JP2005030886A - 広告情報処理装置及び広告情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】広告主の端末B、及び、現在位置情報を送信可能な車載端末C、と情報通信するサーバAを用いる。サーバAにおいて、車載端末Cから現在位置情報を受信した場合に、広告主の広告情報を蓄積した広告情報データベースから、受信した現在位置情報に基づいて、広告情報を選択して車載端末Cに送信する。車載端末Cのユーザは、広告情報の無いお店等について、車載端末Cから広告情報を配信するよう求めることができる。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信を利用した広告の配信技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯型電話機や通信機能を有するカーナビゲーションシステム等の移動体端末に各種広告を表示させる技術として、予め地図情報に広告情報を埋め込んで各種記憶装置に記憶しておき、地図情報と共に広告情報を表示させる技術が提案されている。しかし、この技術ではこれらの情報を記憶する記憶装置として比較的大容量のものが要求される他、情報の更新に不便であり、最新の広告をユーザに提供することができない。
【0003】
このような問題を解決するものとして、例えば、特許文献1乃至3には、移動体端末から送信される現在位置情報に応じてリアルタイムで広告情報を配信する技術が提案されている。この技術によれば、例えば、移動体端末の位置の近傍の店舗等の広告が選択されて配信されるため、予め広告情報を記憶しておく場合よりも必要な記憶容量が大幅に削減されると共に最新の広告を配信できる他、リアルタイムで広告が配信されるため、絶大な宣伝効果が期待できる。
【0004】
更に、この広告配信の技術は、一般に広告活動に対して消極的である個人経営の商店、食堂といった小規模事業者が積極的に広告を配信する機会を与え得るものと言える。すなわち、小規模事業者が広告活動をする手段としては紙の広告を近隣の地域に配布することが挙げられるが、そもそも紙の広告は宣伝効果が必ずしも高くはない。宣伝効果を挙げようとすれば、新聞の折込広告や雑誌上の広告等の場合のように、広告の発行部数を膨大に増やすと共に配布地域を広範にすることが必要となるが、そのコストが膨大となり大規模事業者でなければ現実的ではない。
【0005】
この点、上述した配信技術によれば、移動体端末の位置の近傍の店舗等の広告が選択されて配信されるため、広告の提供タイミングとして最適であり、広告効果が極めて高いことに加え、電子データによる広告であるため、紙の広告の場合のように紙代・印刷代等に費やす費用が不要であり、広告に要する費用も大幅に削減され得る。従って、小規模事業者が手軽に広告活動を展開する手段として今後益々発展することが予想される。
【0006】
【特許文献1】特開平10−300490号公報
【特許文献2】特開2002−366843号公報
【特許文献3】特開2003−16348号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、一般に広告の配信は広告主から配信を受けるユーザに対して一方的になされるため、広告主側の意向を反映したものとなり易い。このため、配信される広告が必ずしもユーザの希望に沿ったものとなるとは限らず、広告配信サービスの普及が促進されない場合が生じ得る。
【0008】
従って、本発明の目的は、ユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与し得る広告情報処理装置及び広告情報処理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信手段と、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択手段と、前記移動体端末から、前記広告情報の提供のない事業所について、前記広告情報の配信要求を受信した場合に、当該事業所と対応付けて前記配信要求があったことを記録する記録手段と、を備えたことを特徴とする広告情報処理装置が提供される。
【0010】
この広告情報処理装置によれば、広告情報の提供のないレストランや商店といった各種の事業所について、移動体端末から、広告情報の配信要求があると、これがその事業所と対応付けられて記録される。すなわち、移動体端末のユーザは、広告情報が配信されていないが、外出先で見かけた気になるお店について、その広告情報の配信をリクエストすることができ、これが記録される。そして、広告配信の管理者は、その事業所に対して広告情報の配信を勧誘することができ、当該事業所においてもリクエストがあることが分かればこれに応じる可能性も高くなる。従って、広告情報の配信を受けるユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。
【0011】
本発明においては、更に、前記配信要求のされた事業所の端末に対して、前記広告情報の提供を促す通知を送信する送信手段を更に備えることもできる。この構成により、広告情報の配信要求のされた事業所に対する勧誘を自動化することができる。広告情報の提供を促す通知としては例えばEメール、FAX等によるものが挙げられる。
【0012】
この場合、前記送信手段は、前記配信要求の数が所定数を超えた事業所の端末に対して、前記広告情報の提供を促す通知を送信することが望ましい。こうすることで、配信要求の高い事業所に対して効率的に勧誘ができると共に、当該事業所としても配信要求が高いのであればこれに応ずる可能性もより高くなる。
【0013】
また、本発明においては、前記配信要求が、前記配信要求がなされた理由を示す情報を含み、前記記録手段は、前記配信要求の対象である事業所と前記配信要求をした理由を示す情報とを対応付けて記録することが望ましい。こうすることで、移動体端末のユーザが、配信要求をするに至った理由が明らかになり、その事業所に対して広告情報の配信を勧誘する際に活用できる有益な情報となる。
【0014】
また、本発明においては、前記通信手段は、前記現在位置情報に基づき選択された地図情報及び当該地図情報が示すエリアに存在する事業所に対する前記配信要求の有無と共に前記広告情報を送信することが望ましい。このような構成により、移動体端末の各ユーザに対して、広告情報が配信されていない事業所については配信要求の有無が提供され、いわば一種の広告情報となる。このような情報は、例えば、「隠れた名店」を示す情報になり得、移動体端末のユーザにとって有益な情報となる。また、移動体端末において地図情報を有する必要性が軽減され、例えば、その記憶容量を削減できると共に最新の地図情報を提供し得る。
【0015】
また、本発明によれば、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信手段と、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択手段と、前記移動体端末から前記広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報を受信した場合に、当該評価情報を当該広告情報又はその広告主と対応付けて記録する記録手段と、を備えたことを特徴とする広告情報処理装置が提供される。
【0016】
この広告情報処理装置によれば、移動体端末から、広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報があると、これがその広告情報又はその広告主と対応付けられて記録される。すなわち、広告情報を受けた移動体端末のユーザが、その広告の対象となるお店等に実際に行った場合に、それが広告通りであったかといった評価を述べることができ、これが記録される。そして、広告配信の管理者は、広告主に対してその評価を提示することができ、広告主としてもその評価に応じて、よりユーザに利便性の高い広告を提供することになろう。従って、広告情報の配信を受けるユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。
【0017】
本発明においては、前記記録手段は、前記評価情報を前記広告情報と対応付けて記録し、前記通信手段は、前記選択手段により選択された前記広告情報を、当該広告情報と対応付けられた前記評価情報と共に前記移動体端末に対して送信することが望ましい。このような構成により、移動体端末の各ユーザに対して、他のユーザの評価情報が提供され、いわば口コミの一種の広告情報となり、移動体端末のユーザにとって有益な情報となる。
【0018】
また、本発明においては、前記通信手段は、前記現在位置情報に基づき選択された地図情報と共に前記広告情報を送信することが望ましい。このような構成により、移動体端末において地図情報を有する必要性が軽減され、例えば、その記憶容量を削減できると共に最新の地図情報を提供し得る。
【0019】
また、本発明によれば、サーバによって、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信工程と、前記サーバによって、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択工程と、前記サーバによって、前記移動体端末から、前記広告情報の提供のない事業所について、前記広告情報の配信要求を受信した場合に、当該事業所と対応付けて前記配信要求があったことを記録する記録工程と、を備えたことを特徴とする広告情報処理方法が提供される。
【0020】
この広告情報処理方法によれば、広告情報の提供のないレストランや商店といった各種の事業所について、移動体端末から、広告情報の配信要求があると、これがその事業所と対応付けられて記録される。すなわち、移動体端末のユーザは、広告情報が配信されていないが、外出先で見かけた気になるお店について、その広告情報の配信をリクエストすることができ、これが記録される。そして、広告配信の管理者は、その事業所に対して広告情報の配信を勧誘することができ、当該事業所においてもリクエストがあることが分かればこれに応じる可能性も高くなる。従って、広告情報の配信を受けるユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。
【0021】
また、本発明によれば、サーバによって、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信工程と、前記サーバによって、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択工程と、前記サーバによって、記移動体端末から前記広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報を受信した場合に、当該評価情報を当該広告情報又はその広告主と対応付けて記録する記録工程と、を備えたことを特徴とする広告情報処理方法が提供される。
【0022】
この広告情報処理方法によれば、移動体端末から、広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報があると、これがその広告情報又はその広告主と対応付けられて記録される。すなわち、広告情報を受けた移動体端末のユーザが、その広告の対象となるお店等に実際に行った場合に、それが広告通りであったかといった評価を述べることができ、これが記録される。そして、広告配信の管理者は、広告主に対してその評価を提示することができ、広告主としてもその評価に応じて、よりユーザに利便性の高い広告を提供することになろう。従って、広告情報の配信を受けるユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した広告配信システムの例を示す構成図である。このシステムは、本発明の一実施形態に係る広告情報処理装置として機能し、広告情報を配信するサーバAと、広告主の端末Bと、車両に搭載された移動体端末であって、広告情報の配信を受ける車載端末Cと、から構成されている。車載端末CはGPS(global positioning system)の衛星からの電波により現在位置を検出し、主としてカーナビゲーションシステムとして機能するものである。
【0024】
なお、本実施形態では広告情報の配信を受ける移動体端末として車載端末を挙げるが、携帯型電話機等、他の移動体端末についても本発明は適用可能である。また、図1では、説明の便宜上、広告主の端末B及び車載端末Cをそれぞれ1つずつ図示しているが、実際にはこれらが複数存在することになる。
【0025】
本実施形態において、サーバAと広告主の端末B及び車載端末Cとはインターネット等のネットワークを介して情報通信が可能とされており、特に、車載端末Cは無線通信網を介してサーバAと情報通信が可能に構成されている。これらの構成について、まず、広告主の端末Bは、例えば、情報通信機能及びブラウザ機能を有するパソコンが挙げられる。
【0026】
次に、図2を参照して車載端末Cの構成について説明する。図2は車載端末Cの構成例を示すブロック図である。CPU101は車載端末C全体の制御を司るプロセッサであり、特に後述する処理を実行する。ROM(リードオンリメモリ)102は基本プログラムの他、固定的なデータを記憶するメモリである。RAM(ランダムアクセスメモリ)103はCPU101によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する。これらのROM102及びRAM103としては、他の記憶手段を採用してもよいことはいうまでもない。
【0027】
HDD(ハードディスクドライブ)104は、カーナビゲーションのプログラムや後述する処理のプログラム、或いは、サーバAから送信された情報等を記憶する。ディスプレイ106は地図情報や広告情報等の各種情報を表示出力する表示器であり、ディスプレイコントローラ105を介してCPU101に接続されており、CPU101の命令により各種情報を表示する。音声出力回路107はスピーカ108を介して車両の乗員に合成音声等の音声により各種情報を提供するものであり、広告情報の音声出力も可能である。時計IC109は日付及び現在時刻を計測する回路である。インターフェース110は、CPU101と以下に述べる各デバイスとの間における情報の入力又は出力を中継するものであり、各デバイスの種類に応じて一又は複数設けられる。
【0028】
GPSセンサ111は、人工衛星から発信される電波を受信して自車両の現在位置(緯度、経度)を検出する位置検出センサであり、インターフェース110を介してCPU101に現在位置情報を提供する。車速センサ112は、自車両の走行速度を検出する速度検出センサであり、インターフェース110を介してCPU101に自車両の走行速度を提供する。方位センサ113は自車両の移動方向を検出するセンサであり、インターフェース110を介してCPU101にその検出結果を提供する。この方位センサ113としては例えば地磁気センサを挙げることができる。これらの各センサは主としてカーナビゲーション機能を実現するために用いられる。
【0029】
入力装置114は車両の乗員が車載端末Cに対する指示や情報の入力を行う装置であり、例えば、複数のボタンスイッチからなる。また、入力装置114を音声入力装置として構成してもよい。通信装置115は無線によりサーバAと双方向で情報通信を行うための装置である。
【0030】
以上が車載端末Cの構成であるが、本実施形態ではカーナビゲーションシステムに用いる地図情報を固定的に記憶するように構成していない。これは、本実施形態では地図情報もサーバAから車載端末Cへ配信することを想定しているからである。尤も、地図情報の配信は通信網に対する負担が大きいため、従来のカーナビゲーションシステムと同様に地図情報を記憶する手段を設けてもよい。この場合、サーバAからは地図情報の差分情報(例えば、新たに更新された地図情報のみ)を配信するようにしてもよい。
【0031】
次に、図3を参照してサーバAの構成について説明する。図3はサーバAの構成例を示すブロック図である。サーバAは情報通信機能を有する一般的なサーバコンピュータのハードウエア構成と基本的に同様のものを採用することができる。CPU201はサーバA全体の制御を司るプロセッサであり、特に後述する処理を実行する。ROM(リードオンリメモリ)202は基本プログラムの他、固定的なデータを記憶するメモリである。RAM(ランダムアクセスメモリ)203はCPU201によって処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶する。
【0032】
HDD(ハードディスクドライブ)104は、後述する処理のプログラム等を記憶する。通信装置205は広告主の端末Bや車載端末Cとネットワークを介して双方向で情報通信を行うための装置である。時計IC109は日付及び現在時刻を計測する回路である。
【0033】
次に、サーバAは以下に説明する各データベースを有する。これらのデータベースは例えばハードディスク等の記憶手段に構築される。各データベースが構築された記憶手段はサーバAがアクセス可能であればどのように配設されていてもよく、サーバA自体のハードウエア構成にこれを含めてもよいし、サーバAの外部のハードウエアに含まれていてもよい。
【0034】
地図情報DB(データベース)207には、車載端末Cのカーナビゲーション機能に用いる地図情報が蓄積されている。本実施形態においてサーバAは車載端末Cから送信される現在位置情報に応じた一定のエリアの地図情報を車載端末Cへ提供する。従って、地図情報DB207は例えば一定のエリア単位で地図情報を蓄積している。
【0035】
広告情報DB208には車載端末Cへ送信される広告情報が蓄積されている。尤も各広告情報の中の全ての情報が必ずしも車載端末Cへ送信されるわけではなく、以下に述べる各情報の中から車載端末Cにおいて広告を出力するのに必要な情報が車載端末Cへ送信されることになる。各広告情報は主として広告主が登録したものであり、この登録は例えば広告主の端末Bからオンラインで行うことができる。図4(a)は広告情報DB208に蓄積された広告情報の例を示す図である。本実施形態では各広告情報をテーブル形式で個別に管理しており、以下に例示する各情報が相互に対応づけて蓄積される。
【0036】
「広告ID」は各広告情報を特定するための識別子である。「広告主ID」は広告配信の依頼者である広告主を特定するための情報である。「広告主の名称」は広告主の名称である。「広告対象の事業所の所在地」とは、その広告情報の対象となる事業所の所在位置を示す情報であり、その緯度と経度とを示す情報である。事業所としては、例えば、その広告主が経営する飲食店や販売店等の各種店舗、体育館や美術館或いは公園等の各種施設、駐車場等が挙げられる。
【0037】
「事業の種類」は広告情報の対象である事業の種類を示す情報である。「配信日」は広告主が希望する広告情報の配信の日である。「配信時間帯」は広告主が希望する広告情報の配信の時間帯である。通常、広告情報はこの配信日時において車載端末Cから出力される。この場合、配信日時外であってもサーバAから車載端末Cに対する広告情報の配信自体は行っておき、車載端末C側で配信日時に該当する場合にのみこれが出力されるようにしてもよいし、また、配信日時に該当しない場合にはサーバAから車載端末Cに対する広告情報の配信自体を行わないようにすることもできる。
【0038】
「広告情報のコンテンツ」とは、車載端末Cから出力される広告の内容を示す情報である。本実施形態の場合、この広告の内容が車載端末Cのディスプレイ106上に文字で表示される場合を想定している。しかしながら、例えば、スピーカ108から合成音声により音声出力するようにしてもよい。「その他」には、任意的な情報が蓄積される。
【0039】
次に、移動体端末情報DB209には、地図情報及び広告情報の配信を受ける各移動体端末の諸情報が蓄積されており、例えば、各車載端末器Cを特定するための情報や、各車載端末器Cの所有者の嗜好の情報等が蓄積される。所有者の嗜好の情報は例えば配信する広告情報を選択する場合に活用され得る。
【0040】
次に、配信要求情報DB210には、広告情報の提供の無い店舗等の事業所について、車載端末器Cのユーザからの広告情報の配信要求に関する情報が蓄積されている。本実施形態では、車載端末Cのユーザから、広告情報の提供の無い事業所について広告情報の配信のリクエストができるようにしている。例えば、ユーザが出先で気になった店があり、その店の情報が欲しいのであるが、その店が広告情報を配信していない場合がある。本実施形態では、このような場合に対応すべく、車載端末Cのユーザが後述する手順でサーバAに対して広告情報の配信をリクエストすることができる。
【0041】
そして、サーバAではこのようなリクエストがあると配信要求情報DB210にこれを記録する。その後、サーバAの管理者はこの情報を元にその事業所の者に対して広告情報の配信をするように勧誘することができ、また、その事業所としても自己の事業所に対する広告情報の配信希望があることが分かり、これに応じて広告情報を配信せんとする意思が促進されると考えられる。その結果として、広告配信サービスが普及し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。また、本実施形態では、更に、配信要求の有無を広告情報と共に配信する。配信要求の有無も一種の広告となり、例えば、「隠れた名店」を示す情報になり得、移動体端末のユーザにとって有益な情報となる。
【0042】
図4(b)は配信要求情報DB210に蓄積された配信要求情報の例を示す図である。本実施形態では配信要求情報をテーブル形式で管理しており、以下に例示する各情報が相互に対応づけて蓄積される。「名称」は、広告配信要求の対象となった事業所を特定する情報であり、本実施形態の場合その名前である。「所在地」はその事業所の地図上の位置(緯度、経度)を示す情報である。「配信要求」はユーザからの配信要求の数を示す「件数」と、そのユーザが配信要求をした理由を示す「理由」と、からなる。「件数」を記録しておくことで、どの程度のユーザが広告配信を希望しているかの基準となる。また、「理由」を記録しておくことで、各ユーザが配信要求をするに至った理由が明らかと成る。これらは、その事業所に対して広告情報の配信を勧誘する際に活用できる有益な情報となる。
【0043】
次に、図3に戻り、評価情報DB211には、配信される各広告情報の広告対象に対するユーザの評価に関する情報が蓄積されている。本実施形態では、車載端末Cのユーザが、広告情報の広告対象に対する評価ができるようにしている。例えば、ある飲食店の広告情報を見たユーザが実際にその飲食店を訪れた場合に、その店に対する評価が貴重な生の情報となる。本実施形態では、この評価情報を有効に収集すべく、車載端末Cのユーザは後述する手順でサーバAに対してその評価情報を提供することができる。そして、サーバAではこのような評価があると評価情報DB211にこれを記録する。
【0044】
その後、サーバAの管理者は各広告主に対して評価情報を提示することでき、評価情報の提供を受けた広告主はこれを参考として、誇大広告を自制する等、よりユーザにとって利便性の高い広告を提供することが考えられる。その結果として、広告配信サービスが普及し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。また、本実施形態では更に、収集した評価情報を広告情報と共に配信する。こうすることで、車載端末Cの各ユーザに対して、他のユーザの評価情報が提供され、いわば口コミの一種の広告情報となり、各ユーザにとって有益な情報となる。
【0045】
図4(c)は評価情報DB211に蓄積された評価情報の例を示す図である。本実施形態では各評価情報を各広告情報単位でテーブル形式で個別に管理しており、以下に例示する各情報が相互に対応づけて蓄積される。「広告ID」は、評価の対象である広告情報の広告IDである。「評価情報」は、広告情報の広告対象に対する評価の情報であり、本実施形態では「評価」と、各「評価」に対する「件数」及び「コメント」とがある。
【0046】
「評価」は3段階に分かれており、「満足」、「普通」、「不満」とがある。なお、広告対象に対する評価とは、例えば、その広告情報で示された店舗等に対する感想(サービスの良し悪し等)や、個々の広告情報で示された内容の信頼性に対する評価(広告の内容が事実と反する等)等が含まれる。
【0047】
<地図情報・広告情報の配信>
次に、サーバAから車載端末Cへの情報の配信に関する処理について説明する。図5はサーバAから車載端末Cへ地図情報及び広告情報を配信する場合の処理の例を示すフローチャートである。まず、S1において車載端末CがGPSセンサ111で検出した現在位置情報をサーバAへ送信する。この処理は適当なタイミングで周期的に行うことができる。現在位置情報にはこれを送信した車載端末Cを特定する情報が付加される。
【0048】
現在位置情報を受信したサーバAではS11において、受信した現在位置情報に基づいて地図情報を選択する処理を行う。地図情報は、例えば、地図情報DB207から、受信した現在位置情報に示された位置から一定のエリアの地図情報を選択することができる。次に、サーバAはS12において広告情報を選択する処理を行う。ここでは、受信した現在位置情報に基づいて広告情報を選択する。例えば、広告情報DB208の「広告対象の事業所の所在地」に蓄積された情報に基づいて、受信した現在位置情報に示された位置から一定のエリア内に事業所が存在する広告主の広告情報を選択してもよいし、S11で選択した地図情報のエリア内に事業所が存在する広告主の広告情報を選択するようにしてもよい。
【0049】
なお、これらの地図情報及び広告情報を選択するにあたり、S1で車載端末Cから現在位置情報のみならず、車速センサ112や方位センサ113で検出された速度情報や方位情報も送信することで、これらの情報に基づき選択してもよい。また、広告情報については、移動体端末DB209に車載端末Cのユーザの嗜好の情報を蓄積しておき、その嗜好に合致する広告情報を選択するようにしてもよい。なお、広告情報の選択にあたり、現在の日時が、広告情報DB208の「配信日」及び「配信時間帯」に該当しない広告情報は選択しないようにすることもできるが、選択するようにしたとしても、その「配信日」及び「配信時間帯」に該当しない広告情報を車載端末C側で出力しないようにすることで対応可能である。
【0050】
次に、サーバAはS13において、配信要求情報DB210と評価情報DB211から配信要求情報と評価情報とを検索し取得する処理を行う。まず、サーバAは配信要求情報DB210の「所在地」を参照して、S11で選択した地図情報が示すエリアに事業所が存在するものを検索し、該当するものがあった場合、その情報を取得する。次に、評価情報DB211の「広告ID」を参照して、S12で選択した各広告情報の広告IDと一致するものを検索し、該当するものがあった場合、その情報を取得する。
【0051】
次に、サーバAではS14において車載端末Cへ送信する情報を作成する。ここでは、S11で選択した地図情報中に、S12で選択した広告情報及びS13で取得した配信要求情報と評価情報とを埋め込んだ情報を作成する。続いてS15ではS14で作成した情報を、現在位置情報を受信した車載端末Cに対して送信する。車載端末CではサーバAから送信された情報を受信してS2においてHDD104に格納する。格納された地図情報はカーナビゲーションシステムに用いられる。また、格納された広告情報、配信要求情報及び評価情報は、広告情報を出力するタイミングが到来した場合に出力される。広告情報を出力するタイミングとしては、車載端末Cが搭載された車両の乗員が指示した場合や当該車両がその広告の対象となる事業所の近傍に到達した場合、或いは、時間の経過を基準とする場合を挙げることができる。但し、「配信時間帯」に該当しない広告情報は出力しないように制御することが望ましい。
【0052】
なお、本実施形態では車両の現在位置情報に基づいて地図情報、広告情報等を選択しているが、車載端末Cのカーナビゲーション機能において目的地が設定されている場合には、この目的地の情報も車載端末CからサーバAに送信し、この目的地にも対応するようにサーバAにおいて地図情報や広告情報等を選択するようにしてもよい。
【0053】
<広告情報の出力例>
図6(a)及び(b)は、車載端末Cによる広告情報等の出力例を示す図である。本実施形態ではディスプレイ106に広告情報等を表示する。図6(a)の例では、地図情報と共に3つの広告情報(コンテンツ)106a乃至106cが表示されている。情報106dは配信要求情報を示しており、同図の例ではコーヒーカップを模したアイコンで示された店舗に対して、広告情報の配信要求が3件あったことが示されている。これを見た車載端末Cのユーザは、その店舗に対して現在のところ配信要求が3件あることを知ることになる。
【0054】
また、本実施形態の場合、広告情報に対して評価情報がある場合には、これを参照可能とするために「評価を表示」ボタンが合わせて表示されている。同図では広告情報106aに「評価を表示」ボタンが表示されている。車載端末Cのユーザがこのボタンを選択すると、例えば図6(b)に示すように評価情報106a’が表示される。同図の例では、「満足」、「普通」、「不満」といった3段階の評価の件数と、コメントとが表示されている。「戻る」ボタンを選択すると、図6(a)の表示に戻り、「次へ」ボタンを選択すると残りのコメントが表示される。このような評価情報により車載端末Cのユーザは広告情報の対象に対する他のユーザの生の評価を得ることができる。
【0055】
<広告配信の要求>
次に、車載端末Cのユーザが車載端末CからサーバAに対して、広告情報の提供の無い事業所にについて広告配信を要求する場合の処理について説明する。本実施形態では車載端末Cのディスプレイ106に表示された地図上からこれを行うことができる。図7(a)及び(b)は車載端末Cのユーザが広告配信要求を行う場合のディスプレイ106の表示例を示す図である。
【0056】
図7(a)の表示画面において、車載端末Cのユーザはポインタ106eにより広告配信を要求したい事業所のアイコンを選択する。同図においては、情報106dが表示されている、コーヒーカップを模したアイコンで示された店舗が選択されている。アイコンが選択されると、車載端末Cでは地図情報に含まれるそのアイコンで示された店舗の情報を読み出すと共に、広告配信要求のGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を表示する。
【0057】
図7(b)はそのGUI106fが表示された例を示している。GUI106fでは、車載端末Cにより読み出された店舗の名称が表示され、また、「配信希望の理由」欄に情報が入力可能な状態となっている。車載端末Cのユーザは、この「配信希望の理由」欄に広告配信要求をするに至った理由を入力し、その後「送信」ボタンを選択する。「送信」ボタンが選択されると、車載端末CはサーバAに広告配信要求を送信する。図8(a)はその場合の処理の例を示すフローチャートである。
【0058】
S21では、車載端末Cが広告配信要求をサーバAに送信する。この広告配信要求には、その対象となる事業所を特定する情報と共にユーザが「配信希望の理由」欄に入力した情報が含まれる。なお、事業所を特定する情報は、例えば、その名称やその位置情報(所在地)を挙げることができ、これらは地図情報から取得することができる。
【0059】
次に、車載端末Cから広告配信要求を受信したサーバAは、S31においてこれを配信要求情報DB210に記録する処理を行う。ここでは、既に配信要求がなされている事業所については、その事業所について図4(b)の「件数」及び「理由」を更新し、新たに配信要求がなされた事業所については、その事業所について図4(b)の情報を新たに作成する。
【0060】
なお、本実施形態では、車載端末Cのユーザが広告配信要求の対象とする事業所について、その名称や位置情報を地図情報から取得するようにしているが、地図情報にその事業所自体が登録されていない場合も有り得る。この場合は、地図上でポインタ106eで指し示された位置の位置情報自体は地図情報から得られるので、少なくともその事業所の所在地は特定することができ、また、その事業所の名称については、不明のままとしてもよいし、ユーザに入力させるようにしてもよく、地図情報にその事業所自体が登録されていない場合も対応可能である。
【0061】
<広告配信要求のされた事業所への通知>
次に、広告配信要求のされた事業所への通知処理について説明する。本実施形態では、広告情報の提供の無い事業所について、上述した通り、車載端末CのユーザがサーバAに対して広告の配信要求があると配信要求情報DB210にこれが記録される。この記録に基づいて、サーバAの管理者は、広告配信要求のあった事業所に対して広告配信の勧誘をすることができ、種々の勧誘の方法が考えられるが、本実施形態ではサーバAにより自動的に当該事業所の端末に対して勧誘の通知を送信することができる。図8(b)はその処理の例を示すフローチャートである。同図の処理は、例えば、定期的に(例えば、数日単位)行うようにすることができる。
【0062】
まず、サーバAはS41において、配信要求情報DB210からいずれか一つの事業所の情報を取得する。続くS42ではその事業所に対する配信要求の件数が所定値(例えば、10件等)を超えているか否かを判定する。超えていればS43へ進み、超えていなければS44へ進む。超えている場合、その事業所の広告配信に対するユーザの需要が高いので、S43でその事業所の端末に対して広告配信を勧誘する通知を送信する。
【0063】
通知の送信は、図1に示したようなネットワーク等の通信回線を介してからEメールにより行うことができる。また、通信回線を介してFAXによる送信も可能である。この場合、通信装置205により送信してもよいし、或いは、通信形態に応じた送信装置を設けてそれにより送信するようにしてもい。
【0064】
送信される通知には、例えば、「広告配信サービスのXXです。お宅に広告配信希望者がYY件あります。是非ともご登録ください。」等の勧誘文書と共にユーザが示した配信要求の理由も不可されることが望ましい。なお、通知を送信する事業所のEメールアドレスやFAX番号がサーバAに蓄積されていない場合にはサーバAの管理者にこれを調べて入力させるようにすることが挙げられる。
【0065】
図8(b)に戻り、S44では配信要求情報DB210に蓄積された全ての事業所について上述した処理を行ったか否かを判定し、行っていれば処理を終了し、そうでない場合はS41へ戻り別の事業所の情報を選択して上述した処理を繰り返すことになる。
【0066】
なお、図8(b)の例では、配信要求の件数が所定数を超えていた場合に勧誘の通知を送信することにしているが、そうではなく、1件でも配信要求があれば勧誘の通知を送信してもよい。尤も、いたずらで配信要求がなされる場合も考えられると共に、一定の需要があった方が事業所としても広告の配信に踏み切り易いと考えられることから、件数の制限をかける方が望ましいと言えよう。
【0067】
<評価情報の送信>
次に、車載端末Cのユーザが車載端末CからサーバAに対して、評価情報を送信する場合の処理について説明する。本実施形態では車載端末Cのディスプレイ106に表示された地図上からこれを行うことができる。図9(a)及び(b)は車載端末Cのユーザが評価情報を送信する場合のディスプレイ106の表示例を示す図である。
【0068】
図9(a)の表示画面において、車載端末Cのユーザはポインタ106eにより評価情報を送信したい事業所のアイコンを選択する。同図においては、広告情報106bが表示されているアイコンで示された店舗が選択されている。アイコンが選択されると、車載端末Cでは選択された店舗の広告情報(106b)を読み出すと共に、評価情報を送信するためのGUIを表示する。
【0069】
図9(b)はそのGUI106gが表示された例を示している。GUI106gでは、車載端末Cにより読み出された店舗の名称が表示され、また、評価として、「満足」、「普通」、「不満」のいずれかが選択可能となっている。更に、「コメント」欄に情報が入力可能な状態となっている。車載端末Cのユーザは、いずれかの評価を選択すると共に「コメント」欄にコメントを入力し、その後「送信」ボタンを選択する。「送信」ボタンが選択されると、車載端末CはサーバAに評価情報を送信する。図10はその場合の処理の例を示すフローチャートである。
【0070】
S51では、車載端末Cが評価情報をサーバAに送信する。この評価情報には、その対象となる広告情報を特定する情報(広告ID)と共にユーザが選択した評価及び「コメント」欄に入力した情報が含まれる。次に、車載端末Cから評価情報を受信したサーバAは、S61においてこれを評価情報DB211に記録する処理を行う。ここでは、既に評価情報が記録されている広告情報については、その広告情報について図4(c)の「件数」及び「コメント」を更新し、新たに評価情報の対象となった広告情報については、その広告情報について図5(c)のテーブルを新たに作成する。以上により処理が終了する。
【0071】
なお、本実施形態では、各広告情報に対応づけて評価情報を記録・蓄積するように評価情報DB211を構成しているが、評価情報を広告主と対応づけて記録・蓄積するようにしてもよい。そして、評価情報をサーバAから車載端末Cに配信する場合には、その広告主が登録している全ての広告情報に付加して配信するようにしてもよい。この場合、評価情報DB211について図4(c)の「広告ID」欄を「広告主ID」とし、図5のS13の評価情報の検索時に評価情報DB211の「広告主ID」を参照して検索すればよい。
【0072】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば、ユーザ側の意見を反映し、より利便性の高い広告の提供に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した広告配信システムの例を示す構成図である。
【図2】車載端末Cの構成例を示すブロック図である。
【図3】サーバAの構成例を示すブロック図である。
【図4】(a)は広告情報DB208に蓄積された広告情報の例を示す図、(b)は移動体端末情報DB209に蓄積される情報の例を示す図である。
【図5】サーバAから車載端末Cへ地図情報、広告情報等を配信する場合の処理の例を示すフローチャートである。
【図6】(a)及び(b)は車載端末Cによる広告情報等の出力例を示す図である。
【図7】(a)及び(b)は車載端末Cのユーザが広告配信要求を行う場合のディスプレイ106の表示例を示す図である。
【図8】(a)は車載端末CからサーバAへ広告配信要求を送信する場合の処理の例を示すフローチャート、(b)は広告配信要求を受けたサーバAによる事業所への通知処理の例を示すフローチャートである。
【図9】(a)及び(b)は車載端末Cのユーザが評価情報を送信する場合のディスプレイ106の表示例を示す図である。
【図10】車載端末CからサーバAへ評価情報を送信する場合の処理の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A サーバ
B 広告主の端末
C 車載端末
Claims (10)
- 移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信手段と、
前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択手段と、
前記移動体端末から、前記広告情報の提供のない事業所について、前記広告情報の配信要求を受信した場合に、当該事業所と対応付けて前記配信要求があったことを記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とする広告情報処理装置。 - 更に、前記配信要求のされた事業所の端末に対して、前記広告情報の提供を促す通知を送信する送信手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の広告情報処理装置。
- 前記送信手段は、前記配信要求の数が所定数を超えた事業所の端末に対して、前記広告情報の提供を促す通知を送信することを特徴とする請求項2に記載の広告情報処理装置。
- 前記配信要求が、前記配信要求がなされた理由を示す情報を含み、
前記記録手段は、前記配信要求の対象である事業所と前記配信要求をした理由を示す情報とを対応付けて記録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の広告情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記現在位置情報に基づき選択された地図情報及び当該地図情報が示すエリアに存在する事業所に対する前記配信要求の有無と共に前記広告情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の広告情報処理装置。
- 移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信手段と、
前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択手段と、
前記移動体端末から前記広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報を受信した場合に、当該評価情報を当該広告情報又はその広告主と対応付けて記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とする広告情報処理装置。 - 前記記録手段は、前記評価情報を前記広告情報と対応付けて記録し、
前記通信手段は、前記選択手段により選択された前記広告情報を、当該広告情報と対応付けられた前記評価情報と共に前記移動体端末に対して送信することを特徴とする請求項6に記載の広告情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記現在位置情報に基づき選択された地図情報と共に前記広告情報を送信することを特徴とする請求項6又は7に記載の広告情報処理装置。
- サーバによって、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信工程と、
前記サーバによって、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択工程と、
前記サーバによって、前記移動体端末から、前記広告情報の提供のない事業所について、前記広告情報の配信要求を受信した場合に、当該事業所と対応付けて前記配信要求があったことを記録する記録工程と、
を備えたことを特徴とする広告情報処理方法。 - サーバによって、移動体端末から当該移動体端末の現在位置情報を受信する一方、当該移動体端末に対して広告情報を送信する通信工程と、
前記サーバによって、前記広告情報を蓄積した広告情報データベースから、前記現在位置情報に基づいて前記移動体端末に対して送信する前記広告情報を選択する選択工程と、
前記サーバによって、記移動体端末から前記広告情報の広告対象に対する評価を示す評価情報を受信した場合に、当該評価情報を当該広告情報又はその広告主と対応付けて記録する記録工程と、
を備えたことを特徴とする広告情報処理方法。
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