JP2005036789A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

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啓之 川合
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
Katsuhiko Eguchi
勝彦 江口
Kazumi Ogawa
和己 小川
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Abstract

【課題】 ロック時、ロック部材と受容穴が相対回転せず異音を発生させないと共に、ロック解除時ロック部材が受容穴に拘束されない弁開閉時期制御装置を実現すること。
【解決手段】 内部ロータ20と外部ロータ30の相対回転が規制されているとき、ロックプレート80は、受容穴22の開口部22aと底部22dとの間において受容穴22の内周面22cの進角側および遅角側と当接することとした。
【選択図】 図4

Description

この発明は、内燃機関の吸・排気弁の開閉時期を制御する弁開閉時期制御装置に関するものである。
この種の弁開閉時期制御装置としては、内燃機関のクランクシャフトまたはカムシャフトの一方と一体的に回転するハウジング部材と、ハウジング部材に設けた突部に摺接し、ハウジング部材に相対回転可能に組付けられてベーン部にてハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成しカム軸またはクランクシャフトの他方と一体的に回転するロータ部材と、突部に形成されベーン部の少なくとも一つと当接し進角側または遅角側への相対回転角度を規定するストッパと、ハウジング部材とロータ部材の相対回転位置が所定の位置で一致したとき、ハウジング部材に設けられたロック部材がロータ部材に形成された嵌合穴に嵌合することによって相対回転を規制するロック機構と、進角油室と遅角油室及びロック機構への作動油の給排を制御する油圧回路を備えたものがある。
このような弁開閉時期制御装置においては、ロック部材が、ロック部材が没入する受容穴の開口縁角部と接触すると、接触応力により、受容穴を形成している材料の塑性流動が生じ開口縁角部がハウジング部材側に盛り上がる恐れがある。更に、この盛り上がりがハウジング部材とロータ部材の相対回転の障害となる恐れがある。これに対しては、ロック部材には、ロック部材の受容穴側に係入テーパ面を形成し、受容穴には、受容穴の開口側へいくほど拡開するガイドテーパ面を形成し、ガイドテーパ面のテーパ角度を係入テーパ面のテーパ角度より大きくして、ロック部材を受容穴の内周面に当接させ、受容穴の開口周縁部に塑性流動が生じるのを防止するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような弁開閉時期制御装置においては、ロック部材の受容穴への受容性を考慮し、ロック部材と受容穴との間にクリアランスが設けられている。一方、エンジン始動時、進角油室または遅角油室にはオイルポンプから供給される作動油が満たされないとき、カムの変動トルクが加わりロータ部材とハウジング部材は相対回転する。このとき、ロック部材と受容穴との間にクリアランスが設けられているため、受容穴の内周とロック部材の外周とが繰り返し当接し、異音が発生する恐れがある。これに対しては、ロック部材と受容穴とが当接する少なくともどちらか一方にテーパ面を形成しハウジング部材に対してロータ部材に回転方向に付勢する付勢力を発生させ、ストッパとベーン部とを互いに強く押しつけ、ロータ部材とハウジング部材とをロック位置に拘束させるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3266013号公報 特許第3146956号公報
しかしながら、特許文献1に記載される構成では、ロック部材にはロック部材の受容穴側に係入テーパ面を形成し、受容穴には開口側へいくほど拡開するガイドテーパ面を形成し、ガイドテーパ面のテーパ角度を係入テーパ面のテーパ角度より大きくすることにより、ロック部材を受容穴の内周面に当接させることはできるが、ロック部材と受容穴との間にクリアランスが発生し係合時にガタが発生する恐れがある。更に、ガタに起因する異音が発生する恐れがある。
また、特許文献2に記載される構成では、ロック部材と受容穴とが当接する少なくともどちらか一方にテーパ面を形成しハウジング部材に対してロータ部材に回転方向に付勢する付勢力を発生させ、ストッパとベーン部とを互いに強く押しつけ、ロータ部材とハウジング部材とをロック位置に拘束させるため、ロック部材が受容穴から退出できない恐れがある。
このために、本発明の課題は、ロック時、ロック部材と受容穴が相対回転せず異音を発生させないと共に、ロック解除時ロック部材が受容穴に拘束されない弁開閉時期制御装置を実現することを技術的課題にした。
上記の技術的課題を解決するためになされた第1の技術的手段は、内燃機関のクランクシャフトまたはカムシャフトの一方と一体的に回転するハウジング部材と、前記ハウジング部材に設けた突部に摺接し、前記ハウジング部材に相対回転可能に組付けられてベーン部にて前記ハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成し前記カムシャフトまたは前記クランクシャフトの他方と一体的に回転するロータ部材と、前記突部に形成され前記ベーン部の少なくとも一つと当接し、進角側または遅角側への前記相対回転角度を規定するストッパと、前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転位置が所定の位置で一致したとき、前記ハウジング部材に設けられたロック部材が前記ロータ部材に形成された受容穴に没入し前記相対回転を規制するロック機構と、前記進角油室と前記遅角油室及び前記ロック機構への作動油の給排を制御する油圧回路とを備えた弁開閉時期制御装置において、前記相対回転が規制されているとき、前記ロック部材は、前記受容穴の開口部と底部との間において前記受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接することである。
この手段によれば、相対回転が規制されているとき、ロック部材は、受容穴の開口部と底部との間において受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接することにより、ロック部材と受容穴は互いに当接し進角側および遅角側への相対回転が規制されるため、異音の発生を防止できる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第2の技術的手段は、内燃機関のクランクシャフトまたはカムシャフトの一方と一体的に回転するハウジング部材と、前記ハウジング部材に設けた突部に摺接し、前記ハウジング部材に相対回転可能に組付けられてベーン部にて前記ハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成し前記カムシャフトまたは前記クランクシャフトの他方と一体的に回転するロータ部材と、前記突部に形成され前記ベーン部の少なくとも一つと当接し、進角側または遅角側への前記相対回転角度を規定するストッパと、前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転位置が所定の位置で一致したとき、前記ハウジング部材に設けられたロック部材が前記ロータ部材に形成された受容穴に没入し前記相対回転をロックするロック機構と、前記進角油室と前記遅角油室及び前記ロック機構への作動油の給排を制御する油圧回路とを備えた弁開閉時期制御装置において、前記相対回転が規制されているとき、前記ロック部材の前記受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接する当接部の周方向の当接幅は前記受容穴の底部の周方向の底幅より大きいことである。
この手段によれば、相対回転が規制されているとき、ロック部材の受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接する当接部の周方向の当接幅は前記受容穴の底部の周方向の底幅より大きいことにより、ロック部材と受容穴は互いに当接し進角側および遅角側への相対回転が規制されるため、異音の発生を防止できる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第3の技術的手段は、前記当接部が前記受容穴の内周面と当接しているとき、前記ストッパと前記ベーンとの間には隙間が設けられていることである。
この手段によれば、相対回転が規制されているとき、ストッパとベーンとの間には隙間が設けられていることにより、ロック(規制)解除時、カムシャフトによる変動トルクが当接部と内周面に対し進角方向と遅角方向に交互に加わるとき、ロック部材と受容穴が互いに強く拘束されることがないため、ロック部材がロック解除油圧により受容穴から退出できる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第4の技術的手段は、前記受容穴の前記内周面の進角側の進角側面および遅角側の遅角側面はそれぞれ前記ロータ部材の径方向と所定のテーパ角度θ1およびθ2をなし、前記テーパ角度θ1およびθ2のいずれか一方は他方より大きいことである。
この手段によれば、テーパ角度θ1およびθ2のいずれか一方は他方より大きいことにより、ロック(規制)時、カムシャフトを介してロータ部材に加わるカムトルク変動によりロック部材を受容穴の内周面から退出させようとする力を進角側面および遅角側面が同じテーパ角度の退出させようとする力に比べて小さくすることができ、ロックが容易に解除されることを防止できる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第5の技術的手段は、前記ロック機構が解除され前記相対回転が許容される方向と逆方向の前記進角側面または遅角側面のいずれか一方の前記テーパ角度は、他方の前記テーパ角度より大きいことである。
この手段によれば、ロック機構が解除され相対回転が許容される方向と逆方向の進角側面または遅角側面のいずれか一方のテーパ角度は、他方のテーパ角度より大きいことにより、ロック機構の解除時の相対回転トルクによりロック部材を受容穴の内周面から退出させようとする力が発生するためロック部材をより確実に退出させることができる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第6の技術的手段は、前記相対回転が規制され前記ロック部材が前記受容穴に没入しているとき、前記受容穴の前記進角側面および遅角側面のいずれか一方は対向する前記ロック部材の側面と面接触することである。
この手段によれば、受容穴の進角側面および遅角側面のいずれか一方は対向するロック部材の側面と面接触することにより、ロック部材と受容穴との間に発生する接触面圧を低減することができ、ロック部材および受容穴の異常摩耗を低減することができる。
上記の技術的課題を解決するためになされた第7の技術的手段は、前記ロック機構が解除され前記相対回転が許容される方向の前記進角側面または遅角側面のいずれか一方は、対向する前記ロック部材の側面と面接触することである。
この手段によれば、ロック機構が解除され相対回転が許容される方向の進角側面または遅角側面のいずれか一方は、対向するロック部材の側面と面接触することにより、ロック部材と受容穴との間に発生する接触面圧を低減することができ、ロック部材および受容穴の異常摩耗を低減することができる。
以上のように、請求項1の発明にて講じた技術的手段によれば、相対回転が規制されているとき、ロック部材は、受容穴の開口部と底部との間において受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接することにより、ロック部材と受容穴は互いに当接し進角側および遅角側への相対回転が規制されるため、異音の発生を防止できる。
また、請求項2の発明にて講じた技術的手段によれば、相対回転が規制されているとき、ロック部材の受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接する当接部の周方向の当接幅は前記受容穴の底部の周方向の底幅より大きいことにより、ロック部材と受容穴は互いに当接し進角側および遅角側への相対回転が規制されるため、異音の発生を防止できる。
また、請求項3の発明にて講じた技術的手段によれば、相対回転が規制されているとき、ストッパとベーンとの間には隙間が設けられていることにより、ロック(規制)解除時、カムシャフトによる変動トルクが当接部と内周面に対し進角方向と遅角方向に交互に加わるとき、ロック部材と受容穴が互いに強く拘束されることがないため、ロック部材がロック解除油圧により受容穴から退出できる。
また、請求項4の発明にて講じた技術的手段によれば、テーパ角度θ1およびθ2のいずれか一方は他方より大きいことにより、ロック(規制)時、カムシャフトを介してロータ部材に加わるカムトルク変動によりロック部材を受容穴の内周面から退出させようとする力を進角側面および遅角側面が同じテーパ角度の退出させようとする力に比べて小さくすることができ、ロックが容易に解除されることを防止できる。
また、請求項5の発明にて講じた技術的手段によれば、ロック機構が解除され相対回転が許容される方向と逆方向の進角側面または遅角側面のいずれか一方のテーパ角度は、他方のテーパ角度より大きいことにより、ロック機構の解除時の相対回転トルクによりロック部材を受容穴の内周面から退出させようとする力が発生するためロック部材をより確実に退出させることができる。
また、請求項6の発明にて講じた技術的手段によれば、受容穴の進角側面および遅角側面のいずれか一方は対向するロック部材の側面と面接触することにより、ロック部材と受容穴との間に発生する接触面圧を低減することができ、ロック部材および受容穴の異常摩耗を低減することができる。
また、請求項7の発明にて講じた技術的手段によれば、ロック機構が解除され相対回転が許容される方向の進角側面または遅角側面のいずれか一方は、対向するロック部材の側面と面接触することにより、ロック部材と受容穴との間に発生する接触面圧を低減することができ、ロック部材および受容穴の異常摩耗を低減することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図3に示す弁開閉時期制御装置1は、内燃機関のシリンダヘッド100に回転自在に支持されたカムシャフト10と、カムシャフト10の先端部に一体的に組付けた内部ロータ20とからなる弁開閉用のロータ部材2を有している。また、弁開閉時期制御装置1は、内部ロータ20に対して所定範囲で相対回転が可能となるように組付けられる外部ロータ30、フロントプレート40、リアプレート50から成るハウジング部材3を有している。外部ロータ30の外周には、タイミングスプロケット31が一体に形成されている。さらに、内部ロータ20とフロントプレート40間に組付けられたトーションスプリング60と、内部ロータ20に組付けた4枚のベーン70と、外部ロータ30に組付けたロックプレート(ロック部材)80(図2)等が備えられている。
タイミングスプロケット31には、周知のように、図示を省略したクランクシャフトからクランクスプロケットとタイミングチェーンを介して、図2にカムシャフト回転方向として示される時計方向に回転動力が伝達される。
カムシャフト10は、排気弁(図示省略)を開閉する周知のカム(図示省略)を有し、カムシャフト10の内部にはカムシャフト10の軸方向に延びる進角通路(油圧回路)11と遅角通路(油圧回路)12が設けられている。進角通路11は、カムシャフト10に設けた径方向の通路71及び環状溝14とシリンダヘッド100に設けた接続通路16を通して切換弁200の第1接続ポート201に接続されている。また、遅角通路12は、カムシャフト10に設けた径方向の通路72及び環状溝13とシリンダヘッド100に設けた接続通路15を通して切換弁200の第2接続ポート202に接続されている。
切換弁200はそのソレノイド203へ通電することによりスプール204を図示しないスプリングに抗して移動させる周知のものである。その非通電時には、図1に示すように内燃機関によって駆動されるオイルポンプ205に接続された供給ポート206が第1接続ポート201に連通すると共に、第2接続ポート202が排出ポート207に連通するように構成されている。また通電時には、供給ポート206が第2接続ポート202に連通すると共に、第1接続ポート201が排出ポート207に連通するように構成されている。このため切換弁200の非通電時には進角通路11に作動油(油圧)が供給され、通電時には遅角通路12に作動油(油圧)が供給される構成となっている。切換弁200は単位時間当たりの通電と非通電の割合を変えるデューティ制御される。例えば、デューティ比50%で制御すると、第1及び第2ポート201,202と供給及び排出ポート206,207は互いに全く連通しない状態になる。
内部ロータ20は取付けボルト91によってカムシャフト10に一体的に固着されている。また、図2に示されるように、内部ロータ20には4つのベーン溝21と、受容穴22が形成されている。また、内部ロータ20には、その径方向に延びる4つの進角油通路23(油圧回路)と、3つの遅角油通路24(油圧回路)と1つの作動油溝24a(油圧回路)と、受容穴22の底部22dを進角通路11に連通させる1つのロック油通路25(油圧回路)からなる複数の作動油の通路が設けられている。
図2に示されるように、各ベーン溝21にはベーン70が挿入され、ベーン70は外部ロータ30と内部ロータ20間に形成される4つの作動油圧室R0内で移動可能に、かつ作動油圧室R0をそれぞれ進角用油室R1と遅角用油室R2に分割するように配置されている。ベーン溝21の底部とベーン70の底面との間にはベーンスプリング73(図1)が配設されており、ベーン溝21には4枚の各ベーン70のそれぞれが径方向に押し出されるように移動可能に取付けられている。
図2に示されるように、各ベーン70によって分割されて形成される4つの進角用油室R1には進角通路11および進角油通路23を介して作動油(油圧)が給排される構成となっている。また、4つの遅角油室R2のうち3つに対しては、遅角通路12および遅角油通路24を介して作動油(油圧)が給排される構成となっている。他の1つの遅角用油室R2には、ロックプレート80に対して、受容穴22の底部22dに設けられたロック油通路25からの作動油(油圧)が供給され、ロックプレート80が移動したとき、ロック油通路25と遅角用油室R2を連結する作動油溝24aを介して給排可能とされるように構成されている。このように一箇所の遅角用油室R2に対しては遅角油通路24を設けず、ロック油通路25を兼用することによって油圧回路の構成を簡単にしている。
外部ロータ30の軸方向の両側には、環状のフロントプレート40とリアプレート50が接合され、5本の連結ボルト92によって一体的に組付けられている。外部ロータ30のリアプレート50が接合される軸方向端部の外周にはタイミングスプロケット31が一体に形成されている。外部ロータ30の内周には周方向に5個の凸部33が径方向内方に向けてそれぞれ突出すように形成されている。これら凸部33の内周面は内部ロータ20の外周面上で滑る様に接しており、外部ロータ30が内部ロータ20に回転自在に支承されている。そして、5個の凸部33の内、凸部33Aの側面(ストッパ)33aはベーン70Aの側面70aと当接し、外部ロータ30と内部ロータ20との間の進角側への相対回転角度の範囲を規定している。また、凸部33Bの側面(ストッパ)33bはベーン70Bの側面70bと当接し、外部ロータ30と内部ロータ20との間の遅角側への相対回転角度の範囲を規定している。5個の凸部33の内、2個の凸部33の間にロックプレート80を収容する退避溝部34と、退避溝部34と連通しロックプレート80を径方向内方へと付勢するコイルスプリング81を収容する収容孔35が形成されている。また、前述した4つの作動油圧室R0は、この5個の各凸部33の間に形成されている。
図3に示すように、ロックプレート80は、ロックプレート80の頭部80aの断面が凸状テーパ部と頂部とから形成される台形を呈している。受容穴22の内周面22bは、断面が台形を呈し開口部22a側へ行くほど拡開する凹状テーパ部22cと底部22dとから形成されている。内部ロータ20と外部ロータ30の相対回転が規制されているとき、ロックプレート80が受容穴22に没入され、頂部の端部(当接部)80bは受容穴22の開口部22aと底部22dとの間において、受容穴22の内周面22bの進角側および遅角側と当接する。また、端部80bの受容穴22の内周面22bの進角側および遅角側と当接する当接部80bの周方向の当接幅Bは、底部22dの底幅Dより大きく設定されている。このため、ロックプレート80が受容穴22に没入したとき、ロックプレート80の端部80bと受容穴22の内周面22bのテーパ部22cとは進角側および遅角側で夫々当接し相対回転が規制される。これにより、カムの変動トルクによる端部80bとテーパ部22cとの当接による異音の発生を防止することができる。尚、ロックプレート80の頭部80aは略矩形であってもよい。また、端部には面取り形状を設けてもよい。
内部ロータ20と外部ロータ30の相対回転が規制されているとき、ロックプレート80が受容穴22に没入し、突部33Aの側面33aとベーン70Aの側面70aとの間には隙間Cが設けられている。これにより、受容穴22に作動油を供給しロックを解除時、カムシャフト10による変動トルクが端部80bと凹状テーパ部22cに対し進角方向と遅角方向に交互に加わるとき、ロックプレート80と受容穴22は互いに強く拘束されることがない。このため、ロックプレート80と受容穴22が相対回転でき、この相対回転によりロックプレート80の端部80bが受容穴22の内周面22bの凹状テーパ部22cにより押し上げられ、ロックプレート80が受容穴22から退出するのを付勢しロックの解除を容易にする。
また、この隙間Cは、ベーン70Aの側面70aが突部33Aの側面33aに当接し最進角位置でロータ部材20とハウジング部材30の相対回転が規制されたとき、ロックプレート80の頭部80aが受容穴22の内周面22bに当接し内方へ案内される大きさとしている。つまり、ベーン70Aの側面70aが突部33Aの側面33aに当接し最進角位置でロータ部材20とハウジング部材30の相対回転が規制されたとき、ロックプレート80の頭部80aが受容穴22の内方へ案内され、カムの変動トルクによりロックプレート80が突部33から離間するとき、更にロックプレート80の頭部80aが受容穴22の内方へ没入しロックプレート80の端部80bと受容穴22の内周面22bのテーパ部22cとが進角側および遅角側で夫々当接し相対回転が規制される。
トーションスプリング60は、一端をフロントプレート40に係止し、他端を内部ロータ20に係止して取付けられ、内部ロータ20を外部ロータ30、フロントプレート40及びリアプレート50に対して進角側(図2の時計方向)に付勢している。従って、内部ロータ20の進角側への作動応答性の向上が図られる構成となっている。
以上のように構成した本実施の弁開閉時期制御装置1の作用を説明する。内燃機関が停止している時はオイルポンプ205が停止しており、且つ切換弁200が非通電の状態にあるので、作動油圧室R0には作動油(油圧)が供給されていない。このとき、図2に示すように、ロックプレート80の頭部80aが内部ロータ20の受容穴22に没入しロックされ、内部ロータ20と外部ロータ30の相対回転が規制されている。内燃機関を始動してオイルポンプが駆動されても、切換弁200に通電するデューティ比が小さい(単位時間当たりの非通電時間に対する通電時間の割合が小さい)間は、オイルポンプから供給される作動油(油圧)は接続通路16、進角通路11および進角油通路23を通って実質的に進角用油室R1に供給されるだけなので、弁開閉時期制御装置1はロック状態に維持される。
内燃機関の運転条件によって、弁開閉時期に遅角が必要となると、切換弁200に通電するデューティ比が大きくされ、スプール204の位置が切り換えられる。オイルポンプから供給される作動油(油圧)は、接続通路15、遅角通路12および遅角油通路24を通って、あるいはロック油通路25から受容穴22に供給され作動油溝24aを通って遅角用油室R2へと供給される。
一方、進角用油室R1にあった作動油(油圧)は、進角油通路23、進角通路12および接続通路16を介して切換弁200の排出ポート207から排出される。従って、ロックプレート80がスプリング81に抗して移動し、その頭部80aが受容穴22から退出し内部ロータ20と外部ロータ30のロックが解除されると共に、カムシャフト10と一体的に回転する内部ロータ20と各ベーン70が外部ロータ30およびリアロントプレート40とフロントプレート50に対して遅角側(図2の反時計方向)に相対回転する。この相対回転によって、カムのタイミングは遅角させられる。制御弁200のデューティ比を制御することで、相対回転位置は最進角位置と最遅角位置との間の任意の位置、例えば中間位置に止めることもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図5に示すように、本実施の形態は、第1の実施の形態に対して、受容穴222の内周面222bの遅角方向の進角側面222eおよび進角方向の遅角側面222fが、それぞれ内部ロータ220の径方向に平方な平行線Lと所定のテーパ角度θ1およびθ2を形成している。また、テーパ角度θ1がテーパ角度θ2より大きくなるように形成されていることを除いて、第1の実施の形態の構成と同じであり、説明は省略する。
本実施の形態では、テーパ角度θ1はテーパ角度θ2より大きくなるように形成されている、つまり、θ1>θ2の関係となっている。これにより、ロック(規制)時、カムシャフト10を介して内部ロータ220に加わるカムトルク変動により、ロックプレート280を受容穴222の内周面22bから退出させようとする力を進角側面222eおよび遅角側面222fが同じテーパ角度(θ1=θ2)の場合のロックプレート280を受容穴222の内周面222bから退出させようとする力に比べて小さくすることができる。このため、ロック(規制)時、ロックが解除されることを防止できる。なお、テーパ角度θ1はテーパ角度θ2より小さくなるように形成してもよい、つまり、θ1<θ2の関係としてもよい。
なお、本実施形態では、吸気弁(図示省略)を開閉するカムシャフト(図示省略)に組付けられる弁開閉時期制御装置の実施形態を示すしている。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図6に示すように、本実施の形態は、第2の実施の形態に対して、ロック機構が解除され相対回転が許容される遅角方向と逆方向の遅角側面322fのテーパ角度θ2が、他方の進角側面322eのテーパ角度θ1より大きいことを除いて、第2の実施の形態の構成と同じであり、説明は省略する。
本実施の形態では、ロック機構が解除され相対回転が許容される遅角方向と逆方向の遅角側面322fのテーパ角度θ2が、他方の進角側面322eのテーパ角度θ1より大きくなるように形成されている。これにより、ロック解除時、カムシャフト10を介して内部ロータ320に加わる相対回転が許容される方向である遅角方向への位相変換トルクにより、ロックプレート380を受容穴322の内周面322bから退出させようとする力を発生するため、ロック解除油圧と共にロックプレート380の退出性が向上し、誤作動を防止することができる。なお、吸気弁(図示省略)を開閉するカムシャフト(図示省略)に組付けられる弁開閉時期制御装置においては、図7に示すように、ロック機構が解除され相対回転が許容される進角方向と逆方向の進角側面322eのテーパ角度θ1が、他方の遅角側面322fのテーパ角度θ2より大きくなるように形成される。
次に、本発明の第4の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図8に示すように、相対回転が規制されロックプレート480が受容穴に422没入しているとき、受容穴422の進角方向の遅角側面422fが、対向するロックプレート480の側面と面接触することを除いて、第2の実施の形態の構成と同じであり、説明は省略する。また、本実施の形態では、ロックプレート480の遅角方向および進角方向の両側面は内部ロータ420の径方向に平行な平行線Lに平行に形成されている。
本実施の形態では、ロックプレート480の進角方向の側面が、受容穴422の遅角側面422fと面接触することにより、ロックプレート480と受容穴422との間に発生する接触面圧を低減することができる。このため、ロックプレート480および受容穴422の異常摩耗を低減することができる。なお、本実施形態では、吸気弁(図示省略)を開閉するカムシャフト(図示省略)に組付けられる弁開閉時期制御装置の実施形態を示すしている。
次に、本発明の第5の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図9に示すように、相対回転が規制されロックプレート580が受容穴に522没入しているとき、受容穴522の進角方向の遅角側面522fが、対向するロックプレート580の側面と面接触することを除いて、第2の実施の形態の構成と同じであり、説明は省略する。また、本実施の形態では、ロックプレート580の遅角方向および進角方向の両側面は内部ロータ520の径方向に平行な平行線Lと所定角度θ5を成して傾斜して形成されている。
本実施の形態では、ロックプレート580の進角方向の側面が、受容穴522の遅角側面522fと面接触することにより、ロックプレート580と受容穴522との間に発生する接触面圧を低減することができる。このため、ロックプレート580および受容穴522の異常摩耗を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に従った弁開閉時期制御装置の縦断面を示す。 図1におけるA−A断面を示す。 図2におけるE部分の拡大図である。 図3におけるF部分の拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に従った図3におけるF部分の拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に従った図3におけるF部分の拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に従った図3におけるF部分の拡大図である。 本発明の第4の実施の形態に従った図3におけるF部分の拡大図である。 本発明の第5の実施の形態に従った図3におけるF部分の拡大図である。
符号の説明
1・・・弁開閉時期制御装置
2、220、320、420、520・・・ロータ部材
3・・・ハウジング部材
10・・・カムシャフト
22、222、322、422、522・・・受容穴(ロック機構)
22a・・・開口部
22d・・・底部
23・・・進角油通路(油圧回路)
24・・・遅角油通路(油圧回路)
25・・・ロック油通路(油圧回路)
33、33A、33B・・・突部
33a、33b・・・側面(ストッパ)
70・・・ベーン(ベーン部)
80、280、380、480、580・・・ロックプレート(ロック部材:ロック機構)
80b・・・端部(当接部)
222e、322e・・・進角側面
222f、322f、422f、522f・・・遅角側面
R1・・・進角油室
R2・・・遅角油室
A・・・当接幅
B・・・底幅
L・・・平行線
θ1、θ2・・・テーパ角度

Claims (7)

  1. 内燃機関のクランクシャフトまたはカムシャフトの一方と一体的に回転するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材に設けた突部に摺接し、前記ハウジング部材に相対回転可能に組付けられてベーン部にて前記ハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成し前記カムシャフトまたは前記クランクシャフトの他方と一体的に回転するロータ部材と、
    前記突部に形成され前記ベーン部の少なくとも一つと当接し、進角側または遅角側への前記相対回転角度を規定するストッパと、
    前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転位置が所定の位置で一致したとき、前記ハウジング部材に設けられたロック部材が前記ロータ部材に形成された受容穴に没入し前記相対回転を規制するロック機構と、
    前記進角油室と前記遅角油室及び前記ロック機構への作動油の給排を制御する油圧回路とを備えた弁開閉時期制御装置において、
    前記相対回転が規制されているとき、前記ロック部材は、前記受容穴の開口部と底部との間において前記受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
  2. 内燃機関のクランクシャフトまたはカムシャフトの一方と一体的に回転するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材に設けた突部に摺接し、前記ハウジング部材に相対回転可能に組付けられてベーン部にて前記ハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成し前記カムシャフトまたは前記クランクシャフトの他方と一体的に回転するロータ部材と、
    前記突部に形成され前記ベーン部の少なくとも一つと当接し、進角側または遅角側への前記相対回転角度を規定するストッパと、
    前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転位置が所定の位置で一致したとき、前記ハウジング部材に設けられたロック部材が前記ロータ部材に形成された受容穴に没入し前記相対回転を規制するロック機構と、
    前記進角油室と前記遅角油室及び前記ロック機構への作動油の給排を制御する油圧回路とを備えた弁開閉時期制御装置において、
    前記相対回転が規制されているとき、前記ロック部材の前記受容穴の内周面の進角側および遅角側と当接する当接部の周方向の当接幅は前記受容穴の底部の周方向の底幅より大きいことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
  3. 前記相対回転が規制されているとき、前記ストッパと前記ベーンとの間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弁開閉時期制御装置。
  4. 前記受容穴の前記内周面の遅角方向の進角側面および進角方向の遅角側面はそれぞれ前記ロータ部材の径方向に平行な平行線と所定のテーパ角度θ1およびθ2をなし、前記テーパ角度θ1およびθ2のいずれか一方は他方より大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弁開閉時期制御装置。
  5. 前記ロック機構が解除され前記相対回転が許容される方向と逆方向の前記進角側面または遅角側面のいずれか一方の前記テーパ角度は、他方の前記テーパ角度より大きいことを特徴とする請求項4に記載の弁開閉時期制御装置。
  6. 前記相対回転が規制され前記ロック部材が前記受容穴に没入しているとき、前記受容穴の前記進角側面および遅角側面のいずれか一方は対向する前記ロック部材の側面と面接触することを特徴とする請求項4に記載の弁開閉時期制御装置。
  7. 前記ロック機構が解除され前記相対回転が許容される方向の前記進角側面または遅角側面のいずれか一方は、対向する前記ロック部材の側面と面接触することを特徴とする請求項6に記載の弁開閉時期制御装置。
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