JP2005029258A - 切り花容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 切り花の鮮度維持と形状保持を可能にするとともに、転倒に際して水の漏出を少なくした花瓶としても利用できる容器を得ることを課題とする。
【解決手段】 底部と側壁とを有する容器本体2と、容器本体2に取り付けられる蓋4とを備え、蓋4の天板には開口部6が設けられ、この開口部6に両端が開口した筒体7が接続され、筒体7の一端は容器本体2の底部に向けられて切り花容器1を構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 底部と側壁とを有する容器本体2と、容器本体2に取り付けられる蓋4とを備え、蓋4の天板には開口部6が設けられ、この開口部6に両端が開口した筒体7が接続され、筒体7の一端は容器本体2の底部に向けられて切り花容器1を構成する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、切り花の容器に係り、特に切り花の搬送に際しての鮮度維持と形状保持に適した切り花容器に関するものである。
切り花の搬送に際しては、切り花を段ボールや発泡スチロールの箱等に詰めているが、水の供給がなく長時間に渡る鮮度維持が困難であり、また搬送の揺れ等で形状の損傷を招くおそれがあった。また搬送後に不要となったこれらの箱については、ゴミの増加を招くばかりでなく、無駄なコストの発生となっていた。
また、鮮度保持のために水を入れた容器に切り花を入れて搬送する場合は、搬送時の揺れなどで容器が転倒し、水がこぼれ出すという難点もあった。
また、鮮度保持のために水を入れた容器に切り花を入れて搬送する場合は、搬送時の揺れなどで容器が転倒し、水がこぼれ出すという難点もあった。
これらの問題点を解消すべく撥水性の厚紙で形成された容器と容器蓋からなる花卉輸送箱は、必要最小限の水を容器に入れ、切り花の鮮度保持を図るとともに切り花を支持するための切り込みを蓋中央部に設けている。
特開平6−56186
しかし、搬送中の切り花の安定保持はできるものの、容器への出し入れに際してはこの切り込みにより花や茎を損傷するおそれがある。また厚紙自体は低コストであるものの、搬送後に容器を花瓶等として利用するには耐久性や体裁に難点があり、結局発生するゴミの解消という点についても難点がある。
この発明は、切り花の鮮度維持と形状保持を可能にするとともに、転倒に際して水の漏出を少なくした花瓶としても利用できる容器を提供すること、そして搬送用の容器をそのまま販売用の容器として使用でき、購入者はそのまま花瓶として利用することも可能とすることを課題とするものである。
この発明の切り花容器は、底部と側壁とを有する容器本体と、前記容器本体に取り付けられる蓋とを備え、前記蓋の天板には開口部が設けられ、この開口部に両端が開口した筒体が接続され、前記筒体の一端は前記容器本体の底部に向けて切り花容器を構成する(請求項1)。
容器本体と蓋とは着脱可能であることが好ましい。容器本体から蓋を取り外せば容器内部の清掃がしやすいからである。例えば、容器本体の端部と蓋の端部とに相互で係合し合う突起部を設けて着脱可能したり、容器本体の端部と蓋の端部とにそれぞれ螺合し合うねじ切り部を設けて着脱可能とする構造が考えられる。なお、容器本体に蓋を固定したり、容器本体と蓋とを一体に成形してもよい。
容器本体と蓋とは着脱可能であることが好ましい。容器本体から蓋を取り外せば容器内部の清掃がしやすいからである。例えば、容器本体の端部と蓋の端部とに相互で係合し合う突起部を設けて着脱可能したり、容器本体の端部と蓋の端部とにそれぞれ螺合し合うねじ切り部を設けて着脱可能とする構造が考えられる。なお、容器本体に蓋を固定したり、容器本体と蓋とを一体に成形してもよい。
前記蓋と筒体とは一体成形とする構成(請求項2)、蓋と筒体とは別体とし、筒体を蓋の開口部に係止させる構成(請求項3)の何れでもよい。
また、容器本体の開口部は膨大させると、転倒時にこの膨大部に水がたまり、流出が防げるので好ましい(請求項4)。
また、容器本体の開口部は膨大させると、転倒時にこの膨大部に水がたまり、流出が防げるので好ましい(請求項4)。
この発明の切り花容器によれば、容器内に水を注入して搬送できるので切り花の鮮度維持が図られ、筒体により切り花の茎の形状保持も可能となる。
さらに容器本体に蓋が設けてあるので、切り花容器が転倒しても注入した水が外部へ漏出しにくい。
またそのまま販売できるので小売店では小分け作業が不要となる。そしてこの容器はそのまま花瓶として使用できるので、購入者は持ち帰ってそのまま、別途花瓶を用意することなく、切り花を飾ることができる。
さらに容器本体に蓋が設けてあるので、切り花容器が転倒しても注入した水が外部へ漏出しにくい。
またそのまま販売できるので小売店では小分け作業が不要となる。そしてこの容器はそのまま花瓶として使用できるので、購入者は持ち帰ってそのまま、別途花瓶を用意することなく、切り花を飾ることができる。
以下に、最良の形態としての実施例を示す。
図1はこの発明に係る切り花容器の実施例1を示す断面図である。
切り花容器1の容器本体2は、底部と側壁とを有する円筒型の容器であり、側壁の上部外周面はねじ切り3がされている。蓋4は天板と側壁とを有する円筒型であり、側壁の内周面はねじきり5がされており、このねじきり5と容器本体2のねじ切り3とにより蓋4が容器本体2に螺着されている。すなわち容器本体2と蓋4とは着脱可能となっている。
蓋4の天板には円形の開口部6が設けられている。そして両端が開口した筒体7の先端部が、開口部6の容器本体2側に、蓋4と筒体7との一体成形として接続している。そのため筒体7の他端は容器本体2の底部に向けられている。
蓋4の天板には円形の開口部6が設けられている。そして両端が開口した筒体7の先端部が、開口部6の容器本体2側に、蓋4と筒体7との一体成形として接続している。そのため筒体7の他端は容器本体2の底部に向けられている。
次に切り花容器1の使用方法を説明する。蓋4の天板の開口部6から筒体7内に水8を注ぎ、又は蓋をはずして水8を容器本体2の中に注入する。水面9は容器本体2の中間付近の深さとし、筒体7の内部にも水を入り込ませる。注入する水の量は搬送、載置の用途に応じ、また気温、切り花の種類等で決める。次いで、切り花の茎10を蓋4の天板の開口部6から挿入する。茎10は、筒体7内を通り、その先端が容器本体2の底部に至り、垂直に保持される。このとき切り花の茎10は筒体7の内周面に支えられることとなる。
このように水8を注入した切り花容器1に、切り花の茎10を挿入して搬送したときは、切り花に水8を供給できるので鮮度を維持できるとともに、搬送の際の揺れ等があっても茎10は筒体7の内周面に支えられるので損傷しにくくなる。また切り花容器1が転倒したときも容器本体2の内部に注入された水8は、蓋4があるため外部に漏出しにくい(図2参照)。特に、区画を設けた専用のトレーを用意し、各区画に切り花容器を収納するようにすれば、搬送中に倒れるおそれは解消される。
また、切り花容器1は搬送後も花瓶としてそのまま利用することができる。花瓶として利用するために容器本体2の外表面は、彩色、印刷又は装飾を施したフィルムで被覆しておくことが好ましい。
また、切り花容器1は搬送後も花瓶としてそのまま利用することができる。花瓶として利用するために容器本体2の外表面は、彩色、印刷又は装飾を施したフィルムで被覆しておくことが好ましい。
図3は、この発明に係る切り花容器の実施例2を示す断面図である。この実施例1と異なる部分は、蓋4と筒体7とが着脱可能に係止していることである。よって、実施例1と異なる部分を中心に説明する。なお実施例1と同一名称のものは同一の符号を記してある。
蓋4の天板中央部に設けられた開口部6には外部に向けて、両端開口の円筒型の突起部11が一体成形で設けられ、突起部11の側壁外周にはねじ切り12がされている。
筒体7は両端が開口した円筒であり、上端部に外向きの鍔13が設けてある。この筒体7が、前記蓋4の開口部6から容器本体2の内部に挿入され、前記鍔13が突起部11に当接し、筒体7の下端は容器本体2の底部に至っている。
筒体7は両端が開口した円筒であり、上端部に外向きの鍔13が設けてある。この筒体7が、前記蓋4の開口部6から容器本体2の内部に挿入され、前記鍔13が突起部11に当接し、筒体7の下端は容器本体2の底部に至っている。
前記突起部11には前記筒体の鍔13を挟み込み固定する止め具14が取り付けてある。前記止め具14は、上部に内鍔15を有する円筒型で、側壁の内周面にはねじ切り16がなされており、ねじ切り12とねじ切り16とにより止め具14が突起部11に螺着されている。
このように蓋4と筒体7とが着脱可能に取り付けることにより、蓋4と筒体7とが一体成形が困難な場合でも止め具14を介して筒体7を取り付けることができる。
前記突起部11と止め具14とは、突起を設けて係合するものでもよく、またパッキンを介して着脱可能に密接するものでもよい。
前記突起部11と止め具14とは、突起を設けて係合するものでもよく、またパッキンを介して着脱可能に密接するものでもよい。
図4は、この発明に係る切り花容器の実施例3を示す断面図である。この実施例1と異なる部分は、容器本体2と蓋4とが突起を設けて係合していること、そして容器本体2の開口部を膨大させて膨大部17を形成した点である。
容器本体2の上部は膨大部17としてあり、側壁の上端外周に突起部18が設けてある。他方、蓋4の下端部内周に突起部19が設けてあり、前記突起部18と突起部19とは水密に係止するようにしてある。容器本体2と蓋4とは、材質の弾性を利用し突起部18が突起部19を乗り越えて係止し、逆の動作で分離される。このように容器本体2と蓋4とは簡単な構造と動作で着脱可能とすることができる。
この実施例においては、容器本体に膨大部17を設けたので、転倒時に水が膨大部にたまることとなり、水の流出が回避できる(図5参照)。
図6は、この発明に係る切り花容器の実施例4を示す断面図である。この実施例3と異なる部分は、蓋4と筒体7とを着脱可能に係止していることである。よって実施例3と異なる部分を中心に説明する。なお実施例1から3と同一名称のものは同一の符号を記してある。
蓋4の天板に設けられた開口部6には容器本体2の底部側に折り込んだ折り込み部20が開口軸に向けて斜めに周設してある。筒体7は下方を小径としたテーパー状の円筒であり、小径の開口端を容器本体の底部に向け、大径の開口端を蓋4から上部に突出して開口部6に挿入されている。筒体7の側壁外周面は突起部19に当接し係止している。このように蓋2と筒体7とを別々に製造できるので成形が容易となる。また筒体7をテーパー状としたので、筒体7を蓋2に着脱するのが容易であり、かつ水密性が高くなる。更に上部が大径で下部が小径であるから、切り花を筒体に差し込みやすく、下部では茎がしっかりと保持されるので切り花の形状保持に優れている。
この発明において、切り花容器1の容器本体2、蓋4、筒体7及び止め具14の材質は特に限定するものでない。成形上合成樹脂が好ましいが、例えばアルミニウム、ステンレス、スチール等の金属でもよい。また搬送に適した強度と花瓶としての体裁を備えていれば、撥水加工した厚紙であってもよい。
また上記実施例1から4では、容器本体2と蓋4とをパッキンを介して水密を保持して嵌装する構造でもよい。要は水がこぼれにくく、不慮の事故で転倒しても蓋4が容器本体2からはずれない構造であればよい。
また上記実施例1から4では、容器本体2と蓋4とをパッキンを介して水密を保持して嵌装する構造でもよい。要は水がこぼれにくく、不慮の事故で転倒しても蓋4が容器本体2からはずれない構造であればよい。
Claims (4)
- 底部と側壁とを有する容器本体と、前記容器本体に取り付けられる蓋とを備え、
前記蓋の天板には開口部が設けられ、この開口部に両端が開口した筒体が接続され、前記筒体の一端は前記容器本体の底部に向けられた、切り花容器 - 蓋と筒体とは一体成形とした、請求項1記載の切り花容器
- 蓋と筒体とは別体とし、筒体は蓋の開口部に係止した、請求項1記載の切り花容器
- 容器本体は開口部が膨大した、請求項1記載の切り花容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003424203A JP2005029258A (ja) | 2003-06-19 | 2003-12-22 | 切り花容器 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011230794A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Sumi Kk | 生花用容器 |
| JP2013063790A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Sumi Kk | 生花用容器 |
| JP2013129431A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Daiichi Hoso Kk | 生花輸送用容器および生花輸送用容器に用いられる蓋 |
| CN111392202A (zh) * | 2020-04-15 | 2020-07-10 | 开远花开农业发展有限公司 | 一种护花保水瓶 |
| CN111547363A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-08-18 | 许胜添 | 一种营养液管 |
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2003
- 2003-12-22 JP JP2003424203A patent/JP2005029258A/ja active Pending
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