JP2004337149A - シガレットストランド成形機に装入する方法とその方法を実施する分配装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 この発明は、シガレットストランド成形機に装入する方法並びにその方法を実施する分配装置に関する。
公知の装置と方法では、製造のために必要な製品流が分配器前で最終的に混合され、次に分配装置によってシガレットストランド成形機に補給される。けれども、その際に製品流が分配装置内部で少なくとも一部分解されるので、しばしば不均一な製品流になる。さらに、篩分けされた製品流、例えば過剰煙草が再び篩分けされる。
【解決手段】
貯蔵器（１３，２７）と篩（１６，３２）との間に分配装置（１０）に補助的外部導入部（２８）を設けることにより、最終的製品流の混合が分配装置内部で可能である。それにより分配装置（１０）内部の追加成分と製品流との混合が選択的に篩分け前或いは篩分け中に保証されるので、均一且つ個別の製品流が発生し、分解と二重篩分けが阻止され得る。
【選択図】 図１

Description

この発明は、分配装置が実質的に製品流を入力する入力装置と、製品流を分配し、分量し、ほぐす分配器と、製品流を収容する貯蔵器並びに貯蔵器から堆積立坑まで製品流を搬送する搬送要素とを包含し、製品流の輸送方向において選択的に堆積立坑の前又は後に製品流の加工する部分と加工しない部分とを分離する篩が配置されているシガレットストランド成形機に装入する分配装置に関する。

さらに、この発明は、特に入力装置によって分配装置に製品を装入し、分配器によって製品流を分配し、分量し、ほぐし、製品流を貯蔵器に貯蔵し、貯蔵器から堆積立坑又は篩まで搬送要素によって製品流を輸送し、堆積立坑において選択的に混ぜる前又は後に篩内の製品流を篩分けする工程を包含するシガレットストランド成形機に装入する方法に関する。

従来から、煙草落下用立坑に形成される煙草柱への煙草の量分配を均一にする調整手段を備える煙草製造機（例えば特許文献１を参照）や分離されたステムをより良く処理を行う給送装置を備える煙草製造機（例えば特許文献２を参照）は公知であり、また、二重連続ストランドを形成する製造方法と装置も知られていた（例えば特許文献３，特許文献４を参照）。さらに均一な品質の最終製品、即ち煙草を得るために改善されたストランド品質を達成する方法と装置も提供されている（例えば特許文献５を参照）。

分配器は、通例、空気流を介して供給された煙草を分量し、篩分けし、篩分けした物質から一つ又は複数の煙草ストランドを形成するのに用いられ、煙草ストランドが後置されたシガレットストランド成形機に供給される。シガレット又は同様なものに加工されるべきである煙草ストランドは、通例、種々の煙草成分又は煙草種類の煙草混合物から成り立つ。しかし、しばしば、例えばネルケ、空気流の構成成分のようにシガレットの味又は性質に影響を与える他の成分も含まれる。シガレットを製造する又は同様に必要な製品流は、公知の方法で、既に分配器に流入前に、最終的に作成され、混合され、目的にかなって一つ又は複数の装入ゲ−トから形成される入力装置を介して分配器に導入される。入力装置の後に配置された予備分配器からの要件に関して各装入ゲ−トの全内容は予備分配器を介して製品流として貯蔵器に落下し、少なくとも煙草成分が貯蔵器への途中に分量されてほぐされる。篩分けされた製品流が吸込ストランドコンベア又は同様なものに一つ又は複数の煙草ストランドを形成するために供給される前に、貯蔵器から貯蔵内容が即ち分配器への流入前に最終的に形成された製品流が個々の煙草成分と追加的成分から小さい別々の単位に天井ゲ−ト−天井外の原理に基づき搬送要素を介して選択的に最初に一つの堆積立坑と次に一つの篩又は逆に供給される。篩では、製品流、例えば切断された煙草の加工するのに適した部分が加工するのに適していない部分、例えばリップ又は他の異物から分離される。

シガレットストランド成形機に装入するのに用いられるけれども、煙草種類と可能な追加材料又は追加成分が分配装置の前で混合されるにちがいないという欠点を有する全ての公知の分配装置並びに方法は、製品流の個々の柔軟な形成を阻止する。完全に異なる成分、即ち煙草成分と追加材料から形成された製品流は、輸送中に分配装置によって少なくとも部分的に分解される。より良い理解のために、この代わりに篩分けの原理が詳細に説明される。篩は通常には、空気流がほぼ閉鎖された循環ル−プに輸送方向に流れる篩区間で行われる。空気流又は流れ速度はより重い、また、通常には、加工するには適しない部分が、例えば煙草葉リップ、石、プラスチック粒子又は他の異物の様に、重力によって空気流に対して下方に落下し、連行される間に、製品流のより軽い加工するのに適した部分は、所望の煙草分別と呼ばれ、シガレットストランド成形機の方向に偏向されるか、又は案内されるように選定されるか又は調整される。従来の方法に基づく又は従来の分配装置によるシガレットストランド成形機に装入する際には、分解は所望の煙草分別より実際に重い重量を有する例えばネルケが篩で品分けされ、即ち篩分けされ、そして製品流から除去され、それより元来のストランド製造が単に部分的に又はほとんど供給されていないことにより行われる。それにより一方では不均一な製品流が生じ、他方では製品流がもはや所望の混合を有しない。

さらに、既に篩分けされた元来の煙草ストランド製造の際に生じる煙草残余、例えば所謂、過剰煙草は、帰還の際に分配装置の内部でさらに篩分けられ、それは不経済であり、分配装置の負担が上昇することが明らかになる。
米国特許第４５２４７８１号明細書，特開昭５８−６３３７７号公報 米国特許第４６０７６４５号明細書，特開昭５９−１０６２８２号公報 米国特許第４８８９１３８号明細書，特開昭６２−２９４０７３号公報 米国特許第５００９２３８号明細書，特開平 ２−１９０１７４号公報 ドイツ特許出願公開第４０３５９３７号明細書

それ故に、この発明の課題は、均一且つ個別に構成可能な製品流を製作するために適している柔軟で経済的に好ましい分配装置を創作することである。さらに、この発明の課題は、均一且つ個別に混合された製品流の形成が保証される方法を提供することである。

この課題は、請求項１の上位概念の特徴部分をもつ前記種類の分配装置によって分配装置が補助的に入力装置に対して少なくとも一つの他の成分を分配装置に又は製品流に導入する少なくとも一つの他の外部導入部を有し、その導入部は製品流の輸送方向において貯蔵器と篩の間に配置されていることにより解決される。それにより意外に簡単に且つ特に有効な形式で製品流を分配装置の内部に少なくとも追加材料又は成分を混入し、この製品と混合する可能性を提供される。

それ故に、追加的外部導入部によって、例えば異なる煙草種類が直接に分配装置の内部で混合される。例えばネルケ、塵集塊などのような他の追加物は、製品流と分配装置内部で混合され得る。言い換えると、外部導入部は例えば製品流を収容するために過剰煙草から貯蔵器への帰還のような分配装置内部への帰還のみを意味しせず、むしろ、任意の成分の外部から製品流に到達する導入部を意味する。この導入部が貯蔵器と篩の間に配置されていることにより、製品流は特に個別に且つ経済的に好ましく形成される、と言うのは種々の、例えば分解又は二重篩を阻止する位置における各追加成分の納入が行われるからである。

この発明の好ましい実施態様では、篩が少なくとも二つの通路を有する。それにより一方では製品流の個別の混合が、他方では追加成分の個別の混合が可能である。それで、例えばこれらが僅かに篩分けされ、それが篩の免除を導くように成分を篩に導入する可能性が生じる。これは、例えば膨張した煙草のような例えば既に篩分けされた煙草にも生じ得るが、しかし全く外方に篩分けされない成分が付け加えられる。これは、例えば既に述べられたネルケに関する。逆に、特に強力に篩分けされるべき成分のために、篩の他の箇所における成分の導入部も勿論可能である。複数の通路によって分解はより重い成分が一つの個別の通路を介して篩に導入されるから、有効な形式で回避される。

好ましくは、上通路の領域における篩の横断面d1が下通路の領域における篩の横断面d2より小さい。この発明による構成によって空気の流れ速度が上通路の領域内で上昇するので、上通路を通して篩に案内された成分が単に僅かに又はもはや篩分けされないか、むしろ同じくしかも次に流れてくる製品流との混合のもとで、篩から案内される。これは、特に既に篩分けされた煙草の還流のために有利である。と言うのは、この煙草が篩で不必要に負荷されないからである。上通路を通る煙草に比べて重い成分の納入も、この成分が重い自重にもかかわらず、減少した直径又は横断面に基づく速い流れ速度のために篩分けされず、むしろ、下通路を通して篩へ導入した製品流と混合される。
〔発明が解決しようとする課題〕

さらに、この発明の課題は、補助的に請求項１０の上位概念に挙げられた作業工程から成る方法により解決され、製品流が分配装置内部で貯蔵部の後で一つの他の成分と混合されることを特徴とする。
〔発明の効果〕
この方法により、特に有効且つ作用効果の著しい形式で均一且つ個別に混合された製品流が形成される、と言うのは煙草ストランド製造にとって必要な製品流の最終的混合が分配装置内部で行われるからである。

分配装置と方法の他の特徴と利点は、従属請求項及び詳細な説明から生じる。分配装置の特に好ましい実施態様並びに方法原理は図面に基づいて詳細に説明される。

図１〜図４に記載された分配装置は、以下では分配器と呼ばれ、分配器は通常には空気流によって供給された製品流を分量し、篩分けして、篩分けた材料から少なくとも一つの他の成分との混合下で一つ又は複数の煙草ストランドを形成するのに用いられ、その煙草ストランドが次に後方支持されたシガレットストランド成形機に供給される。

公知の分配器１０は、実質的要素として、製品流が分配装置１０に導入される入力装置１１と、製品流を分配し、分量し、ほぐす予備分配器１２と、製品流を収容する貯蔵器１３と、貯蔵器１３から堆積立坑１５，３３まで製品流を輸送する搬送要素１４とを包含する。製品流の輸送方向において選択的に、堆積立坑１５，３３の前又は後に篩１６，３２が配置されていて、製品流の加工する部分と加工しない部分とに分離するために用いられる。この種の分配器１０が基本的には公知であるので、本来の機能のために必要な全ての部品の詳細な説明を放棄されている。

製品流の輸送方向によって製品流及び／又は他の追加材料と成分の流れは、分配器１０を通して入力装置１１から出発して堆積立坑１５又は篩３２までを意味する。製品流の輸送方向における前又は後の表示は、分配器１０の内部の個別の部材の現在の配置に関連されておらず、むしろ製品流及び／又は他の追加材料と成分が部材を貫通されるか、又はその代わりに付加材料と成分が製品流に供給される順序を記載する。

図１による実施態様では、入力装置１１は所謂装入ゲ−トとして形成されている。しかし、入力装置１１は製品流が分配装置１０に導入される装入ゲ−トを有し得る。貯蔵器１３は搬送要素１４の領域にて傾斜搬送ベルトとして形成されている篩１６の前に配置されている。篩１６は製品流の輸送方向において直接に搬送要素１４に関連して配置されていて、この実施例では、堆積立坑１５の前に配置されている。篩１６はジグザグ篩として形成され、ほぼ閉鎖された空気回路１７の一部として形成されている。しかし、全ての他の公知の篩が使用できる。

篩１６の篩区間の下領域１８には、空気流を発生させる手段１９が配置されている。篩１６は上領域２０にてガイド２１に接続されていて、そのガイドは一方では空気回路用帰還路２２として、他方では堆積立坑１５までの導入部２３として用いられる。実質的に縦に配向された篩１６は、第一通路２４を所持し、その第一通路は下領域１８と上領域２０の間の篩区間の内部で篩１６に導く。通路２４の領域内で搬送要素１４が製品流を入力するために篩１６に配置されている。しかし、篩区間に沿う通路２４の位置は自由に選択できる。

第一通路２４の上部には、篩１６は第二通路２５を有する。しかし、通路の数が同様に自由に選択できる。第二通路２５を介して唯一の又は複数の追加成分又は追加材料が篩１６に入力され得る。好ましい実施態様では、通路２５の領域内で他の搬送要素２６が配置されていて、各追加成分又は追加材料を輸送方向において篩１６の前に配置された第二貯蔵器２７又は他の（図示されない）貯蔵器から取り出し、篩１６に供給する。貯蔵器２７は分配装置１０の追加導入部２８を介して充填でき、導入部２８は直接に第二通路２５に接続され得る。通路２４，２５は並列に又は上下に配置されていて、通路２５が篩１６の上領域２０内に配置されているので、製品流が最初に通路２４を、次に通路２５を通り過ぎて流れる。この上領域２０では、篩１６の横断面d1が下通路２４の領域内の篩１６の横断面d2より小さい。しかし、通路２４，２５の位置が可変であり、示された配置に制限されない。

図２〜図４に記載された実施態様は、実質的に図１による分配装置１０と同様に構成されているので、同じ部材に対して等しい参照符号が与えられている。しかし、図２による分配装置１０は、篩１６が単に篩１６までの唯一の通路２４を有することで相違する。図３による装置は、図２による装置と一致し、勿論、製品流の輸送方向において篩１６の後に且つ堆積立坑１５（ここでは二重堆積立坑として形成される）の前に他の貯蔵器２９が配置されていると言う相違点を備える。貯蔵器２９は特に直接に堆積立坑１５に接続された区分歯車ゲ−ト３０の後に配置され、導入部３１を介して追加成分又は追加材料を供給される。しかし、例えば搬送ベルト，管システム又は同様なものとして形成され得る導入部３１は、直接に堆積立坑１５に接続され得る。図４に図示された分配装置１０においては、篩３２は製品流の輸送方向において堆積立坑３３の後に配置されている。堆積立坑３３は二つの通路３４，３５を有する。各通路３４，３５の前に搬送要素３６，３７が配置されていて、一方では製品流を搬送し、他方では追加成分又は追加材料を貯蔵器３８，３９から堆積立坑３３まで搬送するのに用いられる。貯蔵器３８，３９は分配装置１０の導入部１１，２８を介して供給される。交互に、導入部２８は直接に通路３５に接続され得る。

一つ又は複数の煙草ストランドを形成するためにシガレットストランド成形機に装入する方法は、根本的に次の原理に基づき行われる;
一つ又は複数の煙草成分及び／又は他の追加材料から形成される第一製品流は、分配装置１０に導入される。一つ又は複数の追加的個別の通路を介して一つ又は複数の追加成分又は追加材料が分配装置に導入され、次に、分配装置の内部で篩の前又は篩中に製品流と混合される。言い換えると、各堆積立坑は、少なくとも二つの独立の貯槽から充填される。

この方法は、より正確には、図１による実施態様に基づいて、次の様に記載される;
貯蔵器１３は入力装置１１を介して、通常には切断煙草混合物から成る製品流で充填される。煙草は（図示されない）吸込管フラップの周期的開閉によって空気流により入力装置１１の一つ又は複数の装入ゲ−トに輸送される。予備分配器１２から煙草搬送後に、煙草は（同様に、図示されない）分量ロ−ラを介して貯蔵器１３に到達する。傾斜ベルトコンベア（搬送要素１４）は、部分的に連続煙草を篩１６へ搬送する。貯蔵器１３からの煙草は通路２４を通して篩１６の篩区間に落下する。同時に、例えばネルケのような貯蔵器２７から搬送された成分は通路２５を通して篩１６に落下する。追加的成分は直接にも篩１６に供給され得る。貯蔵器１３から取り出される製品流、通常には煙草混合物は次に篩１６の内部に又は篩１６から製品流を流出する際に直接に追加的成分と均一製品流にまで混合される。領域２０内の横断面減少によってそこを支配する大きな流れ速度は、追加的成分が決して篩分けされないか、又はほとんど篩分けされず、むしろ再びガイド２１の方向に搬送されるために寄与する。例えばネルケが追加的成分として寄与される場合には、この成分は煙草に比べて大きな重量にもかかわらず篩分けされず、むしろ煙草と混合するように、搬送される。例えば既により速い回転で篩分けされた過剰煙草が追加成分として寄与される場合には、この成分は分配装置１０の内部の再度の篩分けなしに、篩分けすべき製品流に混ぜて、この製品流と混合される。そのような混合された製品流は、目下、第一製品流並びに少なくとも一つの他の成分から成り、ガイド２１を介して堆積立坑１５に導入され、製品流が区分歯車ゲ−ト３０を通して案内される。回路１７内にある空気は、帰還路２２を介して再び篩１６に導入される。

図２による実施態様に基づく方法は、実質的に既に前もって記載された方法と同様に行われる。勿論、製品流は既に篩１６の前に一つ又は複数の追加的成分と混合される。篩２７から来る成分は、案内薄板４０を介して通路２４の領域に案内され、篩１６の流入の直前に貯蔵器１３から到る製品流と混合される。

図３による分配装置を備える方法では、堆積立坑１５における製品流の篩分け後と篩分け前の図２との関係に記載した方法に対して、追加的に、他の成分又は他の追加材料が製品流に導入され、この製品流と混合される。

図４による分配装置１０を備える方法は、今まで記載された方法に比べて変更した順序で行われる。確かに、製品流が貯蔵器３８から直接に堆積立坑３３に案内され、しかも通路２４の領域に案内される。追加的成分は、第二貯蔵器３９から通路２５を介して堆積立坑３３に案内されるまで、製品流と追加的成分は、堆積立坑における下方落下では、下通路２４の領域で篩３２に導入される均一な製品流にまで混合する。

堆積立坑前に配置された篩に対する二つの個別通路を備える開放したハウジングをもつこの発明の分配装置の第一実施態様の側面図を示す。 堆積立坑前に配置された篩に対する一つの個別通路を備える開放したハウジングをもつ分配装置の他の一つの実施態様の側面図を示す。 二重堆積立坑前に配置された篩並びに篩の後に配置された追加篩に対する一つの共通の通路を備える開放したハウジングをもつ分配装置の他の一つの実施態様の側面図を示す。 篩が一つの堆積立坑の後に配置されている篩に対する一つの共通の通路を備える開放したハウジングをもつ分配装置の他の一つの実施態様の側面図を示す。

符号の説明

１０．．．．．分配装置
１１．．．．．入力装置
１２．．．．．予備分配器
１３．．．．．貯蔵器
１４．．．．．搬送要素
１５．．．．．堆積立坑
１６．．．．．篩
１７．．．．．空気回路
１８．．．．．下領域
１９．．．．．空気流を発生させる手段
２０．．．．．上領域
２１．．．．．空気回路の往路
２２．．．．．空気回路の帰還路
２３．．．．．導入部
２４，２５．．．通路
２６．．．．．搬送要素
２７．．．．．貯蔵器
２８．．．．．導入部
２９．．．．．貯蔵器
３０．．．．．区分歯車ゲ−ト
３１．．．．．導入部
３２．．．．．篩
３３．．．．．堆積立坑
３４，３５．．．通路
３６，３７．．．搬送要素
３８，３９．．．貯蔵器
４０．．．．．案内薄板

Claims (22)

1. 分配装置（１０）が実質的に製品流を入力する入力装置（１１）と、製品流を分配し、分量し、ほぐす分配器（１２）と、製品流を収容する貯蔵器（１３）と、貯蔵器（１３）から堆積立坑（１５，３３）まで製品流を輸送する搬送要素（１４）とを包含し、製品流の輸送方向において選択的に堆積立坑（１５，３３）の前或いは後に製品流の加工する部分と加工しない部分とに分離する篩（１６，３２）が配置されている特にシガレットストランド成形機に装入する分配装置において、分配装置（１０）が補助的に少なくとも一つの他の成分を分配装置（１０）或いは製品流に導入する少なくとも一つの他の外部導入部（２８）を有し、その導入部（２８）は製品流の輸送方向において貯蔵器（１３）と篩（１６，３２）の間に配置されていることを特徴とする分配装置。
2. 分配装置（１０）の内部には各他の成分を収容する少なくとも一つの補助的貯蔵器（２７）が配置されていることを特徴とする請求項１に記載の分配装置。
3. 各貯蔵器（１３，２７）には一つの個別搬送要素（１４，２６）が付属されていることを特徴とする請求項１或いは請求項２に記載の分配装置。
4. 各貯蔵器（１３，２７）は製品流或いは各成分の輸送方向において篩（１６，３２）の前に配置されていることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか一項に記載の分配装置。
5. 篩（１６）は導入部（２８）及び／又は貯蔵器（１３，２７）用の共通通路（２４）を有することを特徴とする請求項２乃至請求項４のいずれか一項に記載の分配装置。
6. 篩（１６）は少なくとも二つの通路（２４，２５）を有することを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか一項に記載の分配装置。
7. 通路（２４，２５）は、導入部（２８）又は貯蔵器（２７）用の通路（２５）が貯蔵器（１３）用の通路（２４）の上部にあるように、製品流の輸送方向において前後に或いは上下に配置されていることを特徴とする請求項６に記載の分配装置。
8. 上通路（２５）の領域における篩（１６）の横断面ｄ1 は下通路（２４）の領域における篩（１６）の横断面ｄ2 より小さいことを特徴とする請求項６或いは請求項７に記載の分配装置。
9. 製品流の輸送方向において篩（１６）の後部に少なくとも一つの他の外部導入部（３１）が少なくとも一つの他の追加材料を分配装置（１０）に或いは製品流に導入するために設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項８のいずれか一項に記載の分配装置。
10. 入力装置（１１）によって分配装置（１０）に製品流を装入し、分配器（１２）によって製品流を分配し、分量し、ほぐし、製品流を貯蔵器（１３）に貯蔵し、貯蔵器（１３）から堆積立坑（１５，３３）又は篩（１６，３２）まで搬送要素（１４）によって製品流を輸送し、堆積立坑（１５，３３）における選択的に混ぜる前又は後に篩（１６，３２）内の製品流を篩分けする工程を包含するシガレットストランド成形機に装入する方法において、製品流が分配装置（１０）内部の貯蔵器（１３）の後で少なくとも一つの他の成分と混合されることを特徴とする方法。
11. 製品流が直接に篩分けの前で少なくとも一つの他の成分と混合されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 製品流が篩分け中に少なくとも一つの他の成分と混合されることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
13. 各他の成分が分配装置（１０）内部に貯蔵されることを特徴とする請求項１０乃至請求項１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 各他の成分が一方で、製品流が他方で個別通路（２４，２５）を介して篩（１６）に供給されることを特徴とする請求項１２に記載の方法。
15. 各他の成分が輸送方向において製品流の後で篩（１６）に案内されることを特徴とする請求項請求項１０乃至請求項１４のいずれか一項に記載の方法。
16. 各他の成分が篩（１６）からの製品流の流出における領域（２０）にて製品流と混合されることを特徴とする請求項１０乃至請求項１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 篩（１６）内部に空気流が流れ、領域（２０）における篩（１６）内部の空気流の速度は通常の篩（１６）内よりも速いことを特徴とする請求項１５或いは請求項１６に記載の方法。
18. 篩分けの度合は、篩（１６）における通路（２４，２５）の位置の変更によって調整されることを特徴とする請求項１４乃至請求項１７のいずれか一項に記載の方法。
19. 少なくとも一つの他の成分と混合された製品流が一つの共通通路（２４）を介して篩（１６）に導入されることを特徴とする請求項１０或いは請求項１１に記載の方法。
20. 製品流と各他の成分とが異なる貯蔵器（１３，２７）から分配装置（１０）内部に取り出されることを特徴とする請求項１０乃至請求項１９のいずれか一項に記載の方法。
21. 少なくとも一つの他の成分により補充された製品流には篩分け後に少なくとも一つの他の追加材料が補給されることを特徴とする請求項１０乃至請求項２０のいずれか一項に記載の方法。
22. 各他の成分が一方で、製品流が他方で個別通路（２４，２５）を介して一つの堆積立坑（３３）に補給され、ここで混合されることを特徴とする請求項１０或いは請求項１１に記載の方法。
    

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