JP2004516202A - 取り出しカートリッジ及びシステム - Google Patents
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Abstract
ハウジングと、該ハウジングの内部領域内に挿入されることになるカートリッジとを含む取り出しシステムである。ハウジングは、交差する複数の外部側壁と、取り出しのど部を定める第1の端壁と、第2の端壁と、カートリッジをハウジング内に固定する手段とを含む。カートリッジは、可撓性のバッグと、該可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品と、カートリッジをハウジング内に拘束する手段と、製品を該可撓性のバッグから解放する手段とを含む。
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は、一般に、取り出し装置及びシステムの分野に関する。より具体的には、本発明は、ナプキン、タオル、トイレットペーパーなどのような紙製品を取り出すための装置及びシステムの分野に関する。
【0002】
(背景技術)
ユーザが紙製品をすぐに使えるようにするために、紙製品についての様々な種類のディスペンサが開発されてきた。このようなディスペンサは、顧客が個人的利用のために所望の量の紙製品をディスペンサから取り出す、レストラン又はトイレのような公共の場所に設けられることが多い。ファーストフードレストランのような来客数の多い幾つかの場所においては、短い時間に、多くの顧客がナプキン・ディスペンサのような紙製品のディスペンサを使用する。したがって、多くの顧客が使用できるように多数の紙製品を保持するディスペンサが開発されてきた。
【0003】
しかしながら、多くのディスペンサは、装入するのが難しく、この困難さは、ディスペンサの寸法が大きくなるにつれて増加する。紙製品がディスペンサ内に適切に装入されなかった場合には、ユーザが取り出したときに紙製品が詰まることがあり、そのため、紙製品をそれ以上取り出すことができなくなる。また、多数の紙製品が含まれている場合には、大きなディスペンサを詰め替える人が、該紙製品の一部を床に落とす可能性がある。落とされた紙製品はいずれも不衛生であり、捨てなければならず、そのため多くの無駄が生じ、大きなディスペンサの利点をさらに損なうことになる。
【0004】
大きなディスペンサ及び紙製品を含むカートリッジの使用によって、これらの問題を部分的に克服することができる。このようなディスペンサ/カートリッジシステムが、米国特許第09/156,230号に開示される。このようなシステムにおいて、カートリッジの使用は、ストックを維持し、空のディスペンサを詰め替える工程を簡単にするものである。
しかしながら、カートリッジにより、詰め替えにさらに多くの費用がかかるようになる。したがって、使用における信頼性があり、簡単で費用のかからないカートリッジへの必要性が存在する。また、ディスペンサを詰め替えるのに単一のカートリッジを用いる場合には、該カートリッジを極めて大きいものとすることができる。したがって、カートリッジの単位体積当たり多数の所定の紙製品を収容するカートリッジへの必要性も存在する。言い換えれば、ディスペンサを補充するのに必要とされる多数の製品を依然として提供する小さなカートリッジへの必要性がある。この小さなカートリッジは、ディスペンサ内に挿入された後、簡単に開けられるものでなければならない。
【0005】
(発明の開示)
従来技術において生じる説明された困難及び問題を受けて、新しいカートリッジ及び取り出しシステムが見い出された。
一つの実施形態であるハウジングの内部領域内に挿入されるように設計された取り出しカートリッジが、バッグ内に収容された製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグを含む。カートリッジはまた、可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品と、該カートリッジをハウジング内に拘束する手段とを含む。さらに、カートリッジは、解放されたときに少なくとも幾つかの製品が可撓性のバッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるように、製品を該可撓性のバッグから解放する手段を含む。
【0006】
製品を収容するための可撓性のバッグを、ほぼ矩形とすることができる。可撓性のバッグを、紙製品、又はポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグが約0.3ミルから15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをプラスチック・シートで形成することができる。バッグは、約1ミルから約7ミルまでとし得る厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁が、約2ミルから約3ミルまでとし得る厚さを有することがより望ましい。1ミルは、0.001インチすなわち0.0254mmである。
【0007】
可撓性のバッグ内に圧縮された複数の製品を、複数の吸収体製品とすることができる。製品は、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は拭取材とすることができる。製品をカートリッジ内に該製品の厚さとほぼ平行な方向に圧縮することができる。製品は、紙製であることが望ましい。製品は、包装する前に体積を減少させるように圧縮され、次いでカートリッジ内に再び圧縮された紙製品とすることができる。
カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも一つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップを含むことができる。フラップは、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めることができる。
【0008】
製品を可撓性のバッグから解放する手段が、該可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含むことができ、該製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、前記複数の製品を該可撓性のバッグから引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグから解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブを含むことができる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品解放部を定めることができる。
【0009】
本発明の別の実施形態において、複数の個々の紙製品をディスペンサ・ハウジングから取り出すための取り出しカートリッジが設けられる。カートリッジは、ほぼ矩形の可撓性のバッグを含む。可撓性のバッグは、紙、不織材料、又はプラスチックフィルム、或いはそれらの組み合わせで形成することができる。例えば、可撓性のバッグが、約0.3ミルから約15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをプラスチック・シートで形成することができる。バッグは、約1ミルから約7ミルまでとし得るの厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁は、約2ミルから約3ミルまでとし得る厚さを有することがより望ましい。1ミルは、0.001インチすなわち0.0254mmである。
バッグは、該バッグ内に装入されることになる紙製品の寸法と同じに作られる。可撓性のバッグ内に紙製品の厚さにほぼ平行な方向に圧縮された複数の紙製品が、該バッグ内にある。
【0010】
実施形態が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップを含む。このフラップは、カートリッジをハウジング内に拘束するように、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を含む。
可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含む製品解放機構がある。製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品を可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品が該バッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。製品解放機構はまた、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブも含む。
可撓性のバッグ内に圧縮された紙製品を、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は拭取材とすることができる。
【0011】
本発明の別の実施形態である取り出しシステムは、ハウジング及びカートリッジの双方を含む。
ハウジングは、カートリッジを受けるように、内面と該内面内の内部領域とを定める交差する複数の外部側壁を含む。ハウジングはまた、外部側壁に交差し、取り出しのど部を定める第1の端壁も含む。さらに、ハウジングは、外部側壁に交差する第2の端壁を含む。さらに、ハウジングは、カートリッジを該ハウジング内に固定する手段を含む。
【0012】
ハウジングの内部領域内に挿入されることになるカートリッジは、中に装入されることになる製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグを含む。カートリッジはまた、可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品も含む。さらに、カートリッジは、該カートリッジをハウジング内に拘束する手段と、製品を可撓性のバッグから解放する手段とを含む。
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁の内部又は第2の端壁の内部に取り付けれらた少なくとも1つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に固定する手段は、外部側壁の少なくとも1つ又は第2の端壁によって定められた少なくとも1つの取付け穴又はスロットを含むことができる。
カートリッジをハウジング内に拘束する手段は、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも1つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に拘束する手段は、可撓性のバッグの上部に取り付けられた、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めるフラップを含むことができる。
【0013】
ハウジングは、外部側壁の一つ又はそれ以上の内面から内部領域内に延びてカートリッジ及び/又は製品に接触する、一つ又はそれ以上の突起部を含むことができる。ハウジングの内面から延びる突起部を、湾曲したバンパ及び/又はリブ部材とすることができる。突起部が湾曲したバンパである場合には、該湾曲したバンパは、取り出し方向と垂直に該湾曲したバンパを横切って延びる複数のリッジをさらに含むことができる。さらに、突起部を第1の端壁と接触させることができる。突起部を、少なくとも1つの対向する外部側壁のハウジングの内面、及び取り出しのど部の周りの領域の端壁から延びるように配置されたリブ部材とすることができる。一つの実施形態において、リブ部材は、バッグから取り出された製品に接触し、該製品をハウジング内の取り出し位置に支持することができる。
【0014】
外部側壁の一つ又はそれ以上が、ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを内部領域内に挿入できるように開閉可能となるドアを含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に固定する手段、及び該カートリッジをハウジング内に拘束する手段にアクセスできるように、ドアを開閉可能にすることができる。さらに、第1の端壁が、ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを内部領域内に挿入できるように開閉可能となるドアを含むことができる。
【0015】
製品を収納するための可撓性のバッグをほぼ矩形にすることができる。可撓性のバッグを紙製にすることができる。代わりに、及び/又は更に、可撓性のバッグが約0.3ミルから約15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをシートのようなプラスチック材料で作ることもできる。バッグが、約1ミルから約7ミルまでとし得る厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁が、約2ミルから約3ミルし得る厚さを有することがより望ましい。
カートリッジは、取り外し可能な製品アクセス部を含むことができ、該製品アクセス部を取り外すことによりカートリッジ内に開口部が形成され、該開口部の少なくとも1つが突起部の少なくとも1つに隣接して配置され、該突起部が該開口部を通って延びて複数の製品に接触するようになる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品アクセス部を定めることができる。
【0016】
製品を可撓性のバッグから解放する手段は、該可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含むことができる。製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品を可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品が該バッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品解放部を定めることができる。さらに、製品を可撓性のバッグから解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブを含むことができる。
【0017】
可撓性のバッグ内に圧縮された複数の製品を複数の紙製品とすることができる。紙製品は、ナプキン、ティッシュ、又はタオルとすることができる。紙製品は、カートリッジ内に紙製品の厚さとほぼ平行の方向に圧縮することができる。
本発明の目的及び利点は、以下の説明において部分的に述べられ、又はその説明から明らかであり、或いは本発明の実施形態を通して理解することができる。
【0018】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明は、同じ参照番号が同じ部品を指す添付図面(尺度は正確ではない)と併せて以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。
本発明の種々の実施形態について詳細に説明し、そのうちの一つ又はそれ以上の例を添付の図面に示す(必ずしも尺度は正確ではない)。各例は、本発明を限定するものではなく、本発明を説明するものとして与えられる。例えば、1つの実施形態又は図の一部として説明され記載された特徴を別の実施形態に使用して、さらに別の実施形態を生み出すことができる。本発明は、このような修正及び変形を含むものである。
【0019】
図1に大まかに具体化されるように、製品12を取り出すための新しい取り出しカートリッジ10の第1の実施形態が開示される。
ハウジングの内部領域内に挿入されることになる取り出しカートリッジ10は、中に装入されることになる製品12の寸法と同じに作られた可撓性のバッグ14を含む。「バッグ」という用語は、品目を保持するために用いられる可撓性の袋又はポーチ状の容器を指す。製品を圧縮した状態でバッグ内に保持するために、該バッグの外部に応力をかけるか、又は張力をかけることができる。可撓性のバッグ内の製品の上に応力又は張力をかけている、可撓性の材料で形成された一つ又はそれ以上のパネル又は面を有するように、該バッグを構成することができる。取り出しカートリッジ10はまた、可撓性のバッグ14内に取り出し方向16に圧縮された複数の製品12も含む。さらに、取り出しカートリッジ10は、該カートリッジをハウジング内の所定位置に拘束又は保持する拘束手段18を含む。最後に、取り出しカートリッジ10は、製品を可撓性のバッグから解放又は排出する解放手段20を含み、解放又は排出されたときに、少なくとも幾つかの圧縮された製品12がバッグ14からハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。
【0020】
製品12を収容するための可撓性のバッグ14を、ほぼ矩形にすることができる。可撓性のバッグ14を、ポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグ14は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有することができる。可撓性のバッグ14は、プラスチックフィルムで作られることが望ましいが、紙、不織ウェブ、又はその種の他のものを含む、本発明の範囲内にある何らかの他の適切な材料で作ることもできる。可撓性のバッグ14の内面は、製品12を該バッグから引き出し、続いて取り出す工程を容易にするために低い摩擦係数を有することが望ましい。可撓性のバッグ14は、一方の側又は両側に補強部品(例えば、付加的なプラスチック、紙、厚紙、板紙など)を有し、完全には密閉されていないハウジング内で露出されることがある該バッグ14の領域に付加的な剛性及び強度を与えることができる。代わりに及び/又は更に、可撓性のバッグ14は、一端又は両端に補強部品を有することができる。
【0021】
可撓性のバッグ14内に圧縮された複数の製品12は、複数の紙製品とすることができる。紙製品は、ナプキン、ティッシュ、タオル、拭取材、又は他の同様の材料とすることができる。紙製品は、取り出しカートリッジ10内に該紙製品の厚さ22とほぼ平行な方向に圧縮することができる。取り出しカートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々のナプキンを一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
製品12を、おむつ、失禁用製品、又は女性用衛生用品のような吸収体製品とし得ることも考えられる。圧縮することができ、圧縮力を解放したときに元の厚さの大部分を回復するあらゆる製品12が、本発明の範囲内に含まれる。
【0022】
取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、機械的手段又は接着手段のいずれか、或いはその組合せによるものとすることができる。取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26に取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材24を含むことができる。
さらに、取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含むことができる。フラップ26は、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定めることができる。用いられ得る他の機械的ファスナには、フック、ループファスナ(例えば、Velcro(登録商標)フック及びループ・ファスナ)、アイ・アンド・フック、スナップ、クリップ、弾性バンド、ストリング、ロッド、及び磁気ストリングが含まれる。
【0023】
代わりに、取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段を、該カートリッジをハウジング内に拘束するのに用いられる接着シールによるものとすることができる。当業者であれば、従来の接着剤及び接着接合技術をこの用途に容易に応用することができる。
接着剤を、可撓性のバッグの少なくとも一方の側の長さに沿って通る少なくとも1つの接着ストリップの形態の感圧接着剤層とすることが望ましい。感圧接着剤を利用する一つの方法は、圧着封式の封筒などに用いられるように、感圧接着剤をストリップに適用することである。接着剤は、カートリッジが挿入されることになるハウジングの相互の面を十分に接着するように選択されなければならない。接着のレベルを、大きく変化させ調整することができる。ハウジング内に挿入されたカートリッジが、製品全体が消耗されて空になるまで該ハウジング内に取り付けられた状態のままであるのに十分な程の接着レベルが、接着剤によりもたらされることが望ましい。接着が不十分な場合は、カートリッジがハウジング内でつぶれ、カートリッジからの妨害のために製品をハウジングから取り出すことがより困難になる。接着ストリップの長さ及び幅は、この十分な接着のレベルを維持するように選択されるべきである。
【0024】
製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、該可撓性のバッグ14の取り外し可能な製品解放部30を含むことができ、該製品解放部30を取り外すことにより、開口部が形成され、複数の製品12を該可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けられたタブ32を含むことができる。取り外し可能な製品解放部30は、可撓性のバッグ14内の一連のミシン目によって定めることができる。
【0025】
本発明の別の実施形態において、複数の個々の紙製品12をディスペンサ・ハウジングから取り出すために、取り出しカートリッジ10が設けられる。取り出しカートリッジ10は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有する、可撓性でほぼ矩形のプラスチック・バッグ14を含む。バッグ14は、中に装入されることになる紙製品12の寸法と同じに作られる。すなわち、可撓性のバッグは、該バッグ内に収容される製品の寸法と同じに作られる。厚さ22とほぼ平行な方向に圧縮された複数の紙製品12が、可撓性のバッグ14内にある。
この実施形態は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含む。フラップ26は、取り出しカートリッジ10をハウジング内に拘束するように、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定める。
【0026】
取り外し可能な製品解放部30を含む製品解放機構36がある。製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の紙製品12を可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品12が該バッグ14からハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。製品解放機構36はまた、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けれらたタブ32も含む。
可撓性のバッグ14内に圧縮された紙製品12を、ナプキン、ティッシュ、他の何らかの同様の材料とすることができる。カートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々の紙製品12を一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
【0027】
図2から図6までに大まかに具体化されるように、製品12を取り出すための新しい取り出しシステム40が開示される。新しい取り出しシステム40は、ハウジング42と、図1に示されるように取り出し方向に圧縮された複数の製品を収容するカートリッジ10とを含む。
ハウジング42は、カートリッジ10を受けるように、内面46と該内面46内にある内部領域48とを定める交差する複数の外部側壁44を含む。ハウジングは、中実の壁とすることができ、或いは部分的又は全体的に開いた状態にすることができる後壁43を含む。ハウジング42はまた、外部側壁44と交差し、取り出しのど部52を定める第1の端壁50も含む。さらに、ハウジング42は、外部側壁44と交差する第2の端壁54を含む。ハウジングは、外部側壁44及び一つ又はそれ以上の端壁50及び/又は54と交差する前壁55を任意に含むことができる。さらに、ハウジング42は、カートリッジをハウジング56内に固定する手段も含む。
【0028】
所望であれば、外部側壁44、第1の端壁50、及び第2の端壁54は、それぞれ2つの平坦な部分(例えば、二重壁構成)で作ることができる。そのような構成は、ハウジング42を強化するものであり、該ハウジング42が破壊され得る場所において有用である。外部側壁44の外部は、該ハウジング42へのあらゆる強打又は衝撃に耐えるように助けるものであり、ハウジング42が破壊されること、該ハウジング42の取り付けが外れること、又は製品12が該ハウジング42から取り外されることを防止する。
ハウジング42の内部領域48内に挿入されることになるカートリッジ10は、中に装入されることになる製品12の寸法と同じに作られた可撓性のバッグ14を含む。カートリッジ10はまた、可撓性のバッグ14内に取り出し方向16に圧縮された複数の製品12も含む。さらに、カートリッジ10は、該カートリッジをハウジング64内に拘束する手段と、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段とを含む。
【0029】
カートリッジをハウジング56内に固定する手段は、外部側壁44の内部、又は第2の端壁54の内部に取り付けられた少なくとも1つのハウジング・フック部材58を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング56内に固定する手段は、外部側壁44のうちの少なくとも1つ、又は第2の端壁54によって定められた少なくとも1つのハウジング取付け穴60又はスロット62を含むことができる。
取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段を、機械的手段又は接着手段のいずれか、或いはその組合せによるものとすることができる。取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26に取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材58を含むことができる。さらに、取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含むことができる。フラップ26は、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定めることができる。図2Aの矢印で示されるように、フック部材58は、可撓性のバッグ14に取り付けられたフラップ26の取付け穴28を通して挿入される。フック58の詳細は、図3に示される。用いられ得る他の機械的ファスナには、フック、ループファスナ(例えば、Velcro(登録商標)フック及びループ・ファスナ)、アイ・アンド・フック、スナップ、クリップ、弾性バンド、ストリング、ロッド、及び磁気ストリングが含まれる。
【0030】
代わりに、取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段を、該カートリッジをハウジング42内に拘束するのに用いられる接着シールによるものとすることができる。当業者であれば、従来の接着剤及び接着接合技術をこの用途に容易に応用することができる。
接着剤を、可撓性のバッグの少なくとも一方の側の長さに沿って通る少なくとも1本の接着ストリップの形態の感圧接着剤層とすることが望ましい。感圧接着剤を利用する一つの方法は、圧着封式の封筒などに用いられるように、感圧接着剤をストリップ内に適用することである。接着剤は、カートリッジが挿入されることになるハウジングの相互の面を十分に接着するように選択されなければならない。接着のレベルを、大きく変化させ調整することができる。ハウジング42内に挿入されたカートリッジ10が、製品全体が消耗されて空になるまで該ハウジング内に取り付けられた状態のままであるのに十分な程の接着レベルが、接着剤によりもたらされることが望ましい。接着が不十分な場合は、カートリッジがハウジング内でつぶれ、カートリッジからの妨害のために製品をハウジングから取り出すことがより困難になる。接着ストリップの長さ及び幅は、この十分な接着のレベルを維持するように選択されるべきである。
【0031】
ハウジング42は、外部側壁44の一つ又はそれ以上の内面46から内部領域48内に延びてカートリッジ10に接触する、一つ又はそれ以上の突起部66を含むことができる。ハウジング42の内面46から延びる突起部66を、湾曲したバンパ68及び/又はリブ部材70とすることができる。突起部66が湾曲したバンパ68である場合には、該湾曲したバンパ68は、取り出し方向16と垂直に該湾曲したバンパ68を横切って延びる複数のリッジ72もさらに含むことができる。
【0032】
内部領域48内に延びてカートリッジ10及び/又は製品12に接触することによって、湾曲したバンパ68は、取り出しのど部52に向かう製品12の移動を妨害するものであるが、このような移動を防止するわけではない。リッジ72は、個々のバンパ68が多数の製品12に接触することを可能にし、ハウジング42を通る該製品12がより滑らかに移動できるようにするものである。重力が製品12を取り出し方向16に押しつけている実施形態において、突起部66は、製品12を重力に逆らって支持するものでもある。したがって、突起部66は、取り出しのど部52上にある製品12の下部にかかる重力を減少させ、そのためユーザが個々の製品12を取り出しのど部52から取り出すことが容易になる。
【0033】
さらに、突起部を、少なくとも1つの側壁44又は前壁55(便宜上、前壁55を側壁44と呼ぶこともできる)から延び、取り出しのど部52の近くの領域にある端壁(すなわち、第1の端壁50)からさらに延び又は該端壁に接触することができるリブ部材70とすることができる。一般的に言えば、通常の取り出し動作中にバッグから取り出され又は排出される製品に接触し、該製品をハウジングの取り出し位置に支持するように、リブ部材70をハウジング42の内面46から延びるように配置することができる。
外部側壁44の一つ又はそれ以上は、ハウジング42にヒンジ式に取り付けられ、製品12のカートリッジ10を内部領域48内に挿入できるように開閉可能であるドア74を含むことができる。さらに、ドア74は、カートリッジをハウジング56内に固定する手段、及び該カートリッジをハウジング64内に拘束する手段にアクセスできるように開閉可能である。ドア74は、外部側壁44の全ての部分又は一部だけに形成することができる。さらに、第1の端壁50は、ハウジング42にヒンジ式に取り付けられ、製品12のカートリッジ10を内部領域48内に挿入できるように開閉可能であるドア74を含むことができる。
【0034】
図7に示されるように、外部側壁44の一つ又はそれ以上、第1の端壁50、又は第2の端壁54(及び任意に前面55)が、製品のカートリッジを内部領域48内に挿入するためのものである少なくとも1つの開口部76を定めることができる。カートリッジをハウジング56内に固定する手段、又は該カートリッジをハウジング内に拘束する手段にアクセスするために別の開口部を設けることもできる。この第2の開口部をハウジングの後面又は後壁上に配置することができ、或いは該ハウジングの前壁又は側壁上に配置することもできる。
【0035】
ハウジング42を、ポリエチレン又はナイロンのような射出成形されたプラスチックで作ることができる。しかしながら、他のプラスチック、木、複合材、プレスボード、厚地の厚紙又は板紙、金属、セラミック、又はそれらの組合せのような他の適切な材料を、ハウジング42のいずれかの部分又は全ての部分に設けることもできる。湾曲したバンパ68及びリブ部材70は、ハウジング42と一体に形成されることが望ましい。しかしながら、湾曲したバンパ68及びリブ部材70をハウジング42とは別個に形成し、後で取り付けることもできる。また、湾曲したバンパ68及びリブ部材70は、所望であればハウジング42と異なる材料で作ることができる。例えば、湾曲したバンパ68及び/又はリブ部材70を、エラストマー又はゴムのような上述した材料より弾性のある材料で作ることができる。
【0036】
取り出しのど部52は、本発明の範囲内で多くの形状を有することができる。取り出しのど部52は、ユーザが容易にアクセスでき、個々の製品12を容易に計量供給できるものであることが望ましい。
カートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々のナプキンを一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
製品12を、おむつ、失禁用製品、又は女性用衛生用品のような吸収体製品とし得ることも考えられる。圧縮することができ、圧縮力を解放したときに元の厚さの大部分を回復するあらゆる製品12が、本発明の範囲内に含まれる。
【0037】
製品12を収容するための可撓性のバッグ14は、ほぼ矩形とすることができる。可撓性のバッグ14を、ポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグ14は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さ、望ましくは約1ミルから約7ミルまで、より望ましくは約2ミルから約3ミルまでの厚さを有することができる。可撓性のバッグ14は、プラスチック・フィルムで作られることが望ましいが、紙を含む、本発明の範囲内にある他の何らかの適切な材料で作ることもできる。可撓性のバッグ14の内面は、製品12を該バッグから取り出す工程を容易にするために低い摩擦係数を有することが望ましい。さらに、可撓性のバッグ14は、一方の側又は両側に補強部品を有し、完全には密閉されていない、ハウジング内に露出され得る該バッグ14の領域に付加的な剛性及び強度を与えることができる。
【0038】
カートリッジ10は、取り外し可能な製品アクセス部38を有することができる。製品アクセス部38を取り外すことによりカートリッジ10内に開口部が形成され、該開口部の少なくとも1つが突起部66の少なくとも1つに隣接して配置され、該突起部66が該開口部を通って延びて複数の製品12に接触するようになる。可撓性のバッグ14内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品アクセス部38を定めることができる。しかしながら、バッグ14が可撓性であるため、取り外し可能な製品アクセス部38がない場合でも、突起部66を所望のようになお機能させ得ると考えられる。
【0039】
本発明の一態様によると、圧縮された製品12を収容する取り出しカートリッジ10の使用により、突起部66、バンパ68、及び/又はリブ70を取り出しのど部52の近くに配置できるようになる。これは、製品12の最適な取り出し及び計量供給のために望ましい特徴である。可撓性の材料で作られているのではない従来のカートリッジは、それを通して突起部が延びて該カートリッジ内の製品に接触する取り外し可能な製品アクセス部を必要とする。剛性の厚紙で作られた従来のカートリッジにおいては、突起部66、バンパ68、及び/又はリブ70を取り出しのど部52の近くに配置することが必要なので、従来の製造技術では、カートリッジの取り出し端部の近くに製品アクセス部を製造することが困難である。突起部66及び/又はバンパ68を、取り出しのど部52の上で取り出しカートリッジ10の下部の下となるハウジング42の領域に配置することができるので、本発明は、製品アクセス部を必要とするものではない。例えば、取り出しカートリッジ10の最下部が、図7の底部において一部を切り欠いた状態で示される。製品を可撓性のバッグ14から解放する手段が駆動されたとき、該製品12は、該可撓性のバッグ14から引き出され、取り出しカートリッジの下に配置された突起部66及び/又はバンパ68に係合する。
【0040】
製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、該可撓性のバッグ14の取り外し可能な製品解放部30を含むことができ、該製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品12を該可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段14は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けられたタブ32を含むことができる。
可撓性のバッグ14内に圧縮された複数の製品12を、複数の紙製品とすることができる。紙製品を、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は他の何らかの同様の材料とすることができる。紙製品を、カートリッジ10内にその厚さ22にほぼ平行な方向に圧縮することができる。
【0041】
本発明は、特定の実施形態に関して詳細に説明されているが、上記の理解に達するとき、当業者であれば、これらの実施形態の代替物、変形物及び均等物を容易に考え得ることが理解されるであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその如何なる均等物のものとして評価されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
製品を可撓性のバッグから解放する手段を示す、圧縮された製品を収容する例示的な取り出しカートリッジの斜視図である。
【図2】
一方の側面にヒンジ式ドアを有する、紙製品を取り出すための例示的な取り出しシステムの斜視図である。
【図2A】
紙製品を取り出すための例示的な取り出しシステムの詳細の斜視図である。
【図3】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁に取り付けられたハウジング・フック部材を含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図4】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁によって定められたハウジング取付け穴を含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図5】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁によって定められたスロットを含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図6】
カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、フラップに取り付けられたカートリッジ・フック部材を含む、例示的なカートリッジの斜視図である。
【図7】
取り付けカートリッジを挿入するためのハウジングの側壁内の開口部を示す、例示的なハウジングの斜視図である。
(技術分野)
本発明は、一般に、取り出し装置及びシステムの分野に関する。より具体的には、本発明は、ナプキン、タオル、トイレットペーパーなどのような紙製品を取り出すための装置及びシステムの分野に関する。
【0002】
(背景技術)
ユーザが紙製品をすぐに使えるようにするために、紙製品についての様々な種類のディスペンサが開発されてきた。このようなディスペンサは、顧客が個人的利用のために所望の量の紙製品をディスペンサから取り出す、レストラン又はトイレのような公共の場所に設けられることが多い。ファーストフードレストランのような来客数の多い幾つかの場所においては、短い時間に、多くの顧客がナプキン・ディスペンサのような紙製品のディスペンサを使用する。したがって、多くの顧客が使用できるように多数の紙製品を保持するディスペンサが開発されてきた。
【0003】
しかしながら、多くのディスペンサは、装入するのが難しく、この困難さは、ディスペンサの寸法が大きくなるにつれて増加する。紙製品がディスペンサ内に適切に装入されなかった場合には、ユーザが取り出したときに紙製品が詰まることがあり、そのため、紙製品をそれ以上取り出すことができなくなる。また、多数の紙製品が含まれている場合には、大きなディスペンサを詰め替える人が、該紙製品の一部を床に落とす可能性がある。落とされた紙製品はいずれも不衛生であり、捨てなければならず、そのため多くの無駄が生じ、大きなディスペンサの利点をさらに損なうことになる。
【0004】
大きなディスペンサ及び紙製品を含むカートリッジの使用によって、これらの問題を部分的に克服することができる。このようなディスペンサ/カートリッジシステムが、米国特許第09/156,230号に開示される。このようなシステムにおいて、カートリッジの使用は、ストックを維持し、空のディスペンサを詰め替える工程を簡単にするものである。
しかしながら、カートリッジにより、詰め替えにさらに多くの費用がかかるようになる。したがって、使用における信頼性があり、簡単で費用のかからないカートリッジへの必要性が存在する。また、ディスペンサを詰め替えるのに単一のカートリッジを用いる場合には、該カートリッジを極めて大きいものとすることができる。したがって、カートリッジの単位体積当たり多数の所定の紙製品を収容するカートリッジへの必要性も存在する。言い換えれば、ディスペンサを補充するのに必要とされる多数の製品を依然として提供する小さなカートリッジへの必要性がある。この小さなカートリッジは、ディスペンサ内に挿入された後、簡単に開けられるものでなければならない。
【0005】
(発明の開示)
従来技術において生じる説明された困難及び問題を受けて、新しいカートリッジ及び取り出しシステムが見い出された。
一つの実施形態であるハウジングの内部領域内に挿入されるように設計された取り出しカートリッジが、バッグ内に収容された製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグを含む。カートリッジはまた、可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品と、該カートリッジをハウジング内に拘束する手段とを含む。さらに、カートリッジは、解放されたときに少なくとも幾つかの製品が可撓性のバッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるように、製品を該可撓性のバッグから解放する手段を含む。
【0006】
製品を収容するための可撓性のバッグを、ほぼ矩形とすることができる。可撓性のバッグを、紙製品、又はポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグが約0.3ミルから15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをプラスチック・シートで形成することができる。バッグは、約1ミルから約7ミルまでとし得る厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁が、約2ミルから約3ミルまでとし得る厚さを有することがより望ましい。1ミルは、0.001インチすなわち0.0254mmである。
【0007】
可撓性のバッグ内に圧縮された複数の製品を、複数の吸収体製品とすることができる。製品は、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は拭取材とすることができる。製品をカートリッジ内に該製品の厚さとほぼ平行な方向に圧縮することができる。製品は、紙製であることが望ましい。製品は、包装する前に体積を減少させるように圧縮され、次いでカートリッジ内に再び圧縮された紙製品とすることができる。
カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも一つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップを含むことができる。フラップは、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めることができる。
【0008】
製品を可撓性のバッグから解放する手段が、該可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含むことができ、該製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、前記複数の製品を該可撓性のバッグから引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグから解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブを含むことができる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品解放部を定めることができる。
【0009】
本発明の別の実施形態において、複数の個々の紙製品をディスペンサ・ハウジングから取り出すための取り出しカートリッジが設けられる。カートリッジは、ほぼ矩形の可撓性のバッグを含む。可撓性のバッグは、紙、不織材料、又はプラスチックフィルム、或いはそれらの組み合わせで形成することができる。例えば、可撓性のバッグが、約0.3ミルから約15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをプラスチック・シートで形成することができる。バッグは、約1ミルから約7ミルまでとし得るの厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁は、約2ミルから約3ミルまでとし得る厚さを有することがより望ましい。1ミルは、0.001インチすなわち0.0254mmである。
バッグは、該バッグ内に装入されることになる紙製品の寸法と同じに作られる。可撓性のバッグ内に紙製品の厚さにほぼ平行な方向に圧縮された複数の紙製品が、該バッグ内にある。
【0010】
実施形態が、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップを含む。このフラップは、カートリッジをハウジング内に拘束するように、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を含む。
可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含む製品解放機構がある。製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品を可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品が該バッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。製品解放機構はまた、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブも含む。
可撓性のバッグ内に圧縮された紙製品を、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は拭取材とすることができる。
【0011】
本発明の別の実施形態である取り出しシステムは、ハウジング及びカートリッジの双方を含む。
ハウジングは、カートリッジを受けるように、内面と該内面内の内部領域とを定める交差する複数の外部側壁を含む。ハウジングはまた、外部側壁に交差し、取り出しのど部を定める第1の端壁も含む。さらに、ハウジングは、外部側壁に交差する第2の端壁を含む。さらに、ハウジングは、カートリッジを該ハウジング内に固定する手段を含む。
【0012】
ハウジングの内部領域内に挿入されることになるカートリッジは、中に装入されることになる製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグを含む。カートリッジはまた、可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品も含む。さらに、カートリッジは、該カートリッジをハウジング内に拘束する手段と、製品を可撓性のバッグから解放する手段とを含む。
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁の内部又は第2の端壁の内部に取り付けれらた少なくとも1つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に固定する手段は、外部側壁の少なくとも1つ又は第2の端壁によって定められた少なくとも1つの取付け穴又はスロットを含むことができる。
カートリッジをハウジング内に拘束する手段は、可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも1つのハウジング・フック部材を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に拘束する手段は、可撓性のバッグの上部に取り付けられた、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めるフラップを含むことができる。
【0013】
ハウジングは、外部側壁の一つ又はそれ以上の内面から内部領域内に延びてカートリッジ及び/又は製品に接触する、一つ又はそれ以上の突起部を含むことができる。ハウジングの内面から延びる突起部を、湾曲したバンパ及び/又はリブ部材とすることができる。突起部が湾曲したバンパである場合には、該湾曲したバンパは、取り出し方向と垂直に該湾曲したバンパを横切って延びる複数のリッジをさらに含むことができる。さらに、突起部を第1の端壁と接触させることができる。突起部を、少なくとも1つの対向する外部側壁のハウジングの内面、及び取り出しのど部の周りの領域の端壁から延びるように配置されたリブ部材とすることができる。一つの実施形態において、リブ部材は、バッグから取り出された製品に接触し、該製品をハウジング内の取り出し位置に支持することができる。
【0014】
外部側壁の一つ又はそれ以上が、ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを内部領域内に挿入できるように開閉可能となるドアを含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング内に固定する手段、及び該カートリッジをハウジング内に拘束する手段にアクセスできるように、ドアを開閉可能にすることができる。さらに、第1の端壁が、ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを内部領域内に挿入できるように開閉可能となるドアを含むことができる。
【0015】
製品を収納するための可撓性のバッグをほぼ矩形にすることができる。可撓性のバッグを紙製にすることができる。代わりに、及び/又は更に、可撓性のバッグが約0.3ミルから約15ミルまでとし得る厚さをもつパネルを有するように、該バッグをシートのようなプラスチック材料で作ることもできる。バッグが、約1ミルから約7ミルまでとし得る厚さをもつパネル又は壁を有することが望ましい。パネル又は壁が、約2ミルから約3ミルし得る厚さを有することがより望ましい。
カートリッジは、取り外し可能な製品アクセス部を含むことができ、該製品アクセス部を取り外すことによりカートリッジ内に開口部が形成され、該開口部の少なくとも1つが突起部の少なくとも1つに隣接して配置され、該突起部が該開口部を通って延びて複数の製品に接触するようになる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品アクセス部を定めることができる。
【0016】
製品を可撓性のバッグから解放する手段は、該可撓性のバッグの取り外し可能な製品解放部を含むことができる。製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品を可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品が該バッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品解放部を定めることができる。さらに、製品を可撓性のバッグから解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブを含むことができる。
【0017】
可撓性のバッグ内に圧縮された複数の製品を複数の紙製品とすることができる。紙製品は、ナプキン、ティッシュ、又はタオルとすることができる。紙製品は、カートリッジ内に紙製品の厚さとほぼ平行の方向に圧縮することができる。
本発明の目的及び利点は、以下の説明において部分的に述べられ、又はその説明から明らかであり、或いは本発明の実施形態を通して理解することができる。
【0018】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明は、同じ参照番号が同じ部品を指す添付図面(尺度は正確ではない)と併せて以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。
本発明の種々の実施形態について詳細に説明し、そのうちの一つ又はそれ以上の例を添付の図面に示す(必ずしも尺度は正確ではない)。各例は、本発明を限定するものではなく、本発明を説明するものとして与えられる。例えば、1つの実施形態又は図の一部として説明され記載された特徴を別の実施形態に使用して、さらに別の実施形態を生み出すことができる。本発明は、このような修正及び変形を含むものである。
【0019】
図1に大まかに具体化されるように、製品12を取り出すための新しい取り出しカートリッジ10の第1の実施形態が開示される。
ハウジングの内部領域内に挿入されることになる取り出しカートリッジ10は、中に装入されることになる製品12の寸法と同じに作られた可撓性のバッグ14を含む。「バッグ」という用語は、品目を保持するために用いられる可撓性の袋又はポーチ状の容器を指す。製品を圧縮した状態でバッグ内に保持するために、該バッグの外部に応力をかけるか、又は張力をかけることができる。可撓性のバッグ内の製品の上に応力又は張力をかけている、可撓性の材料で形成された一つ又はそれ以上のパネル又は面を有するように、該バッグを構成することができる。取り出しカートリッジ10はまた、可撓性のバッグ14内に取り出し方向16に圧縮された複数の製品12も含む。さらに、取り出しカートリッジ10は、該カートリッジをハウジング内の所定位置に拘束又は保持する拘束手段18を含む。最後に、取り出しカートリッジ10は、製品を可撓性のバッグから解放又は排出する解放手段20を含み、解放又は排出されたときに、少なくとも幾つかの圧縮された製品12がバッグ14からハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。
【0020】
製品12を収容するための可撓性のバッグ14を、ほぼ矩形にすることができる。可撓性のバッグ14を、ポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグ14は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有することができる。可撓性のバッグ14は、プラスチックフィルムで作られることが望ましいが、紙、不織ウェブ、又はその種の他のものを含む、本発明の範囲内にある何らかの他の適切な材料で作ることもできる。可撓性のバッグ14の内面は、製品12を該バッグから引き出し、続いて取り出す工程を容易にするために低い摩擦係数を有することが望ましい。可撓性のバッグ14は、一方の側又は両側に補強部品(例えば、付加的なプラスチック、紙、厚紙、板紙など)を有し、完全には密閉されていないハウジング内で露出されることがある該バッグ14の領域に付加的な剛性及び強度を与えることができる。代わりに及び/又は更に、可撓性のバッグ14は、一端又は両端に補強部品を有することができる。
【0021】
可撓性のバッグ14内に圧縮された複数の製品12は、複数の紙製品とすることができる。紙製品は、ナプキン、ティッシュ、タオル、拭取材、又は他の同様の材料とすることができる。紙製品は、取り出しカートリッジ10内に該紙製品の厚さ22とほぼ平行な方向に圧縮することができる。取り出しカートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々のナプキンを一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
製品12を、おむつ、失禁用製品、又は女性用衛生用品のような吸収体製品とし得ることも考えられる。圧縮することができ、圧縮力を解放したときに元の厚さの大部分を回復するあらゆる製品12が、本発明の範囲内に含まれる。
【0022】
取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、機械的手段又は接着手段のいずれか、或いはその組合せによるものとすることができる。取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26に取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材24を含むことができる。
さらに、取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含むことができる。フラップ26は、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定めることができる。用いられ得る他の機械的ファスナには、フック、ループファスナ(例えば、Velcro(登録商標)フック及びループ・ファスナ)、アイ・アンド・フック、スナップ、クリップ、弾性バンド、ストリング、ロッド、及び磁気ストリングが含まれる。
【0023】
代わりに、取り出しカートリッジをハウジング18内に拘束する手段を、該カートリッジをハウジング内に拘束するのに用いられる接着シールによるものとすることができる。当業者であれば、従来の接着剤及び接着接合技術をこの用途に容易に応用することができる。
接着剤を、可撓性のバッグの少なくとも一方の側の長さに沿って通る少なくとも1つの接着ストリップの形態の感圧接着剤層とすることが望ましい。感圧接着剤を利用する一つの方法は、圧着封式の封筒などに用いられるように、感圧接着剤をストリップに適用することである。接着剤は、カートリッジが挿入されることになるハウジングの相互の面を十分に接着するように選択されなければならない。接着のレベルを、大きく変化させ調整することができる。ハウジング内に挿入されたカートリッジが、製品全体が消耗されて空になるまで該ハウジング内に取り付けられた状態のままであるのに十分な程の接着レベルが、接着剤によりもたらされることが望ましい。接着が不十分な場合は、カートリッジがハウジング内でつぶれ、カートリッジからの妨害のために製品をハウジングから取り出すことがより困難になる。接着ストリップの長さ及び幅は、この十分な接着のレベルを維持するように選択されるべきである。
【0024】
製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、該可撓性のバッグ14の取り外し可能な製品解放部30を含むことができ、該製品解放部30を取り外すことにより、開口部が形成され、複数の製品12を該可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けられたタブ32を含むことができる。取り外し可能な製品解放部30は、可撓性のバッグ14内の一連のミシン目によって定めることができる。
【0025】
本発明の別の実施形態において、複数の個々の紙製品12をディスペンサ・ハウジングから取り出すために、取り出しカートリッジ10が設けられる。取り出しカートリッジ10は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有する、可撓性でほぼ矩形のプラスチック・バッグ14を含む。バッグ14は、中に装入されることになる紙製品12の寸法と同じに作られる。すなわち、可撓性のバッグは、該バッグ内に収容される製品の寸法と同じに作られる。厚さ22とほぼ平行な方向に圧縮された複数の紙製品12が、可撓性のバッグ14内にある。
この実施形態は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含む。フラップ26は、取り出しカートリッジ10をハウジング内に拘束するように、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定める。
【0026】
取り外し可能な製品解放部30を含む製品解放機構36がある。製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の紙製品12を可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの製品12が該バッグ14からハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになる。製品解放機構36はまた、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けれらたタブ32も含む。
可撓性のバッグ14内に圧縮された紙製品12を、ナプキン、ティッシュ、他の何らかの同様の材料とすることができる。カートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々の紙製品12を一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
【0027】
図2から図6までに大まかに具体化されるように、製品12を取り出すための新しい取り出しシステム40が開示される。新しい取り出しシステム40は、ハウジング42と、図1に示されるように取り出し方向に圧縮された複数の製品を収容するカートリッジ10とを含む。
ハウジング42は、カートリッジ10を受けるように、内面46と該内面46内にある内部領域48とを定める交差する複数の外部側壁44を含む。ハウジングは、中実の壁とすることができ、或いは部分的又は全体的に開いた状態にすることができる後壁43を含む。ハウジング42はまた、外部側壁44と交差し、取り出しのど部52を定める第1の端壁50も含む。さらに、ハウジング42は、外部側壁44と交差する第2の端壁54を含む。ハウジングは、外部側壁44及び一つ又はそれ以上の端壁50及び/又は54と交差する前壁55を任意に含むことができる。さらに、ハウジング42は、カートリッジをハウジング56内に固定する手段も含む。
【0028】
所望であれば、外部側壁44、第1の端壁50、及び第2の端壁54は、それぞれ2つの平坦な部分(例えば、二重壁構成)で作ることができる。そのような構成は、ハウジング42を強化するものであり、該ハウジング42が破壊され得る場所において有用である。外部側壁44の外部は、該ハウジング42へのあらゆる強打又は衝撃に耐えるように助けるものであり、ハウジング42が破壊されること、該ハウジング42の取り付けが外れること、又は製品12が該ハウジング42から取り外されることを防止する。
ハウジング42の内部領域48内に挿入されることになるカートリッジ10は、中に装入されることになる製品12の寸法と同じに作られた可撓性のバッグ14を含む。カートリッジ10はまた、可撓性のバッグ14内に取り出し方向16に圧縮された複数の製品12も含む。さらに、カートリッジ10は、該カートリッジをハウジング64内に拘束する手段と、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段とを含む。
【0029】
カートリッジをハウジング56内に固定する手段は、外部側壁44の内部、又は第2の端壁54の内部に取り付けられた少なくとも1つのハウジング・フック部材58を含むことができる。さらに、カートリッジをハウジング56内に固定する手段は、外部側壁44のうちの少なくとも1つ、又は第2の端壁54によって定められた少なくとも1つのハウジング取付け穴60又はスロット62を含むことができる。
取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段を、機械的手段又は接着手段のいずれか、或いはその組合せによるものとすることができる。取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26に取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材58を含むことができる。さらに、取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段は、可撓性のバッグ14の上部に取り付けられたフラップ26を含むことができる。フラップ26は、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴28を定めることができる。図2Aの矢印で示されるように、フック部材58は、可撓性のバッグ14に取り付けられたフラップ26の取付け穴28を通して挿入される。フック58の詳細は、図3に示される。用いられ得る他の機械的ファスナには、フック、ループファスナ(例えば、Velcro(登録商標)フック及びループ・ファスナ)、アイ・アンド・フック、スナップ、クリップ、弾性バンド、ストリング、ロッド、及び磁気ストリングが含まれる。
【0030】
代わりに、取り出しカートリッジをハウジング64内に拘束する手段を、該カートリッジをハウジング42内に拘束するのに用いられる接着シールによるものとすることができる。当業者であれば、従来の接着剤及び接着接合技術をこの用途に容易に応用することができる。
接着剤を、可撓性のバッグの少なくとも一方の側の長さに沿って通る少なくとも1本の接着ストリップの形態の感圧接着剤層とすることが望ましい。感圧接着剤を利用する一つの方法は、圧着封式の封筒などに用いられるように、感圧接着剤をストリップ内に適用することである。接着剤は、カートリッジが挿入されることになるハウジングの相互の面を十分に接着するように選択されなければならない。接着のレベルを、大きく変化させ調整することができる。ハウジング42内に挿入されたカートリッジ10が、製品全体が消耗されて空になるまで該ハウジング内に取り付けられた状態のままであるのに十分な程の接着レベルが、接着剤によりもたらされることが望ましい。接着が不十分な場合は、カートリッジがハウジング内でつぶれ、カートリッジからの妨害のために製品をハウジングから取り出すことがより困難になる。接着ストリップの長さ及び幅は、この十分な接着のレベルを維持するように選択されるべきである。
【0031】
ハウジング42は、外部側壁44の一つ又はそれ以上の内面46から内部領域48内に延びてカートリッジ10に接触する、一つ又はそれ以上の突起部66を含むことができる。ハウジング42の内面46から延びる突起部66を、湾曲したバンパ68及び/又はリブ部材70とすることができる。突起部66が湾曲したバンパ68である場合には、該湾曲したバンパ68は、取り出し方向16と垂直に該湾曲したバンパ68を横切って延びる複数のリッジ72もさらに含むことができる。
【0032】
内部領域48内に延びてカートリッジ10及び/又は製品12に接触することによって、湾曲したバンパ68は、取り出しのど部52に向かう製品12の移動を妨害するものであるが、このような移動を防止するわけではない。リッジ72は、個々のバンパ68が多数の製品12に接触することを可能にし、ハウジング42を通る該製品12がより滑らかに移動できるようにするものである。重力が製品12を取り出し方向16に押しつけている実施形態において、突起部66は、製品12を重力に逆らって支持するものでもある。したがって、突起部66は、取り出しのど部52上にある製品12の下部にかかる重力を減少させ、そのためユーザが個々の製品12を取り出しのど部52から取り出すことが容易になる。
【0033】
さらに、突起部を、少なくとも1つの側壁44又は前壁55(便宜上、前壁55を側壁44と呼ぶこともできる)から延び、取り出しのど部52の近くの領域にある端壁(すなわち、第1の端壁50)からさらに延び又は該端壁に接触することができるリブ部材70とすることができる。一般的に言えば、通常の取り出し動作中にバッグから取り出され又は排出される製品に接触し、該製品をハウジングの取り出し位置に支持するように、リブ部材70をハウジング42の内面46から延びるように配置することができる。
外部側壁44の一つ又はそれ以上は、ハウジング42にヒンジ式に取り付けられ、製品12のカートリッジ10を内部領域48内に挿入できるように開閉可能であるドア74を含むことができる。さらに、ドア74は、カートリッジをハウジング56内に固定する手段、及び該カートリッジをハウジング64内に拘束する手段にアクセスできるように開閉可能である。ドア74は、外部側壁44の全ての部分又は一部だけに形成することができる。さらに、第1の端壁50は、ハウジング42にヒンジ式に取り付けられ、製品12のカートリッジ10を内部領域48内に挿入できるように開閉可能であるドア74を含むことができる。
【0034】
図7に示されるように、外部側壁44の一つ又はそれ以上、第1の端壁50、又は第2の端壁54(及び任意に前面55)が、製品のカートリッジを内部領域48内に挿入するためのものである少なくとも1つの開口部76を定めることができる。カートリッジをハウジング56内に固定する手段、又は該カートリッジをハウジング内に拘束する手段にアクセスするために別の開口部を設けることもできる。この第2の開口部をハウジングの後面又は後壁上に配置することができ、或いは該ハウジングの前壁又は側壁上に配置することもできる。
【0035】
ハウジング42を、ポリエチレン又はナイロンのような射出成形されたプラスチックで作ることができる。しかしながら、他のプラスチック、木、複合材、プレスボード、厚地の厚紙又は板紙、金属、セラミック、又はそれらの組合せのような他の適切な材料を、ハウジング42のいずれかの部分又は全ての部分に設けることもできる。湾曲したバンパ68及びリブ部材70は、ハウジング42と一体に形成されることが望ましい。しかしながら、湾曲したバンパ68及びリブ部材70をハウジング42とは別個に形成し、後で取り付けることもできる。また、湾曲したバンパ68及びリブ部材70は、所望であればハウジング42と異なる材料で作ることができる。例えば、湾曲したバンパ68及び/又はリブ部材70を、エラストマー又はゴムのような上述した材料より弾性のある材料で作ることができる。
【0036】
取り出しのど部52は、本発明の範囲内で多くの形状を有することができる。取り出しのど部52は、ユーザが容易にアクセスでき、個々の製品12を容易に計量供給できるものであることが望ましい。
カートリッジ10内に収容された紙製品12を折り込むか、又はタブ折り込みして、個々のナプキンを一枚ずつ計量供給することが望ましい。しかしながら、本発明は、折り込まれた紙製品の使用を必要とするものではない。
製品12を、おむつ、失禁用製品、又は女性用衛生用品のような吸収体製品とし得ることも考えられる。圧縮することができ、圧縮力を解放したときに元の厚さの大部分を回復するあらゆる製品12が、本発明の範囲内に含まれる。
【0037】
製品12を収容するための可撓性のバッグ14は、ほぼ矩形とすることができる。可撓性のバッグ14を、ポリエチレンのような熱可塑性ポリマーで構成することができる。可撓性のバッグ14は、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さ、望ましくは約1ミルから約7ミルまで、より望ましくは約2ミルから約3ミルまでの厚さを有することができる。可撓性のバッグ14は、プラスチック・フィルムで作られることが望ましいが、紙を含む、本発明の範囲内にある他の何らかの適切な材料で作ることもできる。可撓性のバッグ14の内面は、製品12を該バッグから取り出す工程を容易にするために低い摩擦係数を有することが望ましい。さらに、可撓性のバッグ14は、一方の側又は両側に補強部品を有し、完全には密閉されていない、ハウジング内に露出され得る該バッグ14の領域に付加的な剛性及び強度を与えることができる。
【0038】
カートリッジ10は、取り外し可能な製品アクセス部38を有することができる。製品アクセス部38を取り外すことによりカートリッジ10内に開口部が形成され、該開口部の少なくとも1つが突起部66の少なくとも1つに隣接して配置され、該突起部66が該開口部を通って延びて複数の製品12に接触するようになる。可撓性のバッグ14内の一連のミシン目によって、取り外し可能な製品アクセス部38を定めることができる。しかしながら、バッグ14が可撓性であるため、取り外し可能な製品アクセス部38がない場合でも、突起部66を所望のようになお機能させ得ると考えられる。
【0039】
本発明の一態様によると、圧縮された製品12を収容する取り出しカートリッジ10の使用により、突起部66、バンパ68、及び/又はリブ70を取り出しのど部52の近くに配置できるようになる。これは、製品12の最適な取り出し及び計量供給のために望ましい特徴である。可撓性の材料で作られているのではない従来のカートリッジは、それを通して突起部が延びて該カートリッジ内の製品に接触する取り外し可能な製品アクセス部を必要とする。剛性の厚紙で作られた従来のカートリッジにおいては、突起部66、バンパ68、及び/又はリブ70を取り出しのど部52の近くに配置することが必要なので、従来の製造技術では、カートリッジの取り出し端部の近くに製品アクセス部を製造することが困難である。突起部66及び/又はバンパ68を、取り出しのど部52の上で取り出しカートリッジ10の下部の下となるハウジング42の領域に配置することができるので、本発明は、製品アクセス部を必要とするものではない。例えば、取り出しカートリッジ10の最下部が、図7の底部において一部を切り欠いた状態で示される。製品を可撓性のバッグ14から解放する手段が駆動されたとき、該製品12は、該可撓性のバッグ14から引き出され、取り出しカートリッジの下に配置された突起部66及び/又はバンパ68に係合する。
【0040】
製品を可撓性のバッグ14から解放する手段は、該可撓性のバッグ14の取り外し可能な製品解放部30を含むことができ、該製品解放部30を取り外すことにより開口部が形成され、複数の製品12を該可撓性のバッグ14から引き出すことが可能になる。さらに、製品を可撓性のバッグ14から解放する手段14は、引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部30に取り付けられたタブ32を含むことができる。
可撓性のバッグ14内に圧縮された複数の製品12を、複数の紙製品とすることができる。紙製品を、ナプキン、ティッシュ、タオル、又は他の何らかの同様の材料とすることができる。紙製品を、カートリッジ10内にその厚さ22にほぼ平行な方向に圧縮することができる。
【0041】
本発明は、特定の実施形態に関して詳細に説明されているが、上記の理解に達するとき、当業者であれば、これらの実施形態の代替物、変形物及び均等物を容易に考え得ることが理解されるであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその如何なる均等物のものとして評価されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
製品を可撓性のバッグから解放する手段を示す、圧縮された製品を収容する例示的な取り出しカートリッジの斜視図である。
【図2】
一方の側面にヒンジ式ドアを有する、紙製品を取り出すための例示的な取り出しシステムの斜視図である。
【図2A】
紙製品を取り出すための例示的な取り出しシステムの詳細の斜視図である。
【図3】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁に取り付けられたハウジング・フック部材を含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図4】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁によって定められたハウジング取付け穴を含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図5】
カートリッジをハウジング内に固定する手段が、外部側壁によって定められたスロットを含む、例示的なハウジングの斜視図である。
【図6】
カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、フラップに取り付けられたカートリッジ・フック部材を含む、例示的なカートリッジの斜視図である。
【図7】
取り付けカートリッジを挿入するためのハウジングの側壁内の開口部を示す、例示的なハウジングの斜視図である。
Claims (38)
- ディスペンサ・ハウジング内に用いるための取り出しカートリッジであって、
バッグ内に収容された製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグと、
前記可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品と、
前記カートリッジをハウジング内に拘束する手段と、
解放されたときに少なくとも幾つかの製品が前記バッグからハウジング内の取り出し位置に取り出されるように、前記製品を前記可撓性のバッグから解放する手段と、
を備えることを特徴とする取り出しカートリッジ。 - 前記可撓性のバッグがほぼ矩形であることを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記可撓性のバッグが、熱可塑性ポリマーで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記可撓性のバッグが、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有するパネルから成ることを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記可撓性のバッグ内に圧縮された前記複数の製品が複数の紙製品であることを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 紙製品が、ナプキン、ティッシュ、及びタオルから選択されることを特徴とする請求項5に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記紙製品が、前記カートリッジ内に該紙製品の厚さにほぼ平行な方向に圧縮されたことを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、前記可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記カートリッジをハウジング内に拘束する手段が、前記可撓性のバッグの上部に取り付けられた、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めるフラップを含むことを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記製品を前記可撓性のバッグから解放する手段が、
取り外し可能な製品解放部を備え、
前記製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、前記複数の製品を前記可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、
引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な部分に取り付けられたタブが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の取り出しカートリッジ。 - 前記取り外し可能な製品解放部が、前記可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって定められたことを特徴とする請求項10に記載の取り出しカートリッジ。
- 個々の紙製品をディスペンサ・ハウジングから取り出すための取り出しカートリッジであって、
約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有する材料から成り、前記バッグ内に収容された紙製品の寸法と同じに作られた、ほぼ矩形の可撓性のバッグと、
前記可撓性のバッグ内に紙製品の厚さとほぼ平行な方向に圧縮された複数の紙製品と、
前記カートリッジをハウジング内に拘束するように、前記可撓性のバッグの上部に取り付けられた、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めるフラップと、
製品解放機構と、
を備え、前記製品解放機構が、
取り外し可能な製品解放部を備え、
前記製品解放部を取り外すことにより開口部が形成され、前記複数の製品を前記可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、少なくとも幾つかの前記製品が前記バッグ内からハウジング内の取り出し位置に取り出されるようになり、
引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブと、
一連のミシン目によって定められた取り外し可能な製品アクセス部と、
が設けられ、
前記製品アクセス部を取り外すことにより前記カートリッジ内に開口部が形成されたことを特徴とする取り出しカートリッジ。 - 前記可撓性のバッグ内に圧縮された前記紙製品が、ナプキン、ティッシュ、又はタオルであることを特徴とする請求項12に記載の取り出しカートリッジ。
- カートリッジを受けるように、内面と前記内面内の内部領域とを定める交差する複数の外部側壁と、
前記外部側壁と交差し、取り出しのど部を定める第1の端壁と、
前記外部側壁と交差する第2の端壁と、
カートリッジをハウジング内に固定する手段と、
を含むハウジングと、
バッグ内に収容された製品の寸法と同じに作られた可撓性のバッグと、
前記可撓性のバッグ内に取り出し方向に圧縮された複数の製品と、
前記カートリッジを前記ハウジング内に拘束する手段と、
解放されたときに少なくとも幾つかの製品が前記可撓性のバッグから前記ハウジング内の取り出し位置に取り出されるように、前記製品を該可撓性のバッグから解放する手段と、
を含む前記内部領域内に挿入するためのカートリッジと、
から成ることを特徴とする取り出しシステム。 - カートリッジを前記ハウジング内に固定する手段が、外部側壁の内部、又は前記第2の端壁の内部に取り付けられた少なくとも1つのハウジング・フック部材を備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- カートリッジを前記ハウジング内に固定する手段が、前記外部側壁の少なくとも一つ又は前記第2の端壁によって定められた少なくとも1つのハウジング取付け穴又はスロットを備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記カートリッジを前記ハウジング内に拘束する手段が、前記可撓性のバッグの上部に取り付けられたフラップに取り付けられた少なくとも1つのカートリッジ・フック部材を備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記カートリッジを前記ハウジング内に拘束する手段が、前記可撓性のバッグの上部に取り付けられた、一つ又はそれ以上のカートリッジ取付け穴を定めるフラップを備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記外部側壁の一つ又はそれ以上の前記内面から前記内部領域内に延びる一つ又はそれ以上の突起部をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記突起部が、前記カートリッジに接触するように湾曲したバンパを含むことを特徴とする請求項19に記載の取り出しシステム。
- 前記湾曲したバンパが、前記取り出し方向に垂直に該湾曲したバンパを横切って延びる複数のリッジを含むことを特徴とする請求項20に記載の取り出しシステム。
- 前記突起部を前記第1の端壁と接触させ得ることを特徴とする請求項19に記載の取り出しシステム。
- 前記突起部がリブ部材であることを特徴とする請求項19に記載の取り出しシステム。
- 前記リブ部材が、前記カートリッジに接触するように、2つの対向する外部側壁の前記ハウジングの前記内面から前記内部領域内に延びることを特徴とする請求項23に記載の取り出しシステム。
- 前記リブ部材が、少なくとも1つの側壁及び前記取り出しのど部の周りの端壁から延びることを特徴とする請求項23に記載の取り出しシステム。
- 前記リブ部材が、前記バッグから取り出された製品に接触し、前記製品を前記ハウジング内の取り出し位置に支持することを特徴とする請求項25に記載の取り出しシステム。
- 前記外部側壁の一つ又はそれ以上が、前記ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを前記内部領域内に挿入できるように開閉可能となったドアをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記外部側壁の一つ又はそれ以上が、前記ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、カートリッジを前記ハウジング内に固定する手段、及び前記カートリッジを該ハウジング内に拘束する手段にアクセスできるように開閉可能となったドアをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記第1の端壁が、前記ハウジングにヒンジ式に取り付けられ、製品のカートリッジを前記内部領域内に挿入できるように開閉可能となったドアをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記可撓性のバッグがほぼ矩形であることを特徴とする請求項14に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記可撓性のバッグが熱可塑性ポリマーで構成されたことを特徴とする請求項14に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記可撓性のバッグが、約0.3ミルから約15ミルまでの厚さを有することを特徴とする請求項14に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記カートリッジが取り外し可能な製品アクセス部を含み、前記製品アクセス部を取り外すことによって該カートリッジ内に開口部が形成され、前記開口部の少なくとも1つが、前記突起部の少なくとも1つに隣接して配置され、該突起部が該開口部を通って延びて前記複数の製品に接触するようになったことを特徴とする請求項19に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記取り外し可能な製品アクセス部が、前記可撓性のバッグ内の一連のミシン目によって定められたことを特徴とする請求項33に記載の取り出しカートリッジ。
- 前記製品を前記可撓性のバッグから解放する手段が、
取り外し可能な製品解放部を備え、
前記製品解放部を取り外すことによって開口部が形成され、前記複数の製品を前記可撓性のバッグから引き出すことが可能になり、
引っ張ると前記製品解放部の取り外しが可能になる、該取り外し可能な製品解放部に取り付けられたタブが設けられたことを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。 - 前記可撓性のバッグ内に圧縮された前記複数の製品が、複数の紙製品であることを特徴とする請求項14に記載の取り出しシステム。
- 前記紙製品が、ナプキン、ティッシュ、又はナプキンであることを特徴とする請求項36に記載の取り出しシステム。
- 前記紙製品が、前記カートリッジ内に該紙製品の厚さとほぼ平行な方向に圧縮されたことを特徴とする請求項36に記載の取り出しカートリッジ。
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