JP2005008326A - 乗客コンベヤの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客15が転倒した場合乗客コンベヤを停止させる安全装置を得る。
【解決手段】欄干5L、5Rに低部乗客検出手段8d、9dとこの低部乗客検出手段8d、9dの直上に高部乗客検出手段8u、9uを取り付け、一の低部乗客検出手段8d、9dと後方に隣接する低部乗客検出手段8d、9dが共に乗客15を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段8u、9uが共に乗客15を検出しない状態から、一の低部乗客検出手段8d、9dと前方に隣接する低部乗客検出手段8d、9dが共に乗客15を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段8u、9uが共に乗客15を検出しない状態へ移行する間、一の低部乗客検出手段8d、9dが乗客15を検出し、かつ、対応する高部乗客検出手段8u、9uが乗客15を検出しない状態が継続したときに乗客コンベヤ1を非常停止させるようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗客が踏段上で転倒したとき乗客コンベヤを停止させるようにした安全装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗客コンベヤの安全装置は、例えば、乗客コンベヤの踏段の両側に立設された欄干の高位置に複数の発光体と受光体を有する第1の光電装置を設置し、欄干の低位置に複数の発光体と受光体を有する第2の光電装置を設置する。第1の光電装置からは乗客検出信号が出力されず、第2の光電装置から乗客検出信号が出力されたことを検出する検出手段を設け、この検出手段の検出信号によって乗客コンベヤを停止させるようにしたものである。
従って、乗客が正常な姿勢で踏段に乗っているときは、第1の光電装置及び第2の光電装置からは、それぞれ乗客検出信号が出力されるので、検出手段は動作せず、乗客コンベヤは正常に運転される。乗客が踏段上で転倒すると、第1の光電装置の光ビームは遮光されなくなり、乗客検出信号は出力されない。一方、第2の光電装置は乗客検出信号を出力し続ける。この出力差が生じたときに乗客コンベヤを停止させて、乗客の安全を図るようにしていた(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−81174号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の乗客コンベヤの安全装置は、上記のとおり、欄干の高位置に設置された第1の光電装置からは乗客検出信号が出力されず、欄干の低位置に設置された第2の光電装置からは乗客検出信号が出力された場合は、乗客が踏段上で転倒したものとして、検出手段を作動させて乗客コンベヤを停止させていた。
しかしながら、第1の光電装置及び第2の光電装置からの上記出力信号は、必ずしも乗客が転倒した場合に限らない。
例えば、乗客が直前又は直後の踏段上に手荷物等を置いて第1の光電装置及び第2の光電装置の取付部位に差し掛かると、第1の光電装置からは乗客検出信号が出力されず、第2の光電装置からは乗客検出信号が出力される。即ち、乗客が転倒した場合と同様の信号が出力されて乗客コンベヤが停止することになる。
また、乗客が直立姿勢で正常に乗っている場合でも、乗客前面の凹凸によって、第1の光電装置からは乗客検出信号が出力されず、第2の光電装置からは乗客検出信号が出力されることがある。この場合も乗客が転倒した場合と同様の信号であり、乗客コンベヤが停止することになる。
このため、乗客コンベヤの円滑な運転が阻害される、という問題があった。
【0005】
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、踏段上に置かれた手荷物等によって誤動作することなく、乗客が転倒した場合に乗客コンベヤを停止させることができる安全装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る乗客コンベヤの安全装置は、欄干の低位置に進行方向へ向けて複数の低部乗客検出手段を取り付け、この低部乗客検出手段に対応させて直上の欄干の高位置に高部乗客検出手段を取り付け、一の低部乗客検出手段と後方に隣接する低部乗客検出手段が共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段が共に乗客を検出しない状態から、一の低部乗客検出手段と前方に隣接する低部乗客検出手段が共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段が共に乗客を検出しない状態へ移行する間、一の低部乗客検出手段が乗客を検出し、かつ、対応する高部乗客検出手段が乗客を検出しない状態が継続したときに乗客コンベヤを非常停止させるようにしたものである。
【0007】
また、この発明に係る乗客コンベヤの安全装置は、欄干の低位置に低部乗客検出手段を取り付け、この低部乗客検出手段の直上の欄干の高位置に高部乗客検出手段を取り付け、立った乗客を低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも長く、倒れた乗客を低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも短い所定時間に時限手段を設定しておいて、低部乗客検出手段が乗客を検出し、高部乗客検出手段が乗客を検出しない状態が上記所定時間継続したとき乗客コンベヤを停止させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1から図7は、この発明の実施の形態1を示す。ここでは、エスカレータに適用した例を示す。
図1は、エスカレータの正面図、図2は、図1のII−II線断面を矢視した断面図である。エスカレータ1は、下階2と上階3の間に跨設され、踏段4は踏段チェーン4aに間隔L1を隔てて無端状に連結されて傾斜路を循環移動して乗客13を輸送する。踏段4の両側上部には右側欄干5R及び左側欄干5Lが立設されている。以下、総称する場合は、「欄干5」とする。その欄干5の上端部には移動手摺6が長手を移動方向へ向けて踏段4の全移動域に亙って延設されて踏段4と同期して移動する。欄干5の下部には、踏段4の両側を塞ぐスカートガード7が傾斜路の全域に亙って設けられている。また、下階2及び上階3の乗降口には床板10が設けられている。
【0009】
上記構成のエスカレータ1の右側欄干5Rの低位置には、低部投光器8d1〜8dN(以下、総称する場合は、「低部投光器8d」とする。)が、踏段4の連結間隔L1と等しい取付間隔L1で下階2から上階3へ至る間に設けられている。この低部投光器8dに対応させて取付間隔L2を隔てて直上の右側欄干5Rの高位置には、高部投光器8u1〜8uN(以下、総称する場合は、「高部投光器8u」とする。)が取付間隔L1で設けられている。
ここで、取付間隔L1は水平投影面上で35cmとし、取付間隔L2は60cmとする。
【0010】
また、左側欄干5Lの低位置には、低部投光器8d1〜8dNからの光をそれぞれ受ける低部受光器9d1〜9dN(以下、総称する場合は、「低部受光器9d」とする。)が、取付間隔L1で下階2から上階3へ至る間に設けられている。この低部受光器9dに対応させて取付間隔L2を隔てて直上の左側欄干5Lの高位置には、高部投光器8u1〜8uNからの光をそれぞれ受ける高部受光器9u1〜9uN(以下、総称する場合は、「高部受光器9u」とする。)が取付間隔L1で設けられている。
下階2と上階3には、乗客の転倒が検出されたときに警報を発する警報装置11が設けられている。また、スカートガード7の床板10に近接した部位にも同様に機能する警報装置12が設けられている。
【0011】
更に、図には、踏段4上に立った姿勢の直立乗客13と、転倒した姿勢の転倒乗客15を示した。
ここで、低部投光器8dと低部受光器9dは、主として直立乗客13の脚部又は転倒乗客15が光を遮ることにより応動する透過形光電スイッチからなる低部乗客検出手段を構成する。
同様に、高部投光器8uと高部受光器9uは、踏段4上の直立乗客13が光を遮ることにより応動する透過形光電スイッチからなる高部乗客検出手段を構成する。なお、転倒乗客15は高部投光器8uの光を遮断することはない。従って、高部乗客検出手段は転倒乗客15には応動しない。
【0012】
図3は、身体厚さL3の直立乗客13と直立乗客14が前後に間隔Lm1を隔てて立ち、踏段4jと踏段4(j+1)に乗って移動するときの低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の一般的な動作を示す説明用図である。
ここで、直立乗客13と直立乗客14は、それぞれ隣接する踏段4jと踏段4(j+1)に乗っているので、間隔Lm1は踏段4の取付間隔L1に等しいとする。図中、図1及び2と同符号は同一部分を示す。
【0013】
図3(a)は、低部受光器9di及び高部受光器9uiの双方が直立乗客13を検出し、低部受光器9d(i+1)及び高部受光器9u(i+1)の双方が直立乗客14を検出している状態を示す。
図3(b)は、踏段4j及び4(j+1)が進行して低部受光器9di、9d(i+1)が非検出状態となり、高部受光器9ui、9u(i+1)は従前どおり検出状態であることを示す。
図3(c)は、踏段4j及び4(j+1)が更に進行して、いずれの低部受光器9di〜9d(i+2)及び高部受光器9ui〜9u(i+2)も非検出状態になったことを示す。
図3(d)は、踏段4j及び4(j+1)が更に進行して、低部受光器9d(i+1)が直立乗客13の脚部を検出し、同様に低部受光器9d(i+2)が直立乗客14の脚部を検出している。高部受光器9ui〜9u(i+2)は非検出状態であることを示す。
図3(e)は、踏段4j及び4(j+1)が、図3(a)に示した位置から取付間隔L1だけ進行して、低部受光器9d(i+1)及び高部受光器9u(i+1)の双方が直立乗客13を検出し、また、低部受光器9d(i+2)及び高部受光器9u(i+2)の双方が直立乗客14を検出している状態を示す。
【0014】
上記は、直立乗客13、14に対する低部受光器9d及び高部受光器9uの動作の一例であって、上記以外の態様も当然起こり得る。
しかしながら、直立乗客13、14の場合は、下記の特徴を有する。
1. 低部受光器9dと高部受光器9uは、互いに直上直下に取り付けられているので、図3(a)及び(e)に示す如く、所定時間同時に検出状態となる。
2. 直立乗客13と直立乗客14は、それぞれ踏段4j及び4(j+1)に個別に乗っており、しかも、直立乗客13及び直立乗客14の身体厚さL3は踏段4の取付間隔L1よりも小さいので、直立乗客13及び直立乗客14の間には隙間が生る。このため、図3(c)に示したとおり、低部受光器9d(i+1)及び高部受光器9u(i+1)は、直立乗客14と直立乗客13が通り過ぎる毎に非検出状態となる瞬間がある。
身体厚さL3が踏段4の取付間隔L1よりも大きい場合は、直立乗客14と直立乗客13は隣接する踏段4に乗ることができない。このため、両者の間に無負荷の踏段4を介在させることとなるので、同様に隙間が生じる。
3. 低部受光器9dと高部受光器9uは、互いに直上直下の関係にあるので、略同時に検出状態及び非検出状態になるものである。従って、図3(b)、(d)のように、一方が検出状態で他方が非検出状態となるのは、身体の表面形状による過渡的なものであって極めて短時間の現象である。
【0015】
図4は、踏段4上で転倒した転倒乗客15が移動するときの低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図である。図中、図3と同符号は同一部分を示す。
ここで、転倒乗客15が進行方向へ向けて転倒して踏段4上に平伏したとする。その転倒身長Lm2は、取付間隔L1の2倍、即ち、水平投影面上で70cmよりも大きいものとする。従って、転倒乗客15は、低部受光器9dを少なくとも2個同時に作動させることになる。また、高部受光器9uは、低部受光器9dから取付間隔L2(=60cm)を隔てて上部にあるため、高部受光器9uは、転倒乗客15に応動することはない。
【0016】
図4(a)は、乗客15の転倒により、低部受光器9d(i+1)と進行方向後方に隣接する低部受光器9diは共に転倒乗客15を検出しているが、低部受光器9d(i+1)に対応する高部受光器9u(i+1)及び低部受光器9diに対応する高部受光器9uiは共に非検出の状態であることを示す。
図4(b)は、踏段4の移動に伴って転倒乗客15が移動して、低部受光器9di〜9d(i+2)の3個は共に転倒乗客15を検出し、高部受光器9ui〜9u(i+2)は何れも非検出状態であることを示す。
図4(c)は、踏段4の移動に伴って転倒乗客15が更に移動して、低部受光器9d(i+1)と進行方向前方に隣接する低部受光器9d(i+2)は共に転倒乗客15を検出し、かつ、低部受光器9d(i+1)に対応する高部受光器9u(i+1)及び低部受光器9d(i+2)に対応する高部受光器9u(i+2)は共に非検出の状態であることを示す。
【0017】
図5は、同じく転倒乗客16が移動するときの低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図である。図中、図4と同符号は同一部分を示す。
ここで、転倒乗客16の転倒身長Lm3は、取付間隔L1、即ち、水平投影面上で35cmよりも大きく、取付間隔L1の2倍、即ち、水平投影面上で70cmよりも小さい値とする。
従って、転倒乗客16は、低部受光器9dを最多で2個同時に作動させることになる。また、高部受光器9uは、何れも転倒乗客16を検出することはない。
【0018】
図5(a)は、乗客16の転倒により、低部受光器9diと低部受光器9d(i+1)は共に転倒乗客16を検出し、対応する高部受光器9ui及び高部受光器9u(i+1)は共に非検出の状態であることを示す。
図5(b)は、転倒乗客16が移動して、低部受光器9d(i+1)のみが検出状態であることを示す。
図5(c)は、転倒乗客16が更に移動して、低部受光器9d(i+1)と低部受光器9d(i+2)が共に検出状態であることを示す。
【0019】
即ち、図4及び図5から明かなとおり、転倒乗客15及び16の何れによっても、高部受光器9uの非検出状態において、低部受光器9d(i+1)は、後方に隣接する低部受光器9diと共に検出状態になった後、前方に隣接する低部受光器9d(i+2)と共に検出状態になるまでの間、検出状態を継続する。
上記図4及び図5に示す検出状態は、転倒乗客15及び16に起因する固有のものであって、図3に示す直立乗客13及び14では起こり得ないものである。また、踏段4上に置かれた手荷物でも、図4及び図5に示す検出状態は、起こり得ないことは明白である。従って、低部受光器9d(i+1)が図4及び図5に示す検出状態となったことを検出することにより、踏段4上で乗客15、16が転倒したことを検出することができる。
【0020】
図6は、転倒乗客15及び16(以下、転倒乗客15によって代表する。)を検出する電気回路の接続図である。
CPU21にはバスライン22が接続されており、このバスライン22には図7に示すプログラムが格納されたROM23と、RAM24と、入出力装置25が接続されている。RAM24には、各受光器9ui及び9diの検出状態を記録する転倒検出メモリPiが格納されている。また、入出力装置25には、高部受光器9u1〜9uN(但し、N:最後を示す。)と、低部受光器9d1〜9dNの出力信号線が接続されている。また、入出力装置25から警報装置11及び12及び通信網35を介して遠隔監視センタ36へも接続されており、転倒乗客15が検出されると、各装置が作動する。更に、入出力装置25には非常停止接点34が接続されていて、転倒乗客15が検出されると、非常停止接点34を開放する。
【0021】
エスカレータ1は、運転スイッチ32が閉成されると、運転回路31が付勢されて始動する。運転スイッチ32は、自動復帰式の常開スイッチであるが、運転回路31は常開接点31aによって自己保持回路を形成して付勢状態を継続する。停止させるには、停止スイッチ33を開放して運転回路31を消勢させる。非常停止接点は、常閉接点であり通常閉成しているが、開放されると運転回路31を消勢してエスカレータ1を停止させる。
【0022】
次に、図7の流れ図に従って、動作を説明する。
図において、運転スイッチ32の閉成により動作が開始される。手順S11で、転倒検出メモリP2〜P(N−1)を「0」に初期設定する。手順S12で、変数i=1に初期設定する。
【0023】
手順S13と手順S14で、高部受光器9uiが乗客を検出しておらず、直下の底部受光器9diが乗客を検出している場合は、手順S15へ移る。手順S13と手順S14が上記以外の場合は手順S24へ移る。
手順S15と手順S16で、進行方向前方に隣接する高部受光器9u(i+1)が乗客を検出しておらず、直下の底部受光器9d(i+1)が乗客を検出している場合は、手順S17へ移り、転倒検出メモリP(i+1)=1に設定する。手順S15と手順S16が上記以外の場合は手順S25へ移る。
即ち、手順S13〜S16は、図4(a)、(b)又は図5(a)の状態を検出する手順である。
【0024】
手順S18と手順S19で、更に進行方向前方に隣接する高部受光器9u(i+2)が乗客を検出しておらず、直下の底部受光器9d(i+2)が乗客を検出している場合は手順S20へ移る。
即ち、手順S18と手順S19は、手順S16から連続する処理であり、図4(b)、(c)又は図5(c)の状態を検出する手順である。従って、手順S13〜手順S19は、図4又は図5の状態を検出する処理である。
【0025】
手順S20では、乗客が転倒したものとして、非常停止指令を発して非常停止接点34を開放し、エスカレータ1を停止させると共に、警報指令を発して警報装置11、12を作動させると共に、通信網35を介して遠隔監視センタ36へ通報して処理を終る。運転スイッチ32の操作を待って動作が再開される。
手順S21及び手順S22は、全域に亙って検出するための処理で、最後まで処理が進むと、手順S23で停止スイッチ33が操作されてエスカレータ1の運転が停止された場合は、処理を終了する。運転中の場合は手順S12から処理を再開する。
【0026】
なお、手順S24から手順S15へ移るのは、今回の処理では手順S13又は手順S14で転倒状態ではないとされたが、前回の処理で図5(a)の状態が検出されて転倒検出メモリP(i+1)=1に設定された場合である。その後、図5(b)の状態へ移行しておれば、手順S15〜手順S18へ進む。図5(b)の状態へ移行していない場合、即ち、転倒状態が瞬時的であって事前に解消された場合は、手順S25で転倒検出メモリP(i+1)=0に設定されて手順S21へ移る。
従って、図5の転倒乗客16の場合は、手順S13〜S16の処理で図5(a)の状態が検出され、手順S24、手順S15、S16で図5(b)の状態が検出され、手順S15〜S19で図5(c)の状態が検出される。
ところで、上記はエスカレータ1が上昇するものとして説明した。図7の手順S13〜S19は、進行方向後方から前方へ向けて行う処理であるから、下降する場合は、上階3側から下階2側へ向けて手順S13〜S19の処理を行えばよい。
【0027】
上記実施の形態1によれば、欄干5の低位置に進行方向へ向けて低部投光器8dと低部受光器9dを取り付け、この低部投光器8dと低部受光器9dに対応させて直上の欄干5の高位置に高部投光器8uと高部受光器9uを取り付け、一の低部受光器9d(i+1)と後方に隣接する低部受光器9diが共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部受光器9u(i+1)、9diが共に乗客を検出しない状態から、一の低部受光器9d(i+1)と前方の低部受光器9d(i+2)が共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部受光器9u(i+1)、9u(i+2)が共に乗客を検出しない状態へ移行する間、一の低部受光器9d(i+1)が乗客を検出し、かつ、対応する高部受光器9u(i+1)が乗客を検出しない状態が継続したときに、乗客が転倒したものとして、エスカレータ1を非常停止させるようにしたので、踏段4上に置かれた手荷物等によって誤動作することなく、乗客15、16が転倒した場合にエスカレータ1を停止させることができる。
【0028】
また、低部受光器9dの応動順によって乗客の転倒を検出するようにしたので、エスカレータ1の速度には無関係であって、異なる速度のエスカレータ1に対して同一の装置を適用することができる。
更に、転倒乗客が検出されると、警報装置11、12を作動させるようにしたので、乗客の転倒をビルの係員に早期に知らせることができる。遠隔監視センタ36へも通報するようにしたので、係員が不在であっても、異常状態を専門係員に知らせることができる。
【0029】
更にまた、低部投光器8d、低部受光器9dの取付間隔L1を、踏段4の連結間隔L1と等しくし、かつ、高部投光器8u、高部受光器9uを、それぞれ直上に取りつけたので、直立乗客13の場合は、低部受光器9dと高部受光器9uは略同時に検出又は非検出状態になる。このため、直立乗客13と転倒乗客15を峻別することができる。
例えば、図3(d)に示したように、低部受光器9d(i+1)、9d(i+2)が乗客13、14を検出し、高部受光器9u(i+1)、9u(i+2)が非検出状態になって、図4(a)に示す転倒乗客15の場合と同じ状態になっても、その状態は一時的である。図3(e)に移行した段階で図7の手順S13、手順S15及び手順S18により転倒乗客15ではない旨直ちに判定されるので、直立乗客13が転倒乗客15として誤検出されることはない。
【0030】
実施の形態2.
この実施の形態2は、低部乗客検出手段が乗客を検出し、高部乗客検出手段が乗客を検出しない状態が所定時間継続したときエスカレータを停止させるようにしたものである。その検出概要を、図8及び図9によって説明する。なお、機器の構成は、実施の形態1と同様であって、動作は、図7に替えて図10による。
【0031】
図8は、直立乗客13が踏段4に乗ったときの低部受光器9dと高部受光器9uの検出状態の一例を示す説明用図である。図中、図3と同符号は同一部分を示す。
直立乗客13の身体の前面には、寸法Lm4の凹凸ある。この凹凸寸法Lm4のために、低部受光器9d(i+1)が、直立乗客13の脚部を時刻t1で検出する。その後直立乗客13が符号13′の位置へ移動した時刻t2で高部受光器9u(i+1)が直立乗客13を検出する。このため、時刻t1から時刻t2までの間は、転倒乗客16と同じ検出状態となる。そこで、低部受光器9d(i+1)と高部受光器9u(i+1)による転倒乗客検出状態の検出継続時間T(i+1)=(t2−t1)=Δ1となる。例えば、寸法Lm4=10cmとすると、エスカレータ1の速度を50cm/秒として、Δ1=0.2秒となる。
【0032】
図9は、転倒乗客16が踏段4に乗ったときの低部受光器9dと高部受光器9uの検出状態の一例を示す説明用図である。図中、図5と同符号は同一部分を示す。
低部受光器9d(i+1)が、転倒乗客16の頭部を時刻t11で検出する。その後踏段4が転倒身長Lm3相当距離だけ移動して転倒乗客16が符号16′の位置まで移動すると、低部受光器9d(i+1)は非検出となる。このときの時刻をt12とする。高部受光器9u(i+1)はその間継続して非検出の状態となる。従って、検出継続時間T(i+1)=(t12−t11)=Δ11となる。例えば、転倒身長Lm3=70cmとすると、Δ11=1.4秒となる。
【0033】
上記図8と図9を比較した場合、検出継続時間Δ11>検出継続時間Δ1となる。そこで、低部受光器9dが直立乗客13を転倒乗客の態様で検出し続けるときの検出継続時間Δ1よりも長く、転倒乗客16を検出し続けるときの検出継続時間Δ11よりも短い所定時間τを閾値として設定する。低部受光器9dが乗客を検出し、高部受光器9uが非検出の状態が所定時間τよりも長く継続した場合、その検出対象を転倒乗客16とするものである。
【0034】
図10に従って動作を説明する。図において、運転スイッチ32の閉成により開始される。
手順S31で、検出継続時間Ti(i=1〜N)を「0」に初期設定する。手順S32で、現在時刻Tpを検索時刻Tcに設定する。手順S33で、検索周期δになるのを待つ。手順S34で変数i=1に初期設定する。
【0035】
手順S35と手順S36で、高部受光器9uiと低部受光器9diが転倒乗客16の検出状態の場合は手順S37へ移り、検出継続時間Tiに検索周期δを加算する。手順S38で検出継続時間Tiが所定時間τを超えた場合は、手順S39へ移る。
手順S39では、非常停止指令を発して非常停止接点34を開放し、エスカレータ1を停止させると共に、警報指令を発して警報装置11、12を作動させる。更に、通信網を介して遠隔監視センタ36へ通報して処理を終る。運転スイッチ32が改めて操作されることによって動作が再開される。
【0036】
手順S35又は手順S36で、高部受光器9ui又は低部受光器9diが転倒乗客16の検出状態ではない場合は手順S43へ移り、検出継続時間Tiを「0」に設定する。従って、一時的に転倒状態が検出されたとしても、検出継続時間Tiが所定時間τに達する前にリセットされるので、手順39の処理が実行されることはない。
手順S40及び手順S41は、全域に亙って検出するための処理で、最後まで処理が進むと、手順S42で停止スイッチ33が操作されてエスカレータ1の運転が停止された場合は、処理を終了する。運転中の場合は手順S32から処理が再開さける。
【0037】
上記実施の形態2によれば、低部受光器9diが乗客を検出し、高部受光器9uiが乗客を検出しない状態が所定時間τ継続したときエスカレータ1を停止させるようにしたもので、乗客が転倒するとエスカレータ1を停止させることができる。
特に、手順S35及び手順S36から明かなとおり、低部受光器9diと対応する高部受光器9uiによって転倒乗客16を検出するものであるから、隣接する低部受光器9d(i−1)、9d(i+1)及び高部受光器9u(i−1)、9u(i+1)には関係しない。このため、エスカレータ1の中間部に低部受光器9diと高部受光器9uiを1組取り付けるのみでもよい。
また、検出継続時間Tiによって転倒乗客を検出するものであるから、エスカレータ1の運転方向には無関係である。
【0038】
実施の形態3.
この実施の形態3は、乗客検出手段として透過形光電スイッチに替えて、反射形光電スイッチを使用したものである。図10は実施の形態3を示すエスカレータの正面図である。
図中、図1と同符号は同一部分を示す。低部投光器18d1〜18dNは左側欄干5Lに取り付けられて光軸を俯角αで下に向けて照射する。低部受光器19d1〜19dN(以下、総称する場合は、「低部投光器19d」とする。)は同じく左側欄干5Lに取り付けられて仰角αで入射する反射光に応動する。
【0039】
同様に、高部投光器18u1〜18uNは左側欄干5Lに取り付けられて光軸を俯角αで下に向けて照射する。高部受光器19u1〜19uN(以下、総称する場合は、「高部投光器19u」とする。)は同じく左側欄干5Lに取り付けられて仰角αで入射する反射光に応動する。
従って、低部受光器19d及び高部受光器19uは、右側欄干5Rよりも手前の所定範囲であって、乗客が位置する部位で反射された光に応動し、右側欄干5Rから反射された光には応動しないように設定されている。
【0040】
上記反射形光電スイッチによって乗客13又は15を検出しても、実施の形態1又は2における透過形光電スイッチと同様に直立乗客13と転倒乗客15とを峻別することができる。
なお、上記実施の形態1から3では、乗客コンベヤとしてエスカレータを例示したが、動く歩道にも同様に適用することができる。
また、乗客検出手段として光電スイッチに替えて、対象物までの距離を測定する変位センサであってもよい。
【0041】
【発明の効果】
この発明に係る乗客コンベヤの安全装置は、以上説明したように、欄干の低位置に進行方向へ向けて複数の低部乗客検出手段を取り付け、この低部乗客検出手段に対応させて直上の欄干の高位置に高部乗客検出手段を取り付け、一の低部乗客検出手段と後方に隣接する低部乗客検出手段が共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段が共に乗客を検出しない状態から、一の低部乗客検出手段と前方に隣接する低部乗客検出手段が共に乗客を検出し、それぞれに対応する高部乗客検出手段が共に乗客を検出しない状態へ移行する間、一の低部乗客検出手段が乗客を検出し、かつ、対応する高部乗客検出手段が乗客を検出しない状態が継続したときに乗客コンベヤを非常停止させるようにしたものである。
このため、踏段上に置かれた手荷物等によって誤動作することなく、乗客が転倒した場合に乗客コンベヤを停止させることができる、という効果を奏する。
特に、乗客コンベヤの速度には無関係であって、異なる速度の乗客コンベヤに対しても同一の装置を適用することができる、という効果を併せて奏する。
【0042】
また、この発明に係る乗客コンベヤの安全装置は、欄干の低位置に低部乗客検出手段を取り付け、この低部乗客検出手段の直上の欄干の高位置に高部乗客検出手段を取り付け、立った乗客を低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも長く、倒れた乗客を低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも短い所定時間に時限手段を設定しておいて、低部乗客検出手段が乗客を検出し、高部乗客検出手段が乗客を検出しない状態が上記所定時間継続したとき乗客コンベヤを停止させるようにしたものである。
このものにあっても、乗客が踏段上で転倒すると乗客コンベヤを停止させることができる、という効果を奏する。
特に、乗客コンベヤの運転方向には関係しない、という効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるエスカレータの正面図。
【図2】図1のII−II線断面を矢視した断面図。
【図3】この発明の実施の形態1における直立乗客に対する低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図。
【図4】この発明の実施の形態1における転倒乗客に対する低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図。
【図5】この発明の実施の形態1における短身長の転倒乗客に対する低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図。
【図6】この発明の実施の形態1における電気回路の接続図。
【図7】この発明の実施の形態1における動作を示す流れ図。
【図8】この発明の実施の形態2における直立乗客に対する低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図。
【図9】この発明の実施の形態2における転倒乗客に対する低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段の動作を示す説明用図。
【図10】この発明の実施の形態2における動作を示す流れ図。
【図11】この発明の実施の形態3におけるエスカレータの正面図。
【符号の説明】
1 エスカレータ、 4 踏段、 5L 左側欄干、 5R 右側欄干、 6移動手摺、 7 スカートガード、 8d 低部投光器、 8u 高部投光器、 9d 低部受光器、 9u 高部受光器、 10 床板、 11 警報装置、 12 警報装置、 13 直立乗客、 14 直立乗客、 15 転倒乗客、 16 転倒乗客、 18d 低部投光器、 18u 高部投光器、 19d低部受光器、 19u 高部受光器、 22 バスライン、 25 入出力装置、 31 運転回路、 32 運転スイッチ、 33 停止スイッチ、 34非常停止接点、 35 通信網、 36 遠隔監視センタ。

Claims (6)

  1. 無端状に連結されて循環移動して乗客を輸送する踏段の両側に欄干が立設された乗客コンベヤの安全装置において、上記欄干の低位置に上記踏段の移動方向へ向けて所定距離を隔てて複数取り付けられて上記踏段上の上記乗客の脚部に応動する低部乗客検出手段と、この低部乗客検出手段に対応させて直上の上記欄干の高位置にそれぞれ取り付けられて上記踏段上に立った上記乗客に応動する高部乗客検出手段と、一の上記低部乗客検出手段と進行方向後方に隣接する上記低部乗客検出手段が共に上記乗客を検出し、かつ、対応する各上記高部乗客検出手段が共に上記乗客を検出しない状態から、上記踏段の移動に伴って上記乗客が移動して、一の上記低部乗客検出手段と進行方向前方に隣接する上記低部乗客検出手段が共に上記乗客を検出し、かつ、対応する各上記高部乗客検出手段が共に上記乗客を検出しない状態となるまで、一の上記低部乗客検出手段が上記乗客を検出し、かつ、対応する上記高部乗客検出手段が上記乗客を検出しない状態が継続したことを検出したとき上記乗客コンベヤを停止させる非常停止手段とを備えた乗客コンベヤの安全装置。
  2. 低部乗客検出手段を、踏段の連結間隔と等しい距離を隔てて上記踏段の移動方向へ向けて複数取り付け、高部乗客検出手段を、上記低部乗客検出手段に対応させて直上の上記欄干の高位置に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベヤの安全装置。
  3. 無端状に連結されて循環移動して乗客を輸送する踏段の両側に欄干が立設された乗客コンベヤの安全装置において、上記欄干の低位置に取り付けられて上記踏段上の上記乗客の脚部に応動する低部乗客検出手段と、この低部乗客検出手段の直上の上記欄干の高位置に取り付けられて上記踏段上に立った上記乗客を検出する高部乗客検出手段と、立った上記乗客を上記低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも長く、倒れた上記乗客を上記低部乗客検出手段が検出し続けるときの検出継続時間よりも短い所定時間に設定された時限手段と、上記低部乗客検出手段が上記乗客を検出し、上記高部乗客検出手段が上記乗客を検出しない状態が上記所定時間継続したことを検出したとき上記乗客コンベヤを停止させる非常停止手段とを備えた乗客コンベヤの安全装置。
  4. 非常停止手段の検出信号によって作動して警報を発する警報装置を備えた請求項1又は3に記載の乗客コンベヤの安全装置。
  5. 低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段を、一方の欄干に取り付けられた投光器と、他方の上記欄干に取り付けられて上記投光器の光を受ける受光器とからなり、乗客が上記投光器と上記受光器の間を通過して上記光を遮ることにより上記乗客を検出する透過形光電スイッチとした請求項1又は3に記載の乗客コンベヤの安全装置。
  6. 低部乗客検出手段及び高部乗客検出手段を、一方の欄干に投光器と受光器の双方が取り付けられ、上記投光器から照射された光の内、他方の上記欄干よりも近地点で反射された光を上記受光器で受光することにより上記乗客を検出する反射形光電スイッチとした請求項1又は3に記載の乗客コンベヤの安全装置。
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