JP2004348496A - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004348496A
JP2004348496A JP2003145610A JP2003145610A JP2004348496A JP 2004348496 A JP2004348496 A JP 2004348496A JP 2003145610 A JP2003145610 A JP 2003145610A JP 2003145610 A JP2003145610 A JP 2003145610A JP 2004348496 A JP2004348496 A JP 2004348496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
reader
frequency
circuit
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003145610A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yazawa
義昭 矢澤
Masao Kamahori
政男 釜堀
Takeshi Takei
健 武井
Takehiro Okawa
武宏 大川
Hiroshi Yoshiki
宏 吉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003145610A priority Critical patent/JP2004348496A/ja
Priority to US10/705,894 priority patent/US20040233043A1/en
Priority to CN200410039358.1A priority patent/CN1572885A/zh
Publication of JP2004348496A publication Critical patent/JP2004348496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/0716Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips at least one of the integrated circuit chips comprising a sensor or an interface to a sensor
    • G06K19/0717Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips at least one of the integrated circuit chips comprising a sensor or an interface to a sensor the sensor being capable of sensing environmental conditions such as temperature history or pressure
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/0723Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs

Abstract

【課題】通信安定性を向上する通信システムを提供する。
【解決手段】センサ、認証番号、無線送受信機能を有する機能ブロックが形成されたチップを用い、該センサによって生体物質や化学物資の検出や、温度、圧力、pHなどの物理化学量を検出し、センシング結果を無線送受信機能によってリーダに伝達する。この伝達にあたり、リーダ側における通信の周波数および、送信出力を可変とする。
【効果】製造によるチップのばらつきに影響されずに、安定した通信を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は核酸、タンパク質、抗原、抗体などの生体物質の検出や温度、圧力、光、イオン濃度など物理、化学量の計測結果を非接触方式により外部の装置に伝送する通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゲノムシーケンスの解明、遺伝子解析技術の進展により疾病や薬剤感受性と遺伝子との関連づける情報は近年急速に蓄積が進んでいる。こうした情報を利用して、種々条件における遺伝子発現や、種々の固体の遺伝子変異を検査することで遺伝子の機能や遺伝子と病気あるいは医薬品感受性との関連が調べられ、遺伝子発現ネットワークや遺伝子中の1塩基置換(SNPs:single nucleotide polymorphisms)、と疾患や体質との関連が明らかになりつつある。
【0003】
遺伝子情報によって病気の診断をする場合、遺伝子検査は既知の遺伝子やその変異のタイピングになると考えられている。未知の遺伝子や変異の探索では多量の試料を高速で処理する技術が求められたが、タイピングでは比較的少量の試料について安いコストで簡単に実施できる検査法が望ましく、種々の方法が検討されている。SNPs分析や遺伝子検査に使用できるシステムとしては、例えば DNA マイクロアレイなどが報告されている(例えば、非特許文献1)。
【0004】
マイクロアレイではスライドグラス上に多種のオリゴDNAあるいはcDNAをpoly−L−lysineでコーティングされたスライドグラス上にスポッティングする。スポッティングは100−500μmの間隔で数十から200μmの径を有するスポットを形成できるスポッターによって行なう。スポッティングを終えたら後処理し、室温乾燥して保管する。ターゲット試料については試料細胞からRNAを抽出し、Cyanine3 、Cyanine5 等の蛍光色素で標識したcDNAを調製する。ターゲット試料溶液を上記マイクロアレイに滴下して、モイスチャーチャンバー内で65℃、で約10時間インキュベートする。ハイブリダイゼーションが終了したら0.1%SDS溶液で洗浄した後、室温で乾燥させる。マイクロアレイの評価にはスキャナが用いられる。励起光源には例えばアルゴンイオンレーザー、発光の検出器には例えば光電子増倍管が利用される。共焦点光学系により合焦位置以外からの背景光の影響を排除し、S/N比を向上する。多数のスポットの蛍光評価をするために、読取り光学系に対してマイクロアレイを高精度で位置決めすることが必要になる。そこでスキャナには数十μm以下の誤差で移動が可能な移動ステージが組み込まれている。
【0005】
また、非接触でデータの書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ装置及びカード状記憶媒体も報告されている(例えば、特許文献1)。この装置等では、アンテナ側から見た電子回路の負荷抵抗を所定値に変換する負荷抵抗変換手段を有する。負荷抵抗変換手段によって最大起電力を供給し、接続される電子回路を常に効率よく正常に動作させるというものである。
【0006】
【特許文献1】特開2000−165132号公報
【非特許文献1】Nature Gent. 18, 91(1998)
【発明が解決しようとする課題】
遺伝子の検査法として注目されるDNAマイクロアレイは、スポッティングした溶液の量や形状は、評価の際に蛍光強度の測定値ばらつきにつながるため、高い均一性でスポットを形成する性能も重要である。しかし、実際にはスポットの均一性の問題から生じる測定値のばらつきは回避し難かった。
【0007】
さらに、特許文献1では、非接触でデータの書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ装置及びカード状記憶媒体においては、カード状記憶媒体はアンテナ側から見た電子回路の負荷抵抗を所定値に変換する手段は有しているが、カード状記憶媒体の製造ばらつきによるカードの共振周波数のばらつきに対応することはできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、チップ毎に異種のターゲットの量あるいは温度や圧力などの物理、化学量を検出するセンサ、センシングデータを処理する信号処理、非接触通信をするための通信制御、認証番号の格納と照合、および電源の発生と制御の各機能を有する回路ブロック、外部制御器との通信を行うコイル、および容量を備えた小型のチップを用いる。該チップは試料溶液に接するべく設置され、チップにチップ毎に異種のターゲットの量あるいは温度や圧力などの物理、化学量を検出し、検出信号をデジタル電気信号に変換する。一方、外部のリーダからは複数のチップの中から特定のチップを特定するための認識番号を電磁波、磁場変化あるいは電場変化のいずれかを伝達手段として送信する。
【0009】
上記のリーダ・ライタとセンサを備えたトランスポンダからなる超小型のトランスポンダにおいて、検出対象に応じたプローブで得られた化学反応情報を、外部リーダ・ライタに無線手段で伝達する手法は種々考えられる。該伝達手法が用いる伝送媒体には種々考えられるが、リーダ・ライタの情報処理が電気で行われることに着目すれば、情報誌より回路との整合性を考えて、電磁波を伝送媒体にすることが、例えば超音波を伝送媒体にするような場合と比較して新たな音波/電気変換等の変換器を省略できる点で、コスト低減において優位である。
【0010】
電磁的に情報を伝達する場合でも、電磁波の自由空間伝送の基本3姿態である、近傍界、誘導界、放射界のいずれかを使用するかで、システム構成、装置構造は大きく変化する。放射界を使用するシステムでは、該トランスポンダとリーダ・ライタの間の無線インターフェースがアンテナとなるので、該アンテナの効率を十分大きく取るために使用周波数が限定される。該トランスポンダの寸法を数ミリ角(1×1mm〜3×3mm)程度とすれば、使用周波数が1GHzで−20dB程度、10GHzで−10dB程度の放射効率となるので、外部雑音の影響等をなくす為には10GHz程度の周波数帯の選択が必須であり、現状の半導体技術では集積回路技術の開発が十分でなく、数ミリ角のトランスポンダが実現不可能あるいは高コストの装置となってしまい従来技術の課題を解決できない。近傍界の使用は電気回路的にはトランスポンダと外部制御装置の間にコンデンサを形成し同コンデンサ内部の電荷の変化をもって無線空間での情報伝送を行うものである。このため、情報伝送の担い手である電荷を正確な位置に局在化する必要があり、従来技術の位置精度に関する製造コストの上昇を押さえることが原理的にできず、結果として従来技術の課題を解決できない。誘導界を用いる情報の空間伝送では、情報伝送のエネルギーは、トランスポンダのコイルとリーダ・ライタのコイルの間にトランスを形成し、トランスポンダ側の1次コイルで発生された磁界をリーダ・ライタのコイルで捕獲し、結果として生じる磁路を伝送路として通信を行うものである。磁界のエネルギーは広く空間に偏在する性質があるので、原理的にトランスポンダとリーダ・ライタの間の高精度な位置関係を必要としない。また、誘導界では磁路が形成されれば、磁路に沿って従って磁路に収束して情報が伝達されるので、放射界を用いるアンテナに起因する電磁波を広く空間に放射してしまう方式と比べて著しい外部空間へのエネルギーの伝達効率向上を可能とする。従って、電磁波をトランスポンダとリーダ・ライタの間の情報伝送の伝送媒体に用いる場合は、従来技術の課題を解決する為には、誘導界の選択が優位である。
【0011】
誘導界を用いる無線での情報伝達の効率を良好にするためには、留意すべき点が存在する。まず、トランスポンダの製造ばらつきやトランスポンダの置かれた状況によるトランスポンダの共振周波数のシフトに対して安定的に通信を行うことが必要となる。共振周波数は、トランスポンダのコイル、容量、抵抗などの共振回路を構成する部品の他、トランスポンダの外に位 置する他の導体の存在によっても大きく変化する。トリミングによって共振周波数を調整することは可能であるが、トランスポンダの製造過程でこのような工程を加えることはコストの増加を招くため望ましくないし、測定時のトランスポンダの周辺状況による変化には対応できない。また、実際の測定時における磁路は該トランスポンダコイルとリーダ・ライタコイルの位置関係によっても変動する。設計時に期待した位置関係よりも条件が悪い状況で通信ができなくなる場合もあるが、設計時に想定したよりもトランスポンダとリーダ・ライタが接近しすぎても発生した過剰な電力によってトランスポンダが破壊に至ることもある。そこで、両コイルの相対的位置関係を高精度で制御すること無しに、等価的に安定的な通信を可能にする手段が必要不可欠になる。
【0012】
このチップにおいて、チップの共振周波数のシフトに対して安定的に通信を行うために、リーダで発生する磁場変化の周波数を可変とし、チップの共振周波数にあわせて通信を行う。このためには、通信を行う際にまず各々のチップの周波数掃引を行う。周波数掃引では、まず、リーダ側からチップ側に周波数帯を変換させながら送信する。すると、チップ側が、そのチップに最適な共振周波数で応答し、チップのIDと共に自己の最適な共振周波数で、リーダ側に応答する。リーダ側は、チップ毎に最適化された共振周波数とチップのID(認識番号)とを対応づけ、この対応を記憶する。なお、この対応は、リーダ自体で記憶しても良いし、外付けの情報格納手段にて記憶しても良い。周波数掃引後、リーダ側とチップ側の通信は、チップ毎に最適化された周波数を用いて行う。
【0013】
これは、以下の理由による。チップの内部コイルおよび該内部コイルと結合する整流・検波などの回路の入出力インピーダンスを製造する際、個々のチップ毎に最適な共振周波数がばらついてしまう。そこで、上記構成とすることにより、チップの共振周波数のばらつきに対応し、最適化された周波数帯でリーダ、チップ間で通信を行うようにしたものである。具体的には、通信安定性を向上させるために外部制御回路が用いる周波数周波数を時間的に変化させて外部コイルに生起する磁路形成に伴う信号の送受信を行う。内部コイルの製造ばらつきと該内部コイルと結合する整流・検波などの回路の入出力インピーダンスの製造ばらつきは、該内部コイルと整流・検波などの回路のインピーダンス整合状態の周波数特性のばらつきに反映する。リーダ(もしくは外部制御装置)の外部コイルの形状寸法は、内部コイルの形状寸法に対して通常10倍以上大きくできるので、外部コイルの寸法ばらつきによる外部コイルとリーダの整流・検波などの回路の整合状態の変化は内部コイルの場合に比較して無視できるほど小さい。従ってリーダとチップの間の磁路形成、すなわち通信に用いる周波数を適当な周波数帯域内で変化させて外部コイルに生起する該磁路形成に伴う信号の送受信を行えば、複数のチップの個々の内部コイルと整流・検波などの回路に固有な良好な整合状態を実現する周波数での通信が果される。これにより、チップの製造ばらつきによる通信安定性低下を回避すべく、内部コイルと外部コイルとの間に磁路を効率良く形成できる。換言すればチップの製造ばらつきによる外部コイルに生起する該磁路形成に伴うエネルギー発生によって生じる信号劣化の問題をシステム上考慮しなくてすむので、チップの製造ばらつきの許容範囲を拡大でき、結果としてチップの製造コストの大幅な削減が可能となる。
【0014】
また、本発明では、チップに搭載される内部コイルとリーダ(もしくは外部制御装置)の外部コイルの間の磁路形成生起の確率を向上させるために、リーダ(もしくは外部制御装置)が外部コイルに生起する該磁路形成に伴う信号の送受信を時間間隔を設けながら複数回行う。これは、リーダ(もしくは外部制御装置)の外部コイルを用いる信号処理を複数回繰り返すことによって容易に実現される。
【0015】
また、本発明では、チップのコイルとリーダのコイルの位置関係によってチップに励起される電力が変動して、両者間の距離が小さくなり場合にはチップが破壊されることを防止する。このために、リーダでチップからの信号出力をモニタしながらRF出力を制御する。これによりリーダからの距離が標準的位置から大きく異なるチップについても信号を安定して読みとることが可能になる。
【0016】
また、通信の安定性に関しては、実際の測定時における磁路、すなわち該チップの有するコイルとリーダの有するコイルとの位置関係によっても変動する。通信安定度を高め、かつチップとリーダとが接近することによる発生する過剰な電力によりチップが破壊に至ることを防ぐために、リーダはチップからの信号をモニタしながらリーダのコイルに流す電流の大きさを調整してもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
本発明の一実施例を図1により説明する。図1は本発明からなる計測システムのリーダとチップの電気回路ブロックの構成を示す図である。リーダ101はRFインターフェースブロック(高周波制御部、以下同様)104、発振器ブロック107、通信制御回路ブロック103、外部コイル105によって構成される。該リーダはアプリケーション制御ブロック102によって制御される。RFインタフェースブロックはRF信号の送信、受信の機能を有する回路ブロックで、発振器107で発生された搬送波を通信制御回路で生成される信号で変調した後、出力可変機能により出力増幅器で増幅してリーダの外部コイルに送る。
チップは内部コイル205、共振回路を構成するコンデンサ206、RFインターフェース204、電源レギュレータ202、通信制御回路203、認証番号記録回路208、信号処理回路207、そしてセンサ209から構成される。外部コイルで生成された磁束の変化はチップの内部コイルで受信され、整流回路を経て電源レギュレータブロックで安定化され、チップ内の各回路ブロックを駆動する電源として使用される。リーダから送信された信号はRFインタフェース204で復調され、通信制御回路203に送られ、認証番号記録回路208に保存されたID番号との照合シーケンスの実行、センサの制御を行う。チップからは、信号処理回路207でディジタル化されたセンシングデータと、認証番号記録回路208のID番号との照合結果が通信制御回路203を経て、RFインタフェース204で変調され、コイル205の負荷を変調することによってリーダに送信される。
【0018】
ここで、リーダとチップとの通信を安定させるには、チップの共振周波数が一定であることが必要である。しかし、チップの製造ばらつきやチップの周囲の状況、たとえば試料を含むバッファ溶液や他のチップあるいは反応容器などの存在によって、チップの共振周波数にばらつきが生じることは避けることができない。チップ製造上のばらつきに起因するものであれば、容量をトリミングすることで所定の共振周波数に調整することができるが、トリミングはチップのコストを上昇させる上、チップの周囲状況に依存する変動に対応することができない。そこでリーダ101のRFインタフェース104に周波数可変機能を具備し、測定時にこれを用いて発振器107の周波数を変化させてチップの共振周波数に合わせることにより、通信を安定化させることが可能となる。
【0019】
通信の安定化を実現するにあたり、通信を行う際にまず各々のチップの周波数掃引を行う。例えば、13.56MHzで通信を行うときには、リーダから12−18MHzの帯域範囲で送信する。そして、個々のチップは、掃引された周波数帯の中から最適な周波数で応答し、ID情報と共にリーダ側に返信する。そして、リーダ側で、各々のチップの返信時の周波数をIDと対応させることにより、各々のチップに対応した通信のための共振周波数を検出する。このIDと各々の通信周波数との対応の結果は、リーダ、あるいは外付けのアプリケーションのROMもしくはRAMに記録することもでき、その際にはその結果を後の通信の際に利用する。
【0020】
周波数掃引には主に2つの方法ある。1つの方法は、異なる周波数の電磁波を、パルス状に送信するものである。例えば、13.56、14.0、14.5、15.0MH等の周波数をパルス状に送信する。現実的には、1の周波数を主周波数として用いた場合、所定の広がりを有するので、0.5MHz程度変調してパルス状に送信すれば、、結果として実質的に連続した周波数帯で掃引が行える。もう1つの方法は、連続的な値を持つ周波数帯の電磁波を送信するものである。例えば12MHzから18MHzまでの連続した値を持つ周波数帯で送信を行う。実施例1における周波数掃引は、2つめの方法によるものである。周波数掃引に関しては、以下の実施例でも同様の機構で行われる。
【0021】
以上の方法によれば、チップにおける共振点調整用のトリミングが不要であることから、コストを抑制することができる。また、チップの周囲環境に起因する共振点のシフトに対してもダイナミックに対応することができる。
[実施例2]
本発明の具体的な実施例を図2により説明する。図2は本発明によるリーダとチップの機能ブロック図の例を示す図である。リーダには認証番号格納回路109と再送制御回路110が設置され、通信制御回路121から発せられる制御信号によって動作する周波数変換回路111によって発振周波数を変更できる直列内部抵抗108を有する周波数可変発信機107と外部コイル105と外部共振容量106が並列に結合して搭載される。チップ201の内部には内部コイル205と内部共振容量206の並列回路がセンサ209と、検波・整流回路211、変復調回路212、通信制御回路203、信号処理回路207、ID・センシング検出回路214、電源回路210及びアナログ・ディジタル・コンバータ(ADC)213、認証番号記録回路208が配置され、該内部コイル205と内部共振容量206の並列回路が、該検波・整流回路211に結合し、該検波・整流回路211の整流出力は該電源回路210に供給され、該検波・整流回路211は該変復調回路212に結合し、該変復調回路212は該通信制御回路203に結合し、該通信制御回路203は信号処理回路207に結合し、該信号処理回路207は該ID・センシング検出回路214に結合し、該ID・センシング検出回路は該ADC213を介し該センサ209に結合し、該認証番号記録回路208は該ID・センシング検出回路214に結合し、該検波・整流回路211、該変復調回路212、該通信制御回路203、該信号処理回路207、該ID・センシング検出回路214、該ADC213、該センサ209は該電源回路210から必要な電力を供給される構成となっている。リーダ101からチップ201への電力供給および該リーダと該チップとの間の情報相互伝達は、外部コイル105と内部コイル205が共有する磁束によって形成される磁路を介して行われる。リーダ101は認証番号格納回路208より必要な認証コードを読み出し、適当な変調操作の後、認証コードごとに適当な搬送波周波数を選んで周波数変換回路111により同周波数の高周波信号を周波数可変発振器107で発生させ、外部コイル105と外部共振容量106の並列共振回路へ供給する。該外部コイルは空間中に磁束を放出し、この磁束を内部コイル205と内部共振容量206の並列共振回路が補足しその高周波信号を検波・整流回路211に伝送する。同高周波信号の整流出力は電源回路210に蓄えられ、チップ201内の他の電子回路及びセンサに供給される。一方、該検波・整流回路の検波出力は変復調回路212によって復調され、通信制御回路203及び信号処理回路207によって該リーダが発生した認証コードを再生し、ID・センシング検出回路214によって該チップが認証番号記録回路208に固有に保有している認証コードと比較して両者が一致するまで、一連の動作を繰り返す。該リーダが発生した認証コードと該チップが認証番号記録回路208に固有に保有している認証コードが一致した場合に、始めてセンサ209のセンシング情報をADC213を介してID・センシング検出回路214に採りこみ、その情報を信号処理回路207および通信制御回路203を介して変復調回路212に伝達し、該変復調回路により適当な変調を施したのちに検波・整流回路211より内部コイル205と内部共振容量206の並列共振回路に高周波信号として供給する。該内部コイルは空間中に磁束を放出し、この磁束を外部コイル105と外部共振容量38の並列共振回路が補足しその高周波信号をリーダ101に伝達する。これらの手順は、リーダ101が内蔵している再送制御回路110により時間間隔を持って複数回繰り返される。本発明の測定システムでは、リーダからチップに十分な量の電気エネルギーを該リーダに結合する外部コイルと該チップが内包する内部コイルを貫く磁束によって形成される磁路をとおして伝達させなければいけないので、周波数変換回路で制御される周波数可変発信器の単一の周波数に対する一連の動作は十分に長い時間行われる必要があり、測定システムの測定精度との関連で最適な同再送回数が、再送制御装置によって選択される必要がある。リーダが特定の認証コードを有するチップの計測結果を無線で情報収集するので、多数の異なる物質の特性を、異なるセンサ機能を有する複数のチップで測定可能となり、当該物質の多岐にわたる多種の測定を実質的に一時に且つ高速に検査することも可能である。また、異なるセンサ機能各々に有する複数のチップを用いて、もしくは異なる検出対象を検出するセンサを各々に有する複数のチップを用いて、検体中に存在する複数の物質について実質的に一時に且つ高速に検査することも可能である。
[実施例3]
本発明の他の一実施例を図3を用いて説明する。図3は本発明からなる他の実施例である計測システムのリーダの電気回路構成を示す図で、図2の実施例のリーダと異なる点は、新たに周波数変換域制御回路112が通信制御回路121と結合し、更に電流検出器113が内部コイル205と内部共振容量206との並列回路と周波数可変発信器107と内部抵抗108の直列回路との並列結合の間に直列的に挿入されており、該電流検出器の検出信号を入力制御信号として該周波数変換域制御回路が周波数可変回路111に対して周波数の可変幅を動的に変化させる制御信号を発生させることである。本発明の測定システムでは、リーダからチップに十分な量の電気エネルギーを伝達するために、周波数変換回路で制御される周波数可変発信器の単一の周波数に対する一連の動作は十分に長い時間行われる必要があるが、一般にチップ内部の内部コイルおよび内部共振容量は形状が小さいことと低コストで実現する必要があるため電気的特性を単一特性に調整することが困難である。このため、該内部コイルおよび該内部共振容量で構成される並列共振回路が最も効率良く外部コイルと外部共振容量で構成される並列共振回路と結合する周波数はここのチップによって異なる。リーダの外部コイルから発生する磁束の周波数を可変とすることにより、該内部コイルおよび該内部共振容量で構成される並列共振回路が最も効率良く外部コイルと外部共振容量で構成される並列共振回路と結合する周波数におけるリーダとチップ間の情報およびエネルギーの授受を実現できる。その際、該内部コイルおよび該内部共振容量で構成される並列共振回路が最も効率良く外部コイルと外部共振容量で構成される並列共振回路と結合する周波数以外の周波数におけるリーダとチップ間の情報およびエネルギーの授受は削除することが望ましい。該内部コイルおよび該内部共振容量で構成される並列共振回路が最も効率良く外部コイルと外部共振容量で構成される並列共振回路と結合する周波数では、該電流検出器の出力が大きくなるから、該電流検出器の出力を該周波数変換域制御回路でモニターし、該周波数可変回路で制御する該周波数可変発信器の周波数範囲について、該電流検出器の出力が相対的に低くなる領域を順次削減する。これにより、計測システムの一回の測定に係わる時間を削減することが可能となる。本実施例においては、非効率な周波数領域におけるリーダとチップとの間のエネルギー伝達および情報の相互伝達を行わないため、測定システムの測定時間短縮および同システムの消費電力削減を実現する効果がある。
[実施例4]
本発明の他の実施例を図4を用いて説明する。図4は本発明からなる他の実施例である計測システムのリーダ(装置)とチップ間の情報相互伝達の手順を時系列に示したものである。なお、図4の実施例における周波数掃引関しては、上記の1つの方法、即ち単発的な周波数の電磁波を送信する方法を用いており、周波数掃引関時のリーダからの送信周波数値は、0.5MHzおきに設定されている。先ず、リーダからチップに認証コード1による情報伝達が周波数f1の磁束を用いて行われる。続いてチップは同認証番号が該チップ固有の認証番号と一致するか否かを判定する。リーダから認証コード1が届かない場合は、ヌルの認証コードが届いたとして扱い、認証コード1については該チップ固有の認証番号との不一致と判定される。図2の実施例の説明に同じく、十分長い変更時間をかけてリーダから発生される磁束の周波数はf2(≠f1)に変更され、チップの受信認証コードと同装置固有の認証コードとの照合を繰り返す。以上の過程が1度終了したら適当な回数だけ再び同過程を繰り返す。同繰り返しの中で計測装置の受信認証コードと同装置固有の認証コードとの一致を検出したら、チップはセンサの情報をセンシングデータに変換して該センシングデータを該内部コイルが発生する磁束を介してリーダに対して送信する。本実施例に拠れば、リーダは知りたい情報に対して反応するチップの情報のみを選択的に取込むことができる。すなわちリーダは、チップがセンサによって計測等して得る計測等情報を、チップの受信認証コードによって識別して選択的に取込むことが出来る。これにより、チップが投入される液体状被測定試料が特定の性質を有するか否か、もしくは特定の物質を含むか否かを非接触で検査することが可能となる。
[実施例5]
本発明の他の一実施例を図5により説明する。図5は本発明からなる他の実施例である計測システムのリーダとチップ間の情報相互伝達の手順を時系列に示したものである。先ず、リーダからチップに認証コード1による情報伝達が周波数f1の磁束を用いて行われる。続いてチップは同認証コードが該チップ固有の認証コードと一致するか否かを判定する。リーダから認証コード1が届かない場合は、ヌルの認証コードとして該チップ固有の認証コードとの不一致と判定される。図2の実施例の説明に同じく、十分長い変更時間をかけて外部制御装置から発生される磁束の周波数はf2(≠f1)に変更され、チップの受信認証コードと同装置固有の認証コードとの照合を繰り返す。この過程においてリーダに結合する電流検出器の周波数と検出値の関係を記憶して相対的に検出値の低い周波数領域におけるリーダからの磁束発生を行わないように可変周波数発振器の発振周波数を制御する周波数可変回路の周波数変化域を周波数変換域制御回路によって随時変更設定する。また、上記の通り、チップの製造ばらつきやチップの周囲の状況、たとえば試料を含むバッファ溶液や他のチップあるいは反応容器などの存在によって、チップの共振周波数にはばらつきが生じざるを得ない。これに対して、リーダの発信周波数の可変幅を動的に変化させる制御信号を発生させるものである電流検出器の検出信号を、チップの受信認証コードと対応付けて記憶しておくことにより、リーダはその通信対象とするチップに応じて、発信周波数を変化させてチップの共振周波数に合わせ、通信を安定化させることが可能となる。以上の過程をリーダ内の再送制御回路で規定した回数だけ再び同過程を繰り返す。同繰り返しの中でチップの受信認証番号と同装置固有の認証コードとの一致を検出したら、チップはセンサの情報をセンシングデータに変換して該センシングデータを該内部コイルが発生する磁束を介してリーダに対して送信する。これまでの一連の動作が終了したら、認証番号照合回路によって検索し他の認証番号が発見されれば発見された該認証番号に認証番号に変更して該一連の動作を繰り返す。このようにして、認証番号照合回路に格納されている全ての認証コードについて該一連の動作が終了するまで該一連の動作を繰り返す。本実施例に拠れば、リーダ知りたい情報が複数ある場合に、リーダは知りたい情報に対して反応するチップの情報のみを選択的に取込むことができる。すなわちリーダは、複数のチップを用いる場合においても、各々のチップがセンサによって計測等して得る計測等情報を、チップの受信認証コードによって識別して選択的に取込むことが出来る。これにより、リーダは、該情報に対応した異なる化学反応を検出する複数種のチップを液体状被測定試料にまとめて投入した際に、リーダ瞬時に検査可能となり、測定システムの測定時間短縮を図ることが出来る。
[実施例6]
本発明の他の実施例を図6により説明する。図6は本発明からなる計測システムのリーダの構成を示す図で、リーダは発振器ブロック107、通信制御回路ブロック103、変調器ブロック117、出力増幅器ブロック116、結合回路ブロック115、整合回路ブロック114、外部コイル105、入力増幅器ブロック118、復調器119、ピーク検出/出力制御回路ブロック120が搭載される。
半径R、巻き線のターン数Nのコイルに電流Iを流したとき、コイルの中心から距離xだけ離れた点の磁界強度は次式(数1)の様になる(例えば、非特許文献2)。
【0022】
【数1】
Figure 2004348496
上式は近傍界すなわち周波数に対応する波長λに対してx<λ/2πの領域において成立する。リーダの外部コイルとチップの内部コイルの距離xについて標準値を2mmとしてチップの設計をすると、xが0.5mmになった場合、チップのコイルが感じる磁界強度は設計標準の64倍になる。この様に、設計値を大きく超える電力がチップで発生すると電源レギュレータの破壊や、チップの温度上昇が発生する可能性がある。チップの電圧耐性は回路を形成するLSIプロセスに依存する。半導体pn接合やMOSトランジスタのソース・ドレイン間、ゲート絶縁膜、配線間などデバイス各部分の耐圧は一般のLSIに要求される基準を満たす様に設計されており、耐圧を上げる様にLSIプロセスを変えることは大きなコスト上昇をともなう。
【0023】
図6に示す様に入力信号のピーク値を検出し、出力を制御することにより上記の問題を解決することができる。リーダの出力をチップからの信号強度に応じて制御することによってチップの破壊を回避し、温度上昇を抑制するため、チップの設計をほとんど変更することなく、種々の測定条件に適した出力を設定することが可能になる。
[実施例7]
本発明の他の実施例を図7により説明する。図7はプラントに応用した例を示す図であって、配管内にチップ、配管外にリーダを設置することによりワイヤレスで配管内液体の状態を計測する機能を具備したことを特徴とする計測システムの構成を示すものである。配管内の液体の状態を従来のセンシングシステムで計測する場合、センシング信号を外部に取り出すためのリード線が必要となる。リード線取り出しの一手段としてシールされた貫通電極の利用があるが、シール部からのリークや不純物混入、配管内流体の滞留部の形成などの問題が生ずる可能性が生ずる。また、複数項目の測定する場合や液体の状態分布を多数のセンサ測定する場合など、リード線取りだしのための構造が複雑になり、信頼性低下やコストの上昇の原因となる。本実施例によれば、非接触、ワイヤレスで配管内の状態をモニタリングすることができる。さらに、このシステムを簡易な構成で安価に提供することが可能になる。また、上記の実施例に記載したリーダ及びチップを用いているため、配管内チップのセンサの検出に基づいたディジタル化されたセンシングデータと、認証番号記録回路に保存されたID番号との照合結果が通信制御回路を経て、配管外リーダに送信される。この際に、チップのID番号とチップの位置情報等を予め対応付けておくことにより、配管内の任意の位置の状態をワイヤレスでモニタリングすることができる。 ここで、リーダとチップとの通信を安定させるには、チップの共振周波数が一定であることが必要である。しかし、チップの製造ばらつきやチップの周囲の状況、たとえば配管を流れる測定対象となる溶液や他のチップあるいは反応容器などの存在によって、チップの共振周波数にばらつきが生じることは避けることができない。チップ製造上のばらつきに起因するものであれば、容量をトリミングすることで所定の共振周波数に調整することができるが、トリミングはチップのコストを上昇させる上、チップの周囲状況に依存する変動に対応することができない。そこでリーダのRFインタフェースに周波数可変機能を具備し、測定時にこれを用いて発振器の周波数を変化させてチップの共振周波数に合わせることにより、通信を安定化させることが可能となる。この方法によれば、チップにおける共振点調整用のトリミングが不要であることから、コストを抑制することができる。また、チップの周囲環境に起因する共振点のシフトに対してもダイナミックに対応することができる。
【0024】
実施の形態としては、チップ250を配管252の内壁に貼り付け、配管外のコイル260を介してリーダ261と間で通信を行う。チップ自身はシリコン半導体基板の厚みとほぼ同等であり、1mm以下の厚さに形成することができる。配管材料については図8に示すようにチップが設置される部分252の導電率を小さくすることでチップ側コイルとリーダ側コイルの結合効率を向上することができ、通信特性を改善することができる。
【0025】
図8は本実施例の通信の効率を向上するための構成例である。プラントにおける配管としてステンレスは耐腐食性や強度、信頼性の点で優れ、広く用いられているが、一方でステンレスなど導電性の高い配管は通信を行う上で障害となる。図8は配管として極力従来材料を用い、必要な場所にだけ、通信効率を向上し得る材料を導入した構造を説明するものである。チップが設置される配管252は通常の配管部分251と基本的に同様の材料によって構成されるチップの設置部分だけに必要最小限の貫通孔257を設け、磁力線が貫通しやすい高透磁率で、渦電流の発生しにくい材料を芯材256とした磁力線の通路となる部品255を該貫通孔257に通す。これによりチップが配置される部分の材料258について従来と同様の材料、たとえばステンレスを用いた場合でも、本発明による計測システムの適用が可能となる。
[実施例8]
本発明の他の実施例を図9に示す。本発明の対象となる計測システムにおいてチップとリーダとの通信はパッシブ方式で行うことを基本としている。すなわちチップ側では電源を持たず、所用電力はリーダからRFにより供給される。本方式はチップの小型化、低価格化にはきわめて有効であるが、通信距離の制限を受ける。チップこの通信距離を実効的に延長する方式を提供するものである。配管外のコイルを駆動するリーダとして、図9におけるリーダ261に、アンテナ264を介して長距離用通信を行う機能を付加したリーダ263を用い、外部制御器262に接続したアンテナ265と送受信機266とを経由してデータ通信を行う。これにより、非接触方式によって離れた場所に位置する多数の配管内の状況をモニタすることが可能となる。図10は図9のシステムを合成反応槽に応用した実施例である。図中、260は配管外のコイルを、264は送受信機を、263はリーダを、250はチップを、259は合成反応槽を、267は配管を各々表わす。
【0026】
本実施例においても、図8に示した通信の効率を向上するための構成をとることができる。
【0027】
【非特許文献2】Klaus Finkenzeller, RFID HAND BOOK:1999, John Wiley & Sons Ltd
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば周辺装置を必要とせずに、安価で簡便な通信システムを提供することができる。また、チップの製造ばらつきや、チップの周囲の状況、たとえば試料を含むバッファ溶液や他のチップあるいは反応容器などの存在によって生じる、チップの共振周波数のばらつきに対応して、チップの共振周波数に合わせることにより、通信を安定化させることが可能となる。さらに、チップに記録したID番号と、チップのセンサの検出に基づくセンシングデータとの照合結果をリーダに送信し、ID番号と照合させたデータの通信を安定に行うことが出来る。また、異なるセンサ機能を有する複数のチップを用いて測定を行う際には、当該物質の多岐にわたる多種の測定を実質的に一時に且つ高速に検査することも可能である。
【0029】
これらにより専門の検査部門を持たない病院や受託検査機関でない一般の病院や食品工場、食品の提供機関や流通機関の現場において多用なの検査をすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における通信システムの構成例を示す図。
【図2】本発明の実施例2における通信システムの構成例を示す図。
【図3】本発明の実施例3における通信システムの構成例を示す図。
【図4】本発明の実施例4におけるリーダとチップ間の情報相互伝達の時系列手順の例を示す図。
【図5】本発明の実施例5におけるリーダとチップ間の情報相互伝達の時系列手順の例を示す図。
【図6】本発明の実施例6において、リーダにおけるチップからの信号ピーク検出と出力制御を具備した構成例を示す図。
【図7】本発明の実施例7における測定システムをプラントに応用した例であって、配管内にチップを、配管外にリーダを各々設置し、ワイヤレスで配管内液体の状態を計測する通信システムの構成例を示す図。
【図8】本発明の実施例7において、チップの設置位置に磁力線の通路を備えた通信システムの構成例を示す図。
【図9】本発明の実施例8において、配管内にチップ、配管外の近接する位置にリーダ側コイルを各々設置し、リーダにワイヤレス通信機能を具備させて、遠距離で複数配管に対応するモニタリングを行う通信システムの構成例を示す図。
【図10】本発明の実施例8において、合成反応槽内にチップ、合成反応槽外の近接する位置にリーダ側コイルを各々設置し、リーダにワイヤレス通信機能を具備させて、遠距離で複数合成反応槽に対応するモニタリングを行う通信システムの構成例を示す図。
【符号の説明】
101:リーダ、102:リーダを制御するアプリケーション制御ブロック、103:リーダに搭載された通信制御ブロック、104:リーダに搭載されたRFインタフェースブロック、105:外部制御装置に接続されたコイル、106:リーダに接続された容量、107:周波数可変発振器、108:周波数可変発振器に直列に接続された抵抗、109:認証番号照合回路、110:再送制御回路、111:周波数変換回路、112:周波数変換域制御回路、113:電流検出器、114:整合回路、115:結合回路、116:出力増幅器、117:変長器、118:入力増幅器、119:復調器、120:ピーク検出、出力制御回路ブロック、121:通信制御回路ブロック、
201:化学物質計測端末となるチップ、202:電源レギュレータブロック、203:通信制御ブロック、204:RFインタフェースブロック、205:チップに搭載あるいは接続されたコイル、206:チップに搭載あるいは接続された容量、207:信号処理回路ブロック、208:認証番号記録回路ブロック、209:センサブロック、210:電源回路ブロック、211:検波・整流回路、212:変復調回路ブロック、213:アナログ・ディジタル変換回路ブロック、214:ID、センシングデータ検出回路、250:チップ、251:通常の配管部分、252:チップが設置される配管部分、253:溶液の流れ、254:配管継ぎ手、255:磁力線の通路となる部品、256:芯材、257:貫通孔、258:従来と同様の材料からなり、チップが配置される配管部分、259:合成反応槽、260:リーダに接続されるコイル、261:リーダ、263:長距離通信機能を付加したリーダ、262:外部制御器、264:263に接続された長距離通信用アンテナ、265:外部制御器に接続される送受信機へつながるアンテナ、266:外部制御器に接続される送受信機、267:配管。

Claims (20)

  1. センサと、認証番号を記録する認証番号記録回路と、第1の共振回路とを、各々具備する複数のチップと、
    前記複数のチップとの情報の送受信を行うための第2の共振回路と、周波数変換回路と、前記チップの前記認証番号を照合する認証番号照合手段を具備するリーダとを有し、
    前記認証番号記録回路に基づいて、前記周波数変換回路で、予め周波数掃引で得た前記チップごとに最適化された共振周波数に調整し、前記共振周波数で前記
    リーダは前記チップと通信することを特徴とする通信システム。
  2. 前記リーダは、前記認証番号と前記最適化された共振周波数とを対応させたリストを格納する共振周波数情報格納手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記リーダにつながる外部制御器をさらに有し、前記外部制御器は、前記認証番号と前記最適化された共振周波数とを対応させたリストを格納する共振周波数情報格納手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記共振周波数は、前記チップごとに前記第1の共振回路により各々定まることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記共振周波数は、前記チップごとに前記チップの周囲の状況により各々定まることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 前記チップは、整流回路と復流回路と変調回路とを具備する高周波制御部と、電源制御部と、通信制御回路と、信号処理回路とをさらに有し、
    前記信号処理回路は、前記センサの検出信号をデジタル化し、
    前記復調回路は、前記情報受信の結果を、前記認証番号記録回路を用いる認証番号との照合して復調し、
    前記変調回路は、デジタル化された前記センサの検出信号を変調し、
    変調されたデジタル化された前記センサの検出信号は、前記リーダへ送信されるものであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記センサは、検出対象の量、温度、または圧力を計測するものであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  8. 配管と容器とからなる移送機構をさらに有し、前記チップは前記移送機構に設置され、前記リーダは前記移送機構の外部に設置されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  9. 前記センサは、前記移送機構の内部に収める液体の状態を検出することを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  10. 前記チップは、前記認証番号と前記センサの検出結果について前記リーダと通信を行い、前記認証番号は前記チップの位置情報と対応付けられることを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  11. 前記配管は、前記チップが設置される部分が、他の部分よりも導電率が小さいことを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  12. 前記配管は、前記チップが設置される部分に貫通孔を有し、前記貫通孔には芯が通されていることを特徴とする請求項8に記載の移送機構通信システム。
  13. 前記チップは、前記リーダから高周波により所用電力を供給されることを特徴とする請求項8に記載の通信システム。
  14. 前記移送機構の外部に設置される外部制御器と、前記外部制御器につながる送受信機と、前記送受信機につながる送受信機用アンテナと、前記リーダにつながるリーダ用アンテナとをさらに有し、
    前記リーダは長距離通信機能を付加され、前記リーダ用アンテナと前記送受信機用アンテナと前記送受信機とを介して前記外部制御器と通信を行うことを特徴とする請求項8に記載の移送機構通信システム。
  15. 共振回路と、発振器と、周波数変換回路を具備する高周波制御部とを有し、
    前記共振回路と前記発振器とは、チップとの通信のための信号送受信および前記チップの周波数掃引を行い、
    前記周波数変換回路は、前記周波数掃引に基づき、前記チップへの送信周波数を前記チップ各々の通信用の共振周波数へ変換することを特徴とする通信リーダ。
  16. 前記チップ各々が記録している認証番号を記録し、前記認証番号を照合する認証番号照合手段をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の通信リーダ。
  17. 前記チップからの受信信号の強度に応じて、前記チップへの送信信号の強度を制御する機構を有することを特徴とする請求項15に記載の通信リーダ。
  18. 周波数を変調させながら、リーダが、チップの認証コードの情報伝達を行う工程と、
    前記チップが、前記認証コードと前記チップの認証番号との一致を判定する工程と、
    前記一致を検出した後に、前記チップが有するセンサが得る検出信号を前記リーダに送信する工程とを有し、
    前記判定する工程では、前記周波数変調された状況下で、前記チップが前記認証番号と前記認証コードとの照合を行うことを特徴とする通信方法。
  19. 前記認証コードと前記認証番号との一致を検出するまで、前記情報伝達を行う工程と前記判定する工程とを繰り返すことを特徴とする請求項18に記載の通信方法。
  20. 複数の前記チップを用い、前記判定する工程では、前記認証コードと前記認証番号とを前記チップ毎に各々判定することを特徴とする請求項18に記載の通信方法。
JP2003145610A 2003-05-23 2003-05-23 通信システム Pending JP2004348496A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003145610A JP2004348496A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 通信システム
US10/705,894 US20040233043A1 (en) 2003-05-23 2003-11-13 Communication system
CN200410039358.1A CN1572885A (zh) 2003-05-23 2004-01-30 通信系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003145610A JP2004348496A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004348496A true JP2004348496A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33447562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003145610A Pending JP2004348496A (ja) 2003-05-23 2003-05-23 通信システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20040233043A1 (ja)
JP (1) JP2004348496A (ja)
CN (1) CN1572885A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064575A1 (ja) * 2004-12-15 2006-06-22 Hitachi, Ltd. 無線通信端末およびその制御方法
JP2007034947A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Felica Networks Inc 通信装置および通信方法、並びにプログラム
JP2007132937A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Seiko Epson Corp センサチップ、検出方法及び検出装置
JP2007150642A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 無線タグ用質問器、無線タグ用アンテナ、無線タグシステムおよび無線タグ選別装置
JP2009507663A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 パウル ミュラー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ウンターネーメンスベタイリグンゲン 無線で読み出し可能なデータ収集要素を備えた主軸
JP2010021617A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Lintec Corp 電磁波出力回路及び無線タグ用通信装置
JP2010154255A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 無線通信装置
US7944338B2 (en) 2005-10-19 2011-05-17 Hitachi, Ltd. RFID tag, RFID reader/writer, RFID system, and processing method of RFID system
JP2011118536A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Mega Chips Corp センサ装置及び半導体デバイス
WO2013108893A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 古河電気工業株式会社 無線電力伝送システム、送電装置、および、受電装置
WO2014017421A1 (ja) * 2012-07-23 2014-01-30 株式会社フルヤ金属 温度測定システム
WO2014119111A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 古河電気工業株式会社 無線電力伝送システム
CN112228043A (zh) * 2020-10-14 2021-01-15 深圳市城安物联科技有限公司 一种射频测量钻孔的方法及装置
JP2021510439A (ja) * 2018-01-11 2021-04-22 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 受動センサ対応rfidタグを使用した無線反応器監視システム
JP2021510347A (ja) * 2018-01-11 2021-04-22 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 既知の反応器の高さに配置されたセンサ対応rfidタグのアレイを使用する反応器条件の無線監視およびプロファイリング
JP2021511570A (ja) * 2018-01-11 2021-05-06 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 既知の場所を有する複数のセンサー対応rfidタグを使用する反応器条件の無線による監視およびプロファイリング

Families Citing this family (136)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7014103B2 (en) * 2003-06-13 2006-03-21 Xtec, Incorporated Differential radio frequency identification reader
US7515881B2 (en) * 2003-11-26 2009-04-07 Starkey Laboratories, Inc. Resonance frequency shift canceling in wireless hearing aids
US7526944B2 (en) * 2004-01-07 2009-05-05 Ashok Sabata Remote monitoring of pipelines using wireless sensor network
PL1709750T3 (pl) * 2004-01-27 2015-03-31 Altivera L L C Diagnostyczne czujniki identyfikacji radiowej i ich zastosowanie
EP1610257A1 (fr) * 2004-06-23 2005-12-28 St Microelectronics S.A. Adaptation d'impédance d'un lecteur de transpondeur électromagnétique
JP2006042214A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびicタグ
US20090108992A1 (en) * 2004-11-19 2009-04-30 Senomatic Electronics Corporation Technique And Hardware For Communicating With Backscatter Radio Frequency Identification Readers
US7545272B2 (en) 2005-02-08 2009-06-09 Therasense, Inc. RF tag on test strips, test strip vials and boxes
US20060181395A1 (en) * 2005-02-16 2006-08-17 Sensormatic Electronics Corporation Techniques to configure radio-frequency identification readers
FR2883434B1 (fr) * 2005-03-21 2007-04-20 Commissariat Energie Atomique Methode et dispositif de demodulation a deux niveaux.
US8111143B2 (en) * 2005-04-29 2012-02-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Assembly for monitoring an environment
FI117913B (fi) * 2005-07-04 2007-04-13 Polar Electro Oy Elektroninen laite ja moduuli
AU2006269374C1 (en) 2005-07-12 2010-03-25 Massachusetts Institute Of Technology Wireless non-radiative energy transfer
US7825543B2 (en) 2005-07-12 2010-11-02 Massachusetts Institute Of Technology Wireless energy transfer
US7620438B2 (en) 2006-03-31 2009-11-17 Abbott Diabetes Care Inc. Method and system for powering an electronic device
EP1873692B1 (en) * 2006-06-29 2011-12-21 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
US20080077260A1 (en) * 2006-09-22 2008-03-27 Michael Ramey Porter Refrigeration system fault detection and diagnosis using distributed microsystems
US9421388B2 (en) 2007-06-01 2016-08-23 Witricity Corporation Power generation for implantable devices
US8805530B2 (en) 2007-06-01 2014-08-12 Witricity Corporation Power generation for implantable devices
EP2023661A1 (en) * 2007-07-26 2009-02-11 Oticon A/S A communications device, a system and method using inductive communication
AU2008308686B2 (en) 2007-10-02 2015-01-22 Labrador Diagnostics Llc Modular point-of-care devices and uses thereof
US20090128299A1 (en) * 2007-11-15 2009-05-21 Mu-Gahat Holdings Inc. Apparatus and method of rfid frequency encoding
KR101061661B1 (ko) * 2008-01-09 2011-09-01 세이코 엡슨 가부시키가이샤 송전 제어 장치, 송전 장치, 무접점 전력 전송 시스템, 전자 기기 및 송전 제어 방법
KR101247436B1 (ko) * 2008-08-26 2013-03-25 퀄컴 인코포레이티드 동시 무선 전력 송신 및 근접장 통신
US8692412B2 (en) 2008-09-27 2014-04-08 Witricity Corporation Temperature compensation in a wireless transfer system
US9515494B2 (en) 2008-09-27 2016-12-06 Witricity Corporation Wireless power system including impedance matching network
US8569914B2 (en) 2008-09-27 2013-10-29 Witricity Corporation Wireless energy transfer using object positioning for improved k
US9106203B2 (en) 2008-09-27 2015-08-11 Witricity Corporation Secure wireless energy transfer in medical applications
US8629578B2 (en) 2008-09-27 2014-01-14 Witricity Corporation Wireless energy transfer systems
US8912687B2 (en) 2008-09-27 2014-12-16 Witricity Corporation Secure wireless energy transfer for vehicle applications
US9396867B2 (en) 2008-09-27 2016-07-19 Witricity Corporation Integrated resonator-shield structures
US9105959B2 (en) 2008-09-27 2015-08-11 Witricity Corporation Resonator enclosure
US8471410B2 (en) 2008-09-27 2013-06-25 Witricity Corporation Wireless energy transfer over distance using field shaping to improve the coupling factor
US8901778B2 (en) 2008-09-27 2014-12-02 Witricity Corporation Wireless energy transfer with variable size resonators for implanted medical devices
US8461722B2 (en) 2008-09-27 2013-06-11 Witricity Corporation Wireless energy transfer using conducting surfaces to shape field and improve K
US8587155B2 (en) 2008-09-27 2013-11-19 Witricity Corporation Wireless energy transfer using repeater resonators
US9601270B2 (en) 2008-09-27 2017-03-21 Witricity Corporation Low AC resistance conductor designs
US8963488B2 (en) 2008-09-27 2015-02-24 Witricity Corporation Position insensitive wireless charging
US9246336B2 (en) 2008-09-27 2016-01-26 Witricity Corporation Resonator optimizations for wireless energy transfer
US9035499B2 (en) 2008-09-27 2015-05-19 Witricity Corporation Wireless energy transfer for photovoltaic panels
US8497601B2 (en) 2008-09-27 2013-07-30 Witricity Corporation Wireless energy transfer converters
US9160203B2 (en) 2008-09-27 2015-10-13 Witricity Corporation Wireless powered television
US8947186B2 (en) 2008-09-27 2015-02-03 Witricity Corporation Wireless energy transfer resonator thermal management
US8907531B2 (en) 2008-09-27 2014-12-09 Witricity Corporation Wireless energy transfer with variable size resonators for medical applications
US9093853B2 (en) 2008-09-27 2015-07-28 Witricity Corporation Flexible resonator attachment
US8461721B2 (en) * 2008-09-27 2013-06-11 Witricity Corporation Wireless energy transfer using object positioning for low loss
US8598743B2 (en) 2008-09-27 2013-12-03 Witricity Corporation Resonator arrays for wireless energy transfer
US8922066B2 (en) 2008-09-27 2014-12-30 Witricity Corporation Wireless energy transfer with multi resonator arrays for vehicle applications
US8946938B2 (en) 2008-09-27 2015-02-03 Witricity Corporation Safety systems for wireless energy transfer in vehicle applications
US8466583B2 (en) 2008-09-27 2013-06-18 Witricity Corporation Tunable wireless energy transfer for outdoor lighting applications
US8400017B2 (en) 2008-09-27 2013-03-19 Witricity Corporation Wireless energy transfer for computer peripheral applications
US8692410B2 (en) 2008-09-27 2014-04-08 Witricity Corporation Wireless energy transfer with frequency hopping
US8552592B2 (en) 2008-09-27 2013-10-08 Witricity Corporation Wireless energy transfer with feedback control for lighting applications
US8686598B2 (en) 2008-09-27 2014-04-01 Witricity Corporation Wireless energy transfer for supplying power and heat to a device
US8304935B2 (en) 2008-09-27 2012-11-06 Witricity Corporation Wireless energy transfer using field shaping to reduce loss
US9318922B2 (en) 2008-09-27 2016-04-19 Witricity Corporation Mechanically removable wireless power vehicle seat assembly
US8901779B2 (en) 2008-09-27 2014-12-02 Witricity Corporation Wireless energy transfer with resonator arrays for medical applications
US8669676B2 (en) 2008-09-27 2014-03-11 Witricity Corporation Wireless energy transfer across variable distances using field shaping with magnetic materials to improve the coupling factor
US8482158B2 (en) 2008-09-27 2013-07-09 Witricity Corporation Wireless energy transfer using variable size resonators and system monitoring
JP2012504387A (ja) 2008-09-27 2012-02-16 ウィトリシティ コーポレーション 無線エネルギー伝達システム
US8772973B2 (en) 2008-09-27 2014-07-08 Witricity Corporation Integrated resonator-shield structures
US9744858B2 (en) 2008-09-27 2017-08-29 Witricity Corporation System for wireless energy distribution in a vehicle
US8723366B2 (en) 2008-09-27 2014-05-13 Witricity Corporation Wireless energy transfer resonator enclosures
US8643326B2 (en) 2008-09-27 2014-02-04 Witricity Corporation Tunable wireless energy transfer systems
US8933594B2 (en) 2008-09-27 2015-01-13 Witricity Corporation Wireless energy transfer for vehicles
US8928276B2 (en) 2008-09-27 2015-01-06 Witricity Corporation Integrated repeaters for cell phone applications
US9601261B2 (en) 2008-09-27 2017-03-21 Witricity Corporation Wireless energy transfer using repeater resonators
US9544683B2 (en) 2008-09-27 2017-01-10 Witricity Corporation Wirelessly powered audio devices
US8487480B1 (en) 2008-09-27 2013-07-16 Witricity Corporation Wireless energy transfer resonator kit
US8476788B2 (en) 2008-09-27 2013-07-02 Witricity Corporation Wireless energy transfer with high-Q resonators using field shaping to improve K
US8441154B2 (en) 2008-09-27 2013-05-14 Witricity Corporation Multi-resonator wireless energy transfer for exterior lighting
US9577436B2 (en) 2008-09-27 2017-02-21 Witricity Corporation Wireless energy transfer for implantable devices
US9065423B2 (en) 2008-09-27 2015-06-23 Witricity Corporation Wireless energy distribution system
US8324759B2 (en) 2008-09-27 2012-12-04 Witricity Corporation Wireless energy transfer using magnetic materials to shape field and reduce loss
US8957549B2 (en) 2008-09-27 2015-02-17 Witricity Corporation Tunable wireless energy transfer for in-vehicle applications
US9184595B2 (en) 2008-09-27 2015-11-10 Witricity Corporation Wireless energy transfer in lossy environments
US9601266B2 (en) 2008-09-27 2017-03-21 Witricity Corporation Multiple connected resonators with a single electronic circuit
US8587153B2 (en) 2008-09-27 2013-11-19 Witricity Corporation Wireless energy transfer using high Q resonators for lighting applications
US8461720B2 (en) 2008-09-27 2013-06-11 Witricity Corporation Wireless energy transfer using conducting surfaces to shape fields and reduce loss
US8410636B2 (en) 2008-09-27 2013-04-02 Witricity Corporation Low AC resistance conductor designs
US8937408B2 (en) 2008-09-27 2015-01-20 Witricity Corporation Wireless energy transfer for medical applications
EP2345100B1 (en) 2008-10-01 2018-12-05 Massachusetts Institute of Technology Efficient near-field wireless energy transfer using adiabatic system variations
US7948385B2 (en) * 2008-12-09 2011-05-24 General Electric Company Systems and methods for using ferrite alignment keys in wireless remote sensors
CN101924396B (zh) * 2009-06-16 2014-02-05 上海科勒电子科技有限公司 用于洁具上的无线充/供电系统
US9094054B2 (en) * 2009-11-30 2015-07-28 Broadcom Corporation IC controlled wireless power operation and applications thereof including control channel communication configuration
JP2012023565A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Sony Corp 通信システム並びに通信装置
US9602168B2 (en) 2010-08-31 2017-03-21 Witricity Corporation Communication in wireless energy transfer systems
TWI425707B (zh) * 2010-11-01 2014-02-01 Chung Hsin Elec & Mach Mfg 結合無線射頻感測器之燃料電池熱電共生系統
DE102011003438B4 (de) * 2011-02-01 2014-05-22 Siemens Aktiengesellschaft Einrichtung und Verfahren zur Ermittlung von Messwerten in einem strömenden Medium
CN102147611B (zh) * 2011-03-04 2013-01-23 何兆来 一种应用电力线载波传送电脑控温信息的远程控温器
US9209867B2 (en) 2011-06-28 2015-12-08 Broadcom Corporation Device for authenticating wanted NFC interactions
US9948145B2 (en) 2011-07-08 2018-04-17 Witricity Corporation Wireless power transfer for a seat-vest-helmet system
CN108110907B (zh) 2011-08-04 2022-08-02 韦特里西提公司 可调谐无线电源架构
ES2439326T3 (es) * 2011-09-06 2014-01-22 Cedes Ag Sensor, dispositivo de seguridad así como dispositivo elevador
ES2558182T3 (es) 2011-09-09 2016-02-02 Witricity Corporation Detección de objetos extraños en sistemas de transferencia de energía inalámbricos
US20130062966A1 (en) 2011-09-12 2013-03-14 Witricity Corporation Reconfigurable control architectures and algorithms for electric vehicle wireless energy transfer systems
US9318257B2 (en) 2011-10-18 2016-04-19 Witricity Corporation Wireless energy transfer for packaging
CN102394507A (zh) * 2011-10-18 2012-03-28 中山普润斯电源设备技术有限公司 一种基于感应充电理论的大功率感应式充电器
KR20140085591A (ko) 2011-11-04 2014-07-07 위트리시티 코포레이션 무선 에너지 전송 모델링 툴
US9306635B2 (en) 2012-01-26 2016-04-05 Witricity Corporation Wireless energy transfer with reduced fields
DE112012005748T5 (de) * 2012-02-24 2014-11-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Nahfeldkommunikation (NFC) und Aufprallsensor
US9343922B2 (en) 2012-06-27 2016-05-17 Witricity Corporation Wireless energy transfer for rechargeable batteries
US9287607B2 (en) 2012-07-31 2016-03-15 Witricity Corporation Resonator fine tuning
US9595378B2 (en) 2012-09-19 2017-03-14 Witricity Corporation Resonator enclosure
CN109969007A (zh) 2012-10-19 2019-07-05 韦特里西提公司 无线能量传输系统中的外来物检测
US9842684B2 (en) 2012-11-16 2017-12-12 Witricity Corporation Systems and methods for wireless power system with improved performance and/or ease of use
JP2014107971A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路およびその動作方法
CN103107166A (zh) * 2013-01-23 2013-05-15 华中科技大学 一种三维堆叠封装芯片中的电感及无线耦合通信系统
US9301258B2 (en) * 2013-04-10 2016-03-29 Cgg Services Sa Geophysical data acquisition and power transfer method apparatus and system
US9857821B2 (en) 2013-08-14 2018-01-02 Witricity Corporation Wireless power transfer frequency adjustment
US9753174B2 (en) 2013-09-25 2017-09-05 Cgg Services Sas Geophysical survey node rolling method and system
US9780573B2 (en) 2014-02-03 2017-10-03 Witricity Corporation Wirelessly charged battery system
US9952266B2 (en) 2014-02-14 2018-04-24 Witricity Corporation Object detection for wireless energy transfer systems
WO2015161035A1 (en) 2014-04-17 2015-10-22 Witricity Corporation Wireless power transfer systems with shield openings
US9842687B2 (en) 2014-04-17 2017-12-12 Witricity Corporation Wireless power transfer systems with shaped magnetic components
US9837860B2 (en) 2014-05-05 2017-12-05 Witricity Corporation Wireless power transmission systems for elevators
EP3140680B1 (en) 2014-05-07 2021-04-21 WiTricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems
WO2015196123A2 (en) 2014-06-20 2015-12-23 Witricity Corporation Wireless power transfer systems for surfaces
US9842688B2 (en) 2014-07-08 2017-12-12 Witricity Corporation Resonator balancing in wireless power transfer systems
US10574091B2 (en) 2014-07-08 2020-02-25 Witricity Corporation Enclosures for high power wireless power transfer systems
US9843217B2 (en) 2015-01-05 2017-12-12 Witricity Corporation Wireless energy transfer for wearables
CN104990964A (zh) * 2015-06-24 2015-10-21 中山欧麦克仪器设备有限公司 一种具有保护装置的ph、orp传感器
US10248899B2 (en) 2015-10-06 2019-04-02 Witricity Corporation RFID tag and transponder detection in wireless energy transfer systems
US9929721B2 (en) 2015-10-14 2018-03-27 Witricity Corporation Phase and amplitude detection in wireless energy transfer systems
US10063110B2 (en) 2015-10-19 2018-08-28 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems
EP3365958B1 (en) 2015-10-22 2020-05-27 WiTricity Corporation Dynamic tuning in wireless energy transfer systems
US10075019B2 (en) 2015-11-20 2018-09-11 Witricity Corporation Voltage source isolation in wireless power transfer systems
US10263473B2 (en) 2016-02-02 2019-04-16 Witricity Corporation Controlling wireless power transfer systems
WO2017139406A1 (en) 2016-02-08 2017-08-17 Witricity Corporation Pwm capacitor control
CA3151184A1 (en) * 2017-02-27 2018-08-30 Third Pole, Inc. Systems and methods for ambulatory generation of nitric oxide
WO2019006376A1 (en) 2017-06-29 2019-01-03 Witricity Corporation PROTECTION AND CONTROL OF WIRELESS POWER SYSTEMS
PL3738077T3 (pl) * 2018-01-11 2023-08-28 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Bezprzewodowe monitorowanie i profilowanie warunków reaktora z zastosowaniem wielości zintegrowanych z czujnikiem znaczników RFID i wielości urządzeń nadawczo-odbiorczych
CN110550512B (zh) * 2018-05-30 2021-12-07 奥的斯电梯公司 与长程通信网关集成的电梯门传感器
US11604290B2 (en) 2019-09-26 2023-03-14 Best Theratronics, Ltd. Low power dual-sensitivity FG-MOSFET sensor for a wireless radiation dosimeter
US11741329B2 (en) * 2019-09-26 2023-08-29 Best Theratronics, Ltd. Low power non-volatile non-charge-based variable supply RFID tag memory
GB2591773A (en) * 2020-02-06 2021-08-11 Edwards Vacuum Llc Detecting pipe temperature

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050040961A1 (en) * 1995-04-11 2005-02-24 Tuttle John R. RF identification system with restricted range
DE4327642C2 (de) * 1993-05-17 1998-09-24 Anatoli Stobbe Lesegerät für ein Detektierplättchen
US6362737B1 (en) * 1998-06-02 2002-03-26 Rf Code, Inc. Object Identification system with adaptive transceivers and methods of operation
JP3364115B2 (ja) * 1997-07-03 2003-01-08 三菱電機株式会社 感熱式流量検出素子
US6957157B2 (en) * 2002-11-12 2005-10-18 Flow Metrix, Inc. Tracking vibrations in a pipeline network

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064575A1 (ja) * 2004-12-15 2006-06-22 Hitachi, Ltd. 無線通信端末およびその制御方法
JP2007034947A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Felica Networks Inc 通信装置および通信方法、並びにプログラム
JP2009507663A (ja) * 2005-09-12 2009-02-26 パウル ミュラー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ウンターネーメンスベタイリグンゲン 無線で読み出し可能なデータ収集要素を備えた主軸
US7944338B2 (en) 2005-10-19 2011-05-17 Hitachi, Ltd. RFID tag, RFID reader/writer, RFID system, and processing method of RFID system
JP2007132937A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Seiko Epson Corp センサチップ、検出方法及び検出装置
JP4609415B2 (ja) * 2005-11-09 2011-01-12 セイコーエプソン株式会社 検出方法、検出装置、及びセンサ装置
JP2007150642A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 無線タグ用質問器、無線タグ用アンテナ、無線タグシステムおよび無線タグ選別装置
JP2010021617A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Lintec Corp 電磁波出力回路及び無線タグ用通信装置
JP2010154255A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Kyocera Corp 無線通信装置
JP2011118536A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Mega Chips Corp センサ装置及び半導体デバイス
WO2013108893A1 (ja) * 2012-01-18 2013-07-25 古河電気工業株式会社 無線電力伝送システム、送電装置、および、受電装置
JP5603509B2 (ja) * 2012-01-18 2014-10-08 古河電気工業株式会社 無線電力伝送システム、送電装置、および、受電装置
US9824817B2 (en) 2012-01-18 2017-11-21 Furukawa Electric Co., Ltd Wireless power transmission system for transmitting power between a power transmitting device and a power receiving device
WO2014017421A1 (ja) * 2012-07-23 2014-01-30 株式会社フルヤ金属 温度測定システム
WO2014119111A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 古河電気工業株式会社 無線電力伝送システム
JP2014150649A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Furukawa Electric Co Ltd:The 無線電力伝送システム
US10097039B2 (en) 2013-01-31 2018-10-09 Furukawa Electric Co., Ltd. Wireless power transmission system for transmitting alternating-current power wirelessly
JP2021510439A (ja) * 2018-01-11 2021-04-22 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 受動センサ対応rfidタグを使用した無線反応器監視システム
JP2021510347A (ja) * 2018-01-11 2021-04-22 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 既知の反応器の高さに配置されたセンサ対応rfidタグのアレイを使用する反応器条件の無線監視およびプロファイリング
JP2021511570A (ja) * 2018-01-11 2021-05-06 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 既知の場所を有する複数のセンサー対応rfidタグを使用する反応器条件の無線による監視およびプロファイリング
JP7381472B2 (ja) 2018-01-11 2023-11-15 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 既知の反応器の高さに配置されたセンサ対応rfidタグのアレイを使用する反応器条件の無線監視およびプロファイリング
JP7428650B2 (ja) 2018-01-11 2024-02-06 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 受動センサ対応rfidタグを使用した無線反応器監視システム
CN112228043A (zh) * 2020-10-14 2021-01-15 深圳市城安物联科技有限公司 一种射频测量钻孔的方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1572885A (zh) 2005-02-02
US20040233043A1 (en) 2004-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004348496A (ja) 通信システム
JP4092990B2 (ja) 生体および化学試料検査装置
JP5562975B2 (ja) 無線リモートセンサにおいてフェライト位置合わせキーを使用するためのシステム及び方法
EP2032993B1 (en) Radio frequency transponder assay
CN100476438C (zh) 具有rf信号传输的生物传感器
US7250863B2 (en) Transponder and a sensing system using the transponder
WO2006035392A1 (en) Biosensors for the analysis of samples
US20140182362A1 (en) Systems for analysis of fluids
EP2379988B1 (en) System and method for remote reading of resonant sensors
US7988055B2 (en) Uncontrolled passive radio frequency identification tag and system with 3-D positioning
JP2007141131A (ja) ワイヤレスセンサチップを用いる計測システム
WO2023010657A1 (zh) 用于管道无损检测的涡流检测系统
US7158036B2 (en) RFID tag inspection system
JP2004528565A (ja) 未装着アンテナの非接触テストのための方法および装置
US7933720B2 (en) Biomolecule bonding detection apparatus using RF wireless energy transmission and method thereof
CN102859637A (zh) 等离子体处理参数的检测
CN102693448A (zh) 一种带气敏装置的rfid标签、rfid系统及气体浓度检测方法
US20080153710A1 (en) Analysis unit, biosensor and method for detecting or determining the concentration of an analyte
JP2010127757A (ja) 無線センサチップ及び測定システム
EP4222485A1 (en) An analytical device for quantitative measurement of the concentration of analytes in a liquid sample
JP4673214B2 (ja) Rfidタグの試験方法及びその試験システム
JP5308091B2 (ja) トランスポンダ及びそのトランスポンダを用いたセンサ測定システム
Kant et al. Radio frequency based sensor: an innovative detection tool for food spoilage
CN110969820A (zh) 测量设备,相应的方法和系统
Miscioscia et al. Application of polyvinylidene fluoride interdigital capacitors as parasitic temperature-sensing loads in passive HF RFID transponders

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051118

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926