JP2004330829A - 走行車両の操向駆動装置 - Google Patents

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宣広 石井
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Abstract

【課題】走行用、ステアリング用の二つのHSTを配置し、左右一対の車軸を駆動しかつ操向できる走行車両の操向駆動装置おいて、旋回性能を向上させる。
【解決手段】油圧ポンプ21・22と油圧モータ23・24とからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置60とを有し、該差動装置には左右一対の車軸30L・30Rを連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段15と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段9と連係した走行車両1の操向駆動装置11において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路32L・32Rに、前後進操作時に切り換わる切換バルブ72と、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に流量を制御するバルブ71とを設けた。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つのHST(油圧式無段変速装置)を配置して、一方は走行用とし、他方は操向用として、左右一対の車軸を駆動して、操向かつ走行駆動できるようにした構成の走行車両の操向駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、油圧ポンプと油圧モータからなるHSTを二組配置して、一方は走行用とし、他方は操向用として、左右一対の車軸を駆動して、操向かつ走行駆動できるようにした構成の走行車両の操向駆動装置は公知となっている。
この操向駆動装置においては、走行駆動HSTの油圧ポンプにペダルが接続され、該ペダルを操作することにより、油圧ポンプの容量を変化させて油圧モータの変速を行うようにしている。また、ステアリングHSTの油圧ポンプにステアリングホイールが接続され、該ステアリングハンドルを操作することにより、油圧ポンプの容量を変化させて油圧モータの変速を行うようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6257357号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の走行車両の操向駆動装置において、ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータとは油路で直接に接続されているので、急旋回操作時にステアリングの切り替えを行うと、油圧ポンプからの作動油が一気に油路を流れて油圧モータに供給される。そのため、ステアリングの切り替えが急激に始まり、旋回切り替え時のフィーリングが良くなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
即ち、請求項1においては、油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に流量を制御するバルブとを設けたものである。
【0007】
請求項2においては、油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に圧力を制御するバルブとを設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る乗用型芝刈機の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は操作部の斜視図、図4は操向駆動装置を示す模式図、図5はバルブケースに設けられたカウンタバランスバルブの断面図、図6は操向駆動装置の別実施例を示す模式図、図7はバルブケースに設けられたリーフバルブおよびチェックバルブの断面図、図8は旋回用リンク機構の構造を示す平面図、図9は同じく側面図、図10は前進(後進)時における旋回用リンク機構の状態を示す図、図11は後進(前進)時における旋回用リンク機構の状態を示す図である。
【0009】
図1乃至図3を用いて、本発明に係るリアエンジン式走行車両の全体構成について説明する。
走行車両1はリアエンジン式の乗用型芝刈機である。走行車両1は、前部左右にキャスター輪2・2を配設し、後部左右に駆動輪3・3を配設している。そして、フレーム4の前後中央部下にはモアデッキ5が配設されている。モアデッキ5はフレーム4の下方において昇降自在に構成されており、モアデッキ5には草等を切断するのに用いられる回転刃が装着されている。
フレーム4後部上にエンジン6が載置され、更にエンジン6の後方にポンプユニット16が配置されてカバー7により被装されている。エンジン6の出力軸は鉛直方向に配設されており、この出力軸には2つのプーリ17・18が挿着されている。一方のプーリ17はベルトを介してモアデッキ5に駆動力を伝達するものである。他方のプーリ18はベルトを介して、ポンプユニット16に配設された油圧ポンプ21と油圧ポンプ22に駆動力を伝達し、該油圧ポンプ21と油圧ポンプ22により操向駆動装置11を駆動可能としている。操向駆動装置11の左右側方には車軸30L・30Rが延出されており、該車軸30L・30Rに駆動輪3が装着されている。
【0010】
走行車両1の後部に装着されたカバー7はフレーム4に取付けられており、このカバー7上部にシート8が配設される。シート8の前方には操向操作手段としてステアリングホイール9が配設され、該ステアリングホイール9はシート8の背もたれ前方に位置する操作装置支持ボックス10上に配設されている。
操作装置支持ボックス10は走行車両側部に立設したピラー12の上部に接続している。該操作装置支持ボックス10はピラー12上端部において水平に配設されており、走行車両内側に延出された構成となっている。
【0011】
前記ピラー12は走行車両1の一側部において立設さており、他方の側部にはグリップバー14が立設されている。グリップバー14は下部および中央部において、垂直方向に延出され、上部において走行車両内側方向に延出している。走行車両1のフレーム4の前部上に設けたステップ13上にピラー12およびグリップバー14が立設しており、グリップバー14はステップ13より上方に延出され、シート8の座面上方において走行車両内側に延出されている。グリップバー14の上端部を操縦者が握ることにより、操縦者の状態を安定させるものである。
そして、ステップ13上には、走行車両1の前後進の切換えをする走行操作手段としてペダル15が配設されている。ペダル15はシーソー式であり、中立位置より前方に回動させることにより走行車両1を前進させ、後方に回動させることにより後進させる。
【0012】
次に、前記操向駆動装置11について、図4を用いて説明する。
操向駆動装置11は、機体を前後進させるための走行駆動HSTと、機体を旋回させるためのステアリングHSTと、左右一対の車軸30L・30Rと、該車軸30L・30Rを差動的に結合する遊星歯車装置である差動装置60などからなり、走行駆動HSTは油圧ポンプ21と油圧モータ23とから、ステアリングHSTは油圧ポンプ22と油圧モータ24とから構成されている。
【0013】
エンジン6の駆動力は、ベルトを介してプーリ20に入力され、該プーリ20からポンプユニット16内に配設された油圧ポンプ21と油圧ポンプ22のそれぞれの入力軸に入力される。油圧ポンプ21および油圧ポンプ22は、可変容量式油圧ポンプであり、該油圧ポンプ21には油圧モータ23が作動油循環油路31L・31Rにより流体的に連通され、油圧ポンプ21から作動油循環油路31L・31Rを介して油圧モータ23に送油することで、該油圧モータ23を駆動させる。また、油圧ポンプ22には油圧モータ24が作動油循環油路32L・32Rにより流体的に連通され、油圧ポンプ22から作動油循環油路32L・32Rを介して油圧モータ24に送油することで、該油圧モータ24を駆動させる。
【0014】
そして、油圧ポンプ21および油圧ポンプ22は、作動油の吐出量と吐出方向とにより、それぞれ接続した油圧モータ23および油圧モータ24を制御し、油圧ポンプ21は走行用リンク機構27により操作され、油圧ポンプ22は旋回用リンク機構28により操作される。
【0015】
また、油圧ポンプ21とチャージポンプ25は同一の駆動軸により駆動され、該チャージポンプ25により作動油循環油路31L・31R・32L・32Rに作動油が補給される。各作動油循環油路31L・31R・32L・32Rとチャージポンプ25とを接続する油路には、それぞれチェックバルブ26が設けられて、作動油循環油路31L・31R・32L・32R内の逆流を防止して油圧の低下が防止されている。
【0016】
図4または図6に示すように、前記油圧モータ23の出力軸51にはギヤ52が固設され、該ギヤ52に車軸30L・30Rと同一軸心上に配置した軸53上に固設したセンターギヤ54が噛合されている。該軸53の両側にはサンギヤ55・55が固設され、該サンギヤ55・55の外周にはプラネタリギヤ56・56・・・が複数それぞれ噛合され、該プラネタリギヤ56・56・・・はキャリア57・57に支持されて、該キャリア57・57は車軸30L・30Rの内端側に固設されている。該プラネタリギヤ56・56・・・の外側は更にインターナルギヤ58・58と噛合され、該インターナルギヤ58・58は車軸30L・30R上に遊嵌したギヤ59・59と一体的に固定されている。このように構成された遊星歯車装置である差動装置60を介して、油圧モータ23からの出力回転が車軸30L・30Rに伝わり、左右の駆動輪3・3が駆動される。また、前記駆動用モータ23の出力軸51の端部上にはブレーキ装置61が配設されている。
【0017】
一方、油圧モータ24のモータ軸64にはベベルギヤ65が固設され、該ベベルギヤ65に支軸66上に遊嵌したベベルギヤ67・67が両側で噛合され、該ベベルギヤ67・67の外側にはギヤ68・68が一体的に設けられ、該ギヤ68・68はギヤ69・69と噛合されている。該ギヤ69は大径・小径の二連ギヤとしており、大径ギヤはギヤ68と噛合され、小径ギヤが前記ギヤ59・59と噛合されている。このように構成することによって、油圧モータ24からの出力回転はベベルギヤ65からベベルギヤ67・67に伝わるときに互いに逆方向に回転され、遊星ギヤ機構の差動作用によって一側には増速回転が、他側には減速回転が伝えられて旋回される。
【0018】
ところで、前記油圧ポンプ22と油圧モータ24とを連通する一対の作動油循環油路32L・32Rの間には制御バルブ70が設けられている。該制御バルブ70は前後進操作時に切り換わる切換バルブ72該切換バルブ72の切換操作に連動して過渡的に流量を制御するカウンタバランスバルブ71とを備えてなり、作動油循環油路32L・32Rにおける作動油の流量及び送油方向を変更可能としたものである。前記切換バルブ72は電磁バルブとしてペダル15に設けた図示しないスイッチの操作でソレノイドを作動させて切換える構成としているが、スプールをリンク等を介してペダル15と連結する構成とすることもでき、切換バルブ72の操作方法と流量制御バルブの構成要素は本実施例に限定するものではない。
【0019】
前記カウンタバランスバルブ71は切換バルブ72を切り換えた後一時的に作動油の流量を絞るためのものであり、次に、その構成について説明する。
図5に示すように、バルブケース73に円筒状のバルブ収容室75が貫通して形成され、該バルブ収容室75に前記作動油循環油路32La・32Ra・32Lb・32Rbが略直角方向に、かつ、左右対称に穿設され、該バルブ収容室75にスプール76が摺動自在に内嵌されている。該スプール76は、その径をバルブ収容室75の内径と等しくさせた円柱状の部材からなり、その外周部には左右対称に二つずつ環状溝76a・76b・76c・76dが設けられている。さらに、該スプール76には軸方向において両端から内側に向かってキリ孔76e・76fが軸心部に形設され、キリ孔76e・76fの開口端がプラグ77・77により閉鎖されている。そして、環状溝76a・76b・76c・76dに、それぞれ連通孔76g・76h・76j・76kが径方向に穿設されて、連通孔76g・76hとキリ孔76eとが、連通孔76j・76kとキリ孔76fとが連通されている。
【0020】
前記バルブ収容室75の両側の開口端は蓋体78・78により閉じられており、蓋体78・78とスプール76との間に復帰バネ79・79が配置されている。こうして、二つの復帰バネ79・79による互いに逆向きの付勢力がスプール76の両端に加わり、該両付勢力がつり合う位置にてスプール76が静止される。なお、スプール76に前記付勢力以外の力が加わらない状態においては、該スプール76がバルブ収容室75の左右中央位置に静止されることとなるように、前記復帰バネ79・79の付勢力等を調整している。
また、スプール76の両側には、二つの蓋体78・78との間にそれぞれ空間が形成されて、該空間には後述の如く油を導くことができるようにしている。
【0021】
また、作動油循環油路32La・32Ra・32Lb・32Rbが前記バルブケース73のバルブ収容室75に臨む部分には環状の溝73a・73b・73c・73dが穿設されており、該溝73a・73b・73c・73dは前記スプール76の環状溝76a・76b・76c・76dと連通可能としている。
【0022】
さらに、バルブケース73において、前記切換バルブ72(油圧ポンプ22)側と連通する作動油循環油路32La・32Raから分岐されてパイロット油路73e・73fが形設され、該パイロット油路73e・73fの他端は前記復帰バネ79を収容した背室と連通されている。こうして、一方の作動油循環油路32Laの作動油は油路73eを介してバルブ収容室75内に導かれて、スプール76の一端にその圧力に比例した力を作用させる。また、他方の作動油循環油路32Raの作動油は油路73fを介してバルブ収容室75内に導かれて、スプール76の他端にその圧力に比例した力を作用させる。
よって、両作動油循環油路32La・32Raの圧力が等しい場合は、スプール76の両端に互いに等しい力が逆向きに作用するので、スプール76に加わる力がつり合い、スプール76は中央位置に維持される。一方、両作動油循環油路32La・32Raの圧力に差がある場合は、スプール76両端に加わる力はつり合わなくなり、スプール76は摺動される。
【0023】
このような構成において、前進または後進時に変速レバーまたはペダルを切換えることで切換バルブ72が切り換えられ、前記ステアリングホイール9を直進状態とした場合、油圧ポンプ22の可動斜板が中立状態とされて、油圧ポンプ22の出力ポートからは圧油は吐出されない。よって、スプール76は中央位置となっている。この状態から、ステアリングホイール9を回動して旋回操作した場合、油圧ポンプ22の可動斜板は後述する旋回用リンク機構28により傾動されるので、油圧ポンプ22の圧油吐出作用により左右の作動油循環油路32La・32Raには圧力差が生じ、スプール76が中立位置から一側に摺動される。
【0024】
例えば図5において、直進状態では切換バルブ72が切り換えられても、圧油が送油されないので、カウンタバランスバルブ71が中立位置にあり、たとえ作動油が流れたとしても、絞り73g・73hを介して作動油循環油路32La・32Lbと作動油循環油路32Ra・32Rb間を流れるので、油量はわずかでありスプール76は殆ど移動しない。
ステアリングホイール9を回動して油圧ポンプ22から圧油が吐出され、作動油循環油路32La側の圧力が高くなった場合、油路73eより左側の背室に圧油が流れスプール76を押して右側へ摺動する。このとき旋回初期であるため油圧ポンプ22からの吐出圧も小さく、スプール76の移動量も短く、作動油循環油路32Laの溝73bから連通孔76h・キリ孔76e・連通孔76g・環状溝76aを介して溝73aに入るときに絞られて、油圧モータ24の回転数は少なく殆どショックがなく緩旋回状態となる。
さらにステアリングホイール9を回動すると、油圧ポンプ22からの圧油の吐出が多くなり、作動油循環油路32La側の圧力が更に高くなり、油路73eより左側の背室に入る圧油量も多くなり、スプール76はバネ79の付勢力に抗して右側へ更に摺動する。この摺動によって溝73aと環状溝76aの間の絞りは殆ど作用しなくなり、作動油循環油路32Laから32Lbへの油量が増加して油圧モータ24の回転数も増加して急旋回することができる。
【0025】
したがって、ステアリングホイール9を直進状態から回動して旋回操作した状態で、ペダル15を前進又は後進に踏み込む際に、制御バルブ70において、カウンタバランスバルブ71により油圧ポンプ22と油圧モータ24とを連通する作動油循環油路32L・32Rを流れる作動油の流量を一時的に減少させることができるので、急激なステアリングの切り替えが防止できる。よって、旋回切り替え時のフィーリングが良くなり旋回性能を向上させることができる。
【0026】
また、カウンタバランスバルブ71の代わりに、ディレイリリーフバルブ81およびチェクバルブ82を用いて、前記制御バルブ70と同様の効果を奏する制御バルブ80を構成することもできる。
すなわち、図6および図7に示すように、制御バルブ80において、作動油循環油路32L・32Rの間に跨るように第一油路83aと第二油路83bがバルブケース83に設けられて作動油循環油路32L・32R間が連通可能とされており、該第一油路83aと第二油路83bにそれぞれディレイリリーフバルブ81とチェックバルブ82とが配置されている。
【0027】
該ディレイリリーフバルブ81は、旋回開始時において、作動油循環油路32L側の油圧が高くなった場合、圧油が弁体85をバネ86の付勢力に抗して押し、油路を開いて作動油循環油路32R側へ一部ドレンさせて油圧モータ24を急激に回転することを防止し、所定時間後には絞り84を介して背圧側の油圧が上昇して、バネ86の付勢力が加わり弁体85は閉じる。
【0028】
このように制御バルブ80を構成することにより、前記実施例と同様に、ステアリングホイール9を直進状態から回動して旋回操作した状態で、ペダル15を前進又は後進に踏み込む際に、作動油循環油路32L・32Rを流れる作動油の圧力を一時的に減少させることができるので、急激なステアリングの切り替えが防止できる。
【0029】
以上のように構成された操向駆動装置11において、油圧ポンプ21および油圧ポンプ22の可動斜板は、前記ステアリングホイール9およびペダル15に接続され、ステアリングホイール9およびペダル15の操作に応じて制御される。ところで、走行駆動HSTとステアリングHSTの油圧モータ23・24の各出力回転を、前進方向とステアリングホイールの回転による左右旋回方向を合わせた場合において、従来では、駆動用ポンプの可動斜板を後進側に回動してステアリングホイール9を同様に回動すると、反対方向に旋回してしまう。
つまり、例えば前進時に右旋回するときには、ステアリングホィール9を右側に回転すると、図4において、油圧モータ24のモータ軸64が回転されて、右側のギヤ68は逆転、左側のギヤ68は正転させて、右側の車軸30Rは減速させ、左側の車軸30Lは増速して旋回するようにしているが、後進時には、車軸30L・30Rは逆転するので、旋回時に旋回用油圧モータ24を前進時と同じ方向に回転させると、右側は増速、左側は減速となり、操作した方向と逆方向に旋回してしまうのである。そこで、図4の油圧回路においては切換バルブ72を用いて、前進時と後進時に切り換えるようにしている。
【0030】
次に、前記切換バルブ72を用いる代わりに旋回用リンク機構28により前進時と後進時の旋回方向を合わせる技術について説明する。
図3に示すように、操向操作手段であるステアリングホイール9の枢軸が、前記操作装置支持ボックス10内において、スプロケット29に接続され、該スプロケット29には、スプロケット33に巻架されたチェーン49が巻架されている。そして、スプロケット33がピラー12内に配設されたステアリング軸34の上端に固設され、該ステアリング軸34の下端にステアリングピニオン35が固設され、該ステアリングピニオン35に切換板36の歯部36fが噛合されている。こうして前記操向操作手段となるステアリングホイール9の回動操作に連動して切換板36が左右回動される。
【0031】
図8および図9に示すように、前記切換板36は一端(前端)が扇形状の歯部36fに形成されており、他端はステー状のアーム36aが後方へ延出され、前後中途部の扇形の歯部36fの中心位置に回動軸37の下端が固設され、該回動軸37は機体側に固定された支持プレート38に回動自在に枢支されている。つまり、該切換板36は回動軸37を回動支点として回動自在に支持されている。前記アーム36aの後端部には支軸39の一端が枢支され、該支軸39の他端にアクチュエータとして油圧シリンダ40が固定されている。つまり、該油圧シリンダ40は切換板36後部に回動自在に支持されている。該油圧シリンダ40は切換バルブ42を介して油圧ポンプ41と接続されており、該切換バルブ42の操作部が前記ペダル15に接続されて、前進または後進、停止状態を切り換えるペダル15の走行操作に応じて、油圧シリンダ40への作動油供給遮断、作動油供給方向の切換を行うように構成されている。該ペダル15を操作しないときは切換バルブ42は中立位置となり、油圧シリンダ40のヘッド室側とロッド室側は連通され、伸縮自在となっている。また、該切換バルブ42は電磁バルブとしてペダル15に設けた図示しないスイッチの操作でソレノイドを作動させて切換える構成としているが、スプールをリンク等を介してペダル15と連結する構成とすることもでき、切換バルブ42の操作方法は限定するものではない。なお、アクチュエータは油圧式に限定するものではなく、空圧・電動式アクチュエータなどを用いてもよい。
【0032】
さらに、アーム36aの前後中途部には環状の支持部36bが形成されており、該支持部36bに回動軸43の上部が枢支され、該回動軸43の下端が揺動体となる操作レバー44に固定されている。該操作レバー44はアーム36aの下方に配置されており、平面視略「ヘ」字状に形成されて、その中央部に配置された前記回動軸43を回動支点として回動自在に支持されている。該操作レバー44の後端部には油圧シリンダ40のシリンダロッド40aがピン45により枢支され、該油圧シリンダ40の伸縮により回動可能としている。操作レバー44の他端の先端部に前記油圧ポンプ22の可動斜板を回動操作するための操作体となるリンク46の先端部46aが連結されている。この連結部におけるリンク46の先端部46aは鉛直方向に屈曲されて貫設されている。該リンク46の後端部は前記油圧ポンプ22の可動斜板を操作するコントロールアーム22aに接続されている。
【0033】
また、前記切換板36の左右回動中心となる回動軸37の近傍、即ち、本実施例では下方にはガイド部となる円弧状の長孔36cが左右方向に開口され、該長孔36cにリンク46の先端部46aが摺動自在に挿入されている。該長孔36cの右側部又は左側部を前進位置又は後進位置とし、中央部を中立位置としている。つまり、旋回操作時において前後に合わせて、前記油圧シリンダ40の伸縮により操作レバー44を介してリンク46の前後移動方向が変更されるようにしている。
【0034】
さらに、回動軸37と回動軸43の間において、アーム36aに下方に向けてピン36dが突設されるとともに、操作レバー44にピン44aが上方に向けて突設され、該ピン36dとピン44aが前後方向にズラして配置されている。そして、操作レバー44と回動軸43と間に弾性部材であるバネ47が介装され、該バネ47の両側端部47a・47aが前方に延出されて交差され、交差されたバネ47の両側端部47a・47a間にピン36d・44aが配置されている。こうして、バネ47の付勢力によりピン36d・44aを介して操作レバー44がリンク46を中立位置に復帰する方向に付勢されている。
【0035】
また、前記回動軸37前方において、切換板36に上方に向けてピン36eが突設されるとともに、支持プレート38にピン38aが上方に突設され、該ピン36eとピン38aが前後方向にズラして配置されている。そして、支持プレート38と回動軸37との間にバネ48が介装され、該バネ48の両側端部48a・48aが前方に延出されて交差され、交差されたバネ48の両側端部48a・48a間にピン36e・ピン38aが配置されている。こうして、バネ48の付勢力によりピン36e・ピン38aを介して切換板36がステアリングホイール9を直進状態に復帰する方向に付勢されている。このように切換板36にはバネ48やピン等よりなる左右操向(旋回)用の中立戻し機構と前後進用の中立戻し機構が設けられているのである。
【0036】
以上のような構成において、ペダル15を踏まずに走行車両1を停止状態とした場合、図8に示すように、切換バルブ42は中立位置となり、操作レバー44はバネ47の付勢力によって回動され、リンク46の先端部46aが長孔36c中央の中立位置に保持される。また、ステアリングホイール9(ステアリングピニオン35)はバネ48の付勢力によって回動されて、直進状態となる位置に保持される。この状態で、ステアリングホイール9を回動して旋回操作しても、操作レバー44と油圧シリンダ40は回動軸37を中心として切換板36と一体的に回動するため、リンク46の先端部46aは長孔36cに中立位置に保持されたままとなる。したがって、ペダル15を踏まない状態でステアリングホイール9を回動しても、リンク46が操作されず、油圧ポンプ22のコントロールアーム22aも回動されないので、油圧ポンプ22の可動斜板は中立状態に保持される。そのため、走行車両1の停止状態において、操向動作が行われることはない。
【0037】
また、前記ペダル15を前進側に踏み込むと、図10に示すように、切換バルブ42が前進側に切り換えられて油圧シリンダ40が伸長(後進時には収縮するが、その伸縮方向は逆であってもよい)し、該油圧シリンダ40のシリンダロッド40aに押されて(引かれて)操作レバー44が回動軸43を回動支点として左(右)方に回動され、リンク46の先端部46aが長孔36cの左(右)側の前進位置に保持される。この状態でステアリングホイール9を回動して旋回操作すると、ステアリングピニオン35を介して切換板36が回動軸37を中心に左右に回動されて、リンク46が前後方向に押し引きされ、該リンク46により油圧ポンプ22のコントロールアーム22aが回動されて、油圧ポンプ22の可動斜板が正転または逆転方向へ回動し、旋回が可能となる。例えば右旋回の場合、図10において、切換板36は左回転して、リンク46は押され、左旋回の場合リンク46は引っ張られる。ステアリングホイール9から手を放すと、バネ48の付勢力により切換板36は中立位置に戻される。また、前記ペダル15の踏み込みを解除すると中立位置に戻り、操作レバー44はバネ47の付勢力により中立位置に戻される。
【0038】
逆に、ペダル15を後進側に踏み込むと、切換バルブ42が後進側に切り換えられて油圧シリンダ40が収縮(伸長)し、該油圧シリンダ40のシリンダロッド40aに引かれて(押されて)操作レバー44が回動軸43を回動支点として右(左)方に回動され、リンク46の先端部46aが長孔36cの右(左)側の後進(前進)位置に保持される。この状態でステアリングホイール9を回動して旋回操作すると、ステアリングピニオン35を介して切換板36が左右に回動されて、リンク46が前記と逆方向の前後方向に押し引きされ、該リンク46により油圧ポンプ22のコントロールアーム22aが回動されて、油圧ポンプ22の可動斜板が正転または逆転方向へ回動し、旋回が可能となる。例えば右旋回の場合、図11において、切換板36は左回転するが、リンク46の先端部46aは左右反対側に位置するので、引っ張られることになり、左旋回の場合リンク46は押される。つまり、前進と後進ではリンク46は逆方向に操作される。
【0039】
したがって、以上のように構成された旋回用リンク機構28により走行駆動HSTとステアリングHSTの油圧ポンプ21・22の各可動斜板の回動方向をペダル15の操作で同時に切り換えることができるようになり、走行しながら旋回するときに、前進と後進で操作方向を合わせることができる。
また、旋回用リンク機構28を簡単な構造で構成でき、部品点数を削減することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0041】
即ち、請求項1に示す如く、油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に流量を制御するバルブとを設けたので、旋回操作した状態で走行操作手段を操作した際に、該油路を流れる作動油の流量を一時的に減少させることができ、急激なステアリングの切り替えが防止できる。よって、旋回切り替え時のフィーリングがよくなり旋回性能を向上させることができる。
【0042】
請求項2に示す如く、油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に圧力を制御するバルブとを設けたので、走旋回操作した状態で走行操作手段を操作した際に、該油路を流れる作動油の流量を一時的に減少させることができ、急激なステアリングの切り替えが防止できる。よって、旋回切り替え時のフィーリングがよくなり旋回性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用型芝刈機の全体側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】操作部の斜視図。
【図4】操向駆動装置を示す模式図。
【図5】バルブケースに設けられたカウンタバランスバルブの断面図。
【図6】操向駆動装置の別実施例を示す模式図。
【図7】バルブケースに設けられたリーフバルブおよびチェックバルブの断面図。
【図8】旋回用リンク機構の構造を示す平面図。
【図9】同じく側面図。
【図10】前進(後進)時における旋回用リンク機構の状態を示す図。
【図11】後進(前進)時における旋回用リンク機構の状態を示す図。
【符号の説明】
1 走行車両
9 ステアリングホイール
11 走行駆動装置
15 ペダル
21 走行駆動HSTの油圧ポンプ
22 ステアリングHSTの油圧ポンプ
23 走行駆動HSTの油圧モータ
24 ステアリングHSTの油圧モータ
32L・32R 作動油循環油路
71 カウンタバランスバルブ
72 切換バルブ

Claims (2)

  1. 油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に流量を制御するバルブとを設けたことを特徴とする走行車両の操向駆動装置。
  2. 油圧ポンプと油圧モータとからなる走行駆動HSTおよびステアリングHSTと、それぞれの油圧モータの出力軸にそれぞれ連動連結される差動装置とを有し、該差動装置には左右一対の車軸を連動連結し、前記走行駆動HSTの油圧ポンプの可動斜板を前後進の切換えをする走行操作手段と連係し、ステアリングHSTの油圧ポンプの可動斜板を操向操作手段と連係した走行車両の操向駆動装置において、前記ステアリングHSTの油圧ポンプと油圧モータを接続する油路に、前後進操作時に切り換わる切換バルブと、該切換バルブの切換操作に連動して過渡的に圧力を制御するバルブとを設けたことを特徴とする走行車両の操向駆動装置。
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