JP2004325476A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナーが接点部材の電気接点へ侵入することを防ぎ、転写不良を防止することである。
【解決手段】画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材を配設し、前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材を配設し、前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中間転写ユニットを、画像形成装置に対して着脱可能とした画像形成装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図13を用いて、従来の画像形成装置及び中間転写ユニットの構成と、画像形成装置と中間転写ユニットとの電気的導通を確保するための構成について説明する。
【0003】
従来、図8に示すように、カラー複写機、カラープリンタ等の多色印字可能な画像形成装置として、多重画像形成装置がある。多重画像形成装置1は、プロセスカートリッジ内の像担持体上に画像を形成し、中間転写手段等を利用して、画像をシートに転写する方式がとられている。この方式は、短時間で画像の形成を行うことができるが、最近では、画像の形成に高速化が要求されることが多いため、画像形成装置にこの方式が多くとられている。
【0004】
このような画像形成装置において、画像を形成するプロセスカートリッジや、形成された画像を担持しシートに転写するための中間転写手段等の手段をユニット化し、画像形成装置に対して着脱可能に構成したものがある。これにより、プロセスカートリッジや中間転写手段等を、ユーザが容易に且つ確実に交換することができるようになっている(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
ここで、図8乃至図11を用いて、ユニット化した中間転写手段としての従来の中間転写ベルトユニットを説明する。
【0006】
中間転写ベルトユニット31は、画像形成装置1に対して着脱可能に構成される。図8に示すように、中間転写ベルトユニット31の交換時には、ユーザーは本体に設けられた交換扉500を開け、矢印A方向に引き出す。これによりユーザーは、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置本体から容易に取り出すことができる。
【0007】
逆に、画像形成装置本体に中間転写ベルトユニット31を装着する場合には、取り出した方向と逆方向に向けて中間転写ベルトユニット31を装置本体に挿入する。このとき、図9に示すように、装置本体には、中間転写ベルトユニット31の幅方向に、ガイド部400、401が配設される。これにより、中間転写ベルトユニット31は幅方向をガイドされつつ挿入されるため、ユーザは容易に挿入動作を行うことができる。この図において、中間転写ベルトユニット31は、プロセスカートリッジ26内の感光体ドラム(像担持体)から離間している。
【0008】
次に、中間転写ベルトユニット31の構成を説明する。図10に示すように、中間転写ベルトユニット31は、複数本の懸架ローラ(駆動ローラ100、テンションローラ105、転写対向ローラ108)によって中間転写ベルト30を張架しつつ、図中矢印方向(時計回り)に回転搬送する。そして、プロセスカートリッジ26(26Y、26M、26C、26Bk)の感光体ドラムに形成された画像を、順次、一次転写ローラ102(102Y、102M、102C、102Bk)により中間転写ベルト30上に多重転写し、二次転写ローラ27により、搬送されてきたシートPに転写する。こうして画像形成部において形成された画像は、シートPに転写される。
【0009】
前述した感光体ドラム上に形成された画像の中間転写ベルト30に対する一次転写は、装置本体からの転写バイアスを、中間転写ベルトユニット31の側面に配置される各一次転写ローラ102に供給することで行う。即ち、一次転写ローラ102にバイアスを印加することで、画像を形成する磁性トナーは、中間転写ベルト30上に転写される。
【0010】
このとき、装置本体の高圧電源からの転写バイアスは、図11に示す中間転写ベルトユニット31側面に配置される接点部材302に供給され、一次転写ローラ102をプロセスカートリッジ26方向に付勢する圧縮バネ301を通り、一次転写ローラ102の軸受300に供給される。軸受300はアセタール樹脂等の導電性のある樹脂により構成されるため、前記転写バイアスが一次転写ローラ102の芯金に供給される。尚、接点部材302の表面には、後述する本体側接点部材303との接触面圧を高くする凸形状の導電性を持った、例えばカーボンチップ等のチップ(電気接点)302aが配設される。また、接点部材302の両端には、接点部材302の変形を防止するためのリブ110aが配設される。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−338744
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、中間転写ベルトユニット31の接点部材302と画像形成装置の本体側接点部材303とが接触する際に以下の問題があった。
【0013】
1.図12に示すように、一次転写ローラ102の接点部材302は、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジ26の下方に位置する。このため、プロセスカートリッジ26内のトナーTが、プロセスカートリッジ26から接点部材302上に落下し、接点部材302の本体側接点部材303と接触する位置に移動すると、接点部材302と本体側接点部材303との接触が悪くなる。このため、電気的な導通が悪くなり、装置本体の高圧電源から供給される転写バイアスが一次転写ローラ102に印加されなくなる事態が生ずると転写不良が起こり、シートPへの画像不良が発生する場合がある。
【0014】
2.また、中間転写ベルトユニット31がプロセスカートリッジ26に対して接離を行うと、本体側接点部材303上に堆積したトナーTが接点部材302上に落下する場合がある。この場合も、電気的な導通が悪くなって転写不良が起こり、画像不良が発生する場合がある。
【0015】
そこで本発明の目的は、トナーが接点部材の電気接点へ侵入することを防ぎ、転写不良を防止することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材を配設し、前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする画像形成装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。説明においては、まず、画像形成装置の全体概略説明を行った後、中間転写ベルトユニットの接点部材周りの構成について説明する。尚、従来と同様の構成については、同様の符号を付すことで説明を省略する。
【0018】
(画像形成装置)
図7は画像形成装置の全体説明図である。図7に示すように、画像形成装置は、装置下部に配設される給送カセット20に積載したシートPを、給送ローラ21により給送する。その後、給送されたシートPはリタードローラ対22により一枚ずつに分離された後、搬送ローラ23によってレジストローラ対24にまで搬送される。レジストローラ対24にシートPが到達したとき、レジストローラ対24は回転を停止している。このため、シートPはまず、ローラ対24のニップ部に突き当てられることにより先端部の斜行を矯正した後、搬送される。
【0019】
一方、シートPがレジストローラ対24から搬送されるまでの間に、像担持体として感光体ドラムを有する各色のプロセスカートリッジ(画像形成部)26では、トナーによる画像を形成する。この画像形成の過程を説明する。
【0020】
図7に示すような4ドラムフルカラー方式の場合、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つのプロセスカートリッジ26Y、26M、26C、26Bkが並列に配設される。そして、各プロセスカートリッジ26の上部には、各プロセスカートリッジ26に対してレーザー等で露光を行なう光学走査系28(28Y、28M、28C、28Bk)が配設される。
【0021】
この構成により、画像信号が画像形成装置に伝達されると、まず、光学走査系28からレーザー等による露光が行われ、プロセスカートリッジ26の感光体ドラム上に静電的な潜像が形成される。そしてプロセスカートリッジ26内において、前記感光体ドラムの潜像に対してトナーが供給され、感光体ドラム上に各色のトナー像が形成される。次に、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30を挟んで対向する一次転写ローラ102(102Y、102M、102C、102Bk)により電気的に、中間転写ベルト30上に各色ごとに順次一次転写され、中間転写ベルト30上には多重画像が形成される。
【0022】
中間転写ベルト30上に形成された多重画像は、転写対向ローラ108と二次転写ローラ27とのニップ部に搬送される。またこのとき、前述したレジストローラ対24により斜行を矯正されたシートPを当該ニップ部に到達させると、前記多重画像はシート上に転写される。
【0023】
その後、シートには定着器25内で加熱・加圧処理が施されることで多重画像が定着し、当該シートは、排出ローラ対29(29a、29b)により画像形成装置1の上方の排出トレイに排出される。
【0024】
(中間転写ベルトユニット31の接点部材302周りの構成)
図1乃至図4を用いて、画像形成装置の本体側接点部材303と中間転写ベルトユニット31の接点部材302とが接する接点部の構成について、詳細に説明する。従来の構成と同様、画像の一次転写の際には、本体側接点部材303と接点部材302のチップ(電気接点)302aとが当接することで、画像形成装置1の高圧電源から、中間転写ベルトユニット31の一次転写ローラ102へとバイアスが供給される。
【0025】
図1は第1実施形態における接点部の構成を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の装置本体には、本体側接点部材303の上方に、下方に開放したコの字形状の断面をもつ保護部材305を配設する。また、中間転写ベルトユニット31の接点部材302には、チップ302aよりも一次転写ローラ102側で、接点部材302の変形を防止するためのリブ110aの間に、侵入防止部材306を設置するための設置部306aが配設される。ここで、当該設置部の構成としては、接点部材302に侵入防止部材306の下部が入るほどの大きさの窪みを設けてもよいし、リブ110aに侵入防止部材306が嵌まるほどの窪みを設けてもよい。また、接点部材302に針状の突起を形成し、当該突起に侵入防止部材306を突き刺して固定する構成でもよい。
【0026】
本実施形態においては、当該設置部に、スポンジ部材で構成される侵入防止部材306を配設する。本実施形態においては、侵入防止部材306を、接点部材302から独立した構成とする。このため、侵入防止部材306は、設置部306aにおいて交換可能な構成となる。
【0027】
図2及び図3は第1実施形態における接点部の構成を示す断面図である。図2は一次転写ローラ102とプロセスカートリッジ26とが離間した状態を示し、図3は一次転写ローラ102とプロセスカートリッジ26とが当接した状態を示す。
【0028】
図2に示すように、中間転写ベルトユニット31を装置本体1に装着した時、装着時の振動等により、プロセスカートリッジ26からトナーTが落下する場合がある。ここで、本実施形態においては、本体側接点部材303の上方に保護部材305が配設されるため、トナーTが落下しても、トナーTは保護部材305上に堆積し、本体側接点部材303上に堆積することがない。このため、接点部材302で、本体側接点部材303と接するチップ302aに、プロセスカートリッジ26からのトナーTが落下するのを防止することができる。また、保護部材305を配設することにより、側壁305aがリブ110aの両端を規制することで、接点部材302の変形を防止することができる。
【0029】
また、接点部材302のチップ302aよりも一次転写ローラ102側には、侵入防止部材306が配設される。このため、図2に示すように、プロセスカートリッジ26から落ち、接点部材302上の侵入防止部材306よりも一次転写ローラ102側に堆積したトナーTが、チップ302aの周辺に移動することはない。
【0030】
また、図3に示すように、画像形成時等、中間転写ベルトユニット31がプロセスカートリッジ26と当接したときには、保護部材305の下端と侵入防止部材306の上端とが当接する。このため、プロセスカートリッジ26から接点部材302に落下するトナーTが、チップ302a側に侵入することを完全に遮断する。また、図4に示すように、断面がコの字形状の保護部材305の側壁305aは、接点部材302の両端にあるリブ110aを覆う。このため、接点部材302の側方からのトナーTの侵入を防止することができる。
【0031】
以上の構成により、プロセスカートリッジ26から接点部材302上に堆積したトナーTが、本体側接点部材303と接触するチップ302aの周辺に移動することを防止することができるため、落下したトナーTが本体側接点部材303と接点部材302との間に堆積し、装置本体からの電気的導通状態を悪化させることを防止することができる。
【0032】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図面を用いて説明する。尚、前述した実施形態と同様の構成については、同様の符号を付すことで説明を省略する。
【0033】
図5に示すように、第2実施形態の画像形成装置は、中間転写ベルトユニット31の接点部材302のリブ110aの両側面に、さらに弾性のスポンジ部材を配置する配置部307aを有する。そして、配置部307aの上に側方侵入防止部材307を配置する。また、側方侵入防止部材307の高さは、保護部材305と侵入防止部材306の天面が当接するときに、丁度、保護部材の側壁305aが、側方侵入防止部材307の頂点と当接する高さとする。尚、側方侵入防止部材307も、侵入防止部材306と同様に、配置部307aに着脱可能な構成で、交換可能に構成される。
【0034】
このように構成することで、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置1に装着させるとき、リブ110aの側方と保護部材の側壁305aとの隙間を側方侵入防止部材307にて塞ぐことができる。
【0035】
以上の構成とすることで、第1実施形態と同様、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置1に装着させた時に、本体側接点部材303の上方からのトナーの侵入を保護部材の側壁305aにより防止し、接点部材302上のトナーの移動を侵入防止部材306にて防止することができる。これに加えて、側方侵入防止部材307が、リブ110aと側壁305aとの間の隙間を塞ぐことで、当該隙間からのトナーの侵入を防止することができる。
【0036】
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、画像形成装置として、中間転写ベルトユニットを使用したインラインフルカラー画像形成装置を例示したが、これに限るものではなく、画像形成装置本体から着脱可能な中間転写ベルトユニットを持つ、フルカラー画像形成装置でもよい。
【0037】
その他、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0038】
[実施態様1]
画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、
前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材が配設され、
前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする画像形成装置。
【0039】
[実施態様2]
前記本体側接点部材と前記電気接点とが接触するとき、前記保護部材と前記侵入防止部材とが当接することで、トナーの前記電気接点への侵入を防止することを特徴とする実施態様1に記載の画像形成装置。
【0040】
[実施態様3]
前記保護部材は、トナーの前記電気接点の変形を防止することを特徴とする実施態様1又は2に記載の画像形成装置。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、本体側接点部材の上方に保護部材を配設し、中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に侵入防止部材を配設する。このため、前記本体側接点部材により、画像形成部からトナーが前記本体側接点部材に落下するのを防ぎ、前記電気接点にトナーが堆積することを防ぐ。また、前記侵入防止部材により、画像形成部からトナーが前記接点部材上に落下して前記電気接点側に移動するのを防ぐ。これにより、トナーの接点部材の電気接点への侵入を防ぎ、転写不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の接点部の構成を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが離間した状態を示す図である。
【図3】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す図である。
【図4】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す、電気接点付近の断面図である。
【図5】第2実施形態の接点部の構成を示す斜視図である。
【図6】第2実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す、電気接点付近の断面図である。
【図7】画像形成装置の断面図である。
【図8】従来の画像形成装置において、中間転写ベルトユニットを挿入する際の断面図である。
【図9】従来の画像形成装置において、中間転写ベルトユニットを挿入した際の状態を示す図である。
【図10】従来の中間転写ベルトユニットの説明図である。
【図11】従来の中間転写ベルトユニットの側面にある接点部材の構成を示す図である。
【図12】従来の画像形成装置と中間転写手段との給電部の課題を説明した図である。
【図13】従来の画像形成装置と中間転写手段との給電部の課題を説明した図である。
【符号の説明】
P …シート、T …トナー、
1 …画像形成装置、20 …給送カセット、21 …給送ローラ、
22 …リタードローラ対、23 …搬送ローラ、24 …レジストローラ対、
25 …定着器、26 …プロセスカートリッジ、27 …二次転写ローラ、
28 …光学走査系、29 …排出ローラ対、
30 …中間転写ベルト、31 …中間転写ベルトユニット、
100 …駆動ローラ、102 …一次転写ローラ、105 …テンションローラ、
108 …転写対向ローラ、110a …リブ、300 …軸受、301 …圧縮バネ、
302 …接点部材、302a …チップ、303 …本体側接点部材、305 …保護部材、
305a …側壁、306 …侵入防止部材、306a …設置部、307 …側方侵入防止部材、
307a …配置部、400 …ガイド部、401 …ガイド部、500 …交換扉
【発明の属する技術分野】
本発明は、中間転写ユニットを、画像形成装置に対して着脱可能とした画像形成装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図13を用いて、従来の画像形成装置及び中間転写ユニットの構成と、画像形成装置と中間転写ユニットとの電気的導通を確保するための構成について説明する。
【0003】
従来、図8に示すように、カラー複写機、カラープリンタ等の多色印字可能な画像形成装置として、多重画像形成装置がある。多重画像形成装置1は、プロセスカートリッジ内の像担持体上に画像を形成し、中間転写手段等を利用して、画像をシートに転写する方式がとられている。この方式は、短時間で画像の形成を行うことができるが、最近では、画像の形成に高速化が要求されることが多いため、画像形成装置にこの方式が多くとられている。
【0004】
このような画像形成装置において、画像を形成するプロセスカートリッジや、形成された画像を担持しシートに転写するための中間転写手段等の手段をユニット化し、画像形成装置に対して着脱可能に構成したものがある。これにより、プロセスカートリッジや中間転写手段等を、ユーザが容易に且つ確実に交換することができるようになっている(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
ここで、図8乃至図11を用いて、ユニット化した中間転写手段としての従来の中間転写ベルトユニットを説明する。
【0006】
中間転写ベルトユニット31は、画像形成装置1に対して着脱可能に構成される。図8に示すように、中間転写ベルトユニット31の交換時には、ユーザーは本体に設けられた交換扉500を開け、矢印A方向に引き出す。これによりユーザーは、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置本体から容易に取り出すことができる。
【0007】
逆に、画像形成装置本体に中間転写ベルトユニット31を装着する場合には、取り出した方向と逆方向に向けて中間転写ベルトユニット31を装置本体に挿入する。このとき、図9に示すように、装置本体には、中間転写ベルトユニット31の幅方向に、ガイド部400、401が配設される。これにより、中間転写ベルトユニット31は幅方向をガイドされつつ挿入されるため、ユーザは容易に挿入動作を行うことができる。この図において、中間転写ベルトユニット31は、プロセスカートリッジ26内の感光体ドラム(像担持体)から離間している。
【0008】
次に、中間転写ベルトユニット31の構成を説明する。図10に示すように、中間転写ベルトユニット31は、複数本の懸架ローラ(駆動ローラ100、テンションローラ105、転写対向ローラ108)によって中間転写ベルト30を張架しつつ、図中矢印方向(時計回り)に回転搬送する。そして、プロセスカートリッジ26(26Y、26M、26C、26Bk)の感光体ドラムに形成された画像を、順次、一次転写ローラ102(102Y、102M、102C、102Bk)により中間転写ベルト30上に多重転写し、二次転写ローラ27により、搬送されてきたシートPに転写する。こうして画像形成部において形成された画像は、シートPに転写される。
【0009】
前述した感光体ドラム上に形成された画像の中間転写ベルト30に対する一次転写は、装置本体からの転写バイアスを、中間転写ベルトユニット31の側面に配置される各一次転写ローラ102に供給することで行う。即ち、一次転写ローラ102にバイアスを印加することで、画像を形成する磁性トナーは、中間転写ベルト30上に転写される。
【0010】
このとき、装置本体の高圧電源からの転写バイアスは、図11に示す中間転写ベルトユニット31側面に配置される接点部材302に供給され、一次転写ローラ102をプロセスカートリッジ26方向に付勢する圧縮バネ301を通り、一次転写ローラ102の軸受300に供給される。軸受300はアセタール樹脂等の導電性のある樹脂により構成されるため、前記転写バイアスが一次転写ローラ102の芯金に供給される。尚、接点部材302の表面には、後述する本体側接点部材303との接触面圧を高くする凸形状の導電性を持った、例えばカーボンチップ等のチップ(電気接点)302aが配設される。また、接点部材302の両端には、接点部材302の変形を防止するためのリブ110aが配設される。
【0011】
【特許文献1】
特開2000−338744
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、中間転写ベルトユニット31の接点部材302と画像形成装置の本体側接点部材303とが接触する際に以下の問題があった。
【0013】
1.図12に示すように、一次転写ローラ102の接点部材302は、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジ26の下方に位置する。このため、プロセスカートリッジ26内のトナーTが、プロセスカートリッジ26から接点部材302上に落下し、接点部材302の本体側接点部材303と接触する位置に移動すると、接点部材302と本体側接点部材303との接触が悪くなる。このため、電気的な導通が悪くなり、装置本体の高圧電源から供給される転写バイアスが一次転写ローラ102に印加されなくなる事態が生ずると転写不良が起こり、シートPへの画像不良が発生する場合がある。
【0014】
2.また、中間転写ベルトユニット31がプロセスカートリッジ26に対して接離を行うと、本体側接点部材303上に堆積したトナーTが接点部材302上に落下する場合がある。この場合も、電気的な導通が悪くなって転写不良が起こり、画像不良が発生する場合がある。
【0015】
そこで本発明の目的は、トナーが接点部材の電気接点へ侵入することを防ぎ、転写不良を防止することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材を配設し、前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする画像形成装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。説明においては、まず、画像形成装置の全体概略説明を行った後、中間転写ベルトユニットの接点部材周りの構成について説明する。尚、従来と同様の構成については、同様の符号を付すことで説明を省略する。
【0018】
(画像形成装置)
図7は画像形成装置の全体説明図である。図7に示すように、画像形成装置は、装置下部に配設される給送カセット20に積載したシートPを、給送ローラ21により給送する。その後、給送されたシートPはリタードローラ対22により一枚ずつに分離された後、搬送ローラ23によってレジストローラ対24にまで搬送される。レジストローラ対24にシートPが到達したとき、レジストローラ対24は回転を停止している。このため、シートPはまず、ローラ対24のニップ部に突き当てられることにより先端部の斜行を矯正した後、搬送される。
【0019】
一方、シートPがレジストローラ対24から搬送されるまでの間に、像担持体として感光体ドラムを有する各色のプロセスカートリッジ(画像形成部)26では、トナーによる画像を形成する。この画像形成の過程を説明する。
【0020】
図7に示すような4ドラムフルカラー方式の場合、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つのプロセスカートリッジ26Y、26M、26C、26Bkが並列に配設される。そして、各プロセスカートリッジ26の上部には、各プロセスカートリッジ26に対してレーザー等で露光を行なう光学走査系28(28Y、28M、28C、28Bk)が配設される。
【0021】
この構成により、画像信号が画像形成装置に伝達されると、まず、光学走査系28からレーザー等による露光が行われ、プロセスカートリッジ26の感光体ドラム上に静電的な潜像が形成される。そしてプロセスカートリッジ26内において、前記感光体ドラムの潜像に対してトナーが供給され、感光体ドラム上に各色のトナー像が形成される。次に、前記感光体ドラム上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30を挟んで対向する一次転写ローラ102(102Y、102M、102C、102Bk)により電気的に、中間転写ベルト30上に各色ごとに順次一次転写され、中間転写ベルト30上には多重画像が形成される。
【0022】
中間転写ベルト30上に形成された多重画像は、転写対向ローラ108と二次転写ローラ27とのニップ部に搬送される。またこのとき、前述したレジストローラ対24により斜行を矯正されたシートPを当該ニップ部に到達させると、前記多重画像はシート上に転写される。
【0023】
その後、シートには定着器25内で加熱・加圧処理が施されることで多重画像が定着し、当該シートは、排出ローラ対29(29a、29b)により画像形成装置1の上方の排出トレイに排出される。
【0024】
(中間転写ベルトユニット31の接点部材302周りの構成)
図1乃至図4を用いて、画像形成装置の本体側接点部材303と中間転写ベルトユニット31の接点部材302とが接する接点部の構成について、詳細に説明する。従来の構成と同様、画像の一次転写の際には、本体側接点部材303と接点部材302のチップ(電気接点)302aとが当接することで、画像形成装置1の高圧電源から、中間転写ベルトユニット31の一次転写ローラ102へとバイアスが供給される。
【0025】
図1は第1実施形態における接点部の構成を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の装置本体には、本体側接点部材303の上方に、下方に開放したコの字形状の断面をもつ保護部材305を配設する。また、中間転写ベルトユニット31の接点部材302には、チップ302aよりも一次転写ローラ102側で、接点部材302の変形を防止するためのリブ110aの間に、侵入防止部材306を設置するための設置部306aが配設される。ここで、当該設置部の構成としては、接点部材302に侵入防止部材306の下部が入るほどの大きさの窪みを設けてもよいし、リブ110aに侵入防止部材306が嵌まるほどの窪みを設けてもよい。また、接点部材302に針状の突起を形成し、当該突起に侵入防止部材306を突き刺して固定する構成でもよい。
【0026】
本実施形態においては、当該設置部に、スポンジ部材で構成される侵入防止部材306を配設する。本実施形態においては、侵入防止部材306を、接点部材302から独立した構成とする。このため、侵入防止部材306は、設置部306aにおいて交換可能な構成となる。
【0027】
図2及び図3は第1実施形態における接点部の構成を示す断面図である。図2は一次転写ローラ102とプロセスカートリッジ26とが離間した状態を示し、図3は一次転写ローラ102とプロセスカートリッジ26とが当接した状態を示す。
【0028】
図2に示すように、中間転写ベルトユニット31を装置本体1に装着した時、装着時の振動等により、プロセスカートリッジ26からトナーTが落下する場合がある。ここで、本実施形態においては、本体側接点部材303の上方に保護部材305が配設されるため、トナーTが落下しても、トナーTは保護部材305上に堆積し、本体側接点部材303上に堆積することがない。このため、接点部材302で、本体側接点部材303と接するチップ302aに、プロセスカートリッジ26からのトナーTが落下するのを防止することができる。また、保護部材305を配設することにより、側壁305aがリブ110aの両端を規制することで、接点部材302の変形を防止することができる。
【0029】
また、接点部材302のチップ302aよりも一次転写ローラ102側には、侵入防止部材306が配設される。このため、図2に示すように、プロセスカートリッジ26から落ち、接点部材302上の侵入防止部材306よりも一次転写ローラ102側に堆積したトナーTが、チップ302aの周辺に移動することはない。
【0030】
また、図3に示すように、画像形成時等、中間転写ベルトユニット31がプロセスカートリッジ26と当接したときには、保護部材305の下端と侵入防止部材306の上端とが当接する。このため、プロセスカートリッジ26から接点部材302に落下するトナーTが、チップ302a側に侵入することを完全に遮断する。また、図4に示すように、断面がコの字形状の保護部材305の側壁305aは、接点部材302の両端にあるリブ110aを覆う。このため、接点部材302の側方からのトナーTの侵入を防止することができる。
【0031】
以上の構成により、プロセスカートリッジ26から接点部材302上に堆積したトナーTが、本体側接点部材303と接触するチップ302aの周辺に移動することを防止することができるため、落下したトナーTが本体側接点部材303と接点部材302との間に堆積し、装置本体からの電気的導通状態を悪化させることを防止することができる。
【0032】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図面を用いて説明する。尚、前述した実施形態と同様の構成については、同様の符号を付すことで説明を省略する。
【0033】
図5に示すように、第2実施形態の画像形成装置は、中間転写ベルトユニット31の接点部材302のリブ110aの両側面に、さらに弾性のスポンジ部材を配置する配置部307aを有する。そして、配置部307aの上に側方侵入防止部材307を配置する。また、側方侵入防止部材307の高さは、保護部材305と侵入防止部材306の天面が当接するときに、丁度、保護部材の側壁305aが、側方侵入防止部材307の頂点と当接する高さとする。尚、側方侵入防止部材307も、侵入防止部材306と同様に、配置部307aに着脱可能な構成で、交換可能に構成される。
【0034】
このように構成することで、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置1に装着させるとき、リブ110aの側方と保護部材の側壁305aとの隙間を側方侵入防止部材307にて塞ぐことができる。
【0035】
以上の構成とすることで、第1実施形態と同様、中間転写ベルトユニット31を画像形成装置1に装着させた時に、本体側接点部材303の上方からのトナーの侵入を保護部材の側壁305aにより防止し、接点部材302上のトナーの移動を侵入防止部材306にて防止することができる。これに加えて、側方侵入防止部材307が、リブ110aと側壁305aとの間の隙間を塞ぐことで、当該隙間からのトナーの侵入を防止することができる。
【0036】
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、画像形成装置として、中間転写ベルトユニットを使用したインラインフルカラー画像形成装置を例示したが、これに限るものではなく、画像形成装置本体から着脱可能な中間転写ベルトユニットを持つ、フルカラー画像形成装置でもよい。
【0037】
その他、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0038】
[実施態様1]
画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、
前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材が配設され、
前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする画像形成装置。
【0039】
[実施態様2]
前記本体側接点部材と前記電気接点とが接触するとき、前記保護部材と前記侵入防止部材とが当接することで、トナーの前記電気接点への侵入を防止することを特徴とする実施態様1に記載の画像形成装置。
【0040】
[実施態様3]
前記保護部材は、トナーの前記電気接点の変形を防止することを特徴とする実施態様1又は2に記載の画像形成装置。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、本体側接点部材の上方に保護部材を配設し、中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に侵入防止部材を配設する。このため、前記本体側接点部材により、画像形成部からトナーが前記本体側接点部材に落下するのを防ぎ、前記電気接点にトナーが堆積することを防ぐ。また、前記侵入防止部材により、画像形成部からトナーが前記接点部材上に落下して前記電気接点側に移動するのを防ぐ。これにより、トナーの接点部材の電気接点への侵入を防ぎ、転写不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の接点部の構成を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが離間した状態を示す図である。
【図3】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す図である。
【図4】第1実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す、電気接点付近の断面図である。
【図5】第2実施形態の接点部の構成を示す斜視図である。
【図6】第2実施形態の本体側接点部材と接点部材とが当接した状態を示す、電気接点付近の断面図である。
【図7】画像形成装置の断面図である。
【図8】従来の画像形成装置において、中間転写ベルトユニットを挿入する際の断面図である。
【図9】従来の画像形成装置において、中間転写ベルトユニットを挿入した際の状態を示す図である。
【図10】従来の中間転写ベルトユニットの説明図である。
【図11】従来の中間転写ベルトユニットの側面にある接点部材の構成を示す図である。
【図12】従来の画像形成装置と中間転写手段との給電部の課題を説明した図である。
【図13】従来の画像形成装置と中間転写手段との給電部の課題を説明した図である。
【符号の説明】
P …シート、T …トナー、
1 …画像形成装置、20 …給送カセット、21 …給送ローラ、
22 …リタードローラ対、23 …搬送ローラ、24 …レジストローラ対、
25 …定着器、26 …プロセスカートリッジ、27 …二次転写ローラ、
28 …光学走査系、29 …排出ローラ対、
30 …中間転写ベルト、31 …中間転写ベルトユニット、
100 …駆動ローラ、102 …一次転写ローラ、105 …テンションローラ、
108 …転写対向ローラ、110a …リブ、300 …軸受、301 …圧縮バネ、
302 …接点部材、302a …チップ、303 …本体側接点部材、305 …保護部材、
305a …側壁、306 …侵入防止部材、306a …設置部、307 …側方侵入防止部材、
307a …配置部、400 …ガイド部、401 …ガイド部、500 …交換扉
Claims (1)
- 画像形成部において現像される画像を担持してシートに当該画像の転写を行う装置本体に着脱可能な中間転写手段を有し、装置本体に前記中間転写手段を装着すると、装置本体の本体側接点部材と中間転写手段の接点部材の電気接点とが接触することで電気的導通が確保される画像形成装置において、
前記本体側接点部材の上方には、トナーの付着を防ぐ保護部材を配設し、
前記中間転写手段の接点部材の電気接点よりも前記画像形成部側に、トナーの侵入を防ぐための侵入防止部材を配設することを特徴とする画像形成装置。
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