後に設置場所情報として
「JR東京駅北口付近」を受信し、更に「朝刊ニュース」ファイルを受信した後、次に設
置場所情報として「ABCビル6F」を受信し、この受信から1時間以内に、更に“se
tup”と“data”からなる「tool」というファイルを受信した場合は、図8−
(1)に示すように「¥20030624¥START¥dchedule」、「¥20
030624¥JR東京駅北口付近¥朝刊ニュース」、「¥20030624¥ABCビ
ル6F¥tool」という3つのファイルが記憶部13に作成されることとなる。
一方、仮に、「tool」なるファイルが、設置場所情報である「ABCビル6F」の
受信から1時間を経過した1時間30分後に受信したような場合は、図8−(2)に示す
ように、新たに「¥20030624¥ABCビル6F−(2)」なるディレクトリが作
成され、「tool」はこのディレクトリに格納されることとなる。
このように強制更新機能を利用することにより、固定型の無線通信機器が無く、長時間
設置場所情報を受信しないような場合でも、1つの位置情報ディレクトリCの下に数多く
のファイルが受信され、結果としてファイの整理や検索が困難になる弊害を防止すること
が出来る。また、同一の名前を持ちながら内容が更新されているようなファイル(例えば
、朝早く受信した株式情報ファイルと、夕方に受信した株式情報ファイル等)では、ユー
ザに上書き許可を求めたり、別名保存を促したりすることがなくなり、無線通信機器1の
操作性が向上する。
次に、空ディレクトリ削除機能は、通信相手と接続を切断する際、その時にカレントデ
ィレクトリであるディレクトリの中に何ら受信ファイルが存在しない、いわゆる空のディ
レクトリの場合には、その空のディレクトリ自体を削除する機能である。
具体的には、ステップS150において通信相手との接続を切断した後、カレントディ
レクトリが空のディレクトリ(空ディレクトリ)である場合は、その空ディレクトリを削
除してステップS160に進むこととなる。
これを図4を例にとれば、空ディレクトリ削除機能を使用しない場合、図4の状態から
、その後に設置場所情報として「JR東京駅北口付近」を受信し、更に「朝刊ニュース」
ファイルを受信し、更に“setup”と“data”からなる「tool」というファ
イルを受信し、次に設置場所情報として「ABCビル6F」を受信し、次に、設置場所情
報として「○○自宅」を受信し、そして「夕刊ニュース」というファイルを受信し、次に
、設置場所情報として「△△株式会社」を受信し、そして「メール1」と「メール2」の
ファイルを受信した場合には、図9−(1)に示すように「¥20030624¥STA
RT¥dchedule」、「¥20030624¥JR東京駅北口付近¥朝刊ニュース
」、「¥20030624¥JR東京駅北口付近¥tool」、「¥20030624¥
ABCビル6F」、「¥20030624¥○○自宅¥夕刊ニュース」、「¥20030
624¥△△株式会社¥メール1」、「¥20030624¥△△株式会社¥メール2」
なるファイル又はディレクトリが作成されることとなる。
一方、空ディレクトリ削除機能を使用すると、「¥20030624¥ABCビル6F
」は何らファイルを受信していないため、このディレクトリは削除され、結局図9−(2
)に示すように「¥20030624¥START¥dchedule」、「¥2003
0624¥JR東京駅北口付近¥朝刊ニュース」、「¥20030624¥JR東京駅北
口付近¥tool」、「¥20030624¥○○自宅¥夕刊ニュース」、「¥2003
0624¥△△株式会社¥メール1」、「¥20030624¥△△株式会社¥メール2
」なるファイルが作成されることとなる。
このように空ディレクトリ削除機能を利用することにより、利用しないディレクトリを
整理でき、記憶部13を効率よく利用することが可能となる。
以上本実施の形態で説明してきた4つの追加の機能はいわゆるオプション機能であるた
め、この4つの中の任意の数の機能を追加することが可能となる。即ち、上述した往復区
別機能、更新抑制機能、強制更新機能、空ディレクトリ削除機能の4つを全て追加しても
良いし、任意の1つ又は2つあるいは3つの機能を選択して追加しても良い。
本発明による第1の実施の形態に係る無線通信機器のブロック図。 本発明の第1の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムXの制御方法を表すフローチャート。 ユーザの操作や受信データにより、記憶部13に保存されるファイルの構成の変化を示した図。 暫定ディレクトリの役割を示した図。 本発明の第2の形態に係る無線通信機器1における制御プログラムXの制御方法を表すフローチャート。 往復区別機能を利用した例。 更新抑制時間を利用した例。 強制更新機能を利用した例。 空ディレクトリ削除機能を利用した例。
符号の説明
1 無線通信機器
11 CPU
12 無線通信部
13 記憶部
14 出力部
15 入力部
A 電源ディレクトリ
B 暫定ディレクトリ
C 位置情報ディレクトリ
X 制御プログラム
T1 往復区別時間
T2 更新抑制時間
T3 強制更新時間

Claims (14)

  1. 位置情報を持った第1の無線通信機器と位置情報を持たない第2の無線通
    信機器の間で無線通信が可能な通信手段と、
    この通信手段を介して受信したデータが所定のディレクトリに分類されて記録される記
    録手段と、
    前記第1の無線通信機器から受信したデータは、前記第1の無線通信機器より受信した前
    記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器から受
    信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録する記録制御手段
    と、
    を具備したこと特徴とする無線通信機器。
  2. 前記位置情報に対応して作成されたディレクトリは、前記無線通信機器へ
    の電源投入の際に、前記位置情報に対応して作成されたディレクトリの1つ親のディレク
    トリを作成した後に、このディレクトリの1つ子のディレクトリとして作成されることを
    特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  3. 前記第2の無線通信機器から受信したデータは、前記位置情報に対応して
    作成されたディレクトリが作成される前は、予め設定された情報に対応して作成されたデ
    ィレクトリに記録されること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  4. 前記記録制御手段は第1の前記位置情報と第2の前記位置情報の内容が同
    一で、かつ、各々の受信時刻の差が一定時間以上の場合には、前記第1の無線通信機器か
    ら受信したデータは、既存のディレクトリと異なり、かつ、前記位置情報に対応して作成
    されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器から受信したデータは、前回受信
    したデータが記録されたディレクトリに記録すること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  5. 前記記録制御手段は第1の前記位置情報と第2の前記位置情報の受信時刻
    の差が一定時間以下の場合には、前記第2の前記位置情報に対応して作成されたディレク
    トリは作成せず、前記第1の無線通信機器から受信したデータと前記第2の無線通信機器
    から受信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録すること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  6. 前記記録制御手段は第1の前記位置情報を受信してから一定時間以上経過
    しても第2の前記位置情報を受信しない場合には、前記第1の無線通信機器から受信した
    データは、既存のディレクトリと異なり、かつ、前記第1の無線通信機器より受信した前
    記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器から受
    信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録すること、
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  7. 前記第1の無線通信機器との通信を切断した際に、既存の前記位置情報に
    対応して作成されたディレクトリが空のディレクトリである場合に、前記空のディレクト
    リを削除する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  8. 位置情報を持った第1の無線通信機器と位置情報を持たない第2の無線通
    信機器の間で無線通信が可能な通信手段を有する無線通信機器の制御方法において、
    この通信手段を介して受信したデータを所定のディレクトリに分類して記録し、
    前記第1の無線通信機器から受信したデータは、前記第1の無線通信機器より受信した前
    記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器から受
    信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録すること
    を特徴とする無線通信機器の制御方法。
  9. 前記位置情報に対応して作成されたディレクトリは、前記無線通信機器へ
    の電源投入の際に、前記位置情報に対応して作成されたディレクトリの1つ親のディレク
    トリを作成した後に、このディレクトリの1つ子のディレクトリとして作成されるステッ
    プを備えたことを特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
  10. 前記第2の無線通信機器から受信したデータは、前記位置情報に対応し
    て作成されたディレクトリが作成される前は、予め設定された情報に対応して作成された
    ディレクトリに記録されること、
    を具備したことを特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
  11. 第1の前記位置情報と第2の前記位置情報の内容が同一で、かつ、各々
    の受信時刻の差が一定時間以上の場合には、前記第1の無線通信機器から受信したデータ
    は、既存のディレクトリと異なり、かつ、前記位置情報に対応して作成されたディレクト
    リに記録し、前記第2の無線通信機器から受信したデータは、前回受信したデータが記録
    されたディレクトリに記録すること、
    を特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
  12. 前記記録制御ステップは第1の前記位置情報と第2の前記位置情報の受
    信時刻の差が一定時間以下の場合には、前記第2の前記位置情報に対応して作成されたデ
    ィレクトリは作成せず、前記第1の無線通信機器から受信したデータと前記第2の無線通
    信機器から受信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録する
    こと、
    を具備したこと特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
  13. 前記記録制御ステップは第1の前記位置情報を受信してから一定時間以
    上経過しても第2の前記位置情報を受信しない場合には、前記第1の無線通信機器から受
    信したデータは、既存のディレクトリと異なり、かつ、前記第1の無線通信機器より受信
    した前記位置情報に対応して作成されたディレクトリに記録し、前記第2の無線通信機器
    から受信したデータは、前回受信したデータが記録されたディレクトリに記録すること、
    を特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
  14. 前記第1の無線通信機器との通信を切断した際に、既存の前記位置情報
    に対応して作成されたディレクトリが空のディレクトリである場合に、前記空のディレク
    トリを削除することを特徴とする請求項8に記載の無線通信機器の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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