JP2005021818A - 排気ガス中の微粒子状物質を処理するための排気ガス触媒 - Google Patents

排気ガス中の微粒子状物質を処理するための排気ガス触媒 Download PDF

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Kazuyuki Ichioka
岡 和 之 市
Satoshi Kadoya
屋 聡 角
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Abstract

【課題】内燃機関より排出された排気ガス中の微粒子状物質を処理する排気ガス触媒を提供すること。
【解決手段】担体と、該担体上に形成された触媒層とを少なくとも備えてなる排気ガス触媒であって、前記触媒層が該層中に空隙を有するものであり、前記触媒層および/または前記担体が、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるものである、排気ガス触媒により達成される。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の背景】
発明の分野
本発明は、内燃機関から排出される排気ガス中の微粒子状物質を処理する排気ガス触媒およびそれを用いた排気ガス処理装置に関する。
【0002】
背景技術
燃料燃焼機関、とりわけ燃料高圧噴射型の内燃機関から排出される排気ガスには微粒子状物質(以下、適宜「PM」という)が含まれている。PMは、燃焼燃焼により生じた煤およびその他の炭素原子を含む成分(例えば、炭素系物質)と、未燃焼燃料(炭化水素)または未燃焼オイルからなる可溶性有機成分(以下、適宜「SOF」という)と、少量の硫酸塩とから構成されている。PMは動植物に悪影響を及ぼす大気汚染物質として知られており、現在、自動車業界にあっては、このPMを低減することが重要な課題となっている。
【0003】
この為、従来から、PMを低減する方法として、ディーゼルパテキュレートフィルタ(以下、適宜「DPF」という)によりPMを補足する方法が開発されている。しかしながら、DPFは補足できるPMの量に限界があり、補足したPMを外部エネルギー等を用いて除去する必要がある。このため、排気ガスの連続的な処理には不向きであり、また外部装置の設置が必要となるため、費用が掛かり、また排気ガス処理装置が大きくなる等の問題がある。
【0004】
また、排気ガス中のSOFと、炭化水素と、一酸化炭素とを排気ガス触媒(酸化触媒)により処理する方法が提案されている。一般に、排気ガス触媒は、触媒成分をスラリーとし、このスラリーを担体に均一に浸漬し焼成して調製されるものが殆どである。このため、排気ガスが触媒成分(触媒層)に流入した場合、排気ガス(特に炭素鎖の長い炭化水素のガス)のガス拡散性が低下し、その結果、排気ガスの浄化能力が十分に発揮できないことが見受けられた。また、一般に、触媒層を保持する担体は多孔質構造体が用いられるが、その細孔サイズでは、空間速度の大きな条件において排気ガスの拡散律速により排気ガス除去率が低下することがあった。
【0005】
これに対して、特開平2002−191988号公報(特許文献1)および特開平2002−253968号公報(特許文献2)では、特定の孔径を有する細孔を設けた多孔質構造体からなるコート層に貴金属とNOx吸蔵剤とを担持させることにより、排気ガスのガス拡散性を高めて、NOxの浄化効率を向上させたNOx吸蔵還元型触媒が提案されている。
【0006】
しかしながら、現在のところ、触媒層中に空隙を設けて、排気ガス中の微粒子状物質を補足し、それを処理する排気ガス触媒は存在していない。
【0007】
【特許文献1】
特開平2002−191988号公報
【特許文献2】
特開平2002−253968号公報
【0008】
【発明の概要】
本発明者等は、今般、排気ガス中の微粒子状物質を処理することを実現できる排気ガス触媒の構成を見出した。とりわけ、触媒層が空隙を有してなる排気ガス触媒によれば、排気ガスのガス拡散性を高めることができ、その結果、排気ガス触媒において補足された微粒子状物質を効率よく処理することができる、との知見を得た。
よって、本発明は、排気ガスのガス拡散性の向上と、排気ガス中の微粒子状物質を効率よく処理することを実現できる排気ガス触媒の提供を目的とする。
【0009】
従って、本発明の第一の態様による排気ガス触媒は、
担体と、該担体上に形成された触媒層とを少なくとも備えてなり、
前記触媒層が該層中に空隙を有するものであり、
前記触媒層および/または前記担体が、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるものである。
【0010】
本発明の第二の態様による排気ガス中の微粒子状物質を処理する装置は、
担体と、該担体上に形成された触媒層とを少なくとも備えてなる排気ガス触媒を備えてなり、
前記触媒層が該層中に空隙を有するものであり、
前記触媒層および/または前記担体が、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるものであり、
前記排気ガス触媒において、前記排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素により、前記排気ガス触媒における触媒層および/または担体で捕捉した微粒子状物質を燃焼するものである。
【0011】
本発明の第三の態様による、排気ガス中の、炭化水素と、一酸化炭素と、一酸化窒素と、および微粒子状物質とを処理する装置は、
第一の排気ガス触媒と、第二の排気ガス触媒とを備えてなり、
第一の排気ガス触媒と第二の排気ガス触媒のいずれか一方が酸化触媒である場合、その他方が、担体と、該担体上に形成された触媒層とを少なくとも備えてなり、前記触媒層が該層中に空隙を有するものであり、
前記触媒層および/または前記担体が、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるものである、排気ガス触媒であり、
前記酸化触媒において、前記排気ガス中の炭化水素と、一酸化炭素と、および一酸化窒素とを酸化し、水と、二酸化炭素と、二酸化窒素とするものであり、
前記排気ガス触媒において、前記排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素により、前記排気ガス触媒における触媒層および/または担体で捕捉した微粒子状物質を燃焼するものである。
【0012】
本発明によれば、排気ガス触媒にいて排気ガスのガス拡散性、特に排気ガス中のガス性SOFおよび分子サイズの大きい炭化水素の拡散性を向上させることができ、この結果、微粒子状物質を効率良く補足し処理することが実現できる。
【0013】
【発明の具体的説明】
本発明の第一の態様
本発明の第一の態様による排気ガス触媒を図1を用いて説明する。図1(A)は担体2の上に空隙4を有する触媒層3が積層された排気ガス触媒1を示したものである。矢印Aの方向から、排気ガスが触媒層3に流入する。触媒層3中の空隙4の存在により、排気ガス中の酸素または二酸化窒素とが触媒層3中を良好に拡散する。また、触媒層3は空隙4を有することから、特に空隙内表面において排気ガス中の微粒子状物質をより補足可能とされている。この結果、触媒層3において、補足された微粒子状物質と、排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素との燃焼反応が効率良く行われるものと考えられる。本発明の好ましい態様によれば、触媒層3において排気ガス中の一酸化窒素が二酸化窒素に酸化され、排気ガス中に二酸化窒素を供給することになる。その結果、触媒層3において、この二酸化窒素により、補足された微粒子状物質をさらに燃焼させることが可能となる。
【0014】
図1(B)は本発明による排気ガス触媒の好ましい態様を示したものであり、図1(A)に示された排気ガス触媒の構成にあって、担体2中に空隙5が設けられたものである。このため、担体2において、排気ガスおよび触媒層3で処理された排気ガスが担体5において良好にガス拡散するととともに、担体5において、補足された微粒子状物質と、排気ガス中の酸素、二酸化窒素、および触媒層3で発生した二酸化窒素との燃焼反応が効率良く行われるものと考えられる。つまり、この排気ガス触媒は、排気ガスが触媒層3から担体5へ通過し易い構造を有したものということができる。よって、この排気ガス触媒によれば、微粒子状物質を効果的に補足し除去することができるものと考えられる。
【0015】
本発明による排ガス触媒における「空隙」とは、触媒(好ましくは担体)に空間を有することを意味する。「空隙」の形状は特に限定されず、例えば空孔、球状、楕円状、角柱、貫通路およびこれらに類似する形状等のいずれのものであってよい。触媒層における空隙の平均空隙率は5%以上、70%以下であり、好ましくは上限が60%以下であり、下限が10%以上である。触媒層における空隙を構成する空孔の平均孔径は0.2μm以上、30μm以下であり、好ましくは上限が20μm以下であり、下限が1μm以上である。触媒層の空隙の平均空隙率の測定は走査電子顕微鏡で行うことができる。
【0016】
触媒層に空隙を設ける手段の具体例としては、例えば、溶媒(例えば水)に、排気ガス触媒成分と、成形剤とを添加撹拌しスラリーを調整し、このスラリーを担体に担持させて焼成し成形剤を燃焼分解させることが挙げられる。従って、成形剤は焼成時に燃焼しその化学的特性を残存させないものが好ましい。成形剤は空隙を形成させるものであればいずれのもの利用でき、形状、種類、大きさなどが同一または異なるものであってよい。好ましくは、成形剤は熱分解性または可燃性の球体、円柱体等の形成物であることが好ましい。このような可燃性剤の具体例としては、発泡剤、界面活性剤、発泡性合成樹脂、活性炭、グラファイト粉末、パルプ粉末等が挙げらる。発泡剤の具体例としては、La(CO、Al(CO)、Ce(CO)、が挙げられ、好ましくは排気ガス触媒成分と同様な元素を含んでなることが好ましい。界面活性剤の具体例としては、例えば、スルホン酸型、カルボン酸型等のアニオン性界面活性剤、アミン型等のカチオン性界面活性剤、脂肪酸エステル型等の両性イオン性界面活性剤等が挙げられる。発泡性合成樹脂等としては、ポリウレタン系、ポリスチレン系(例えば、ポリスチレン)、ポリエチレン系、ポリエステル系、ポリアクリル系(例えば、ポリメチルメタクリレート)等の合成樹脂が挙げられる。
成形剤の添加量は、触媒層の全量に対して、5体積%以上70体積%以下であり、好ましくは上限が60体積%以下であり、下限が10体積%以上である。
【0017】
触媒層の厚さは、10μm以上、1000μm以下であり、好ましくは上限が500μm以下であり、下限が100μm以上である。
【0018】
本発明の好ましい態様によれば、担体が空隙を有してなるものが好ましい。担体における空隙の平均空隙率は30%以上、80%以下であり、好ましくは上限が70%以下であり、下限が40%以上である。担体における空隙の平均空隙率の測定は走査電子顕微鏡で行うことができる。
さらに、担体における空隙を構成する空孔の平均孔径は3μm以上、40μm以下であり、好ましくは上限が30μm以下であり、下限が5μm以上である。
【0019】
この担体に空隙を設ける手段の具体例としては、先に述べた触媒層に空隙を設ける手段と同様であってよい。この場合、成形剤の添加量は、担体成分の全量に対して、30重量%以上、70重量%以下であり、好ましくは上限が70重量%以下であり、下限が40重量%以上である。また、担体に空隙を設ける他の手段としては、担体成分(例えば、セラミックス)の粒度分布を調整して形成させる方法が挙げられる。
【0020】
(1)触媒成分
本発明による排気ガス触媒が含む触媒成分は、排気ガス中の酸素と微粒子状物質とを燃焼することを触媒し、好ましくは排気ガス中の一酸化窒素を二酸化窒素に酸化することを触媒する特性をも有するものが用いられる。このような触媒成分の具体例としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移元素、および長周期表第10〜12属の元素およびこれらの混合物の群から選択されるもの挙げられる。
【0021】
アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム、セシウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものが挙げられ、好ましくは、カリウム、セシウムおよびこれらの混合物である。
アルカリ土類金属としては、マグネシウム、カルシウム、バリウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものが挙げられ、好ましくは、マグネシウム、バリウムおよびこれらの混合物である。
遷移金属としては、ジルコニウム、ランタン、セリウム、白金、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、鉄、銀およびこれらの混合物の群から選択されるものが挙げられ、好ましくは、セリウム、白金、鉄およびこれらの混合物である。
長周期表第10属の元素としては亜鉛が挙げられる。
長周期表第11属の元素としては、アルミニウム、ガリウム、インジウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものが挙げられ、好ましくはアルミニウムが挙げられる。
【0022】
本発明の好ましい態様によれば、触媒成分は排気ガス中の一酸化窒素を酸化し二酸化窒素とする酸化触媒として機能を伴うものが好ましい。このような触媒成分としては、上記したもののうち、貴金属、卑金属に属するものが挙げられ、具体的には、後記する酸化触媒の触媒成分と同様のものが挙げられる。
【0023】
排気ガス触媒成分は、触媒層の全量に対して、0.1重量%以上、20重量%以下であり、好ましくは上限が10重量%以下であり、下限が0.2重量%以上である。
【0024】
(2)触媒助剤
本発明における排気ガス触媒は、触媒助剤が添加されてよい。触媒助剤の具体例としては、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、酸化珪素、酸化マググネシウム、およびこれらの混合物からなる群から選択され、好ましくは、酸化アルミニウム、酸化セリウム、酸化チタニウム、酸化ジルコニウム、酸化珪素である。触媒助剤は、触媒層の形成成分の全量に対して、50重量%以上である。
【0025】
(3)その他の成分
本発明における排気ガス触媒は、その他の成分としてHC吸着能を有する材料等が添加されてよい。この材料は排ガス浄化性能を向上させることができ、その様な材料としては、ゼオライト等が挙げられる。その他の成分の添加量は、触媒層の全量に対して、5重量%以上、60重量%以下であり、好ましくは上限が50重量%以下であり、下限が10重量%以上である。
【0026】
(4)担体
担体の具体例としては、アルミナからなるペレット型、またはコージェライトセラミックスもしくはステンレス等の金属からなるモノリスハニカム形が挙げられ、好ましくはモノリスハニカム型である。モノリスハニカム型は、耐熱性、耐熱衝撃性、および機械的強度に優れたものである。担体に空隙を設ける場合には、コージェライトセラミックスとして製造されることが好ましい。
【0027】
また、本発明の好ましい態様によれば、担体は微粒子状物資を補足可能なものとされたものである。従って、このような担体は、セラミック、金属あるいはこの酸化物またはこれらの混合物によって構成されてなるものが好ましくは、その具体例としては、コージェライト(SiO−Al−MgO)、シリコンカーバイド(SiC)、シリコンナイトライド(Si)等の耐熱性セラミック、Fe−Cr−Al系合金、Ni−Cr−Al系合金、ステンレス合金等が挙げられる。
【0028】
担体は三次元立体構造を有するものとして構成されることが好ましく、その具体例としては、モノリスハニカム型コーディエライト型、モノリスハニカム型SiC型、フォーム型、クロスフロー型、ファイバー積層型、ファイバー織物型、ワイヤメッシュ型、ネステッドファイバー型、金属多孔体型、粒子充填型等が挙げられ、好ましくは、フォーム型、ファイバー積層型、ファイバー織物型、ワイヤメッシュ型、ネステッドファイバー型、金属多孔体型、または粒子充填型が挙げられる。
【0029】
本発明の第二の態様
本発明の第二の態様によれば、本発明による排気ガス触媒を備えた排気ガス処理装置が提案される。本発明による排気ガス処理装置を図2を用いて説明する。
図2は本発明による排気ガス触媒を備えた排気ガス処理装置10の概略図を示す。本発明による排気ガス処理装置10は、排気ガス入口部11と、本発明による排気ガス触媒12と、排気ガス流出口13とが設けられたものである。この装置によれば、燃料燃焼により生じた排気ガスが入口部11から流入し、本発明による排気ガス触媒12の触媒層または単体において排気ガス中の微粒子状物質が補足される。排気ガス触媒12において、排気ガス中の酸素または二酸化窒素により、補足された微粒子状物質が燃焼され、処理された排気ガスは流出口13を経て排出される。
【0030】
本発明の第三の態様および第四の態様
本発明の第三の態様によれば、第一の排気ガス触媒と、第二の排気ガス触媒とを備えた排気ガス浄化装置が提案される。本発明にあっては、第一の排気ガス触媒と第二の排気ガス触媒の一方が酸化触媒の場合、他方は本発明による第一の態様による排気ガス触媒である。
【0031】
この排気ガス処理装置の内容を図3を用いて説明する。図3は本発明による排気ガス処理装置20の概略図を示す。排気ガス処理装置20は、排気ガス入口部21と、第一の排気ガス触媒22(酸化触媒)と、第二の排気ガス触媒23(本発明の第一の態様による排気ガス触媒)と、排気ガス出口部25とが設けられたものである。この装置20において、燃料燃焼により生じた排気ガスが入口部21から流入する。第一の排気ガス触媒22において前記排気ガス中の炭化水素と、一酸化炭素と、一酸化窒素とが酸化され、水と、二酸化炭素と、二酸化窒素として処理される。第二の排気ガス触媒23は、その触媒層および/または担体において排気ガス中の微粒子状物質を補足し、この触媒層または担体中において、排気ガス中の酸素および二酸化窒素または第一の酸化触媒で生じた二酸化窒素により、補足された微粒子状物質が燃焼除去され、処理された排気ガスは出口部25から排出される。
【0032】
本発明の第四の態様によれば、本発明の第三の態様において、第一の排気ガス触媒22または第二の排気ガス触媒23の後方に、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるフィルタ24をさらに備えてなる処理装置が提案される。フィルタ24は排気ガス中の微粒子状物質を補足し、排気ガス中の二酸化窒素および/または第一の排気ガス触媒22(酸化触媒)で生じた二酸化窒素により該微粒子状物を燃焼除去するものである。図3中、フィルタ24は第一の排気ガス触媒22と第二の排気ガス触媒23との後方部に位置しているが、本発明にあっては、第一の排気ガス触媒22と第二の排気ガス触媒23との前方またはこれらの間に位置するものであってもよい。
【0033】
フィルタ24が微粒子状物質を補足し、排気ガス中の二酸化窒素により燃焼させるメカニズムは、米国特許第4,902,487号および特許第3012249号の明細書に開示されており、これらの内容は本願発明の内容に包含するものとする。
【0034】
(1)酸化触媒
本発明の第三および第四の発明にあって、第一の排気ガス触媒と第二の排気ガス触媒の一方が酸化触媒とされる。酸化触媒は、基本的に、活性金属と、担体とを含んでなるものである。
【0035】
活性金属
活性金属の具体例としては、貴金属、卑金属が挙げられ、好ましくは貴金属である。貴金属の具体例としては、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、オスミウム、金、または銀が挙げられ、好ましくは、白金、パラジウム、またはロジウムおよびこれらの二種以上の混合物が挙げられる。卑金属の具体例としては、ニッケル、銅、マンガン、鉄、コバルト、亜鉛等が挙げられ、好ましくは、ニッケル、マンガン、または鉄およびこれらの二種以上の混合物として用いることができる。
【0036】
活性金属の添加量は、適宜定めることができるが、好ましくは酸化触媒の全量に対して0.05重量%以上2.0重量%以下であり、好ましくは下限が0.1以上であり、上限が1.0重量%以下である。
【0037】
触媒助剤
助触媒の具体例としては、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン等が挙げられる。助触媒の添加量は、適宜定めることができるが、好ましくは、酸化触媒の全量に対して、0重量%以上100重量%未満であり、好ましくは下限が0重量%以上であり、上限が60重量%以下である。
【0038】
担体
担体の具体例としては、アルミナからなるペレット型形状(粒状形)、またはコージエライトセラミックス、シリコンカーバイド(SiC)、Siなどの耐熱性セラミックスもしくはステンレス等の金属からなるモノリス型形状(ハニカム形)が挙げられる。特に、耐熱性、耐熱衝撃性、および機械的強度に優れたモノリス型形状が好ましい。
(2)フィルタ
フィルタはセラミックまたは金属によって構成されてなり、円筒状、繊維状、粒子状、等の形態のものが挙げられる。セラミックまたは金属は一般的なもの、または市販されているものを用いることができ、好ましくはコージェライト(SiO−Al−MgO)、シリコンカーバイド(SiC)、シリコンナイトライド(Si)等の耐熱性セラミック、Fe−Cr−Al系、Ni−Cr−Al系合金、ステンレス合金などが挙げられる。
【0039】
また、フィルタの形態の具体例としては、モノリスハニカム型コーディエライト型フィルタ、モノリスハニカム型SiC型フィルタ、ファイバー積層または編物型フィルタ、フォーム型フィルタ、クロスフロー型積層型フィルタ、メタルワイヤメッシュ型フィルタ、金属多孔体型フィルタ、セラミック粒子型フィルタ、等が挙げられ、好ましくは、モノリスハニカム型コーディエライトフィルタ、モノリスハニカム型SiCフィルタ、ファイバー積層または編物型フィルタ、フォーム型フィルタである。
【0040】
本発明による排気ガス触媒および排気ガス処理装置の用途
本発明による排気ガス触媒および装置は、固定系または移動系の燃焼機関(装置)に使用することができる。固定系の燃焼機関の具体例としては、発電設備、発熱設備、蒸気発生設備、動力設備、ゴミ焼却炉等が挙げられる。移動系の燃焼機関としては、運搬機、機械等に設置される内燃機関が挙げられ、その具体例としては、自動車、バス、トラック、ダンプカー、気動車、オートバイ、原動機付き自転車、船舶、タンカー、モーターボート、航空機などの運送機;耕耘機、トラクター、コンバイン、チェンソー、木材運搬機などの農林産業機械;漁船等の水産漁業機械;タンクローリー、クレーン、圧搾機、掘削機等の土木作業機械;発電機;等が挙げられる。
【0041】
本発明の好ましい態様によれば、本発明による排気ガス触媒および装置は、燃焼機関中、内燃機関、とりわけ燃料高圧噴射型の内燃機関、この中でも好ましくはディーゼルエンジン、高圧直噴ガソリンエンジンに利用することができる。特に、これらの内燃機関を装着した運搬機、特に車両の場合、その排気系に、本発明による排気ガス触媒または排気ガス浄化装置をスタートキャタリスト、アンダーフロアー、マニホールドコンバータとして設置することができる。しかしながら、本発明の範囲はこれらのものに限定されるものではない。
【0042】
【実施例】
本発明の内容を実施例によってより詳細に説明する。しかしながら、本発明の内容は実施例によって限定して解釈されるものではない。
排気ガス触媒の調製
例1
市販のSiO・Al粉末(Condea社製)と、蒸留水と、硝酸(50%濃度のものを約1重量%)とを混合し、硝酸白金水溶液(固形分で1g/リットルとなる量)をさらに添加し十分に撹拌した。その後、ゼオライトを固形分で20重量%になるように加えさらに十分撹拌し予備スラリーを調製した。次に、成形剤として平均粒径10μmのアクリル系ポリマー(ポリメチルメタクリレート)を20重量%になるように上記予備スラリー中に加えよく混合し触媒担体に塗布するスラリーとした。コージェライト製のハニカム基材を用意し、上記スラリーを塗布し、余分なスラリーをエアーガンで吹き払った後、500℃で1時間焼成してコート層を形成した。コート層はハニカム基材1リットルあたり100gとして形成した。白金の担持量はハニカム基材1リットルあたり1gであった。これにより排気ガス触媒(例1)を得た。
【0043】
例2
硝酸白金水溶液の代わりに硝酸セリウム水溶液10重量%を用いた以外は例1と同様にしてスラリーを調整した。コージェライト製のハニカム基材を用意し、上記スラリーを塗布し、余分なスラリーをエアーガンで吹き払った後、250℃で30分乾燥し、500℃で1時間焼成し、セリウムを担持した。セリウムの担持量はハニカム基材1リットルあたり0.5gであった。これにより排気ガス触媒2を得た。これにより排気ガス触媒(例2)を得た。
【0044】
例3
粒径が5〜20μmのアクリル系ポリマーを用いたこと以外は例1と同様して排気ガス触媒(例3)を得た。
【0045】
例4
粒径が5〜20μmのアクリル系ポリマーを用いたこと以外は例2と同様して排気ガス触媒(例4)を得た。
【0046】
比較例1
アクリル系ポリマーを用いたなかったこと以外は例1と同様にして排気ガス触媒(比較例1)を得た。
【0047】
排気ガス浄化評価試験
試験1:炭化水素および一酸化炭素浄化率
排ガス入出口を有する試験装置(堀場社製)内に、例1〜4及び比較例1の触媒から、直径1インチ(約25.4mm)、長さ2インチ(約50.8mm)を切り出した試験コアをそれぞれ配置した。それぞれの試験コアを、酸素10重量%と、水蒸気10重量%とを含んだ窒素ガス気流中で650℃50時間で予め熱処理した。
次に、下記表1に示す試験用排気ガスを、試験装置の入り口部からガス流量SV=50,000hr−1で流入させて、触媒層温度を90℃〜500℃まで毎分15℃の速度で昇温し、触媒の入り口側と出口側の各ガス成分濃度を時間の経過と共に連続的に測定して、その濃度差から各排気ガスの浄化率を算出した。
炭化水素および一酸化炭素の浄化率が50%になる温度をT50、その浄化率が80%になる温度をT80として、この数値を各触媒の性能として評価し、その結果を下記表2に示した。T50およびT80の温度が低いほど、低温度状態で排気ガス中の炭化水素および一酸化炭素の浄化効率が高いことを示している。
【0048】
【表1】
Figure 2005021818
【0049】
【表2】
Figure 2005021818
【0050】
試験2:微粒子状物質浄化率
上記評価試験1において、下記表3に示す試験用排気ガスを用いた以外は同様にして試験した。微粒子状物質の浄化率は、微粒子状物質に含まれるSOFの浄化率により評価した。
SOFの浄化率が50%になる温度をT50、その浄化率が80%になる温度をT80として、この数値を各触媒の性能として評価し、その結果を下記表4に示した。T50およびT80の温度が低いほど、低温度状態で排気ガス中のSOFの浄化効率が高いことを示している。
【0051】
【表3】
Figure 2005021818
【0052】
【表4】
Figure 2005021818

【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による排気ガス触媒の断面図を示す。
【図2】図2は本発明による排気ガス触媒を備えた排気ガス処理装置の概略図を示す。
【図3】図3は本発明による排気ガス触媒を備えた排気ガス処理装置の概略図を示す。

Claims (19)

  1. 担体と、該担体上に形成された触媒層とを少なくとも備えてなる排気ガス触媒であって、
    前記触媒層が該層中に空隙を有するものであり、
    前記触媒層および/または前記担体が、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるものである、排気ガス触媒。
  2. 前記担体が空隙を有してなるものである、請求項1に記載の排気ガス触媒。
  3. 前記触媒層における空隙の平均空隙率が、5%以上70%以下である、請求項1または2に記載の排気ガス触媒。
  4. 前記担体における空隙の平均空隙率が、30%以上80%以下である、請求項2または3に記載の排気ガス触媒。
  5. 前記触媒層における空隙を構成する空孔の平均孔径が、0.2μm以上30μm以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  6. 前記担体における空隙を構成する空孔の平均孔径が、3μm以上40μm以下である、請求項2〜5のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  7. 前記触媒層が含む触媒成分が、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移元素、長周期表第10〜12属の元素およびこれらの混合物の群から選択されるものである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  8. 前記アルカリ金属が、ナトリウム、カリウム、セシウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものであり、
    前記アルカリ土類金属が、マグネシウム、カルシウム、バリウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものであり、
    前記遷移金属が、ジルコニウム、ランタン、セリウム、白金、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、鉄、銀およびこれらの混合物の群から選択されるものであり、
    前記長周期表第10属の元素が、亜鉛であり、
    前記長周期表第11属の元素が、アルミニウム、ガリウム、インジウムおよびこれらの混合物の群から選択されるものである、請求項7に記載の排気ガス触媒。
  9. 前記排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素により、前記触媒層および/または前記担体で捕捉した微粒子状物質を燃焼するものである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  10. 前記微粒子状物質が、炭素系物質、炭化水素または可溶性有機成分を含んでなるものである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  11. 燃料高圧噴射型の内燃機関に用いられる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  12. 前記燃料高圧噴射型の内燃機関が、ディーゼルエンジンまたは高圧直噴型ガソリンエンジンである、請求項11に記載の排気ガス触媒。
  13. 排気ガス中の微粒子状物質を処理する装置であって、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載された排気ガス触媒を備えてなり、
    前記排気ガス触媒において、前記排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素により、前記排気ガス触媒における触媒層および/または担体で捕捉した微粒子状物質を燃焼するものである、装置。
  14. 排気ガス中の、炭化水素と、一酸化炭素と、一酸化窒素と、および微粒子状物質とを処理する装置であって、
    第一の排気ガス触媒と、第二の排気ガス触媒とを備えてなり、
    第一の排気ガス触媒と第二の排気ガス触媒のいずれか一方が酸化触媒である場合、その他方が請求項1〜10のいずれか一項に記載された排気ガス触媒であり、
    前記酸化触媒において、前記排気ガス中の炭化水素と、一酸化炭素と、および一酸化窒素とを酸化し、水と、二酸化炭素と、二酸化窒素とするものであり、
    前記排気ガス触媒において、前記排気ガス中の酸素および/または二酸化窒素により、前記排気ガス触媒における触媒層および/または担体で捕捉した微粒子状物質を燃焼するものである、装置。
  15. 第一の排気ガス触媒または第二の排気ガス触媒の後方に、排気ガス中の微粒子状物質を補足可能とされてなるフィルタをさらに備えてなり、
    前記フィルタが排気ガス中の微粒子状物質を補足し、該微粒子状物質を排気ガス中の二酸化窒素および/または前記酸化触媒で生じた二酸化窒素により燃焼するものである、請求項14に記載の装置。
  16. 前記排気ガスを前記排気ガス触媒に流入する入口部と、前記排気ガス触媒で処理した前記排気ガスを排出する出口部とをさらに備えてなる、請求項13〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記微粒子状物質が、炭素系物質、炭化水素または可溶性有機成分を含んでなるものである、請求項13〜16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 燃料高圧噴射型の内燃機関に用いられる、請求項13〜17のいずれか一項に記載の排気ガス触媒。
  19. 前記燃料高圧噴射型の内燃機関が、ディーゼルエンジンまたは高圧直噴型ガソリンエンジンである、請求項18に記載の装置。
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