JP2004321627A - 低重心リングを備えたカーテンランナー - Google Patents
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Abstract
【課題】構成部品が少なくて生産コストが安価であり、かつ、カーテンフックのリングへの引掛作業が容易であり、かつ、走行抵抗増大のおそれがないカーテンランナーを提供する。
【解決手段】カーテンランナー(1)を、カーテンレール内を走行する本体(2)と、その本体に形成されるリング孔(6)に連繋されるリング(3)とから構成し、リング(3)の形状を、角と底の丸い三角形、底の大きな6字形、底の大きなθ字形等の上部よりも下部の大きい低重心の形状とした。
【選択図】 図1
【解決手段】カーテンランナー(1)を、カーテンレール内を走行する本体(2)と、その本体に形成されるリング孔(6)に連繋されるリング(3)とから構成し、リング(3)の形状を、角と底の丸い三角形、底の大きな6字形、底の大きなθ字形等の上部よりも下部の大きい低重心の形状とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に連繋されるリングとから成るカーテンランナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
カーテンランナーは、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されて水平方向に開口するリング孔に、又は、その本体に鉛直軸を中心に回動自在に支持される軸体に形成されて水平方向に開口するるリング孔に連繋されるリングとから成る。
【0003】
従来のリングは、有端の金属製又は無端若しくは有端の合成樹脂製であり、その形状は、上下対称な長円形又は楕円形である。
【0004】
本体のリング孔に、長円形又は楕円形リングを連繋して成るカーテンランナーは、構成部品が少ないため、生産コストが安く、リングは常に正面を向くため、カーテンフックのリングへの引掛作業に手間取るおそれはない。しかし、本体に対するリングの遊動性も、リングに対するカーテンフックの遊動性も比較的小さいため、カーテンフックのねじれが開放されずに本体に伝わり、走行抵抗を増大させるという問題がある。
【0005】
本体に回動自在に支持される軸体のリング孔に、長円形又は楕円形リングを遊嵌して成るカーテンランナーは、軸体を介してリングが本体に対し自由に回転するため、カーテンフックも十分に遊動してねじれを開放する。したがって、走行抵抗が増大するおそれはないが、構成部品が多くなるため、生産コストが増大する上に、リングの向きが規制されないため、カーテンフックのリングへの引掛作業に手間取るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その課題は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に繋がれるリングとから成るカーテンランナーであって、構成部品が少なくて生産コストが安価であり、かつ、カーテンフックのリングへの引掛作業が容易であり、かつ、走行抵抗増大のおそれがないものを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明が採用する手段は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に繋がれるリングとから成るカーテンランナーにおいて、リング下部の左右内幅を上部の左右内幅よりも大きくしたことにある。
【0008】
リングの線径及び上下幅は、従来のもの同じとし、上部の曲率半径は、従来のものと同じか少し小さくすることが望ましい。
【0009】
リングは、角と底の丸い三角形、又は底の大きな6字形、若しくは底の大きなθ字形に近い形状とし、下部中央の曲率半径が上部中央の曲率半径よりも大きくすることが好ましい。
【0010】
リングの形状を6字形とする場合、両端は、同一垂直面に配置する必要はなく、前後にずらせて強度を大きくすることも可能である。
【0011】
本発明のカーテンランナーは、構成部品が本体とリングのみであるから、生産コストは安い。又、リングは常に正面を向き、重心が中心よりも低く姿勢が安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部の空隙が従来よりも大きいから、カーテンフックのリングへの引掛作業は至極容易である。さらに、リング下部の左右内幅が広いため、リングに掛けたカーテンフックは十分に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明カーテンレールを図面に示す第1実施例に基づいて説明する。図1及び図2は、第1実施例の正面図及び側面図である。
【0013】
図1及び図2に示す第1実施例のカーテンランナー1は、本体2とその本体に繋がれるリング3とからなる。本体2は車輪4を備え、車輪4は図外のカーテンレール内をカーテンレール長手方向に走行する。本体2は脚部5が垂下する形状であり、脚部5は、カーテンレールの底面開口から突出し、その中央には左右に貫通するリング孔6を有する。
【0014】
本体2のリング孔6にはリング7が繋がれる。本体2とリング3の連繋は、本体2の成形後においても実施可能であるが、本体2の成型時に実施することが好ましい。リング孔6は、リング3の線径よりも格段に大きいから、リング3は本体2に対し遊動可能である。
【0015】
リング3は、一本の金属線を角と底が丸い3角形に曲げて両端部7、8を一方の側部において突き合わせた形状である。リング3の線径及び上下幅は、従来のものとほぼ同じである。上部9の中央の曲率半径は従来のものとほぼ同じであるから、本体2に対するリング3の遊動性も、従来のものとほぼ同じである。下部10の中央の曲率半径は従来のものよりも大きく、下部10の左右内幅は、従来のものよりも50%程度大きい。
【0016】
カーテンランナー1は、部品が本体2とリング3の2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3は、常に正面を向き、重心が従来よりも低く姿勢も安定する上に、
カーテンフックを掛けるリング下部10の空隙は従来のものよりも50%以上大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10の左右内幅は、従来のものよりも50%以上大きいから、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0017】
図示していないが、第1実施例のリングは、無端の合成樹脂製リングとすることも可能である。
【0018】
【実施例】
次に、図面に示す他の実施例について説明する。図3及び図4は、第2実施例の正面図及び側面図、図5及び図6は、第3実施例の正面図及び側面図、図7は第4実施例の正面図である。
【0019】
図3及び図4に示す第2実施例のカーテンランナー1aの本体は、第1実施例のものと同じである。リング3aは、一本の金属線をθ字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7aを一方の側周部の前面に、下垂する他方の端部8aを他方の側周部の後面にそれぞれ重ねた形状であるから、強度は比較的大きい。
【0020】
第1実施例のリングは、遊動により上下が逆になることも起こり得るが、第2実施例のリング3aは、中央を横切る一方の端部7aが遊動を制限するから、上下が逆になることはあり得ない。カーテンランナー1aの上記以外の構成は、第1実施例と同じである。
【0021】
カーテンランナー1aは、構成部品が2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3aは、常に正面を向き、重心が従来よりも低く姿勢も安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部10aの空隙も大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10aの左右内幅も、従来のものよりも大きく、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0022】
図5及び図6に示す第3実施例のカーテンランナー1bのリング3bは、一本の金属線を6字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7bを一方の側周部の内側面に、下垂する他方の端部8bを他方の側周部の湾曲する外側面にそれぞれ当接した形状である。 第2実施例と同様に、カーテンランナー1bは、中央を横切る一方の端部7bがリング3bの遊動を制限するから、リング3bの上下が逆にはならない。カーテンランナー1bの上記以外の構成は、第1実施例と同じである。
【0023】
カーテンランナー1bは、構成部品が2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3bは、常に正面を向き、低重心で姿勢が安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部10bも大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10bの左右内幅も、従来のものよりも大きく、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0024】
図7に示す第4実施例のカーテンランナー1cのリング3cは、一本の金属線を6字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7cを水平に延長して一方の側周部の内側面に、下垂する他方の端部8cを他方の側周部から湾曲する一方の端部7bの外側上面にそれぞれ当接した形状である。カーテンランナー1cの上記以外の構成及び効果は、第3実施例と同じである。
【0025】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明のカーテンランナーは、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に連繋されるリングとからなり、リングは、角と底の丸い三角形、底の大きな6字形、底の大きなθ字形等の上部よりも下部の大きい形状、であるから、次のような優れた効果を奏する。
1.本体とリングのみで構成され、部品点数が少ないから、生産コストが安価である。り、2.リングは常に正面を向き、従来のものと比べると、低重心で姿勢が安定し、リング下部の空隙が大きいから、カーテンフックのリングへの引掛作業は至極容易である。
3.カーテンフックを掛けるリング下部の左右内幅が大きいから、リングに掛けたカーテンフックが自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
4.底の大きな6字形又はθ字形のリングは、遊動して上下が逆になるおそれが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カーテンランナーの第1実施例の正面図、
【図2】第1実施例の側面図、
【図3】第2実施例の正面図、
【図4】第2実施例の側面図、
【図5】第3実施例の正面図、
【図6】第3実施例の側面図、
【図7】第4実施例の正面図、
【符号の説明】
1、1a、1b、1c:カーテンランナー
2:本体
3、3a、3b、3c:リング
4:車輪
5:脚部
6:リング孔
7、7a、7b、7c:端部
8、8a、8b、8c:端部
9:上部
10,10a、10b:下部
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に連繋されるリングとから成るカーテンランナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
カーテンランナーは、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されて水平方向に開口するリング孔に、又は、その本体に鉛直軸を中心に回動自在に支持される軸体に形成されて水平方向に開口するるリング孔に連繋されるリングとから成る。
【0003】
従来のリングは、有端の金属製又は無端若しくは有端の合成樹脂製であり、その形状は、上下対称な長円形又は楕円形である。
【0004】
本体のリング孔に、長円形又は楕円形リングを連繋して成るカーテンランナーは、構成部品が少ないため、生産コストが安く、リングは常に正面を向くため、カーテンフックのリングへの引掛作業に手間取るおそれはない。しかし、本体に対するリングの遊動性も、リングに対するカーテンフックの遊動性も比較的小さいため、カーテンフックのねじれが開放されずに本体に伝わり、走行抵抗を増大させるという問題がある。
【0005】
本体に回動自在に支持される軸体のリング孔に、長円形又は楕円形リングを遊嵌して成るカーテンランナーは、軸体を介してリングが本体に対し自由に回転するため、カーテンフックも十分に遊動してねじれを開放する。したがって、走行抵抗が増大するおそれはないが、構成部品が多くなるため、生産コストが増大する上に、リングの向きが規制されないため、カーテンフックのリングへの引掛作業に手間取るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その課題は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に繋がれるリングとから成るカーテンランナーであって、構成部品が少なくて生産コストが安価であり、かつ、カーテンフックのリングへの引掛作業が容易であり、かつ、走行抵抗増大のおそれがないものを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明が採用する手段は、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に繋がれるリングとから成るカーテンランナーにおいて、リング下部の左右内幅を上部の左右内幅よりも大きくしたことにある。
【0008】
リングの線径及び上下幅は、従来のもの同じとし、上部の曲率半径は、従来のものと同じか少し小さくすることが望ましい。
【0009】
リングは、角と底の丸い三角形、又は底の大きな6字形、若しくは底の大きなθ字形に近い形状とし、下部中央の曲率半径が上部中央の曲率半径よりも大きくすることが好ましい。
【0010】
リングの形状を6字形とする場合、両端は、同一垂直面に配置する必要はなく、前後にずらせて強度を大きくすることも可能である。
【0011】
本発明のカーテンランナーは、構成部品が本体とリングのみであるから、生産コストは安い。又、リングは常に正面を向き、重心が中心よりも低く姿勢が安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部の空隙が従来よりも大きいから、カーテンフックのリングへの引掛作業は至極容易である。さらに、リング下部の左右内幅が広いため、リングに掛けたカーテンフックは十分に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明カーテンレールを図面に示す第1実施例に基づいて説明する。図1及び図2は、第1実施例の正面図及び側面図である。
【0013】
図1及び図2に示す第1実施例のカーテンランナー1は、本体2とその本体に繋がれるリング3とからなる。本体2は車輪4を備え、車輪4は図外のカーテンレール内をカーテンレール長手方向に走行する。本体2は脚部5が垂下する形状であり、脚部5は、カーテンレールの底面開口から突出し、その中央には左右に貫通するリング孔6を有する。
【0014】
本体2のリング孔6にはリング7が繋がれる。本体2とリング3の連繋は、本体2の成形後においても実施可能であるが、本体2の成型時に実施することが好ましい。リング孔6は、リング3の線径よりも格段に大きいから、リング3は本体2に対し遊動可能である。
【0015】
リング3は、一本の金属線を角と底が丸い3角形に曲げて両端部7、8を一方の側部において突き合わせた形状である。リング3の線径及び上下幅は、従来のものとほぼ同じである。上部9の中央の曲率半径は従来のものとほぼ同じであるから、本体2に対するリング3の遊動性も、従来のものとほぼ同じである。下部10の中央の曲率半径は従来のものよりも大きく、下部10の左右内幅は、従来のものよりも50%程度大きい。
【0016】
カーテンランナー1は、部品が本体2とリング3の2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3は、常に正面を向き、重心が従来よりも低く姿勢も安定する上に、
カーテンフックを掛けるリング下部10の空隙は従来のものよりも50%以上大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10の左右内幅は、従来のものよりも50%以上大きいから、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0017】
図示していないが、第1実施例のリングは、無端の合成樹脂製リングとすることも可能である。
【0018】
【実施例】
次に、図面に示す他の実施例について説明する。図3及び図4は、第2実施例の正面図及び側面図、図5及び図6は、第3実施例の正面図及び側面図、図7は第4実施例の正面図である。
【0019】
図3及び図4に示す第2実施例のカーテンランナー1aの本体は、第1実施例のものと同じである。リング3aは、一本の金属線をθ字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7aを一方の側周部の前面に、下垂する他方の端部8aを他方の側周部の後面にそれぞれ重ねた形状であるから、強度は比較的大きい。
【0020】
第1実施例のリングは、遊動により上下が逆になることも起こり得るが、第2実施例のリング3aは、中央を横切る一方の端部7aが遊動を制限するから、上下が逆になることはあり得ない。カーテンランナー1aの上記以外の構成は、第1実施例と同じである。
【0021】
カーテンランナー1aは、構成部品が2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3aは、常に正面を向き、重心が従来よりも低く姿勢も安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部10aの空隙も大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10aの左右内幅も、従来のものよりも大きく、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0022】
図5及び図6に示す第3実施例のカーテンランナー1bのリング3bは、一本の金属線を6字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7bを一方の側周部の内側面に、下垂する他方の端部8bを他方の側周部の湾曲する外側面にそれぞれ当接した形状である。 第2実施例と同様に、カーテンランナー1bは、中央を横切る一方の端部7bがリング3bの遊動を制限するから、リング3bの上下が逆にはならない。カーテンランナー1bの上記以外の構成は、第1実施例と同じである。
【0023】
カーテンランナー1bは、構成部品が2点であるから、生産コストは安価である。また、リング3bは、常に正面を向き、低重心で姿勢が安定する上に、カーテンフックを掛けるリング下部10bも大きいから、カーテンフックの引掛作業は至極容易である。さらに、カーテンフックを掛ける下部10bの左右内幅も、従来のものよりも大きく、掛けたカーテンテンフックが比較的自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
【0024】
図7に示す第4実施例のカーテンランナー1cのリング3cは、一本の金属線を6字形に曲げ、中央を横切る一方の端部7cを水平に延長して一方の側周部の内側面に、下垂する他方の端部8cを他方の側周部から湾曲する一方の端部7bの外側上面にそれぞれ当接した形状である。カーテンランナー1cの上記以外の構成及び効果は、第3実施例と同じである。
【0025】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明のカーテンランナーは、カーテンレール内を走行する本体と、その本体に形成されるリング孔に連繋されるリングとからなり、リングは、角と底の丸い三角形、底の大きな6字形、底の大きなθ字形等の上部よりも下部の大きい形状、であるから、次のような優れた効果を奏する。
1.本体とリングのみで構成され、部品点数が少ないから、生産コストが安価である。り、2.リングは常に正面を向き、従来のものと比べると、低重心で姿勢が安定し、リング下部の空隙が大きいから、カーテンフックのリングへの引掛作業は至極容易である。
3.カーテンフックを掛けるリング下部の左右内幅が大きいから、リングに掛けたカーテンフックが自由に遊動してねじれを防止するから、走行抵抗が増大するおそれはない。
4.底の大きな6字形又はθ字形のリングは、遊動して上下が逆になるおそれが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カーテンランナーの第1実施例の正面図、
【図2】第1実施例の側面図、
【図3】第2実施例の正面図、
【図4】第2実施例の側面図、
【図5】第3実施例の正面図、
【図6】第3実施例の側面図、
【図7】第4実施例の正面図、
【符号の説明】
1、1a、1b、1c:カーテンランナー
2:本体
3、3a、3b、3c:リング
4:車輪
5:脚部
6:リング孔
7、7a、7b、7c:端部
8、8a、8b、8c:端部
9:上部
10,10a、10b:下部
Claims (6)
- カーテンレール内を走行する本体(2)と、前記本体に形成されるリング孔(6)に繋がれるリング(3、3a、3b、3c)とからなるカーテンランナー(1、1a、1b、1c)において、前記リングは、下部(10、10a、10b)の左右内幅が上部(9)の左右内幅よりも大きい形状であることを特徴とする低重心リングを備えたカーテンランナー。
- リング(3、3a、3b、3c)は、下部(10)中央の曲率半径が上部(9)中央の曲率半径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の低重心リングを備えたカーテンランナー。
- リング(3)は、正面から見ると、角と底の丸い三角形に近い形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の低重心リングを備えたカーテンランナー。
- リング(3a)は、正面から見ると、下部の大きなθ字形に近い形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の低重心リングを備えたカーテンランナー。
- リング(3a)は、側面から見ると、両端部(7a、8a)が前後にずれる形状であることを特徴とする請求項4に記載の低重心リングを備えたカーテンランナー。
- リング(3b、3c)は、正面から見ると、下部の大きな6字形に近い形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の低重心リングを備えたカーテンランナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003123034A JP2004321627A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 低重心リングを備えたカーテンランナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003123034A JP2004321627A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 低重心リングを備えたカーテンランナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004321627A true JP2004321627A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33501034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003123034A Pending JP2004321627A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 低重心リングを備えたカーテンランナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004321627A (ja) |
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2003
- 2003-04-28 JP JP2003123034A patent/JP2004321627A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20071005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |