JP2004318534A - 健康増進支援システム - Google Patents

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孝子 白石
Yoshimi Kaida
愛美 改田
Koji Yamamoto
浩司 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】健康改善の努力を行なわせしめる強い動機付けを与え、健康的な生活習慣の継続を促すとともに、慈善活動を効率的かつ効果的に行うことができる健康増進支援システムを提供する。
【解決手段】ユーザの活動量を計測する活動量計測装置20と、ユーザの生体の状態を検出する生体情報検出装置30と、活動量計測装置20または生体情報検出装置30から健康情報を取得して、ネットワーク40を介してサーバ装置50に送信するユーザ端末装置10と、受信した健康情報に基づいてユーザの健康改善状況を判定し、その判定結果に応じてユーザの寄付への貢献度を決定するサーバ装置50とから構成され、サーバ装置50は、決定した貢献度を示す情報をネットワーク40を介してユーザ端末装置10に送信し、ユーザ端末装置10は、受信した貢献度を示す情報を表示装置を介してユーザに提示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、健康の増進を目的として継続的な生活習慣を改善するための活動を支援するサービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
私企業や公益団体等の各種団体は、従業員や組合員あるいは市民等の構成員の健康増進を支援するための様々な活動を行なっている。また、これらの各種団体は、寄付やボランティア活動のような社会貢献および慈善事業に積極的に取り組んでいる。
【0003】
これら各種団体による健康増進を支援する活動および社会貢献への取り組みに関する代表的なものに、例えば、「チャリティウォーキング」等と称されるイベントがある。このイベントは、イベント参加者を募って、イベント協賛企業や団体等から寄付金を集め、また、場合によっては参加者からイベント参加料を集金して、集めた金員の一部をイベント開催費用やイベント運営費用に充当し、残りの金員を募金団体に寄付するものである。
【0004】
この寄付の結果はイベント参加者に通知され、イベントを通じて、イベント参加者は、参加者全員で日常の運動不足を解消するためウォーキングを行なうことで自らの健康増進を図ることができるとともに、人の役に立つことができたという満足感を得ることができる。
【0005】
そして、企業等にとっては、イベントへの協賛によって社会貢献や慈善事業への積極的な取り組みをアピールすることができるので、企業イメージを高める等の広告宣伝の効果を期待することができる。また、企業等の各種団体に求められる社会的責務や役割を果たすこともでき、各種団体の活動にとって有益となる。さらに、イベント参加者の健康増進が図られることで、例えば、保険会社や健康保険組合等にとっては、保険金の支払いリスクが抑えられる等の実質的なメリットがもたらされることもある。
【0006】
一方、従来において、保険契約者の生活習慣を反映して保険内容を変更する保険契約更改システムが開示されている。
【0007】
図6は、従来技術の保険契約更改システムの全体構成を示す図である。
【0008】
この保険契約更改システムは、携帯電話機901、管理サーバ905およびデータベース906等から構成され、歩数計を内蔵した携帯電話機901から、基地局902、電話回線網903およびネットワーク904を介して所定期間毎の歩数を管理サーバ905に送信する。管理サーバ905は、これを受信して12ヶ月間の各月における1日当たりの歩数を契約者の活動データとして取得し、この活動データに基づき、データベース906に格納されている契約更新に関する契約者ファイルの内容を書き換える。このように従来における保険契約更改システムによれば、保険契約者の生活習慣を反映し得る保険システムを構築することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−109214号公報(明細書、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、真に健康増進を図るためには継続的に生活習慣を改善していくことが必要不可欠であるところ、上記従来のイベント参加型の健康増進支援活動では、一時的な運動不足解消の場を提供するに留まり、継続的な生活習慣改善を支援することができないという問題がある。また、定期的にイベントを開催することとしても、イベント参加意志はあるが地理的かつ時間的制約から参加を断念しなければならない場合もあり、誰でも参加することができるイベントを開催することは、現実的に困難である。さらに、イベント開催およびその運営に費用がかかり、スポンサーからの協力金や参加者からのイベント参加料のうち一部しか寄付に充当することができないというコスト面の問題もある。
【0011】
一方、上記従来の保険契約更改システムでは、保険の契約者しか利用できないので、参加者を限定することになり、また、保険の契約内容が見直されて自分の保険内容が変わるという理由だけでは、長年の生活習慣を改善するに足る動機付けにならないことが多く、継続的な生活習慣改善を支援することは困難である。
【0012】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、健康改善の努力を行なわせしめる強い動機付けを与え、健康的な生活習慣の継続を促すとともに、慈善活動を効率的かつ効果的に行うことができる健康増進支援システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る健康増進支援システムは、健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成される健康増進支援システムであって、前記ユーザ端末装置は、ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する生体情報を取得する健康情報取得手段と、前記取得された活動量情報または生体情報を前記サーバ装置に送信する健康情報送信手段とを備え、前記サーバ装置は、前記ユーザ端末装置から前記活動量情報または生体情報を受信する健康情報受信手段と、前記受信した活動量情報または前記受信した生体情報の変化値に基づいて、前記ユーザの健康改善状況を判定する健康情報判定手段と、前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を決定する寄付貢献度決定手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
ここで、前記サーバ装置は、さらに、前記決定された貢献度を示す情報を含む寄付報告情報を前記ユーザ端末装置に送信する寄付報告送信手段を備え、前記ユーザ端末装置は、さらに、前記サーバ装置から前記寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する寄付報告提示手段を備える。これによって、ユーザの健康増進のための活動成果に基づいて寄付内容を決定し、ユーザに寄付への貢献度を提示するので、自らの健康改善の努力が自分のためだけでなく社会や他の人のためにもなるという強い動機付けを与えることができ、日常の運動量を増やす等生活習慣を改善する励みとなり、ユーザの健康増進を図るための活動を支援することができる。
【0015】
ここで、前記サーバ装置は、さらに、前記寄付の提供を申し出た者を示す寄付提供者情報を格納するための提供者情報記憶手段を備え、前記寄付報告送信手段は、前記寄付提供者情報を含む前記寄付報告情報を送信するとしてもよい。これによって、企業等のスポンサー(寄付提供者)に関する情報が利用者に提示されるので、企業等の寄付提供者は、健康増進を図ろうとしている利用者に対して効果的に宣伝活動を行なうことができるとともに、慈善活動を通じて企業の社会的責務等を果たすことができる。
【0016】
また、前記サーバ装置は、さらに、健康増進を図るための活動に対する助言となるメッセージを格納するための健康アドバイス記憶手段と、前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの健康改善状況に適した前記メッセージを選択する健康アドバイス選択手段とを備え、前記寄付報告情報送信手段は、前記選択されたメッセージを含む前記寄付報告情報を送信するのが好ましい。これによって、ユーザの健康増進活動の成果に応じて適切なアドバイスをユーザに提示することができるので、よりユーザの活動状況に即した支援を実現することができる。
【0017】
なお、本発明は、このような健康増進支援システムとして実現することができるだけでなく、このような健康増進支援システムが備える特徴的な手段をステップとする健康増進支援方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る健康増進支援システムについて、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る健康増進支援システムについて説明する。
【0019】
図1は、本実施の形態1に係る健康増進支援システムの全体構成を示す図である。
【0020】
この健康増進支援システムは、ユーザが自らの健康のために行なう努力の成果を寄付への貢献度に反映させて、ユーザに健康的な生活習慣の継続に対する強い動機付けを与えることにより、ユーザの健康増進を支援するサービスを提供するシステムであり、携帯電話機、パーソナルコンピュータまたはPDA(Personal Digital Assistance)等のユーザ端末装置10と、歩数計等の活動量計測装置20と、体重計等の生体情報検出装置30と、ネットワーク通信網40と、サーバ装置50とから構成される。
【0021】
なお、ここにいうサービスとは、上記従来のような、ユーザを一堂に会してウォーキングを行なうイベントと異なり、オンラインでイベントへの参加登録をして、ユーザ各自でウォーキングを行ない、ウォーキングの成果や寄付金の報告等をオンラインで送受信するイベントを開催することであり、本明細書においては、このようなイベントを上記従来におけるイベントと区別するため、Webイベントと呼ぶことにする。
【0022】
ユーザ端末装置10は、ユーザが本システムのサービスの提供を受けるために用いる携帯電話機、パーソナルコンピュータまたはPDA等の個人用情報端末装置である。このユーザ端末装置10は、活動量計測装置20からユーザの活動量に関する情報や、生体情報検出装置30からユーザの生体に関する情報を取得し、取得した情報をネットワーク通信網40を介して、サーバ装置50に送信する機能を有する。
【0023】
また、サーバ装置50から寄付金の報告等に関する情報を受信して表示する機能を有する。なお、ここで、ユーザ端末装置10からネットワーク通信網40を介してサーバ装置50へ情報を送信する手段としては、例えば、電子メールで情報を送信することや、CGI(Common Gateway Interface)を実装したサーバプログラムが格納されているサーバ装置50のWebページにアクセスし、ユーザ端末装置10のブラウザを介して情報を送信すること等を例示することができる。
【0024】
活動量計測装置20は、ユーザの活動量に関する情報を計測する装置であり、例えば、歩数計や心拍計等によって実現される。ここで、ユーザの活動量に関する情報とは、歩数や心拍数等のユーザの活動量を示す情報(以下、「活動量情報」という。)であり、活動量計測装置20は、活動量情報を計測してユーザ端末装置10に出力する機能を有する。
【0025】
生体情報検出装置30は、ユーザの生体に関する情報を検出する装置であり、例えば、血圧計や血糖値測定器等によって実現される。ここで、ユーザの生体に関する情報とは、血圧、血糖値、尿成分、体脂肪率、コレステロール値または骨密度等、ユーザの健康状態を客観的に評価することができる生体の状態を示す情報(以下、「生体情報」という。)であり、生体情報検出装置30は、生体情報を検出してユーザ端末装置10に出力する機能を有する。
【0026】
ネットワーク通信網40は、ユーザ端末装置10とサーバ装置50との通信経路となる電話回線網やケーブル回線網等の情報通信網であり、有線または無線の別を問わず、また、本明細書においては広く携帯電話の基地局やISP(Internet Service Provider)等の中継局を含むものとする。
【0027】
サーバ装置50は、ユーザに本システムのサービスを提供するサーバやワークステーション等である。このサーバ装置50は、ユーザ端末装置10から送信される活動量情報や生体情報(以下、これら2つを合せて「健康情報」という。)を受信して、ユーザの活動量や生体情報から健康状態を判定し、その判定結果に基づいて寄付金を算出する機能を有する。また、算出した寄付金額の報告やユーザの健康状態に対するアドバイス等の情報をユーザ端末装置10に送信する機能を有する。なお、ここで、サーバ装置50からネットワーク通信網40を介してユーザ端末装置10へ情報を送信する手段としては、電子メールで情報を送信すること等を例示することができる。
【0028】
本システムを構成するこれらの装置について、以下、機能ブロック図を用いて詳細に説明する。
【0029】
図2は、健康増進支援システムを構成する各装置の機能ブロック図である。
【0030】
図2に示すように、ユーザ端末装置10は、装置の各部を制御する制御部11と、活動量計測装置20等から出力される活動量情報等を取得する入力インターフェース部12と、ユーザからの個人情報等の入力を受け付ける入力部13と、サーバ装置50と通信を行なうためのネットワーク通信部14と、寄付金額の報告等の情報を表示するための表示部15とを備える。
【0031】
制御部11は、ユーザ端末装置10に内蔵されているCPUやメモリ等であり、ネットワーク通信部14に電子メールの送信指示を出力する等、ユーザ端末装置10を構成する各部を制御する処理部である。
【0032】
入力インターフェース部12は、活動量計測装置20から活動量情報を、または、生体情報検出装置30から生体情報をユーザ端末装置10内に取得するためのインターフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のあらゆるデータ通信規格のインターフェースを用いることができる。この入力インターフェース部12は、データ転送用のケーブルを介してユーザ端末装置10と活動量計測装置20等とを接続する形態としてもよいし、直接ユーザ端末装置10と活動量計測装置20等とを嵌め合わせる形態としてもよい。
【0033】
入力部13は、ユーザのプロフィール情報等の入力を受け付ける入力装置であり、例えば、携帯電話機のキーボタンや、パーソナルコンピュータのキーボードやマウス等によって実現される。
【0034】
ネットワーク通信部14は、ネットワーク通信網40を介してサーバ装置50と通信するための通信インターフェースであり、例えば、モデムやLANポート等によって実現される。
【0035】
表示部15は、ユーザにユーザ端末装置10が受信した情報等を示すための表示装置であり、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等によって実現される。
【0036】
次に、活動量計測装置20は、装置の各部を制御する制御部21と、ユーザの活動量を計測する活動量計測部22と、活動量情報をユーザ端末装置10に出力する出力インターフェース部23とを備える。
【0037】
制御部21は、活動量計測装置20に内蔵されているCPUやメモリ等であり、活動量計測部22に計測指示を出力する等、活動量計測装置20を構成する各部を制御する処理部である。
【0038】
活動量計測部22は、ユーザの活動量、例えば歩数や心拍数等を計測する処理部であり、センサおよびカウンタ等によって実現される。
【0039】
出力インターフェース部23は、活動量計測部22が計測した活動量を活動量情報としてユーザ端末装置10に出力するためのインターフェースであり、入力インターフェース12と同様に、あらゆるデータ通信規格のインターフェースを用いることができる。
【0040】
続いて、生体情報検出装置30は、装置の各部を制御する制御部31と、ユーザの生体の状態を検出する生体状態検出部32と、生体情報をユーザ端末装置10に出力する出力インターフェース33とを備える。
【0041】
制御部31は、生体情報検出装置30に内蔵されているCPUやメモリ等であり、生体状態検出部33に検出指示を出力する等、生体情報検出装置30を構成する各部を制御する処理部である。
【0042】
生体状態検出部32は、ユーザの生体の状態、例えば血圧や血糖値等を検出する処理部であり、センサ等によって実現される。
【0043】
出力インターフェース部33は、生体状態検出部32が検出した生体の状態を生体情報としてユーザ端末装置10に出力するためのインターフェースであり、上記活動量計測装置20と同じく、あらゆるデータ通信規格のインターフェースを用いることができる。
【0044】
そして、サーバ装置50は、装置の各部を制御するとともに、ユーザの健康状態を判定したり、その判定結果に基づいて寄付金を算出したりする制御部51と、ユーザの個人情報を格納する個人情報格納部56と、Webイベントに関する情報を格納するイベント情報格納部57と、ユーザに対する生活改善のための助言となるアドバイス文を格納するアドバイス文格納部58と、ユーザ端末装置10と通信を行なうためのネットワーク通信部59とを備える。
【0045】
制御部51は、サーバ装置50に内蔵されているCPUやメモリ等であり、装置の各部を制御するとともに、ユーザの健康状態を判定し、その判定結果に基づいて寄付金を算出する処理部であり、さらに、健康状態判定部52と、ポイント換算部53と、寄付金算出部54と、メッセージ生成部55とを備える。
【0046】
健康状態判定部52は、ユーザ端末装置10から取得した健康情報を所定の条件式にあてはめて、ユーザの健康状態を判定する処理部である。ここで、所定の条件式とは、年令別に分けられた1日当たりの適切歩数との差異や、全体重の5%以上の体重減少を危険とする等の判定基準であり、この判定基準は、例えば、サーバ装置50にインストールされているプログラムに格納されている。そして、この健康状態判定部52において判定されたユーザの健康状態は、判定結果としてメッセージ生成部55に出力される。
【0047】
ポイント換算部53は、ユーザ端末装置10から取得した健康情報を所定の換算式にあてはめて、ユーザの寄付への貢献度を示すポイントに換算する処理部である。ここで、所定の換算式とは、100の歩数を1ポイントとする等の換算基準であり、ポイント換算部53においてこの換算式に基づき換算されたポイントは、ポイント情報として寄付金算出部54とメッセージ生成部55とに出力される。
【0048】
寄付金算出部54は、ポイント情報を取得し、換算されたポイントを所定の計算式にあてはめ、寄付金の額を算出する処理部である。ここで、所定の計算式とは、10ポイントを1円として計算する等の計算基準であり、寄付金の集まり具合やWebイベントの参加者数等に応じて更新可能とされ、寄付金算出部54においてこの計算式に基づき算出された寄付金は、寄付金情報としてメッセージ生成部55に出力される。
【0049】
メッセージ生成部55は、健康状態判定部52から出力される判定結果に適したアドバイス文をアドバイス文格納部58から読み出して健康アドバイス情報とし、この健康アドバイス情報を、ユーザ端末装置10に送信するための電子メール文やユーザ端末装置10のブラウザに表示させるためのWebページに加工する処理部である。また、このメッセージ生成部55は、ポイント換算部53から出力されるポイント情報や、寄付金算出部54から出力される寄付金情報を取得し、これらの情報を電子メール文やWebページに加工する処理も行なう。
【0050】
個人情報格納部56は、ユーザの個人情報を格納するためのハードディスク等の記憶装置である。この個人情報格納部56については、図を用いて後に詳しく説明する。
【0051】
イベント情報格納部57は、Webイベントの情報を格納するためのハードディスク等の記憶装置である。このイベント情報格納部57についても、図を用いて後に詳しく説明する。
【0052】
アドバイス文格納部58は、アドバイス文を格納するためのハードディスク等の記憶装置である。このアドバイス文格納部58についても、図を用いて後に詳しく説明する。
【0053】
ネットワーク通信部59は、ネットワーク通信網40を介してユーザ端末装置10と通信するための通信インターフェースであり、例えば、モデムやLANポート等によって実現される。
【0054】
ここで、個人情報格納部56について、図3を用いて説明する。
【0055】
図3は、個人情報格納部56に格納されている情報を説明するための図である。
【0056】
図3に示すように、この個人情報格納部56には、個人情報や活動情報を記述するための個人情報テーブル560がユーザ毎に格納されている。
【0057】
個人情報テーブル560は、ユーザの氏名や年令等の個人情報を記述するためのユーザプロフィール記述部561や、ユーザの活動量や生体の状態の履歴を記述するための活動情報記述部562等から構成されている。この個人情報テーブル560は、例えば、サーバ装置50が、ユーザ端末装置10から送信されるユーザのWebイベントへの参加登録申請情報(イベントエントリ)を受信した時に、イベントエントリに含まれる情報に基づき、制御部51において生成される。
【0058】
ここで、イベントエントリに含まれる情報としては、ユーザ氏名、性別、年令、健康アドバイス情報等を送信する際の宛先となるメールアドレス、身長、Webイベントへ参加する際のユーザの登録時体重、ユーザが参加を希望するWebイベントのIDや名称等があり、これらの情報はユーザプロフィール記述部561に記述される。また、サーバ装置50のイベントエントリ受信時に、ユーザを識別するためのユーザIDが制御部51においてユーザ毎に割り当てられ、このユーザIDの情報がユーザプロフィール記述部561に記述される。
【0059】
一方、活動情報記述部562には、主に、ユーザ端末装置10から定期的に送信される健康情報が記述される。すなわち、ユーザ端末装置10から健康情報の入力を受け付けた入力日時や、ユーザ端末装置10が生体情報検出装置30から取得した体重、ユーザ端末装置10が活動量計測装置20から取得した歩数等が記述される。また、この活動情報記述部562には、この他、ポイント換算部53において換算されたポイント、このポイントを所定期間累積させた累積ポイントや寄付金算出部54において算出された寄付金等が記述される。なお、この活動情報記述部562に記述される情報は、ユーザによる過去の活動状況の照会を可能とするため、相当の期間分(例えば、3ヶ月分等)が蓄積されることとし、相当の期間が経過した後は、格納領域の節減のため順次廃棄されるとするのが望ましい。
【0060】
次に、イベント情報格納部57について、図4を用いて説明する。
図4は、イベント情報格納部57に格納されている情報を説明するための図である。
【0061】
図4に示すように、このイベント情報格納部57には、Webイベントに関する情報、Webイベントのスポンサーに関する情報およびWebイベントの寄付先に関する情報を記述するためのイベント情報テーブル570がWebイベント毎に格納されている。
【0062】
イベント情報テーブル570は、Webイベントの名称や開催期間等のWebイベントに関する情報を記述するためのイベント情報記述部571、スポンサー名称等のWebイベントのスポンサーに関する情報を記述するためのスポンサー情報記述部572および寄付先名称等のWebイベントの寄付先に関する情報を記述するための寄付先情報記述部573等から構成されている。
【0063】
イベント情報記述部571に記述されるWebイベントに関する情報としては、例えば、イベント名称、Webイベントの開催期間を示すイベント期間、ユーザ端末装置10から健康情報を取得する日時や頻度を示す情報収集日、ポイントを集計して寄付金を算出する日時を示す、すなわち上述したポイントを累積させる所定期間を示す集計日、Webイベントへの参加者数を示す参加人数、上記ポイント換算部53における所定の換算式を示すポイント換算率および上記寄付金算出部54における所定の計算式を示す寄付換算率等がある。また、サーバ装置50でイベント情報テーブル570が生成される際に、Webイベントの種類を識別するためのイベントIDが制御部51においてWebイベント毎に割り当てられ、このイベントIDの情報がイベント情報記述部571に記述される。
【0064】
スポンサー情報記述部572に記述されるスポンサーに関する情報としては、例えば、Webイベントのスポンサーとなる企業等の名称を示すスポンサー名称や、そのスポンサーのWebページのアドレスを示すURL、スポンサーを紹介するスポンサー紹介文等があり、寄付先情報記述部573に記述される寄付先に関する情報としては、例えば、スポンサーからの寄付金の提供を受けるWebイベントの寄付先団体等の名称を示す寄付先名称や、その寄付先のWebページのアドレスを示すURL、寄付先団体の活動内容等がある。
【0065】
さらに、アドバイス文格納部58について、図5を用いて説明する。
図5は、アドバイス文格納部58に格納されている情報を説明するための図である。
【0066】
図5に示すように、このアドバイス文格納部58には、アドバイス文を記述するためのアドバイス文テーブル58a〜58cが複数格納されている。
【0067】
このアドバイス文テーブル58a〜58cには、夫々健康状態判定部52から出力される判定結果に適したアドバイス文が記述されている。ここで、判定結果に適したアドバイス文について具体的に説明すると、例えば、ユーザの歩数が急激に増加したり、体重の減り方が過度であったりすればユーザに注意を促す文章とし、例えば、ユーザの歩数がイベント参加ユーザ平均歩数より大きく下回っていると、ユーザに生活習慣改善を励行する文章とする等である。
【0068】
また、アドバイス文は、同一文章のアドバイス文が連続しユーザがマンネリズムに陥ることを避けるため、例えば、同様の健康状態であっても時期毎に異なるようにするのが好ましい。
【0069】
従って、アドバイス文テーブル58aに、良好な判定結果である場合のアドバイス文を時系列に複数記述することとすれば、アドバイス文テーブル58bには、悪い判定結果である場合のアドバイス文を時系列に複数記述することとするように、ユーザの健康状態の良し悪しを複数のクラスに分けて、そのクラス毎にテーブルを作成し、夫々のクラスに適したアドバイス文を時系列に記述するのが好適である。
【0070】
なお、夫々のアドバイス文に、どのクラスに適したアドバイス文で、クラス内で何番目のアドバイス文であるかを識別するためのアドバイス文IDを付して、このアドバイス文IDを、アドバイス文とリンクさせてアドバイス文テーブル58a〜58cに記述することとして、サーバ装置50におけるアドバイス文のサーチ負荷を軽減させると、より好ましい。
【0071】
さらに、アドバイス文テーブル58a〜58cは、健康状態の良否のみならず、ユーザの年令層毎(例えば20歳代向け、50歳代向け等)に作成したり、Webイベント毎に複数作成したりしてもよい。
【0072】
このような構成を備える各装置から構成される健康増進支援システムにおける処理手順について、以下説明する。なお、ここで、各情報の送受信は電子メールによってなされるものとする。
【0073】
図6は、健康増進支援システムにおける処理手順を示すシーケンス図である。
【0074】
まず、ユーザ端末装置10は、ユーザのWebイベントへの参加登録を行なうために、入力部13を介してユーザからユーザ氏名や身長等のユーザプロフィール情報の入力を受け付ける(S10)。このとき、ユーザ端末装置10は、ユーザプロフィール情報の入力と併せて、Webイベント参加時におけるユーザの体重等の生体情報を生体情報検出装置30から取得する。
【0075】
そして、ユーザ端末装置10は、表示部15を介して送信するデータの内容を表示してユーザに知らせた上で、ユーザからの送信指示を入力部13を介して取得し、この指示に基づいて、ユーザのWebイベントへの参加登録申請情報、すなわちイベントエントリに、ユーザプロフィール情報と取得した生体情報とを含めて、サーバ装置50に送信する(S11)。なお、このイベントエントリには、Webイベントのイベント名称等が含まれている。
【0076】
サーバ装置50は、ユーザ端末装置10からイベントエントリを受信すると、個人情報テーブル560を作成し(S12)、イベントエントリに含まれるユーザプロフィール情報等を個人情報テーブル560に記述する。また、サーバ装置50は、ユーザIDを発行して個人情報テーブル560に記述し、ユーザにユーザIDとWebイベントへの参加登録の完了とを知らせる情報を含むエントリ受付をユーザ端末装置10に送信する(S13)。
【0077】
このようにして、本システムにおけるユーザのWebイベントへの参加を受け付ける初期登録が完了する。
【0078】
次に、ユーザ端末装置10は、Webイベント毎に定められた所定期日D1に、活動量計測装置20や生体情報検出装置30から健康情報を取得し(S20)、健康情報とユーザIDとをサーバ装置50に送信する(S21)。なお、この所定期日D1とは、先に述べたイベント情報テーブル570に記述されている情報収集日のうち、本システムへの初期登録を完了した後、最初に迎える日である。すなわち、初期登録日が土曜日で、情報収集日が毎週月曜日とされるWebイベントにおいては、初期登録日の翌々日の月曜日が所定期日D1となる。
【0079】
続いて、サーバ装置50は、ユーザ端末装置10から送信される健康情報とユーザIDとを受信すると、ユーザIDをキーとして、個人情報格納部56に格納されている該当ユーザの個人情報テーブル560を参照し、健康情報を所定の条件式に当てはめてユーザの健康状態を判定する(S22)。また、同じように該当ユーザの個人情報テーブル560を参照し、健康情報を所定の換算式に当てはめてポイント換算を行なう(S23)。このとき、サーバ装置50は、判定した健康状態に適したアドバイス文をアドバイス文格納部58から読み出して健康アドバイス情報を作成し、また、換算したポイントからポイント情報を作成し、これらの情報を電子メール文に加工してユーザ端末装置10に送信する(S24)。
【0080】
ユーザ端末装置10とサーバ装置50は、このような処理動作(S20〜S24)を所定期日D1、D2、D3と所定期日毎に繰り返し、所定期日Dnに以下のような処理動作を行なう。なお、この所定期日Dnとは、先に述べたイベント情報テーブル570に記述されている集計日のことである。
【0081】
サーバ装置50は、所定期日Dnに、上記S20〜S24までの処理動作後、D1〜Dnまでの累積ポイントを所定の計算式に当てはめて寄付金を算出する(S30)。また、サーバ装置50は、ユーザの累積ポイントや寄付金に基づいて、Webイベントにおけるユーザの順位付けをしてランキング評価を行なう(S31)。そして、サーバ装置50は、算出した寄付金から寄付金情報を作成し、また、ランキング評価に基づいて割り出したユーザの順位やランキング表等のランキング情報を作成し、これらの情報をユーザ端末装置10に送信する(S32)。
【0082】
このように、所定期日D1〜Dnを1つのサイクルとして、ユーザ端末装置10とサーバ装置50とは、Webイベントの開催期間が終了するまで、このサイクルで処理動作を繰り返す。
【0083】
ここで、サーバ装置50側の処理動作を、図7を用いてより詳しく説明する。
【0084】
図7は、サーバ装置50における処理手順を示すフロー図である。
【0085】
まず、サーバ装置50は、ネットワーク通信部59を介してユーザ端末装置10から健康情報を含む電子メールを受信する(S40)。
【0086】
ここで、サーバ装置50は、制御部51において、電子メールに含まれるユーザIDをキーとして該当するユーザの個人情報テーブル560を参照して、参加イベントIDを読み出す。そして、この参加イベントIDを参照して、該当するWebイベントのイベント情報テーブル570を参照し、健康情報を受信した日が情報収集日、すなわち所定期日Dであるか否かを判断する(S41)。このとき、健康情報を受信した日が、所定期日Dでない場合またはその当日に既に健康情報を受信している場合等は、サーバ装置50は、制御部51において「情報受付日ではない」または「情報受付済」等をユーザに知らせるための受付エラー情報を生成し、ネットワーク通信部59を介してユーザ端末装置10に送信して(S42)、処理動作を完了する。
【0087】
一方、所定期日Dである場合、サーバ装置50は、健康状態判定部52において健康情報を所定の条件式に当てはめてユーザの健康状態を判定する(S43)。すなわち、取得した健康情報に含まれる活動量情報を歩数とすれば、健康状態判定部52は、この歩数がユーザの年令に応じた1日当たりの適切歩数よりも多いか少ないかを判定する。
【0088】
また、取得した健康情報に含まれる生体情報を体重とすれば、健康状態判定部52は、この体重と前回取得した体重との差異が適切な範囲内にあるか否かを判定する。もしくは、ユーザの身長や年令等から理想体重を算出し、この理想体重に近づいたか遠くなったかを判定したり、現体重と理想体重とから肥満率を割り出し、この肥満率の増減を判定したりすることとしてもよい。このようにして、健康状態判定部52は、ユーザの健康状態を判定し、その判定結果をメッセージ生成部55に出力するとともに、個人情報テーブル560の活動情報記述部562に入力日時等の情報を記述する。なお、この判定結果に、メッセージ生成部55が読み出すべきアドバイス文のアドバイス文IDを含めることとしてもよい。
【0089】
また、この健康状態の判定処理前もしくは処理後またはこの処理と並行して、サーバ装置50は、該当ユーザの個人情報テーブル560を参照し、ポイント換算部53において健康情報を所定の換算式に当てはめてポイント換算を行なう(S44)。すなわち、取得した健康情報に含まれる活動量情報を歩数とすれば、ポイント換算部53は、100の歩数を1ポイントに換算する。また、取得した健康情報に含まれる生体情報を肥満率とすれば、ポイント換算部53は、肥満率1%の減少を1ポイントに換算する。このようにして、ポイント換算部53は、ユーザの日常活動の成果を寄付への貢献度を示すポイントに換算し、その換算結果をポイント情報として、寄付金算出部54とメッセージ生成部55とに出力するとともに、個人情報テーブル560の活動情報記述部562にポイントや累積ポイントの情報を記述する。
【0090】
続いて、メッセージ生成部55は、健康状態判定部52から取得した判定結果に基づいて、アドバイス文をアドバイス文格納部58から読み出し、健康アドバイス情報を生成する(S45)。すなわち、メッセージ生成部55は、判定結果に記述されているアドバイス文IDをキーとして、アドバイス文格納部58に格納されているアドバイス文テーブル58a〜58c中のアドバイス文を読み出して健康アドバイス情報を生成し、電子メール文に加工する。
【0091】
ここで、サーバ装置50は、制御部51において、イベント情報テーブル570を参照し、上記所定期日Dが所定期日Dn、すなわち、Webイベントの集計日に該当するか否かを判断する(S46)。所定期日Dが所定期日Dnでない場合、サーバ装置50は、メッセージ生成部55において、ポイント換算部53から取得したポイント情報を電子メール文に加工し、ネットワーク通信部59を介してポイント情報と健康アドバイス情報とを含む電子メールをユーザ端末装置10に送信する(S47)。その後、サーバ装置50は、所定期日Dnまで、S40〜S47までの処理動作を繰り返す。
【0092】
一方、所定期日Dが所定期日Dnである場合、サーバ装置50は、寄付金算出部54において、個人情報格納部56に格納されている個人情報テーブル560を参照して累積ポイントを読み出し、この累積ポイント情報とポイント換算部53から取得したポイント情報とを合算し、ポイントの累積集計を行なう(S48)。続いて、寄付金算出部54は、ポイント累積集計で得られた値を所定の計算式に当てはめて寄付金算出を行ない(S49)、その集計結果を累積ポイント情報とし、その算出結果を寄付金情報として(これら2つを合せて「集計結果情報」という。)、メッセージ生成部55に出力するとともに、個人情報テーブル560の活動情報記述部562に寄付金の情報を記述する。
【0093】
その後、サーバ装置50は、メッセージ生成部55において、寄付金算出部54から取得した集計結果情報を電子メール文に加工し、ネットワーク通信部59を介して集計結果情報と健康アドバイス情報とを含む電子メールをユーザ端末装置10に送信して(S50)、処理動作を完了する。
【0094】
なお、Webイベントの開催が続く限り、この一連の処理動作(S40〜S50)をサーバ装置50は繰り返すことになる。
【0095】
ところで、これまでにユーザの年令に応じてアドバイス文テーブルを用意したり、健康状態判定部52における所定の条件式について年令別に分けた条件式を用いたりすることに言及しているが、ポイント換算処理においても年令別の換算式を用いる等してポイントを特別に換算することとしてもよい。このような処理を行なう場合のサーバ装置の処理手順について、図を用いて説明することとする。
【0096】
図8は、サーバ装置50における寄付金を決定する処理手順を示すフロー図である。
まず、サーバ装置50は、ネットワーク通信部59を介して活動量情報または生体情報を含む電子メールを取得すると(S70)、先に述べたように、制御部51において、ユーザIDをキーとして該当するユーザの個人情報テーブル560を参照し、ユーザの年令情報を取得する。
【0097】
ここで、制御部51に含まれるポイント換算部53は、取得したユーザの年令情報に基づいて、ポイント特別換算の対象年令であるか否かを判断する(S71)。ここで、ポイント特別換算とは、例えば、60歳以上の高齢ユーザの歩数を、60歳未満のユーザの換算式よりも優遇すること等をいう。
【0098】
このとき、ポイント特別換算の対象年令であれば、ポイント換算部53は、ポイント特別換算式を適用してポイントを換算する(S72)。具体的には、通常の換算式を100歩=1ポイントとすれば、60歩=1ポイントとする等の特別換算式を適用して、活動量情報または生体情報をポイントに換算する。
【0099】
一方、ポイント特別換算の対象年令でなければ、ポイント換算部53は、通常のポイント換算式、上記の例でいえば、100歩=1ポイントとする換算式を適用して、活動量情報または生体情報をポイントに換算する(S73)。
【0100】
この段階で、ポイント換算部53から寄付金算出部54およびメッセージ生成部55にポイント情報を出力することとしてもよいが、年令以外の要素でも特別換算式を適用することを想定して、さらに説明を続ける。
【0101】
次に、ポイント換算部53は、サーバ装置50がユーザ端末装置10から健康情報を含む電子メールを受信した際の日付が、ポイント特別換算の対象日であるか否かを判断する(S74)。ここで、ポイント特別換算の対象日とは、例えば、ユーザの生年月日や体育の日等で、通常の換算式よりも優遇された換算式を適用する日のことである。ここでは、このポイント特別換算の対象日は、Webイベント毎に自由に設定されて、イベント情報テーブル570に記述されるものとし、ポイント換算部53がイベント情報テーブル570を参照して、電子メールの受信日が該当するか否かを判断することとする。
【0102】
このとき、ポイント特別換算の対象日であれば、ポイント換算部53は、上記求めたポイントに、さらにポイント特別換算式を適用してポイントを換算して(S75)、寄付金算出部54およびメッセージ生成部55にポイント情報を出力する。
【0103】
一方、ポイント特別換算の対象日でなければ、ポイント換算部53は、上記求めたポイントをそのままポイント情報として寄付金算出部54およびメッセージ生成部55に出力する。
【0104】
その後、寄付金算出部54は、ポイント換算部53において、上記のように換算されたポイントを所定の寄付金計算式にあてはめて、寄付金を算出し(S76)、寄付先団体等に提供する寄付金を決定する(S77)。
【0105】
このように、ポイントの特別換算ルールを定めておき、これに従ってポイント換算処理をすることで、ユーザに生活習慣の改善を促すための刺激を与えることができる。
【0106】
ここまで、サーバ装置50の処理動作を中心に説明したが、以下に、サーバ装置50から送信される情報のユーザ端末装置10における画面表示例について図9および図10を用いて説明する。
【0107】
図9は、ユーザ端末装置10の第1の画面表示例を示す図であり、図10は、ユーザ端末装置10の第2の画面表示例を示す図である。
【0108】
図9に示すように、ユーザ端末装置10の表示部15に該当する携帯電話機の液晶ディスプレイには、サーバ装置50からの電子メールによる集計結果報告が表示される。
【0109】
第1画面例100は、サーバ装置50からの集計結果報告のトップページを示している。すなわち、Webイベントの名称やユーザ氏名、獲得ポイント数、寄付金額の報告、そしてアドバイス文等が表示されている。
【0110】
ここで、第1画面例100の表示に従って、ユーザ端末装置10の入力部13に該当する携帯電話機の”▲1▼”のキーを押すと、ユーザの体重の推移を示す体重グラフを表示する第2画面例101に切り替わる。一方、携帯電話機の”▲2▼”のキーを押すと、ユーザの日別歩数をグラフ化した歩数グラフを表示する第3画面例102に切り替わり、また、携帯電話機の”▲3▼”のキーを押すと、ユーザのWebイベントにおける順位を表示する第4画面例103に切り替わる。この第2画面例101で表示される体重グラフは、例えば、制御部51が個人情報テーブル560の活動情報記述部562を参照し、前回の集計日の翌日から今回の集計日までの体重を読み出すことによって生成される。
【0111】
また、第3画面例102で表示される歩数グラフも、同様に、制御部51が個人情報テーブル560の活動情報記述部562を参照して前回の集計日の翌日から今回の集計日までの歩数を読み出すことによって生成される。さらに、第4画面例103で表示される順位表は、例えば、制御部51が、イベントIDに基づいて、そのイベントの参加ユーザを個人情報テーブル560を参照することで検索し、夫々の参加ユーザに関する個人情報テーブル560の活動情報記述部562を参照して、所定の要素(例えば、累積ポイント)の数値で順位付けを行なうことによって生成される。
【0112】
このように、ユーザ端末装置10の表示部15において、自らの健康増進を図る活動の成果をユーザに示すことによって、ユーザに更なる生活習慣の改善の動機付けを与えることができる。また、毎日変化する歩数をグラフ表示し、ユーザが確認できるようにすることで、ユーザにとって生活習慣の改善努力を継続させる励みとなりうる。
【0113】
また、図10に示すように、ユーザ端末装置10の表示部15に該当する携帯電話機の液晶ディスプレイには、サーバ装置50からの電子メールによるWebイベントの月別結果報告が表示される。
【0114】
第5画面例104は、サーバ装置50からの月別結果報告のトップページを示している。すなわち、その月の総歩数および総寄付金額、スポンサー紹介文等が表示されている。この第5画面例104で表示される月別結果報告ページは、例えば、上記第1画面例等と同様に、制御部51が、個人情報テーブル560の活動情報記述部562を参照して当月の歩数や寄付金額を読み出したり、イベント情報格納部570のスポンサー情報記述部572に記述されるスポンサー紹介文を読み出したりすることによって生成される。
【0115】
ここで、第5画面例104の表示に従って、ユーザ端末装置10の入力部13に該当する携帯電話機の”▲1▼”のキーを押すと、Webイベントの月別結果に基づくランキングを表示する第6画面例105に切り替わり、また、携帯電話機の”▲2▼”のキーを押すと、WebイベントのスポンサーのURLにジャンプする。この第6画面例105で表示されるランキング表も、上記第3画面例と同様に、制御部51が、個人情報テーブル560を参照して順位付けを行なうことによって生成される。
【0116】
このように、ユーザ端末装置10の表示部15において、Webイベントにおける上位ランキングやユーザ本人の順位を示すことによって、ユーザに孤独感を与えずに他のユーザとの一体感を持たせるとともにユーザの競争意識を刺激させて、Webイベントの活動をユーザに楽しませることができるので、ユーザに生活習慣を改善させる強い動機付けとなりうる。
【0117】
また、スポンサー紹介文やスポンサー紹介サイトへのリンク情報を示すことによって、効果的にスポンサーとなる企業等のWebサイトへユーザを誘導させることができるので、スポンサーとなる企業等にとっては、高い宣伝効果を期待することができる。
【0118】
このように、本実施の形態1に係る健康増進支援システムによれば、活動量計測装置20や生体情報検出装置30によって測定した健康情報をユーザ端末装置10から送信するだけで、ユーザは手軽に健康情報の管理をすることができる。また、ユーザが健康に配慮して生活習慣の改善の努力をすると、その成果となる活動量や生体情報の良化に応じて、スポンサーから寄付先への寄付金額が決定され、ユーザ個人の寄付への貢献度をユーザに知らせるので、ユーザは、自らの健康増進のための努力の結果が直接的に社会貢献につながることを実感させることができ、生活習慣の改善等を継続的に行なわせしめる強い動機付けを与えることができる。
【0119】
さらに、ネットワーク通信回線を通じてオンラインで健康情報を送信するだけで、本システムの利用が可能であるため、ユーザは、時と場所を選ぶことなくWebイベントの活動をすることができる。そして、ユーザの活動結果に応じたアドバイスをユーザに示すことで、ユーザが寄付金額を増やそうと健康を害する程に過度の活動を抑えるよう忠告したり、より生活習慣改善の努力を励行したりすることができる。なお、ユーザが寄付金額の増加のために過度の活動をすることを防止するために、所定期間における寄付金の上限を設定することとしてもよい。
【0120】
一方、スポンサーにとっては、スポンサー紹介文やスポンサー紹介サイトへのリンク情報がユーザに送信する電子メール文に表示されるので、積極的に健康増進活動を行なうユーザに対する宣伝効果を期待することができる。特に、健康保険を取り扱う企業等がスポンサーとなる場合には、保険契約者に対してWebイベントを提供することによって、企業イメージを高め、解約率の減少を期待することができる他、保険契約者が継続的に健康増進のための努力を行なうことによって、効果的に保険金の支払いリスクを抑えることができるメリットがもたらされる。
【0121】
さらに、活動量計測装置20や生体情報検出装置30と、ユーザ端末装置10とを接続して健康情報の送信を行なうので、ユーザは健康情報を手入力する手間が省かれるとともに、ユーザの意図的な健康情報の偽装を防止することができる。また、ユーザ端末装置10から健康情報をサーバ装置50に向けて送信するので、サーバ管理者にとっても健康情報を手入力する必要が無く、健康情報の誤入力を防ぐことができ、正確なデータに基づいたサービスを提供することができる。
【0122】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る健康増進支援システムについて説明する。
【0123】
本実施の形態2に係る健康増進支援システムは、上記実施の形態1に係る健康増進支援システムと、システム構成において略共通しているが、ユーザが、スポンサーや寄付先を選択して自らが参加するWebイベントを決定することができ、また、寄付する内容が金員に限られず、物品や役務を含めて寄付内容も選択することができる点で、上記実施の形態1と異なる。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する(以下、他の図面についても同様)。
【0124】
図11は、本発明の実施の形態2に係る健康増進支援システムを構成する各装置の機能ブロック図である。
【0125】
図11に示すように、サーバ装置50aは、上記実施の形態1におけるサーバ装置と異なり、スポンサー情報格納部60および寄付先情報格納部61を備える。
【0126】
スポンサー情報格納部60は、スポンサーに関する情報を格納するためのハードディスク等の記憶装置である。このスポンサー情報格納部60については、図を用いて後に詳しく説明する。
【0127】
寄付先情報格納部61は、寄付先団体等の寄付先に関する情報を格納するためのハードディスク等の記憶装置である。この寄付先情報格納部61についても、図を用いて後に詳しく説明する。
【0128】
制御部51aは、上記実施の形態1に係る制御部51と略同一の構成とされるが、スポンサー情報格納部60および寄付先情報格納部61に格納されている情報を参照する等の機能を有する処理部である。
【0129】
ここで、スポンサー情報格納部60について、図12を用いて詳しく説明する。
【0130】
図12は、スポンサー情報格納部60に格納されている情報を説明するための図である。
【0131】
図12に示すように、このスポンサー情報格納部60には、スポンサーのプロフィール情報やスポンサーが提供する寄付の情報等を記述するためのスポンサー情報テーブル600がスポンサー毎に格納されている。
【0132】
スポンサー情報テーブル600は、スポンサーの名称等のプロフィール情報を記述するためのスポンサープロフィール記述部601や、スポンサーが協賛するWebイベントやそのWebイベントに提供する寄付品に関する情報を記述するための寄付提供情報記述部602等から構成されている。
【0133】
スポンサープロフィール記述部601に記述されるプロフィール情報としては、例えば、スポンサー名、スポンサーが協賛しているWebイベントの数を示す参加イベント数、スポンサーのWebページのアドレスを示すURLやスポンサーを紹介するための広告文等がある。また、サーバ装置50aでスポンサー情報テーブル600が生成される際に、スポンサーを識別するためのスポンサーIDが制御部51aにおいてスポンサー毎に割り当てられ、このスポンサーIDの情報がスポンサープロフィール記述部601に記述される。
【0134】
一方、寄付提供情報記述部602に記述されるWebイベントや寄付品に関する情報としては、例えば、イベントID、イベント名、寄付品名等があり、寄付品が複数選択可能である場合には、複数のフィールドが設けられる。また、この寄付提供情報記述部602は、Webイベント毎に設けられ、スポンサーが複数のWebイベントに協賛している場合には、複数の寄付提供情報記述部602がスポンサー情報テーブル600に含められる。
【0135】
続いて、寄付先情報格納部61について、図13を用いて詳しく説明する。
図13は、寄付先情報格納部61に格納されている情報を説明するための図である。
【0136】
図13に示すように、この寄付先情報格納部61には、寄付先のプロフィール情報や寄付される寄付品情報等を記述するための寄付先情報テーブル610が寄付先毎に格納されている。
【0137】
寄付先情報テーブル610は、寄付先団体等の名称等のプロフィール情報を記述するための寄付先プロフィール記述部611や、この寄付先団体等に寄付するWebイベントやそのWebイベントによって提供される寄付品に関する情報を記述するための寄付受付情報612等から構成されている。
【0138】
寄付先プロフィール記述部611に記述されるプロフィール情報としては、例えば、寄付先名称、寄付先団体等のWebページのアドレスを示すURL等がある。また、サーバ装置50aで寄付先情報テーブル610が生成される際に、寄付先を識別するための寄付先IDが制御部51aにおいて寄付先毎に割り当てられ、この寄付先IDの情報が寄付先プロフィール記述部611に記述される。
【0139】
一方、寄付受付情報記述部612に記述されるWebイベントや寄付品に関する情報としては、例えば、イベントID、イベント名、寄付品名等があり、受け付ける寄付品が複数ある場合には、複数のフィールドが設けられる。また、この寄付受付情報記述部612は、上記寄付提供情報記述部602と同様に、Webイベント毎に設けられ、寄付先団体等が複数のWebイベントから寄付の提供を受けている場合には、複数の寄付受付情報記述部612が寄付先情報テーブル610に含められる。
【0140】
サーバ装置50aがこのような構成を備えることで、ユーザ毎にスポンサーが異なる場合や寄付先が異なる場合がある。このような場合に対応するため、上記実施の形態1において図3に示した個人情報テーブル560のユーザプロフィール記述部561に、スポンサーIDの情報および寄付先IDの情報が記述される。また、ユーザ毎に寄付内容が異なる場合もあるので、スポンサーIDの情報および寄付先IDの情報に続くフィールドに寄付品の内容を示す情報が記述される。
【0141】
さらに、Webイベントに複数の寄付内容が設定される場合もあるので、これに対応するために、上記実施の形態1において図4に示したイベント情報テーブル570のイベント情報記述部571に、寄付換算率を示す情報が記述されるフィールドが複数設定される。そして、サーバ装置50aがスポンサー情報格納部60および寄付先情報格納部61を備えており、スポンサー毎にスポンサーIDおよび寄付先毎に寄付先IDが付されているので、上記実施の形態1において図4に示したイベント情報テーブル570のスポンサー情報記述部572および寄付先情報記述部573には、スポンサーIDの情報または寄付先IDの情報のみが記述されていればよい。
【0142】
このように、イベントIDとスポンサーIDと寄付先IDとが各々リンクするように、各テーブルに情報を記述することで、Webイベント、スポンサー、寄付先のいずれから選択してもWebイベントを決定することが可能となる。
【0143】
なお、各テーブルに記述される寄付品に関する情報を参照して、寄付内容から選択してWebイベントを決定することも可能であるが、寄付品の種類が多い場合には、制御部51aにおいて寄付品情報テーブルを生成して、寄付品毎に割り当てた寄付品IDをテーブルに記述し、このテーブルを記憶装置に格納しておくのが好ましい。このような構成を追加して、スポンサー情報テーブル600および寄付先情報テーブル610に記述される寄付品情報に寄付品IDを記述することによって、イベントIDとスポンサーIDと寄付先IDと寄付品IDとを夫々リンクさせることができる。すなわち、サーバ装置50aは、寄付品IDをこの寄付品情報テーブルで参照すれば寄付品情報を得ることができ、各テーブルに記述される寄付品に関する情報を参照する負荷を軽減することができる。
【0144】
このような構成が追加されたサーバ装置50aを備える本実施の形態2に係る健康増進支援システムにおける処理手順について、以下説明する。なお、システム全体の流れやサーバ装置50aの基本的な処理手順は上記実施の形態1と略共通するため、異なる点を主に説明することとする。
【0145】
まず、ユーザが参加するWebイベントを決定するための初期登録段階において、サーバ装置50aは、制御部51aにおいて、CGIを実装したサーバプログラムを実行し、イベント情報格納部57、スポンサー情報格納部60および寄付先情報格納部61を参照する等して、ユーザ端末装置10に参加イベントの選択画面を提供し、ユーザ端末装置10から参加登録申請を受け付ける。
【0146】
この参加イベントの選択画面の例を図14に示す。
【0147】
図14は、ユーザ端末装置10の第3の画面表示例を示す図である。
【0148】
図14に示すように、ユーザ端末装置10の表示部15に該当するパーソナルコンピュータ10aのディスプレイには、サーバ装置50のWebページが表示されており、ユーザ端末装置10を介して、このWebページにアクセスすることで、ユーザはWebイベントへの参加登録申請を行なう。
【0149】
第7画面例106は、サーバ装置50aのWebイベントへの参加登録を受け付けるWebページを示している。この参加登録ページは、寄付先、寄付品、スポンサーまたはWebイベントのいずれから選択してもユーザが参加するWebイベントを決定することができるように、夫々の項目に関してプルダウンメニューが設けられている。
【0150】
なお、第7画面例106では、寄付先から選択して寄付品、スポンサー、Webイベントの順にユーザが参加するWebイベントが決定されている画面を示しているが、順番はこれに限られるものでなく、例えば、Webイベントから選択して参加するWebイベントを決定した後に、選択可能な寄付品等を選択することもできる。
【0151】
このようにして、サーバ装置50aは、ユーザから参加するWebイベントへの参加登録申請を取得し、個人情報テーブル560を生成する等、本システムにおけるユーザのWebイベントへの参加を受け付ける初期登録を完了させる。
【0152】
次に、サーバ装置50aがユーザからの健康情報を受信してポイント換算処理等を行なう段階では、サーバ装置50aは、寄付金算出部54において、個人情報テーブル560やイベント情報テーブル570を参照し所定の計算式を用いて寄付金額または寄付品の個数等を算出する等して、ユーザ端末装置10にWebイベントの結果報告画面を提供する。
【0153】
ここで、この結果報告画面の例を図15に示す。
【0154】
図15は、ユーザ端末装置10の第4の画面表示例を示す図である。
【0155】
図15に示すように、ユーザ端末装置10の表示部15に該当するパーソナルコンピュータ10aのディスプレイには、サーバ装置50のWebページが表示されており、ユーザは、ユーザ端末装置10を介して、例えばユーザIDとパスワードを入力することで、このWebページにアクセスし、Webイベントの結果報告を閲覧することができる。
【0156】
第8画面例107は、サーバ装置50aのWebイベントの結果報告を行なうWebページを示している。この結果報告ページには、例えば、ユーザの当月の総歩数や寄付の結果等を記述する。
【0157】
ここで、第8画面例107の表示に従って、Webページの”1.上位者発表ページ”をマウスのクリック等で選択すると、Webイベントのランキング上位者を表示する第9画面例108を閲覧することができる。さらに、第9画面例108の表示に従って、ユーザ端末装置10の操作を行なうと、ユーザの属する年令層別ランキングを表示するページや前月のランキングを表示するページを閲覧することもできる。これら、第8画面例107および第9画面例に表示される結果報告ページおよびランキング上位者発表ページ等は、上記実施の形態1と同様に、制御部51aが個人情報格納部56、イベント情報格納部57、スポンサー情報格納部60および寄付先情報格納部61を参照し、格納されているテーブルを読み込むことによって生成される。
【0158】
このように、本実施の形態2に係る健康増進支援システムによれば、ユーザ側で寄付内容やスポンサー、寄付先等の選択を可能とすることでユーザにWebイベントへの強い関心を持たせることができるので、より一層、ユーザのWebイベント活動への取り組み、すなわち健康増進のための活動を支援することができる。
【0159】
以上、本発明に係る健康増進支援システムについて、各実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
【0160】
例えば、各実施の形態において、ユーザ端末装置からサーバ装置に送信する情報は、活動量情報と生体情報との両方を送信することとしているが、いずれか一方であってもよい。なお、生活習慣改善の努力を行なっても生体情報の変化に個人差があるので、寄付への貢献度の換算に公平を期するためには、活動量情報を用いることが好ましい。
【0161】
また、体重等の生体情報にあっては、日毎の変化量が少ないので、情報を収集する頻度を週1回や隔週1回等とすることもできる。
【0162】
さらに、上記各実施の形態では、活動量計測装置として、主に歩数計を用いて説明した。これは、本システムのWebイベントに万人が参加できるようにしようとすれば、老若男女を問わず容易に始めることができる健康増進のための活動は、ウォーキングであると考えられるからであるが、心拍数から消費エネルギーを算出したり、加速度計を備えて運動量を算出したりする等、その他の活動量を計測するものであってもよいことはいうまでもない。
【0163】
さらにまた、ユーザ端末装置と活動量計測装置等とのデータ通信は、例えば、赤外線を用いた無線通信等を用いて行なうこととしてもよく、歩数計機能を内蔵させた携帯電話機のように、ユーザ端末装置内に活動量計測装置の機能を内蔵させてもよい。
【0164】
また、上記各実施の形態で説明したWebイベントのポイント換算基準等の規則は、単なる例示に過ぎず、例えば、ユーザが健康増進活動に関する目標値(例えば、体重1kg減)を設定し、達成できた場合にボーナスポイントを贈与する換算式を採用する等してもよい。
【0165】
さらに、上記各実施の形態で例示したアドバイス文は、テキスト形式で作成された文章を主として説明したが、例えば、音声や静止画像や動画像によるアドバイスであったり、テキスト形式で作成された文章と画像等を組み合わせる形態としたりすることもできる。
【0166】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る健康増進支援システムによれば、ユーザの日常生活の活動情報や生体に関する情報を寄付への貢献度に換算して、その換算結果をユーザに提示するので、ユーザに、日常より少し多めに歩く等の簡単な努力が直接的な慈善活動につながることを実感させ、生活習慣の改善努力を継続的に行なわせしめる強い動機付けを与えることができる。
【0167】
また、本システムによれば、従来のイベントのように場所の確保や人件費等のコストをかけることなく、慈善活動を目的としたイベントを開催することができるので、企業等のスポンサーにとっても、効果的な広告宣伝活動を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る健康増進支援システムの全体構成を示す図である。
【図2】健康増進支援システムを構成する各装置の機能ブロック図である。
【図3】個人情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。
【図4】イベント情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。
【図5】アドバイス文格納部に格納されている情報を説明するための図である。
【図6】健康増進支援システムにおける処理手順を示すシーケンス図である。
【図7】サーバ装置における処理手順を示すフロー図である。
【図8】サーバ装置における寄付金を決定する処理手順を示すフロー図である。
【図9】ユーザ端末装置の第1の画面表示例を示す図である。
【図10】ユーザ端末装置の第2の画面表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る健康増進支援システムを構成する各装置の機能ブロック図である。
【図12】スポンサー情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。
【図13】寄付先情報格納部に格納されている情報を説明するための図である。
【図14】ユーザ端末装置の第3の画面表示例を示す図である。
【図15】ユーザ端末装置の第4の画面表示例を示す図である。
【図16】従来技術の保険契約更改システムの全体構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末装置
10a パーソナルコンピュータ
11 制御部
12 入力インターフェース部
13 入力部
14 ネットワーク通信部
15 表示部
20 活動量計測装置
21 制御部
22 活動量計測部
23 出力インターフェース部
30 生体情報検出装置
31 制御部
32 生体状態検出部
40 ネットワーク通信網
50、50a サーバ装置
51、51a 制御部
52 健康状態判定部
53 ポイント換算部
54 寄付金算出部
55 メッセージ生成部
56 個人情報格納部
57 イベント情報格納部
58 アドバイス文格納部
58a〜58c アドバイス文テーブル
59 ネットワーク通信部
60 スポンサー情報格納部
61 寄付先情報格納部
100〜108 第1画面例〜第9画面例
560 個人情報テーブル
561 ユーザプロフィール記述部
562 活動情報記述部
570 イベント情報テーブル
571 イベント情報記述部
572 スポンサー情報記述部
573 寄付先情報記述部
600 スポンサー情報テーブル
601 スポンサープロフィール記述部
602 寄付提供情報記述部
610 寄付先情報テーブル
611 寄付先プロフィール記述部
612 寄付受付情報記述部
901 携帯電話機
902 基地局
903 電話回線網
904 ネットワーク
905 管理サーバ
906 データベース

Claims (32)

  1. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成される健康増進支援システムであって、
    前記ユーザ端末装置は、
    ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する生体情報を取得する健康情報取得手段と、
    前記取得された活動量情報または生体情報を前記サーバ装置に送信する健康情報送信手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末装置から前記活動量情報または生体情報を受信する健康情報受信手段と、
    前記受信した活動量情報または前記受信した生体情報の変化値に基づいて、前記ユーザの健康改善状況を判定する健康情報判定手段と、
    前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を決定する寄付貢献度決定手段とを備える
    ことを特徴とする健康増進支援システム。
  2. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記決定された貢献度を示す情報を含む寄付報告情報を前記ユーザ端末装置に送信する寄付報告送信手段を備え、
    前記ユーザ端末装置は、さらに、
    前記サーバ装置から前記寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する寄付報告提示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の健康増進支援システム。
  3. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記寄付の提供を申し出た者を示す寄付提供者情報を格納するための提供者情報記憶手段を備え、
    前記寄付報告送信手段は、
    前記寄付提供者情報を含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2記載の健康増進支援システム。
  4. 前記サーバ装置は、さらに、
    健康増進を図るための活動に対する助言となるメッセージを格納するための健康アドバイス記憶手段と、
    前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの健康改善状況に適した前記メッセージを選択する健康アドバイス選択手段とを備え、
    前記寄付報告情報送信手段は、
    前記選択されたメッセージを含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の健康増進支援システム。
  5. 前記健康増進支援システムは、さらに、
    ユーザの活動量を計測する活動量計測装置から構成され、
    前記活動量計測装置は、
    ユーザの活動量を計測する活動量計測手段と、
    前記計測した活動量を示す活動量情報を出力する活動量情報出力手段とを備え、
    前記健康情報取得手段は、
    前記活動量計測装置から前記活動量情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  6. 前記活動量情報は、
    ユーザの歩数を示す情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  7. 前記健康増進支援システムは、さらに、
    ユーザの生体の状態を検出する生体状態検出装置から構成され、
    前記生体状態検出装置は、
    ユーザの生体の状態を検出する生体状態検出手段と、
    前記検出した生体の状態を示す生体情報を出力する生体情報出力手段とを備え、
    前記健康情報取得手段は、
    前記生体状態検出装置から前記生体情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  8. 前記生体情報は、
    ユーザの体重、血圧、血糖値、体脂肪率、コレステロール値または尿成分のうち少なくとも1つを示す情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  9. 前記健康増進支援システムは、さらに、
    複数のユーザ端末装置から構成され、
    前記ユーザ端末装置は、さらに、
    ユーザの個人情報の入力を受け付ける個人情報入力手段と、
    前記入力された個人情報を前記サーバ装置に送信する個人情報送信手段とを備え、
    前記サーバ装置は、さらに、
    前記ユーザ端末装置から前記個人情報を受信する個人情報受信手段と、
    前記受信した個人情報に基づいてユーザを識別するためのユーザIDを発行するユーザID付与手段と、
    前記発行されたユーザIDと前記個人情報とを格納するための個人情報記憶手段と、
    前記発行されたユーザIDをユーザ端末装置に送信するユーザID送信手段とを備え、
    前記健康情報送信手段は、
    前記サーバ装置から受信したユーザIDを含む前記活動量情報または生体情報を送信し、
    前記健康情報受信手段は、
    前記ユーザIDに基づいて、いずれのユーザに関する活動量情報または生体情報であるかを判断し、
    前記健康情報判定手段は、
    前記判断に基づいて、ユーザの健康改善状況を判定する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  10. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記寄付貢献度決定手段が決定した前記寄付における貢献度をユーザ毎に集計して前記貢献度の順位付けを行なう貢献度順位付け手段を備え、
    前記寄付報告送信手段は、
    前記行なわれた順位付けの結果を示す情報を含む寄付報告情報を前記ユーザ端末装置に送信する
    ことを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  11. 前記寄付貢献度決定手段は、
    前記個人情報記憶手段に格納されているユーザの前記個人情報に応じて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を変更する
    ことを特徴とする請求項9または10記載の健康増進支援システム。
  12. 前記サーバ装置は、さらに、
    寄付の提供を申し出た寄付提供者が複数存在する場合に、前記複数の寄付提供者のうち一の寄付提供者を選択するための提供者選択情報をユーザ端末装置を介してユーザに提示する提供者選択情報提示手段と、
    前記ユーザ端末装置を介して前記ユーザから前記一の寄付提供者の選択を受け付ける提供者選択受付手段とを備え、
    前記寄付貢献度決定手段は、
    前記選択された前記寄付提供者にかかる寄付について前記貢献度を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  13. 前記サーバ装置は、さらに、
    寄付の提供を受ける寄付先が複数存在する場合に、前記複数の寄付先のうち一の寄付先を選択するための寄付先選択情報をユーザ端末装置を介してユーザに提示する寄付先選択情報提示手段と、
    前記ユーザ端末装置を介して前記ユーザから前記一の寄付先の選択を受け付ける寄付先選択受付手段とを備え、
    前記寄付貢献度決定手段は、
    前記選択された前記寄付先にかかる寄付について前記貢献度を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  14. 前記サーバ装置は、さらに、
    提供される寄付の内容が複数存在する場合に、前記複数の寄付内容のうち一の寄付内容を選択するための寄付内容選択情報をユーザ端末装置を介してユーザに提示する寄付内容選択情報提示手段と、
    前記ユーザ端末装置を介して前記ユーザから前記一の寄付内容の選択を受け付ける寄付内容選択受付手段とを備え、
    前記寄付貢献度決定手段は、
    前記選択された前記寄付内容にかかる寄付について前記貢献度を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  15. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記寄付提供者と前記寄付先と前記寄付内容との組み合わせである寄付イベントが複数存在する場合に、前記複数の寄付イベントのうち一の寄付イベントを選択するための寄付イベント選択情報をユーザ端末装置を介してユーザに提示する寄付イベント選択提供情報提示手段と、
    前記ユーザ端末装置を介して前記ユーザから前記一の寄付イベントの選択を受け付ける寄付イベント選択受付手段とを備え、
    前記寄付貢献度決定手段は、
    前記選択された前記寄付イベントにかかる寄付について前記貢献度を決定することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の健康増進支援システム。
  16. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成される健康増進支援システムにおけるサーバ装置であって、
    前記サーバ装置は、
    前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置から、ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する情報を受信する健康情報受信手段と、
    前記受信した活動量情報または前記受信した生体情報の変化値に基づいて、前記ユーザの健康改善状況を判定する健康情報判定手段と、
    前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を決定する寄付貢献度決定手段とを備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
  17. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記決定された貢献度を示す情報を含む寄付報告情報を前記ユーザ端末装置に送信する寄付報告送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項16記載のサーバ装置。
  18. 前記サーバ装置は、さらに、
    前記寄付の提供を申し出た者を示す寄付提供者情報を格納するための提供者情報記憶手段を備え、
    前記寄付報告送信手段は、
    前記寄付提供者情報を含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項17記載のサーバ装置。
  19. 前記サーバ装置は、さらに、
    健康増進を図るための活動に対する助言となるメッセージを格納するための健康アドバイス記憶手段と、
    前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの健康改善状況に適した前記メッセージを選択する健康アドバイス選択手段とを備え、
    前記寄付報告情報送信手段は、
    前記選択されたメッセージを含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項17または18記載のサーバ装置。
  20. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成される健康増進支援システムにおけるユーザ端末装置であって、
    前記ユーザ端末装置は、
    ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する生体情報を取得する健康情報取得手段と、
    前記取得された活動量情報または生体情報を前記サーバ装置に送信する健康情報送信手段と、
    前記サーバ装置からユーザの前記寄付における貢献度を示す情報を含む寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する寄付報告提示手段とを備える
    ことを特徴とするユーザ端末装置。
  21. 前記寄付報告提示手段は、
    前記サーバ装置から前記寄付の提供を申し出た寄付提供者を示す寄付提供者情報を含む寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項20記載のユーザ端末装置。
  22. 前記寄付報告提示手段は、
    前記サーバ装置からユーザの健康改善状況に応じて選択された健康増進を図るための活動に対する助言となるメッセージを含む寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項21または22記載のユーザ端末装置。
  23. 前記健康情報取得手段は、
    ユーザの活動量を計測する活動量計測装置から前記活動量情報を取得する
    ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載のユーザ端末装置。
  24. 前記健康情報取得手段は、
    ユーザの生体の状態を検出する生体状態検出装置から前記生体情報を取得することを特徴とする請求項20〜23のいずれか1項に記載のユーザ端末装置。
  25. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成されるシステムにおける健康増進支援方法であって、
    前記ユーザ端末装置において、
    ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する生体情報を取得する健康情報取得ステップと、
    前記健康情報取得ステップにおいて取得された活動量情報または生体情報を前記サーバ装置に送信する健康情報送信ステップとを含み、
    前記サーバ装置において、
    前記健康情報送信ステップにおいて送信された前記活動量情報または生体情報を受信する健康情報受信ステップと、
    前記健康情報受信ステップにおいて受信した活動量情報または前記受信した生体情報の変化値に基づいて、前記ユーザの健康改善状況を判定する健康情報判定ステップと、
    前記健康情報判定ステップにおいて判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を決定する寄付貢献度決定ステップとを含む
    ことを特徴とする健康増進支援方法。
  26. 前記サーバ装置において、さらに、
    前記寄付貢献度決定ステップにおいて決定された貢献度を示す情報を含む寄付報告情報を前記ユーザ端末装置に送信する寄付報告送信ステップを含み、
    前記ユーザ端末装置において、さらに、
    前記寄付報告送信ステップにおいて送信された前記寄付報告情報を受信し、これを前記ユーザに提示する寄付報告提示ステップを含む
    ことを特徴とする請求項25記載の健康増進支援方法。
  27. 前記サーバ装置において、さらに、
    前記寄付の提供を申し出た者を示す寄付提供者情報を保持する提供者情報保持ステップを含み、
    前記寄付報告送信ステップにおいて、
    前記提供者情報保持ステップにおいて保持されている寄付提供者情報を読み出し、当該寄付提供者情報を含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項26記載の健康増進支援方法。
  28. 前記サーバ装置において、さらに、
    健康増進を図るための活動に対する助言となるメッセージを保持する健康アドバイス保持ステップと、
    前記健康情報判定ステップにおいて判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの健康改善状況に適した前記メッセージを、前記健康アドバイス保持ステップにおいて保持されているメッセージの中から選択して読み出す健康アドバイス選択ステップとを含み、
    前記寄付報告情報送信ステップにおいて、
    前記健康アドバイス選択ステップにおいて選択されたメッセージを含む前記寄付報告情報を送信する
    ことを特徴とする請求項26または27記載の健康増進支援方法。
  29. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成されるシステムにおけるサーバ装置のためのプログラムであって、
    請求項25〜28のいずれか1項に記載の前記サーバ装置におけるステップを前記サーバ装置に実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  30. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定するサーバ装置と、前記サーバ装置とネットワークを介して接続されたユーザ端末装置とから構成されるシステムにおけるユーザ端末装置のためのプログラムであって、
    請求項25または26に記載の前記ユーザ端末装置におけるステップを前記ユーザ端末装置に実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  31. 健康増進を図るための活動の成果に基づいて、寄付の提供を申し出た寄付提供者から寄付の提供を受ける寄付先に寄付される寄付内容を決定する健康増進支援装置であって、
    ユーザの活動量を示す活動量情報またはユーザの生体に関する生体情報を取得する健康情報取得手段と、
    前記取得された活動量または前記取得された生体情報の変化値に基づいて、前記ユーザの健康改善状況を判定する健康情報判定手段と、
    前記判定された健康改善状況に基づいて、前記ユーザの前記寄付における貢献度を決定する寄付貢献度決定手段とを備える
    ことを特徴とする健康増進支援装置。
  32. 前記健康増進支援装置は、さらに、
    前記決定された貢献度を示す情報をユーザに提示する寄付報告提示手段を備える
    ことを特徴とする請求項31記載の健康増進支援装置。
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