JP2004318967A - 情報記録方法および光ディスク装置 - Google Patents

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正明 榑林
Takeshi Toda
戸田  剛
Takakiyo Yasukawa
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Abstract

【課題】記録パワーが不足するような条件にある場合、記録波形を変更する。
【解決手段】通常記録波形は、記録再生信号の品質が向上するような条件で設定されるが、レーザパワーが不足するような条件下においては、データ優先の波形よりもパワーの効率の良い波形を採用する。このため2つの波形情報を持ち、試し書きの結果や温度センサ、チルトセンサ情報により何れの波形情報を選択するか決定する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体レーザを用いて、ディスク上に情報を記録再生する光ディスク装置に関し、特に、媒体固有情報(ディスクコード)と、記録前に行う試し書きの結果により媒体ごとに記録波形を最適化し記録再生を行うような光ディスクの記録再生方法および記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
書き込み可能な記録媒体に対し、複数の記録速度で記録可能なシステムとしてCD−Rシステムが上げられる。このシステムでは、記録開始する前に、記録パワーの最適化を行う。記録パワーの最適化の一例として、波形のアシンメトリに関するパラメータβを用いて、最適パワーを決定する方法がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
高速で記録をしようとするときには高い記録パワーが要求されるが、感度の低い媒体では高速記録時に記録パワーが不足するような状況も考えられる。このような場合、従来は、記録速度を落として記録することで一定の記録品質を確保していた。
【0004】
【特許文献1】
特開平09−198660号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、記録パワーが不足する場合に記録速度を落として記録する従来のシステムでは、記録に要する時間が長くなるという問題があった。本発明の課題は記録速度を落とすことなく適切な品質の記録を実現する装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、記録ストラテジを変更して、パワーに余裕のある記録ストラテジにて記録を行う。具体的にはあらかじめ、性能重視のストラテジとパワー重視のストラテジの複数のストラテジをセットしておき、通常は、性能重視のストラテジを使用し、温度上昇等の環境変化によりパワーが不足するような状況になった場合にはパワー重視のストラテジを使用することとする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施例について図1と図5を用い説明する。図1は本発明による光ディスク記録再生装置のブロック図であり、図5はその装置を用いた際の記録のフローチャートである。
【0008】
図1で示す本実施例の情報記録再生装置は、光ディスク1にレーザを照射し記録再生を行うための光ピックアップ3とその信号をアナログ処理を行うアナログフロントエンド(AFE)4とデジタル処理を行うDSP5、およびこれらをコントロールするマイコン6から構成される。
【0009】
本実施例ではCD−Rディスクを用いた場合を例にあげ説明する。ディスク1からの再生信号はピックアップ3、AFE4、を経由し、DSP5に入力される。
【0010】
CD−RにはATIP(Absolute Time In Pre−groove)とよばれる情報が記録されている。この情報にはディスクコード(ディスクメーカまたはディスク種類を示す情報)が含まれており、これをDSP5で抽出し、マイコン6により判断する。マイコン6は、1つのディスクコードについて少なくとも2つの記録波形情報(第1の記録波形情報61と第2の記録波形情報62)を有している。
【0011】
マイコン6では読み込んだディスクコードに従い、何れかの記録波形情報を抽出し、この情報を再びDSP5に送る。DSP5はこの記録波形情報をもとに波形制御部51で記録波形を生成し、ピックアップ3のレーザドライバ(LDD)33に送り、レーザLD31を駆動し記録を行う。ここで、マイコン6は、1つのディスクコードについて用意された複数の記録波形情報のうちから、通常は第1の記録波形情報を使用し、条件によっては他の記録波形情報を使用する。
【0012】
本発明の情報記録再生装置で使用する記録シーケンスを説明する。本実施例で使用するCD−Rの場合には、記録直前に試し書きを行い、最適記録条件を決定し、その後記録を開始する。以下では試し書き部分のシーケンスについて説明する。
【0013】
まず、ATIPからディスクコードを読み出す。次に、このディスクコードに対応するストラテジパラメータ(第1の記録波形情報)を読み込みストラテジパラメータを設定し、設定されたパラメータにより試し書きを行なう。
【0014】
次に、記録パワーを10段階に変化させて記録し、最適記録パワーを決定する。具体的には各々の記録パワーで記録したマークを再生して、波形の対称性を測定する。波形の対称性は、波形の対称性を示すβ値により評価する。各々の記録パワーに対応したβ値のうちから予め設定した目標β値に最も近いβ値に対応する記録パワーを最適記録パワーとして決定する。
【0015】
通常であれば、パワーの可変範囲内(10段階の記録パワーのいずれか)で、目標β値近傍となるような記録パワーを決定できるが、ディスクの記録感度や、レーザの周囲温度などの条件によっては、最大パワーで記録しても目標β値近傍とはならない場合がありうる。
【0016】
何れの記録パワーを用いても目標β値近傍に達することができないと判断された場合には、マイコン6はパワーを重視する第2の記録波形情報を採用する。第2の記録波形情報は、第1の記録波形情報に比較して、記録パワーの面で有利になるようなストラテジを採用している。両記録波形情報の特徴を図3,4により説明する。
【0017】
図3は第1および第2の記録波形情報の特徴を説明するための図である。第2の記録波形情報は、第1の記録波形情報に比べ、幅の広い記録波形を採用している。従って、第2の記録波形情報を採用することにより、十分な記録パワーを確保できない場合であっても記録速度を落とすことなく記録品質の劣化を抑えることができ、有利に記録を行なうことが可能となる。
【0018】
第2の記録波形情報を用いることの効果を図4を用いて簡単に説明する。図4は第1の記録波形情報を用いて記録した場合の記録パワーとジッターの関係、および、第2の記録波形情報を用いて記録した場合の記録パワーとジッターの関係を示したものである。
【0019】
ここに示すように、第1の記録波形情報に基づいて高記録パワーで記録を行うと絶対的なジッター値は低く抑えることができるが、高出力レーザが必要な点で不利である。一方、第2の記録波形情報に基づいて記録を行う場合は絶対的なジッター値では前述した第1の記録波形情報を採用する場合よりも不利な場合もあるが、比較的低出力のレーザ光であっても好適なジッター値を得ることができる場合がある。
【0020】
具体的には、第1の記録波形情報採用の場合にジッター値が極小となるレーザ出力の値はおよそ23.5mWであるのに対し、第2の記録波形情報採用の場合はおよそ20.5mVである。すなわち、第2の記録波形情報を採用する場合は、第1の記録波形情報を採用する場合に比較し約3.0mW低い出力で好適なジッターを得ることができる。換言すれば比較的低出力のレーザ光を用いる場合であっても第2の記録波形情報を採用することで好適なジッターを得ることができ、記録品質を向上させることができる場合がある。
【0021】
以上のように、本実施例によれば、ディスクのバラツキ等、何らかの条件で適切な記録パワーの確保ができない場合であっても、第2の記録波形情報を採用して記録を行なうことで好適な品質の記録を行なうことができ、記録パワー不足による記録不良を回避することができる。
【0022】
なお、図2に示す温度センサ7、チルトセンサ8からの情報を用いることでさらに精度良く記録波形情報の選択を行なうことができる。このように、温度等の記録条件の変化により複数のストラテジを使い分けることで品質の高い記録を実現できる。
【0023】
次に第2の実施例を説明する。第2の実施例は、記録波形としてマルチパルスを用いるDVD−Rシステムに関するものであり、装置の構成は図1、図2に示す第1の実施例の構成と同様のものであるため説明は省略する。
【0024】
本実施例においても、第1の実施例と同様に、記録パワーが不足する場合に、第2の記録波形情報を採用する。両記録波形情報の特徴を図7、8により説明する。ここに示したように、記録パワーが不足するときは、各々のマルチパルスの幅が広い第2の記録波形情報に基づいて光ディスクに対し記録を行なう。本実施例によれば、最適条件の見つかっていないディスクに対し記録を行う場合にも、記録ミスを少なくできるという効果もがある。
【0025】
なお、上記実施例では試し書きによるβ値に基づいて記録波形情報を切り替える構成としたが、記録対象データに基づいて記録波形情報を切り替える構成としても良い。
【0026】
具体的には、DVD−Rディスクではデータを記録した後にファイナライズという処理が必要となる場合がある。ファイナライズ時に記録するデータは記録品質は重視されないため、レーザ寿命を延ばすなどの観点からもレーザ出力を抑えた記録波形情報を選択することが好ましい。すなわち、ファイナライズ処理前に採用する記録波形情報を切り替えることでファイナライズに要する時間を短縮することも可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、記録型光ディスクに対する記録時に、高品質な高速記録を比較的低い記録パワーで実現できる。これによりレーザの寿命を延ばすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録再生装置のブロック図
【図2】記録再生装置の別のブロック図
【図3】第1の実施例に示す記録波形を示す図
【図4】第1の実施例に示す記録波形と記録再生特性
【図5】第1の実施例に示す記録再生装置のアルゴリズム
【図6】第2の実施例に示す記録再生装置のアルゴリズム
【図7】第2の実施例に示す記録波形を示す図
【図8】第2の実施例に示す記録波形と記録再生特性
【符号の説明】
1‥ディスク
3‥ピックアップ 4‥アナログフロントエンド(AFE)
5‥デジタル処理部(DSP) 6‥マイコン
31‥レーザダイオード 33‥レーザドライバ
51‥波形制御部
61‥第1の記録波形情報 62‥第2の記録波形情報

Claims (5)

  1. 記録波形情報に基づいて光ディスクにレーザ光を照射することで情報の記録を行なう情報記録方法であって、
    前記光ディスクが有する固有情報と、前記光ディスクへの記録速度と、から定まる記録波形情報を各々の固有情報ごとに2つ以上用意しており、
    何れかの記録波形情報を用いて記録レーザ光を生成することを特徴とする情報記録方法。
  2. 請求項1記載の情報記録方法において、
    前記記録波形情報の選択を、
    パワーを可変して行う試し書きの結果に基づき行なうことを特徴とする情報記録方法。
  3. 請求項1記載の情報記録方法において、
    前記記録波形情報の選択を、
    温度情報に基づき行うことを特徴とする情報記録方法。
  4. 請求項1記載の情報記録方法において、
    前記記録波形情報の選択を、
    前記光ディスクの傾き情報に基づき行うことを特長とする情報記録方法。
  5. 記録波形情報に基づいて光ディスクにレーザを照射するレーザ照射手段と、
    前記光ディスクの固有情報を再生する再生手段と、
    前記光ディスクへの記録速度を計測する記録速度計測手段と、
    前記固有情報と、前記記録速度と、から定まる記録波形情報を各々の固有情報ごとに2つ以上記憶した制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
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