JP2004535622A - エンクロージャ監視システム - Google Patents

Abstract

本発明は、温度制御も含めてエンクロージャ自体に関係する機能を監視するために構成され、中央監視ユニット並びに少なくとも１つの分散型ユニットを有し、該分散型ユニットは、データ伝送区間を介してデータ伝送接続の形成ないしはそれをもたらすことのできる、同種の機能グループまたはそのつどの機能に割当てられる、エンクロージャ監視システムに関している。本発明によれば、中央監視ユニットがメインユニットとして、ワイヤレスデータ伝送用に標準化された少なくとも１つのインターフェースを備え、前記データ伝送区間は、少なくとも１つのワイヤレス伝送区間を含み、少なくとも１つの分散化ユニットが、メインユニットのインターフェースに適合するワイヤレス伝送用に標準化されたさらなるインターフェースを備える構成によって、比較的少ないコストで可変に構成可能なエンクロージャ監視装置が可能となる。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、温度制御も含めてエンクロージャ（Schaltschrank）自体に関係する機能を監視するために構成され、中央監視ユニット並びに、データ伝送区間を介してデータ伝送接続の形成ないしはそれをもたらすことのできる、同種の機能の機能グループまたはそのつどの機能に割当てられる、少なくとも１つの分散型ユニットを有している、エンクロージャ（スイッチギヤキャビネット）監視システムに関している。
【背景技術】
【０００２】
この種のエンクロージャ監視システムは、ＷＯ９７／３４３４５に開示されている。この公知のエンクロージャ監視システムは、空調装置も含めてエンクロージャ（Schaltschrank）自体に関係する機能を監視するように構成されており、その中央監視ユニットには、複数の信号を検出したりデータ伝送接続を介したアクチュエータの制御のための様々な構成要素が接続されている。これらの構成要素は、様々なセンサ、例えば湿度センサ、ドアスイッチ、温度センサ、振動センサ、煙センサ、測定変換器および温度センサや、空調装置用の開ループ／閉ループ制御インタフェース、例えば熱交換器、ファン、冷却機器、ヒーター、あるいはリレー接続用の出力側接続ユニット、光結合器、バスシステム、距離測定装置、ＰＣインターフェース、アナログ信号用端子、表示ユニットなど様々なものを含んでいる。またプログラミング機器や検査機器のための接続線路や制御局なども存在する。このような種々異なる構成要素の接続は、益々のコスト高を生み出している。
【０００３】
本願出願人のまだ未公開のドイツ連邦共和国特許出願 DE 101 08 599 明細書では、コスト低減の目的で提案されている、操作者による構成と目視制御のための、エンクロージャないしエンクロージャ装置に収納されたサーバー切換装置が次のように用いられている。すなわちその表示制御装置が、表示装置も含めて監視ユニットに対しても使用されるように用いられる。それに対して監視ユニットは、相応のサーバー切換装置に接続される。
【０００４】
さらに同じ出願人のまだ未公開のドイツ連邦共和国特許出願 DE 101 13 626.9 明細書では、サーバーのバイタル機能も監視するエンクロージャ監視装置が提案されている。この場合エンクロージャ監視装置とサーバーとの間の接続は、既存の監視モジュールが構築している。
【０００５】
本発明の課題は、冒頭に述べたような形式のエンクロージャ監視システムにおいて、組込みを容易にしかつ後付け装備も容易に可能となるように改善を行うことである。
【０００６】
上記課題は請求項１の特徴部分に記載された本発明により解決される。これによれば、中央監視ユニットがメインユニットとして標準化されたワイヤレスデータ伝送のための少なくとも１つのインターフェースを備えており、データ伝送区間が少なくとも１つのワイヤレス伝送区間を含んでおり、少なくとも１つの分散化ユニットも、メインユニットのインターフェースに整合され標準化された、ワイヤレス伝送のための少なくとも１つのさらなるインターフェースを備えている。この監視システムの構造は、特に１つのケーシング内に収容されたメインユニット（マスタ装置）と少なくとも１つの分散化ユニット（これはワイヤレス伝送区間を介してメインユニットとデータ伝送接続にもたらされる）としての監視システムの構造が、有利には複雑なケーブル配線なしで、唯一のケーシング内に収容される小型の分散化ユニットの多種多様な配置構成を実現する。これは必要に応じて簡単な形式で交換も可能であり、後からの装備も可能である。このメインユニットと分散化ユニットは、標準化されたインターフェースないしは標準化されたさらなるインターフェースを、相応の構成モジュールによって容易に装備できる。例えば標準化された伝送区間の構築に対しては、今日では“ブルトゥース”として公知のインターフェースが適している。メインユニットと分散化ユニットは、この場合同じエンクロージャ内、例えば相互に並列配置されたエンクロージャ内にも、あるいは互いに分離されたエンクロージャ内にも設けることができる。これらはデータ伝送区間の領域内では例えば入組んだ一連のビル街にも、あるいは１つの空間内にも配置可能である。
【０００７】
有利な構成によれば、複数の分散化ユニットがそれぞれ同じさらなるインターフェースを備えており、メインユニットとのデータ伝送がワイヤレスデータ伝送用の各インターフェースを介して行われる。それによりメインユニット１つだけのインターフェースを介してこれらの様々に分散化されたユニットとのデータ交換が可能となる。
【０００８】
種々異なる実施例によれば、ワイヤレス伝送区間が、無線区間、赤外線区間、または超音波区間として構成される。
【０００９】
監視システムの有利な実施例によれば、分散化ユニットが、センサ接続ユニット、ドアコントロールユニット、エアコンディショナーユニット、操作ユニット、エネルギー供給ユニットまたはアダプタユニットを含み、あるいはこれらのユニットの少なくとも２つからなる組合わせユニットを含む。この場合は複数の同様のユニットが存在していてもよい。アダプタユニットを用いることによって、簡単な結合性が得られる。このユニットを用いれば、メインユニットのような相応のインターフェースを有していない機器がメインユニットとデータの交換をできるようになる。このことは特に次のことによって可能となる。すなわちアダプタユニットがさらにさらなる機器との接続のための無線もしくは有線の接続箇所を有することによって可能となる。
【００１０】
付加的な拡張性を提供するためにさらに、少なくともメインユニットが付加的にさらに有線伝送インターフェースを備えたさらなる分散化ユニットの接続のための少なくとも１つの有線伝送インターフェースを備え、管理ユニットを有しており、該管理ユニットによって分散化ユニットと場合によって存在するさらなる分散化ユニットが管理される。この場合の有線伝送区間は、例えば複数の分散化ユニットをメインユニットに接続させるバス区間として構成されてもよい。
【００１１】
離れた場所からの遠隔制御の可能性は、メインユニットが、有線若しくは無線のネットワークアクセスのためのネットワークインターフェースを備えることによって可能となる。
【００１２】
この場合のネットワークとは、内部のネットワークもしくは公共のネットワークである。
【００１３】
メインユニットの組込みの際に分散化ユニットから様々なエンクロージャへの通信可能性はさらに次のことによって有利となる。すなわちメインユニットおよび/または少なくとも部分的に分散化ユニットを、それらから離してキャビネット内壁の領域に配置可能な送受信ユニットと接続形成可能にすることである。
【００１４】
さらにメインユニットに、無線若しくは有線によるサーバー切換装置とのデータ伝送を構築するための接続箇所を備えさせることによって、サーバーキャビネット内での配置構成の際のコストを少なく維持できるようになる。
【００１５】
この場合有利な構成例によれば、メインユニットが、サーバー切換装置に割当てられたディスプレイ制御部を備えたディスプレイ装置を介して、制御可能および/またはコンフィグレーション（配置構成）可能であり、さらに、メインユニットがサーバーに割当てられたサーバー監視モジュール内で検出された、サーバーバイタル機能のためのデータの問い合わせと評価のために構成されている。
【００１６】
さらに別の有利な実施形態によれば、エンクロージャ内またはエンクロージャ監視部内に従属請求項の１つに記載された監視システムが収容される。
【００１７】
先行の出願との関連で説明してきたエンクロージャに関する事項は、一般事項として解されるべきもので、例えば内外領域で情報技術に係わるエンクロージャやその他のエンクロージャにも関係し得る。
【００１８】
以下の明細書では本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。この場合、
図１は、エンクロージャ監視システムの概略的なブロック回路図であり、
図２は、図１による監視システムを伴ったエンクロージャ装置を示した図である。
【００１９】
実施例の説明
図１に示されているエンクロージャ（スイッチギヤキャビネット）監視システム１０は、中央監視ユニットとして、複数の伝送インターフェース１.１〜１.４を備えたメインユニット１（マスタ装置）を有しており、さらに当該エンクロージャ監視システム１０は、センサ接続ユニット２、ドアコントロールユニット３、空調制御ユニット４、操作ユニット５、エネルギ供給ユニット６、アダプタユニット７を含めた複数の分散化ユニットを有している。前記アダプタユニット７には、その中に設けられている無線若しくは有線による接続箇所７.２にさらなる機器８.１、８.２、８.３が接続されているかないしは接続可能である。これらの分散化ユニットは、この場合エンクロージャ自体に関する機能に関係しており、メインユニット１を用いて管理されている。またこのメインユニット１によれば管理ユニット内に予め備えられているプログラムに依存して起動制御も可能である。このプログラムによって、該当する分散化ユニットおよび/またはそのつど別の分散化ユニットから伝達されたデータの考慮がなされる。データ伝送に対しては、伝送インターフェース１.１〜１.４が、ワイヤレスデータ伝送用に標準化された少なくとも１つのインターフェース（例えばブルトゥース標準規格によるインターフェース）を有している。分散化ユニット２〜７は、相応するさらなる標準化されたワイヤレスインターフェース２.１〜７.１を備えており、それによって一義的でかつ安全なデータ伝送を保証している。メインユニット１の伝送インターフェースは、さらに例えば有線の伝送インターフェース１.２および１.３と、離れている対象とのローカルネットワーク若しくはプロバイダ固有のネットワーク又は公共のネットワークを介したデータ伝送のための無線若しくは有線のネットワークインターフェース１.４を有している。この場合有線によるデータ伝送区間には銅線や光ファイバが用いられている。
【００２０】
この構成のもとで、全ての分散化ユニット２〜７は、メインユニット１から、例えばブルトゥースデータ伝送区間（リンク）、イーサネットまたはＩ^２Ｃ区間を介して監視および/または制御され得る。個々の分散化ユニット２〜７の通知情報は収集されて、簡単なデータ伝送プロトコル（例えばＳＮＭＰ）やＥメールまたはその他の伝送方式で転送され、あるいは操作ユニット５、例えば相応のディスプレイ装置にも送出される。操作者は、必要に応じてこれらの経路を介して介入制御を実施し得る。
【００２１】
センサ接続ユニット２には、相応の種々のセンサ、例えば冒頭の公知文献 WO97/34345 で述べたようなセンサが当該接続ユニット２に設けられているデジタル入力側、アナログ入力側、周波数入力側またはその他の汎用方式の入力側を介して接続可能である。この場合センサ接続ユニット２内には、自動のセンサ識別部が設けられていてもよい。それによってこのセンサ接続ユニット２は、相応の事前情報を形成してメインユニット１に転送することが可能となる。ドアコントロールユニット３内には、有利には例えばコードカードやトランスポンダーに係わるアクセスコントローラやそれに類似した認証コントロールユニットなどが統合化されている。この場合アクセスコントロールユニットは、キャビネットに直接設けられてもよいし、携帯機器を介したものでもよい。その場合には、携帯機器側にメインユニット１とのワイヤレス通信のための標準インターフェースが設けられる。
【００２２】
空調制御ユニット４も、前述してきたものと類似の機能を有し得る。それによって複数の種々の空調構成要素が所定のエアーコンディショニング構想に従って適切に制御できるようになる。とりわけこの場合には電源網の監視とファンの制御、並びにさらなる空調構成要素の開ループ/閉ループ制御が実施され得る。その際には空調制御ユニット４内で生じたデータや記憶されているデータが、一方ではそこからメインユニット１へ伝送され、またもう一方ではそれらの空調構成要素にも伝送される。
【００２３】
操作ユニット５（これはＴＦＴ液晶などの表示装置を有し得る）を用いることにより、種々のエンクロージャパラメータが表示でき、またその変更も可能となる。また操作ユニット５においては音響的通知やその送受信も可能である。有利な実施例によれば、接触式の表示（いわゆるタッチスクリーン機能）も可能である。
【００２４】
エネルギ供給ユニット６は、インテリジェンス型プラグインソケットを含んでおり、それを介して電圧、電流および/または電力が監視され、それに接続される負荷のコストも把握できる。この中に設けられているリアルタイムクロックによって個々のプラグソケットが自動的に切換られる。その上さらに、前述してきたような公知技術においてもエネルギ供給との関連でさらなる監視や制御が可能となり得る。
【００２５】
アダプタユニット７を介すことにより、例えば相応の伝送インターフェース、例えばＲＳ２３２インターフェースなどを備えていないさらなる機器を当該監視システムに組込むことが可能となる。これらの機器は、このアダプタユニット７を介すことによって簡単にメインユニット１とのデンター伝送接続を構築できる。
【００２６】
これまでに説明してきた本発明によるエンクロージャ監視システム１０は、単独のエンクロージャ内にも、あるいは多数のエンクロージャが相互に並列配置された一連のエンクロージャグループに対しても適用が可能なものである。この場合メインユニット１と分散化ユニット２〜７は、それぞれ適材適所に配設され得る。
【００２７】
図２に示されているように、メインユニット１と分散化ユニット２〜７は、別個のエンクロージャＳ１〜Ｓ５に配設させることも可能である。この場合は全てのエンクロージャ装置に対して１つのメインユニット１で十分であり、分散化ユニット２〜７については、それぞれのエンクロージャＳ１〜Ｓ５における監視目的と監視機能に応じて任意の数での配置構成が可能である。なおこれらのエンクロージャＳ１〜Ｓ５間で当該監視システム１０のそれぞれのユニット１〜７間の確実なワイヤレスデータ伝送を保証するために、有利には、エンクロージャＳ１〜Ｓ５の適切な箇所に、分離しているエンクロージャ間のワイヤレス伝送されたデータの送受信を可能にする送受信ユニット１１が設けられる。種々異なるユニット１〜７は、相応の端子によって送受信ユニット１１との接続が可能である。例えばブルトゥース標準規格によるワイヤレス伝送を実現するならば、各エンクロージャは、相応の距離である約１００ｍの範囲内で相互配置させることが可能である。
【００２８】
監視システム１０は、さらに次にように構成してもよい。すなわち例えばサーバー切換装置９に無線もしくは有線で接続可能であるように構成してもよい。これによってサーバー切換装置９に割当てられた表示装置と表示制御部が情報の表示とメインユニット１の構成のために有効利用できる。またメインユニット１をサーバー切換装置９を介してサーバーの監視モジュールに接続させてもよいし、あるいは、サーバーの監視モジュールに直接接続したり、あるいはその他の計算ユニットに接続させることも可能である。それによってそれらのバイタル機能の監視が可能となる。
【００２９】
前述してきたような本発明による手段によれば、比較的僅かなコストのもとで可変構成の可能なエンクロージャ監視システム１０が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【００３０】
【図１】エンクロージャ監視システムの概略的なブロック回路図である
【図２】図１による監視システムを伴ったエンクロージャ装置を示した図である

Claims (12)

1. 温度制御も含めてエンクロージャ自体に関係する機能を監視するために構成され、中央監視ユニット並びに少なくとも１つの分散型ユニット（２〜７）を有し、該分散型ユニット（２〜７）は、データ伝送区間（ＤＵ）を介してデータ伝送接続の形成ないしはそれをもたらすことのできる、同種の機能グループまたはそのつどの機能に割当てられる、エンクロージャ監視システムにおいて、
   中央監視ユニットがメインユニット（ＭＥ）として、ワイヤレスデータ伝送用に標準化された少なくとも１つのインターフェース（１.１）を備えており、
   前記データ伝送区間（ＤＵ）は、少なくとも１つのワイヤレス伝送区間を含んでおり、
   少なくとも１つの分散化ユニット（２〜７）が、メインユニット（ＭＥ）のインターフェース（１.１）に適合するワイヤレス伝送用に標準化されたさらなるインターフェース（２.１〜２.７）を備えていることを特徴とするエンクロージャ監視システム。
2. 前記複数の分散化ユニット（２〜７）は、それぞれ同じさらなるインターフェース（２.１〜７.１）を備えており、メインユニット（ＭＥ）とのデータ伝送がワイヤレスデータ伝送用のインターフェース（１.１）を介して行われる、請求項１記載のエンクロージャ監視システム。
3. 前記ワイヤレス伝送区間は、無線伝送区間、赤外線伝送区間または超音波伝送区間として構成されている、請求項１または２記載のエンクロージャ監視システム。
4. 前記分散化ユニットは、センサ接続ユニット（２）、ドアコントロールユニット（３）、空調制御ユニット（４）、操作ユニット（５）、エネルギ供給ユニット（６）、アダプタユニット（７）を含んでいる、請求項１から３いずれか１項記載のエンクロージャ監視システム。
5. 前記アダプタユニット（７）はさらに、さらなる別の機器（８.１，８.２，８.３）との接続のための無線若しくは有線の接続箇所（７.２）を有している、請求項４記載のエンクロージャ監視システム。
6. 少なくとも前記メインユニット（ＭＥ）はさらに、さらなる有線伝送インターフェースを備えたさらなる分散化ユニットとの接続形成のための少なくとも１つの有線伝送インターフェース（１.２，１.３）と管理ユニット（ＶＥ）を備えており、該管理ユニットによって分散化ユニット（２〜７）と場合によってさらに存在するさらなる分散化ユニットを管理する、請求項１から５いずれか１項記載のエンクロージャ監視システム。
7. 前記メインユニット（ＭＥ）は、無線もしくは有線でのネットワークアクセスのためのネットワークインターフェース（１.４）を有している、請求項１から６いずれか１項記載のエンクロージャ監視システム。
8. メインユニット（１）および/または少なくとも１部の分散化ユニット（２〜７）は、そこから離れている送受信ユニット（１１）と接続形成可能である、請求項１から７いずれか１項記載のエンクロージャ監視システム。
9. メインユニット（１）はさらに、サーバー切換装置を備えたデータ伝送形成のための有線若しくは無線の接続箇所を備えている、請求項１から８いずれか１項記載のエンクロージャ監視システム。
10. メインユニット（１）は、サーバー切換装置に割当てられている、当該サーバー切換装置に対応する表示制御部を備えた表示装置を介して制御可能および/または構成可能である、請求項９記載のエンクロージャ監視システム。
11. 前記メインユニットは、サーバーバイタル機能のために、サーバーに割当てられているサーバー監視所ジュール内で検出されたデータの問い合わせ及び評価用に構成されている、請求項９または１０記載のエンクロージャ監視システム。
12. 請求項１から１１に記載の監視システム（１）がその中に収容されていることを特徴とするエンクロージャないしエンクロージャ装置。