JP2004323180A - エレベータ信号伝送システム - Google Patents

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Yasunobu Yano
康信 矢野
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Abstract

【課題】無線通信装置の電気定格以上の昇降行程で無線通信装置を使用可能にしたエレベータ信号伝送システムを提供する。
【解決手段】エレベータ制御盤とかごの機器との信号伝送を無線で行うエレベータ信号伝送システムにおいて、昇降路頂部とかご上に設けられた第1の無線通信装置対8,9と、かご下と昇降路底部に設けられた第2の無線通信装置対10,11と、かごの位置が昇降路中の所定の位置に等しいか高い位置の時に上記第1の無線通信装置対の間で信号伝送を行い、所定の位置より低い位置の時に上記第2の無線通信装置対の間で信号伝送を行うように無線通信装置を切り換える手段20と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエレベータに関し、特にエレベータ制御盤とかご機器間の信号伝送を行うエレベータ信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のシステムとして、昇降路頂部とかご上に無線通信装置を取付け、エレベータ制御盤とかご機器間を信号伝送しているものがあった(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭63−300084号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の無線通信装置を使用したエレベータ制御盤とかご機器間の信号伝送システムでは、無線通信装置の信号伝送距離が無線通信装置の電気定格により定められるために、無線通信装置の電気定格以上の昇降行程では無線通信装置を使用した信号伝送システムを適用できないという問題点があった。
【0005】
この発明は、無線通信装置の電気定格以上の昇降行程で無線通信装置を使用可能にしたエレベータ信号伝送システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に鑑み、この発明は、エレベータ制御盤とかごの機器との信号伝送を無線で行うエレベータ信号伝送システムにおいて、昇降路頂部とかご上に設けられた第1の無線通信装置対と、かご下と昇降路底部に設けられた第2の無線通信装置対と、かごの位置が昇降路中の所定の位置に等しいか高い位置の時に上記第1の無線通信装置対の間で信号伝送を行い、所定の位置より低い位置の時に上記第2の無線通信装置対の間で信号伝送を行うように無線通信装置を切り換える手段と、を備えたことを特徴とするエレベータ信号伝送システムにある。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータ制御盤とエレベータかごに搭載されている各種機器(特に図示せず)との信号伝送を無線で行うエレベータ信号伝送システムの全体の構成を示す図である。図において、エレベータ昇降路4には、エレベータかご5、エレベータかご5の上部に設置されるかご上側無線通信装置9、エレベータかご5の下部に設置されるかご下側無線通信装置10、釣合い重り6、ロープ7、エレベータ昇降路頂部に設置される頂部側無線通信装置8、エレベータ昇降路底部に設置される底部側無線通信装置11が備えられている。また、エレベータ機械室1には、エレベータ制御盤2、巻上機3が備えられている。
【0008】
無線エレベータ昇降路頂部に設置される頂部側無線通信装置8およびエレベータ昇降路底部に設置される底部側無線通信装置11は共に有線でエレベータ制御盤2内の無線通信切換装置20に接続され、この頂部側無線通信装置8とエレベータかご5の上部に設置されるかご上側無線通信装置9との間、エレベータかご5の下部に設置されるかご下側無線通信装置10と底部側無線通信装置11との間はそれぞれ無線通信が行われる。なお、無線通信の切換えを行う無線通信切換装置20は頂部側無線通信装置8と底部側無線通信装置11を切り換えるための装置であり、図1ではエレベータ制御盤2内に示したが、各通信装置8、11およびエレベータ制御盤2に接続可能であればどこに設けられていてもよい。
【0009】
図2は図1の例でエレベータ制御盤2内に備えられた無線通信切換装置20の一構成例を示す。無線通信切換装置20は、1/F回路12、変/復調回路13、無線通信装置切換スイッチ14a,14b、インジケータ識別手段15を有する。
【0010】
1/F回路12は、エレベータ機器との通信を行うための1/F回路であり、ここではエレベータ制御盤2との信号の入出力を行うための1/F回路である。変/復調回路13は1/F回路12からの信号を変調して頂部側無線通信装置8及び底部側無線通信装置11に出力するとともに、頂部側無線通信装置8及び底部側無線通信装置11からの信号を復調して1/F回路12に出力する。無線通信装置切換スイッチ14a,14bは、インジケータ識別手段15からの指令に基づいて、使用する無線通信装置を頂部側無線通信装置8又は底部側無線通信装置11、ひいてはかご上側無線通信装置9又はかご下側無線通信装置10のいずれかに切換える。
【0011】
インジケータ識別手段15は、CPU15a、ROM15b、RAM15cおよび階床設定スイッチ15dにより構成されており、1/F回路12と変/復調回路13の間のエレベータ制御信号に含まれるエレベータかご5の位置を示すインジケータ信号を常に識別しこれが、階床設定スイッチ15dに予め設定されている任意の無線通信装置を切り換えるエレベータかご5の階床位置になったときに、無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して無線通信装置切換司令を出力する。
【0012】
例えば、頂部側無線通信装置8で通信可能なエレベータかごの階床位置(通信可能な下限に近いあるいは下限の階床位置)を階床設定スイッチ15dに設定すると、インジケータ信号が階床設定スイッチ15dの値より大きいあるいはその値以上のときは、インジケータ識別手段15から無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して頂部側無線通信装置8の使用命令を出力して、頂部側無線通信装置8とかご上側無線通信装置9間にて無線通信(信号伝送)を行い、インジケータ信号が階床設定スイッチ15dの値以下あるいはその値未満のときは、インジケータ識別手段15から無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して底部側無線通信装置11の使用司令を出力して、底部側無線通信装置11とかご下側無線通信装置10間にて無線通信(信号伝送)を行う。エレベータかご5側では、例えばかご上側無線通信装置9とかご下側無線通信装置10のいずれか信号を受信した方からの信号を受けると共に受信した方の無線通信装置から信号を送信するようにする。
【0013】
なお、無線通信装置を切り換えるエレベータかご5の階床位置を予め設定しておくものは階床設定スイッチ15dに限らず、例えばROMやRAM等のメモリにデータとして記憶されていてもよい。
【0014】
図3はインジケータ識別手段15の動作を示すフローチャートである。動作を説明すると、ステップS1では電源投入時のインジケータ識別手段15が無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して無線通信装置切換信号を出力する。初期値として頂部側無線通信装置8を使用する司令を出力する。ステップS2では無線データ通信が可能か否かの確認を行い、無線データ通信が可能であればステップS4に進み、無線データ通信が不可能であればステップS3に進む。
【0015】
ステップS3ではインジケータ識別手段15が無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して底部側無線通信装置11に切換える司令を出力する。ステップS2にて無線データ通信が不可能な場合、頂部側無線通信装置8とかご上側無線通信装置9間の無線通信距離が無線通信装置の電気定格より長距離のため、ステップS3にて無線通信装置を切換えて無線データ通信を可能にする。
【0016】
ステップS4では階床設定スイッチ15dの値とインジケータ信号を識別し、階床設定スイッチ15dの値とインジケータ信号の値をRAM15cに保存する。ステップS5では無線データ通信が実施中か待機中かの確認を行い、実施中であれば待機中になるまで繰り返しステップS5のステップを実施し、待機中であればステップS6に進む。ステップS5では無線通信装置の切換えを無線データの待機中、すなわちエレベータ制御盤とかごの機器との無線通信がない時に実施して、無線装置の切換えに伴うデータ化けを防ぐ。
【0017】
ステップS6ではRAM15cに保存されたインジケータ信号の値と階床設定スイッチ15dの値の比較を行い、例えばインジケータ信号が階床設定スイッチ15dの値以上であればステップS7に進み、インジケータ信号が階床設定スイッチ15dより小さければ(未満)ステップS8に進む。ステップS7ではインジケータ識別手段15が無線通信装置切換スイッチ14a,14bに対して頂部側無線通信装置8に切換える司令を出力し、ステップS6でインジケータ信号が階床設定スイッチ15dの値より小さいときはステップS8で底部側無線通信装置11にて無線通信させるようにしている。ステップS7もしくはS8が完了したらステップS4のステップに戻り、同様の動作を電源が遮断されるまで繰り返す。
【0018】
なお、上記実施の形態ではエレベータ昇降路4側、例えばエレベータ制御盤2に無線通信切換装置20を設けて頂部側無線通信装置8と底部側無線通信装置11の切り換えを行ったが、エレベータかご5側に無線通信切換装置20を設けてかご上側無線通信装置9とかご下側無線通信装置10を同様に切り換えるようにしてもよい。この場合、インジケータ信号は頂部側無線通信装置8又は底部側無線通信装置11からエレベータかご5側に無線で送り、エレベータかご5側ではこれをかご上側無線通信装置9又は下側無線通信装置10で受けてI/F回路12から入力して無線通信切換装置20で使用するようにすればよい。
【0019】
この発明では、無線通信装置の信号伝送距雌は無線通信装置の電気定格により定められるため、無線通信装置の電気定格以上の昇降行程では無線通信装置を使用した信号伝送システムは適用不可能であったが、エレベータ制御盤とかご機器間の信号伝送を中間階で昇降路頂部とかご上の無線通信装置からかご下と昇降路底部の無線通信装置へ無線通信切換装置から出力される無線通信装置切換信号により切換える(エレ上昇時の切換順序は逆)ことにより約2倍の昇降行程を得ることが可能となる。
【0020】
また、昇降路頂部とかご上間の無線通信装置からかご下と昇降路底部間への無線通信装置へ切換える無線通信切換装置の切換基準にインジケータ識別手段を備え、任意のインジケータ信号により使用する無線通信装置を切換えることにより自動での無線通信装置の切換が可能となる。
【0021】
また、無信号領域で無線通信装置の切換を行うことにより、無線通信装置切換時に発生することが懸念される無線信号のデータ化けを防止することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、エレベータ制御盤とかごの機器との信号伝送を無線で行うエレベータ信号伝送システムにおいて、昇降路頂部とかご上に設けられた第1の無線通信装置対と、かご下と昇降路底部に設けられた第2の無線通信装置対と、かごの位置が昇降路中の所定の位置に等しいか高い位置の時に上記第1の無線通信装置対の間で信号伝送を行い、所定の位置より低い位置の時に上記第2の無線通信装置対の間で信号伝送を行うように無線通信装置を切り換える手段と、を備えたので、約2倍の昇降行程を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるエレベータ信号伝送システムの全体の構成を示す図である。
【図2】図1の例でエレベータ制御盤内に備えられた無線通信切換装置の一構成例を示す図である。
【図3】この発明によるインジケータ識別手段の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エレベータ機械室、2 エレベータ制御盤、3 巻上機、4 エレベータ昇降路、5 エレベータかご、6 釣合い重り、7 ロープ、8 頂部側無線通信装置、9 かご上側無線通信装置、10 かご下側無線通信装置、11 底部側無線通信装置、12 1/F回路、13 変/復調回路、14a,14b 無線通信装置切換スイッチ、15 インジケータ識別手段、15a CPU、15b ROM、15c RAM、15d 階床設定スイッチ、20 無線通信切換装置。

Claims (3)

  1. エレベータ制御盤とかごの機器との信号伝送を無線で行うエレベータ信号伝送システムにおいて、
    昇降路頂部とかご上に設けられた第1の無線通信装置対と、
    かご下と昇降路底部に設けられた第2の無線通信装置対と、
    かごの位置が昇降路中の所定の位置に等しいか高い位置の時に上記第1の無線通信装置対の間で信号伝送を行い、所定の位置より低い位置の時に上記第2の無線通信装置対の間で信号伝送を行うように無線通信装置を切り換える手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ信号伝送システム。
  2. 上記無線通信装置を切り換える手段が、エレベータ制御盤からのかごのいる階床位置を示すインジケータ信号と予め格納した無線通信装置を切り換える階床位置との比較に基づき無線通信装置の切換信号を発生するインジケータ識別手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ信号伝送システム。
  3. 上記インジケータ識別手段が、エレベータ制御盤とかごの機器との無線通信がない時に無線通信装置の切換信号を発生することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ信号伝送システム。
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