JP2005032781A - 電波吸収体取付補助具 - Google Patents

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聖純 千野
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Abstract

【課題】誘電性もしくは導電性電波吸収体を電波暗室の内壁面および天井面などに、作業現場に特別な長時間固定用足場や固定台を作る必要が無く、少人数で簡単に短時間で確実に取付けられるようにする事。
【解決手段】電波暗室を作る場合、金属板等で電磁遮蔽された室内の壁面及び天井面に、取付補助具を直接またはフェライトタイルのパネルと共に一定間隔でビスで固定し、略ピラミッド形状もしくはくさび形状の電波吸収体低端に概取付補助具基部の4辺の内少なくても2辺以上に相対位置変更可能に連結する連結手段で連結した側板を挿着又は覆設し、概電波吸収体と本発明の取付補助具を固定ピンを用いて取付けるようにした物で、概取付補助具は輸送時には平板形状をしており、工事施工現場にて簡単に組み立てる事ができるような構造になっている
【選択図】 図1

Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
電子機器の特性測定や電子部品のEMC(Electoro Magnetic Compatibility)評価試験を屋内で行うための電波暗室は電磁遮蔽された室内の壁面並びに天井面に誘電性電波吸収体や導電性電波吸収体を磁性吸収材料と組み合わせた物が取付けられており、本発明は該電波吸収体の取付けに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の電波吸収体の取付方法は特開平6−275981に示されているように接着剤等で接合固着するのが一般的であり、また特開平7−79087に示されているように導電性の固定用部材に強化プラスチックのボルトとナットを用い固定するか、特願平10−28750に示されるようなガイド板部の固定治具と位置決め治具を用いかつ電波吸収体頂部開孔から突出させた支持用ロッドを用い取付けたものがある。
【特許文献1】特開平6−275981
【特許文献2】特開平7−79087
【特許文献3】特開平9−312491
【特許文献4】特願平10−28750
【特許文献5】特願平11−538146
【従来の技術】
【0003】
電波暗室に取付ける電波吸収体は、電磁遮蔽された室内の壁面並びに天井面に電波吸収体を電磁的に隙間無く取付けて使用される。概電波暗室は電子機器からふく射される電磁波のレベルを測定する事と、外部からの電磁波で電子機器が誤動作しないことを確認するための一定の電界強度を電子機器に加える為に、電波吸収体を室内の天井、壁面に取付けている。
【0004】
壁面や天井に損失誘電体でできた誘電性電波吸収体もしくは抵抗皮膜などでできた導電性電波吸収体を取付けるときは接着剤で接着固定することがほとんどであったが、一部では上記従来技術の様に、ボルトで導電性の固定台に取付けたり、支持用ロッドを用いネジで固定していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、低周波帯域から使用する誘電性電波吸収体ではピラミッドの高さが2m以上あるものを使用する場合があり、この様な電波吸収体を固定する為の接着には接着が完全に固着されるまで、壁面の場合には棚状の支えを設け、また天井の場合には床からやぐらを組んで支えをしなければならなかった。
【0006】
しかし、このような接着では、乾燥固着までに大幅な時間を要し、かつ専用の棚ややぐらが必要であり、専門家でない一般の作業者では施工できなかった。
【0007】
また、電波暗室を使用する人が出入りする時や、測定中に概電波吸収体を損傷したときは交換修理しなければならなくなる、しかしこの様な場合は接着された部分を剥し、かつ新しい電波吸収体を接着する為、固定するまでの支えを専用に準備しなければならなかった。
【0008】
その為接着が終わるまでの時間電波暗室を使用できなくなるという欠点があり、また、接着では接着力が衰え、脱落する危険があり、長期間の耐久性が保証できるかという問題も生じていた。
【0009】
また、導電性の固定用部材と多角錘状をなしたる殻体とを直接ボルトで固定する場合は殻体の構造設計上無理があり、導電性皮膜で覆った電波吸収体の様に薄板形状では設計が制約されてしまうとう問題があった。
【0010】
また、他の取付方法として引例にあげたような電波吸収体頂部開孔から突出させた支持用ロッドを壁面に固定することは煩雑であり、低い周波数帯域からの電波暗室では450mm以上の長尺ロッドを使わなければならない問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで、この様な電波暗室で使用する電波吸収体を壁面及び天井面に短時間で固定でき、必要な時に交換が出来るように工夫された取付補助具が必要であった。
【0012】
図1は本発明の取付補助具を壁面に取付け、更にその上から電波吸収体を取付け固定するところを示した図である。
【0013】
実際の取付補助具の構造は中空の電波吸収体下端内側に取付補助具の側板を挿着し、電波吸収体の外側から固定ピンで固定する方法と、
【0014】
電波吸収体の下端部を外側から取付補助具の側板で覆い、固定ピンで取付補助具と電波吸収体を固定する方法がある。
【0015】
このようにして取付補助具は壁面や天井にネジで固定し、電波吸収体は取付補助具を用いて固定ピンで固定する為、接着剤で接合固着するまで長尺の電波吸収体を支えたり、待つ必要が無い。
【0016】
電波吸収体を交換修理する場合は差し込んだ固定ピンを抜き取り外し、吸収特性の異なる物や損傷の無い電波吸収体に変えた後、固定ピンを差し込めばよい。
【0017】
特にこの発明では取付補助具を不燃処理剤を混ぜた樹脂で作り、輸送時には平板になるように工夫してあり、輸送時にかさ張らないようにしてある。
【0018】
この様にして、従来型の接着式に比べ、工事期間の短縮、取付け信頼性を向上させることが出来きる。
【0019】
また、特に組立式のカーボン皮膜電波吸収体とすれば、輸送費を削減することができ、同時に本発明の取付補助具も輸送時に平板になるので、工事施工の場所までコンテナやトラックで輸送する場合、より一層その効果が発揮されます。
【0020】
また、内部が中空の電波吸収体にあっては略ピラミッド形状底面の部材を省くことが出来るという特徴も備えています。
【発明の実施の形態】
【0021】
図1において、本発明の取付補助具2は基部2aと複数の側板2bと構成されており、基部2aには壁面もしくは天井にビス3で取付ける為の取付け孔2cが複数個設けてあり、
【0022】
側板2bには電波吸収体1を固定する為の固定孔2dが設けてあり、電波吸収体の外面根元に設けた孔1aと合い、固定ピン4を挿入できるようにしてある。
【0023】
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の取付補助具の展開状態を詳しく説明する図であって、実施例では難燃剤を混合したポリプロピレン成型材料で成型した物であり、各部の符号は図1と同じであり、正面図と右側面図を示す。
【0024】
図2において、側板2bは略台形部分は基部2aの4辺に同じように設けられており、側板2bは基部2aとヒンジ2hで接合している。
【0025】
また、この実施例では樹脂成型材料の節約と、必要な強度を保つ為基部2a、側板2b共に蜘蛛の巣状に空隙を設けた例を示したあり、これらの空隙は必要に応じて適宜作られる。
【0026】
側板2bには電波吸収体を固定する固定孔2dが側板2bの略中心部に設けてあるが、必要により複数個設けても良い。
【0027】
側板2bの略台形部分の中心付近には長方形の孔2eが設けてあり、この孔には取付補助具基部2aからヒンジを介して設けた固定台2fの先端突起2gと勘合するように配置してあり、孔2eを固定台の先端とあわせることで、取付補助具は立体的構造になる。
【0028】
図3は図2の組み上がった立体的構造をを示す側面図であり、本発明の取付補助具2の基部2aの外周にヒンジ2hで連続的に成型された側板2bを回転させるとともに、固定台2fを曲げ起こしその先端に設けた突起2gを側板2bの縦長の孔2eに勘合させる状態を示してある。
【0029】
図4は組み上がった取付補助具に中空の抵抗損失電波吸収体1を挿着し、4辺の固定用の孔1aから取付補助具の固定孔2dに固定ピン4を差し込んでいる。
【0030】
この固定ピン4は色々な物が使用できるが、実施例では樹脂製の固定ピン4で、押し込むと先端が開き抜け止め防止になっている、繰り返し使用できる構造の物を用いた。
【0031】
この他にも電波吸収に影響しない範囲の大きさで、金属製の固定ピン4を用いることも可能であり、限定するものでは無い。
【実施例】
(実施例1)
【0032】
図5は本発明の他の実施例で発泡ウレタンフォームにカーボン粒子を含浸させた、誘電性電波吸収体の取付け例を示したもので、このような誘電性電波吸収体のピラミッドはカーボンを含浸させた発泡ウレタンフォームで充実しており、本発明の取付補助具はピラミッド形状の下端根元を覆うようにしており、固定孔2dより、長めの固定ピン4aを差込固定した例である。
【0033】
図5では各辺に1本の長めの固定ピン4aを差込固定した実施例を示したが、各辺に複数個の固定孔2dを設け、それらに勘合する固定ピン4aを必要なだけ用い固定しても良い。
【0034】
図5の実施例では本発明の取付補助具2を電波吸収体1の下端根元部分を覆うようにして、固定ピン4で止めているが、発泡ウレタンフォームの様に電波吸収体内部に空間がない物でも、電波吸収体1の発泡ウレタンフォームの下端根元部分内側に切り込みを入れて、そこに本発明の取付補助具を差込、固定する事もできる。
【0035】
また誘電性電波吸収体として、発泡ウレタンフォームの例を挙げたが、カーボン含有発泡ポリスチロールなどの場合も同様にして本発明の取付補助具を用いることで短時間で取付け固定することが可能になる。
【0036】
図6は電波暗室を作る際に低い周波数帯域の電波を吸収させるため、フェライトタイルを貼ってから、損失誘電体もしくは導電性の抵抗皮膜の電波吸収体を取付ける時の例であり、取付補助具2の側板2bの表記は省略してある
【0037】
フェライトタイルは予め、工場で100mm角正方形のフェライトタイル9枚を金属の反射板に接着したパネル形状とした物を用いると短時間で取付ける事ができ、それらは4個の取付け孔にて壁や天井に固定するようにしてある。
【0038】
前記取付け孔と本発明の取付補助具の取付け孔2cとは位置が一致するようにして有り、図6ではフェライトタイルを9枚1組にしたパネル6枚において、左側の4パネルの上に本発明の取付補助具2を取付けた正面図を示しており、低い周波数帯域から使用する電波暗室ではこの様なフェライトタイルを用いた磁性体の電波吸収体と導電性あるいは誘電性電波吸収体とを複合して壁面及び天井に取付けて使用することで、導電性あるいは誘電性電波吸収体の大きさを短縮でき必要な広さの電波暗室を作る時電波暗室の外側の面積や高さを小さくできることが知られている。
【0039】
さらに、図7では図6の取付け状態を断面図で示したもので、ビス3によって壁面7に取付補助具2とフェライトタイル5と金属反射板6一緒に取付けた例である。
【0040】
図7はさらに、略中空のピラミッド形状の電波吸収体1にはピラミッド形状の表面にカーボン粉末を一定量まぜた材料から作った導電性のカーボン皮膜1bを表面に貼った例を示しているが、必要によっては略中空のピラミッド形状の内面にカーボン皮膜1bを貼り付けて電波吸収体1としてもよく、図示ような正面方向や斜め方向から来る電波を吸収する。
【0041】
また、図8は略四角形の本発明の取付補助具に隣り合った2辺にのみ、突起を設け、壁面や天井に規則正しい間隔で取付けることが出来るような凸部2gが設けられた例が示されている。この図でも側板2bは省略してある。
【0042】
(実施例2)
図9は本発明の取付補助具2によって固定する電波吸収体1の他の実施例であり、2種類の略3角形板状のパネルを用いて組み立てた例が示されており、組み上がった略ピラミッド形状の先端部には固定及び保護用の部材8が取付けてあり、誤って略ピラミッド形状の先端に測定者が触れても、電波吸収体を保護するとともに、接触した測定者がけがをしないようにしてある。
【0043】
図10は図9の組立式電波吸収体組立前の分解状態を示す図であり、2種類の略3角形板状パネルの1方には複数の略長方形の孔1cが設けてあり、略3角形の板の他方には前記略長方形の角穴1cに勘合する突起1dが複数個設けてある。
【0044】
これらの略3角形板状パネルの表面もしくは裏面にはカーボン粉末を一定量まぜた材料から作った導電性のカーボン皮膜(図示省略)が貼り付けてあり、組立は電波暗室を作る現場で行う事が可能で、運搬は略3角形の板と組立前板状の取付補助具2の状態で行う事が出来ます。
【0045】
(実施例3)
図11及び図12は本発明の更なる他の実施例を示しており、図11は組立前の展開状態で、図12は実際に組み立てた使用状態である。
【0046】
図11において、本発明の取付補助具の基部2aは略四角形の板状に成型したもので、外周の4辺には相対位置回転可能に連結するヒンジ2hによって側板2bが成型され、その両側には固定台2fがヒンジでつなげ成型してある。
【0047】
前記固定台2f根元には突起2gが設けてあり、基部2aに設けた孔2eに差込固定するようにしてある。
【0048】
また、前記基部2aの四隅には組み立てた時に略L字状になる一対の部材2iと2jが設けてあり、取付固定した電波吸収体の取付位置が安定するようにしてある。
【0049】
(実施例4)
図13はまた更なる実施例であり、本発明の取付補助具において、基部2aに対し側板2bを一体成型せずに、別々に樹脂成型した物で、基部2aの4辺に相対位置変更可能に連結するように設けた凹部2kに側板2bの根元に設けた勘合溝2lを差込、本発明の取付補助具とした例を示している。
【0050】
(実施例5)
図14はまたまた更なる実施例であり、本発明の取付補助具で、基部2aと側板2bとをヒンジ構造などを使わずに一体成型した例であり、側板2bは逆V字型にすることで、複数個の取付補助具を重ねた時、その体積が減るように重ねる設計がされており、工事現場までの輸送時の体積を減らすように設計してある。
【0051】
また、これらの実施例では、取付補助具を略4角形とし、その4辺を折り曲げるようにし、略4角形であるとして説明したが、何も四角形や4辺の折り曲げに限定する必要はなく、多角形にした取付補助具であっても、同様の機能を破棄することができ、多角形もしくは円形であってもよい。
【0052】
また、本発明では取付補助具をプラスチック成型品で作り、不要な部分をくり抜いた形状としたが、網目状の形状は、樹脂成型による成型に適した形状とし、この例以外の形状でも必要な強度を保つことが出来ればこれにこだわる必要は無い。
【0053】
さらに、本発明の実施例では取付補助具を運搬時を考慮し平坦な板状に展開する例を示したが、運搬時に最小限の体積になるよう、重ねることが出来るような立体的な形状とすることもでき、
【0054】
また上記以外の組合せとして、1つの取付補助具に複数個の略ピラミッド形状を1組にした電波吸収体を取付ける場合に用いても良く、それらを固定する固定ピンについても本数や配置を限定するものでは無く、また、実施例に示したようなウレタンフォーム(スポンジ)にカーボンを含浸させた略ピラミッド形状の内部が充実している電波吸収体の取付に使用する取付補助具においても本発明は適用でき、同様の効果を得る事が出来る。
【0055】
なお、本発明の説明では図1〜図5、図8〜図10、においては、1つの電波吸収体を表し、図6では複数のフェライト製の電波吸収体に本発明の取付補助具が4つ取付けた例が示され、さらに図7では2つの電波吸収体を示しているが、実際には電磁遮蔽されたシールド室の6面もしくは、床面を除く5面前面に電波吸収体を貼り付け電波暗室としており、本実施例の説明図では全体に貼り付けた電波暗室の実施例は省いている。
【0056】
なお、実施例で示した略ピラミッド形状もしくは略くさび形状の電波吸収体以外であっても有効であり、特に誘電率の異なった多層構造の誘電性電波吸収体のようにブロック形状の場合であっても本発明の取付補助具を用いる事ができ、電波吸収体の形状にとらわれる事無く、本発明の取付補助具を用いれば同様の効果を得ることが出来ます。
【0057】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、導電性電波吸収体並びに誘電性電波吸収体を電波暗室内の壁面や天井に固定する時、本発明の取付補助具を取付面と電波吸収体の間に配置することにより電波吸収体を短時間で所定の位置に固定することができ、
【0058】
取付作業は接着固定するまでの足場や固定台を設けることも不要であり、取付ビスと固定ピンで行える。
【0059】
また固定ピンを抜けば電波吸収体を取り外し、交換することも容易であり、長期の使用における電波吸収体の自重による垂れ下がり変形にも、壁面に固定ピンで固定した電波吸収体を上下反転させる事で解決できます。
【0060】
また本発明の取付補助具は輸送状態では平板にすることが出来、輸送体積を軽減できるばかりか、取付工事現場で誰でも簡単に組立が出来、確実に固定できるようになり
【0061】
従来のような接着剤を用いた固着に比べ、品質信頼性の不安を解消できるという特徴を持っています。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構造概念を斜視図によって示した図
【図2】図2は本発明の取付補助具を展開し輸送するときの時の様子を説明する正面図及び右側面図。
【図3】図3は本発明の取付補助具の組み立て方を示す側面図である。
【図4】図4は本発明の取付補助具に抵抗損失体を貼った電波吸収体を取付けた状態を示す、側面断面図。
【図5】図5は本発明の取付補助具を用い、内部充実型の誘電性電波吸収体を固定した例を示す側面図。
【図6】図6はフェライトタイル電波吸収体の上に本発明の取付補助具を固定し、その上に導電性や誘電性の電波吸収体を取付ける時の様子を示す為に複数個整列し取付けた例を示す正面図(各取付補助具の四辺の折り曲げた部分は省略してある)。
【図7】図7は図6の実施例を示す側面断面図で、壁面にフェライト電波吸収体と本発明の取付補助具をビスで固定し、その上に抵抗損失体を貼り付けた、内部が略中空の電波吸収体を固定ピンで固定した実施例を示す図
【図8】本発明による取付補助具の隣り合った2辺に突起を設け、本発明の取付補助具が一定の間隔で壁面や天井に取付けられるようにした1つの形状を示す図。
【図9】本発明による取付補助具に取付ける電波吸収体の形状を組立式にした実施例を示した図。
【図10】図10は図9の組立式電波吸収体を組み立てる前の各部品の形状を示した図。
【図11】図11は本発明の他の実施例の取付補助具の展開、輸送状態を示す図。
【図12】図12は図11の実施例を組立た図。
【図13】図13は本発明の他の実施例で、取付補助具の分解、輸送状態とその組み立て方が判る図。
【図14】図14はさらなる本発明の他の実施例で、取付補助具を一体に作った図。
【符号の説明】1
1、 導電性の抵抗皮膜もしくは誘電性材料を用いた電波吸収体
1a、 電波吸収体1の取付固定ピンを差し込む孔
1b、 導電性の電波吸収体1の表面に貼った抵抗損失体としてのカーボン皮膜
1c、 導電性電波吸収体1で組立式である中空の電波吸収体の組立勘合用の略長方形の角孔部分。
1d、 導電性電波吸収体1で組立式である中空の電波吸収体の組立勘合用の突起部分
2、 本発明の取付補助具
2a、 略正方形の取付補助具の基になる基部
2b、 基部2aの外周付近に設け、基部に対し略垂直方向の面を持ち電波吸収体に密着する側板
2c、 取付補助具の基部に設けた、壁面及ぶ天井に貼り付ける為のネジを挿入する複数の孔
2d、 組み上がった本発明の取付補助具に電波吸収体を固定する為の固定ピンを挿入する側板2bに設けた固定孔
2e、 取付補助具の側板2bを所定の位置に固定す為の孔
2f、 側板2bを固定する固定台
2g、 取付補助具の側板2bを所定の位置に固定する為の孔2eと勘合する突起
2h、 取付補助具の外周付近に設けたヒンジ
2i、2j、 取付補助具の側板2bで4角の位置決めをする部材
2k、 取付補助具の基部2に設けた、側板2bが挿入される凹部
2l、 取付補助具の側板2bを基部2の凹部2hに勘合させる溝
3、 壁面及び天井に取付けるビス
4、 本発明の取付補助具に電波吸収体を固定する固定ピン
5、 フェライトタイル電波吸収体
5a、 フェライトタイルの取付け用孔
6、 フェライトタイル背面に工場で接着固定した金属反射板
7、 壁面
8、 略三角錐の組立式電波吸収体先端に付け先端を保護し、固定する部材

Claims (4)

  1. 電波暗室などに用いる誘電性電波吸収体及び、導電性電波吸収体を壁面並びに天井面等に取付ける時に用いる取付補助具において、該取付補助具の基部は平板で略正方形もしくは長方形をしており、壁面もしくは天井面に取付けるための取付け孔が複数設けられており、該取付補助具の4辺の内少なくても2辺以上に相対位置変更可能に連結する連結手段で連結した側板を設け、側板には前記電波吸収体を取付ける固定孔が1つ以上設けてあり、該固定孔に固定ピンを差込、上記電波吸収体を固着することを特徴とする電波吸収体取付補助具
  2. 電波暗室などに用いる誘電性電波吸収体で1つ以上のピラミッド形状もしくはクサビ状の電波吸収体を壁面並びに天井面に取付ける時に用いる取付補助具において、該取付補助具の基部は平板で略正方形もしくは長方形をしており、壁面もしくは天井面に取付けるための取付け孔が複数設けられており、該取付補助具の4辺の内少なくとも2辺以上には、相対位置回転可能に連結する連結手段で連結した側板を設け、側板には前記電波吸収体を取付ける固定孔が1つ以上設けてあり、該取付補助具の側板は上記電波吸収体のピラミッドもしくはクサビ形状の下端部を覆うようにしており、前記固定孔より該電波吸収体に固定ピンを差込み固着することを特徴とする電波吸収体取付補助具
  3. 電波暗室などに用いる導電性材料を用いた略中空の1つ以上のピラミッド形状もしくはクサビ状の電波吸収体を壁面並びに天井面に取付ける時に用いる取付補助具において、該取付補助具の基部は平板で略正方形もしくは長方形をしており、壁面または天井面に取付けるための取付け孔が複数設けられており、該取付補助具の4辺の内少なくとも2辺以上には、相対位置回転可能に連結する連結手段で連結した側板を設け、側板には電波吸収体を取付ける固定孔が1つ以上設けてあり、該取付補助具の側板は上記電波吸収体下端中空部に挿着され、かつ前記電波吸収体の下端部付近に設けた孔から前記取付け補助具の側板の固定孔に固定ピンを差込、固着することを特徴とする電波吸収体取付補助具
  4. 不燃性の板材の上にカーボン皮膜を貼り付けた略三角形もしくは台形の2対のパネルを略ピラミッド形状のもしくはくさび形状に組立てて、電磁波を吸収する電波吸収体において、該パネルの略三角形もしくは台形の底辺付近には電波吸収体取付補助具の固定孔に勘合するするための孔を設けた電波吸収体を用いた請求項3項の電波吸収体取付補助具
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