JP2004531962A - 基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送制御方法及び装置 - Google Patents
基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送制御方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、移動通信網におけるパケットデータ伝送に関し、特に、基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送を制御する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、CDMA(Code Division Multiple Access)2000、WCDMA/UMTS(Wideband Code Division Multiple Access/Universal Mobile Telecommunications System)、GPRS(General Packet Radio System)及びCDMA2000 1xEV−DO(Evolution-Data-Only)のような移動通信網は、基地局制御器(Base Station Controller: BSC)及び基地局(Base Transceiver System: BTS)を含む。このような移動通信網は、移動加入者に音声サービスのみを提供する形態であったが、音声サービスのみだけでなくパケットデータサービスも支援する形態に発展していく傾向にある。
【0003】
図1は、移動加入者に音声サービスだけでなくパケットデータサービスも支援する一般的な移動通信網の構成を示す図である。
図1を参照すると、移動通信網は、使用者である移動端末(Mobile Station: MS)11及び12、前記移動端末と無線で接続されて無線で通信する基地局(BTSs)20及び30、及び前記基地局20、30と有線で接続されて有線で通信する基地局制御器(BSC)40を含む。前記基地局制御器40は、移動交換器(Mobile Switching Center: MSC)50及びゲートウェイ(Gateway: GW)60に接続される。前記移動交換器50は、公衆電話網(Public Switching Telephone Network: PSTN)に接続され、前記ゲートウェイ60は、インターネット(Internet)/パケットデータ網(Public Serving Data Network: PSDN)に接続される。従って、前記基地局制御器40の制御下で、前記移動端末11が前記移動交換器50を通してPSTNに接続される場合、前記移動端末11には音声サービスが提供される。前記移動端末11が前記ゲートウェイ60を通してインターネット/PSDNに接続される場合は、前記移動端末11にパケットデータサービスが提供される。
【0004】
前記基地局20、30は、それぞれ高周波スケジューラ(Radio Frequency - Scheduler)21、31を含む。前記基地局制御器40は、選択及び分配部(Selection & Distribution Unit: SDU)/無線リンクプロトコル(Radio Link Protocol: RLP)部41を含む。前記RFスケジューラ21、31は、前記基地局20、30が無線資源を効率的に使用すること、及び複数の使用者が限定された無線資源を適切に使用することを支援するために提供される。前記SDUは、複数の基地局にトラヒックを伝送し、複数の基地局から受信した同一の移動端末のデータをコンバイン(combining)するために提供される。前記SDUは、前記ゲートウェイ60に含まれて同一の機能を遂行することができる。しかしながら、ここで、前記SDUは、前記基地局制御器40の内部に含まれる。前記RLPは、前記ゲートウェイ60から受信されるパケットデータトラヒックをエラー制御プロトコルフレーム構造に変更して前記基地局20、30に伝送する。ここで、前記基地局20、30は使用者に対して限定されたサイズのバッファ空間を有するべきである。従って、前記基地局20、30に対応する使用者に割り当てできる量以上のトラヒックが前記基地局制御器40から受信される場合、必然的に前記基地局20、30の内部でトラヒックの損失が発生する。前記基地局20、30と前記基地局制御器40との間の通信において損失されたトラヒックに対しては、移動端末(例えば、移動端末11)と基地局制御器40との間のエラー制御(例えば、RLPのエラー復旧)機能を通して再伝送手順が遂行される。前記再伝送手順は、遅延及び無線資源の効率の低下を生じさせる。さらに、前記移動端末は、複数の基地局間の移動中にハンドオフを遂行することができる。従って、過度のトラヒックが基地局に伝達されると、前記移動端末がハンドオフ中に前記トラヒックを廃棄しなければならない状況が発生する可能性もあり、結果的に、前記トラヒックを伝達するために、基地局制御器と基地局との間に使用されるリンクの効率が低下する。
【0005】
このような問題点を解決するための従来の技術による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送制御動作を、図2及び図3に示す。以下の説明において、パケットデータ伝送制御動作が図1の基地局制御器40と基地局20との間に遂行されるものと仮定する。“BSC_BUF”の用語は、前記基地局制御器40の内部バッファに貯蔵されたパケットデータトラヒックの量(以下、バッファ貯蔵量と称する)を示し、“BTS_BUF”は、前記基地局20の内部バッファに貯蔵されたパケットデータトラヒックの量(以下、バッファ貯蔵量と称する)を示し、“BTS_Q_SIZE”は、前記基地局20の内部バッファに貯蔵できる最大パケットデータトラヒックの量を示す。つまり、“BSC_BUF”は、前記基地局制御器40の内部バッファの現在のサイズを示し、“BTS_BUF”は、前記基地局20の内部バッファの現在のサイズを示し、“BTS_Q_SIZE”は、前記基地局20の内部バッファの最大サイズを示す。
【0006】
図2は、従来の技術による基地局制御器におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す図である。
図2を参照すると、前記基地局制御器40は、ゲートウェイ60からパケットデータトラヒックが受信されるか、前記基地局20からバッファ貯蔵量が報告されることを待機する(S201段階)。前記基地局20からバッファ貯蔵量が報告されると、前記基地局制御器40は、前記報告されたバッファ貯蔵量を基地局20の現在バッファのサイズBTS_BUFにアップデート(update)する(S209段階)。
【0007】
前記ゲートウェイ60からパケットデータトラヒックが受信されると、前記基地局制御器40は、前記受信されたトラヒックを内部バッファに貯蔵し(S203段階)、基地局制御器の現在バッファのサイズBSC_BUFを前記受信されたトラヒックの量の分だけ増加させる(S204段階)。前記基地局20の現在バッファのサイズBTS_BUFが前記基地局20によって対応する使用者に割り当てられた最大バッファのサイズBTS_Q_SIZEより小さい場合(S205段階の“Yes”)、前記基地局制御器40は、内部バッファに貯蔵されたトラヒックのうち前記基地局20が収容できる量のトラヒック、つまり(BTS_Q_SIZE − BTS_BUF)の分だけのトラヒックを前記基地局20に伝送する(S206段階)。前記基地局20にトラヒックを伝送した後、前記基地局制御器40は、前記基地局制御器の現在バッファのサイズBSC_BUFを前記伝送されたトラヒックの量だけ減少させる(S207段階)。
【0008】
BTS_BUFがBTS_Q_SIZEと同一である場合、伝送できるトラヒックの量が限界値に至ることを意味するので(S205段階の“No”)、前記基地局制御器40は、BTS_BUFがBTS_Q_SIZE以下に低下することを待機する(S201段階)。前記基地局20からBTS_BUFがBTS_Q_SIZEより小さくなったことが報告されると、前記基地局制御器40は、内部バッファに貯蔵されたトラヒックのうち前記基地局20によって収容できる量のトラヒックを前記基地局20に伝達する(S206段階)。
【0009】
図3は、従来の技術による基地局における現在バッファのサイズ情報を有する制御メッセージの伝送手順を示す図である。
図3を参照すると、図1の基地局20は、制御メッセージ送信時間を待機する(S301段階)。前記制御メッセージ送信時間になると(S302段階の“Yes”)、前記基地局20は、BTS現在バッファのサイズ情報であるBTS_BUF及びBTS_Q_SIZEを含む制御メッセージを基地局制御器40に伝送する(S303段階)。ここで、“制御メッセージ送信時間”は、予め設定された周期または前記基地局制御器40にトラヒックが伝送される時間に設定されることができる。前記基地局制御器40にトラヒックが伝送される場合、BTSの現在バッファのサイズ情報BTS_BUFは、対向するトラヒックのインバンド(in-band)情報として伝送される。
【0010】
図4は、従来の技術による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作を示す図である。ここで、BTS_Q_SIZEは64パケットであり、初期にBTS_BUFは空いていると仮定する。
図4を参照すると、ゲートウェイ60から基地局制御器40に64個のパケットが受信されたと仮定する場合(40a段階)、前記基地局制御器40は、前記受信されたパケットを内部バッファに貯蔵し、BSC_BUFを64に増加させる。前記基地局制御器40は、現在基地局20に貯蔵されている(重なっている)パケットの個数が0であるので、64個のパケットを送信することができると決定し、64個のパケットを前記基地局20に送信する(40b段階)。前記基地局制御器40によって送信された64個のパケットは、前記基地局20に受信される(40c段階)。前記64個のパケットが受信された後、前記基地局20は、予め設定された制御メッセージ送信時間に制御メッセージを送信することによって基地局の現在バッファのサイズが64パケットに増加したことを報告する(40d段階)。前記基地局制御器40は、前記基地局20から制御メッセージが受信されると、基地局の現在バッファのサイズBTS_BUFを64パケットに設定する。この時、基地局の現在バッファのサイズBTS_BUFが基地局の最大バッファのサイズBTS_Q_SIZEと同一であるので、前記基地局制御器40は、それ以上のパケット伝送が不可能であることを認知する。
【0011】
こういう状況において、64個の新しいパケットが受信されると、前記基地局制御器40は、64個の新しいパケットを内部バッファに貯蔵し、基地局制御器の現在バッファのサイズBSC_BUFをアップデートする(40e段階)。この時、基地局の現在バッファのサイズは基地局の最大バッファのサイズである64パケットであるので、前記基地局制御器40は、前記64個の新しいパケットを伝送せずに待機する。
次に、前記基地局20は、移動端末11に32パケットを伝送し(40f段階)、基地局の現在バッファのサイズが32パケットであることを前記基地局制御器40に報告する(40g段階)。それから、前記基地局制御器40は、前記基地局20に伝送できるパケットの量が32パケットに増加したと決定し、前記決定に基づいて、前記内部バッファに貯蔵された64個のパケットのうち32個のパケットを前記基地局20に伝送する。
【0012】
図4のパケットデータ伝送動作は、基地局制御器40及び基地局20が正常的な状態である場合に関して説明する。しかしながら、前記基地局制御器40及び前記基地局20が正常的な状態でない可能性もある。例えば、前記基地局制御器40から伝送されたパケットが、基地局制御器と基地局との間のリンク遅延またはバッファリングのためで、比較的に大きい遅延の後に前記基地局20に到着する場合が発生する可能性もある。このような場合の基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の例を図5に示す。
【0013】
図5は、従来の技術による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の他の手順を示す。ここで、BTS_Q_SIZEは64パケットであり、初期にBTS_BUFは空いていると仮定する。
図5を参照すると、ゲートウェイ60から基地局制御器40に64個のパケットが受信されたと仮定する場合(50a段階)、前記基地局制御器40は、前記受信されたパケットを内部バッファに貯蔵し、BSC_BUFを64に増加させる。この時、前記基地局制御器40は、64(=BTS_Q_SIZE[64]−BTS_BUF[0])個のパケットを伝送することができるので、64個のパケットを前記基地局20に伝送する(50b段階)。
【0014】
場合によって、前記伝送された64個のパケットが前記基地局20に到着する前、そうでなければ、BTS_BUFがBSCにおいてアップデートされる前に、前記基地局制御器40は64個の新しいパケットを受信することができる(50c段階)。新しいパケットを受信すると、前記基地局制御器40は、前記基地局20の使用可能受信量を計算する。この場合、前記伝送された64個のパケットが前記基地局20にまだ到着していなく、BSCのBTS_BUFがまだ0を示すので、前記基地局制御器40は、BTS_BUFが0であると誤って判断する。従って、前記基地局制御器40は、前記基地局20が追加して受信できるトラヒックの量を64(=BTS_Q_SIZE[64]−BTS_BUF[0])パケットに計算し、受信された64個の新しいパケットを前記基地局20に伝送する(50d段階)。
【0015】
従って、前記基地局20は、50b段階で伝送された64個のパケットを受信すると共に、50d段階で伝送された64個のパケットを追加して受信する。この場合、前記基地局20で受信されるパケットの量は、前記基地局20の内部バッファに貯蔵できる最大サイズ、つまり、限界値である64パケットを上回る。これは、前記基地局20の内部バッファのオーバーフロー(overflow)を生じさせ、前記移動端末11と前記基地局制御器40(より具体的にはSDU/RLP41)との間に再伝送が発生するようになり、結果的に無線資源の効率が低下し、再伝送による遅延が発生する。特に、このような問題点は、移動通信網のハンドオーバー状況においてむだに基地局へトラヒックが伝達される場合に深刻になる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
従って、本発明の目的は、移動通信網の基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送を制御する方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動通信網の基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送の時、基地局内部バッファにおいて発生するオーバーフローを除去する方法及び装置を提供することにある。
【0017】
本発明のまた他の目的は、移動通信網の基地局制御器から基地局にパケットデータを再伝送することによる無線資源の効率低下を防止する方法及び装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、移動通信網の基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送の時、パケットデータの再伝送による遅延を除去する方法及び装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、移動通信網の基地局制御器から基地局に伝送されるパケットデータの数を正確に判断する方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
このような目的を達成するための本発明は、移動端末にパケットデータを伝送するために、前記基地局制御器からパケットデータを受信して一時的に貯蔵するバッファを備える基地局にパケットデータを伝送する時、前記バッファに貯蔵できる量だけのパケットデータが伝送されるように制御する方法及び装置を提案する。
本発明の第1見地(aspect)によると、パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器によって前記基地局へのパケットデータ伝送を制御する方法において、パケットデータが受信される時、前記基地局のバッファのサイズと、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数とを比較する過程と、前記基地局のバッファのサイズが前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記受信されたパケットデータを前記基地局に伝送する過程とを含む。
【0019】
本発明の第2見地によると、パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器と前記基地局との間のパケットデータ伝送を制御する方法において、前記基地局によって、前記基地局制御器から受信された後に前記移動端末に伝送されたパケットデータの数を前記基地局制御器に報告する過程と、前記報告されたパケットデータの数に基づいて、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数を計算する過程と、パケットデータが受信される時、前記基地局制御器によって、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数とを比較する過程と、前記バッファのサイズが前記伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記基地局制御器から前記受信パケットデータを前記基地局に伝送する過程とを含む。
【0020】
本発明の第3見地によると、パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されたパケットデータの数を計算する方法において、前記基地局から前記移動端末に伝送されたパケットデータの数を示す第1数及び前記バッファに貯蔵されたパケットデータの数を示す第2数を、前記基地局によって前記基地局制御器に報告する過程と、前記第1数及び前記第2数が0である場合、前記基地局制御器から以前の報告 時点で前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数を示す第3数と、現在の報告時点で前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記前記基地局から前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数を示す第4数が同一であるか否かを検査する過程と、前記第3数と前記第4数が同一である場合、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されたパケットデータの数を0に設定する過程とを含む。
【発明の効果】
【0021】
前述してきたように、本発明の実施形態による基地局制御器は、基地局のバッファのサイズに正確に一致する量のトラヒックを伝達することができる。従って、基地局バッファのオーバーフローを防止することによって、基地局制御器と移動端末との間の再伝送回数が低下する。前記再伝送回数の低下は、無線資源の効率を増加させるという利点がある。特に、移動通信網のハンドオーバー状況において不要な基地局へのトラヒック伝送によって基地局制御器と基地局との間のリンク効率が低下することを防止する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明に従う好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
以下の説明において、本発明の実施形態によるパケットデータ伝送動作は、図1の移動通信網に適用される。本発明の実施形態は、IS−95A/B、GSM(Global System for Mobile communication)、IS−2000、WCDMA、UMTS、CDMA2000 1xEV−DO、及びGPRSにも適用することができる。本発明の実施形態によるパケットデータ伝送動作は、前記移動通信網の基地局制御器(具体的に、SDU)及び基地局によって遂行される。
【0023】
図6は、本発明が適用される図1に示す基地局制御器40の詳細構成を示す図である。
図6を参照すると、前記基地局制御器40は、主制御器(Main Controller)410、ラインインターフェース(Line Interface)420、スイッチ(Intra-BSC Switch(または、ルータ(Router))430、ラインインターフェース(Line Interface)440、及びSDU/RLPプロセッサ41を含む。
【0024】
前記主制御器410は、前記基地局制御器40の動作を全般的に制御する。前記ラインインターフェース420は、ゲートウェイ(Gateway: GW)60との連結のために提供され、前記ラインインターフェース440は、基地局20との連結のために提供される。前記スイッチ430は、前記基地局制御器40内のトラヒックをルーティングする。前記SDU(Selection & Distribution Unit)プロセッサ41は、ソフトハンドオーバー(Soft Handover)の時に2つ以上のリンクを通して送受信されるトラヒックを多重化/逆多重化する。前記RLP(Radio Link Protocol)プロセッサ41は、無線リンクのエラー復旧を支援する。
【0025】
本発明によって提案されるパケットデータ伝送制御動作は、物理的に別途の装置を備えて具現することもできるが、ここでは、前記SDU/RLPプロセッサ(Processor)41においてソフトウェア(Software)的に具現されると仮定する。前記ソフトウェア的な具現は、既存の基地局制御器内のモジュールをそのまま使用することを可能にする。
前記SDU/RLPプロセッサ41は、本発明の実施形態による動作のためにそれぞれの使用者に対して図9のようなレコード(record)を管理する。
【0026】
図9を参照すると、使用者レコードは、User−ID、NUMTX_SDU2BTS、NUMTX_BTS2AIR、及びQBTS_Q_PER_USERからなる。User−IDは、各使用者を識別するためのレコードのキー(key)である。NUMTX_SDU2BTSは、前記基地局制御器40(具体的に、SDU41)が前記基地局20に伝達しているが、まだ前記基地局20が無線で、つまり、移動端末に伝送してないパケットの数を示す。NUMTX_BTS2AIRは、前記基地局20から無線リンクを通して移動端末11に伝送されるパケットの個数を示す。QBTS_Q_PER_USERは、前記基地局20において対応する使用者に割り当てられたバッファの限界値、つまり、前記移動端末11に伝送するために備わった内部バッファのサイズを示す。前記QBTS_Q_PER_USERは、前記基地局制御器40が予め認知している値であり、NUMTX_BTS2AIRは、前記基地局20によって予め設定された制御メッセージ送信時間に報告される値である。
【0027】
図7は、本発明が適用される図1に示す基地局の詳細構成を示す図である。ここでは、前記基地局が図1の基地局20であると仮定するが、他の基地局30も同一の構成を有する。
図7を参照すると、前記基地局20は、主制御器(Main Processor)210、ラインインターフェース(Line Interface)220、スイッチ(Intra-BTS Switch)(または、ルータ(Router))230、チャネルカード(Channel Cards)241乃至243、高周波(Radio Frequency: RF)送受信器(Transmitter/Receiver)250及びRFスケジューラ(Scheduler)21を含む。
【0028】
前記主制御器210は、前記基地局20の動作を全般的に制御する。前記ラインインターフェース220は、前記基地局制御器40との連結のために提供される。前記RF送受信器250は、移動端末(Mobile Station: MS)11とのデータ及び制御信号の送受信のために提供される。前記スイッチ230は、前記基地局内のトラヒック経路を決定する。RFスケジューラ21は、無線資源の効率的な管理を支援する。前記RFスケジューラ21は、分離された独立的なプロセッサとして具現することもでき、チャネルカード241乃至243の内部にソフトウェアとして具現することもできる。
【0029】
本発明によって提案されるパケットデータ伝送制御動作は、物理的に別途の装置を通して具現することもできるが、ここでは、前記チャネルカード241乃至243の内部にソフトウェア(Software)的に具現すると仮定する。このソフトウェア的な具現は、既存の基地局内のモジュールをそのまま使用することを可能にする。
図8は、図7に示すチャネルカードの詳細構成を示す図である。ここでは、前記チャネルカードがチャネルカード241であると仮定するが、他のチャネルカード242乃至243も同一の構成を有する。
【0030】
図8を参照すると、前記チャネルカード241は、入/出力インターフェース(Input/Output Interface)24−1、主プロセッサ(Main Processor)24−2、メモリ(Memory)24−3、変調器(Modulator)24−4及び復調器(Demodulator)24−5を含む。
前記入/出力インターフェース24−1は、前記スイッチ230との連結のために提供される。前記変調器24−4は、前記RF送信器251を通して前記移動端末11に送信されるデータ及び制御信号を変調する。前記復調器24−5は、前記RF受信器252を通して前記移動端末11から受信されるデータ及び制御信号を復調する。前記メモリ24−3は、前記移動端末11に伝送されるパケットデータを前記基地局制御器40から受信してバッファリング(一時的に貯蔵)する内部バッファを含む。さらに、前記メモリ24−3は、各種制御情報を貯蔵することができる。前記主プロセッサ24−2は、本発明の実施形態によるパケットデータ伝送動作を制御する。前記主プロセッサ24−2は、図7に示すRFスケジューラ21の機能を有することができる。
【0031】
図10は、本発明の実施形態による基地局制御器におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す。このパケットデータ伝送制御の手順は、図6に示す基地局制御器(BSC)40のSDUプロセッサ41によって遂行されるが、説明の便宜のためにBSC40によって遂行されると仮定して説明する。
図10を参照すると、1001段階で、前記BSC40は、ゲートウェイ(GW)60からのパケットデータトラヒックの受信または基地局(BTS)20からの制御メッセージの受信を待機する。1002段階で、前記ゲートウェイ60からパケットデータトラヒック(以下、パケットと称する)が受信されたと判断される場合、前記BSC40は、1003段階で、前記受信されたパケットを内部バッファに貯蔵する。次に、前記BSC40は、1004段階で、前記BTS20に伝送できる使用可能パケットの個数をQBTS_Q_PER_USERの値及びNUMTX_SDU2BTSの値を利用して計算する。1004段階で、QBTS_Q_PER_USERの値がNUMTX_SDU2BTSの値より大きい場合、前記BSC40は、1005段階で、QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTSの値だけのパケットを前記BTS20に伝送する。QBTS_Q_PER_USERの値は、前記BTS20の内部バッファのサイズを示す値である。NUMTX_SDU2BTSの値は、前記BSC40が前記BTS20に伝送しているが、まだ前記BTS20が無線で前記移動端末に伝送していないパケットの個数を示し、前記BTS20から報告(伝送)される制御メッセージに含まれる値である。前記BTS20にパケットを伝送した後、前記BSC40は、1006段階で、NUMTX_SDU2BTSの値を前記BTSに前記伝送されたパケットの個数の分だけ増加させる。つまり、NUMTX_SDU2BTSは、前記BSC40によって前記BTS20に伝送されるパケットの数を示す。
【0032】
1007段階で、前記BTS20から制御メッセージが受信されたと判断される場合、前記BSC40は、1008段階で、前記受信された制御メッセージに含まれた、前記BTS20によって無線リンクを通して移動端末11に伝送されたパケットの個数に関する情報を獲得し、1009段階で、NUMTX_BTS2AIRを前記獲得された値にアップデートする。1010段階で、前記BSC40は、前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRを利用してNUMTX_SDU2BTSを計算する。この計算は、NUMTX_SDU2BTSを(NUMTX_SDU2BTS−NUMTX_BTS2AIR)にアップデートすることによって遂行される。つまり、1010段階で、前記BSC40は、前記BTS20に伝送されたパケットのうち無線リンクを通して移動端末11に伝送されたパケットを除いた残りのパケットを計算することによって、現在前記BTS20に貯蔵されているパケットの数を計算する。1010段階を遂行した後、前記BSC40は、1011段階で、前記BSC40の内部バッファが空いているか否かを判断する。前記BSCの内部バッファが空いていない場合、前記BTS20に伝送するパケットが残っていることを意味する。この場合、前記BSC40は、1004段階に進行して前記BTS20に伝送できる使用可能パケットの個数を判断し、1005段階で、使用可能パケットの数だけのパケットを伝送する。NUMTX_BTS2AIRの値は、一時的に使用される値であるので、実際の具現において変数NUMTX_BTS2AIRに対する定義なしで、前記BTS20から前記BSC40に伝送される制御メッセージの1フィールド値を使用することができる。
【0033】
図11は、本発明の実施形態による基地局(BTS)における伝送されるパケットの数に関する情報を含む制御メッセージ伝送の手順を示す図である。本実施形態において、前記制御メッセージの伝送手順は、図7及び図8に示す基地局(BTS)20のチャネルカードの主プロセッサ24−2によって遂行されるが、説明の便宜のために、BTS20によって遂行されると仮定して説明する。
【0034】
図11を参照すると、前記BTS20は、1101段階で、制御メッセージ送信時間を待つ。1102段階で、前記制御メッセージ送信時間であると判断される場合、前記BTS20は、1103段階で、無線リンクを通して移動端末11に伝送されたパケットの数に関する情報を含む制御メッセージを前記BSC40に伝送する。ここで、“制御メッセージ送信時間”は、予め設定された周期に設定することもでき、前記BTS20が無線リンクを通してトラヒックを伝送する時間に設定することもできる。前記制御メッセージを周期的に伝送する場合、前記BTS20は、周期単位時間の間に無線リンクを通して伝送されたパケットの個数を前記BSC40に報告する。しかしながら、前記制御メッセージを無線リンクを通してトラヒックが伝送された時点で報告する場合は、前記BTS20は、対応する時点で伝送されたパケットの個数を前記BSC40に報告する。
【0035】
図12は、本発明の実施形態による基地局制御器(BSC)40と基地局(BTS)20との間のパケットデータ伝送動作の例を示す図である。ここで、前記BTS20の内部バッファのサイズを示すQBTS_Q_PER_USERの値は64パケットであり、初期に前記BSC40から前記BTS20には何のパケットも伝送されないことと仮定する。
図12を参照すると、120a段階で、ゲートウェイ60からパケットデータトラヒックが受信されると、前記BSC40は、前記BTS20に伝送できるパケットの伝送量を計算する(図10の1004段階を参照)。この場合、前記BSC40から前記BTS20には何のパケットも伝送されないので、前記BSC40は、64(= QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS)パケットを前記BTS20に伝達することができると決定する。従って、前記BSC40は、120b段階で、前記BTS20に64パケットを送信し、前記BSC40から前記BTS20に送信されたパケットの数を示すNUMTX_SDU2BTSを64にアップデートする。
【0036】
ここで、前記BSC40によって送信された64パケットが前記BTS20に到着する前に、120c段階で、前記BSC40に新しい64パケットが到着すると仮定する。この場合、前記BSC40によって伝送された64パケットがまだ前記BTS20に到着されていないか、到着されていても無線リンクを通して移動端末11に伝送されていない状態であるので、前記BSC40は、それ以上前記BTS20に伝送できるパケットが存在しないことを認知することができる。これは、QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS=64−64=0からである。ここで、前記BSC40は、新しく受信された64パケットを内部バッファに貯蔵する。120d段階で、前記BTS20は、前記120b段階で前記BSC40によって送信された64パケットのみを受信する。これは、120c段階で新しく64パケットが受信されても、前記BSC40が前記BTS20に前記新しい64パケットを送信しなかったからである。前記新しい64パケットは、前記BTS20が前記受信された64パケットを無線リンクを通して移動端末11に伝送し、この伝送結果を前記BSC40に報告する時点で、前記BSC40から前記BTS20に伝送される。
【0037】
図13は、本発明の実施形態による基地局制御器(BSC)40と基地局(BTS)20との間のパケットデータ伝送動作の他の例を示す図である。ここで、前記BTS20の内部バッファのサイズを示すQBTS_Q_PER_USERの値64パケットであり、初期に前記BSC40から前記BTS20には何のパケットも伝送されないことと仮定する。
図13を参照すると、130a段階で、前記BSC40に48パケットが到着する。前記BSC40は、前記48パケットを受信すると、前記BTS20に伝送できるパケットの伝送量を計算する(図10の1004段階を参照)。この時、前記BSC40から前記BTS20には何のパケットも伝送されなかったので、前記BSC40は、64(=QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS)パケットを前記BTS20に伝達することができると決定する。従って、前記BSC40は、130b段階で、前記BTS20に48パケットを送信し、前記BSC40から前記BTS20に送信されたパケットを示すNUMTX_SDU2BTSを48にアップデートする。
【0038】
前記48パケットを受信すると、前記BTS20は、130c段階で、36パケットを無線リンクを通して移動端末11に送信し、130d段階で、無線リンクを通して伝送されたパケットの数を含む制御メッセージを前記BSC40に送信することによって、前記伝送されたパケットの数を報告する。
前記伝送されたパケットの数が報告されると、前記BSC40は、130e段階で、NUMTX_BTS2AIRの値を36にアップデートし、130f段階で、NUMTX_SDU2BTSの値をアップデートする。前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値は、以前のNUMTX_SDU2BTSの値から前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRの値を減算することによって計算される。つまり、前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値は、以前のNUMTX_SDU2BTSの値48から前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRの値36を減算することによって計算されて、12になる。前記BSC40は、前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値及び前記BTS20の内部バッファのサイズを示すQBTS_Q_PER_USERの値を利用して、前記BTS20に伝送できるパケットの数を決定する。つまり、前記BSC40は、52(=QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS=64−12)パケットを前記BTS20に伝達することができると決定する。ここで、前記ゲートウェイ60から新しい52パケットが受信されたと仮定する。従って、前記BSC40は、130g段階で、前記BTS20に52パケットを送信し、前記BSC40から前記BTS20に送信されたパケットの数を示すNUMTX_SDU2BTSを64(以前に送信されたパケットの数12に現在送信されたパケットの数52を加算することによって計算される数)にアップデートする。
【0039】
前記BTS20は、130h段階で、無線リンクを通して移動端末11に何のパケットも送信せず、130i段階で、無線リンクを通して伝送されたパケットの数を含む制御メッセージを前記BSC40に送信することによって、前記伝送されたパケットの数を報告する。
【0040】
前記伝送されたパケットの数が報告されると、前記BSC40は、130j段階で、NUMTX_BTS2AIRの値を0にアップデートする。この時、前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRの値が0であるので、NUMTX_SDU2BTSの値をアップデートする動作は不要である。前記BSC40は、前記以前にアップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値及び前記BTS20の内部バッファのサイズを示すQBTS_Q_PER_USERの値を利用して、前記BTS20に伝送できるパケットの数を決定する。つまり、前記BSC40は、0(=QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS=64−64)個のパケットを前記BTS20に伝達することができることと決定する。
【0041】
それから、前記BTS20は、130k段階で、36パケットを無線リンクを通して移動端末11に送信し、130l段階で無線リンクを通して伝送されたパケットの数を含む制御メッセージを前記BSC40に送信することによって、前記伝送されたパケットの数を報告する。
前記伝送されたパケットの数が報告されると、前記BSC40は、130m段階で、NUMTX_BTS2AIRの値を36にアップデートし、130n段階で、NUMTX_SDU2BTSの値をアップデートする。前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値は、以前のNUMTX_SDU2BTSの値から前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRの値を減算することによって計算される。つまり、前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値は、以前のNUMTX_SDU2BTSの値64から前記アップデートされたNUMTX_BTS2AIRの値36を減算することによって、28になる。前記BSC40は、前記アップデートされたNUMTX_SDU2BTSの値及び前記BTS20の内部バッファのサイズを示すQBTS_Q_PER_USERの値を利用して前記BTS20に伝送できるパケットの数を決定する。つまり、前記BSC40は、36(=QBTS_Q_PER_USER−NUMTX_SDU2BTS=64−28)パケットを前記BTS20に伝達することができるものと決定する。従って、前記BSC40は、前記BTS20に36パケットを送信する。
【0042】
理論的には、BSC40とBTS20との間のリンクにおいて損失がない。しかしながら、実際は前記リンクにおいて損失が発生する可能性を排除することはできない。前記リンクにおいて損失が発生するケースは、2つに区分され、それぞれは以下のような問題点を有する。
第1に、前記BSC40によって伝送されたパケットが、前記BSC40とBTS20との間のリンクの損失のためで前記BTS20に到着できない場合、前記BSC40が、前記損失されたパケットがまだ前記BTS20の内部バッファにバッファリングされていると誤認識する問題点がある。例えば、前記BSC40が64個のパケットを前記BTS20に伝送したが、前記パケットの1つが前記BSC40と前記BTS20との間のリンクで損失された場合を仮定することができる。この場合、前記BSC40は、NUMTX_SDU2BTSを64に設定する。しかしながら、前記BTS20は、実際63個のパケットのみを受信し、それによって、前記63個のパケットを全て移動端末11に伝送した後、前記63パケットを伝送したことを前記BSC40に報告するようになる。従って、NUMTX_SDU2BTSは1(=64−63)にアップデートされる。前記BTS20にはそれ以上伝送するパケットがないが、前記BSC40は、継続してNUMTX_SDU2BTSを1に維持するので、前記BSC40は前記BTS20を通して伝送するパケットが1つ存在すると誤判断するようになる。結果的に、前記BSC40から前記BTS20に伝達できる使用可能パケットの数が低減するようになる。
【0043】
第2に、前記BTS20によって前記BSC40に報告される制御メッセージが伝送中に損失されることである。この場合、前記BTS20が予め制御メッセージを伝送したが、前記BSC40は制御メッセージ伝送を示す報告を受けられない。前記BSC40は、前記BTS20の内部バッファに伝送されるパケットが貯蔵されていると誤認識するようになる。
さらに、本発明は、BSC40とBTS20との間のリンクにおいて発生する損失によって生ずる問題点を解決する方案を提案する。前記問題点を解決するために、前記BTS20及び前記BSC40のSDU41は、以下のような機能を遂行する。
【0044】
前記BTS20は、無線リンクを通して移動端末11に伝送されたパケットの数を前記BSC40に報告するだけでなく、前記BTS20のバッファにバッファリングされたパケットの数も前記BSC40に報告する。これらの報告は、前述したように、前記制御メッセージを通して周期的に遂行されるか、それとも前記BTS20が前記移動端末11にパケットを伝送する時点で遂行されることができる。
前記BSC40のSDU41は、前述した変数QBTS_Q_PER_USER、NUMTX_SDU2BTS、及びNUMTX_BTS2AIR以外にも、OLD−NUMTX_SDU2BTS、NUMreset、及びMAXresetの変数を管理する。ここで、OLD−NUMTX_SDU2BTSの値は、前記BTS20から以前の報告が受信された時点のNUMTX_SDU2BTSの値を示す。その他の変数NUMreset及びMAXresetは、後で説明する。
【0045】
図14は、本発明の他の実施形態による基地局制御器(BSC)40におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す図である。この手順は、前記BSC40から前記BTS20に伝送されたパケットデータの数を正確に判断する。
図14を参照すると、前記BTS20から制御メッセージが受信されたと1401段階で判断される場合、前記BSC40は、1402段階で、前記受信された制御メッセージのフィールドを分析する。その分析の結果によって、前記BTS20によって無線リンクを通して移動端末11に伝送されたパケットの数が0であり、前記BTS20のバッファのサイズも0である場合、前記BSC40は、1403段階で、現在報告時点におけるNUMTX_SDU2BTSの値が以前報告時点におけるOLD−NUMTX_SDU2BTSの値と同一であるか否かを検査する。前記検査結果からその値が同一であると、前記BSC40は、1404段階で、NUMresetを1だけ増加させ、1405段階で、NUMresetの値がMAXresetの値と同一であるか否かを判断する。前記NUMresetの値が前記MAXresetの値と同一である場合、つまり、前記NUMresetの値が予め設定された値と同一である場合は、前記BSC40は、1406段階で、NUMTX_SDU2BTSの値を0に設定する。しかしながら、前記NUMresetの値が前記MAXresetの値と同一でない場合は、前記BSC40は、1401段階に戻る。前記MAXresetの値は、移動通信網の運用者によって適した値に設定することができる。
【0046】
図14の手順において、使用者パケットが発生せず、前記BTS20にも伝送するパケットが存在しない区間の間に、前記BSC40によって判断される前記BTS20のバッファ状態と前記BTS20によって報告される内部状態値が同一でない場合、前記BSC40の対応する状態値(つまり、NUMTX_SDU2BTS)は0に初期化される。このような動作によって、前記BSC40と前記BTS20との間のリンク損失が発生しても、図10に示す本発明の実施形態による手順が正確に遂行されることができる。
【0047】
図15(A)及び図15(B)は、それぞれ従来の技術及び本発明の実施形態によるパケットデータ伝送動作を適用した場合の基地局バッファのサイズの性能を判断するためのシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果は、BSCとBTSとの間のパケット伝送の時に200msの遅延が発生すると仮定し、使用者パケットを貯蔵するためのバッファの限界値(最大サイズ)が30パケットであると仮定して遂行される。前記仮定されたパケットデータトラヒックのパターンは、一人のウェブ(World Wide Web:WWW)使用者である。
【0048】
図15(A)は、従来の技術によるパケットデータの伝送動作を適用した場合のBTSバッファのサイズを示し、図15(B)は、本発明の実施形態によるパケットデータの伝送動作を適用した場合のBTSバッファのサイズを示す。図15において、x軸は、シミュレーション時間であり、y軸は、BTSバッファのサイズである。
図15(A)を参照すると、最大限界値が30パケットに設定されているが、最大に約140パケットがBTSに提供されていることが分かる。従って、最大110パケットが前記BTSバッファのオーバーフローのためで捨てられる可能性がある。
【0049】
しかしながら、図15(B)を参照すると、前記BTSに提供されるパケットの数は最大限界値である30パケットを絶対超えないことが分かる。つまり、BTSバッファにはオーバーフローが発生しない。
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】一般的な移動通信網の構造を示す図である。
【図2】従来の技術による基地局制御器におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す図である。
【図3】従来の技術による基地局におけるバッファのサイズ情報を含む制御メッセージ伝送の手順を示す図である。
【図4】従来の技術による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の一例を示す図である。
【図5】従来の技術による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の他の例を示す図である。
【図6】本発明が適用される図1に示す基地局制御器の構成を示す図である。
【図7】本発明が適用される図1に示す基地局の構成を示す図である。
【図8】図7に示すチャネルカードの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による基地局における使用者レコードを示す図である。
【図10】本発明の実施形態による基地局制御器におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による基地局における伝送パケットの数に関する情報を含む制御メッセージ伝送の手順を示す図である。
【図12】本発明の実施形態による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態による基地局制御器と基地局との間のパケットデータ伝送動作の他の例を示す図である。
【図14】本発明の他の実施形態による基地局制御器におけるパケットデータ伝送制御の手順を示す図である。
【図15A】(A)は、従来の技術によるパケットデータ伝送動作を適用した場合の基地局バッファのサイズを示す図であり、(B)は、本発明の実施形態によるパケットデータ伝送動作を適用した場合の基地局バッファのサイズを示す図である。
【符号の説明】
【0051】
11…移動端末
20,30…基地局
21…RFスケジューラ
210…主制御器
220…ラインインターフェース
230,430…スイッチ(または、ルータ)
241,243…チャネルカード
24−1…入/出力インターフェース
24−2…主プロセッサ
24−3…メモリ
24−4…変調器
24−5…復調器
250…高周波送受信器
40…基地局制御器
410…主制御器
420…ラインインターフェース
440…ラインインターフェース
41…SDU/RLPプロセッサ
60…ゲートウェイ
Claims (18)
- パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器によって前記基地局へのパケットデータ伝送を制御する方法において、
パケットデータが受信される時、前記基地局のバッファのサイズと、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数とを比較する過程と、
前記基地局のバッファのサイズが前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記受信されたパケットデータを前記基地局に伝送する過程と
を含むことを特徴とする方法。 - 前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数は、前記基地局によって予め設定された周期で報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって計算されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数は、前記基地局が前記移動端末にパケットデータを伝送する時に前記基地局によって報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって計算されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記基地局に伝送される前記受信パケットデータは、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数との差と同一であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 移動端末に伝送するためのパケットデータを貯蔵するバッファを備える基地局から構成される移動通信網で、パケットデータ伝送を制御する装置において、
パケットデータ網からパケットデータを受信すると、前記バッファのサイズと、前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数とを比較し、前記バッファのサイズが前記伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記受信パケットデータを前記基地局に伝送する基地局制御器を含むことを特徴とする装置。 - 前記基地局制御器は、予め設定された周期で前記基地局によって報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって、前記伝送されていないパケットデータの数を計算することを特徴とする請求項5記載の装置。
- 前記基地局制御器は、前記移動端末にパケットデータを伝送した後に前記基地局によって報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって、前記伝送されていないパケットデータの数を計算することを特徴とする請求項5記載の装置。
- 前記基地局に伝送された受信パケットデータの数は、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数との差と同一であることを特徴とする請求項5記載の装置。
- パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器と前記基地局との間のパケットデータ伝送を制御する方法において、
前記基地局によって、前記基地局制御器から受信された後に前記移動端末に伝送されたパケットデータの数を前記基地局制御器に報告する過程と、
前記報告されたパケットデータの数に基づいて、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数を計算する過程と、
パケットデータが受信される時、前記基地局制御器によって、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数とを比較する過程と、
前記バッファのサイズが前記伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記基地局制御器から前記受信パケットデータを前記基地局に伝送する過程と
を含むことを特徴とする方法。 - 前記伝送されたパケットデータの数は、予め設定された周期で前記基地局によって前記基地局制御器に報告されることを特徴とする請求項9記載の方法。
- 前記伝送されたパケットデータの数は、前記基地局が前記移動端末にパケットデータを伝送する時、前記基地局によって前記基地局制御器に報告されることを特徴とする請求項9記載の方法。
- 前記基地局に伝送される前記受信パケットデータの数は、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数との差と同一であることを特徴とする請求項9記載の方法。
- 移動端末に伝送するためのパケットデータを貯蔵するバッファを備える基地局から構成される移動通信網で、パケットデータ伝送を制御する装置において、
前記基地局によって報告される前記移動端末に伝送されたパケットデータの数に基づいて、基地局制御器から基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数を計算し、パケットデータが受信される時、前記基地局のバッファのサイズが前記伝送されていないパケットデータの数より大きい場合、前記受信パケットデータを前記基地局に伝送する基地局制御器を含むことを特徴とする装置。 - 前記基地局制御器は、予め設定された周期で前記基地局によって報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって、前記伝送されていないパケットデータの数を計算することを特徴とする請求項13記載の装置。
- 前記基地局制御器は、前記移動端末にパケットデータを伝送した後に前記基地局によって報告される、前記基地局から前記移動端末に伝送された第1パケットデータの数を、前記基地局制御器から前記基地局に伝送された第2パケットデータの数から減算することによって、前記伝送されていないパケットデータの数を計算することを特徴とする請求項13記載の装置。
- 前記基地局に伝送された前記受信パケットデータの数は、前記バッファのサイズと前記伝送されていないパケットデータの数との差と同一であることを特徴とする請求項13記載の装置。
- パケットデータを受信する基地局制御器、及び移動端末に伝送するためのパケットデータを前記基地局制御器から受信して貯蔵するバッファを備える基地局を含む移動通信網で、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されたパケットデータの数を計算する方法において、
前記基地局から前記移動端末に伝送されたパケットデータの数を示す第1数及び前記バッファに貯蔵されたパケットデータの数を示す第2数を、前記基地局によって前記基地局制御器に報告する過程と、
前記第1数及び前記第2数が0である場合、前記基地局制御器から以前の報告 時点で前記基地局に伝送されているが、前記基地局から前記移動端末にはまだ伝送されていないパケットデータの数を示す第3数と、現在の報告時点で前記基地局制御器から前記基地局に伝送されているが、前記前記基地局から前記移動端末に伝送されていないパケットデータの数を示す第4数が同一であるか否かを検査する過程と、
前記第3数と前記第4数が同一である場合、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されたパケットデータの数を0に設定する過程と
を含むことを特徴とする方法。 - 予め設定された回数だけ前記第3数と前記第4数が相互同一である場合、前記基地局制御器から前記基地局に伝送されたパケットデータの数を0に設定することを特徴とする請求項17記載の方法。
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