JP2005013267A - 遊技機用装飾部材 - Google Patents

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佳治 山田
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Abstract

【課題】遊技機用装飾部材の装飾性を向上する。
【解決手段】始動入賞具20は、遊技盤に固定されるベース部材21と、ベース部材21の前側に配置される装飾体29と、ベース部材21および装飾体29の間に画成される球通路24とから構成される。装飾体29の前面に上方から下方に向かうにつれて後側に傾斜して凹設された傾斜凹部31の貼付け面62aに、背面側に反射シート62bを貼付けた樹脂盛りシール60が貼着される。樹脂盛りシール60の後方に反射面62が形成され、反射面62の下方に、反射面62を指向するように発光手段64が配設されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技機用装飾部材に関し、更に詳細には、発光手段からの光で樹脂盛りシールを光らせて遊技演出を行なう遊技機用装飾部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より多くの遊技機では、飾り体(役物)等の装飾部材において、装飾性を高めるための手段として、樹脂を立体的に隆起させて肉厚に形成したシール(所謂、樹脂盛りシール)を意匠面に貼着することで、該飾り体に立体的な意匠効果を付与することがなされている(例えば、特許文献1参照)。また、この特許文献1においては、前記飾り体の意匠面に貼着した樹脂盛りシールを光透過性を有する材質で形成し、この樹脂盛りシールの背後に、LED(発光ダイオード)やランプ等の発光手段を設置し、前記樹脂盛りシールの背後で発光手段を点灯または点滅等させて、この照射された光が樹脂盛りシールを透過することで、装飾効果を向上させたり、遊技演出を行なうことがなされている。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−10407号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記飾り体において、樹脂盛りシールの貼付け面の背後が遊技球の通路等になっている場合や、該飾り体自体の奥行き寸法に余裕がない場合は、前記樹脂盛りシールの背後に前記発光手段を取付けるスペースが確保できず、前述した効果が得られない問題が指摘される。
【0005】
【発明の目的】
この発明は、従来の技術に係る遊技機用装飾部材に内在する前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、樹脂盛りシールの背後にスペースがなくても、発光手段からの光により樹脂盛りシールを光らせて装飾性を向上し得る遊技機用装飾部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機用装飾部材は、
光透過性を有する樹脂を隆起させて肉厚に形成した樹脂盛りシール(60)を備える遊技機用装飾部材において、
前記樹脂盛りシール(60)の後側に反射面(62)を設けると共に、該樹脂盛りシール(60)の周囲側に発光手段(64)を配設して、該発光手段(64)からの光を前記反射面(62)に向けて照射し得るよう構成したことを特徴とする。
【0007】
また、前記反射面(62)は、前記発光手段(64)を基準として前方へ傾斜していてもよい。
【0008】
更に、遊技盤(J)に固定されるベース部材(21)と、該ベース部材(21)の前側に配置される装飾体(29)と、該ベース部材(21)および装飾体(29)の間に画成される球通路(24)とからなり、
前記装飾体(29)の前面に前記反射面(62)を設け、該反射面(62)に前記樹脂盛りシール(60)を貼着すると共に、前記反射面(62)の下方に、該反射面(62)を指向するように前記発光手段(64)を配設する構成としてもよい。
【0009】
更にまた、前記反射面(62)は、上方から下方に向かうにつれ後側に傾斜して凹設するようにしてもよい。
【0010】
【作用】
本発明に係る遊技機用装飾部材では、樹脂盛りシールの後側に設けた反射面に向けて光を照射する発光手段を、該樹脂盛りシールの周囲側に設けている。例えば、樹脂盛りシールの貼付け面の背後が遊技球の通路になっている始動入賞具等において、装飾体の前面に設けた反射面に樹脂盛りシールを貼着し、前記反射面に指向する発光手段を下方に配設することで、遊技球の通路に発光手段が干渉することはない。このように、遊技機用装飾部材における樹脂盛りシールの貼付け面の背後が遊技球の通路等になっている場合や、遊技機用装飾部材自体の奥行き寸法に余裕がない場合等、前記樹脂盛りシールの背後に発光手段を取付けるスペースが確保できなくても、発光手段の点灯または点滅等による遊技機の装飾を実施でき、好適な遊技演出を行ない得る。また、反射面を発光手段側に傾けて設けることで、発光手段からの光を反射面で効率よく前側に反射することができる。更に、前記反射面を装飾体の前面に上方から下方に向かうにつれて後側に傾斜して凹設することで、該装飾体の前面から樹脂盛りシールが突出せず、該樹脂盛りシールや反射面に遊技球が当たることを防止し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る遊技機用装飾部材につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、遊技機用装飾部材として一般的なパチンコ機の遊技盤に配設される始動入賞具を例示して説明する。
【0012】
(遊技盤について)
パチンコ機に配設される遊技盤Jは、図5に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域Iの前側における縦央やや下部に、遊技球を球検出スイッチ(図示せず)で検出し得る始動入賞具20が配設されており、この始動入賞具20の直上方には、可視表示部15aが開設された飾り部材15が配設されている。そして、前記可視表示部15aに、図柄を変動表示して図柄組合わせゲームを行なう図柄表示装置Kが後側から臨んでいる。また、前記飾り部材15の左右両側部近傍には、風車とも称されて遊技球の落下方向を変向する普通案内車13が配設されると共に、前記始動入賞具20の直下方には、開閉可能な開閉板18で常には閉塞された特別入賞具17を備える大型電動式の入賞装置Mが設置されている。
【0013】
(始動入賞具について)
前記始動入賞具20は、該始動入賞具20への遊技球の通入を契機として、前記図柄表示装置Kに表示された図柄を変動開始させるための始動入力手段として利用されるものである。図1または図2に示すように、前記始動入賞具20は、前記遊技盤Jに固定されるベース部材21と、該ベース部材21の前側に配置されて始動入賞具20を装飾する装飾体29と、始動入賞具20への遊技球の通入領域(入賞領域)を可変する開閉装置34と、当該始動入賞具20を光で装飾する発光装置55とから構成されている。また、遊技球を検出する球検出スイッチを保持するホルダー部材(何れも図示せず)が、当該ベース部材21の後側に配設されている。
【0014】
前記ベース部材21は、図1に示すように略矩形状に形成されており、その上部における幅方向の略中央位置には、上下方向に開口して遊技球の通過を許容する枠状の球通入部23が前側に向かって突出されている。また図2に示すように、前記ベース部材21における前記球通入部23の下方位置には、球通路24が画成されると共に、前後に貫通する開口22が開設され、該球通入部23を通過した遊技球は該球通路24を通って該開口22から遊技盤Jの裏側に通出するよう構成されている。そして、前記ベース部材21の裏側に位置する前記球検出スイッチによる遊技球の通出検出に基づき、図示しない制御手段が前記図柄表示装置Kに表示された図柄を変動開始させるよう構成される。
【0015】
前記装飾体29は、図3または図4に示すように、表面に種々の装飾が施された板状の飾り部30と、該飾り部30の側部および底部から後方に向かって延出する壁部30bとから形成されている。前記飾り部30の後面側には、幅方向に所要距離離間して軸部30a,30aが夫々突設されており、各軸部30aに後述する羽根部材35を夫々回動可能に枢支したもとで、該軸部30aを前記ベース部材21の図示しない軸孔に挿通すると共に、該ベース部材21側から図示しないネジを装飾体29に螺挿することで、前記装飾体29とベース部材21との間に一対の羽根部材35,35が保持された状態で両者21,29が固定される。すなわち、前記装飾体29は、前記ベース部材21の前側に前記壁部30bの長さだけ離間して位置すると共に、上面が開放された状態でベース部材21に配設されている。そして、前記ベース部材21と装飾体29との間であって、該装飾体29の内底部に近接する部位に、後述する発光手段64を備える発光装置55が設置されている。
【0016】
前記装飾体29における飾り部30の略中央部分に、上方から下方に向かうにつれ後側に傾斜して凹設された傾斜凹部31が形成され、この傾斜凹部31には、樹脂盛りシール60を貼付けるための貼付け面62aが設けられている。本実施例では、貼付け面62aの傾斜角度は、略20度に設定されている。そして、前記傾斜凹部31の貼付け面62aには、光を反射し得る反射シート62bが背面側に予め貼付けられた樹脂盛りシール60が貼着されている。すなわち、本実施例において、前記反射シート62bが反射面62として機能し、前記樹脂盛りシール60の後側に、反射面62(反射シート62b)が設けられる。また、前記傾斜凹部31の下方は開放されて隙間66が形成されており、この隙間66を介して前記反射面62に対し、前記装飾体29の内底部に配設された発光手段64が指向するようになっている。すなわち、前記反射面62は、前記発光手段64を基準として、反射面62における発光手段64側の下端辺より上端辺が前方に位置するよう反射面62が傾斜し、該反射面62が発光手段64に指向するように設定される。なお、前記反射シートは、可撓性の薄板の表面に鏡面の如く入射された光を反射するように処理を施されたものや、または薄板自体が鏡面の如く作用するものであって、有効に光を反射し得るものであれば、金属等材質は特に限定されない。
【0017】
ところで前記樹脂盛りシール60は、軟質系ポリ塩化ビニール(PVC)、軟質系ポリウレタン(PVR)、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の有色透明の合成樹脂が用いられ、これらの光透過性を有する合成樹脂を、立体的に隆起させて肉厚に可撓性を有するシート状に形成したものである。そして、一面を接着面として予め接着剤を塗布したり、または接着時に塗布することで、所要面に貼着し得るよう構成されている。
【0018】
図4に示すように、前記反射面62の下方に配設される発光装置55は、LED(発光ダイオード)やランプ等の発光手段64と、この発光手段64を設置するための基板56と、該発光手段64に電力を供給する図示しないプラグが接続するコネクタ57とから構成され、実施例では発光手段64として2個のLEDが基板56上に配設されている。前記装飾体29における壁部30bの内底部に近接する両内側面には、前後方向に平行に延在するガイド溝33が対向して形成されている。そして、一対のガイド溝33,33に両側端が係合した前記基板56をガイド溝33,33に沿って飾り部30の背面に向けて移動して定位置に位置決めすることで、前記発光手段64が、前記傾斜凹部31の下方に開設された前記隙間66から前記反射面62に指向するようになっている。
【0019】
なお、前記飾り部30の背面側には、球通路24側に突出すると共に、前記発光装置55の上方に位置する案内片30cが設けられており、前記球通入部23から通入された遊技球を前記ベース部材21の開口22に導くようになっている。
【0020】
(開閉装置について)
前記開閉装置34は、図1または図2に示すように、前記軸部30a,30aに枢支されて前記ベース部材21の前側に位置する左右の一対の羽根部材35,35と、該ベース部材21の後側に位置するソレノイド41と、該ソレノイド41と羽根部材35,35との間に位置し、当該ソレノイド41の駆動に伴い揺動されて羽根部材35,35を開閉させる作動機構38とから構成されている。左右の羽根部材35,35は、互いに対称な形状で、上方に向かって徐々に薄肉となる所謂フラップ状に形成されており、前記球通路24を挟んで左右両側に配設される(図1参照)。
【0021】
前記開閉装置34では、前記ソレノイド41の非励磁状態とされる通常状態時では、各羽根部材35,35がその先端部を互いに近接させた第1位置に保持され(図1参照)、前記ベース部材21の球通入部23を通過した遊技球のみが球通路24に通入し得るように入賞領域を狭くしている。一方、制御手段からの制御信号に基づいて前記ソレノイド41が励磁駆動されると、前記作動機構38によって、両羽根部材35,35の先端部が互いに離間する第2位置に変位され(図1の二点鎖線参照)、入賞領域を広くして、遊技球が始動入賞具20の側方からも前記球通路24に通入し得るようになっている。
【0022】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る遊技機用装飾部材の作用について説明する。
【0023】
パチンコ機の打球発射装置を遊技者が操作して、遊技盤Jの遊技領域Iに遊技球が打出され、前記始動入賞具20における前記球通入部23に遊技球が通入すると、該遊技球が前記球通路24を通出して前記球検出スイッチで検出され、制御手段の制御信号に基づき前記図柄表示装置Kでの遊技演出が行なわれる。また、前記球検出スイッチによる遊技球の検出に基づき所定の条件を満たすと、前記開閉装置34のソレノイド41が駆動されて、前記左右の羽根部材35,35が開放されて、始動入賞具20への遊技球の通入が容易となる。
【0024】
このとき、前記図柄表示装置Kでの遊技演出に合わせて制御手段により前記各発光手段64が点灯または点滅されて、光による遊技演出が行なわれる。前記発光手段64から照射された光は、前記装飾体30の傾斜凹部31の下方に設けられた隙間66を介して、前記反射面62に照射される。そして、前記反射面62で反射された光は、該反射面62の前面を覆う前記樹脂盛りシール60を透過して前面に照射され、該樹脂盛りシール60自体が発光している如き視覚効果を呈する。
【0025】
すなわち、前記樹脂盛りシール60の後側に反射面62を設けることで、前記発光手段64を周囲側、すなわち反射面62に対し、上下または側方の光を照射し得る位置に設けることができる。従って、光による前記樹脂盛りシール60の演出を行なう際に、該樹脂盛りシール60の背後側に前記発光手段64を設けなくても、樹脂盛りシール60と光により生じる好適な視覚効果を得ることができる。前記樹脂盛りシール60の貼付け面62aの背後が遊技球の球通路24になっている前記始動入賞具20にように、該樹脂盛りシール60の背後に発光手段64を取付けるスペースが確保できなくても、発光手段64の点灯または点滅等による遊技機の装飾を実施でき、好適な遊技演出を行ない得る。なお、本実施例では、図柄表示装置Kと並んで遊技者に注目される始動入賞具20に、前記発光装置55を配設するようにしたので、より一層遊技の興趣が増大される。
【0026】
前記傾斜凹部31は、前記装飾体29の上方から下方に向かうにつれ後側に傾斜して凹設され、その傾斜面に形成された反射面62は、下方に設けられた前記発光手段62に対し、前記隙間66を介して指向するよう構成されている。すなわち、前記反射面62は、前記発光手段64を基準として前方へ傾斜して形成されている。このため、前記発光手段64から前記反射面62に照射される光を効率よく前側に反射することが可能である。また、前記樹脂盛りシール60の周囲側に前記発光手段64を設け、前記反射面62を介して前方へ照射することにより、該発光手段64の光が直接遊技者に視認されることはなく、該樹脂盛りシール60による装飾効果が低減してしまうことはない。更に、前記発光手段64は、前記装飾体29の内部に配設されるため、前面に露出することがなく、意匠を損なうことはない。
【0027】
このように、前記反射面62は、凹設された傾斜凹部31に形成されているため、該反射面62は前記装飾体29の前面から突出せず、この反射面62を覆う前記樹脂盛りシール60が遊技球に当たることを防止できる。
【0028】
前記樹脂盛りシール60は、有色透明とすることで、前記発光手段64から前記反射面62に照射された光は、着色された樹脂盛りシール60を介して前側に反射した際に、有色の反射光となるため視覚効果が向上する。すなわち、前記入賞始動具20の装飾性を一層向上することができる。また、反射光の色を変更する場合には、前記発光手段64を交換する必要がなく、色の異なる樹脂盛りシール60に交換することで対応でき、コストの低減を図り得る。
【0029】
前記発光手段64に発光ダイオードを用いることで、ランプと比較して消費電力が少なく、また寿命が長いため、ランニングコストやメンテナンス費用を少なくできる利点がある。また発光ダイオードは、ランプと比較して小型であるため、配置にスペースを要せず、設計の自由度を向上させることができる。
【0030】
また、前記反射面64は、前記樹脂盛りシール60側に凹面形状となるよう湾曲する構成を採用することができる。このように、前記反射面62を湾曲させることで、発光手段64から照射された光が集光され、指向性を高めることができる。すなわち、前記発光手段64の光が明輝し、装飾性を一層向上し得る。
【0031】
【変更例】
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。例えば前記反射面62は、前記樹脂盛りシール60の後側に前記反射シート62bを貼付けることで構成したが、これに限定されず、前記装飾体29における傾斜凹部31の貼付け面62aに予め前記反射シート62bを貼付けた後、樹脂盛りシール60を貼付けてもよい。また、前記反射シート62bを使用せず、光を反射し得る材料(材質)で前記貼付け面62a自体を構成する態様や、貼付け面62aを鏡面加工またはめっき加工する態様や、光を反射し得る色(例えば、金色や銀色)で着色する態様とすることで、該貼付け面62aを前記反射面62として機能させることができる。
【0032】
また実施例では、遊技機用装飾部材として始動入賞具20を挙げて説明したが、これに限らず、遊技盤を装飾するサイドランプや図柄表示装置が臨む飾り部材等、その他の装飾部材等に配設してもよく、所要の箇所に配設するようにすればよい。また、前記発光装置を配設する遊技機としてはパチンコ機に限らず、パチスロ機やパチンコ式スロットマシン機、アレンジボール機等、種々の遊技機に配設することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る遊技機用装飾部材によれば、樹脂盛りシールの後側に設けた反射面に向けて光を照射する発光手段を、該樹脂盛りシールの周囲側に設けたから、遊技機用装飾部材における樹脂盛りシールの貼付け面の背後が遊技球の通路等になっている場合や、遊技機用装飾部材自体の奥行き寸法に余裕がない場合等、前記樹脂盛りシールの背後に発光手段を取付けるスペースが確保できなくても、発光手段の点灯または点滅等による遊技機の装飾を実施でき、好適な遊技演出を行ない得る。また、反射面を発光手段側に傾けて設けたため、発光手段からの光を効率よく前側に反射することができる。
【0034】
樹脂盛りシールの貼付け面の背後が遊技球の通路になっている始動入賞具等において、装飾体の前面に設けた反射面に樹脂盛りシールを貼着し、前記反射面に指向する発光手段を下方に配設したから、遊技球の通路に発光手段が干渉することなく、発光手段の点灯または点滅等による遊技機の装飾を実施でき、好適な遊技演出を行ない得る。更にまた、前記反射面を装飾体の前面に上方から下方に向かうにつれ後側に傾斜して凹設することで、該反射面が装飾体の前面から突出しないため、樹脂盛りシールや反射面に遊技球が当たることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る始動入賞具を示す正面図である。
【図2】実施例に係る始動入賞具を示す側断面図である。
【図3】実施例に係る始動入賞具における装飾体を前面から見た状態で示す斜視図である。
【図4】実施例に係る始動入賞具における装飾体を背面から見た状態で示す斜視図である。
【図5】実施例に係る始動入賞具が配設された遊技盤を示す正面図である。
【符号の説明】
21 ベース部材
24 球通路
29 装飾体
60 樹脂盛りシール
62 反射面
64 発光手段
J 遊技盤

Claims (4)

  1. 光透過性を有する樹脂を隆起させて肉厚に形成した樹脂盛りシールを備える遊技機用装飾部材において、
    前記樹脂盛りシールの後側に反射面を設けると共に、該樹脂盛りシールの周囲側に発光手段を配設して、該発光手段からの光を前記反射面に向けて照射し得るよう構成した
    ことを特徴とする遊技機用装飾部材。
  2. 前記反射面は、前記発光手段を基準として前方へ傾斜している請求項1記載の遊技機用装飾部材。
  3. 遊技盤に固定されるベース部材と、該ベース部材の前側に配置される装飾体と、該ベース部材および装飾体の間に画成される球通路とからなり、
    前記装飾体の前面に前記反射面を設け、該反射面に前記樹脂盛りシールを貼着すると共に、前記反射面の下方に、該反射面を指向するように前記発光手段を配設した請求項1記載の遊技機用装飾部材。
  4. 前記反射面は、上方から下方に向かうにつれ後側に傾斜して凹設される請求項3記載の遊技機用装飾部材。
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