JP2004314117A - 円筒状圧力容器とその加工方法及び加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】へら絞り加工機の回転軸の一端の駆動チャック12bによって鋼鉄製のパイプ材2’をチャックし、パイプ材2’をその軸線回りに回転させると共に、加圧手段13によってパイプ材2’に対してその軸線方向に圧縮力を付加した状態で、パイプ材2’の外周面を絞り手段14で押圧しつつ軸線方向に移動させることにより、パイプ材2’の一部に縮径肥肉化部2b’を形成する。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒状圧力容器とその加工方法及び加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
消火器は、約1MPaの圧縮ガスを消火薬剤噴射用の圧力源として使用するため、図11の如く、金属製、特に鋼鉄製の円筒状圧力容器としての消火器容器31を備えている。消火器容器31の上端開口縁に形成した口金部31aには、圧漏れ防止用のゴム製パッキン32を装着したバルブ操作部33をユニオンキャップ34によって取付けてある。消火器容器31の口金部31aの外周面に形成した螺子山(図示略)には、消火器内の圧縮ガスによる負荷がバルブ操作部33及びユニオンキャップ34を介して作用する。このため、消防法では、上記負荷に耐え得る螺子山を形成できるように、口金部31aの有効肉厚(円筒状胴部の内径が120mm未満の場合は1.0mm以上、円筒状胴部の内径が120mm以上の場合は1.2mm以上)を規定している。
【0003】
図11の消火器容器31は、図12(A)の如く、所定厚に形成した口金部31aと、鋼板をプレス加工により絞り成形した天板31bと、鋼板をロール加工すると共に縦溶接Aにより円筒状に形成した胴部31cと、鋼板をプレス加工により絞り成形した底板31dとからなり、胴部31cの両端開口部に天板31b及び底板31dを溶着すると共に、天板31bの鏡面部を打ち抜いてその孔31eの周縁部に口金部31aを溶着したものである。
【0004】
また、従来の消火器容器には、図12(B)(C)の如く、3つの鋼鉄製の部材で構成したものもある。図12(B)の消火器容器は、胴部31cの両端開口部に、口金部31aを一体に成形した天板31bと底板31dとを溶着したものである(例えば特許文献1参照)。図12(C)の消火器容器は、所定厚に形成した口金部31aと、鋼板をプレス加工により深絞り成形した上側部材31f及び下側部材31gとからなり、上側部材31f及び下側部材31gの開口端部を突き合わせて溶着すると共に、上側部材31fの鏡面部を打ち抜いてその孔31eの周縁部に口金部31aを溶着したものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−267161号公報(図1B参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
消火器容器を製造するに際しては、従来から溶接工程中に溶接不良による圧漏れが発生するという問題があった。図12(A)の消火器容器の製造中に発生した溶接不良による圧漏れの件数を調べたところ、100,000本中907本(約0.9%)に圧漏れが見られた。図12(A)の消火器容器の各溶接箇所A〜Dの圧漏れ件数を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】
表1から、図12(A)の消火器容器で発生した圧漏れの約96%が、胴部31cの縦溶接A又は天板31b及び胴部31cの突合せ溶接Bのいずれかで発生していることが分かる。胴部31cの縦溶接Aの圧漏れは、その殆どが縦溶接Aの上下端部で発生している。胴部31cの縦溶接Aの上下端部で溶接不良が多いのは、鋼板から胴部31cを形成するときと、胴部31cに天板31b及び底板31dを接合するときの2度に渡って溶接しているために、その近傍の溶接箇所と比較して溶接による変形度合が大きくなっているからである。天板31b及び胴部31cの突合せ溶接Bの圧漏れは、図11の如く、天板31b及び胴部31cの肉厚差が原因になっている。天板31bが胴部31cよりも厚いのは、絞り成形により展延した天板31bの鏡面部、特にその孔31eの周縁部を口金部31aの有効肉厚に対応して所定厚に形成するために、口金部31aよりも肉厚の鋼板から天板31bを成形する一方で、消火器容器の軽量化を図るために薄い鋼板から胴部31cを成形しているからである。
【0009】
図12(B)の消火器容器は、同図(A)の消火器容器の円周溶接Dがないものであるが、表1の如く円周溶接Dの圧漏れ件数が少ないことから、同図(A)の消火器容器と比較しても圧漏れ発生率に大差がない。同図(C)の消火器容器は、最も圧漏れし易い縦溶接Aがないので、同図(A)(B)の消火器容器と比較して圧漏れ発生率が低くなる。しかし、同図(C)の消火器容器は、上側部材31fの鏡部31eを口金部31aに対応した厚さに形成するために、同図(A)(B)の天板31bとなる鋼板よりも肉厚の鋼板から上側部材31fを成形しているので、同図(A)(B)のものと比較して肉厚部分が多いために重くなるという問題があった。
【0010】
また、鋼鉄製以外の消火器容器、例えば樹脂製やアルミ製の消火器容器には、溶接箇所が一箇所のものや溶接箇所がないものもあった。これらの消火器容器には、軽量で、かつ、溶接不良により圧漏れが発生し難い(発生しない)という利点がある反面、耐久性が低く、しかも製造コストが嵩むという問題があった。
【0011】
本発明はかかる課題に鑑み創案するに至ったものであって、その目的は、軽量で、かつ、溶接不良による圧漏れが発生し難い鋼鉄製の円筒状圧力容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る円筒状圧力容器の加工方法は、円筒状胴部の下端部から口金部までを一体に成形した容器本体と、該容器本体の下端開口部を閉塞する底板との2部材を接合してなる鋼鉄製の円筒状圧力容器の加工方法であって、へら絞り加工機の回転軸の一端のチャックによって鋼鉄製のパイプ材をチャックし、前記パイプ材をその軸線回りに回転させると共に、前記パイプ材に対してその軸線方向に圧縮力を付加した状態で、前記パイプ材の外周面を絞り手段で押圧しつつ軸線方向に移動させることにより、前記パイプ材の一部に前記容器本体の口金部となる縮径肥肉化部を形成するようにしている。
【0013】
本発明によれば、円筒状胴部の下端部から口金部までを一体に成形した容器本体をパイプ材から成形しているので、従来のものと比較して溶接の少ない鋼鉄製の円筒状圧力容器を製造できる。特に図12(A)(B)に示す胴部31cの縦溶接Aと、天板31b及び胴部31cの突合せ溶接Bとを省いているので、溶接不良による圧漏れを大幅に低減できる。パイプ材としては、縦溶接Aの不要なシームレス管が最適であるが、コスト面を考慮すると縦溶接Aの上下端部の溶接不良が少ない電縫溶接管でも構わない。
【0014】
円筒状圧力容器の軽量化は、その大部分を占める容器本体を所要の耐圧力が得られる範囲内で薄く形成することにより達成できるが、その際、容器本体の口金部の有効肉厚に留意する必要がある。一般的なプレス加工やへら絞り加工によって、金属材料を塑性変形させると、当該変形部分が展延して薄くなる。本発明では、パイプ材の軸線方向に圧縮力を付加しつつへら絞り加工しているので、パイプ材の変形部分、即ち縮径部分は、展延による強度の低下及び上記圧縮力の加圧断面積の狭小化によって、単位断面積当りの上記圧縮力が非加工部分よりも大きくなるために、軸線方向に圧縮されて短くなる。パイプ材の圧縮分の肉は、パイプ材の縮径部分から非加工部分へ逃げないようにパイプ材の外周面を絞り手段で押圧しつつ軸線方向に移動させることにより、パイプ材の縮径部分の内部で分散する。これによりパイプ材の一部に容器本体の口金部となる縮径肥肉化部を形成できる。この場合、パイプ材の非加工部分が容器本体の円筒状胴部になるから、加工前のパイプ材として所要の耐圧性が得られる範囲内で薄いものを使用することにより、円筒状圧力容器の軽量化を図ることができる。容器本体の口金部の厚さは、パイプ材の圧縮長を変更することにより適宜設定でき、パイプ材が薄くてもその圧縮長を長くすることで口金部の有効肉厚を確保できる。
【0015】
また、前記パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状に対応した形状を有するコア部材を予め前記パイプ材の内径に嵌合させた状態で前記縮径肥肉化部を形成すると、パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状を所期の形状に加工することができる。さらに、前記パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状に対応した形状を有するコア部材を2個一組で前記パイプ材の中央部に対向状態で嵌合させた状態で前記縮径肥肉化部を形成すると共に、該縮径肥肉化部の中央部でパイプ材を切断すると、同時に2個の容器本体を作製することもできる。なお、コア部材の形状は、2個一組で、2個の円筒状容器の口金部を突き合せた状態の内面形状と同形状になればよく、2個のコア部材が相違する形状であっても構わない。
【0016】
本発明に係る円筒状圧力容器の加工装置は、鋼鉄製のパイプ材をチャックで固定すると共に前記チャックと同期してその軸線回りに回転させる回転駆動手段と、前記パイプ材の軸線方向に圧縮力を付加する加圧手段と、前記パイプ材の軸線方向に絞り手段を移動させつつパイプ材の外周面を押圧する絞り手段とを備えたことを特徴とし、上記の加工方法を使用してパイプ材の一部に縮径肥肉化部を形成するものである。
【0017】
本発明に係る円筒状圧力容器は、円筒状胴部の一端開口縁を上記の加工方法によって縮径肥肉化すると共に、前記縮径肥肉化部の外周面にキャップ部材を螺装する雄ねじを形成したもので、従来の円筒状圧力容器よりも軽量でかつ溶接不良が少なくなっている。なお、上記キャップ部材は、円筒状圧力容器の口金部に螺装するものをいい、例えば円筒状圧力容器が消火器容器である場合にはバルブ操作部である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る円筒状圧力容器とその加工方法及び加工装置について説明する。なお、本実施形態では、円筒状圧力容器として消火器容器を用いて説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る加工方法を使用して製造した鋼鉄製の消火器容器1を備えた消火器を例示している。この消火器容器1は、同図の如く、円筒状胴部2aの下端部からその上端開口縁の口金部2bまでを一体に成形した容器本体2と、容器本体2の下端開口部に嵌合する底板3とからなり、容器本体2に底板3を嵌合させた状態で円周溶接により接合してある。容器本体2は、口金部2bを有効肉厚(円筒状胴部の内径が120mm未満の場合は1.0mm以上、円筒状胴部の内径が120mm以上の場合は1.2mm以上)で、かつ、円筒状胴部2aよりも肉厚に形成してある。底板3は、鋼板をプレス加工又はへら絞り加工などの周知の加工方法により所定形状に成形したものである。
【0020】
図2は、本発明に係る加工方法を使用した加工装置11を例示している。この加工装置11は、鋼鉄製のパイプ材2’をその軸線回りに回転駆動する回転駆動手段12と、パイプ材2’の軸線方向に圧縮力を付加する加圧手段13と、パイプ材2’の外周面を押圧して縮径肥肉化させる絞り手段14と、パイプ材2’を切断する切断手段15(図9参照)とを備え、鋼鉄製のパイプ材2’から2個の容器本体2を同時に成形するものである。
【0021】
回転駆動手段12は、ベース17の片端上面部に立設した固定支柱12aの内側面に設けた図示外の回転軸に駆動チャック12bを設けたものである。駆動チャック12bは、パイプ材2’の片端部を把持固定すると共にその軸線回りに回転駆動し、パイプ材2’を同期して回転させる。駆動チャック12bの端面には、コア部材18を脱着可能に取付けてある。
【0022】
加圧手段13は、固定支柱12aと対向してベース17上に立設した可動支柱13aの内側面に従動チャック13bを設けたものである。可動支柱13aは、固定支柱12aと接近離間する直線運動要素である。従動チャック13bの端面には、パイプ材2’に嵌入させるコア部材19を脱着可能に取付けてある。従動チャック13bは、パイプ材2’の端部にコア部材19を嵌入してその端面をパイプ材2’の端部に接触させ、パイプ材2’を介して伝達される駆動チャック12bの駆動力によって回転する。
【0023】
コア部材18,19は、同一軸線上に配設され、2個一組で、図1に示す容器本体2を2個用意し、各々の口金部2bを突き合せた状態の内面形状に対応した形状に形成してある。具体的には、コア部材18は、容器本体2の円筒状胴部2aから口金部2bの根元部分に至る内面形状に対応した形状になっており、コア部材19は、2個の容器本体2の口金部2bを突き合せた状態で一方の容器本体2の口金部2bの根元部分から他方の容器本体2の円筒状胴部2aの下端部に至る内面形状に対応した形状になっている。また、コア部材18の先端面には、コア部材19の先端部に突設した凸部19aを嵌入するための凹部18aを穿設してある。
【0024】
絞り手段14は、パイプ材2’の軸線直交方向及び軸線方向に移動しつつパイプ材2’の外周面を押圧するスピニングローラで、パイプ材2’の軸線方向との角度を任意の角度に変更可能になっている。
【0025】
切断手段15は、図9の如く、パイプ材2’の外周面を軸線直交方向に押圧する切断バイトである。
【0026】
次に、図3乃至図9を参照しつつ本発明に係る円筒状容器の加工方法を使用して消火器容器を製造する工程について説明する。
【0027】
まず、図3の如く、パイプ材2’をその片端開口部から回転駆動手段12の駆動チャック12bに取付けたコア部材18に嵌入すると共に駆動チャック12bによってパイプ材2’の片端部を把持固定する。この状態から加圧手段13を駆動して回転駆動手段12に接近させ、図4の如く、加圧手段13の従動チャック13bに取付けたコア部材19をパイプ材2’の他端開口部に嵌入すると共に、従動チャック13bの端面をパイプ材2’の他端部に接触させる。図4の状態では、パイプ材2’の開口端部が駆動チャック12b及び従動チャック13bの端面に接触しているが、コア部材19の凸部19aは、その先端部がコア部材18の凹部18aに嵌入しているだけである。このため、コア部材18の先端部とコア部材19の凸部19aの根元部分との間に間隔d0が設けられている。この状態で、更に可動支柱13aを回転駆動手段12側へ駆動すると、パイプ材2’の軸芯方向に圧縮力を付加することができる。
【0028】
図5及び図6は、パイプ材2’の縮径肥肉化工程を示している。図5の如く、回転駆動手段12によりパイプ材2’をその軸線回りに回転させると共に加圧手段13によりパイプ材2’の軸芯方向に圧縮力を付加した状態で、絞り手段14をパイプ材2’の軸線直交方向に往復動させてパイプ材2’の外周面中央部を叩くことによりパイプ材2’の中央部を窪ませて粗加工する。次に、図6の如く、絞り手段14をパイプ材2’の軸線方向に往復動させつつパイプ材2’の外周面を押圧する。これにより、図7の如く、パイプ材2’の中央部に縮径肥肉化部2b’を形成できる。
【0029】
図5及び図6の工程では、パイプ材2’の中央部は、縮径した際に展延するから、当該縮径部分の強度が低下する。また、パイプ材2’の縮径部分に作用する単位断面積当りの圧縮力は、非加工部分2a’よりも大きくなる。これによりパイプ材2’の縮径部分が軸芯方向に圧縮され、図4乃至図7に示す如く、コア部材18の先端部とコア部材19の凸部19aの根元部分との間の間隔がd0→d1→d2→d3の順に徐々に狭まっていく。図5及び図6の工程で、パイプ材2’の圧縮分の肉は、パイプ材2’の縮径部分の範囲内で分散する。その結果、当該縮径部分が、図7の如く、パイプ材2’の非加工部分2a’よりも肉厚の縮径肥肉化部2b’となる。縮径肥肉化部2b’は、その中央部が最も肉厚で、非加工部分2a’に近付くにつれて徐々に薄くなっている。これは、縮径肥肉化部2b’の中央部で上記圧縮力がパイプ材2’の軸芯方向に最も大きく作用するからである。また、縮径肥肉化部2b’の厚さは、パイプ材2’の圧縮長(d0−d3)を変更することにより適宜設定でき、パイプ材2’が薄くても前記圧縮長を長くすることで縮径肥肉化部2b’を肉厚に形成できる。
【0030】
なお、図6の工程では、絞り手段14の移動方向及び位置によって押圧力を適宜変更しても構わない。例えば絞り手段14がパイプ材2’の外側から中央部に向かって移動するときはパイプ材2’を強く押圧し、かつ、パイプ材2’の中央部から外側へ移動するときは弱く押圧することで、縮径肥肉化部2b’の中央部の肥肉化を促進でき、またこの逆の動作により縮径肥肉化部2b’の中央部の過厚分を分散させることもできる。これによりパイプ材2’の縮径肥肉化部2b’の外形状を所期の形状に形成することができる。パイプ材2’の内形状は、コア部材18,19の形状によって定まるから、パイプ材2’の縮径肥肉化部2b’の外形状を所期の形状に形成することで、当該縮径肥肉化部2b’を所期の肉厚に形成できる。
【0031】
また、図7の縮径肥肉化工程が終了した段階で、コア部材18の先端部とコア部材19の凸部19aの根元部分との間に間隔d3(例えば数mm程度)を開けておくことで、縮径肥肉化工程が終了するまでの間中、パイプ材2’に圧縮力を付加し続けることができる。なお、縮径肥肉化工程の終了時にコア部材18の先端部とコア部材19の凸部19aの根元部分との間の間隔をなくすようにしても構わない。
【0032】
図8及び図9は、パイプ材2’の切断工程を示している。パイプ材2’の回転を停止させた状態で、図8の如く、可動支柱13aを固定支柱12aから離間させ、コア部材18の先端部とコア部材19の凸部19aの根元部分との間に間隔d4を開ける。この間隔d4は、縮径肥肉化部2b’の長さの1/2以上である。これにより縮径肥肉化部2b’の中央部に中空部20を設けることができる。そして、図9の如く、回転駆動手段12によりパイプ材2’を回転させた状態で、切断手段16をパイプ材2’の縮径肥肉化部2b’の中央部に接触させてパイプ材2’を切断する。
【0033】
上記の各工程を経て、同時に2個の容器本体2を成形することができる。そして、各容器本体2を加工装置11から取り外し、円筒状胴部2a側の開口端部に、図1の如く、底板3を円周溶接により接合する工程と、口金部2bの外周部に雄ねじを形成する工程と、口金部2bの端部、即ちパイプ材2’の切断面を研磨して面取りする工程とを経て消火器容器1が出来上がる。
【0034】
以上、本発明の一実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば上記実施形態では、回転駆動手段12をベース17上に固定したものを示したが、回転駆動手段12を加圧手段13と同様の直線運動要素としても構わない。この場合、回転駆動手段12も加圧手段の構成要素となり、パイプ材2’に対して圧縮力を左右対称に作用させることができる。これにより同時に加工した2個の容器本体2の形状誤差を低減させることができる。
【0035】
また、上記実施形態では、加圧手段13の従動チャック13bに駆動機構を設けていないが、従動チャック13bにパイプ材2’の把持機構及び駆動機構を設けても構わない。この場合、パイプ材2’を切断して2個の容器本体2に分けた後であっても、駆動チャック12b及び従動チャック13bによって各容器本体2を把持固定すると共にその軸線回りに回転させることができる。これにより、パイプ材2’の切断工程の後に続けて容器本体2の切断面の面取り工程を行なえる。
【0036】
また、上記実施形態では、パイプ材2’を切断したのち、口金部2bにねじ切り加工を施したが、図10の如く、パイプ材2’を切断する前に縮径肥肉化部2b’のねじ切り工程を行なっても構わない。ねじ切り工程は、回転駆動手段12によりパイプ材2’を回転させた状態で、パイプ材2’の縮径肥肉化部2b’の外周面をねじ切り手段16で押圧しつつねじ切り手段16をパイプ材2’の軸線方向に移動させて、縮径肥肉化部2b’に雄ねじを形成する。ねじ切り手段16は、図10の如く、パイプ材2’の外周面を軸線直交方向に押圧するねじ切りバイトである。この場合、切断工程で切断する縮径肥肉化部2b’の中央部には、雄ねじを形成する必要はない。
【0037】
また、上記実施形態では、コア部材18,19を容器本体2の内面形状に対応した形状に形成したものを挙げて説明したが、コア部材18,19は、少なくとも容器本体2の円筒状胴部2aの上端から口金部2bに至る部分、即ち縮径肥肉化加工を施した部分の内面形状に対応したものであればよく、容器本体2の円筒状胴部2aに対応する部分の形状については、円筒状胴部2aの内径よりも小径であっても構わない。
【0038】
また、上記実施形態では、異なる形状のコア部材18,19を挙げて説明したが、これらは同一形状であっても構わない。この場合、コア部材18,19をパイプ材2’の軸線方向に進退自在に構成することで、パイプ材2’を切断する際に縮径肥肉化部2b’の中央部に中空部20を形成できる。
【0039】
なお、本実施形態では、円筒状圧力容器として消火器容器を挙げて説明したが、円筒状圧力容器としては、圧縮ガスを封入したガスボンベもある。
【0040】
【発明の効果】
本発明の加工方法は前述の如く、容器本体の円筒状胴部の下端部から口金部までを溶接なしで一体に成形したので、該容器本体と底板の円周溶接のみで鋼鉄製の円筒状圧力容器を製造できる。すなわち、従来の製造方法と比較して溶接箇所が少なくなるから、円筒状圧力容器の溶接不良による圧漏れを低減でき、しかもその美観を向上させることができる。
【0041】
鋼鉄製のパイプ材をその軸線回りに回転させると共に、パイプ材に対してその軸線方向に圧縮力を付加した状態で、パイプ材の外周面を絞り手段で押圧しつつ軸線方向に移動させたので、パイプ材の一部に縮径肥肉化部を形成できる。これによりパイプ材の非加工部分を円筒状胴部とし、かつ、縮径肥肉化部を口金部とする円筒状圧力容器の容器本体を形成でき、縮径肥肉化部がパイプ材の非加工部分よりも肉厚であることから、容器本体の口金部の有効肉厚を確保しつつ円筒状胴部を薄く形成できる。このように円筒状圧力容器の大部分を占める容器本体を軽量にすることができるから、軽量な円筒状圧力容器を提供可能になる。
【0042】
パイプ材の縮径肥肉化部は、その内面形状をコア部材の外形状によって定めることができる。また、縮径肥肉化部の外形状は、パイプ材の軸線方向に付加した圧縮力や絞り手段の押圧力により所期の形状に形成できる。
【0043】
パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状に対応した形状を有するコア部材を2個一組でパイプ材の中央部に対向状態で嵌合させた状態で縮径肥肉化部を形成することにより、2個の容器本体を同時に加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加工方法を使用して製造した消火器容器を例示する縦断面図である。
【図2】本発明に係る加工方法を使用した加工装置を例示する模式図である。
【図3】パイプ材を回転駆動手段に取付ける工程を示す模式図である。
【図4】パイプ材を回転駆動手段に取付けた状態を示す模式図である。
【図5】パイプ材の縮径肥肉化工程の粗加工を示す模式図である。
【図6】パイプ材の縮径肥肉化工程の仕上げ加工を示す模式図である。
【図7】パイプ材の縮径肥肉化部を示す縦断面図である。
【図8】パイプ材のねじ切り工程を示す模式図である。
【図9】パイプ材の切断工程を示す模式図である。
【図10】パイプ材の切断工程を示す模式図である。
【図11】従来の消火器容器を例示する縦断面図である。
【図12】(A)は、図11の消火器容器の加工方法を例示する模式図で、(B)及び(C)は、他の加工方法を示す模式図である。
【符号の説明】
1 消火器容器
2 容器本体
2a 円筒状胴部
2b 口金部
2’ パイプ材
2b’ 縮径肥肉化部
3 底板
11 加工装置
12 回転駆動手段
12b 駆動チャック
13 加圧手段
13b 従動チャック
14 絞り手段
15 切断手段
18,19 コア部材
Claims (5)
- 円筒状胴部の下端部から口金部までを一体に成形した容器本体と、該容器本体の下端開口部を閉塞する底板との2部材を接合してなる鋼鉄製の円筒状圧力容器の加工方法であって、へら絞り加工機の回転軸の一端のチャックによって鋼鉄製のパイプ材をチャックし、前記パイプ材をその軸線回りに回転させると共に、前記パイプ材に対してその軸線方向に圧縮力を付加した状態で、前記パイプ材の外周面を絞り手段で押圧しつつ軸線方向に移動させることにより、前記パイプ材の一部に前記容器本体の口金部となる縮径肥肉化部を形成するようにしたことを特徴とする円筒状圧力容器の加工方法。
- 前記パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状に対応した形状を有するコア部材を予め前記パイプ材の内径に嵌合させた状態で前記縮径肥肉化部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の円筒状圧力容器の加工方法。
- 前記パイプ材の縮径肥肉化部の内面形状に対応した形状を有するコア部材を2個一組で前記パイプ材の中央部に対向状態で嵌合させた状態で前記縮径肥肉化部を形成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の円筒状圧力容器の加工方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の加工方法を使用した円筒状圧力容器の加工装置であって、鋼鉄製のパイプ材をチャックで固定すると共に前記チャックと同期してその軸線回りに回転させる回転駆動手段と、前記パイプ材の軸線方向に圧縮力を付加する加圧手段と、前記パイプ材の軸線方向に移動しつつパイプ材の外周面を押圧する絞り手段とを備えたことを特徴とする円筒状圧力容器の加工装置。
- 円筒状胴部の一端開口縁を請求項1〜4のいずれかに記載の加工方法によって縮径肥肉化すると共に、前記縮径肥肉化部の外周面にキャップ部材を螺装する雄ねじを形成したことを特徴とする円筒状圧力容器。
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