JP2004530275A - 底部に誘導コイルを備えた炉 - Google Patents

底部に誘導コイルを備えた炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2004530275A
JP2004530275A JP2002592271A JP2002592271A JP2004530275A JP 2004530275 A JP2004530275 A JP 2004530275A JP 2002592271 A JP2002592271 A JP 2002592271A JP 2002592271 A JP2002592271 A JP 2002592271A JP 2004530275 A JP2004530275 A JP 2004530275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive material
electrically conductive
induction
crucible
induction coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002592271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004530275A5 (ja
Inventor
エス.フィッシュマン オーレグ
エイ.ペイサクホビッチ ビタリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inductotherm Corp
Original Assignee
Inductotherm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inductotherm Corp filed Critical Inductotherm Corp
Publication of JP2004530275A publication Critical patent/JP2004530275A/ja
Publication of JP2004530275A5 publication Critical patent/JP2004530275A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/36Coil arrangements
    • H05B6/44Coil arrangements having more than one coil or coil segment
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D27/00Stirring devices for molten material
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/22Furnaces without an endless core
    • H05B6/24Crucible furnaces
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/02Stirring of melted material in melting furnaces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

誘導炉10は誘導炉内に配置された電気伝導性材料を溶融、加熱、及び(または)攪拌するために、底部に誘導コイル30を備えている。誘導炉10は好まれるものとして、アルミニウムやアルミニウム合金等の、比較的低い値の熱伝導率を持った電気伝導性材料に対する使用に適している。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は電気誘導(または、電磁誘導)による電気伝導性材料の溶融、加熱、及び攪拌に関し、特に、底部に誘導コイルを備えた誘導炉に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
アルミニウム等の、比較的低い熱伝導率を持った材料は化石燃料の燃焼を利用した反射炉(reverberatory furnace)内で溶融及び加熱することができる。図1には、化石燃料燃焼反射炉100を概略的に表している図が示されている。坩堝110は浅い深さの溶融浴(molten bath)120で原料を収容するように構成されている。浴の表面の上側に配置された化石燃料バーナー115によって発生する熱は坩堝の蓋125、浴の表面、及び坩堝110の側壁によって囲まれた空間内で反射する。浴の深さが浅いので、熱は伝導によって最小の時間で溶融物全体に伝わる。浴の上部の領域から下部の領域への熱伝導を促進するために、(図1において、概略的に示されている)機械的な攪拌器130が浴を循環させるために使用される。溶融浴がアルミニウムの場合、浴全体は、通常661℃であるアルミニウムの溶融点より高い温度に維持されなければならない。材料の投入は蓋125を外し、坩堝内に材料を配置することによって行うことができる。また、坩堝内の溶融材料は選択的に開閉可能な排出口162から取り出すことができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
化石燃料反射炉内でのアルミニウムの溶融及び加熱はエネルギー消費、時間、及び操作の容易性の点において効率的ではない。さらに、機械的な攪拌器は溶融浴内に浸水した状態で動作するので、故障が多く、保守が面倒である。本発明は磁場誘導加熱(magnetic field induction heating)によって効率的にアルミニウムの溶融、加熱、及び(または)攪拌をするための装置及び方法を提供することによって、これらの問題を解決する。本発明の装置及び方法はアルミニウム及びアルミニウム合金以外の金属や比較的低い熱伝導率を持った他の電気伝導性材料の溶融、加熱、及び(または)攪拌に対しても有用である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
1つの側面において、本発明は底部に誘導コイルを備えた誘導炉内の電気伝導性材料を溶融、加熱、及び(または)攪拌するための装置及び方法である。誘導コイルは底部の支持構造と磁束集中装置との間に配置され、それによって、コイルを通って流れる電流によってコイルの外部に発生する磁場は誘導炉の坩堝内の材料に向けられ、坩堝内の材料と磁気的に結合し(または、坩堝内の材料に浸透し)、材料を誘導的に加熱する。誘導コイルは複数の能動コイル部分(active coil section)と受動コイル部分(passive coil section)から構成されてもよい。能動コイル部分は交流電源の入力に対してインピーダンス整合され、受動コイル部分は誘導/容量共振回路(inductive/capacitive resonant circuit)を形成する。受動コイル部分と能動コイル部分内の電流によって発生する磁場との磁気結合は二次的な磁場を発生する。能動コイル部分及び受動コイル部分によって発生した磁場は誘導炉の坩堝内の材料を誘導的に加熱するために、坩堝内の材料に向けられる。本発明の上述の特徴及び他の特徴は以下の詳細な説明及び付随する請求の範囲により明らかになるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
本発明を説明するために、現在好まれる形式の実施例が以下に図示及び説明される。しかしながら、本発明が図示及び説明された実施例の厳密な構成及び部材に限定されないことは理解されなければならない。
【0006】
図3、図4a及び図4bは本発明の誘導炉の1つの実施例を図示している。本発明の誘導炉10内で加熱、溶融、及び(または)攪拌可能な典型的な材料はアルミニウムであるが、本発明は他の材料にも適用可能である。また、本願において使用される用語「アルミニウム」は純粋なアルミニウム及びアルミニウム合金の両方を意味する。路盤(または、グレード(grade))14の下には炉の土台12が備えられている。土台12はコンクリート等の、適当な荷重に耐えられる適当な材料から形成される。
【0007】
坩堝60は適当な耐火性(または、耐熱性)の材料から形成される。坩堝には、通常(図3において、点線で示されている)ヒールライン(heel line)64の上側に、坩堝の内部に開くプラグ式またはバルブ式の排出口62が備えられる。残存溶融物(remnant melt)と呼ばれる、ヒールライン64の下側の溶融アルミニウムは、ヒールラインより上部の溶融物が排出口62から排出されたときに、誘導コイル30を通って流れる電流によって発生する磁場に対する最小の誘導結合用負荷(または、誘導結合用材料)を与えるために坩堝内に残される。誘導コイルには、コイルに電流を供給するための適当な形式の交流電源(図示せず)が接続されている。
【0008】
図3に示されているように、土台12には磁束集中装置(magnetic flux concentrator)20が配置されている。本発明のこの実施例において、磁束集中装置は中央部及び外周部に一段高くなった部分を備えた円形の形状を持つ。そして、中央部と外周部との間に形成された空間部には誘導コイル30が渦巻状に巻かれる。(制限ではないが)好まれるものとして、磁束集中装置20は合成エポキシ材料等の、非電気伝導性のマトリックス材料(または、母材)24内に配置された、鋼鉄製のペレット(または、小球)等の、多数の分離した強磁性部材22から形成される。本発明のこの実施例において、磁束集中装置20は鋳造によって形成されてもよい。
【0009】
図3に示されているように、誘導コイル30は炉の下側で、且つ、磁束集中装置20の上部に配置される。誘導コイル30は基本的に、誘導コイル全体が実質的に同一平面状に配置される「パンケーキ」構造と呼ばれる、螺旋状または渦巻状に巻かれた誘導コイルによって形成される。コイル30は選択的に、エポキシ合成物等の、非電気伝導性材料に埋め込まれた状態で配置されてもよいし、または、図3に示されているようにプレナム(または、空間部)50に配置されてもよい。坩堝60は底部支持構造40によって支持されている。図4a及び図4bに示されているように、この実施例の底部支持構造40は内側の中央リング部材42、複数の横方向(または、放射方向)の支持部材44、及び外側の周辺リング部材46から構成されている。横方向支持部材44は、例えば、一方の端が内側の中央リング部材42に接続され、反対側のもう一方の端が外側の周辺リング部材46に接続された、構造用鋼製のアイビーム(または、I形鋼)として構成されてもよい。
【0010】
横方向支持部材44が構造用鋼(structural steel)または他の電気伝導性材料から構成される場合、横方向支持部材44の幅は、横方向支持部材がコイル30を流れる交流電流によって発生する磁場に対して影響を及ぼす程度の低磁気抵抗経路(low reluctance path)を形成しないように、最小化されなければなならない。さらに、支持部材44が強磁性体である場合、横方向支持部材44と外側の周辺リング部材46との間に低磁気抵抗経路が形成されることを防ぐために、支持部材44は、部材44と部材46との間のボルト接続(bolted connection)内に配置される電気絶縁パッド等の、非電気伝導性部材を介して周辺リング部材46に接続されなければならない。ディスク状(または、円形)の底部支持構造40の残りの空間は、坩堝60に対する頑強な支持を与えるために、例えば、組み立てられた部材42、44及び46をコンクリート合成物で鋳造することによって(または、組み立てられた部材42、44及び46の空間部にコンクリート合成物を流し込むことによって)、非電気伝導性材料によって充填されてもよい。底部支持構造40は、構造40が坩堝に対して十分な構造上の支持を与え、坩堝内の溶融物との間に十分な程度の磁気結合を達成するために、コイル30によって発生する磁場を十分に通過(または、透過)させることができれば、他の形状で構成されてもよい。
【0011】
(図3において、点線で示されている)概略的な磁束線32は、適当な電源からコイル30に交流電流が供給されたときに、誘導炉10の右側面の断面に対して発生する磁場を図示している。溶融アルミニウム内に誘導される渦電流は(機械的な)攪拌装置を必要とせずに、溶融アルミニウムを効果的に攪拌する電磁力を発生する。交流電流の周波数は、必要であれば、電磁的な攪拌を促進するために変化させられてもよい。
【0012】
誘導コイル30は水冷式の中空の導体から形成されてもよいし、空冷式の導体から形成されてもよい。空冷式の導体が使用される場合、導体はリッツ線(Litz wire)が使用されてもよい。また、他の応用例においては、断面が(円形ではなく)方形の導体や、銅等の可撓性で中実の(または、中身の詰まった)導体等の、他の形状または材質の導体(または、導線)が使用されてもよい。
【0013】
誘導コイル30は1つまたは複数の適当な電源に接続された1つまたは複数の、別個のコイル部分から構成されてもよい。誘導コイル30はまた、適当な電源に接続された1つまたは複数のコイル部分(能動コイル)及び、共振誘導/容量(L−C)回路を形成するために容量性の部材に接続された、1つまたは複数の残りのコイル部分(受動コイル)を含む、2つまたはそれ以上の別個のコイル部分から構成されてもよい。1つまたは複数の能動コイル内を流れる電流によって発生する磁場は1つまたは複数の受動コイル内に二次的な(または、第2の)電流を誘導する。能動コイル部分及び受動コイル部分に流れる電流によって発生する磁場は坩堝に収容されている溶融物の方向に向けられ、溶融物を誘導的に加熱するために溶融物と磁気的に結合する(または、溶融物に浸透する)。
【0014】
図5a及び図5bは能動コイル部分(active coil section)30a及び受動コイル部分(passive coil section)30bを備えた誘導コイル30の例を図示している。電源70から負荷整合コンデンサー(load matching capacitor)C1を通ってコイル部分30aに流れる交流電流I1は磁場を発生し、その磁場はL−C共振回路を形成するために共振コンデンサーC2と直列に接続されているコイル部分30b内に電流I2を誘導する。
【0015】
図6a及び図6bの能動コイル部分30a及び受動コイル部分30bは、図5a及び図5bに示されているような互いの内側及び外側の空間を埋めるように平面状に配置された構成とは異なり、互いの巻線の間の空間を埋めるように平面状に配置されている。他の実施例においては、例えば、能動コイル部分が受動コイル部分に重なって配置される等の、他の形式の配置が利用されてもよい。
【0016】
能動コイル部分と受動コイル部分とを利用した構成の長所は図8に示されているベクトル図からより明らかになるだろう。図8において、能動コイル回路によって形成された回路に対し、ベクトルOVは図5a、図5b、図6a、及び図6bに図示されているような、能動コイル部分L30a内の電流I1を表している。ベクトルOAは能動コイルの電圧(または、能動コイルの両端に印加される電圧)の抵抗性成分I130aを表している(R30aは図5及び図6中に図示せず)。ベクトルABは能動コイルの電圧の誘導性成分ωL30a1を表している(ここで、ωは電源70の動作周波数fの2π倍に等しい)。ベクトルBCは受動コイル部分L30bによって能動コイル部分L30aに誘導される電圧ωMI2を表している。ベクトルCDは電源70の出力と能動コイル部分L30aとの間に接続されている直列コンデンサーC1の電圧I1/ωC1を表している。ベクトルODは電源70の出力電圧Vpsを表している。
【0017】
受動コイル回路によって形成された回路に対し、ベクトルOWは電流I1によって発生する磁場によって誘導される、受動コイル部分L30bの電流を表している。ベクトルOFは受動コイルの電圧の抵抗性成分I230bを表している(R30bは図示せず)。ベクトルFEは受動コイルの電圧の誘導性成分ωL30bI2を表している。ベクトルEGは能動コイル部分L30aによって受動コイル部分L30bに誘導される電圧ωMI2を表している。ベクトルGOは受動コイル部分L30bの両端に接続されているコンデンサーC2の電圧I2/ωC2を表している。
【0018】
能動コイルの電流は電圧源Vpsによって駆動されるが、受動コイルのループは能動的なエネルギー源に接続されていない。能動コイル及び受動コイルは相互に結合するので、ベクトルBCは受動容量性コイル回路が存在しない場合に能動コイル部分の両端に存在する電圧(V'furn)を表すベクトルOBに足され、結果として、受動容量性コイル回路を備えた場合の、能動コイル部分の両端の電圧(Vfurn)を表すベクトルOCとなる。結果として生ずる誘導炉の電圧Vfurnは(点線で表されている)ベクトルOBによって表されている従来の誘導炉の電圧より小さい遅れ力率角度(lagging power factor angle)φ(x軸とベクトルOCとの間の反時計方向の角度)を有する。すなわち、図8に図示されているように、力率角度(power factor angle)の改善Δφがもたらされる。
【0019】
能動コイル部分と受動コイル部分との構成により、受動コイルの誘導性インピーダンスは容量性インピーダンスによって実質的に補償される(または、埋め合わされる)(すなわち、ωL30b≒1/ωC2)。受動コイル回路内の補償されない抵抗性成分R30bは能動コイル回路と受動コイル回路の2つの回路の間の相互インダクタンスによって能動コイル回路内に反映され、能動コイル回路の実質的な抵抗(または、実効抵抗)が増大し、結果的に、力率角度またはコイルシステムの効率が改善される。
【0020】
さらに、電源の出力に対する力率角度ψは図示されているように、ベクトルOJ(すなわち、受動コイル回路が存在しない場合の抵抗性成分ベクトルOAと容量性成分ベクトルAJとの合成によるベクトルV'ps)とベクトルOD(すなわち、受動コイル回路が存在する場合の抵抗性成分ベクトルOHと容量性成分ベクトルHDとの合成によるベクトルVps)との間の角度Δψだけ増大する。
【0021】
図3に示されているように、磁束集中装置20と底部支持構造40とに囲まれたプレナム(または、空間部)50は誘導コイル30によって発生する熱を排除するために、空冷式の機械的なシステム(図示せず)によって供給される(通常、空気である)冷却気体を通すための、送風用の空洞部を与える。
【0022】
通常、炉10の上部には溶融物の熱の損失を防止するための蓋(図示せず)が備えられる。蓋は炉に付加的な原料を導入することを可能にするために、機械的な操作システム等によって取り外し可能に構成される。
【0023】
以下に、本発明の誘導炉10の2つの実施例を示す。両方の実施例とも、誘導炉10は、アルミニウムの容量125千トン(MT)、最小残存溶融物20〜25MT、及び生産率10MT/hrを持つ。溶融アルミニウムに対して2,370kg/m3の密度、及び320kW−hrs/tonのエネルギー消費が使用された。両方の実施例の構成を図7に概略的に示し、コイル30のパラメーターを以下の表1に記す。
【0024】
【表1】
Figure 2004530275
【0025】
両方の実施例において、コイル30は60Hz及び、後で示される電圧及び電流での使用に適した円形の、絶縁電力ケーブルである。両方の実施例において、磁束集中装置20は約4の比透磁率(relative magnetic permeability)を持つ。
【0026】
両方の実施例において、坩堝60の内側の円筒形の形状に近い形状を持った溶融金属負荷(または、溶融金属材料)は以下の表2のパラメーターによって表される。
【0027】
【表2】
Figure 2004530275
この実施例の負荷のパラメーターは約5.5:1(7,200 mm/1,300mm)の、高さに対する径の比を有する内部負荷容量を持った坩堝を表している。この構成は比較的低い熱低効率(thermal resistivity)及び高い電気抵抗率(electrical resistivity)を持った金属負荷(または、金属材料)に対して、十分に浅い溶融物の深さを与える。図2に図示されているように、電気抵抗率(ρ)はアルミニウムの融点及び融点より高い温度において著しく上昇する。坩堝は径対高さの比が約3:1から6:1の範囲の内部の負荷容量を持つことが望ましい。
【0028】
第1の実施例においては、坩堝の下部の負荷領域(または、材料領域)に溶融アルミニウムを維持しながら、(約6μΩ・cmの平均低効率を持った)固体のアルミニウムを溶かすために十分な熱が、磁気誘導によって溶融アルミニウム負荷(または、溶融アルミニウム材料)に供給される。第1の実施例において、誘導炉10はアルミニウム溶融炉として機能する。以下の表3に記されている出力特性を達成するために、1つまたは複数の適当な電源から60Hzの電力が供給される。
【0029】
【表3】
Figure 2004530275
【0030】
第1の実施例において、上記の60Hzの電力をコイル30に供給したときの、コイルの動作パラメーターを以下の表4に記す。
【0031】
【表4】
Figure 2004530275
また、溶融アルミニウム負荷(または、溶融アルミニウム材料)に供給される電力を以下の表5に記す。
【0032】
【表5】
Figure 2004530275
【0033】
第2の実施例においては、上部及び下部の負荷領域(または、材料領域)に溶融アルミニウムを維持するために十分な熱が、磁気誘導によって、(約24.5μΩ・cmの平均低効率を持った)溶融金属アルミニウム負荷に供給される。第2の実施例において、誘導炉10は溶融アルミニウム加熱炉として機能する。以下の表6に記されている出力特性を達成するために、1つまたは複数の適当な電源から60Hzの電力が供給される。
【0034】
【表6】
Figure 2004530275
【0035】
第2の実施例において、上記の60Hzの電力をコイル30に供給したときの、コイルの動作パラメーターを以下の表7に記す。
【0036】
【表7】
Figure 2004530275
また、溶融アルミニウム負荷に供給される電力を以下の表8に記す。
【0037】
【表8】
Figure 2004530275
【0038】
両方の実施例とも、コイル30を冷却するために、プレナム50を介して冷却気体の流れが使用される。コイル30の周囲の30℃に等しい冷却空気の温度上昇Δtに対する冷却空気の流量は、第1の実施例に対して970m3/minであり、第2の実施例に対して973m3/minである。両方の実施例とも、本発明の誘導炉10が水冷式ではなく、空冷式の冷却を利用することができる程度に十分に低い誘導コイルの損失で、80パーセント以上の効率を達成できることを示している。
【0039】
さらに、坩堝の下部の負荷領域に固体のアルミニウムが配置される、誘導炉の初期状態の始動時においても、誘導炉10は従来の化石燃料式炉よりも速く固体のアルミニウムを溶融することができるだろう。
【0040】
ここまで、本発明は実施例とともに説明されてきたが、本発明の範囲が実施例に限定されないことは理解されなければならない。すなわち、本発明の範囲は付随する請求の範囲によって規定される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】従来の典型的な化石燃料燃焼反射炉の断面図である。
【図2】アルミニウムの温度に対する電気抵抗率を図示しているグラフである。
【図3】本発明の誘導炉の1つの実施例の断面図である。
【図4a】本発明の誘導炉で使用される底部支持構造の1つの実施例の正面図である。
【図4b】図4aの底部支持構造の、図4aの線分A−Aによって示されている部分の断面図である。
【図5a】能動コイル部分及び受動コイル部分から成る、本発明の誘導炉で使用される誘導コイルの1つの配置の概略図である。
【図5b】能動コイル部分及び受動コイル部分から成る、本発明の誘導炉で使用される誘導コイルのもう1つの配置の概略図である。
【図6a】能動コイル部分及び受動コイル部分から成る、本発明の誘導炉で使用される誘導コイルのもう1つの配置の概略図である。
【図6b】能動コイル部分及び受動コイル部分から成る、本発明の誘導炉で使用される誘導コイルのもう1つの配置の概略図である。
【図7】本発明の誘導炉の1つの実施例の断面図である。
【図8】本発明の誘導炉で使用される、能動コイル部分及び受動コイル部分を備えた誘導コイルの長所を図示するためのベクトル図である。
【符号の説明】
【0042】
10 誘導炉
12 土台
20 磁束集中装置
22 強磁性体部材
24 非磁性体のマトリックス材料
30 誘導コイル
30a 能動コイル部分
30b 受動コイル部分
32 磁束線
40 底部支持構造
42 内側の中央リング部材
44 横方向支持部材
46 外側の周辺リング部材
50 プレナム(空間部)
60 坩堝
62 排出口
64 ヒールライン
70 電源
100 化石燃料燃焼反射炉(従来技術)
110 坩堝
115 化石燃料バーナー
125 蓋
130 攪拌器
162 排出口

Claims (13)

  1. 電気伝導性材料を加熱するための誘導炉であって:
    電気伝導性材料を収容するための坩堝;
    前記坩堝の底部を支持するための底部支持構造;
    前記底部支持構造の下に配置された磁束集中装置;及び、
    前記底部支持構造と前記磁束集中装置との間に配置された少なくとも1つの誘導コイルであって、前記少なくとも1つの誘導コイルを通る交流電流の流れによって発生する磁場が前記電気伝導性材料を加熱する前記電気伝導性材料内の渦電流を誘導するために、前記電気伝導性材料を通過することを特徴とする誘導コイル、
    から成る誘導炉。
  2. 前記磁束集中装置が非電気伝導性材料内に配置された複数の分離した強磁性部材から構成される、請求項1に記載の誘導炉。
  3. 前記坩堝が円形の底部を持ち、前記磁束集中装置が内側の中央リング部材、外側の周辺リング部材、及び複数の横方向支持部材から構成され、前記磁場が少なくとも前記複数の横方向支持部材の間の空間を貫通するように、前記複数の横方向支持部材が前記内側の中央リング部材と前記外側の周辺リング部材とを放射状に接続する、請求項1に記載の誘導炉。
  4. 前記少なくとも1つの誘導コイルが:
    各々が交流電源に接続された、少なくとも1つの能動誘導コイル部分;及び、
    共振回路を形成するためにコンデンサーに接続された少なくとも1つの受動誘導コイル部分であって、前記電気伝導性材料を加熱するための前記電気伝導性材料内の渦電流を誘導する、前記電気伝導性材料を貫通する二次的な磁場を発生するために前記少なくとも1つの受動誘導コイル部分を通る二次的な電流の流れを誘導するために、前記少なくとも1つの能動誘導コイル部分によって発生する磁場が前記少なくとも1つの受動誘導コイル部分と磁気的に結合することを特徴とする受動誘導コイル部分、
    から成る、請求項1に記載の誘導炉。
  5. 前記少なくとも1つの能動誘導コイル部分及び前記少なくとも1つの受動誘導コイル部分が互いの内側及び外側に配置されている、請求項4に記載の誘導炉。
  6. 前記少なくとも1つの能動誘導コイル部分及び前記少なくとも1つの受動誘導コイル部分が互いの巻線の間の空間を埋めるように配置されている、請求項4に記載の誘導炉。
  7. 前記少なくとも1つの誘導コイルを冷却する冷却媒体を流すために、前記磁束集中装置と前記底部支持構造との間に配置されたプレナム(または、空間部)をさらに備える、請求項1に記載の誘導炉。
  8. 前記坩堝が前記電気伝導性材料を収容するために、径と高さの比が約3:1から6:1の範囲である、実質的に円筒形の容積を形成する、請求項1に記載の誘導炉。
  9. 電気伝導性材料を加熱するための誘導炉であって:
    電気伝導性材料を収容するための坩堝;
    前記坩堝の底部を支持し、電磁場の透過のための通路を備えた底部支持構造;
    前記底部支持構造の下に配置された磁束集中装置;及び、
    前記底部支持構造と前記磁束集中装置との間に配置された、少なくとも1つの能動コイル部分及び少なくとも1つの受動コイル部分から形成される少なくとも1つの誘導コイルであって、前記少なくとも1つの誘導コイルを通る交流電流の流れによって発生する磁場が前記電気伝導性材料を加熱する前記電気伝導性材料内の渦電流を誘導するために、前記電気伝導性材料を通過することを特徴とする誘導コイル、
    から成る誘導炉。
  10. 電気伝導性材料を加熱するための方法であって:
    底部支持構造上に坩堝を支持すること;
    前記坩堝内に電気伝導性材料を配置すること;
    前記底部支持構造の下に配置された少なくとも1つの誘導コイルを通る電流の流れにより磁場を発生すること;
    前記磁場を前記坩堝の底部の方向に向けること;
    前記電気伝導性材料を誘導的に加熱するために、前記磁場を前記坩堝内の前記電気伝導性材料と磁気結合させること、
    のステップから成る方法。
  11. 前記磁場を前記坩堝の底部に向ける前記ステップが前記少なくとも1つの誘導コイルの下に磁束集中装置を配置することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記電流の周波数が前記電気伝導性材料を電磁的に攪拌するために調整されている、請求項10に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの誘導コイルの少なくとも1つの受動コイル部分を少なくとも1つの交流電流源に接続されている能動コイル部分に磁気的に結合させることによって、前記少なくとも1つの誘導コイルの前記少なくとも1つの受動コイル内に、前記少なくとも1つの受動コイル部分の外部の二次的な磁場を生成する二次的な電流を誘導すること;及び、
    前記電気伝導性材料を誘導的に加熱するために、前記二次的な磁場を前記坩堝内の前記電気伝導性材料に磁気的に結合させること、
    のステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
JP2002592271A 2001-05-22 2002-05-21 底部に誘導コイルを備えた炉 Withdrawn JP2004530275A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29267901P 2001-05-22 2001-05-22
PCT/US2002/016137 WO2002095921A2 (en) 2001-05-22 2002-05-21 Furnace with bottom induction coil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004530275A true JP2004530275A (ja) 2004-09-30
JP2004530275A5 JP2004530275A5 (ja) 2005-07-21

Family

ID=23125713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002592271A Withdrawn JP2004530275A (ja) 2001-05-22 2002-05-21 底部に誘導コイルを備えた炉

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6693950B2 (ja)
EP (1) EP1405019A4 (ja)
JP (1) JP2004530275A (ja)
KR (1) KR20040015249A (ja)
CN (1) CN1509402A (ja)
AU (1) AU2002257311B2 (ja)
BR (1) BR0209894A (ja)
CA (1) CA2448299A1 (ja)
WO (1) WO2002095921A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084155A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Kowa Dennetsu Keiki:Kk 金属溶解装置
JP2015190708A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 富士電機株式会社 誘導加熱式非鉄金属溶解炉システム
JP2019505753A (ja) * 2015-12-03 2019-02-28 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 磁束濃縮器を形成する装置を有する2つの電磁誘導装置によって加熱された低温坩堝炉、金属及び酸化物の混合物を溶融するための炉の使用

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003301029A1 (en) * 2002-12-16 2004-07-22 Herman D. Branover Systems and methods of electromagnetic influence on electroconducting continuum
US7106016B2 (en) * 2003-07-31 2006-09-12 Siemens Energy & Automation, Inc. Inductive heating system and method for controlling discharge of electric energy from machines
US7709732B2 (en) * 2006-12-12 2010-05-04 Motorola, Inc. Carbon nanotubes litz wire for low loss inductors and resonators
US7556052B2 (en) * 2007-05-30 2009-07-07 Paul Wright Portable tree mounted hunting blind
US20090107991A1 (en) * 2007-10-29 2009-04-30 Mortimer John H Electric induction heating and melting of an electrically conductive material in a containement vessel
US7743191B1 (en) 2007-12-20 2010-06-22 Pmc-Sierra, Inc. On-chip shared memory based device architecture
US8562325B2 (en) * 2009-07-03 2013-10-22 Inductotherm Corp. Remote cool down of a purified directionally solidified material from an open bottom cold crucible induction furnace
CN101639327B (zh) * 2009-08-26 2011-04-27 苏州新长光热能科技有限公司 带底置搅拌装置的铝熔炼炉炉底窗口结构
US9469408B1 (en) * 2009-09-03 2016-10-18 The Boeing Company Ice protection system and method
WO2013112130A1 (en) * 2012-01-23 2013-08-01 Crucible Intellectual Property Llc Boat and coil designs
CN104493186B (zh) * 2014-11-26 2017-06-27 大连理工大学 一种均一球形微粒子的制备装置及其制备方法
KR101880428B1 (ko) * 2016-12-30 2018-07-23 (주)동산테크 알루미늄 합금 제조용 전자 펄스 발생 장치
JP2017198444A (ja) * 2017-05-08 2017-11-02 アップル インコーポレイテッド ボート及びコイルの設計
CN107135565A (zh) * 2017-06-15 2017-09-05 佛山市高捷工业炉有限公司 一种带搅拌功能的加热器及其熔炉
CN107228568A (zh) * 2017-06-15 2017-10-03 佛山市高捷工业炉有限公司 一种带搅拌功能的工业熔炉
IT201800007563A1 (it) * 2018-07-27 2020-01-27 Ergolines Lab Srl Sistema e metodo di rilevamento di condizione di fusione di materiali metallici entro un forno, sistema e metodo di rilevamento di condizione di fusione di materiali metallici e agitazione elettromagnetica, e forno dotato di tali sistemi
CN110542317B (zh) * 2019-09-27 2024-05-28 中国恩菲工程技术有限公司 有芯式电磁浸没燃烧冶炼装置
AT526173B1 (de) * 2022-05-20 2024-05-15 Ebner Ind Ofenbau Temperiereinrichtung

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2041333A (en) * 1932-04-09 1936-05-19 Heraeus Vacuumschmelze Ag Apparatus for producing carbonfree metals, alloys, and the like
US2513082A (en) * 1944-11-30 1950-06-27 Asea Ab Induction stirrer
US2570311A (en) * 1949-06-01 1951-10-09 Union Carbide & Carbon Corp Electric induction furnace
GB817046A (en) * 1956-10-30 1959-07-22 Asea Ab Improvements in water cooled stirring windings for furnaces
US2875261A (en) * 1957-02-26 1959-02-24 Swindell Dressler Corp Magnetomotive agitator for molten metal baths or the like
US2964581A (en) * 1959-02-24 1960-12-13 Swindell Dressler Corp Magnetomotive agitator for molten metal baths or the like
US3199842A (en) * 1962-04-12 1965-08-10 Asea Ab Gas-cooled electro-magnetic stirrer
DE1549673A1 (de) * 1966-12-21 1971-04-08 Almex Ab Zeichenlese- und -uebertragungsvorrichtung
SE329883B (ja) * 1969-06-24 1970-10-26 Asea Ab
SE373655B (sv) * 1973-06-18 1975-02-10 Asea Ab Ugn for smeltning av tackjern och skrot
DE59502832D1 (de) * 1994-03-25 1998-08-20 Junker Gmbh O Induktionstiegelofen mit mindestens zwei parallel an einen schwingkreisumrichter angeschlossenen spulen
CA2297232C (en) * 1997-07-31 2009-02-17 International Procurement, Inc. Apparatus and method for stirring molten metal using electromagnetic field

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084155A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Kowa Dennetsu Keiki:Kk 金属溶解装置
JP2015190708A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 富士電機株式会社 誘導加熱式非鉄金属溶解炉システム
JP2019505753A (ja) * 2015-12-03 2019-02-28 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 磁束濃縮器を形成する装置を有する2つの電磁誘導装置によって加熱された低温坩堝炉、金属及び酸化物の混合物を溶融するための炉の使用

Also Published As

Publication number Publication date
EP1405019A2 (en) 2004-04-07
US20030002559A1 (en) 2003-01-02
WO2002095921A2 (en) 2002-11-28
WO2002095921A3 (en) 2003-05-30
AU2002257311B2 (en) 2006-11-30
EP1405019A4 (en) 2006-08-09
KR20040015249A (ko) 2004-02-18
CN1509402A (zh) 2004-06-30
US6693950B2 (en) 2004-02-17
BR0209894A (pt) 2004-06-08
CA2448299A1 (en) 2002-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004530275A (ja) 底部に誘導コイルを備えた炉
AU2002257311A1 (en) Furnace with bottom induction coil
EP2363673B1 (en) Cold crucible induction furnace with eddy current damping
AU769728B2 (en) High efficiency induction melting system
JPH02287091A (ja) 誘導炉
US5394432A (en) Levitating and fusing device
JP2004530275A5 (ja)
US7796674B2 (en) Cold crucible induction furnace
JP2000515235A (ja) 冷ルツボ内でガラスを溶融させるための誘導炉
US20090107991A1 (en) Electric induction heating and melting of an electrically conductive material in a containement vessel
US1937065A (en) Induction furnace and method of operating the same
JP2001512182A (ja) 電磁界を使用して溶融金属を撹拌するための装置と方法
JP5436984B2 (ja) 誘導加熱方法および誘導加熱による溶融炉
US1851984A (en) Electric furnace
US20240210112A1 (en) Induction coils as non-contact temperature boosters and flow boosters for ferrous and non-ferrous materials in a furnace
JP4761593B2 (ja) 誘導溶解炉及び誘導溶解方法
RU2822212C1 (ru) Индукционная печь, содержащая дополнительный резонансный контур
US20230380025A1 (en) Compact and light electromagnetic shielding for a high-power inductor
JP2022546446A (ja) 追加の共振回路を備える誘導炉
JPH07270083A (ja) 注湯用取鍋の電磁撹拌装置
US8608370B1 (en) Combination holding furnace and electromagnetic stirring vessel for high temperature and electrically conductive fluid materials
Ahmed et al. Design of a coreless induction furnace for melting iron
JP2001307864A (ja) 浮揚溶解装置
US20090272733A1 (en) Heating and Melting of Multiple Discrete Charges in an Electric Induction Furnace

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802