JP2004355631A - 集積回路および集積回路を動作させる方法 - Google Patents

集積回路および集積回路を動作させる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データを密かに見つけ出すことがより困難なシフタを提供すること。
【解決手段】 複数のデータ入力とデータ出力と制御入力とを有する、カスケード接続され制御入力に存在する信号によってデータ入力とデータ出力との接続の対応を規定する少なくとも2つのマルチプレクサと、マルチプレクサのデータ出力は下流に接続されたマルチプレクサのデータ入力の1つと接続され、これによりカスケードを通って伸びるデータパスが形成されることと、各データ入力および各データ出力はデュアルレール信号を印加するための2つの端子を有することと、制御信号で駆動され得る少なくとも1つのプリチャージユニットが提供されることであって、プリチャージユニットは、マルチプレクサの1つのデータ出力またはデータ入力と接続され、かつ、計算動作を実行する前にマルチプレクサのデータ出力/入力をプリチャージ状態にすることとを特徴とする集積回路を提示する。
【選択図】 図1

Description

本出願は、集積回路、特に、対数シフタに関し、かつ、集積回路を動作させる方法に関する。
最近のマイクロプロセッサおよびマイクロコントローラ(「中央演算装置」(CPU))における処理ユニットの中心に配置されるのは、データを処理するすべての機能ユニットの相互接続を表すデータパスである。相互接続は、ラインの束(「データバス」)を介して行われ、特に、マルチプレクサ、演算論理ユニット(ALU)、シフタおよびレジスタファイル等の機能ユニットを備える。データパスの機能ユニットの設計および双方向通信は、当業者に周知であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。
シフタは、ビット操作のため、すなわち、通常、制御信号を介してプログラム可能な数nのビット位置だけ右または左へバイナリデータワードをシフトさせるために利用される。例えば、シフタは、値nのプログラム可能な範囲∈[−7、7]を有し、すなわち、シフタの入力におけるデータワード(十分な幅を想定)が、最大7ビット位置まで右または左にシフトされ得る。
種々のシフタの実現形態、すなわち、いわゆるバレルシフタ、および対数シフタがある。M=15の異なったシフト動作(Mは、パワーとも呼ばれる)を処理することができなければならないバレルシフタについての上述の例の単段の実現形態の場合、データビットごとに15から1を取り出すマルチプレクサを必要とする。このマルチプレクサは、対応する数のデータおよび制御入力を有する必要がある。対数シフタを用いた多段の対数実現形態の場合、例えば、+4、0または−4ビットのシフトが第1のステージで行われ、例えば、+1、0または−1のシフトが下流に接続された第2のステージで行われ、例えば、+2、0または−2ビットのシフトが後続の第3のステージで行われる。カスケード接続された3つの3から1を取り出すマルチプレクサ回路および最大9の制御入力に関して、これは、必要とされるスイッチングエレメントの数、ならびに、原理的に、配線および面積需要に関する著しく有利な解決を意味する。
一般に、バレルシフタは、Mの値が小さい場合にのみ適切であるといえる。Mの値が比較的大きい場合、論理シフタが、需要およびスイッチング時間の両方に関してはるかに実効的かつ効率的である。これに関する基礎的な情報は、非特許文献1から収集され得る。
最近のマイクロプロセッサおよびマイクロコントローラにおけるデータパスは、通常、「シングルレール」回路を用いて設計される。このデータパスの場合、処理されるべき情報の各ビットは、物理的に単一の電気ノードによって表される。従って、単一の電気ノードは、状態ビットの論理値に対応する。
シングルレール技術の不利な点は、回路設計または回路内で処理された信号が、容易に密かに見つけ出され得るという事実である。セキュリティアプリケーションにおいて、回路を攻撃し、その感度を評価する最も重要な方法の1つは、電力差分解析(DPA)である。この方法は、例えば、パスワードまたは暗号鍵等の秘匿性情報を密かに見つけ出すために攻撃を加える際に用いられる。
この場合、統計的方法を用いて測定される電流プロファイルが、所与のプログラムまたは所与のアルゴリズムに関して評価される。特に、1つ以上のクロックサイクルにわたって計算された電荷積分が評価され、この場合、(プログラムが多数回実行された場合)、系統的データ変動とそれぞれの電荷積分との相関関係から保護されるべき情報が逆推理され得る。
従って、例えば、スマートカード等の保護されるべき集積回路は、電力差分解析ができないように、処理されるべきデータに関係なく同じ電流プロファイルを供給するようなタイプである必要がある。
シングルレールデータパスはこのようなタイプではない。回路の状態の時間プロファイルと関連する電荷積分は、変換される電荷を有するノードまたは電気容量の関数である。従って、時間プロファイルは、処理されるべきデータの時間の経過とともに起こる変動に大幅に依存する。
公知のシフタのある不利な点は、これらがシングルレール技術を用いて具現化され、従って、これらのシフタを通じて搬送されるデータが密かに見つけ出され得ることである。
Jan M.Rabaey,「DIGITAL INTEGRATED CIRCUITS−A Design Perspective」,Prentice Hall,1996年,Chapter7
従って、本発明の目的は、集積回路、特に、データを密かに見つけ出すことがより困難なシフタを明らかにすることである。さらに、電力差分解析を失敗させるために、一定の電荷積分を有するこの集積回路を動作させる方法を提供することである。
本発明により、集積回路であって、各々が、複数のデータ入力(ar、arq;a0、a0q;al、alq)と、データ出力(z、zq)と、制御入力(sr、s0、sl)とを有する、少なくとも2つのカスケード接続されたマルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)であって、該制御入力に存在する信号(shj<2:0>、j=1、2、4)によって、該データ入力のどれが該データ出力と接続されるかを規定する、マルチプレクサと、マルチプレクサの該データ出力(z、zq)は、下流に接続された該マルチプレクサの該データ入力(a0、a0q)の1つと接続され、これにより、該カスケードを通って伸びるデータパスが形成されることと、各データ入力および各データ出力は、デュアルレール信号を印加するための2つの端子を有することと、制御信号(PrShQ)で駆動され得る少なくとも1つのプリチャージユニット(VE)が提供されることであって、該プリチャージユニットは、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の1つの該データ出力または該データ入力と接続され、かつ、計算動作を実行する前に、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の該データ出力(z、zq)および/またはデータ入力(a0、a0q)をプリチャージ状態にすることができることとを特徴とする、集積回路が提供され、これにより上記目的が達成される。
前記プリチャージユニットは、前記集積回路の供給電位端子(VP)または前記基準電位端子(BP)と、該集積回路の前記データパスとの間に接続されてもよい。
前記プリチャージユニットは、前記集積回路の前記データ出力を表す前記カスケードの最後のマルチプレクサ(Mux1)の前記データ出力と接続されてもよい。
前記プリチャージユニットは、前記集積回路の前記データ入力を表す前記カスケードの第1のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ入力と接続されてもよい。
前記プリチャージユニットは、前記マルチプレクサの1つの前記データ出力と、下流に接続されたマルチプレクサの前記データ入力との間に接続されてもよい。
前記集積回路の前記データ出力に接続されたプリチャージユニット(VE)によって、前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の各々の前記データ出力(z、zq)にプリチャージ信号が印加されてもよい。
前記集積回路の前記データ入力に接続されたプリチャージユニット(VE)によって、前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の各々の前記データ入力(a、aq)にプリチャージ信号が印加されてもよい。
前記データパスに保持回路(HS)が接続され、該保持回路(HS)は、マルチプレクサの前記データ出力にデュアルレール信号が存在する場合、それぞれの信号値を前記供給電位端子または前記基準電位端子(BP、VP)に接続させてもよい。
前記保持回路(HS)は、前記プリチャージユニット(VE)に接続されてもよい。
前記保持回路(HS)は、前記集積回路の前記データ出力に設けられてもよい。
前記保持回路(HS)は、2つの交差接続されたトランジスタを有し、かつ、該回路の前記データ出力と、前記供給電位端子または前記基準電位端子(VP)との間に接続されてもよい。
前記集積回路は、対数シフタであってもよい。
前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux3)および前記プリチャージユニット(VE)に駆動回路(AS)が接続され、該駆動回路は、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux3)の前記制御信号(shj<2:0>)と該プリチャージユニット(VE)の前記制御信号(PrShQ)との時間的同期を実行してもよい。
本発明により、上記の集積回路を動作させる方法であって、計算ステップ、特に、シフト動作の実行の前に、マルチプレクサカスケードのデータパスにおけるデータ入力(ar、arq;a0、a0q;a1、alq)およびデータ出力(z、zq)にプリチャージ信号が印加される、方法が提供され、これにより上記目的が達成される。
プリチャージ信号を印加するために、第1の位相(T1)において、制御信号(shj<2:0>、j=1、2、4)が、前記カスケードの前記すべてのマルチプレクサに印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間に導通する接続が存在せず、前記プリチャージユニット(VE)に制御信号(PrShQ)が印加され、これにより、該プリチャージユニットに接続されたデータパスの部分がプリチャージ状態にされてもよい。
プリチャージ信号を印加するために、第2の位相(T2)において、前記マルチプレクサの少なくともいくつかに制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合、前記データ入力の前記データ出力への導通する接続が生成され、その結果、前記データパスのさらなる部分は、プリチャージ状態にされてもよい。
プリチャージ信号を印加するために、第3の位相(T3)において、制御信号(shj<2:0>、j=1、2、4)が前記カスケードの前記すべてのマルチプレクサに印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間に導通する接続がもはや存在せず、前記プリチャージユニット(VE)を不活性化する制御信号(PrShQ)が該プリチャージユニットに印加されてもよい。
前記プリチャージ位相の終了後、前記計算ステップを実行するために、前記第3の位相(T3)において、前記計算動作のために必要とされる制御信号が、前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)に印加されてもよい。
前記計算ステップを実行するために、第4の位相(T4)において、前記計算動作のために必要とされる制御信号が、前記カスケードの前記さらなるマルチプレクサ(Mux1、Mx2)に印加されてもよい。
前記プリチャージユニット(VE)が前記集積回路の前記データ出力に接続され、前記第2の位相(T2)において、前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)を除く、すべてのさらなるマルチプレクサ(Mux1、Mux2)に制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合に前記データ入力の前記データ出力への導通する接続が生成されてもよい。
前記第2の位相(T2)における前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ入力に、該マルチプレクサと接続されたプリチャージユニットによってプリチャージ信号が印加されてもよい。
前記プリチャージユニット(VE)は、前記集積回路の前記データ入力と接続され、
前記第2の位相(T2)において、前記カスケードの最後のマルチプレクサ(Mux4)を除く、前記すべてのさらなるマルチプレクサ(Mux1、Mux3)に制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合に該データ入力の該データ出力への導通する接続が生成されてもよい。
前記プリチャージ信号は、第2の位相(T2)において、前記カスケードの前記最後のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ出力に、該マルチプレクサの該データ出力と接続されたプリチャージユニットによって印加されてもよい。
下流に接続された前記マルチプレクサの前記データ入力に該マルチプレクサの前記データ出力を接続することによって形成された前記マルチプレクサカスケードの内部ノードが、前記集積回路の前記データ入力および前記データ出力に設けられたプリチャージユニットによってプリチャージされてもよい。
上記目的は、請求項1の特徴を有する集積回路によって、および、請求項13の特徴を有する方法によって達成される。有利な改良点は、それぞれの従属請求項から明らかになる。
本発明による回路は、各々が、複数のデータ入力と、データ出力と、制御入力とを有する、少なくとも2つのカスケード接続されたマルチプレクサであって、制御入力に存在する信号によって、データ入力のどれがデータ出力と接続されるかを規定する、マルチプレクサと、マルチプレクサのデータ出力は、下流に接続されたマルチプレクサのデータ入力の1つと接続され、これにより、カスケードを通って伸びるデータパスが形成されることと、各データ入力および各データ出力は、デュアルレール信号を印加するための2つの端子を有することと、制御信号で駆動され得る少なくとも1つのプリチャージユニットが提供されることであって、プリチャージユニットは、マルチプレクサの1つのデータ出力またはデータ入力と接続され、かつ、計算動作を実行する前に、マルチプレクサのデータ出力および/またはデータ入力をプリチャージ状態にすることができることとを特徴とする
本発明は、いわゆるデュアルレール技術を用いることによって、電荷積分が変更されることを防止し得るという考え方に基づく。データまたは信号パス内の各ビットが、スイッチングネットワークまたはスイッチングメカニズムの正確に1つの電気ノードkによって物理的に表される従来のシングルレール技術と対照的に、デュアルレール技術での実現において、各ビットは、2つのノードkおよびkqで表され、kがこのビットの正しい論理値bに対応し、kqが相補的値bn=not(b)に対応する場合、このビットは、有効な論理値を有する。
電荷積分における所望の不変性は、この場合、有効な論理値(b、bn)=(1、0)または(0、1)を有する2つの状態間にいわゆる「プリチャージ」状態が挿入されることによって達成される。このプリチャージ状態において、ノードkもノードkqも同じ電位に帯電され、従って、論理的に無効な値(1、1)または(0、0)をとり、状態シーケンスは、
(1、1)、(0、1)、(1、1)、(1、0)、(1、1)、(1、0)、(1、1)、(0、1)...
であり得る。
このような状態シーケンスのいずれについても、(1、1)から(b、bn)に遷移するたびに、正確に1つのノードの電荷が1から0に変換され、(b、bn)から(1,1)へのすべての状態は、正確に1つのノードの電荷が0から1に変換されるといえる。これは、それぞれの状態ビットの論理的に有効な値bとは関係がないといえる。当然、プリチャージ状態(0、0)を有する状態シーケンスにも同じことが当てはまる。
従って、この状態シーケンスに対応する電荷積分は、論理的に有効な値のシーケンス(b、bn)に依存する。ノードkおよびkqが、同じ電気容量を有することを保証することだけが必要である。従って、このようにして実現されたデータパスのパワープロファイルは、処理されるべきデータの時間にともなう変動とはもはや関係がない。従って、デュアルレール技術を用いて設計された回路は、電力差分解析に対する耐性を有する。
従って、本発明は、集積回路の動作中、コンピュータ計算をするステップ、特に、シフト動作を実行する前に、マルチプレクサカスケードのデータパスにおけるデータ入力およびデータ出力にプリチャージ信号を印加するという発想に基づく。
ある好ましい改良点において、供給電池端子または基準電位端子と、集積回路のデータパスとの間にプリチャージユニットが接続される。供給電位端子に接続されるか、または基準電位端子に接続されるのかは、用いられるトランジスタのタイプに依存する。例えば、p型チャネルトランジスタが用いられた場合、プリチャージユニットは、供給電位端子に接続される。
さらなる改良点において、プリチャージユニットは、カスケードの最後のマルチプレクサのデータ出力と接続される。このデータ出力は、同時に集積回路のデータ出力を表す。この変形の場合、マルチプレクサのデータ出力を下流に接続されたマルチプレクサのデータ入力と接続することによって形成される、マルチプレクサカスケードの内部ノードをプリチャージすることが可能である。これは、集積回路のデータ出力に配置されたプリチャージユニットによって行われる。さらに、これは、カスケードの第1のマルチプレクサを除いたすべてのさらなるマルチプレクサに制御信号を印加することによって行われ、これにより、これらのマルチプレクサの場合にデータ入力のデータ出力への導通する接続が生成される。好ましくは、この変形の場合、カスケードの第1のマルチプレクサのデータ入力に、これに接続されたプリチャージユニットによってプリチャージ信号が印加される。
さらなる好ましい改良点において、集積回路のデータ入力を表すカスケードの第1のマルチプレクサのデータ入力にプリチャージユニットが接続される。この変形の場合、回路のデータ入力からのマルチプレクサカスケードの内部ノードにプリチャージ信号を印加することが可能である。これは、カスケードの最後のマルチプレクサを除くすべての他のマルチプレクサに制御信号を印加することによって行われ、これにより、データ入力のデータ出力への導通する接続がこれらのマルチプレクサの場合に生成される。この場合、好ましくは、カスケードの最後のマルチプレクサのデータ出力にこれに接続されたプリチャージユニットによってプリチャージ信号が印加される。
さらなる改良点において、プリチャージユニットは、マルチプレクサの1つのデータ出力と、下流に接続されたマルチプレクサのデータ入力との間に接続される。これは、マルチプレクサのカスケードの内部ノードにプリチャージユニットが接続されることを意味するに他ならない。上述の手順と同様に、この場合も、マルチプレクサに制御信号が印加され、これにより、プリチャージ信号が、マルチプレクサカスケードのデータパスに印加され得る。各場合について、集積回路のデータ入力およびデータ出力にさらなるプリチャージユニットを提供することが考えられ、このプリチャージユニットは、データパスのそれぞれのノードにプリチャージ信号を提供する。
さらなる好ましい改良点において、データパスに接続された保持回路が提供され、これは、マルチプレクサのデータ出力に存在するデュアルレール信号の場合、それぞれの信号値を供給電位端子または基準電位端子に接続する。保持回路は、デュアルレール信号のうちの1つの信号が低電位にされるとすぐにそれぞれの相補的ノードが高電位に保持されることを保証する。保持回路は、この場合、自己制御(self−regulating)する。
好ましくは、保持回路は、プリチャージユニットに接続される。保持回路が集積回路のデータ出力に配置されることがさらに好ましい。ある改良点において、保持回路は、2つの交差接続したトランジスタを有し、かつ、回路のデータ出力と、供給電位端子または基準電位端子との間に接続される。
さらなる改良点において、マルチプレクサおよびプリチャージユニットに接続された駆動回路が提供される、この駆動回路は、マルチプレクサの制御信号とプリチャージユニットの制御信号との時間的同期を実行する。このドライブ回路を動作させる方法は、以下においてより詳細に説明される集積回路を動作させる方法から明らかになる。
本発明の考え方によると、プリチャージ信号は、コンピュータ計算するステップを実行する前、特に、シフト動作の前に、マルチプレクサカスケードのデータパスにおけるデータ入力およびデータ出力に印加される。
プリチャージ信号を印加するために、第1の位相において、カスケードのすべてのマルチプレクサに制御信号が印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間には導通する接続が存在せず、かつ、プリチャージユニットに制御信号が印加され、これにより、プリチャージユニットに接続されたデータパスの部分がプリチャージ状態にされる。この手順は、まず、プリチャージユニットの活性化を表すに他ならない。
第2の位相において、マルチプレクサの少なくともいくつかに制御信号が印加され、これにより、データ出力へのデータ入力の導通する接続がこれらのマルチプレクサの場合に生成され、その結果、データパスのさらなる選択がプリチャージ状態にされる。この場合、カスケードのすべてのマルチプレクサに制御信号を印加することが可能であり、これにより、それぞれのデータ入力がデータ出力に接続される。しかしながら、いくつかのマルチプレクサが、好ましくは、隣接して配置されたマルチプレクサが上述の意味合いで駆動されることも考えられる。
第3の位相において、カスケードのすべてのマルチプレクサに制御信号が印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間に導通する接続がもはや存在せず、プリチャージユニットを不活性化する制御信号がプリチャージユニットに印加される。従って、それぞれのデータ線に存在するプリチャージ状態は、容量的にのみ保持される。
プリチャージ位相が終了した後、コンピュータ計算するステップを実行するために、第3の位相において、コンピュータ計算するために必要とされる制御信号が、カスケードの第1のマルチプレクサに印加される。
さらに、コンピュータ計算のステップを実行するために、第4の位相において、コンピュータ計算動作のために必要とされる制御信号が、カスケードのさらなるマルチプレクサに印加される。
コンピュータ計算動作が完了した後、プリチャージ信号が、次のコンピュータ計算動作が実行される前に、上述の手順に従って再びデータパスに印加される。従って、集積回路を動作させる本発明による方法は、電荷中性動作を可能にし、その結果、電力差分解析によりデータを密かに見つけ出すか、コンピュータ計算動作をすることがもはや不可能になる。後述されるように、この位相シーケンスは、データパスに電荷中性を提供するだけでなく、制御信号シーケンスに対応する電荷積分が不変であることも意味する。
3つの信号を有する信号バーストが、マルチプレクサを駆動するために提供される。シフト動作が、左へ、右へ、またはゼロだけ実行されるかが、信号バーストのどの信号がアクティブであるかに応じて決定される。カスケードの第1のマルチプレクサのデータ入力を用いる場合、信号バースト内の3つのそれぞれの信号のうち、正確に1つが供給電位から基準電位へと放電され、正確に1つが基準電位から供給電位へと充電され、残りのマルチプレクサの残りのすべての駆動信号のうち正確に1つが第1の位相の開始とともに放電され、正確に1つが第2および第3の位相の開始とともに再び充電および放電され、最後に、正確に1つが第4の位相において充電される。これにより、信号バーストに対応するそれぞれ3つのノードが同じ電気容量を有することが保証されるように注意が払われた場合、制御信号の電荷積分が不変になる。
本発明のさらなる特徴、利点、および実用性は、以下の図から明らになる。
本発明により、データを密かに見つけ出すことがより困難なシフタを提供することができる。さらに、電力差分解析を失敗させるために、一定の電荷積分を有するこの集積回路を動作させることができる。
特に明示されない限り、すべての図において、同じ機能に同じ参照符号が提供される。
本発明は、以下において、バイナリデータワードのプログラム可能なシフトの整数の値の範囲を有する対数シフタに基づいて記載される。この場合、プログラム可能なnの値の範囲∈[−7、7]を用いてすでに説明された例にさかのぼる。これは、対数シフタの入力のデータワード(十分な幅を想定)が、7ビット位置まで右または左にシフトされ得る。
図1は、データパス(「ビットスライス」とも呼ばれる)の1つのビットの3段マルチプレクサカスケードを示す。各マルチプレクサは、3つのデータ入力、データ出力、および3つの制御入力を有する。各データ入力および各データ出力は、デュアルレール信号を印加するための2つの端子を有する。データ入力は、(ar、arq)、(a0、a0q)および(al、a0q)と一致させて示される。データ出力は、(z、zq)で示され、制御入力に記号(sr、s0、sl)が提供される。
信号(a、aq)、(al、alq)、(ar、arq)、(ajr、ajrq)、および(ajl、ajlq)(ただし、j=1、2)は、マルチプレクサMux4、Mux1、Mux2のデータ入力の各々に印加される。
カスケードの第1の段は、マルチプレクサMux4によって形成され、そのデータ出力(z、zq)は、下流に接続されたマルチプレクサMux1のデータ入力(a0、a0q)に接続される。マルチプレクサMux2は、次に、マルチプレクサMux1の下流に接続される。マルチプレクサMux2のデータ入力(a0、a0q)は、これに対応して、マルチプレクサMux1のデータ出力(z、zq)に接続される。マルチプレクサMux4のデータ入力は、集積回路のデータ入力を形成する。マルチプレクサMux2のデータ出力(z、zq)は、集積回路のデータ出力を形成する。
3つの制御信号shj<2:0>(ただし、j=1、2、4)は、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4の各制御入力に印加され得、これにより、どのデータ入力がデータ出力に接続されるかを決定する。この場合、位置マーカjは、それぞれのマルチプレクサMux1、Mux2またはMux4を表す。アクティブ制御信号shj<0>が制御入力srに印加された場合、データ入力(ar、arq)は、データ出力(z、zq)に接続される。これに対応して、アクティブ制御信号shj<l>が制御入力s0またはs1にそれぞれ印加された場合、データ入力(a0、a0q)または(al、alq)は、データ出力(z、zq)に接続される。
カスケードの第1の段、すなわちマルチプレクサMux4において、データ入力に存在するビットは、位置が+4、0または−4だけシフトされ、下流に接続された第2の段(マルチプレクサMux1)において、データ入力に存在するビットは、位置が+1、0または−1シフトされ、次の第3の段(マルチプレクサMux2)において、データ入力に存在するビットは、位置が+2、0または−2シフトされる。これらのシフトは、3つの代表的な制御信号shj<2:0>(j=4、1、2)のうちのどれが活性化されるかに依存する。
プリチャージユニットVEおよび保持回路HSは、さらに、図1における集積回路のデータ出力に接続される。
プリチャージユニットVEは、2つのp型チャネルトランジスタを備え、これらのトランジスタの制御端子は互いに接続され、これらの制御端子に信号PrShQを印加することが可能である。トランジスタTr1のメイントランジスタは、集積回路の供給電位端子VPとデータ出力zとの間に接続される。他のトランジスタTr2のメイン端子は、集積回路の供給電位端子VPとデータ出力zqとの間に接続される。集積回路のデータ出力には、プリチャージユニットVEによってプリチャージ信号(1、1)が提供され得る。
同様にp導電型である2つのトランジスタTr3、Tr4を有する保持回路HSは、有効なデュアルレール信号(0、1)または(1、0)の場合、それぞれのデータ出力(z、zq)を対応する電位VPに接続し、かつ、これらを保持するために利用される。
プリチャージユニットVEおよび保持回路HSのトランジスタが、n導電型トランジスタで形成された場合、プリチャージユニットVEおよび保持回路HSは、さらに、基準電位端子BPに接続され得る。対応する必要な回路変更は、当業者に明らかであり、これ以上詳細に説明されない。
図1に示される対数シフタは例示にすぎないことに再び触れておく。カスケードは、これよりも多いか少ない数のマルチプレクサを有し得る。同様に、ビットは、カスケードの第1の段において1つの位置だけ、例えば、第2の段において2つの位置だけ、第3の段において4つの位置だけシフトされ得るにすぎない。構成は、当業者により任意に構成される。
図2は、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4の可能な実現を示す。各マルチプレクサは、6つのトランジスタN0、N1、N2、N4、N5、N6から形成される。これらのトランジスタの負荷パスは、それぞれ、データ入力(ar、ar)、(a0、a0q)、(al、alq)とデータ出力(z、zq)との間にそれぞれ接続される。上述の入力の1つに接続されたそれぞれ2つのトランジスタの制御端子は、制御入力(s1、s0、sr)に接続される。示される相互接続は、さらに、パストランジスタ回路の名称でも知られる。
図2に示される回路構成から、制御入力(s1、s0、sr)の1つの最大値のみが、特定の時点でいつもアクティブになることが許されるが、他の2つの制御入力は、不活性でなければならず、これにより、これらに割り当てられた対応するトランジスタがオフにされることが直接明らかになる。そうでなければ回路の正確な機能が危うくなる。
図1において、第1の段、マルチプレクサMux4は、データ入力(ar、arq)、(a、aq)および(al、alq)に接続され、ここで、(a、aq)は、シフタのすぐ上流側のデータパス内の考察中のスライスに対応するビットを示す。同様に、(ar、arq)および(al、a1q)は、考察中のビットスライスよりも4ビット位置高い、および低いマルチプレクサのすぐ上流側のデータパス内のビットを示す。
制御信号s4<2:0>=010:0ビット位置シフトする。(a、aq)は、トランジスタN1、N5(図2)を介してマルチプレクサMux4のデータ出力(z、zq)と導通するように接続される。
制御信号S4<2:0>=001:−4ビット位置シフトする。(al、arq)は、トランジスタN0、N4(図2)を介してマルチプレクサMux4のデータ出力(z、zq)と導通するように接続される。
制御信号S4<2:0>=100:+4ビット位置シフトする。(al、alq)は、トランジスタN2、N6(図2)を介してマルチプレクサMux4のデータ出力(z、zq)と導通するように接続される。
同様に、マルチプレクサMux1およびMux2にも同じことが当てはまり、この場合、マルチプレクサの直前のデータパスにおける、当該のビットスライスよりもjビット位置高いか、または低いビットは、(arj、ajrq)および(aj1、ajlq)(ただし、j=1、2)と示される。
図3は、図1からの対数シフタのデータ入力および制御信号の本発明による時間シーケンスを示す。図4から図11は、制御信号shj<2:0>およびPrShQを必要かつ有利な時間的挙動で生成する回路によって満たされるべき原理を説明する。
図3に示され得るように、対数シフタの各動作サイクルは、4つの連続的位相T1、T2、T3およびT4を含み、図3において<T1、T2、T3、T4>で示される。
第1の位相T1の開始とともに、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4に存在するすべての制御信号shj<2:0>(ただし、j=1、2、4)は不活性となり、これは、shj<2:0>=000を意味する。従って、カスケードのマルチプレクサMux1、Mux2、Mux4の各々のすべてのトランジスタN0...N6(図2)は、オフにされる。さらに、位相T1の間、集積回路のデータ出力におけるプリチャージユニットVEの制御信号PrShQはアクティブになり、すなわち、PrShQ=0である。従って、集積回路のデータ出力(z、zq)は、基準電位VDDにプリチャージされ、換言すると、プリチャージ信号(1、1)がこれに印加される。
第2の位相T2の開始とともに、マルチプレクサMux1、Mux2の制御信号は、shj<2:0>、j=010、j=1、2とプログラムされる。従って、データ入力(a、aq)、(ar、arq)および(a1、a1q)に接続された、カスケードの第1の段を形成するマルチプレクサは、オフされた状態にとどまる一方で、すべての残りのマルチプレクサは、「ゼロシフトする」にプログラムされる。従って、マルチプレクサカスケード内に位置するすべてのノード(これは、下流に接続されたマルチプレクサのデータ入力へのマルチプレクサのデータ出力の接続によって形成される(ここで、これは(z4、z4Q)および(z1、z1q))は、集積回路のデータ出力によってプリチャージされ得る。カスケードの出力におけるプリチャージユニットVEは、PrShQ=0でアクティブの状態にとどまる。達成された電位は、VDD−Vthであり、ここで、Vthは、マルチプレクサMux1、Mux2におけるn型チャネルトランジスタの閾値電圧である。
第3の位相T3の開始とともに、最初に、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4のすべての制御信号shj<2:0>、j=4、2、1が不活性、すなわち、shj<2:0>、j=000になる。従って、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4の各々のすべてのトランジスタN0...N6はオフにされる。さらに、T3の間、対数シフタの出力のプリチャージユニットVEの制御信号PrShQが不活性になり、すなわち、PrShQ=1である。従って、データ出力(z、zq)は、基準電位VDDから絶縁される。
これに続いて、実際のシフト動作が開始される。この目的で、最初に、データ入力(ar、arq)、(a、aq)および(al、alq)に接続されたマルチプレクサMux4の制御信号s4<2:0>は、所望の値に切替えられる。例えば、図3に示された第1の動作サイクルの場合、s4<2:0>=010、すなわち、マルチプレクサMux4「ゼロシフトする」である一方で、第2の動作サイクルにおいて、s4<2:0>=001で、4位置右へ、および第3の動作サイクルにおいて、s4<2:0>=100で、4位置左へシフトされる。
最後に、位相T4の開始とともに、さらに、カスケードのすべての他のマルチプレクサMux1、Mux2が、適切な制御信号sk<2:0>(ただし、k=1、2)を用いて所望の値に切替えられる。
従って、ゼロのシフトは、図3に示される第1の動作サイクルにおいて行われ、合計7ビット位置右へのシフトは、第2の動作サイクルにおいて行われ、7ビット位置左へのシフトは、第3の動作サイクルにおいて行われる。
この上述の<T1、T2、T3、T4>の位相シーケンスは、ここで、対数シフタのデュアルレールデータパスにおける中性を変更するために提供されるのみでなく、制御信号シーケンスに対応する電荷積分が不変であることを意味する。なぜなら、信号バーストshj<2:0>内の3つのそれぞれの信号のうち、データ入力(ar、arq)、(a、aq)および(a1、a1q)と接続されたマルチプレクサMux4の場合、制御信号s4<2:0>の正確に1つが供給電位VDDから基準電位VSSへ放電され、正確に1つ(同一または別の)が基準電位VSSから供給電位VDDに充電されるからである。すべての残りの制御信号shj<2:0>(ただし、j=1、2)のうち、位相T1の開始とともに、正確に1つ、すなわち、サイクルにおける位相T4にて予め充電されたものが放電される。位相T2およびT3の開始とともに、shj<1>を常に充電し、再び放電し、最後に、制御信号の正確に1つが位相T4にて充電される。制御信号の電荷積分の不変性が、この直後に続く。しかしながら、信号shj<2:0>に対応するそれぞれ3つのノードが、同じ電気容量を有することに留意されたい。
上述の例示的実施形態において、カスケードの第1の段を形成するマルチプレクサMux4のトランジスタN0...N6は、位相T1からT3の範囲内のある点までの間はオフにされ、すなわち、そのトランジスタのデータ入力は、残りのデータパスから電気的に絶縁される。これらのデータ入力は、対数シフタの外側のプリチャージユニット(図1に図示されず)によってプリチャージ信号でプリチャージされ得る。従って、これは、図1に示されるプリチャージユニットVEによって、すべての残りのノードのプリチャージと関係なく行われる。さらに、プリチャージ動作が、時間的に、集積回路のデータ出力の前に(例えば、位相T2において)終了したと仮定した場合、この構成は、残りのマルチプレクサMux1、Mux2のプリチャージ動作とかち合うことなく、マルチプレクサMux4のデータ入力が、すでに1つの新しい、有効なデュアルレール信号をとることを可能にする。これは、集積回路の素子を適切に駆動する駆動回路ASの制御ロジックとの独立性を可能にする。
対数シフタの制御信号のこの可能な時間的シーケンスと比較して、以下におけるさらなる代替案も考えられる。
マルチプレクサカスケードの第1の段のデータ入力は、さらに、データ出力におけるプリチャージユニットによってプリチャージされ、すなわち、第1の段を表すマルチプレクサの制御信号が、すべての他の時間的挙動と同じものを有する。これは、すべてのshj<2:0>が、同じ時間的挙動を有することを意味する。第1のマルチプレクサ(図1におけるMux4)のデータ入力への印加は、短絡電流を避けるために、データパスのプリチャージ動作が終了した場合にのみ切替えられることが可能である。
これは、マルチプレクサカスケードの内部ノードが集積回路のデータ出力から、および、データ入力からプリチャージされるさらなる変形にも当てはまる。
集積回路のカスケードの内部ノード、および、データ出力は、集積回路のデータ入力からプリチャージされることも考えられる。
マルチプレクサカスケードの内部および外部ノードのプリチャージは、さらに、内部ノードの少なくとも1つ、すなわち、2つのマルチプレクサ間に配置されたプリチャージユニットの1つによってサポートされ得る。
図4〜図11は、プリチャージユニットVEの制御信号shj<2:0>および駆動信号PrShQの回路実施例および信号プロファイルを示す。図4および図6は、制御情報の変換および入力側のクロッキングインのための回路を示し、図5、図7、および図8は、それぞれの関連した信号の時間的挙動を示す。最後に、図9〜図11は、図6に示された回路ブロックの部分を示す。
上述の例に関する以下の表は、入力側の制御情報sh_pos<2:0>と、sh_dirと、sh4<2:0>と、ここから生成され得るsh2<2:0>、sh1<2:0>との間の論理的関係を規定する。
Figure 2004355631
信号sh_pos<2:0>は、シフトされるビット位置の数のバイナリ符号化された絶対値を示す。信号sh_dirは、シフトされる方向を示す。例えば、sh_pos<2:0>=101およびsh_dir=1については、組み合わせs4<2:0>=001、s2<2:0>=010、s1<2:0>=001になる。これは、5ビット位置右へシフトされることを意味する。この論理関係は、破線で輪郭が描かれた回路DS1(デコードsh4)およびDS2(デコードsh21)を復号化することによって実現される。
制御信号shj<2:0>の本発明の特定の時間的挙動は、
RSフリップフロップRSF1(RS−Sh4EnN)、RSF2(RS−PrSh21Q)およびRSF3(RS−PrShQ)によって生成されたマスキング信号と、
信号PrShQからRSフリップフロップRSF1およびRSF2へのフィードバック、信号s4<2:0>の復号回路DS2へのフィードバック、および信号sh2<1>、sh1<1>のRSフリップフロップRSF3へのフィードバック(これらの関係は、図5における「因果性矢印(causality arrows)」によって示される)と、
デュアルレールデコーダ入力(sh_dir、sh_dir_q)、(sh−dir_n、sh_dir_qn)および(sh_pos<2:0>、sh_pos<2:0>)ならびに信号ShftEn(シフトイネーブル)の時間的挙動(図5に示される)と
によって達成され、この時間的挙動の立ち上がりエッジは、位相T2から位相T3への遷移を示す。なぜなら、このエッジは、データパスのプリチャージを終了し、従って、位相T3および位相T4における実際のシフト動作を引き起こすからである。しかしながら、最初に、信号sh2<1>およびsh1<1>は、スイッチオフされ、ここから、信号PrShQの立ち上がりエッジが導出される。
図6は、マスターラッチMLおよびスレーブラッチSL(図10)における主要制御情報sh_pos_i<2:0>およびsh_dir_iのクロックインに加えて、主要シングルレールのデュアルレール信号(図11)への遷移をさらに示し、かつ、上述の信号ShftEnの生成もまた示す。これの意味、および制御信号shj<2:0>の時間的挙動へのその効果は、図4の説明においてすでに示された。
信号ShftEnの生成は、ここで、図6〜図8を参照して以下に示される。
ShftEnは、図6からのRSフリップフロップRSF4(RS−ShftEn)のデータ出力において存在し、そのセット入力ShEnSqにおける低レベル(基準電位VSS)によってセットされる。ShftEnは、その後、供給電位VDDに位置し、すなわちShftEnの立ち上がりエッジが、ShEnSqの立下りエッジから導出される。ShEnSqが不活性であると仮定して、ShftEnの低レベルへのリセットは、リセット入力ShEnRqにおける低レベルから導き出される。これは、以下に明確になるように、常に保証される。ShftEnにおける低レベルにより、デュアルレールデコーダ入力(Sh_dir、sh_dir_q)、(sh_dir_qn、sh_dir_r)および(sh_pos<2:0>、sh_pos<2:0>のプリチャージが行われ、これは、それ自体、位相T1を開始させ、すなわち、対数シフタのすべての制御信号shj<2:0>(j=4、2、1)が不活性になり、shj<2:0>=000である。従って、マルチプレクサMux1、Mux2、Mux4を有するマルチプレクサカスケードのすべてのトランジスタN0...N6がオフにされる。
図8から見出され得るように、ShEnRqは、図6における破線によって輪郭が描かれる回路PlsGenによって外部から供給されたシステムクロックclkの立ち上がりエッジから導出された瞬間のパルスである。システムリセットrstが低レベルの場合、ShftEnは、clkとは関係なく低レベルに引張られる。概して、アクティブシステムリセットの場合、対数シフタは、プリチャージされた状態であるか、または、この状態にされる(さらに、図4における回路のシステムリセット挙動も参照)といえる。
ShEnSqの立下りエッジ(および、結果として生じたShftEnの立ちあがりエッジ)が、2つの異なった方法で取得され得る。
まず、ShEnSqは、クロック信号clkと等しくされ得る。これは、clkが高レベルにある間、位相T1とT2とがある期間に一致することを意味する。同様に、クロック信号clkが低レベルにある間、位相T3とT4とがある期間と一致する。この手順の利点は、その単純さである。不利な点は、位相T4の間の実際のシフト動作のために、期間TCLよりもわずかな時間しか利用可能でないということ、かつ、この位相T4の持続時間は、外部から供給されたシステムクロックに依存し、従って、対数シフタ内の条件に最適に適合され得ないということである。
このことは、データパスのプリチャージ位相が終了する条件からShEnSqが導出された場合に可能である。これは、位相T1およびT2において、対数シフタのデータ入力(a、aq)およびそのデータ出力(z、zq)の両方が高電位レベルにプリチャージされたか、または、されていることを意味する。例えば、ShEnSqは、トリプルNANDゲートにより形成され得、その第1の入力は、データ入力(a、aq)の最低速のプリチャージ動作が、T1またはT2において終了し、そのさらなる入力は、データパスにおけるデータ出力(z、zq)の最低速であることを示す。さらに、これらと直列に接続されたインバータチェーンまたは、ShEnSqを遅延させるための別の手段を用いて、(z、zq)に対して、後から行われるカスケードのマルチプレクサ回路間に位置するノードのプリチャージが対応した態様で考慮に入れられることが保証され得る。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
図1は、3つのマルチプレクサを備えるカスケードを有する本発明による対数シフタの基本回路図を示す。 図2は、図1に示されるマルチプレクサの回路構成を示す。 図3は、図1からの回路のデータ信号および駆動信号の時間的挙動を示す。 図4は、マルチプレクサカスケードおよびプリチャージユニットの駆動信号を生成する回路の実現の例を示す。 図5は、図4からの関連する信号の時間的挙動を示す。 図6は、図1からの本発明による対数シフタの制御信号を生成する駆動回路のさらなる部分的領域を示す。 図7は、図6からの回路構成の関連する信号の時間的挙動を示す。 図8は、図6からの回路構成の関連する信号の時間的挙動を示す。 図9は、図6からのパルス発生器の可能な回路実現を示す。 図10は、図6からのマスターラッチの可能な回路実現を示す。 図11は、図6からの変換回路の可能な回路実現を示す。
符号の説明
Mux1、Mux2、Mux4 マルチプレクサ
(a、aq) データ入力または信号
(ar、arq) データ入力または信号
(al、alq) データ入力または信号
(aj、ajq)、j=1、2、4 データ入力または信号
(ajr、ajrq)、j=1、2、4 データ入力または信号
(aj1、ajlq)、j=1、2、4 データ入力または信号
(z、zq) データ出力または信号
sl、s0、sr 制御入力
Shj<2:0>ただし、j=1、2、4 制御信号
VE プリチャージユニット
PrShQ 制御信号
HS 保持回路
Tr1、Tr2、Tr3、Tr4 トランジスタ
N0、N1、N2 トランジスタ
N4、N5、N6 トランジスタ
VP 供給電位端子
BP 基準電位端子
T1、T2、T3、T4 時間位相
DS1(デコード−sh4) 復号回路
DS2(デコード−sh21) 復号回路
RSF1(RS−Sh4EnN) RS フリップフロップ
RSF2(RS−PrSh21Q) RS フリップフロップ
RSF3(RS−PrShQ) RS フリップフロップ
RSF4(RS−ShftEn) RS フリップフロップ
ML マスターラッチ
SL スレーブラッチ
ST 信号変換
ShftEn 信号
ShEnSq セット入力
ShEnSq リセット入力
(sh_dir、sh_dir_q) デュアルレールデコーダ入力
(sh_pos<2:0>、sh_pos<2:0> デュアルレールデコーダ入力
(sh_dir_qn、sh_dir_n) デュアルレールデコーダ入力
PG パルス生成用回路
Clk クロック信号
Rst リセット信号

Claims (24)

  1. 集積回路であって、
    各々が、複数のデータ入力(ar、arq;a0、a0q;al、alq)と、データ出力(z、zq)と、制御入力(sr、s0、sl)とを有する、少なくとも2つのカスケード接続されたマルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)であって、該制御入力に存在する信号(shj<2:0>、j=1、2、4)によって、該データ入力のどれが該データ出力と接続されるかを規定する、マルチプレクサと、
    マルチプレクサの該データ出力(z、zq)は、下流に接続された該マルチプレクサの該データ入力(a0、a0q)の1つと接続され、これにより、該カスケードを通って伸びるデータパスが形成されることと、
    各データ入力および各データ出力は、デュアルレール信号を印加するための2つの端子を有することと、
    制御信号(PrShQ)で駆動され得る少なくとも1つのプリチャージユニット(VE)が提供されることであって、該プリチャージユニットは、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の1つの該データ出力または該データ入力と接続され、かつ、計算動作を実行する前に、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の該データ出力(z、zq)および/またはデータ入力(a0、a0q)をプリチャージ状態にすることができることとを特徴とする、集積回路。
  2. 前記プリチャージユニットは、前記集積回路の供給電位端子(VP)または前記基準電位端子(BP)と、該集積回路の前記データパスとの間に接続される、請求項1に記載の回路。
  3. 前記プリチャージユニットは、前記集積回路の前記データ出力を表す前記カスケードの最後のマルチプレクサ(Mux1)の前記データ出力と接続される、請求項1または2に記載の回路。
  4. 前記プリチャージユニットは、前記集積回路の前記データ入力を表す前記カスケードの第1のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ入力と接続される、請求項1〜3の1つに記載の回路。
  5. 前記プリチャージユニットは、前記マルチプレクサの1つの前記データ出力と、下流に接続されたマルチプレクサの前記データ入力との間に接続される、請求項1〜4の1つに記載の回路。
  6. 前記集積回路の前記データ出力に接続されたプリチャージユニット(VE)によって、前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の各々の前記データ出力(z、zq)にプリチャージ信号が印加され得る、請求項1〜5の1つに記載の回路。
  7. 前記集積回路の前記データ入力に接続されたプリチャージユニット(VE)によって、前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux4)の各々の前記データ入力(a、aq)にプリチャージ信号が印加され得る、請求項1〜6の1つに記載の回路。
  8. 前記データパスに保持回路(HS)が接続され、該保持回路(HS)は、マルチプレクサの前記データ出力にデュアルレール信号が存在する場合、それぞれの信号値を前記供給電位端子または前記基準電位端子(BP、VP)に接続させる、請求項1〜7の1つに記載の回路。
  9. 前記保持回路(HS)は、前記プリチャージユニット(VE)に接続される、請求項8に記載の回路。
  10. 前記保持回路(HS)は、前記集積回路の前記データ出力に設けられる、請求項8または9に記載の回路。
  11. 前記保持回路(HS)は、2つの交差接続されたトランジスタを有し、かつ、該回路の前記データ出力と、前記供給電位端子または前記基準電位端子(VP)との間に接続される、請求項8、9または10に記載の回路。
  12. 前記集積回路は、対数シフタである、請求項1〜11の1つに記載の回路。
  13. 前記マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux3)および前記プリチャージユニット(VE)に駆動回路(AS)が接続され、該駆動回路は、該マルチプレクサ(Mux1、Mux2、Mux3)の前記制御信号(shj<2:0>)と該プリチャージユニット(VE)の前記制御信号(PrShQ)との時間的同期を実行する、請求項1〜12の1つに記載の回路。
  14. 請求項1〜13の1つに記載の集積回路を動作させる方法であって、
    計算ステップ、特に、シフト動作の実行の前に、マルチプレクサカスケードのデータパスにおけるデータ入力(ar、arq;a0、a0q;a1、alq)およびデータ出力(z、zq)にプリチャージ信号が印加される、方法。
  15. プリチャージ信号を印加するために、
    第1の位相(T1)において、制御信号(shj<2:0>、j=1、2、4)が、前記カスケードの前記すべてのマルチプレクサに印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間に導通する接続が存在せず、前記プリチャージユニット(VE)に制御信号(PrShQ)が印加され、これにより、該プリチャージユニットに接続されたデータパスの部分がプリチャージ状態にされる、請求項14に記載の方法。
  16. プリチャージ信号を印加するために、
    第2の位相(T2)において、前記マルチプレクサの少なくともいくつかに制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合、前記データ入力の前記データ出力への導通する接続が生成され、その結果、前記データパスのさらなる部分は、プリチャージ状態にされる、請求項15に記載の方法。
  17. プリチャージ信号を印加するために、
    第3の位相(T3)において、制御信号(shj<2:0>、j=1、2、4)が前記カスケードの前記すべてのマルチプレクサに印加され、これにより、それぞれのマルチプレクサのデータ入力とデータ出力との間に導通する接続がもはや存在せず、前記プリチャージユニット(VE)を不活性化する制御信号(PrShQ)が該プリチャージユニットに印加される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記プリチャージ位相の終了後、前記計算ステップを実行するために、
    前記第3の位相(T3)において、前記計算動作のために必要とされる制御信号が、前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)に印加される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記計算ステップを実行するために、
    第4の位相(T4)において、前記計算動作のために必要とされる制御信号が、前記カスケードの前記さらなるマルチプレクサ(Mux1、Mx2)に印加される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記プリチャージユニット(VE)が前記集積回路の前記データ出力に接続され、
    前記第2の位相(T2)において、前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)を除く、すべてのさらなるマルチプレクサ(Mux1、Mux2)に制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合に前記データ入力の前記データ出力への導通する接続が生成される、請求項16〜19の1つに記載の方法。
  21. 前記第2の位相(T2)における前記カスケードの前記第1のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ入力に、該マルチプレクサと接続されたプリチャージユニットによってプリチャージ信号が印加される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記プリチャージユニット(VE)は、前記集積回路の前記データ入力と接続され、
    前記第2の位相(T2)において、前記カスケードの最後のマルチプレクサ(Mux4)を除く、前記すべてのさらなるマルチプレクサ(Mux1、Mux3)に制御信号が印加され、これにより、該マルチプレクサの場合に該データ入力の該データ出力への導通する接続が生成される、請求項16〜19の1つに記載の方法。
  23. 前記プリチャージ信号は、第2の位相(T2)において、前記カスケードの前記最後のマルチプレクサ(Mux4)の前記データ出力に、該マルチプレクサの該データ出力と接続されたプリチャージユニットによって印加される、請求項22に記載の方法。
  24. 下流に接続された前記マルチプレクサの前記データ入力に該マルチプレクサの前記データ出力を接続することによって形成された前記マルチプレクサカスケードの内部ノードが、前記集積回路の前記データ入力および前記データ出力に設けられたプリチャージユニットによってプリチャージされる、請求項16〜19の1つに記載の方法。
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