JP2004519612A - 液体を制御するための弁 - Google Patents
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Abstract
本発明は、弁部材(3,4)を操作するためのピエゾアクチュエータを備えた、液体を制御するための弁(1)であって、弁部材(3,4)が操作時に弁ボディ(16)から進出運動させられるようになっている形式のものに関する。ピエゾアクチュエータと弁部材(3,4)との間には、ストローク制御機構が形成されている。さらに、当該弁は弁部材(3,4)のストローク(h1)を制限するためにストッパ装置(8)を有している。
Description
【0001】
背景技術
本発明は、液体流もしくは液体を配量するか、もしくは制御するための弁、特に蓄圧式噴射システムに用いられる燃料噴射弁に関する。
【0002】
液体を制御するための弁については、種々異なる構成が知られている。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開4332124号明細書に開示されている燃料噴射弁は、弁ニードルのための調節可能なストローク制限装置を有している。このストローク制限装置は、燃料噴射弁に設けられた案内孔内に移動可能に案内されている制限ストッパと、アクチュエータとから成っている。このアクチュエータは、ストローク制限装置の位置がこのアクチュエータの起動制御により決定されるようにストローク制限装置に配置されている。したがって、弁ニードルのストロークを、約0.1mmの範囲内で変えることができる。
【0003】
さらに、弁ニードルを取り囲むように配置された1つのリングから成る、調節可能なストローク制限装置も知られている。この場合、このリングには、1つの貫通スリットが形成されている。この貫通スリット内には、アクチュエータが配置されている。このアクチュエータは起動制御時に伸長するので、ストローク制限装置は案内孔内の規定の位置においてクランプされる。このようにして、極めて大きな範囲でのストローク調節を可能にする制限ストッパを提供することができる。
【0004】
ピエゾアクチュエータにより調節可能なストローク制限装置は、たしかに弁の作動時に個別に調節することができるが、しかしこのストローク制限装置の構造は比較的複雑である。さらに、外方へ向かって開く弁(外向き開放型弁)、つまり弁部材が操作時に弁ハウジングから進出運動するような弁も知られている、しかしこのタイプの弁はストロークストッパを有していない。しかし、作動中に、温度影響に基づき、各構成部分の互いに異なる膨張が生じる恐れがある。これにより、特に外向き開放型弁の場合には、噴射量差、噴射角差ならびに貫徹力差が生じる恐れがある。
【0005】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する、液体流もしくは液体を調量するか、もしくは制御するための本発明による弁は、従来技術に比べて次のような利点を持っている。すなわち、外向きに開放型弁の場合に弁部材のストロークが所定の最大値に制限されている。この場合、本発明によれば、たとえば弁部材を操作するためのピエゾアクチュエータを有する外向き開放型弁が設けられている。弁部材はダイレクトに、つまり直接機械的に、ピエゾアクチュエータによって操作されるので、弁部材のストローク制御が行われる。さらに、本発明によれば、弁部材のストロークを制限するためのストッパが設けられている。これにより、本発明によれば、弁に存在する公差を、熱的または機械的に生ぜしめられた、圧力の影響および長さ膨張に起因した公差にまで減少させることができる。これらの公差の総和は、ストッパを有しないピエゾアクチュエータのストローク公差よりも小さい。したがって、本発明によれば特に燃料噴射時における特に正確な噴射過程を可能にすることができる。この場合、噴射量、噴流角度ならびに貫徹力(Penetration)を正確に維持することができる。これにより、燃焼方法に好都合な影響が与えられる。さらに本発明によれば、それどころか動的な影響を最小限に抑えることができる。外向き開放型の弁を用いて燃焼室内へ燃料を斜めに噴射することも可能であることに基づき、本発明による弁は、スペース上の理由からシリンダヘッドに噴射弁を中心位置で組み込むことができないようなエンジンのためにも使用される。さらに、ストッパの種々異なる配置形式によって、貫徹時の噴射パターンや噴流形状を、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに適合させることができる。
【0006】
できるだけ単純な構造を提供するためには、ストッパが機械的なストッパとして形成されていると有利である。機械的なストッパはこの場合、調節リングと、この調節リングの位置を固定するためのクランプ片とから成っていると特に有利である。
【0007】
弁部材における規定された当付け点を得るためには、弁部材が肩部を有していて、この肩部に調節リングが接触していると有利である。
【0008】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、部品点数を減少させるために、調節リングとクランプ片とが単一部分から一体に形成されている。
【0009】
調節リングは、弁部材の最大ストロークを決定するために張出し部を有していると有利である。
【0010】
弁部材は弁ニードルとして形成されていると特に有利である。弁ニードルが傾動してひっかかることを阻止するためには、弁ニードルが弁ボディ内に2個所で案内されていると有利である。
【0011】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、弁部材が2つの部分、すなわち弁ニードルと押圧ピンとから形成されている。この場合、押圧ピンは弁部材を操作するためのピエゾアクチュエータと直接に結合されている。
【0012】
機械的なストッパと弁部材との間の確実な結合を可能にするためには、ストッパのクランプ片が弁部材と溶接されていると有利である。
【0013】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、ストッパ装置がハイドロリック的なストッパとして形成されている。これにより、たとえばハイドロリック的なストッパ室の種々異なる流体充填によって、弁部材の種々異なる最大ストロークを簡単に調節することができる。これにより、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに当該弁を特に簡単に適合させることが可能となる。
【0014】
本発明による弁は、蓄圧式噴射システムにおいて燃料噴射弁として使用されると特に有利である。
【0015】
したがって、本発明によれば、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに特に簡単に適合させることのできるストローク制限ストッパが設けられた弁が提供される。この場合、ストッパは移動調節可能に形成されているのではなく、このストッパは組付け時に種々異なる条件に適合させられる。したがって、本発明による弁は特にコンパクトに形成されていてよく、そしてエンジンルーム内の種々異なる位置に配置され得る。
【0016】
以下に、本発明のいくつかの実施例を図面につき詳しく説明する。
【0017】
図1および図2には、本発明の第1実施例による燃料噴射弁として形成された弁1が示されている。
【0018】
図1に示したように弁1は、ピエゾアクチュエータ(図示しない)と弁ニードル3とを有している。弁ニードル3は、押圧ピン4を介してピエゾアクチュエータのベース2に直接に連結されているので、この弁1では、いわゆる「ストローク制御機構」が形成されている。ストローク制御機構では、ピエゾアクチュエータが弁部材もしくは弁ニードル3を直接に機械的に操作する。図1に示したように、ピエゾアクチュエータのベース2はばねエレメント12によって押圧ピン4に当て付けられるので、形状接続、つまり嵌合に基づいた係合が形成される。
【0019】
弁ニードル3は弁ボディ16内に配置されており、この弁ボディ16は弁ホルダ17に結合されている。図1に示したように、弁1は外方へ向かって開くタイプの弁である。このタイプの弁では、弁ニードル3が操作時に弁ボディ16から外方へ運動させられる。弁ニードル3は操作されていない状態で弁座5を閉鎖している。弁ニードル3の傾動によるひっかかりを阻止するためには、第1の弁ガイド6と第2の弁ガイド7とが設けられている。第1の弁ガイド6は複数のウェブ状の突出部から成っており、これらの突出部は弁ボディ16に沿ってスライドする。これらの突出部は互いの間に通過部を有している。
【0020】
さらに押圧ピン4には、ばねクランプ片15が固定されている。このばねクランプ片15は、戻しばね14のためのばね受け座として働く。戻しばね14の他方の端部は弁ボディ16に支持されている。燃料は流入通路18を通って、弁ニードル3をめぐって配置された環状ギャップ19へ供給される。
【0021】
さらに、本発明の構成ではストッパ8が設けられている。このストッパ8は、特に図2に示したように、調節リング9とクランプ片10とを有している。クランプ片10はこの場合、溶接シーム11を介して押圧ピン4に固く結合されている。調節リング9は弁ニードル3に設けられた肩部13に接触していて、環状の突出部21を有している。この突出部21は弁ニードル3と押圧ピン4との間の移行範囲で、押圧ピン4に形成された切欠き22内に係合している。さらに調節リング9には、張出し長さh2を有する張出し部23が形成されている。したがって、この調節リング9は、弁ニードル3の、弁座5とは反対の側に位置する方の端部に、この端部を取り囲むように係合している。
【0022】
図2には、最大ストローク高さh1も示されている。弁1の最大ストローク高さh1は、弁ボディ16に設けられた端面側のストッパ面16aと調節リング9との間の間隔により決定される。
【0023】
本発明による弁1の組立ては次のようにして行われる。まず、弁ニードル3が前方から弁ボディ16内へ導入され、引き続き弁ボディ16の、アクチュエータ側の端部に設けられたストッパ面16aと弁ニードル3の肩部13との間の間隔が測定される。肩部13と弁ボディ16との間の間隔に関連して、相応する張出し長さh2を有する適当な調節リング9が選び出されるので、弁1の所望の最大ストロークh1が達成される。調節リング9は後方から弁ニードル3に被せ嵌められ、その結果、調節リング9は弁ニードル3に設けられた肩部13に載着される。引き続き、クランプ片10が後方から被せ嵌められて、溶接によって押圧ピン4に結合される。
【0024】
引き続き、戻しばね14とばねクランプ片15とが押圧ピンに被せ嵌められ、戻しばね14はばねクランプ片15を介してプリロードをかけられ、この場合、戻しばね14には所望の予荷重力もしくはプリロード力が加えられる。ばねクランプ片15は、たとえば溶接によって押圧ピン4に結合される。引き続き、弁ホルダ17が弁ボディ16に被せ嵌められ、弁ホルダ17と弁ボディ16とは、たとえば溶接によって互いに結合される。このときに、弁ボディ16と弁ホルダ17との間の溶接部位はできるだけ、第2の弁ガイド7からできるだけ大きく遠ざけられた個所に配置される。これにより、場合によって発生する溶接歪みに基づいた不都合な作用を阻止することができる。
【0025】
次に、本発明による弁の機能形式について説明する。噴射を行おうとする場合、ピエゾアクチュエータが起動制御され、これによりピエゾアクチュエータは、ばねエレメント12のばね力に抗して弁中心軸線x−xに沿った方向に伸長する。ピエゾアクチュエータのこのストロークは、アクチュエータベース2と押圧ピン4とを介して弁ニードル3に伝達される。押圧ピン4と弁ニードル3とは互いに固く結合されている。これにより、弁ニードル3は弁座5から引き離されるので、燃料の噴射が行われる。弁ニードル3の最大ストロークh1は、押圧ピン4に固定された機械的なストッパ8によって決定される。ところで、たとえば温度変化に基づいて個々の構成部分の長さ変化が生じた場合、ストッパ8は、この長さ変化が原因となって弁座5で弁ニードル3により開放される開放量が変化してしまうことを阻止する。したがって、運転時における噴射量が一定に保たれると共に、噴流角度や貫徹に影響が与えられることもない。このことは、特に噴流案内される燃焼方法の場合に必要となる。
【0026】
噴射を終了させたい場合には、ピエゾアクチュエータがもう一度制御され、これによりピエゾアクチュエータは収縮する。その場合、戻しばね14は、ばねクランプ片15と押圧ピン4とを介して弁ニードル3を再びその出発位置もしくは初期位置へ押し戻して、弁座5を閉鎖する。これによって噴射は終了する。
【0027】
図3には、本発明の第2実施例による弁が図示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、第1実施例の場合と同じ符号で示されている。
【0028】
図3に示したように、ストッパ8は第1実施例とは異なり、第2実施例では単一部分から一体に形成されている。すなわち、第1実施例における調節リング9とクランプ片10の代わりに、1つの環状のストッパ8しか存在してない。ストッパ8の長さ、特に弁ニードル3の肩部13を超えてオーバハングした張出し長さh2により、最大ストロークh1が決定される。種々異なる最大ストロークh1を可能にするためには、種々異なる大きさの張出し長さh2を有する複数の環状のストッパ8が準備されなければならない。その他の点に関しては第2実施例は第1実施例に相当しており、詳しい説明は省略する。
【0029】
図4には、本発明の第3実施例による弁1が示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、第1実施例および第2実施例の場合と同じ符号で示されている。
【0030】
図4に示したように、第1実施例や第2実施例とは異なり、弁ニードル3には肩部が設けられていない。弁の最大ストロークh1は、たとえば隙間ゲージによって規定され、引き続きストッパ8は、たとえば溶接によって弁ニードル3に固定される。溶接後に隙間ゲージは再び除去される。図4に示したように、ストッパ8は第2実施例の場合と同様にやはり単一部分から一体に形成されている。したがって、種々異なるゲージを準備することによって、種々異なった弁において種々異なる最大ストロークh1を調節することができる。
【0031】
図5には、本発明による第4実施例が図示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、やはり前で説明した第1〜第3の実施例の場合と同じ符号で示されている
第4実施例は、弁ニードル3に肩部が設けられていない点で第3実施例にほぼ相当している。しかし、図5には、弁ボディ16と弁ホルダ17との間の結合部が詳細に図示されている。図5に示したように、弁ボディ16と弁ホルダ17とは、溶接シーム20を介して互いに結合されている。なお念のために付記しておくと、弁ボディ16と弁ホルダ17との間に、ねじ山を用いた結合、つまり螺合を形成することもできる。
【0032】
したがって、本発明は、弁部材3,4を操作するためのピエゾアクチュエータを備えた、液体を制御するための弁1に関するものであり、この場合、前記弁部材3,4は操作時に弁ボディ16から進出するように運動する。ピエゾアクチュエータと弁部材3,4との間には、ストローク制御機構が形成されている。さらに、この弁1は、弁部材3,4の最大ストロークh1を制限するためにストッパ装置8を有している。
【0033】
本発明の前述の実施例は、本発明を説明するためのものであるに過ぎず、本発明を制限するものではない。本発明の枠から逸脱することなしに、本発明の枠内で種々の変化形や改良形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の第1実施例による燃料噴射弁の概略的な断面図である。
【図2】
図1に示した弁の、ストッパが配置されている範囲の拡大図である。
【図3】
本発明の第2実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
【図4】
本発明の第3実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
【図5】
本発明の第4実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
背景技術
本発明は、液体流もしくは液体を配量するか、もしくは制御するための弁、特に蓄圧式噴射システムに用いられる燃料噴射弁に関する。
【0002】
液体を制御するための弁については、種々異なる構成が知られている。たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開4332124号明細書に開示されている燃料噴射弁は、弁ニードルのための調節可能なストローク制限装置を有している。このストローク制限装置は、燃料噴射弁に設けられた案内孔内に移動可能に案内されている制限ストッパと、アクチュエータとから成っている。このアクチュエータは、ストローク制限装置の位置がこのアクチュエータの起動制御により決定されるようにストローク制限装置に配置されている。したがって、弁ニードルのストロークを、約0.1mmの範囲内で変えることができる。
【0003】
さらに、弁ニードルを取り囲むように配置された1つのリングから成る、調節可能なストローク制限装置も知られている。この場合、このリングには、1つの貫通スリットが形成されている。この貫通スリット内には、アクチュエータが配置されている。このアクチュエータは起動制御時に伸長するので、ストローク制限装置は案内孔内の規定の位置においてクランプされる。このようにして、極めて大きな範囲でのストローク調節を可能にする制限ストッパを提供することができる。
【0004】
ピエゾアクチュエータにより調節可能なストローク制限装置は、たしかに弁の作動時に個別に調節することができるが、しかしこのストローク制限装置の構造は比較的複雑である。さらに、外方へ向かって開く弁(外向き開放型弁)、つまり弁部材が操作時に弁ハウジングから進出運動するような弁も知られている、しかしこのタイプの弁はストロークストッパを有していない。しかし、作動中に、温度影響に基づき、各構成部分の互いに異なる膨張が生じる恐れがある。これにより、特に外向き開放型弁の場合には、噴射量差、噴射角差ならびに貫徹力差が生じる恐れがある。
【0005】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する、液体流もしくは液体を調量するか、もしくは制御するための本発明による弁は、従来技術に比べて次のような利点を持っている。すなわち、外向きに開放型弁の場合に弁部材のストロークが所定の最大値に制限されている。この場合、本発明によれば、たとえば弁部材を操作するためのピエゾアクチュエータを有する外向き開放型弁が設けられている。弁部材はダイレクトに、つまり直接機械的に、ピエゾアクチュエータによって操作されるので、弁部材のストローク制御が行われる。さらに、本発明によれば、弁部材のストロークを制限するためのストッパが設けられている。これにより、本発明によれば、弁に存在する公差を、熱的または機械的に生ぜしめられた、圧力の影響および長さ膨張に起因した公差にまで減少させることができる。これらの公差の総和は、ストッパを有しないピエゾアクチュエータのストローク公差よりも小さい。したがって、本発明によれば特に燃料噴射時における特に正確な噴射過程を可能にすることができる。この場合、噴射量、噴流角度ならびに貫徹力(Penetration)を正確に維持することができる。これにより、燃焼方法に好都合な影響が与えられる。さらに本発明によれば、それどころか動的な影響を最小限に抑えることができる。外向き開放型の弁を用いて燃焼室内へ燃料を斜めに噴射することも可能であることに基づき、本発明による弁は、スペース上の理由からシリンダヘッドに噴射弁を中心位置で組み込むことができないようなエンジンのためにも使用される。さらに、ストッパの種々異なる配置形式によって、貫徹時の噴射パターンや噴流形状を、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに適合させることができる。
【0006】
できるだけ単純な構造を提供するためには、ストッパが機械的なストッパとして形成されていると有利である。機械的なストッパはこの場合、調節リングと、この調節リングの位置を固定するためのクランプ片とから成っていると特に有利である。
【0007】
弁部材における規定された当付け点を得るためには、弁部材が肩部を有していて、この肩部に調節リングが接触していると有利である。
【0008】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、部品点数を減少させるために、調節リングとクランプ片とが単一部分から一体に形成されている。
【0009】
調節リングは、弁部材の最大ストロークを決定するために張出し部を有していると有利である。
【0010】
弁部材は弁ニードルとして形成されていると特に有利である。弁ニードルが傾動してひっかかることを阻止するためには、弁ニードルが弁ボディ内に2個所で案内されていると有利である。
【0011】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、弁部材が2つの部分、すなわち弁ニードルと押圧ピンとから形成されている。この場合、押圧ピンは弁部材を操作するためのピエゾアクチュエータと直接に結合されている。
【0012】
機械的なストッパと弁部材との間の確実な結合を可能にするためには、ストッパのクランプ片が弁部材と溶接されていると有利である。
【0013】
本発明のさらに別の有利な実施形態では、ストッパ装置がハイドロリック的なストッパとして形成されている。これにより、たとえばハイドロリック的なストッパ室の種々異なる流体充填によって、弁部材の種々異なる最大ストロークを簡単に調節することができる。これにより、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに当該弁を特に簡単に適合させることが可能となる。
【0014】
本発明による弁は、蓄圧式噴射システムにおいて燃料噴射弁として使用されると特に有利である。
【0015】
したがって、本発明によれば、種々異なる燃焼室もしくは種々異なるエンジンに特に簡単に適合させることのできるストローク制限ストッパが設けられた弁が提供される。この場合、ストッパは移動調節可能に形成されているのではなく、このストッパは組付け時に種々異なる条件に適合させられる。したがって、本発明による弁は特にコンパクトに形成されていてよく、そしてエンジンルーム内の種々異なる位置に配置され得る。
【0016】
以下に、本発明のいくつかの実施例を図面につき詳しく説明する。
【0017】
図1および図2には、本発明の第1実施例による燃料噴射弁として形成された弁1が示されている。
【0018】
図1に示したように弁1は、ピエゾアクチュエータ(図示しない)と弁ニードル3とを有している。弁ニードル3は、押圧ピン4を介してピエゾアクチュエータのベース2に直接に連結されているので、この弁1では、いわゆる「ストローク制御機構」が形成されている。ストローク制御機構では、ピエゾアクチュエータが弁部材もしくは弁ニードル3を直接に機械的に操作する。図1に示したように、ピエゾアクチュエータのベース2はばねエレメント12によって押圧ピン4に当て付けられるので、形状接続、つまり嵌合に基づいた係合が形成される。
【0019】
弁ニードル3は弁ボディ16内に配置されており、この弁ボディ16は弁ホルダ17に結合されている。図1に示したように、弁1は外方へ向かって開くタイプの弁である。このタイプの弁では、弁ニードル3が操作時に弁ボディ16から外方へ運動させられる。弁ニードル3は操作されていない状態で弁座5を閉鎖している。弁ニードル3の傾動によるひっかかりを阻止するためには、第1の弁ガイド6と第2の弁ガイド7とが設けられている。第1の弁ガイド6は複数のウェブ状の突出部から成っており、これらの突出部は弁ボディ16に沿ってスライドする。これらの突出部は互いの間に通過部を有している。
【0020】
さらに押圧ピン4には、ばねクランプ片15が固定されている。このばねクランプ片15は、戻しばね14のためのばね受け座として働く。戻しばね14の他方の端部は弁ボディ16に支持されている。燃料は流入通路18を通って、弁ニードル3をめぐって配置された環状ギャップ19へ供給される。
【0021】
さらに、本発明の構成ではストッパ8が設けられている。このストッパ8は、特に図2に示したように、調節リング9とクランプ片10とを有している。クランプ片10はこの場合、溶接シーム11を介して押圧ピン4に固く結合されている。調節リング9は弁ニードル3に設けられた肩部13に接触していて、環状の突出部21を有している。この突出部21は弁ニードル3と押圧ピン4との間の移行範囲で、押圧ピン4に形成された切欠き22内に係合している。さらに調節リング9には、張出し長さh2を有する張出し部23が形成されている。したがって、この調節リング9は、弁ニードル3の、弁座5とは反対の側に位置する方の端部に、この端部を取り囲むように係合している。
【0022】
図2には、最大ストローク高さh1も示されている。弁1の最大ストローク高さh1は、弁ボディ16に設けられた端面側のストッパ面16aと調節リング9との間の間隔により決定される。
【0023】
本発明による弁1の組立ては次のようにして行われる。まず、弁ニードル3が前方から弁ボディ16内へ導入され、引き続き弁ボディ16の、アクチュエータ側の端部に設けられたストッパ面16aと弁ニードル3の肩部13との間の間隔が測定される。肩部13と弁ボディ16との間の間隔に関連して、相応する張出し長さh2を有する適当な調節リング9が選び出されるので、弁1の所望の最大ストロークh1が達成される。調節リング9は後方から弁ニードル3に被せ嵌められ、その結果、調節リング9は弁ニードル3に設けられた肩部13に載着される。引き続き、クランプ片10が後方から被せ嵌められて、溶接によって押圧ピン4に結合される。
【0024】
引き続き、戻しばね14とばねクランプ片15とが押圧ピンに被せ嵌められ、戻しばね14はばねクランプ片15を介してプリロードをかけられ、この場合、戻しばね14には所望の予荷重力もしくはプリロード力が加えられる。ばねクランプ片15は、たとえば溶接によって押圧ピン4に結合される。引き続き、弁ホルダ17が弁ボディ16に被せ嵌められ、弁ホルダ17と弁ボディ16とは、たとえば溶接によって互いに結合される。このときに、弁ボディ16と弁ホルダ17との間の溶接部位はできるだけ、第2の弁ガイド7からできるだけ大きく遠ざけられた個所に配置される。これにより、場合によって発生する溶接歪みに基づいた不都合な作用を阻止することができる。
【0025】
次に、本発明による弁の機能形式について説明する。噴射を行おうとする場合、ピエゾアクチュエータが起動制御され、これによりピエゾアクチュエータは、ばねエレメント12のばね力に抗して弁中心軸線x−xに沿った方向に伸長する。ピエゾアクチュエータのこのストロークは、アクチュエータベース2と押圧ピン4とを介して弁ニードル3に伝達される。押圧ピン4と弁ニードル3とは互いに固く結合されている。これにより、弁ニードル3は弁座5から引き離されるので、燃料の噴射が行われる。弁ニードル3の最大ストロークh1は、押圧ピン4に固定された機械的なストッパ8によって決定される。ところで、たとえば温度変化に基づいて個々の構成部分の長さ変化が生じた場合、ストッパ8は、この長さ変化が原因となって弁座5で弁ニードル3により開放される開放量が変化してしまうことを阻止する。したがって、運転時における噴射量が一定に保たれると共に、噴流角度や貫徹に影響が与えられることもない。このことは、特に噴流案内される燃焼方法の場合に必要となる。
【0026】
噴射を終了させたい場合には、ピエゾアクチュエータがもう一度制御され、これによりピエゾアクチュエータは収縮する。その場合、戻しばね14は、ばねクランプ片15と押圧ピン4とを介して弁ニードル3を再びその出発位置もしくは初期位置へ押し戻して、弁座5を閉鎖する。これによって噴射は終了する。
【0027】
図3には、本発明の第2実施例による弁が図示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、第1実施例の場合と同じ符号で示されている。
【0028】
図3に示したように、ストッパ8は第1実施例とは異なり、第2実施例では単一部分から一体に形成されている。すなわち、第1実施例における調節リング9とクランプ片10の代わりに、1つの環状のストッパ8しか存在してない。ストッパ8の長さ、特に弁ニードル3の肩部13を超えてオーバハングした張出し長さh2により、最大ストロークh1が決定される。種々異なる最大ストロークh1を可能にするためには、種々異なる大きさの張出し長さh2を有する複数の環状のストッパ8が準備されなければならない。その他の点に関しては第2実施例は第1実施例に相当しており、詳しい説明は省略する。
【0029】
図4には、本発明の第3実施例による弁1が示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、第1実施例および第2実施例の場合と同じ符号で示されている。
【0030】
図4に示したように、第1実施例や第2実施例とは異なり、弁ニードル3には肩部が設けられていない。弁の最大ストロークh1は、たとえば隙間ゲージによって規定され、引き続きストッパ8は、たとえば溶接によって弁ニードル3に固定される。溶接後に隙間ゲージは再び除去される。図4に示したように、ストッパ8は第2実施例の場合と同様にやはり単一部分から一体に形成されている。したがって、種々異なるゲージを準備することによって、種々異なった弁において種々異なる最大ストロークh1を調節することができる。
【0031】
図5には、本発明による第4実施例が図示されている。同一の構成部分もしくは同一機能を有する構成部分は、やはり前で説明した第1〜第3の実施例の場合と同じ符号で示されている
第4実施例は、弁ニードル3に肩部が設けられていない点で第3実施例にほぼ相当している。しかし、図5には、弁ボディ16と弁ホルダ17との間の結合部が詳細に図示されている。図5に示したように、弁ボディ16と弁ホルダ17とは、溶接シーム20を介して互いに結合されている。なお念のために付記しておくと、弁ボディ16と弁ホルダ17との間に、ねじ山を用いた結合、つまり螺合を形成することもできる。
【0032】
したがって、本発明は、弁部材3,4を操作するためのピエゾアクチュエータを備えた、液体を制御するための弁1に関するものであり、この場合、前記弁部材3,4は操作時に弁ボディ16から進出するように運動する。ピエゾアクチュエータと弁部材3,4との間には、ストローク制御機構が形成されている。さらに、この弁1は、弁部材3,4の最大ストロークh1を制限するためにストッパ装置8を有している。
【0033】
本発明の前述の実施例は、本発明を説明するためのものであるに過ぎず、本発明を制限するものではない。本発明の枠から逸脱することなしに、本発明の枠内で種々の変化形や改良形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の第1実施例による燃料噴射弁の概略的な断面図である。
【図2】
図1に示した弁の、ストッパが配置されている範囲の拡大図である。
【図3】
本発明の第2実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
【図4】
本発明の第3実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
【図5】
本発明の第4実施例による弁の一部を示す概略的な断面図である。
Claims (10)
- 弁部材(3,4)を操作するためのピエゾアクチュエータを備えた、液体を制御するための弁であって、弁部材(3,4)が操作時に弁ボディ(16)から進出運動させられるようになっている形式のものにおいて、ピエゾアクチュエータと弁部材(3,4)との間にストローク制御機構が形成されており、当該弁が、弁部材(3,4)のストローク(h1)を制限するためのストッパ装置(8)を有していることを特徴とする、液体を制御するための弁。
- ストッパ装置(8)が機械的なストッパとして形成されている、請求項1記載の弁。
- 弁部材(3)が肩部(13)を有しており、該肩部(13)にストッパ装置(8)が接触している、請求項1または2記載の弁。
- 機械的なストッパ(8)が単一部分から一体に形成されている、請求項2または3記載の弁。
- 機械的なストッパが、調節リング(9)とクランプ片(10)とによって形成されている、請求項2または3記載の弁。
- 機械的なストッパ(8)が、張出し長さ(h2)を有する張出し範囲(23)を有しており、該張出し範囲(23)によって弁部材(3)の最大ストローク(h1)が決定されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の弁。
- 弁部材が弁ニードル(3)として形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の弁。
- 弁ニードル(3)とピエゾアクチュエータとの間に押圧ピン(4)が配置されている、請求項7記載の弁。
- 機械的なストッパ(8)が弁部材(3,4)と溶接されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の弁。
- ストッパ装置がハイドロリック的なストッパとして形成されている、請求項1記載の弁。
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