JP2004526545A - 歯科衛生用装置 - Google Patents

Abstract

本歯科衛生用装置は、その装置を給水栓に接続するための手段と、歯を清浄化するのに適した方法でその水を送給するための手段とを含んでおり、その装置は、接続手段と連動する水の静的エアレーション手段をそれぞれ動作の停止及び作動するため、接続手段と結合させることができ、また、接続手段から分離することができる、水の圧力を調節するための手段を含む。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は歯科衛生用の装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
周知のように現在、歯科衛生は殆どの場合、デンタルフロス等の補助用品の使用の他に電動歯ブラシ及び水噴霧器の２つのタイプの装置で実行されている。
【０００３】
電動歯ブラシはたいてい歯垢の除去に適しているのに対し、水噴霧器は主に歯の間に残った食物の微小片を除去し、同時に、歯肉を効果的にマッサージするのに適している。
【０００４】
現在の水噴霧器は、更に、２つのタイプに細分することができる。
【０００５】
ポンプ、スイッチ等の電気機械式装置を使用する第一のタイプの水噴霧器は、タンクの存在を想定しており、作動されると、ポンプが噴霧ノズルへ送るための液体（水または水と含嗽剤）をそのタンクから汲み出す。
【０００６】
第二のタイプの水噴霧器は、水源として水道水の使用を想定しており、従ってポンプ、電気機械式装置等の使用を排除し、とりわけ、それらを接続し且つそれらを運転するための電源供給の必要性を排除したものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
電気式の水噴霧器の場合には、電流が使用され、そしてその電流の使用から生じる危険性が存在するという欠点がある。
【０００８】
その上、電気式のポンピングシステムは、通常音がやかましく、また、持ち運びするのが難しい。
【０００９】
それらの欠点に加え、水または含嗽剤の容器の容量が限られており、これは、それらの水または含嗽剤を頻繁に充填しなければならないことを意味しており、その一方で電気機械式部品を使用しているため、このタイプの水噴霧器は故障が生じる可能性が高くなるという事実がある。
【００１０】
最後になるが、重要性が最も低いという意味でなく、この電気式の水噴霧器は、嵩高く、且つコストが極めて高い。
【００１１】
給水栓に直接的に接続される第二のタイプの水噴霧器も数多くの欠点を有する。
【００１２】
それらの欠点の中でもとりわけそのような水噴霧器は、通常高圧でユーザーがそれらの噴霧器を使用する状態になるのを防ぐ手段を備えておらず、従って高圧の噴射水によって強く吹き付けられる充填物や歯肉に重大な損傷をもたらし得る、という事実が思い起こされる。
【００１３】
実際、これらの水噴霧器における圧力の調節は、通常、ユーザーの専門的技術に従って、熱水栓及び／又は冷水栓の開閉を手操作で調節することにより行われている。
【００１４】
これまでに説明してきたことから、特にそのようなタイプの水噴霧器を使用する最初のステップでは、２つの栓を調節するのが如何にかなり難しいことであるかが容易に理解されよう。
【００１５】
言い換えれば、そのような装置は通常、数多くの欠点の原因となり得る高圧噴射水からユーザーを保護する適切且つシンプルで機能的な安全システムを備えていない。
【００１６】
更に、給水栓に接続可能なタイプの水噴霧器の別の欠点は、改造したり、あるいは、それらの栓がその時点で端部に有する実行できるエアレーターの除去をもたらすことさえなく、簡単且つ迅速な前記栓への接続、及び、前記栓からの取り外しができないことである。
【００１７】
最後になるが、重要性が最も低いという意味でなく、水噴霧器は主にはそれらのサイズのため、それらが結合される高価な給水栓システムの非常に好ましい外観を損ねるエアレーターを備えている。
【００１８】
従って、そのような水噴霧器は、給水栓に存在するエアレーターを除去するか、あるいは極度に複雑で、過剰に目立ち、嵩高で、その上高価な接続システムを通じてそれらを使用するかのいずれかを要求し、これは、その水噴霧器自体の使用に制限を加えることになるか、もしくはユーザーが予め定めた給水栓でしかそれらを使用できなくなる。
【００１９】
本発明に課された課題は、既知のタイプの水噴霧器に関する前述の欠点を排除することである。
【課題を解決するための手段】
【００２０】
この課題における本発明の一つの重要な目的は、電気的なエネルギーを使用することなく、また、予め据え付けられている給水栓の操作を変える必要性を伴うことなく、水道本管に接続してあらゆる公的または私的な場所で使用することができる、極めて柔軟な使用可能性を有する歯科衛生の装置を提供することである。
【００２１】
本発明の別の目的は、その建物内に存在する水圧とは無関係に、実行できる最良の歯科衛生を保証するため、必要なすべての安全性をユーザーに提供することを可能にしながら、現実化するのが極めて簡単で機能的な歯科衛生の装置を実現することである。
【００２２】
本発明の別の目的は、やがて水垢が発生するとエアレーターと水噴霧器の両方の操作に影響を及ぼし得る可動部分を伴うことなく、給水栓から取り外されたときにエアレーションされた水がその給水栓から流れることを可能にする水噴霧器を実現することである。
【００２３】
本発明の更なる目的は、漂白剤や殺菌剤等の付加的な製品を比較的長い間補給する必要なく、直接的且つ一定の方法で使用することができる歯科衛生の装置を実現することである。
【００２４】
本発明の別の目的は、水噴霧器と電動歯ブラシの機能を組み合わせることができ、その上、やがて水噴霧器の運転状態を変えてしまったり運転の妨げとなり得る水垢が付きにくい、歯科衛生の装置を実現することである。
【００２５】
重要性が最も低い目的という意味でなく、本発明の最後の目的は、エアレーターのサイズが非常に小さく、従って、現存する給水栓の外観を損ねない歯科衛生の装置を実現することである。
【００２６】
この課題、並びに、これらの目的及び他の目的は、歯科衛生用装置によって達成され、その装置は、給水栓に装置を接続するための手段と、歯を清浄化するのに適した方法で水を送給するための手段とを含み、前記接続手段と動作可能なように結合される前記水の静的エアレーション手段をそれぞれ動作を停止および作動するために接続手段と結合させることができる、前記水の圧力を調節するための手段を含むことを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２７】
本発明の更なる特徴及び利点は、制限的な目的でなく、例示することを目的として添付図面に描かれている、本発明による装置の好適ではあるが排他的ではない実施態様の説明から一層明らかになるだろう。
【００２８】
以下で説明されている図面を参照すると、全体を参照番号１で示されている本発明による歯科衛生の装置は、給水栓（図示されていない）に接続するための手段２と、歯を洗浄するのに適した方法で水を送給するための手段３とを含む。
【００２９】
好ましくは、装置は、接続手段２と連動する水の静的エアレーション手段５を、それぞれ、結合中に動作を停止することができるように、また、分離中に作動することができるように、給水栓に接続するための手段２と容易に結合することができ、また、給水栓に接続するための手段２から容易に分離することができる、水の圧力を調節するための手段４を含む。
【００３０】
詳細には、水の圧力を調節するためのその手段は、内部チャンバー７を備えたガジオン６を含んでおり、その内部チャンバー内では、シリンダー９が、伸縮手段の作用、特にはバネ８の作用に対抗して、及び、バネ８の作用を通じて移動可能である。
【００３１】
シリンダー９は、一方の側には、ガジオン６の内面１１と水密シールを果たすのに適したＯ−リング１０を有しており、その反対側には、送給手段３に水を移送するのに適した可撓性チューブ１３に取り付けるためのエレメント１２を有する。
【００３２】
バネ８と、それ故、シリンダー９は、前記チャンバーを閉止するためのキャップ１４により、チャンバー７の内部に保持されている。
【００３３】
詳細には、シリンダー９は、少なくとも１つの水路を有しており、特には、バネ８の較正された弾性力よりも大きな圧力に達したときに、内部チャンバー７の内側で水が下向きに流れ、更には、内部チャンバーの外側へ向けて流れることができるように、外周に配置された直径方向に対向する２つの水路を有する。
【００３４】
更に明確に説明すると、歯を清浄化するのに適した水圧で使用する正常な状況では、シリンダー９は、予め較正されているバネ８により、リング１０を通じて水密シールを果たすガジオンのエッジ１１に押し付けられ、従って、給水栓から出てきた水は、シリンダー９内を通り、そこから可撓性チューブ１３へ至る。
【００３５】
その圧力が安全なレベルを超えている場合には、水は、シリンダー９に対抗して押し込みを加え、これにより、シリンダー９は、バネ８を押しつぶしてガジオンの表面１１から離れる方向に移動し、従って、水は、チャンバー７内へ流入し、その後、ガジオンの底面１６とそのガジオンを閉止するためのキャップ１４との間に存在する隙間から流出することが可能になる。
【００３６】
好ましくは、ガジオンは、ユーザーにより予め定められた水の圧力及び量を必要に応じて得ることができるように、バネ８をブロック及び／又は調節するための装置１８も有する。
【００３７】
いかなる場合でも、水の予め定められた圧力及び量は、本発明内のどこにでも位置付けられるあらゆる装置で得ることができる。
【００３８】
有利には、ガジオン６は、更に、シート１９を有しており、歯を清浄化するのに適した物質で実現された錠剤をそのシートの内部に包含させることができる。
【００３９】
シート１９は、起こり得るその錠剤の小さな断片への剥離が水の通路を偶発的に塞いでしまうことがないように、チャンバー７の内側のガジオンの通路の直径方向幅と同等かそれ以下の直径方向幅を有する。
【００４０】
こういう理由から、シート１９は、例えばガーゼまたはこの目的に適した別のフィルターエレメントで実現された錠剤を支持するための底面を有しており、図ではその底面が２０で示されている。
【００４１】
更に有利には、歯科衛生用物質がペースト、ゲル、または他の形態を為している場合、シート１９は、そのような物質を制御して放出するためのエレメントを備えることができる。
【００４２】
そのようなエレメント（図示されていない）は、壁部から傾斜して展開するタブであってもよく、あるいは、フィルターエレメント２０自体が多少なりとも分離した開口を有していてもよい。
【００４３】
静的エアレーション手段５は、それ自体は既知の方法で多くのフィルターエレメントを相互に結合させることにより実現されたエアレーター２１を含んでおり、そのエアレーターは、円筒体２２の内部に収容されている。
【００４４】
円筒体２２は、その内部に、圧力調節手段、特にガジオン６がこの円筒体２２と結合していないときに、その内部を水が通過している間、円筒体２２内へ空気を供給するのに適した複数の軸方向水路２４を備えた小さな環状ゾーン２３を有する。
【００４５】
この解決策の結果、支持体を伴うことなく、エアレーター２１を構成するフィルターエレメントを使用することが可能になり、その支持体は、円筒体自体の構造によって置き換えられており、その結果、煩わしさが実質的に低減されている。
【００４６】
もっと詳しく説明すると、円筒体２２内への水の通過は、その水に対してエアレーション効果を果たすように、空気を水路２４を通じて円筒体２２の内部へ、それ故、エアレーター２１の内部へ引き込む減圧状態を決定する。
【００４７】
このようにして、給水栓とそこから出てくる水の流れは、エアレーターを備えた従来の給水栓と同じ機能を果たす。
【００４８】
ガジオン６が円筒体２２に接続されると、これらの軸方向水路２４は閉じることとなり、従って、水はガジオン内へ、更には可撓性チューブ１３内へ流入することが可能になる。
【００４９】
図示されていない一つの構造的な変更態様では、複数の水路２４は、円筒体２２に関して放射状の広がりを持って配列されており、ガジオン６と円筒体２２との間の接続は、その円筒体の側面部分で行われている。
【００５０】
小さな環状ゾーンは、その内部に、互いに直径方向に対向して配置され、ガジオンに存在する個々のスロット２６に嵌め合わせるのに適した２つのピン２５を有し、これにより、一方のエレメントを他方のエレメントに対して僅かに回転させることによって優れた精度の接続及び密封を可能にする２つのエレメント間の差込みカップリングが可能となる。
【００５１】
送給手段３はグリップ３０を含み、そのグリップは、軸方向内側に、このグリップ３０の閉止用ヘッド３２と結合される可撓性チューブ１３を通すためのダクト３１を有する。
【００５２】
有利には、このグリップは、以下でもっと詳細に説明されているように、それの閉止用ヘッド３２に関してグリップの反対側に配列された、水を放出するための穴３３を有する。
【００５３】
次に、閉止用ヘッドは、可撓性チューブ１３の直径と比べて小さい断面積を有する、水を移送するための剛性チューブ４０を有する。
【００５４】
剛性チューブ４０は、ヘッド３２のカラー４１で、水送給用ノズル４３と係合させるためのシート４２を定めている。
【００５５】
送給用ノズル４３は、その内側に、弾性的に変形可能なＯ−リング４５と係合させるためのアバットメント４４を有する。
【００５６】
従って、リング４５は、アバットメント４４と剛性チューブ４０の前面４６との間で水密シールを果たす。
【００５７】
このような構成において、水がノズル４３から流出するのが困難なために剛性チューブ４０内の圧力が増大すると、水が表面４６から僅かに離れた位置にあるＯ−リング４５を通り越せるようにするのに適した、ノズル４３の僅かな変位が生じるであろう。
【００５８】
このように構成することにより、シート４２とグリップ３０の空洞４７との間の１つもしくはそれ以上の連通水路５６を通じる水は、穴３３を通じて流出することが可能になるであろう。
【００５９】
そのような密封システムは、それ自体で存在する、もしくは、既に言及されている他の制御システムに接続される、圧力の維持及び制御を保証するための更なるシステムである。
【００６０】
ノズル４３は、更に、その内部に、ノズルに対して実質的に垂直に配列されたアウトレット穴５１を越えて延びるテーパー付きのダクト５０を有する。
【００６１】
このように構成することにより、末端噴射水の割れが生じることとなり、また、穴５１が実質的に円錐状の形態を為しているという事実により、圧力に応じて穴５１から流出する直線型または開放型の噴射水を得ることができる。
【００６２】
更に、直線型の噴射水、シャワー型の噴射水、または、ノズルからもたらされる水の流出の完全な閉止を得るために、グリップ３０にボタン６０を設けることが想定できる。
【００６３】
有利には、送給用ノズル４３は、毛ブラシ自体と歯の間の隙間との両方から食物を取り除くため、噴射水と共に歯の機械的なブラッシングを組み合わせることができるように、アウトレット穴５１の近くに複数の毛ブラシ５３を支持する拡張部５２を持ち得る、参照番号２７で示されているような別の送給用ノズルで置き換えることができる。
【００６４】
水の脈動効果を実現するため、及び、食物の残滓に対して、その食物の残滓を更に一層歯の間の隙間に押し込むのではなく、そこに挟まっている食物の残滓を歯の間の隙間から取り除くのに適した合力が創出されるように、傾斜した方向に沿ってこの噴射水を差し向けるため、送給用ノズル４３は、更に、その端部領域に、ローターを収容するための底面７３に存在する３つの穴７２へ向けた水の通過を可能にするのに適した切り欠き部７１を有する回転式ローター７０を有することができる。
【００６５】
可動式毛ブラシを備えた従来型の電動歯ブラシの場合、歯の洗浄を最適化し、且つ、歯の間の隙間から食物を取り除くため、これらの毛ブラシによる洗浄に加えて、その電動歯ブラシと共に操作するのに適した噴射水も可能にするため、有利には、可撓性チューブ１３の前に配列される圧力調節手段４及びエアレーション手段５のように給水栓２に接続するための手段も使用することができる。
【００６６】
また、毛ブラシ５３を備えた送給用ノズル２は、ユーザーの選択及び要求に従って、従来の歯ブラシとしてそれらの使用を可能にするのに適したハンドル８内に挿入されてよいことにも言及すべきであろう。
【００６７】
このように考案された本発明は、すべてが本発明の概念によってカバーされる数多くの変更及び変形を受け入れることができる、更に、すべての細部は、技術的に同等なエレメントで置き換えることができる。
【００６８】
実践するに当たり、使用される材料並びにサイズは、当技術分野の状況の要求に従ってどんなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【００６９】
【図１】図１は、本発明による水噴霧器の概略図である。
【図２】図２は、図１に表されている本発明による水噴霧器の分解図である。
【図３】図３は、本発明による図２の接続手段の断面図である。ａは、下から見た平面図である。
【図４】図４は、本発明による図２の圧力調節手段の断面図である。
【図５】図５は、本発明による図２の送給手段の断面図である。
【図６】図６は、本発明による図２の送給用ノズルの断面図である。
【図７】図７は、本発明による毛ブラシを備えた水送給手段の正面図である。
【図８】図８は、図７に表されている本発明による送給手段を係合させるためのハンドルの側面図である。
【図９】図９は、異なる実施態様における送給用ノズルを断面図で示している。
【図１０】図１０は、本発明による図９のノズルを下から見た部分的な平面図である。
【図１１】図１１は、水の脈動効果を得るため、図９のノズルの内部に設けられたローターを示している。

Claims (18)

1. 歯科衛生用装置であって、装置を給水栓に接続するための手段と、歯を洗浄するのに適した方法で前記水を送給するための手段とを含むものにおいて、装置が、前記接続手段と結合される前記水の静的エアレーション手段をそれぞれ動作を停止及び作動するため、前記接続手段と結合することができ、且つ、前記接続手段から分離することができる、前記水の圧力を調節するための手段を含むことを特徴とする、歯科衛生用装置。
2. 前記水の圧力を調節するための前記手段が、内部チャンバーを有するガジオンを含み、その内部チャンバー内では、伸縮手段の作用に対抗して、及び、伸縮手段の作用を通じてシリンダーが移動可能であり、前記シリンダーは、一方の側に前記ガジオンを密封するためのＯ−リングを有し、反対側に前記水を前記送給手段へ移送するための可撓性チューブと接続するためのエレメントを有することを特徴とする、請求項１記載の歯科衛生用装置。
3. 前記伸縮手段が、前記予め定められた水圧まで、前記Ｏ−リングを通じて水密シールを果たす前記ガジオンに前記シリンダーをもたせかけた状態に保持するのに適した較正済みのバネからなることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
4. 前記シリンダーが、一旦前記較正済みのバネを圧縮している前記ガジオンから前記シリンダーを分離するのに適したある予め定められた圧力に達すると、前記チャンバー内の前記水を流出させるための、及び前記チャンバーの外部へ向けて流出させるための、外周に配列された少なくとも１つの水路を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
5. 装置が、送給される前記予め定められた水の圧力及び量を得るべく、前記バネをブロック及び／又は調節するための装置を含むことを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
6. 前記ガジオンが、歯科衛生用物質を制御して放出するエレメントを備えた包含用シートを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
7. 前記静的エアレーション手段が、円筒体の内部に収容されたエアレーターを含み、前記円筒体が、その内部に、前記圧力を調節するための手段が前記円筒体と結合されていないときに、前記水の通過中に前記円筒体の内部へ空気を供給するための複数の軸方向水路を備えた小さな環状ゾーンを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
8. 前記複数の水路が放射状であり、前記圧力を調節するための手段が前記円筒体の側方部分で接続されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
9. 装置が、前記ガジオンに存在する個々のスロットと差込み接続するための、前記環状ゾーンに挿入される２つもしくはそれ以上の好適には対向したピンを含むことを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
10. 前記送給手段がグリップを含み、前記グリップが、その軸方向内側に、前記グリップの閉止用ヘッドと結合される前記可撓性チューブを通すためのダクトを有し、また、前記グリップが、前記閉止用ヘッドの反対側に配列された前記水の放出用の穴を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
11. 前記閉止用ヘッドが、前記可撓性チューブの直径と比べてかなり小さい断面積を有する、前記水を移送するための剛性チューブを有し、前記剛性チューブが、前記ヘッドのカラーで前記水を送給するためのノズルと係合させるためのシートを定めており、前記シートが前記放出用の穴と連通していることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
12. 前記ノズルが、前記チューブの前面に接触して機能する弾性的に変形可能なＯ−リングと係合させるためのアバットメントを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
13. 前記ノズルが、その内側に、該ノズルに対して垂直に配列された前記水用のアウトレット穴を越えて延びるテーパー付きのダクトを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
14. 前記送給用ノズルが、脈動効果を実現させるため、及び好適には傾斜した方向に沿って該噴射水を差し向けるため、１つもしくはそれ以上のアウトレット穴に水を供給するための回転式のローターを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
15. 前記送給用ノズルが、前記歯を洗浄するための毛ブラシを備えていることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
16. 前記毛ブラシが電気機械的な機構によって作動されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
17. 前記ローターが、電動または手操作式歯ブラシの前記送給手段に包含されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。
18. 前記ローターが、前記電動または手操作式歯ブラシと交換可能な毛ブラシを備えた前記送給用ノズルと結合されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の歯科衛生用装置。