JP2005026354A - 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法 - Google Patents

熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005026354A
JP2005026354A JP2003188414A JP2003188414A JP2005026354A JP 2005026354 A JP2005026354 A JP 2005026354A JP 2003188414 A JP2003188414 A JP 2003188414A JP 2003188414 A JP2003188414 A JP 2003188414A JP 2005026354 A JP2005026354 A JP 2005026354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
heat treatment
substrate
processed
irradiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003188414A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Matsunaka
繁樹 松中
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
Nobuaki Makino
伸顕 牧野
Naoaki Sakurai
直明 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003188414A priority Critical patent/JP2005026354A/ja
Publication of JP2005026354A publication Critical patent/JP2005026354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

【課題】ガラス基板を損傷させずに,低コスト且つ短時間で半導体膜の多結晶化処理ができる熱処理装置,熱処理方法,及び半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】被処理基板1を収納する処理室10と,波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値(Ia)が波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値(Ib)に対して20%以上となるスペクトルの光を被処理基板1に照射する,処理室10の上方に配置された複数の第1ランプ2a,2b,・・・,2iと,複数の第1ランプ2a,2b,・・・,2iの出力を制御する制御回路部20とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱処理装置に係り,特に,ランプアニール装置,これを用いた熱処理方法,及び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置(LCD)用多結晶シリコン薄膜トランジスタ(TFT)の製造工程においては,アモルファスシリコン(a−Si)をガラス基板上に成膜し,a−Siに結合した水素を熱処理で脱離した後,エキシマレーザを照射して多結晶化するエキシマレーザアニール(ELA)法が知られている。ELA法においては,エキシマレーザの光は光学系にて長軸方向数百mm,短軸方向数百μmの線状に整形される。そして,整形されたレーザ光を繰り返し周波数300Hz程度で短軸方向にオーバラップするように,基板上にスキャン照射している。基板サイズと照射時のオーバラップを一定とすると,多結晶化の処理時間はレーザの出力と繰り返し周波数に依存する。例えば550×650mmのガラス基板に対し,長軸275mm,短軸400μmの整形ビームを用いてオーバラップ率10%(重畳回数10ショット)で照射した場合は,基板全体を照射するために32000ショットが必要で,照射に要する時間は108.3sとなる。
【0003】
近年,基板上に成膜したa−Siを多結晶化する他の手段として,ランプアニール装置を利用する方法も注目されている(例えば,特許文献1,2参照。)。このランプアニール装置では,例えばa−Siのバンドキャップよりも大きなエネルギーを持つ紫外線領域のランプが使用される。基板表面に成膜されたa−Siは,ランプから高いエネルギーの光が照射されることにより溶融し,冷却固化過程を経て多結晶化する。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−24476号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2000−30594号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,ELA法はレーザ光を短軸方向に数百μm程度ずつ移動させながらm角レベルの大型基板の全面を照射するので,1枚の基板の処理に相当の時間がかかる。このため,半導体装置の製造工程全体のスループットを低下させる原因となっている。また,ELA法はエキシマレーザ光の照射回数が多いので,エキシマレーザ放電部の寿命が短く,放電部の交換を頻繁に行わなければならない。例えば一般的なエキシマレーザの放電部は,10ショットで寿命が尽きる。先の例を元に計算すると,ELA法を用いた場合は,31250枚の基板処理毎に放電部を交換しなければならず,処理能力の低下を招く。さらに,エキシマレーザの放電部は高価なため,コストがかかる問題もある。
【0007】
一方,ランプアニールで使用されるランプ光は,ELA法に比べて光の照射回数及び処理時間を短縮化できる。しかし,ランプ光には波長の異なる様々な光が含まれているため,例えばSiの禁制帯幅に相当する波長よりも長い波長の光がa−Siに照射されると,照射された光のエネルギーが基板深くまで浸透し,ガラス基板が溶融する,あるいは割れる問題がある。
【0008】
本発明は,上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって,その目的とするところは,ガラス基板を損傷させずに,低コスト且つ短時間で半導体膜の多結晶化処理ができる熱処理装置,熱処理方法及び半導体装置の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明の第1の特徴は,(イ)被処理基板を収納する処理室と,(ロ)波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルの光を被処理基板に照射する,処理室の上方に配置された複数の第1ランプと,(ハ)複数の第1ランプの出力を制御する制御回路部とを備える熱処理装置であることを要旨とする。
【0010】
本発明の第2の特徴は,(イ)被処理基板を処理室に収納する工程と,(ロ)波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルのランプの光を処理基板の表面に照射する工程とを含む熱処理方法であることを要旨とする。
【0011】
本発明の第3の特徴は,(イ)基板の表面に被処理用半導体膜を成膜する工程と,(ロ)波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルのランプの光を前記被処理用半導体膜の表面に照射する工程とを含む半導体装置の製造方法であることを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に,図面を参照して,本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において,同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し,図面は模式的なものであり,厚みと平均寸法の関係,各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。また,図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0013】
また,以下に示す実施の形態は,この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって,この発明の技術的思想は構成部品の材質,形状,構造,配置等を下記のものに特定するものではない。この発明の技術的思想は,特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
【0014】
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係る熱処理装置は,図1に示すように,被処理基板1を収納する処理室10と,波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値(Ia)が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値(Ib)に対して20%以上となるスペクトルの光を被処理基板1に照射するように処理室10の上方に配置された複数の第1ランプ2a,2b,・・・,2iと,第1ランプ2a,2b,・・・,2iの出力を制御する制御回路部20とを備える。
【0015】
処理室10は,底面に配置された水平方向(図1の紙面に向かって左右方向)に移動可能なステージ11,処理室10の側面に配置されたガス導入ポート12,及びガス導入ポート12が配置された側と反対側の側面に配置されたガス排気ポート13を有している。ステージ11の上面には,ガラス基板1aの最上面にアモルファス半導体膜(a−Si膜)1dが形成された被処理基板1が固定される。処理室10の内部には,不活性ガスと酸素等を含んだ混合ガスが導入される。処理室10内のガスの流量と分布の制御は,ガス導入ポート12及びガス排気ポート13に設けられたバルブ(図示省略)により調整可能である。ガス流量を調整するために,ガス導入ポート側のみにマスフローコントローラ等の流量調節バルブを設けてもよい。ドライポンプ,メカニカルブースターポンプ,ターボ分子ポンプ等により処理室10の内部を真空排気してもよい。処理室10の上面には,石英ガラスやサファイヤガラス等の紫外線透過特性の良好な窓8が配置されている。そして,この窓8の上部全体を覆うようにランプハウジング6が配置されている。
【0016】
ランプハウジング6は,図2に示すように,被処理基板1に対向してそれぞれ平行に,且つ等間隔に離間して配置された複数の第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第1ランプ2a,2b,・・・,2iの配列された領域の周囲を取り囲んで配置された複数の第2ランプ3a,3b,3c,3dを有している。図1に示すように,第1ランプ2a,2b,・・・,2iそれぞれの上方には,第1ランプ2a,2b,・・・,2iの光を反射し,被処理基板1方向に照射するように配置された放物型の第1反射鏡4a,4b,・・・,4iが取り付けられている。第2ランプ3a,3b,3c,3dそれぞれの上方には,第2ランプ3a,3b,3c,3dの光を反射し,基板1方向に照射するように配置された放物型の第2反射鏡5a,5b,5c,5dが取り付けられている。これらの反射鏡4a,4b,・・・,4i及び第2反射鏡5a,5b,5c,5dは,照度の均一化を図る働きを有し,放物面鏡の焦点の位置に第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dを配置することにより平行光を得ることができる。なお,放物面鏡の代わりに,球面鏡や平面鏡を用いても一定の目的を達成可能である。また,第2ランプ3a,3b,3c,3dを介して第2反射鏡5a,5b,5c,5dに対向する位置には,第2ランプ3a,3b,3c,3dの光を集光し,被処理基板1に照射するための光学手段(レンズ)7a,7b,7c,7d(レンズ7c,7dは図示省略)がそれぞれ配置されている。第2ランプ3a,3b,3c,3dと処理基板1との間には,スリット14a,14b,14c,14d(スリット14c,14dは図示省略)がそれぞれ配置されている。なお,レンズ7a,7b,7c,7dを省略して,楕円面鏡の一方の焦点に第2ランプ3a,3b,3c,3dを配置すれば,他方の焦点に光が集光する。
【0017】
図2に示すように,第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dは直管型のフラッシュランプである。被処理基板1に照射する光のエネルギーを均一化するために,例えば図3に示すように,端部2B,2Cの直径が細く,中央部2Aの直径が太い異形管を使用してもよい。また,図4に示すように,200〜400nm程度の波長領域における光強度の波長積分値(Ia)が,400nm〜2μm程度の波長領域における光強度の波長積分値(Ib)に対して20%となるランプとして,例えばキセノン(Xe)ランプや,Xeランプに微量のハロゲン化金属や水銀(Hg)等の金属を含有したものが好適である。さらに,エキシマレーザの放電部に比べて低コストで,且つ高い電流密度を得られるランプとしては,微量の水銀を封入した水銀キセノンランプ(Hg−Xeランプ)を使用するのが好ましい。管球は,石英ガラスやサファイヤガラス等の紫外線透過特性の良いものがよいが,硬質ガラスでも使用可能である。図5に示すように,Hg−Xeランプに含まれる波長400nm以下の発光量は,Hgを多く含むほど多くなる。このため,第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dとしては,Hg−Xeランプの中でも水銀含有量の多いランプ,好ましくは水銀含有量0.1mg/cc以上のランプを使用するのがよい。Xeの代わりにクリプトン(Kr)のランプを用いてもよい。
【0018】
図6に示すように,第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dは,ピーク強度及びパルスの半値幅(FWHM)の異なる2種類の光(第1の光,第2の光)を発生することが可能である。過途特性40で示される第2の光は,半値幅が5ms以上であり,a−Si膜1dのダングリングボンドに結合した水素の脱離に好適なパルス光である。一方,過渡特性41で示される第1の光は,半値幅が1ms以下であり,a−Si膜1dの多結晶化(再結晶化)に好適なパルス光である。なお,a−Si膜1dの下面に配置されたガラス基板1aの損傷を防止するために,第1の光は半値幅が50μs以下のパルス光であるのがより好ましい。
【0019】
第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dから第1の光及び第2の光を出力させる回路としては,例えば図7に示すような制御回路部20が利用可能である。制御回路部20は,直流電源21,直流電源21に接続された電源スイッチ22,電源スイッチ22に接続された逆L型回路23,逆L型回路23に接続されたリアクタンス切換回路24,及びリアクタンス切換回路24に接続された放電部25を有する。放電部25は,図1に示す第1ランプ2a,2b,・・・,2i及び第2ランプ3a,3b,3c,3dに相当し,トリガー回路26に接続されている。電源スイッチ22と逆L型回路23との間には,抵抗26がノードp1で並列接続され,抵抗26にダイオード27が直列に接続されている。逆L型回路23は,入力側を電源スイッチ22に接続され,出力側をリアクタンス切換回路24と直列に接続された抵抗28,及び抵抗28の出力側とリアクタンス切換回路24の入力側の間にノードp2で並列に接続された第2キャパシタ29を有する。リアクタンス切換回路24は,抵抗28の出力側に接続された第1スイッチ30,第1スイッチ30に直列に接続された第1コイル31,第1スイッチ30の出力側と第1コイル31の入力側の間にノードp3で並列に接続された第1キャパシタ32,抵抗28の出力側に第1スイッチ30と並列に接続された第2スイッチ33,入力側を第2スイッチ33に接続され,出力側を放電部25に接続された第2コイル34を有する。直流電源21のマイナス側,ダイオード27,第1及び第2キャパシタ29,30,及び放電部25の出力側はそれぞれアース接続されている。
【0020】
本発明の実施の形態に係る熱処理装置によれば,第1ランプ2a,2b,・・・,2iから紫外線領域のスペクトル成分(Ia)を比較的多く含む光(過渡特性41の第1の光,過渡特性40の第2の光)が発生する。a−Si膜1dは,紫外線の吸収係数が大きく,エネルギーが照射部分の表面に集中するので,a−Si膜1dを選択的且つ局所的に溶融させる。このため,a−Si膜1dの下面に配置されたガラス基板1aの加熱による変形,溶融及び破損を防止することができる。使用される第1ランプ2a,2b,・・・,2iはエキシマレーザに比べて安価であるので,a−Si膜1dの再結晶化に必要なコストも低減できる。制御回路部20により制御された過渡特性40の第2の光は,a−Si膜1dのダングリングボンドに結合した水素を脱離するので,a−Si膜1dのアブレーションを防止できる。一方,過渡特性41の第1の光は,第2の光に比べてピークエネルギーの高い光をa−Si膜1dの表面に照射するので,a−Si膜1dを短時間で溶融させて再結晶化することができる。さらに,第2ランプ3a,3b,3c,3dと処理基板1との間にレンズ7a,7b,7c,7dが配置されているので,第2ランプ3a,3b,3c,3dから照射された第1の光又は第2の光をa−Si膜1dの一定箇所に集中できる。第2ランプ3a,3b,3c,3dとレンズ7a,7b,7c,7dとの間にはスリット14a,14b,14c,14dがそれぞれ配置されているので,第2ランプ3a,3b,3c,3dからエネルギーの高い光を被処理基板1上に局所的に照射することもできる。したがって,図1に示す熱処理装置によれば,移動度10〜500cm/Vs,平均粒径0.25〜0.35μm程度のポリシリコン膜からなる基板を安価で短時間に製造できる。
【0021】
(熱処理方法及び半導体装置の製造方法)
次に,図1に示す熱処理装置を用いた熱処理方法,及び半導体装置の製造方法を説明する。なお、以下に述べる熱処理方法及び半導体装置の製造方法は一例であり、この変形例を含めて、これ以外の種々の製造方法により実現可能であることは勿論である。
【0022】
(イ)まず,約930mm×720mmのガラス基板1aを用意する。続いて図8に示すように,このガラス基板1aの上面に厚さ20〜100nm程度のSiN膜1bを形成し,SiN膜1bの上に厚さ50〜150nm程度のSiO膜1cを,SiO膜1cの上に厚さ20〜100nm程度のa−Si膜(被処理用半導体膜)1dを,順次CVD法等により成膜する。次に,図1に示すステージ11の上面に被処理基板1を固定する。ステージ11は,被処理基板1の反応性を高めるために加温等がされていてもよい。次に,窒素(N)ガス,アルゴン(Ar)ガス,ヘリウム(He)ガス,水素(H)ガス等の不活性ガス,あるいはこれらの不活性ガスのいずれかと酸素(O)との混合ガス等を,ガス導入ポート12からマスフローコントローラ等で制御し,余分なガスをガス排気ポート13から排気しながら,処理室10内のアニール雰囲気ガスの流量と分圧を調整する。処理室10内の雰囲気は真空でもよい。真空の場合は,窓8の直下にダミーのガラス板を配置し,熱処理によるSiの蒸着による窓のくもりを防止するのが好ましい。ダミーのガラス板は,定期的に交換すればよい。
【0023】
(ロ)次に,図7に示す制御回路部20により,過渡特性40を示す第2の光が出力される。まず電源スイッチ22,第1スイッチ30及び第2スイッチ33がすべて閉じられ,リアクタンス切換回路24の第1キャパシタ32及び逆L型回路23の第2キャパシタ29に電荷が蓄積される。次に,電源スイッチ22及び第2スイッチ33が開かれ,トリガー回路26からパルス波等の信号が発せられることにより,第1キャパシタ32及び第2キャパシタ29に蓄積された電荷が放電部25へ移動し,パルスの半値幅が長くピークエネルギーの低い第2の光Φ2A,Φ2B,Φ2C・・・,Φ2iが過渡的に発生する(第2の経路)。発生した第2の光Φ2A,Φ2B,Φ2C・・・,Φ2iは,図9に示すように,第1ランプ2a,2b,・・・,2iからa−Si膜1dに照射される。この結果,第2の光Φ2A,Φ2B,Φ2C・・・,Φ2iが照射されたa−Si膜1dからa−Siのダングリングボンドに結合した水素が脱離される。
【0024】
(ハ)次に,電源スイッチ22及び第2スイッチ33が閉じられ,第1スイッチ30が開かれ,第2キャパシタ29のみに電荷が蓄積される。その後,第1スイッチ30が開かれた状態で,電源スイッチ22が開かれる。そして,トリガー回路26から第2キャパシタ29に蓄積された電荷のみが放電されることにより,過渡特性41を示す第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1C・・・,Φ1iが過渡的に発生する(第1の経路)。なお,スイッチ33を通る経路(第1の経路)は,スイッチ30を通る経路(第2の経路)よりリアクタンスが小さい。このため,第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1C・・・,Φ1iは,第2の光Φ2A,Φ2B,Φ2C・・・,Φ2iに比べてパルスの半値幅が短い光となる。こうして第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1C・・・,Φ1iが第1ランプ2a,2b,・・・,2iからa−Si膜1dに照射され,照射部分1Dのa−Si膜1dが瞬時に溶融する。図10に示すように,a−Si膜1dが受ける光の強度は,第1ランプ2a,2b,・・・,2iからの距離やランプ光の重なり具合によりそれぞれ異なる。このため,発光強度Iにムラが生じている。そこで,発光強度Iを均一化するために,ステージ11を水平方向にスライドさせて,照射位置を数mm〜数十mm程度ずつオーバーラップさせながら,被処理基板1の同じ位置に第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1C・・・,Φ1iを複数回照射する。具体的には,図11に示すように,ランプ2g,2h,2jから過渡特性41の第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1Cを領域A,B,Cに照射した後に,被処理基板1を基板の長手方向(図11の紙面に向かって左側方向)に動かす。続いて,図12に示すように,領域Aの半分と領域Bの半分とからなるオーバーラップ領域AA,領域Bの半分と領域Cの半分とからなるオーバーラップ領域BB,領域Cの半分と未照射部分Dの一部とからなるオーバーラップ領域CCに,第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1Cを照射する。なお,図13に示すように,a−Si膜1dを溶融させる際にパルスの半値幅の長い光を照射すると,a−Si膜1dの下面に形成されたガラス基板1aが過剰に加熱され,強度が弱くなる傾向がある。図13に示す例においては,第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1Cのパルス半値幅として50μs以下の光を使用し,a−Si膜1dを短時間で溶融させるのが好ましい。しかし,ガラス強度はガラス基板1aの材料の選択により変化する。本発明に係る熱処理方法においては,図13に示すように,第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1Cとして半値幅1ms以下の光であれば,一般的に使用可能なガラス基板1aを損傷することなくa−Si膜1dを多結晶化できる。
【0025】
(ニ)次に,図14に示すように,被処理基板1の駆動回路部101a形成領域のパターンを第2ランプ3aに対向させる。続いて制御回路から出力された過渡特性41を有する光Φをレンズ7aを介して第2ランプ3aからa−Si膜1dに照射する。ランプ3aから照射された光Φのエネルギーは,駆動回路部101aに集中する。この結果,駆動回路部101aの移動度が向上する。同様にして,例えば図15に示すように,被処理基板1の駆動回路部101a,101b,101c,101d形成予定領域のパターンを,図1に示す第2ランプ3a,3b,3c,3dのそれぞれに対向させる。続いて,制御回路20から出力された過渡特性41を有する光Φ,Φ,Φ,Φを,第2ランプ3a,3b,3c,3dからそれぞれa−Si膜1dに照射する。第2ランプ3a,3b,3c,3dから照射された光Φ,Φ,Φ,Φのエネルギーは,図15に示す駆動回路部101a,101c,101d,101b形成予定領域に集中する。この結果,画素部102A,103A,104A,105Aの周囲に配置された駆動回路部101a,101b,101c,101dの移動度が向上する。さらに,被処理基板1を領域102,103,104,105に沿って切断すれば,被処理基板100からLCD用の半導体装置が4枚製造できる。なお,画素電極を形成する画素部102A,103A,104A,105Aは高い移動度を必要としない。このため,移動度は10〜100cm/Vs程度,更に具体的には10〜30cm/Vs程度でよい。一方,駆動回路部101a,101b,101c,101dの移動度は50〜500cm/Vs程度,好ましくは100〜200cm/Vs程度の高い値となる。このように,本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法においては,移動度10〜500cm/Vs程度のポリシリコン膜からなる被処理基板100が製造可能である。
【0026】
以上の工程により,図15に示す半導体装置(被処理基板)100が製造可能となる。本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法によれば,波長400nm以下の波長領域の光強度の波長積分値(Ia)を多く含むスペクトルの光をa−Si膜1dに照射するので,a−Si膜1dの表面付近にエネルギーが集中し,a−Si膜1d周辺を極短時間で溶融させることができる。このため,a−Si膜1dの下面に配置されたガラス基板1aの過加熱による変形や破損が防止される。また,ピークエネルギーが低くパルスの半値幅の長い第2の光Φ2A,Φ2B,Φ2C・・・,Φ2iをa−Si膜1dに照射した後に,ピークエネルギーが高くパルス半値幅の短い第1の光Φ1A,Φ1B,Φ1C・・・,Φ1iをa−Si膜1d照射するので,a−Si膜1dのアブレーションも防止できる。さらに,第2ランプ3a,3b,3c,3dから照射する光Φ,Φ,Φ,Φをレンズ7a,7b,7c,7dで結像することにより,照射エネルギーが被処理基板1の特定位置に集中するので,画素部101A,・・・104Dに比べて高い移動度を必要とする駆動回路部101a,・・・104dを安価で容易に製造できる。
【0027】
(その他の実施の形態)
上記のように,本発明は実施の形態によって記載したが,この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態,実施例及び運用技術が明らかとなろう。高品質で粒径の大きいa−Si膜1dの多結晶を得るためには,被処理基板1に照射する光のエネルギー又はパルスの半値幅を変化させて,a−Si膜1dの昇温速度,降温速度を制御するのが好ましい。例えば図16に示すように,まず過渡特性41の第1の光のパルス幅又は照射エネルギーを徐々に増加させながら繰り返し照射すると,被処理基板1の温度は約50μs程度でa−Si膜1dの融点(T=1400℃前後)付近まで上昇し溶融する。次に,領域Yに第1の光を繰り返し照射し,200μs程度の時間,同一温度を持続させる。次に,領域Zにおいて,照射する過渡特性41の第1の光のパルス幅又は照射エネルギーを徐々に減少させ,a−Si膜1dの表面温度が100μs程度で室温(T)に戻るように徐冷しながら結晶を成長させる。このように100μs程度で除冷した場合は,50μs程度で冷却した場合(通常の冷却過程)に比べて,結晶を低速度で成長させることができるので,高品質で粒径が高く,移動度の高いa−Si膜1dの多結晶を生成することができる。また,図15においては,被処理基板1から4枚の液晶表示装置用の半導体装置を製造する例を示したが,駆動回路部101a,・・・104dの形成位置を適宜変更することにより,所望の枚数のLCD用半導体装置が製造可能である。
【0028】
このように,本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって,本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば,ガラス基板を損傷させずに,低コスト且つ短時間で半導体膜の多結晶化処理ができる熱処理装置,熱処理方法,及び半導体装置の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱処理装置を示し,図2のA−A方向からみた断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る熱処理装置のランプ配置を示す上面図である。
【図3】ランプの形状例を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る熱処理装置から照射される光の波長とピーク強度の関係の一例を示す図である。
【図5】キセノンランプ中に含まれる水銀の封入量とランプの発光量との関係を示すグラフである。
【図6】ランプから照射されるパルス幅の種類と強度を示すグラフである。
【図7】図1に示す熱処理装置の制御回路の一例を示す回路図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る熱処理方法を示す図(その1)である。
【図9】本発明の実施の形態に係る熱処理方法を示す図(その2)である。
【図10】図9に示すランプから照射された光の発光強度分布を示すグラフである。
【図11】本発明の実施の形態に係る熱処理方法を示す図(その3)である。
【図12】本発明の実施の形態に係る熱処理方法を示す図(その4)である。
【図13】光のパルス幅に対するガラス強度を示すグラフである。
【図14】本発明の実施の形態に係る熱処理方法を示す図(その5)である。
【図15】図1に示す熱処理装置から製造可能な半導体装置を示す上面図である。
【図16】光の照射時間に対するa−Si膜の表面温度の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1…基板 1a…ガラス基板 1b…SiN膜 1c…SiO膜 1d…Si膜 2a,2b,・・・,2i…第1ランプ 3a,3b,3c,3d…第2ランプ 4a,4b,・・・,4i…第1反射鏡 5a,5b,5c,5d…第2反射鏡 6…ランプハウジング 7a,7b,7c,7d…レンズ 8…窓 10…処理室 11…ステージ 12…ガス導入ポート 13…ガス排気ポート 14a,14b,14c,14d…スリット 20…制御回路部 21…直流電源 22…電源スイッチ 23…逆L型回路 24…リアクタンス切換回路 25…放電部 26…トリガー回路 26…抵抗 27…ダイオード 28…抵抗 29…第2キャパシタ 30…第1スイッチ 31…第1コイル 32…第1キャパシタ 33…第2スイッチ 34…第2コイル 40…第2の光41…第1の光 100…被処理基板(半導体装置) 102A,103B,104C,105D…画素部 101a,101b,101c,101d…駆動回路部

Claims (15)

  1. 被処理基板を収納する処理室と,
    波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルの光を前記被処理基板に照射する,前記処理室の上方に配置された複数の第1ランプと,
    前記複数の第1ランプの出力を制御する制御回路部とを備えることを特徴とする熱処理装置。
  2. 前記第1ランプは,前記被処理基板に対向してそれぞれ平行に,且つ離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記第1ランプは,パルスの半値幅が1ms以下のパルス光を出力するフラッシュランプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱処理装置。
  4. 前記第1ランプに隣接して配置された第2ランプと,
    前記第2ランプの光を集光して前記被処理基板に照射するための光学手段とを更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱処理装置。
  5. 前記第2ランプと前記被処理基板との間に配置されたスリットを更に有することを特徴とする請求項4に記載の熱処理装置。
  6. 前記制御回路は,
    第1の光の発光の過渡特性を決める第1の時定数を有する第1の経路と,
    前記第1の光よりパルスの半値幅が広い第2の光を発光するように第2の時定数を有する第2の経路と,
    前記第1の経路と前記第2の経路とを切り換える切換手段とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱処理装置。
  7. 前記第2の光のパルスの半値幅が5ms以上であることを特徴とする請求項6に記載の熱処理装置。
  8. 被処理基板を処理室に収納する工程と,
    波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルのランプの光を前記処理基板の表面に照射する工程とを含むことを特徴とする熱処理方法。
  9. 前記処理基板の表面に照射する工程は,パルスの半値幅が1ms以下となる前記光を照射する段階を含むことを特徴とする請求項8に記載の熱処理方法。
  10. 前記処理基板の表面に照射する工程は,パルスの半値幅が5ms以上となる前記光を照射する段階を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の熱処理方法。
  11. 前記処理基板の表面に照射する工程は,前記表面の照射位置の少なくとも一部が互いに重なり合うように前記光を照射する段階を含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の熱処理方法。
  12. 基板の表面に被処理用半導体膜を成膜する工程と,
    波長400nm以下の波長領域における光強度の波長積分値が,波長400nm以上の波長領域における光強度の波長積分値に対して20%以上となるスペクトルのランプの光を前記被処理用半導体膜の表面に照射する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 前記被処理用半導体膜を成膜する工程は,アモルファスシリコン膜を堆積する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記被処理用半導体膜の表面に照射する工程は,
    前記光を5ms以上のパルスの半値幅で照射して前記被処理用半導体膜に含まれる水素を脱離する段階と,
    前記光を1ms以下のパルスの半値幅で照射して前記被処理用半導体膜を溶融させ多結晶化する段階とを含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記被処理用半導体膜の表面に照射する工程は,移動度10〜500cm/Vsのポリシリコン膜を形成する工程であることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
JP2003188414A 2003-06-30 2003-06-30 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法 Pending JP2005026354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003188414A JP2005026354A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003188414A JP2005026354A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005026354A true JP2005026354A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34186972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003188414A Pending JP2005026354A (ja) 2003-06-30 2003-06-30 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005026354A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198674A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
JP2009231662A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
EP2133004A1 (en) 2008-06-11 2009-12-16 Great Lengths S.r.L. Expandable curler
US7998841B2 (en) 2008-03-25 2011-08-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co., Ltd. Method for dehydrogenation treatment and method for forming crystalline silicon film
JP2011527831A (ja) * 2008-07-09 2011-11-04 エヌシーシー ナノ, エルエルシー 高速で低温基板上の薄膜を硬化させるための方法および装置
EP3012858A1 (de) * 2014-10-24 2016-04-27 Von Ardenne GmbH Prozesskammeranordnung und Verfahren zum Bestrahlen eines Substrats in einer Prozesskammer

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647519A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Oki Electric Ind Co Ltd Annealing device
JPH07176499A (ja) * 1994-06-21 1995-07-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光照射装置
JP2001051301A (ja) * 1999-08-13 2001-02-23 Sony Corp 液晶表示パネルの製造方法
WO2001082348A1 (en) * 2000-04-20 2001-11-01 Tokyo Electron Limited Thermal processing system
JP2001319887A (ja) * 2000-02-08 2001-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ランプアニール装置および表示素子用基板
JP2001326190A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp 薄膜処理方法及び薄膜処理装置
JP2002246328A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Toshiba Corp 熱処理方法、熱処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2002252174A (ja) * 2000-12-08 2002-09-06 Sony Corp 半導体薄膜の形成方法、半導体装置及び電気光学装置の製造方法、これらの方法の実施に使用する装置、並びに半導体装置及び電気光学装置
JP2002261040A (ja) * 2000-12-28 2002-09-13 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 熱処理装置及び半導体装置の作製方法
JP2003209054A (ja) * 2001-11-12 2003-07-25 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板の熱処理方法および熱処理装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647519A (en) * 1987-06-30 1989-01-11 Oki Electric Ind Co Ltd Annealing device
JPH07176499A (ja) * 1994-06-21 1995-07-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 光照射装置
JP2001051301A (ja) * 1999-08-13 2001-02-23 Sony Corp 液晶表示パネルの製造方法
JP2001319887A (ja) * 2000-02-08 2001-11-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ランプアニール装置および表示素子用基板
WO2001082348A1 (en) * 2000-04-20 2001-11-01 Tokyo Electron Limited Thermal processing system
JP2001326190A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Nec Corp 薄膜処理方法及び薄膜処理装置
JP2002252174A (ja) * 2000-12-08 2002-09-06 Sony Corp 半導体薄膜の形成方法、半導体装置及び電気光学装置の製造方法、これらの方法の実施に使用する装置、並びに半導体装置及び電気光学装置
JP2002261040A (ja) * 2000-12-28 2002-09-13 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 熱処理装置及び半導体装置の作製方法
JP2002246328A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Toshiba Corp 熱処理方法、熱処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2003209054A (ja) * 2001-11-12 2003-07-25 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板の熱処理方法および熱処理装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8592727B2 (en) 2007-02-09 2013-11-26 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Heat treatment apparatus emitting flash of light
US10541150B2 (en) 2007-02-09 2020-01-21 SCREEN Holdings Co., Ltd. Heat treatment apparatus emitting flash of light
US9437456B2 (en) 2007-02-09 2016-09-06 SCREEN Holdings Co., Ltd. Heat treatment apparatus emitting flash of light
JP2008198674A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
US8686320B2 (en) 2007-02-09 2014-04-01 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Heat treatment apparatus emitting flash of light
US8513574B2 (en) 2007-02-09 2013-08-20 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Heat treatment apparatus emitting flash of light
US7998841B2 (en) 2008-03-25 2011-08-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co., Ltd. Method for dehydrogenation treatment and method for forming crystalline silicon film
JP2009231662A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 熱処理装置
EP2133004A1 (en) 2008-06-11 2009-12-16 Great Lengths S.r.L. Expandable curler
JP2011527831A (ja) * 2008-07-09 2011-11-04 エヌシーシー ナノ, エルエルシー 高速で低温基板上の薄膜を硬化させるための方法および装置
JP2014239224A (ja) * 2008-07-09 2014-12-18 エヌシーシー ナノ, エルエルシー 高速で低温基板上の薄膜を硬化させるための方法および装置
EP3012858A1 (de) * 2014-10-24 2016-04-27 Von Ardenne GmbH Prozesskammeranordnung und Verfahren zum Bestrahlen eines Substrats in einer Prozesskammer
WO2016062420A1 (de) * 2014-10-24 2016-04-28 Von Ardenne Gmbh Prozesskammeranordnung und verfahren zum bestrahlen eines substrats in einer prozesskammer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW488079B (en) Thin film processing method and device
TWI423299B (zh) 雷射照射設備及製造半導體裝置之方法
JP4748836B2 (ja) レーザ照射装置
JP4850858B2 (ja) 半導体装置の作製方法
KR100885904B1 (ko) 레이저 어닐링장치 및 반도체장치의 제작방법
US7551655B2 (en) Laser irradiation apparatus, laser irradiation method and method for manufacturing semiconductor device
US6962860B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
US7253032B2 (en) Method of flattening a crystallized semiconductor film surface by using a plate
US7759181B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
US7943936B2 (en) Crystallizing method, thin-film transistor manufacturing method, thin-film transistor, and display device
JP4429586B2 (ja) 半導体装置の作製方法
TW504845B (en) Thin film processing method and thin film processing apparatus
US7135389B2 (en) Irradiation method of laser beam
JP6217146B2 (ja) 光源装置およびこの光源装置を搭載した光照射装置並びにこの光照射装置を用いた自己組織化単分子膜のパターンニング方法
JP4230160B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP2005026354A (ja) 熱処理装置,熱処理方法,半導体装置の製造方法
JP2004342785A (ja) 半導体製造方法および半導体製造装置
JP2009260268A (ja) 脱水素処理方法および結晶質シリコン膜の形成方法
JP4860055B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP2005079336A (ja) 熱処理装置、熱処理方法及び半導体装置の製造方法
JP4610867B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP2007073941A (ja) 非結晶半導体膜の結晶化方法及び結晶化用被処理基板の製造装置
JP4429575B2 (ja) レーザー照射装置及び半導体装置の作製方法
JPH10106950A (ja) レーザアニール方法及び装置
JP2005268535A (ja) 半導体薄膜の製造方法および半導体薄膜の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100713