JP2005044405A - 光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 - Google Patents
光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005044405A JP2005044405A JP2003200496A JP2003200496A JP2005044405A JP 2005044405 A JP2005044405 A JP 2005044405A JP 2003200496 A JP2003200496 A JP 2003200496A JP 2003200496 A JP2003200496 A JP 2003200496A JP 2005044405 A JP2005044405 A JP 2005044405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- trace
- optical pickup
- read
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
【課題】光ディスク装置において、データの読み出し時間を短縮化できる技術の提供。
【解決手段】光ピックアップのトレース情報を検出し、該トレース情報が正常と判別される場合には、検出アドレス情報の異常の有無のいかんによらずリードリトライ動作は行わない構成とする。リードリトライ動作は、トレース情報が異常であってかつ検出アドレス情報にも異常があるときに行う。
【選択図】 図1
【解決手段】光ピックアップのトレース情報を検出し、該トレース情報が正常と判別される場合には、検出アドレス情報の異常の有無のいかんによらずリードリトライ動作は行わない構成とする。リードリトライ動作は、トレース情報が異常であってかつ検出アドレス情報にも異常があるときに行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置の記録情報の読み出し技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連した従来技術としては、特開2003−22627号公報(特許文献1)に記載されたものがある。該公報には、アドレス検出を行うとき、エラー検出の誤検出や誤訂正が起こった場合でも、装置が誤動作を起したり、暴走したりすることを防止できるアドレス情報検出技術として、アドレス比較部から出力された一致信号に応じて第1補間アドレス生成部が第1補間アドレスを生成し、CRCエラー検出部から出力されたエラー検出信号に応じて第2補間アドレス生成部が第2補間アドレスを生成し、検出アドレスと、第1補間アドレスまたは第2補間アドレスが一致し、かつ上記エラー検出信号がエラーなしを示す場合には、上記検出アドレスを絶対位置情報とし、上記以外の場合には、第1補間アドレスを絶対位置情報とする技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−22627号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、あくまでも過去のアドレス情報と現在のアドレス情報とに基づき該現在のアドレス情報の判別を行う技術であり、リードリトライ動作を行う機種においては、トレース状況が正常であっても例えば検出アドレス自体に不連続性等の誤りがあるときは、光ピックアップはリードリトライ動作を行うことになる。このため、かかる場合は、トレース状況が正常であるにもかかわらず情報データの読み出し動作が中断され、読み出しがやり直されるため、読み出しに時間がかかってしまう。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、光ディスク装置において、光ピックアップのリードリトライ動作を抑え、情報データの読み出し時間を短縮できるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題点を解決するために、本発明では、基本的に、光ディスク装置において、光ピックアップのトレース情報を検出し、該トレース情報が正常と判別される場合には、検出アドレス情報の異常有無のいかんによらずリードリトライは行わない構成とする。リードリトライは、トレース情報が異常であってかつ検出アドレス情報にも異常があるときに行う。具体的には、上記を基本要件とする光ディスク装置及び光ディスク装置の記録情報の読み出し方法とを本発明として提案する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図5は本発明の一実施例の説明図である。図1は、本発明の一実施例としての光ディスク装置の構成例図、図2は図1の光ディスク装置の動作説明図、図3はアドレス検出の説明図、図4は光ピックアップのトレース情報の説明図、図5はトレース情報の検出と判別の説明図である。
【0007】
図1において、1は光ディスク、2は光ディスク1を回転駆動するためのディスクモータ、3は、光ディスク1に対しレーザー光を照射し、該光ディスクに情報を記録したり、記録された情報を読み出したりする光ピックアップ、4は、上記読み出された情報に基づき再生信号の増幅処理を行うRF増幅部、5は、RF増幅部4からの信号をデジタル化してデータ処理を行うDSP(DigitalSignal Processor)、6は装置全体の制御を行うマイコン、7は、マイコン6の指示によりDSP5の出力信号をパソコン(図示なし)等に送信するATAPIインターフェースである。DSP5は、マイコン6により制御され、RF増幅部4からの再生信号に基づき、映像信号等の記録情報やトラッキング制御用信号やフォーカス制御用信号やモータ制御用信号などの形成、アドレス情報の検出と判別、光ピックアップ3のトレース情報の検出と判別、記録領域の検索処理、記録信号の形成などを行う。本実施例では、トラッキングエラー信号の状態をトレース情報として用いる。
【0008】
上記構成において、情報の再生時には、光ピックアップ3により光ディスク1の記録情報が読み出され、該読み出された情報(再生信号)がRF増幅部4に入力され増幅処理が行われる。DSP5は、RF増幅部4からの出力信号が入力され、該信号に基づき、映像信号等の記録情報の形成とともに、アドレス情報についてはエラー有無の判別及びエラーなしの場合基準情報との比較による連続性の判別、トレース情報については正常か異常かの判別を行う。それぞれの判別の結果はマイコン6に送信される。マイコン6では、上記DSP5におけるアドレス情報の判別の結果、該アドレス情報に不連続があっても、トレース情報の判別の結果、該トレース情報が正常の場合は、光ピックアップ3をリードリトライさせる制御信号は発生しない。すなわち、この場合の該アドレス情報の不連続はマイコン6において、誤検出、誤訂正または誤記とみなされ、リードリトライ動作の対象にされない。また、上記DSP5におけるアドレス情報の判別の結果、該アドレス情報に不連続があって、かつ、トレース情報の判別の結果、該トレース情報が異常の場合は、マイコン6は、光ピックアップ3をリードリトライさせる制御信号を発生する。すなわち、この場合の該アドレス情報の不連続はマイコン6において、誤検出または誤訂正であってトレース情報を異常にする事態が発生したとみなされ、リードリトライ動作の対象にされる。
【0009】
以下、図2〜図5の説明中、光ディスク装置の構成要素には上記図1におけると同じ符号を付して用いる。
図2は、図1の光ディスク装置の動作説明図である。
【0010】
図2において、
(1)データ読み出し処理にあたり、アドレス情報について妥当性検証動作を開始する(ステップS201)。
(2)DSP5内の検出回路でアドレス情報の検出を行い、アドレスエラーが検出されているか否かを判別する(ステップS202)。
(3)アドレスエラーが検出されていない場合は、上記検出したアドレス情報(読み出しアドレス)をDSP5内の判別回路で基準情報(予め設定した期待アドレス)と比較して異同を判別する(ステップS203)。
(4)上記判別の結果、検出したアドレス(読み出しアドレス)が期待アドレスと異なる場合は、DSP5内の検出回路で検出した光ピックアップ3のトレース情報につき、マイコン6の指示により、DSP5内の判別回路で光ピックアップ3のトレース状態が正常か異常か(異変が起きているか否か)を判別する(ステップS204、ステップS205)。
(5)上記判別の結果、光ピックアップ3のトレース状態が異常(異変が起きている)とされる場合は、マイコン6の指示により、データの読み出し処理を中断して光ピックアップ3にリードリトライ動作を行わせる(ステップS207)。
(6)一方、上記ステップS202の判別でアドレスエラーが検出された場合や、上記ステップS203の判別で検出アドレス(読み出しアドレス)が期待アドレスと同じとされる場合や、上記ステップS205の判別でトレース情報に異常が認められないとされる場合には、データ読み出し処理のアドレス妥当性検証動作を正常に終了させる(ステップS206)。
【0011】
なお、上記ステップS202の判別の結果、アドレスエラーが検出された場合、DSP5内の検出回路で検出した光ピックアップ3のトレース情報につき、マイコン6の指示により、DSP5内の判別回路で光ピックアップ3のトレース状態が正常か異常か(異変が起きているか否か)を判別し、該判別の結果、光ピックアップ3のトレース状態が異常(異変が起きている)とされる場合は、マイコン6の指示により、データの読み出し処理を中断して光ピックアップ3にリードリトライ動作を行わせ、トレース情報に異常が認められないとされる場合には、データ読み出し処理のアドレス妥当性検証動作を正常に終了させるようにしてもよい。
【0012】
図3は、上記図1の光ディスク装置におけるアドレス検出の説明図である。
図3において、(a)は光ディスク1から読み出されたアドレス値、(b)はアドレスエラー検出結果またはエラー訂正結果、(c)はアドレス期待値(期待アドレス)、(d)はアドレスエラー誤検出、アドレスエラー誤訂正またはアドレス誤記の有無である。光ディスク1上のデータは、所定のデータ量を基本単位とし、該基本単位毎に固有のアドレスが連続的に割当てられている。従って、光ディスク1からシーケンシャルに読み出されたデータに対するアドレス値は、そのエラー検出結果や訂正結果に問題がないときは連続した値として読み出されるが、エラー誤検出、エラー誤訂正、アドレス自体の誤記などに起因して、連続したアドレス値を読み出せない場合がある。本図3の場合は、アドレスのエラー検出結果やエラー訂正結果には問題がないにもかかわらず、光ディスク1からは不連続のアドレス値が読み出された場合の例である。光ディスク1から読み出されたアドレス値は、時系列順に、n−1、n、n、n+2の不連続値となり、連続的なアドレス期待値の、n−1、n、n+1、n+2と一部において一致しない。この場合、アドレスエラー誤検出、アドレスエラー誤訂正またはアドレス誤記が、該不連続アドレスの位置において「あり」とされる。
【0013】
図4は、上記図1における光ピックアップのトレース情報の説明図である。
図4において、(a)は、トレース情報としてのトラッキングエラー信号の例、(b)は、トラッキングエラー信号に基づく光ピックアップのトレース状態の異常有無の検出信号の例である。(a)のトラッキングエラー信号の形成と、(b)の異常有無検出信号の形成はいずれも、図1のDSP5内でなされる。DSP5内で形成されたトラッキングエラー信号は、該DSP5内で、その振幅を基準値としての閾値S1、S2と比較され、該閾値S1またはS2を超えるときに、「異常あり」と判別される。(b)において、A1は、判別により該トラッキングエラー信号の異常が検出されたことを示す信号レベルであって、例えば「1」レベル、A2は、トラッキングエラー信号の異常が検出されないことを示す信号レベルであって、例えば「0」レベルである。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。
【0014】
図5はトレース情報の検出と判別の説明図である。
トラッキングエラー信号に基づき、トレース情報の検出と判別を以下の手順で行う。すなわち、
図5において、
(1)光ピックアップ3のトレース状態の確認動作を開始する(ステップS501)。
(2)マイコン6がDSP5を参照し、DSP5におけるトラッキングエラー信号の異常検出の有無を判別する(ステップS502、ステップS503)。
(3)上記ステップS503における判別の結果、トラッキングエラー信号に異常がないときは、トラッキング異常検出保持タイマーのタイムアウトを判別する(ステップS504)。該トラッキング異常検出保持タイマーは、マイコン6が一時的に保持するトラッキング異常検出有無情報の保持期間を決める。該保持期間としては少なくとも、トラッキング異常が発生してから、その影響を受けたアドレス異常をマイコン6が検出するまでの時間以上必要である。
(4)上記ステップS503における判別の結果、トラッキングエラー信号に異常があるときは、トレース状態に異常(異変発生)ありとする(ステップS507)とともに、トラッキング異常検出保持タイマーをスタートさせ、マイコン6が一時的にトラッキング異常検出有無情報を保持するようにする(ステップS508)。トレース状態に異常(異変発生)ありとされたこの場合は、光ピックアップのリードリトライ動作の対象となる。
(5)上記ステップS504における判別の結果、タイムアウトの場合は、光ピックアップ3のトレース状態に異常(異変発生)なしとして(ステップS509)、トレース状態の確認動作を終了する(ステップS506)。
(6)上記判別の結果、タイムアウトしない場合は、光ピックアップ3のトレース状態を保持し(ステップS509)、トレース状態の確認動作を終了する(ステップS506)。
【0015】
上記実施例では光ピックアップのトレース情報として、トラッキング信号の状態情報を用いたが、該トレース情報としては、この他、例えば、フォーカス信号の状態情報や、RF信号の状態情報や、同期信号の状態情報などを用いることができる。
【0016】
図6は、光ピックアップのトレース情報として、RF信号の状態情報を用いる場合の例である。該RF信号の状態情報としては該RF信号のエンベロープ波形の振幅を用いる。(a)は、トレース情報としての該RF信号のエンベロープ波形例、(b)は、エンベロープ波形に基づく光ピックアップのトレース状態の異常有無の検出信号の例である。(a)のRF信号のエンベロープ波形の形成と、(b)の異常有無検出信号の形成はいずれも、図1のDSP5内でなされる。DSP5内で形成されたエンベロープ波形は、該DSP5内で、その振幅を基準値としての閾値S10、S11と比較され、該閾値S10、S11で限定される範囲を超えて小さくなるときに、「異常あり」と判別される。(b)において、B1は、判別により該RF信号のエンベロープ波形の異常が検出されたことを示す信号レベルであって、例えば「1」レベル、B2は、該RF信号のエンベロープ波形の異常が検出されないことを示す信号レベルであって、例えば「0」レベルである。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。本図6の例では、時点t1’、t2’間でエンベロープ波形の振幅が閾値を超えて縮小した場合である。
【0017】
図7は、光ピックアップのトレース情報として、同期信号の入力状態を用いる場合の例である。(a)は、トレース情報としての同期信号の入力状態を示す図、(b)は、同期信号の入力状態に基づくPLL外れの有無を検出した検出信号の例である。(a)の状態情報は、図1のDSP5内でRF増幅部からの信号をデータ処理することで取得され、(b)の異常有無検出信号も該DSP5内で形成される。同期信号に異常が発生したために同期信号の入力状態情報から同期情報を検出するとき、該同期情報を検出できない回数が予め設定されたn回に達したときにPLL外れを起こしたと判別するようにしてある。該PLL外れを起こした場合は、トレース情報は「異常あり」と判別される。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。
【0018】
上記実施例によれば、光ピックアップ3のトレース状況が正常である場合には、たとえアドレスに異常が検出されても、光ピックアップ3に対しリードリトライ動作をさせないようにすることができるため、データの読み出し時間を短縮化できるとともに、該データ読み出しの信頼性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスク装置において、データの読み出し時間を短縮化できる。また、データ読み出しの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての光ディスク装置の構成例を示す図である。
【図2】図1の光ディスク装置の動作説明図である。
【図3】アドレス検出の説明図である。
【図4】光ピックアップのトレース情報の説明図である。
【図5】トレース情報の検出と判別の説明図である。
【図6】トレース情報としてRF信号の状態情報を用いる場合の説明図である。
【図7】トレース情報として同期信号の入力状態情報を用いる場合の説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、 2…ディスクモータ、 3…光ピックアップ、 4…RF増幅部、 5…DSP、 6…マイコン、 7…ATAPIインターフェース。
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置の記録情報の読み出し技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関連した従来技術としては、特開2003−22627号公報(特許文献1)に記載されたものがある。該公報には、アドレス検出を行うとき、エラー検出の誤検出や誤訂正が起こった場合でも、装置が誤動作を起したり、暴走したりすることを防止できるアドレス情報検出技術として、アドレス比較部から出力された一致信号に応じて第1補間アドレス生成部が第1補間アドレスを生成し、CRCエラー検出部から出力されたエラー検出信号に応じて第2補間アドレス生成部が第2補間アドレスを生成し、検出アドレスと、第1補間アドレスまたは第2補間アドレスが一致し、かつ上記エラー検出信号がエラーなしを示す場合には、上記検出アドレスを絶対位置情報とし、上記以外の場合には、第1補間アドレスを絶対位置情報とする技術が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−22627号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、あくまでも過去のアドレス情報と現在のアドレス情報とに基づき該現在のアドレス情報の判別を行う技術であり、リードリトライ動作を行う機種においては、トレース状況が正常であっても例えば検出アドレス自体に不連続性等の誤りがあるときは、光ピックアップはリードリトライ動作を行うことになる。このため、かかる場合は、トレース状況が正常であるにもかかわらず情報データの読み出し動作が中断され、読み出しがやり直されるため、読み出しに時間がかかってしまう。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、光ディスク装置において、光ピックアップのリードリトライ動作を抑え、情報データの読み出し時間を短縮できるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題点を解決するために、本発明では、基本的に、光ディスク装置において、光ピックアップのトレース情報を検出し、該トレース情報が正常と判別される場合には、検出アドレス情報の異常有無のいかんによらずリードリトライは行わない構成とする。リードリトライは、トレース情報が異常であってかつ検出アドレス情報にも異常があるときに行う。具体的には、上記を基本要件とする光ディスク装置及び光ディスク装置の記録情報の読み出し方法とを本発明として提案する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図5は本発明の一実施例の説明図である。図1は、本発明の一実施例としての光ディスク装置の構成例図、図2は図1の光ディスク装置の動作説明図、図3はアドレス検出の説明図、図4は光ピックアップのトレース情報の説明図、図5はトレース情報の検出と判別の説明図である。
【0007】
図1において、1は光ディスク、2は光ディスク1を回転駆動するためのディスクモータ、3は、光ディスク1に対しレーザー光を照射し、該光ディスクに情報を記録したり、記録された情報を読み出したりする光ピックアップ、4は、上記読み出された情報に基づき再生信号の増幅処理を行うRF増幅部、5は、RF増幅部4からの信号をデジタル化してデータ処理を行うDSP(DigitalSignal Processor)、6は装置全体の制御を行うマイコン、7は、マイコン6の指示によりDSP5の出力信号をパソコン(図示なし)等に送信するATAPIインターフェースである。DSP5は、マイコン6により制御され、RF増幅部4からの再生信号に基づき、映像信号等の記録情報やトラッキング制御用信号やフォーカス制御用信号やモータ制御用信号などの形成、アドレス情報の検出と判別、光ピックアップ3のトレース情報の検出と判別、記録領域の検索処理、記録信号の形成などを行う。本実施例では、トラッキングエラー信号の状態をトレース情報として用いる。
【0008】
上記構成において、情報の再生時には、光ピックアップ3により光ディスク1の記録情報が読み出され、該読み出された情報(再生信号)がRF増幅部4に入力され増幅処理が行われる。DSP5は、RF増幅部4からの出力信号が入力され、該信号に基づき、映像信号等の記録情報の形成とともに、アドレス情報についてはエラー有無の判別及びエラーなしの場合基準情報との比較による連続性の判別、トレース情報については正常か異常かの判別を行う。それぞれの判別の結果はマイコン6に送信される。マイコン6では、上記DSP5におけるアドレス情報の判別の結果、該アドレス情報に不連続があっても、トレース情報の判別の結果、該トレース情報が正常の場合は、光ピックアップ3をリードリトライさせる制御信号は発生しない。すなわち、この場合の該アドレス情報の不連続はマイコン6において、誤検出、誤訂正または誤記とみなされ、リードリトライ動作の対象にされない。また、上記DSP5におけるアドレス情報の判別の結果、該アドレス情報に不連続があって、かつ、トレース情報の判別の結果、該トレース情報が異常の場合は、マイコン6は、光ピックアップ3をリードリトライさせる制御信号を発生する。すなわち、この場合の該アドレス情報の不連続はマイコン6において、誤検出または誤訂正であってトレース情報を異常にする事態が発生したとみなされ、リードリトライ動作の対象にされる。
【0009】
以下、図2〜図5の説明中、光ディスク装置の構成要素には上記図1におけると同じ符号を付して用いる。
図2は、図1の光ディスク装置の動作説明図である。
【0010】
図2において、
(1)データ読み出し処理にあたり、アドレス情報について妥当性検証動作を開始する(ステップS201)。
(2)DSP5内の検出回路でアドレス情報の検出を行い、アドレスエラーが検出されているか否かを判別する(ステップS202)。
(3)アドレスエラーが検出されていない場合は、上記検出したアドレス情報(読み出しアドレス)をDSP5内の判別回路で基準情報(予め設定した期待アドレス)と比較して異同を判別する(ステップS203)。
(4)上記判別の結果、検出したアドレス(読み出しアドレス)が期待アドレスと異なる場合は、DSP5内の検出回路で検出した光ピックアップ3のトレース情報につき、マイコン6の指示により、DSP5内の判別回路で光ピックアップ3のトレース状態が正常か異常か(異変が起きているか否か)を判別する(ステップS204、ステップS205)。
(5)上記判別の結果、光ピックアップ3のトレース状態が異常(異変が起きている)とされる場合は、マイコン6の指示により、データの読み出し処理を中断して光ピックアップ3にリードリトライ動作を行わせる(ステップS207)。
(6)一方、上記ステップS202の判別でアドレスエラーが検出された場合や、上記ステップS203の判別で検出アドレス(読み出しアドレス)が期待アドレスと同じとされる場合や、上記ステップS205の判別でトレース情報に異常が認められないとされる場合には、データ読み出し処理のアドレス妥当性検証動作を正常に終了させる(ステップS206)。
【0011】
なお、上記ステップS202の判別の結果、アドレスエラーが検出された場合、DSP5内の検出回路で検出した光ピックアップ3のトレース情報につき、マイコン6の指示により、DSP5内の判別回路で光ピックアップ3のトレース状態が正常か異常か(異変が起きているか否か)を判別し、該判別の結果、光ピックアップ3のトレース状態が異常(異変が起きている)とされる場合は、マイコン6の指示により、データの読み出し処理を中断して光ピックアップ3にリードリトライ動作を行わせ、トレース情報に異常が認められないとされる場合には、データ読み出し処理のアドレス妥当性検証動作を正常に終了させるようにしてもよい。
【0012】
図3は、上記図1の光ディスク装置におけるアドレス検出の説明図である。
図3において、(a)は光ディスク1から読み出されたアドレス値、(b)はアドレスエラー検出結果またはエラー訂正結果、(c)はアドレス期待値(期待アドレス)、(d)はアドレスエラー誤検出、アドレスエラー誤訂正またはアドレス誤記の有無である。光ディスク1上のデータは、所定のデータ量を基本単位とし、該基本単位毎に固有のアドレスが連続的に割当てられている。従って、光ディスク1からシーケンシャルに読み出されたデータに対するアドレス値は、そのエラー検出結果や訂正結果に問題がないときは連続した値として読み出されるが、エラー誤検出、エラー誤訂正、アドレス自体の誤記などに起因して、連続したアドレス値を読み出せない場合がある。本図3の場合は、アドレスのエラー検出結果やエラー訂正結果には問題がないにもかかわらず、光ディスク1からは不連続のアドレス値が読み出された場合の例である。光ディスク1から読み出されたアドレス値は、時系列順に、n−1、n、n、n+2の不連続値となり、連続的なアドレス期待値の、n−1、n、n+1、n+2と一部において一致しない。この場合、アドレスエラー誤検出、アドレスエラー誤訂正またはアドレス誤記が、該不連続アドレスの位置において「あり」とされる。
【0013】
図4は、上記図1における光ピックアップのトレース情報の説明図である。
図4において、(a)は、トレース情報としてのトラッキングエラー信号の例、(b)は、トラッキングエラー信号に基づく光ピックアップのトレース状態の異常有無の検出信号の例である。(a)のトラッキングエラー信号の形成と、(b)の異常有無検出信号の形成はいずれも、図1のDSP5内でなされる。DSP5内で形成されたトラッキングエラー信号は、該DSP5内で、その振幅を基準値としての閾値S1、S2と比較され、該閾値S1またはS2を超えるときに、「異常あり」と判別される。(b)において、A1は、判別により該トラッキングエラー信号の異常が検出されたことを示す信号レベルであって、例えば「1」レベル、A2は、トラッキングエラー信号の異常が検出されないことを示す信号レベルであって、例えば「0」レベルである。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。
【0014】
図5はトレース情報の検出と判別の説明図である。
トラッキングエラー信号に基づき、トレース情報の検出と判別を以下の手順で行う。すなわち、
図5において、
(1)光ピックアップ3のトレース状態の確認動作を開始する(ステップS501)。
(2)マイコン6がDSP5を参照し、DSP5におけるトラッキングエラー信号の異常検出の有無を判別する(ステップS502、ステップS503)。
(3)上記ステップS503における判別の結果、トラッキングエラー信号に異常がないときは、トラッキング異常検出保持タイマーのタイムアウトを判別する(ステップS504)。該トラッキング異常検出保持タイマーは、マイコン6が一時的に保持するトラッキング異常検出有無情報の保持期間を決める。該保持期間としては少なくとも、トラッキング異常が発生してから、その影響を受けたアドレス異常をマイコン6が検出するまでの時間以上必要である。
(4)上記ステップS503における判別の結果、トラッキングエラー信号に異常があるときは、トレース状態に異常(異変発生)ありとする(ステップS507)とともに、トラッキング異常検出保持タイマーをスタートさせ、マイコン6が一時的にトラッキング異常検出有無情報を保持するようにする(ステップS508)。トレース状態に異常(異変発生)ありとされたこの場合は、光ピックアップのリードリトライ動作の対象となる。
(5)上記ステップS504における判別の結果、タイムアウトの場合は、光ピックアップ3のトレース状態に異常(異変発生)なしとして(ステップS509)、トレース状態の確認動作を終了する(ステップS506)。
(6)上記判別の結果、タイムアウトしない場合は、光ピックアップ3のトレース状態を保持し(ステップS509)、トレース状態の確認動作を終了する(ステップS506)。
【0015】
上記実施例では光ピックアップのトレース情報として、トラッキング信号の状態情報を用いたが、該トレース情報としては、この他、例えば、フォーカス信号の状態情報や、RF信号の状態情報や、同期信号の状態情報などを用いることができる。
【0016】
図6は、光ピックアップのトレース情報として、RF信号の状態情報を用いる場合の例である。該RF信号の状態情報としては該RF信号のエンベロープ波形の振幅を用いる。(a)は、トレース情報としての該RF信号のエンベロープ波形例、(b)は、エンベロープ波形に基づく光ピックアップのトレース状態の異常有無の検出信号の例である。(a)のRF信号のエンベロープ波形の形成と、(b)の異常有無検出信号の形成はいずれも、図1のDSP5内でなされる。DSP5内で形成されたエンベロープ波形は、該DSP5内で、その振幅を基準値としての閾値S10、S11と比較され、該閾値S10、S11で限定される範囲を超えて小さくなるときに、「異常あり」と判別される。(b)において、B1は、判別により該RF信号のエンベロープ波形の異常が検出されたことを示す信号レベルであって、例えば「1」レベル、B2は、該RF信号のエンベロープ波形の異常が検出されないことを示す信号レベルであって、例えば「0」レベルである。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。本図6の例では、時点t1’、t2’間でエンベロープ波形の振幅が閾値を超えて縮小した場合である。
【0017】
図7は、光ピックアップのトレース情報として、同期信号の入力状態を用いる場合の例である。(a)は、トレース情報としての同期信号の入力状態を示す図、(b)は、同期信号の入力状態に基づくPLL外れの有無を検出した検出信号の例である。(a)の状態情報は、図1のDSP5内でRF増幅部からの信号をデータ処理することで取得され、(b)の異常有無検出信号も該DSP5内で形成される。同期信号に異常が発生したために同期信号の入力状態情報から同期情報を検出するとき、該同期情報を検出できない回数が予め設定されたn回に達したときにPLL外れを起こしたと判別するようにしてある。該PLL外れを起こした場合は、トレース情報は「異常あり」と判別される。該異常有無の情報はマイコン6に入力される。マイコン6は該トレース情報に基づき、光ピックアップのリードリトライを制御する制御信号を形成する。
【0018】
上記実施例によれば、光ピックアップ3のトレース状況が正常である場合には、たとえアドレスに異常が検出されても、光ピックアップ3に対しリードリトライ動作をさせないようにすることができるため、データの読み出し時間を短縮化できるとともに、該データ読み出しの信頼性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスク装置において、データの読み出し時間を短縮化できる。また、データ読み出しの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての光ディスク装置の構成例を示す図である。
【図2】図1の光ディスク装置の動作説明図である。
【図3】アドレス検出の説明図である。
【図4】光ピックアップのトレース情報の説明図である。
【図5】トレース情報の検出と判別の説明図である。
【図6】トレース情報としてRF信号の状態情報を用いる場合の説明図である。
【図7】トレース情報として同期信号の入力状態情報を用いる場合の説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、 2…ディスクモータ、 3…光ピックアップ、 4…RF増幅部、 5…DSP、 6…マイコン、 7…ATAPIインターフェース。
Claims (5)
- 光ディスクに記録された情報を、アドレス情報を検出しながら読み出す光ディスク装置であって、
上記光ディスクにレーザー光を照射し反射光を電気信号に変換して出力する光ピックアップと、
上記電気信号に基づき上記アドレス情報を検出するとともに、上記光ピックアップの上記光ディスクの記録トラックに対するトレース情報を検出する検出回路と、
少なくとも上記検出したトレース情報に基づき該トレース状況を判別する判別回路と、
上記判別結果に基づき、上記記録情報の読み出し動作を制御する制御回路と、
を備え、上記トレース状況が正常と判別されたときは、上記光ピックアップで上記記録情報の読み出し動作を続行する構成としたことを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクに記録された情報を、アドレス情報を検出しながら読み出す光ディスク装置であって、
上記光ディスクにレーザー光を照射し反射光を電気信号に変換して出力する光ピックアップと、
上記電気信号に基づき上記アドレス情報を検出するとともに、上記光ピックアップの上記光ディスクの記録トラックに対するトレース情報を検出する検出回路と、
上記検出したアドレス情報を基準情報と比較し異同を判別するとともに、上記検出したトレース情報に基づき該トレース状況が正常か異常かを判別する判別回路と、
上記判別結果に基づき、上記記録情報の読み出し動作を制御する制御回路と、
を備え、上記トレース状況が正常と判別されたときは、上記光ピックアップに、リードリトライ動作を行わせずに記録情報の読み出し動作を続行させる構成としたことを特徴とする光ディスク装置。 - 上記制御回路は、上記検出したアドレス情報が上記基準情報と異なると判別された場合、上記トレース状況が正常であると判別されたときは、上記光ピックアップに対し、リードリトライ動作を行わせずに記録情報の読み出し動作を続行させ、一方、上記検出したアドレス情報が上記基準情報と異なると判別された場合であって上記トレース状況が異常であると判別されたときは、上記光ピックアップに対し記録情報の読み出し動作を中断させリードリトライ動作を行わせる制御を行う構成を備える請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
- 上記検出回路は、上記トレース情報として、トラッキング信号状態、フォーカス信号状態、RF信号状態または同期信号状態を検出する構成である請求項1または請求項2に記載の光ディスク装置。
- 光ディスクに記録された情報を、アドレス情報を検出しながら読み出す光ディスク装置の記録情報の読み出し方法であって、
光ピックアップにより上記光ディスクに対しレーザー光を照射し反射光を電気信号に変換するステップと、
上記電気信号に基づき上記アドレス情報を検出するステップと、
上記検出したアドレス情報を、予め設定した基準情報と比較し異同を判別するステップと、
上記判別の結果、上記検出アドレス情報が上記基準情報と異なるとき、上記光ピックアップの上記光ディスクの記録トラックに対するトレース情報を検出するステップと、
上記検出したトレース情報に基づき該トレース状況が正常か異常かを判別するステップと、
上記判別の結果、上記トレース状況が正常のときは、上記光ピックアップに、リードリトライ動作を行わせずに上記記録情報の読み出し動作を続行させ、上記検出したアドレス情報が上記基準情報と異なると判別されかつ上記トレース状況が異常であると判別されたときは、上記光ピックアップに対し上記記録情報の読み出し動作を中断させリードリトライ動作を行わせるように制御するステップと、
を経て、記録情報の読み出しを行うことを特徴とする光ディスク装置の記録情報の読み出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200496A JP2005044405A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003200496A JP2005044405A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005044405A true JP2005044405A (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=34260888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003200496A Pending JP2005044405A (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005044405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129700A1 (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | トラック外れ検出回路 |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003200496A patent/JP2005044405A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129700A1 (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | トラック外れ検出回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100661420B1 (ko) | 광 디스크 기록 장치 | |
TWI229849B (en) | Method and apparatus for defect detection in optical disc drives | |
JP3915503B2 (ja) | 情報記録装置、情報記録方法 | |
JP4160437B2 (ja) | 音響機器、オフセット電圧検出方法、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
US20030046037A1 (en) | Signal processing circuit outputting a signal representing the number of times an input signal rises in a predetermined period as a signal corresponding to a quality of the input signal | |
JP2005044405A (ja) | 光ディスク装置及びその記録情報の読み出し方法 | |
US7038986B2 (en) | Method and apparatus for discriminating between different types of discs | |
JP3836307B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
EP1376549A1 (en) | Method of detecting imbalanced disk in disk drive apparatus and disk drive apparatus | |
US8363524B2 (en) | Information reproducing apparatus and information reproducing method | |
JP4954051B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4099383B2 (ja) | データ再生装置および不良検出方法 | |
JP2007335016A (ja) | ヘッドスラップ検出装置、記憶装置、ヘッドスラップ検出方法、およびヘッドスラップ検出プログラム | |
KR20040087953A (ko) | 광 디스크 재생 장치, 및 광 디스크의 미러면 검지 방법 | |
US8159916B2 (en) | Format determining apparatus | |
JPS6344390A (ja) | 光デイスク制御装置 | |
JP2009205768A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP2004127367A (ja) | ディスクドライブ装置、ディスクドライブ制御方法、ディスクドライブ制御プログラム | |
KR20030073235A (ko) | 광기록재생기의 결함영역 판별 방법 및 결함관리 방법 | |
WO2008044503A1 (fr) | Dispositif de commande de disque optique et procédé de commande de disque optique | |
JP2006085796A (ja) | ディスク装置 | |
JP2006099863A (ja) | 光ディスク装置及びそのディスク欠陥によるエラー推定方法 | |
JP2005276351A (ja) | 光記録媒体再生装置 | |
JP2004127368A (ja) | ディスクドライブ装置、ディスクドライブ制御方法、ディスクドライブ制御プログラム | |
JP2004288274A (ja) | 光ディスク記録再生装置の記録制御方法 |