JP2004525775A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 連続鋳造に用いるタンディッシュ衝撃パッドであって、
   ａ）基盤プレート２が、溶融金属の進入流を受け入れて偏向させる衝撃面３を備えかつ周縁を持ち、
   ｂ）側壁４が、上記周縁の少なくとも一部に沿って上記基盤プレートから上に向かって延在しかつ上記衝撃面に面した内面７を持ち、かつ、
   上記側壁は、上記内面にあるアーチ天井付き段差付き構造８に取り囲まれた複数の貫通路５を備え、かつ、上記偏向された進入流の少なくとも一部を該貫通路を通して流出させる、連続鋳造用タンディッシュ衝撃パッド。
2. 上記側壁が上記基盤プレートの周縁全周を取り囲むことにより、頂部開口を持つ内部空間を形成していることを特徴とする請求項１記載のタンディッシュ衝撃パッド。
3. 上記側壁が複数の区分面を持ち、個々の区分面に少なくとも１つの貫通路を備えていることを特徴とする請求項２記載のタンディッシュ衝撃パッド。
4. 上記区分面が６つあることを特徴とする請求項３記載のタンディッシュ衝撃パッド。
5. 上記アーチ天井付き段差付き構造が、上記貫通路を跨ぐアーチ部を成す第１境界面６と、上記貫通路の上方の段差を形成する第２境界面とを備えていることを特徴とする請求項１記載のタンディッシュ衝撃パッド。
6. 上記基盤プレートから少なくとも１つのダム状内壁４が上へ延在して上記内部空間を複数の分室に分割５していることを特徴とする請求項２記載のタンディッシュ衝撃パッド。
7. 受け入れ分室が進入流を受け入れ、これと連通する少なくとも１つの流出分室が、頂部開口と、少なくとも１つの貫通路とを備えていることを特徴とする請求項６記載のタンディッシュ衝撃パッド。
8. 上記ダム状内壁が少なくとも１つの脚部１０上で上記基盤プレートから上へ延在し、該脚部と、該内壁と、該基盤プレートとによって形成された孔６が上記分室間の液体の流通を可能としていることを特徴とする請求項６または７記載のタンディッシュ衝撃パッド。
9. 上記ダム状内壁が、頂面と、該頂面上に設けられ上記分室間の液体の流通を可能にする凹部とを備えていることを特徴とする請求項６から８までのいずれか１項記載のタンディッシュ衝撃パッド。
10. 少なくとも１つのダム状内壁が上記基盤プレートから上へ延在していることを特徴とする請求項１記載のタンディッシュ衝撃パッド。
11. 連続鋳造に用いるタンディッシュ衝撃パッドであって、
    ａ）基盤プレート２が、溶融金属の進入流を受け入れて偏向させる衝撃面を備えかつ周縁を持ち、
    ｂ）側壁３が、上記衝撃面に面した内面を持ち、かつ上記基盤プレートから上へ向かって延在しかつ上記周縁の全周を取り囲んでいることにより、頂部開口を持つ内部空間を形成しており、かつ、
    少なくとも１つのダム状内壁４が上記基盤プレートから上へ延在していることにより、上記内部空間を受け入れ分室と、少なくとも一部は上記側壁で画定されている少なくとも１つの流出分室とに分割し、該側壁が上記内部空間から外部への貫通路９も少なくとも１つ形成していることを特徴とするタンディッシュ衝撃パッド。
12. 上記側壁が、上記内面にあるアーチ天井付き段差付き構造に取り囲まれた複数の貫通路を備え、かつ、上記偏向された進入流の少なくとも一部を該貫通路を通して流出させることを特徴とする請求項１１記載のタンディッシュ衝撃パッド。
13. 上記ダム状内壁が規定する孔が上記受け入れ分室と上記流出分室との間の液体の流通を可能としていることを特徴とする請求項１１または１２記載のタンディッシュ衝撃パッド。