JP2005037028A - 多板式熱交換器 - Google Patents

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外治 田中
Atsushi Okubo
厚 大久保
Akira Komuro
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Abstract

【課題】 システムの配管中にコンパクトに組み込むことができ、スペースの有効利用の図れる多板式熱交換器を提供する。
【解決手段】 本発明は、被冷却流体の流通路38を層状に形成するコア22と、該コア22を囲繞し、該コア22との間に冷却流体の流通路40を形成するケーシング23とを備えた多板式熱交換器21において、コア22の同軸31上に設けられた被冷却流体流入口32及び被冷却流体流出口33と、コア22の中間位置に設けられた仕切部30とを備え、仕切部30は被冷却流体の同軸31上の流れを阻止するように構成されていることを特徴とし、被冷却流体流入口32と被冷却流体流出口33がコア22の同軸31上に設けられているため、熱交換器21をシステムの配管中にコンパクトに組み込むことができ、スペースの有効利用を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は熱交換器に関し、特に、層状に形成された熱交換部を有する多板式熱交換器に関する。
従来、熱交換器の一つのタイプとして、空気等の被冷却流体を層状に流通させ、冷却水等の冷却流体と熱交換を行わせる多板式熱交換器がある。
この種の多板式熱交換器には、例えば、図6及び図7に示すように、過給機付きエンジン(図示せず)に供給する空気を冷却するためのインタークーラ1がある。このインタークーラ1は、細長扁平形状を成す中空体2を積層して形成されたコア3と、コア3を囲繞するように形成されたケーシング4とを備え、前記エンジンの手前に配管接続され、該エンジン周りのシステムに組み込まれるようになっている。
中空体2は一対のプレート5を重ね合わせて形成され、中空体2の両端部6は中間部7より高くなっており、両端部6には開口8が穿設され、中間部7の外面には互い違いにリブ9が形成されている。これにより、中空体2を積層すると、両端部6には各開口8を介して連通部10が形成され、中間部7の外側にはジグザグ状の冷却水路11が形成されるようになっている。また、中間部7の内部にはコルゲート板12が封入され、空気流通路13が形成されている。
ケーシング4には、対角位置に空気流入口14と空気流出口15が突設され、空気流入口14及び空気流出口15はそれぞれ連通部10に連通している。また、ケーシング4の対角位置には、空気流入口14及び空気流出口15に直交する方向に冷却水入口16と冷却水出口17が突設されている。
このような構成において、冷却水は冷却水入口16からケーシング4内に流入後、冷却水路11を流通し、冷却水出口17から流出する。一方、前記エンジンに供給される空気は、空気流入口14からコア3内に流入後、連通部10、空気流通路13、さらに連通部10を流通し、ケーシング4内を流通する冷却水と熱交換を行い、冷却される。そして、冷却された空気は、空気流出口15を通って、インタークーラ1を出、前記エンジンに供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−277920号公報
ところが、上記した従来の多板式熱交換器では、空気流入口14と空気流出口15が対角位置に配置されているため、空気流入口14及び空気流出口15に接続される各配管の軸心がオフセットしている。そのため、多板式熱交換器をシステムの配管中にコンパクトに組み込むことが難しく、スペースの有効利用が図り難いといった問題があった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、システムの配管中にコンパクトに組み込むことができ、スペースの有効利用の図れる多板式熱交換器を提供するものである。
本発明は、被冷却流体の流通路を層状に形成するコアと、該コアを囲繞し、該コアとの間に冷却流体の流通路を形成するケーシングとを備えた多板式熱交換器において、前記コアの同軸上に設けられた被冷却流体流入口及び被冷却流体流出口と、前記コアの中間位置に設けられた仕切部とを備え、前記仕切部は前記被冷却流体の前記同軸上の流れを阻止するように構成されていることを特徴とする。
また、前記被冷却流体流入口及び被冷却流体流出口は前記コアの中心軸に沿って設けられ、前記仕切部は前記被冷却流体の前記中心軸に沿う流れを阻止するように構成されている。
本発明は、前記被冷却流体流入口と被冷却流体流出口が前記コアの同軸上に設けられているため、熱交換器をシステムの配管中にコンパクトに組み込むことができ、スペースの有効利用を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。図1〜図3は、本発明に係る多板式熱交換器の一実施の形態として、水冷式のインタークーラ21を概略的に示している。
このインタークーラ21は、被冷却流体である空気を流通させるコア22と、コア22を囲繞し、コア22との間に冷却流体である冷却水を流通させるケーシング23とから概略構成され、車両のエンジン(図示せず)周りのシステムに組み込まれるようになっている。
コア22は、所定の間隔を置いて複数段(図1では6段)積層された中空円盤状の中空体24〜29と、コア22の中間位置の中空体26と27の間に介装された仕切板30と、コア22の中心軸31に沿って対向する位置に突設された空気流入口32及び空気流出口33とを備え、空気流入口32及び空気流出口33は前記エンジン周りのシステムに配管接続されるようになっている。各中空体24〜29には、中央部に円形状の流路34が開口されていると共に周端部にそれぞれ複数(図2では4個)の円形状の流路35が開口されている。これにより、コア22の中央部には仕切板30により分断された連通部36が形成されると共に周端部には連続した連通部37が形成され、中心軸31に沿う空気の流れは仕切板30によりその進行を阻止されるようになっている。
各中空体24〜29の内部には空気流通路38が形成され、空気流通路38の連通部36,37以外の部分には伝熱性を向上させるため、波型のフィン39が充填されている。また、各中空体24と25、25と26、27と28、28と29の間、及びコア22とケーシング23の間には、それぞれ冷却水流通路40が形成され、さらに、ケーシング23の対角位置には、空気流入口32及び空気流出口33に直交する方向に冷却水入口41と冷却水出口42が突設されている。
次に、本実施の形態に係るインタークーラ21の作用を説明する。
冷却水は冷却水入口41からケーシング23内に流入後、冷却水流通路40を流通し、冷却水出口42から流出する。一方、前記エンジンに供給される空気は、空気流入口32からコア22内に流入後、連通部36,37、空気流通路38を流通し、冷却水流通路40を流通する冷却水と熱交換を行い、冷却される。この時、中空体27〜29の中央側の連通部36を通過した空気は、仕切板30によりその進路を阻止されるので、中空体27の空気流通路38を介して周端側の連通部37を通過する。そして、冷却された空気は、空気流出口33を通って、インタークーラ21を出、前記エンジンに供給される。
なお、図4に示されているように、中空体24〜29は、略長方形状であってもよく、その場合、中央部には長円形状の流路43が開口され、周端部には2個の長円形状の流路44が開口される。
また、空気流入口32と空気流出口33とは同軸上に配置されていれば、必ずしも中心軸31に沿って設けられていなくてもよい。例えば、図5に示されているように、空気流入口32と空気流出口33は一端部(図5では左端部)側の同軸45上に配置されていてもよく、この場合、仕切板30は前記軸45に沿う空気の流れを阻止するように配置される。
さらに、前記仕切板30を設ける代わりに、コアの中間位置に設けられた中空体(図1では、中空体26及び27の仕切板30側)の中央の流路34を閉塞し、これにより、仕切部を構成させてもよい。この場合、流路34を閉塞された各中空体の間には冷却水流通路40が形成される。
さらにまた、上記実施の形態においては、インタークーラ21について説明したが、これは単なる例示であり、本発明は、オイルクーラ等、他の多板式熱交換器にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係る多板式熱交換器の概略を示す断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る多板式熱交換器の概略を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるコアの別の実施例を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る多板式熱交換器の別の実施例を示す概略説明図である。 従来例を示す横断面図である。 従来例を示す平断面図である。
符号の説明
21 インタークーラ
22 コア
23 ケーシング
30 仕切板
31 中心軸
32 空気流入口
33 空気流出口
38 空気流通路
40 冷却水流通路
45 軸

Claims (2)

  1. 被冷却流体の流通路を層状に形成するコアと、該コアを囲繞し、該コアとの間に冷却流体の流通路を形成するケーシングとを備えた多板式熱交換器において、
    前記コアの同軸上に設けられた被冷却流体流入口及び被冷却流体流出口と、前記コアの中間位置に設けられた仕切部とを備え、前記仕切部は前記被冷却流体の前記同軸上の流れを阻止するように構成されていることを特徴とする多板式熱交換器。
  2. 前記被冷却流体流入口及び被冷却流体流出口は前記コアの中心軸に沿って設けられ、前記仕切部は前記被冷却流体の前記中心軸に沿う流れを阻止するように構成されている請求項1に記載の多板式熱交換器。
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