JP2004310983A - 磁気ディスク装置のディフェクト処理方法,記録媒体及び磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置のディフェクト処理方法,記録媒体及び磁気ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ディフェクト検査にかかる時間を短縮し,またデータゾーンの容量の減少を抑える。
【解決手段】 本発明にかかる磁気ディスク装置のディフェクト処理方法は,ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した方法であって,欠陥を含むトラックに対してデータゾーンを割当てる段階(ステップS1006)と,データゾーンをディフェクトとして処理する段階(ステップS1008)とを含むことを特徴とする。データゾーンは,例えば少なくともそのデータゾーンの記録周波数及びトラック当りのセクタ数を含む情報を有するゾーンマップ上で欠陥ゾーンとして処理される。
【選択図】 図10

Description

本発明は,例えばハードディスクドライブ(単に「HDD」ともいう)のようにディスクに対してヘッドにより情報(データ)の記録および/または再生を行う磁気ディスク装置のディフェクト(Defect)処理方法(欠陥処理方法)に係り,特に欠陥の位置が事前に分っている場合に適したディフェクト処理方法,記録媒体及び磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置例えばHDDでの一般的なヘッド移動方法は,ステッピングモータを使用する方式とボイスコイルを利用する方式とに区分できる。このうちステッピングモータを使用する方式は,主にフレキシブルHDDで使われる方式であって,ステッピングモータを通じてヘッドを移動させる方式である。これに対して,ボイスコイルを利用する方式は,サーボ信号というディスク上に記録された特殊目的の信号によってヘッドを移動させる方式である。
また,HDDの中には,ディスクの一断面(フラッター)全体をサーボ信号のために使用し,この信号を読取るための別途のヘッドを設けているものがある。このような方式を専用サーボ信号方式という。さらに一般化された方式としてはサーボ信号挿し込み方式がある。このサーボ信号挿し込み方式は,サーボ信号をデータと同様にディスクのトラック上に記録してHDDにある全てのフラッターがデータ保存場所で使用できるようにしたものである。したがって,サーボ信号挿し込み方式でのヘッドは,データだけでなくサーボ信号までも読取らなければならない。
上記ボイスコイル方式は,ヘッドをステッピングモータ方式より正確にアクセスさせるため,アクセス時間も短縮できる。特に,上記ボイスコイル方式にサーボ信号挿し込み方式を適用した場合には,リアルタイムでオフトラックの修正が可能であるだけでなく,ディスクの活用度も高い。
サーボ信号挿し込み方式の場合,HDDの生産工程でサーボライト工程を通じてディスク上にサーボ信号を記録する。サーボライト工程において,サーボ信号は例えば専用のサーボライタという装備を通じて記録されるか,またはHDD自体によって記録される。
従来は,ディスクの外周(Outer Diameter:OD)方向から内周(Inner Diameter:ID)方向にあるいはID方向からOD方向,すなわち単方向にヘッドを移動させつつサーボ信号を記録していたが,最近ではスキュー角による影響を考慮してディスクの中間(スキュー角が0となる地点)でサーボ信号を記録する方向を異ならせる,すなわち両方向にサーボ信号を記録する方式が採られている。
ところが,このような両方向サーボ信号記録方式においては,サーボライタの精度の制限によってスキュー角が0となる地点が正確に認識されないため,必然的にサーボ信号を記録する方向が替えられる付近では,サーボ信号が重畳される領域(以下,重畳記録領域という)が発生する。このような重畳記録領域ではサーボデータが正常に記録されないという問題点がある。
このため,従来のディフェクト処理方法では,サーボ信号を記録する方向が替えられるトラックを中心にデータゾーンを分割し,重畳記録領域を分割して隣接されたデータゾーンに割当て,データゾーンの領域であって重畳記録領域に当たるだけの領域をトラックディフェクトとして処理する方式を使用している。
特開2001−189062号公報 特開平6−119717号公報 特開平8−235780号公報 特開平10−134516号公報 特開平11−66709号公報 特開2000−105980号公報 特開2000−293954号公報 特開2001−195836号公報
しかしながら,このような方式によれば,HDDの製造工程中のディフェクト検査工程で,重畳記録領域を一々確認しなければならないので,ディフェクト検査に長時間がかかるという問題点があった。
また,重畳記録領域に隣接した一方側のデータゾーンには重畳記録領域の一部をスペア領域に割当ててそのスペア領域をディフェクトとして処理するため,それだけデータゾーンのディフェクト処理容量が減るとともに,重畳記録領域に隣接した他方側のデータゾーンには重畳記録領域の一部をデータ領域に割当ててそのデータ領域をディフェクトとして処理するため,それだけデータゾーンの容量が減るという問題点もあった。
このように,欠陥として処理しなければならないトラックディフェクトの数は,記録密度が高まるほど増加するため,既存のスペア領域では補償できなくなる可能性も高い。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,ディフェクト検査にかかる時間を短縮することができ,またデータゾーンの容量の減少を抑えることができる磁気ディスク装置のディフェクト処理方法,記録媒体及び磁気ディスク装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法であって,前記欠陥を含むトラックに対してデータゾーンを割当てる段階と,前記データゾーンをディフェクトとして処理する段階とを含むことを特徴とする磁気ディスク装置のディフェクト処理方法が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって,前記ディフェクト処理方法は,前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して別途のデータゾーンを割当てる段階と,前記トラック周囲の所定トラックに対して割当てられたデータゾーンをディフェクトとして処理する段階とを有することを特徴とする記録媒体が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,ディスクと,前記ディスクを回転させるスピンドルモータと,前記ディスクに対して情報を記録および/または再生するヘッドと,前記ヘッドを移動させるボイスコイルモータと,前記ボイスコイルモータを制御して,前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して別途のデータゾーンを割当て,前記欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して割当てられたデータゾーンをディフェクトとして処理するプロセスを実行するコントローラとを備えることを特徴とする磁気ディスク装置が提供される。
上記第1〜第3の観点におけるデータゾーンは,例えば少なくともそのデータゾーンの記録周波数及びトラック当りのセクタ数を含む情報を有するゾーンマップ上で欠陥ゾーンとして処理される。
上記課題を解決するために,本発明の第4の観点によれば,ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法において,前記ディスク上でデータゾーンを設定する段階と,前記各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てる段階とを含むことを特徴とする磁気ディスク装置のディフェクト処理方法が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の第5の観点によれば,ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって,前記ディフェクト処理方法は,前記ディスク上でデータゾーンを設定する段階と,前記各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てる段階とを含むことを特徴とする記録媒体が提供される。
上記課題を解決するために,本発明の第6の観点によれば,ディスクと,前記ディスクを回転させるスピンドルモータと,前記ディスクに対して情報を記録および/または再生するヘッドと,前記ヘッドを移動させるボイスコイルモータと,前記ボイスコイルモータを制御して,前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てるプロセスを実行するコントローラとを備えることを特徴とする磁気ディスク装置が提供される。
また,上記第4〜第6の観点におけるゾーンマップは,磁気ディスク装置のコントローラによってアクセスされる不揮発性メモリに保存するようにしてもよく,ディスクのメンテナンスシリンダに記録するようにしてもよい。
本発明によれば,欠陥領域の位置が事前に分っている場合に,その欠陥領域をゾーンマップ上で予め処理することにより,ディフェクト検出工程で欠陥領域に対してディフェクト検出処理を行わなくても済む。これにより,ディフェクト検出工程のための時間を大幅に節減することができる。
また,欠陥領域をスペア領域のディフェクトとして処理してデータゾーンの欠陥許容能力を減らす代わりに,欠陥の位置が事前に分っているトラックの周辺を一つの新しいデータゾーンに割当てて,その部分に使用者が接近できないようにすることによって,データゾーンのディフェクト許容能力を最大限保存する効果を奏することができる。
また,欠陥領域にはデータトラックを割当てないようにすることによって,欠陥領域ではいかなるデータアクセスも発生しなくなるようにすることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず,本発明の第1の実施形態ついて図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では欠陥領域を別途のデータゾーンに設定して,これを欠陥ゾーンとして処理することにより,欠陥領域に使用者を接近させないようにしたものである。
図1は,HDDでディスクの円形トラック,サーボ領域及びデータ領域を示す図である。ディスクは,T1ないしTnで表示される複数の同心円型のトラックで構成され,それぞれのトラックにはS1〜Skで表示されるサーボ領域とD1〜Dkで表示されるデータ領域とが含まれる。サーボ領域にはサーボ信号が記録される。サーボ信号とは,ディスク上にデータを書込み又は読取するためにヘッドの位置を認識できる信号をいう。
図2は,図1に示されたサーボ領域に記録されるサーボ信号の例を簡略に示す図面である。サーボ信号は,通常サーボ同期信号,サーボアドレスマーク(Servo Address Mark:SAM),インデックス,グレイコード,そしてバースト信号A,B,C,Dで構成される。サーボ同期信号は,SAMを認識できるように一定の周波数を有する信号であり,サーボ領域の第一部分に記録される。SAMは,データ領域では発生できない特殊なパターンで構成され,SAMが検出された時点をサーボ制御の基準時点とする。
グレイコードは,ディスク上でトラックの位置を表すためのコードであり,バースト信号A,B,C,Dはトラック内でヘッドの位置を表すための信号である。このようにサーボ信号は,ディスク上でヘッドの位置を制御するための重要な情報であり,トラック探索及びトラック追従時に利用される情報であるため,サーボ情報が損傷される場合にはディスクドライブが正常的に動作できなくなる。
図3は,ディスク表面でのヘッドの移動軌跡を示すディスクの平面図である。ディスクに記録されるサーボ情報は,ピボット302を中心に動くアクチュエータ300の端部に備えられたヘッド304によって記録される。アクチュエータ300は,ヘッド304をヘッド軌跡306に沿ってディスク上で動かせる。
この時,ヘッドの位置によってヘッド−アクチュエータの延長線308とトラックの接線とがなす角度,いわゆるスキュー角が異なり,スキュー角の影響によりヘッドによって記録される情報の記録断面が変わる。
図4A,図4Bは,サーボ情報の記録時にギャップイレーズフィールドが隣接トラックに及ぼす影響を図式的に示すものである。一般に,ヘッドはデータを記録するための磁気誘導型のヘッド(記録ヘッド)と,データを読取るための磁気抵抗(MR:Magneto−Resistive)ヘッド(読取ヘッド)とで構成される。記録モードでは,図4A,図4Bに示すように,磁気誘導型ヘッドのポール1とポール2の間に磁場を形成してディスクを磁化させる。
ところが,ポール1とポール2の間に磁場が形成されると,図4A,図4Bに示すように付加的に願わないギャップイレーズフィールドが生成されてしまう。これは高密度記録装置でTPI(Track Per Inch,記録密度を示す単位)が高まるにつれて隣接したトラックに大きな影響を及ぼす。
サーボライト工程は,一般に,ディスクのODのトラック番号0からディスクのIDの最後のトラック番号まで順次にトラック番号(トラック番号に相当)を増加させつつサーボ情報をディスクに記録する。しかしながら,ヘッドがOD,MD(Middle Diameter),そしてIDに位置することによって,各々ポジティブスキュー,ゼロスキュー,そしてネガティブスキューを有する。
具体的には図4Bに示すように,ODからスキュー‘0’の方向にN番目トラックにサーボ情報を記録する場合には,ヘッドはポジティブスキューを有し,付加的に生成されたギャップイレーズフィールドがN+1トラックに影響を及ぼす。しかしながら,まだN+1番目トラックにサーボ情報が記録されておらず,N番目トラックにサーボ情報を記録した後にN+1番目トラックにサーボ情報を記録するので,ODからスキュー‘0’の地点まではギャップイレーズフィールドが隣接フィールドのサーボ情報に影響を及ぼさない。
ところが,図4Aに示すように,スキュー‘0’を過ぎつつ,ヘッドはネガティブスキューを有し始める。これは,ギャップイレーズフィールドがN番目トラックのサーボ情報を記録している時,N−1番目トラックに記録したサーボ情報に影響を及ぼす。
このように,ギャップイレーズフィールドの影響は,既に書込まれた信号の幅を狭くする結果をもたらすため,スキュー‘0’以後のトラックでは,スキュー‘0’以前のトラックに比してサーボ信号のサイズは急減される。このようなサーボ信号のサイズ減少は,ノイズに敏感になり,A/D変換時に誤ったトラック値またはPES(Position
Error Signal)値に変換されて正常的なサーボ制御動作を実行できなくなる問題点があった。
このような問題点を改善するための技術としては,例えば上記特許文献1に「ディスク記憶装置及びサーボデータ記録方法」が記載されている。この技術はギャップイレーズフィールドの影響を少なく受けさせるためにID側またはOD側の一側で半径方向にサーボ情報を記録し,記録するヘッドのスキューがほぼ‘0’となる中間領域でサーボ情報を記録する方向が替えられてID側またはOD側の他の方向から半径方向にサーボ情報を記録するものである。
図5は,上記特許部券1に開示された両方向サーボ信号記録方法を概略的に示すフローチャートである。サーボ情報記録モードが実行されると,ステップS502にてディスクのODの最小番号‘0’トラックにヘッドを移動させる。次いで,ステップS504にてディスクのODの最小番号‘0’トラックからスキュー‘0’トラック方向にトラック番号を順次に増加させつつサーボ情報を記録する。
続いて,ステップS506にてサーボ情報をODからスキュー‘0’方向に順次に記録しつつ,ヘッドが位置する現在のトラックがスキュー‘0+1’トラック(スキュー‘0’トラックの次のトラック)に到達されるかを判断する。これはODのトラック番号‘0’からスキュー‘0’トラックまでサーボ情報の記録を完了したか否かを判断するためである。
上記ステップS506にてヘッドがスキュー‘0+1’トラックに到達されていないと判断した場合は,ステップS504の処理に戻る。こうして,トラックを順次に増やしつつサーボ情報を記録し続ける。そして,ステップS506にてヘッドがスキュー‘0+1’トラックに到達されたと判断した場合は,ステップS508にてヘッドをディスクIDの最後の番号(最大番号)のトラックに移動させる。
次に,ステップS510にてIDのトラックの最大番号からスキュー‘0’方向にトラック番号を減少させつつサーボ情報を記録する。そして,ステップS512にてサーボ情報をIDからスキュー‘0’方向に記録しつつ,現在のトラック位置がスキュー‘0’トラックに到達されているかを判断する。これはIDの最大番号のトラックからスキュー‘0+1’トラックまでサーボ情報の記録を完了したか否かを判断するためである。
上記ステップS512にてヘッドがスキュー‘0’トラックに到達されていないと判断した場合は,ステップS510の処理に戻る。こうして,トラック番号を順次に減少させつつサーボ情報を記録し続ける。そして,ステップS512にてヘッドがスキュー‘0’トラックに到達されたと判断した場合は,すべてのトラックにサーボ情報を記録したことになるので,ステップS514にてサーボ情報の記録を終了する。
上記特許文献1の発明では,図5に示すような方法によってギャップイレーズフィールドによる隣接トラックの影響を最小化させることができる。
しかしながら,上記特許文献1に開示された技術によれば,図6に示すようにサーボトラックライタの精度によってサーボデータを記録する方向が替えられる中間領域のトラック(例えば図6に示すXトラックとYトラックの間のトラック)にサーボデータが重畳されて書込まれる現象が発生する。このような重畳記録領域ではサーボデータが正常に記録されないという問題があった。
図7は,両方向サーボ記録方法に適用された従来のディフェクト処理方法を示すフローチャートであって,本出願人によって出願された未公開の韓国特許出願2002−49427号(出願日2002.8.21)に開示されたものである。この発明では,上述したような両方向サーボ信号記録方法で必然的に発生する重畳記録領域による問題を解決するために,HDD製造工程においてディフェクト検査及び処理工程を実施する。
具体的には,図7に示すようにディフェクト処理を実行する前に,ステップS702にて例えば図5に示すフローチャートのような方法によってトラックにサーボ情報を記録する。次いで,ステップS704にてサーボ情報の記録を完了した後に,ヘッドをトラック番号‘0’に移動させる。
ステップS704の過程でヘッドをトラック番号‘0’に移動させた後に,ステップS706にてトラック番号を増加させつつ記録されたサーボ情報の異常有無を検査する。このようなトラックに記録されたサーボ情報の異常有無は,例えばグレイコード,SAM,バースト情報が正常的であるか否かによって判断する。
上記ステップS706による検査にて,記録されたサーボ情報に異常が発生したと判断した場合は,ステップS710にてサーボ情報エラー(異常)が発生したトラックがスキュー‘0’を表すトラックから一定距離にあるトラック(例えば図6に示すXトラックまたはYトラック)に該当するか否かを判断する。ここで,一定距離は例えばHDDの精度を勘案して決定する。特にヘッドを移動させるプッシュピンの精度及びMRスキューを勘案して決定する。
上記ステップS710にて,XまたはYトラックでサーボ情報エラーが発生したと判断した場合は,過度に上書きされた場合に該当するので,ステップS702に戻り,再び図5に示すフローチャートのような方法によってサーボ情報記録を実行する。
これに対して,ステップS710にて,サーボ情報エラーが発生したトラックがXまたはYトラックでないと判断した場合には,ステップS506にてサーボ情報エラーが発生したトラックをディフェクト処理する。
また,上記ステップS708にて当該トラックでサーボ情報に異常が発生していないと判断した場合には,ステップS714にてトラック番号を増加させる。そして,ステップS716にて最後のトラックまでサーボ情報の検査を終了か否かを判断し,検査を終了したと判断した場合は,ステップS718にてトラックX〜Yをトラックディフェクトとして処理する。これは重畳記録領域が存在すればトラック情報が非線形的に増加し,重畳記録領域で短距離のシーク動作時にサーボ制御器が推定したトラックと現在位置したトラック間に大きい誤差が発生するので,正常的なシーク動作を行えなくなることを防止するためである。すなわち,一定距離以上にシーク動作を行えば,推定したトラックと現在トラックとの誤差を補償する余裕時間を有しうるように適切な距離のX,Yを選択してトラックディフェクトとして処理する。
この時,処理したトラックディフェクトが同じデータゾーンに位置すれば,他のデータゾーンと比較してBPI(Bit Per Inch,記録密度)を均等に配分し難いので,スキュー‘0’トラックをデータゾーンの境界に位置させてトラックディフェクトを二つのデータゾーンに分散させて管理させる。
以上のようなサーボ情報検査によって,スキュー‘0’トラックから一定距離にあるトラックに記録されたサーボ情報に異常が発生する場合には,重畳記録領域が設計規格を超過したケースに該当するので,サーボトラックライトを再び実行する。これに対して,スキュー‘0’トラックから一定距離にあるトラックに記録されたサーボ情報に異常が発生していない場合にはスキュー‘0’トラックから一定距離以内のトラックをトラックディフェクトとして処理する。
しかしながら,図7に示すようなディフェクト処理方式によれば,重畳記録領域を一々確認しなければならないため,HDDの製造工程でディフェクト検査のための時間が相当多くかかるという問題がある。
さらに,重畳記録領域を隣接したデータゾーンのスペア領域及びデータ領域に割当て,当該スペア領域及びデータ領域をディフェクトとして処理するため,それだけデータゾーンのディフェクト処理容量が少なくなるか,またはデータ容量が少なくなるという問題もある。
ところで,HDDにおけるディスクは,フレキシブルディスクなどとは異なり,ディスク全体領域が均等な記録密度を有しうるように,幾つかの円形領域に分けられ,ディスクの中心から遠ざかるほどさらに高い周波数でデータが記録されるようになっている。このように分けられたそれぞれの領域をゾーンとし,各ゾーンごとにそのゾーンだけの記録周波数及びトラック当りセクタ数のような多様な情報を有させる。このような情報を含めてゾーンマップという。
一方,HDD製造工程ではディスクにあるディフェクトを予め捜し出し,この位置を使用者が利用できないようにすることによって,ディフェクトのないHDDを提供する過程がある。これをディフェクト検出過程と称する。このようなディフェクト検出及び処理については,例えば特許文献2〜8に開示されているものがある。この過程で検出されたディフェクトを補完するために各ゾーンごとに余裕領域を持たせる。
図8A及び図8Bは,ディスク上のゾーン及びスペア領域を使用する方式を図式的に示す図である。スペア領域は,2種のうち何れか一つとして使われる。一つは図8Aに示されたようなゾーン別のスペア領域であり,他の一つは図8Bに示されたようなトラック別スペア領域である。
ゾーン別スペア領域とは,例えば同心円型トラックを半径方向に幾つかの領域(ゾーン)に分割し,各ゾーンごとに図8Aの斜線部分で示すようなスペア領域である。したがって,この場合のスペア領域は複数のトラックで構成され,アクセスの容易性のために各ゾーンで最もID側にあるトラックに設定される。
また,トラック別スペア領域は,トラックごとに図8Bの斜線部分で示すようなスペア領域である。したがって,この場合のスペア領域は複数のセクタで構成され,トラックごとに設定される。
一方,ディフェクト処理方式は,2種に大別されうる。一つはスリップ方式であり,他の一つは再割当方式である。スリップ方式は,HDD製造工程で検出されたディフェクトを処理する方式であって,ディフェクト発生時にディフェクトされたセクタすぐ後にあるセクタからスペア領域までアドレスを一つずつスリップしてディフェクトされたセクタをアクセスしないようにする。
また,再割当方式は,出荷されたHDDを使用する途中に発生したディフェクトを処理する方式であって,ディフェクト発生時にディフェクトされたセクタをスペアトラックに位置したスペアセクタに代置してディフェクトされたセクタをアクセスしないようにする。
図9は,スリップ方式を図式的に表す図であって,同図上側のものはスリップ発生前の状態を示し,同図下側のものはスリップ発生後の状態を示す。図9の上側において,実際には同心円のトラックを直線上に繰り広げて示したものであり,D0−D701はデータセクタを表し,S0−S8はスペアセクタを表す。また,連続される一連番号はセクタがすぐ傍に隣接していることを表す。
図9の上側のものにおいて,斜線部分のディフェクトされたセクタD1は,スペア領域のスペアセクタによって代置されなければならない。スリップ方式においてディフェクトされたセクタD1は,次のような過程を通じて代置される。
1)先ずディフェクトされたセクタD1は,隣接したセクタD2によって代置され,D2にはD1のアドレスが割当てられる。
2)次にD2は,再び隣接したセクタD3によって代置され,D3にはD2のアドレスが割当てられる。このような方式をデータ領域の全てのセクタに対して行う。
3)そしてデータ領域での隣接したセクタによる代置の結果,データ領域の最後には割当てるセクタがこれ以上なくなる。これにより,データ領域の最後のセクタD701は,スペア領域の一番目セクタS1によって代置される。
図9の下側のものは,スリップが発生した後の状態を示す。図9の下側のものにおいて,データ領域に黒いブロックで表示されたセクタは,ディフェクト処理されたセクタであって,それがこれ以上使われないことを意味する。また,図9における矢印は,ディフェクトされたセクタD1が隣接したセクタD2によって代置され,D2はD1のアドレスによってアクセスされることを意味する。
このようなスリップ方式においては,ディフェクされたセクタがあってもセクタが連続的に位置するので,一度のシーク動作で全てのセクタをアクセスできる。そして,各ゾーンでスペア領域容量を超えるディフェクトが検出される場合,ドライブ自体を不良として処理する。
このようなディフェクト検出は,実際には色々な段階の細部的な工程で構成されるが,もし前段階のディフェクト検出でディフェクトが多く発見された場合は,前段階の工程に行きつつディフェクトを収容できる余裕領域が減り,結局,ゾーン別余裕領域を超える程度にディフェクトが多くなれば,HDD自体を不良品として処理することになる。
特に,両方向サーボ記録方式によって発生する重畳記録領域のサイズは,記録ヘッドと読取ヘッド間の距離とヘッドの位置に依存するMRスキューとが記録密度に比べて相対的に大きくなるほど多くなるため,ディスクの記録密度が高まるほど多数のトラックをディフェクトとして処理しなければならない。
図10は,本発明の第1の実施形態にかかるディフェクト処理方法を示すフローチャートである。本実施形態にかかるディフェクト処理を実行する前に,ステップS1002にてトラックにサーボ情報を記録する。この時,ディスク全体領域でサーボトラック番号は連続的に設定される。
次に,ステップS1004にてディスクを複数のデータゾーンに分割する。この時,ディスク全体領域でサーボトラック及びデータトラック番号は連続的に設定される。次いでステップS1006にて欠陥領域を新しいゾーンに割当てる。
具体的に,欠陥の位置を事前に知っているトラックを中心にID側及びOD側に所定領域を欠陥領域として見なし,この領域を一つのデータゾーンに割当てる。この欠陥領域は,欠陥の位置が事前に分っているトラックを中心にID方向及びOD方向に所定領域を割当てる時,当該トラックでのMRスキュー及びサーボライタの精度を考慮して機械的に予め決定される。
図11A及び図11Bは,各々図10に示されたステップS1004及びステップS1006の各々でのデータゾーンの分割結果を示す図である。図11Aにおいて,ディスクは,複数のデータゾーンに分割され,NゾーンとMゾーンとは欠陥の位置を事前に分っているトラックを中心に分割される。実際には,欠陥の位置が事前に分っているトラックが分割されたゾーンのうち何れか一つに含まれていてもよいが,ゾーン間の記録密度(BPI)の均衡を考慮して,欠陥の位置が事前に分っているトラックを中心にデータゾーンを分割することが望ましい。図11Bにおいて,欠陥の位置が事前に分っているトラックを含む欠陥領域を新しいデータゾーン(Lゾーン)に割当てる。すなわち,Lゾーンは,欠陥領域となる。
ステップS1008にて,上記のように欠陥領域に割当てられたデータゾーン(図11BのLゾーン)をディフェクトとして処理する。すなわち,欠陥領域を使用者が接近できないように欠陥ゾーンとして処理する。具体的には,欠陥ゾーンのLBA(Logical Block Address)数を0に設定することによってホストが欠陥ゾーンをアクセスしないようにする。
ここで,ディフェクト処理は,ゾーンマップ上で処理されるものであるため,ディフェクト検出工程で欠陥ゾーン(図11BのLゾーン,斜線部分)に対して何らの措置もする必要がない。したがって,ディフェクト検出工程にかかる時間をそれだけ減らすことができる。
本発明では,上記韓国特許出願2002−49427号のように欠陥領域をスペア領域のディフェクトとして処理してデータゾーンの欠陥許容能力を減らす代わりに,欠陥の位置を事前に知っているトラックの周辺を一つの新しいデータゾーンに割当て,使用者が接近できないようにすることによって,ゾーン別スペア領域は他のディフェクト検出段階で検出されたディフェクトのために使用可能にする。すなわち,本発明の第1の実施形態にかかるディフェクト処理方法は,欠陥の位置が事前にわかっていれば,ゾーン別スペア領域を使用しないようにするものである。
このような第1の実施形態によれば,ゾーンマップ上で欠陥領域を予めディフェクトとして処理するため,ディフェクト検出工程で欠陥領域に対してディフェクト検出処理を行なわない。従って,ディフェクト検出工程のための時間を大きく節減することができる。
次に,本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態では上述したように欠陥領域を別途のデータゾーンに設定して,これを欠陥ゾーンとして処理するのに対して,第2の実施形態では,欠陥領域にデータトラックを割当てないことにより,欠陥領域に使用者を接近させないようにしたものである。
図12は,第2の実施形態にかかるディフェクト処理方法の第2実施例を示すフローチャートである。
第2の実施形態にかかるディフェクト処理方法としては,図12に示すように先ずディフェクト処理を実行する前に,ステップS1202にてディスクにサーボ情報を記録する。この時,ディスク全体領域でサーボトラック及びデータトラック番号は連続的に設定される。次に,ステップS1204にてディスクを複数のデータゾーンに分割する。次いで,ステップS1206にて重畳記録領域にはデータトラック番号を割当てないようにゾーンマップを作成する。
具体的には,欠陥の位置が事前に分っているトラックを中心にID側及びOD側に所定領域を欠陥領域として見なし,この領域ではデータトラックが設定されないようにゾーンマップに記録する。欠陥領域は,欠陥の位置が事前に分っているトラックを中心にID方向及びOD方向に所定領域を割当てる時,当該トラックでのMRスキュー及びサーボライタの精度を考慮して機械的に予め決定される。
図13は,図12に示すステップS1206における欠陥ゾーン処理方法を図式的に示すものである。図13において,ST1,ST2,...,ST19で表示されるものはサーボトラックであり,DT1,DT2,...,DT10で表示されるものはデータトラックである。
第2の実施形態では,図13に示すように欠陥領域にはデータトラックが割当てられないようにする。その結果,欠陥領域のサーボトラックが使われなくなり,また欠陥領域ではいかなるデータアクセスも発生しなくなる。
図13に示すように,ST1〜ST9とDT1〜DT6とが対応し,ST14〜ST19とDT10〜DT15とが対応する。また,欠陥領域に存在する欠陥トラックであるST10〜ST13には,何らのデータトラック番号も割当てられない。
このようなセクタトラック番号とデータトラック番号との相関関係は,ゾーンマップに記録される。ゾーンマップは,例えばHDDのコントローラによってアクセスされるROMのような不揮発性メモリなどの記録媒体に保存されたり,ディスク上のメンテナンスシリンダに記録されたりして参照される。メンテナンスシリンダは,通常,ディスクOD側の一番目シリンダである。
このように,第2の実施形態では,ゾーンマップ上で欠陥領域にデータトラックを割当てないようにして欠陥領域がアクセスされないようにする。
このような第2の実形態によれば,ゾーンマップ上で欠陥領域にデータトラックを割当てないようにするため,ディフェクト検出工程で欠陥領域に対してディフェクト検出処理が行われない。従って,ディフェクト検出工程のための時間を大きく短縮することができる。
次に,本発明にかかるディフェクト処理方法を適用可能な磁気ディスク装置として例えばハードディスクドライブ(HDD)の例を図14を参照しながら説明する。図14は,本発明にかかるHDD10の構成を示す図である。HDD10は,スピンドルモータ14によって回転される少なくとも一つの磁気ディスク(単に「ディスク」ともいう)12を有する。HDD10は,ディスク表面18に隣接されるように配設したヘッド16も有する。
ヘッド16は,それぞれのディスク12の磁界を感知し,磁化させることによって,回転するディスク12に対して情報を記録および/または読取(再生)できる。典型的には,ヘッド16は各ディスク表面18に結合されている。図14においては,単一のヘッド16について示しているが,実際には例えばヘッド16はディスク12を磁化させるための記録ヘッドとディスク12の磁界を感知するための分離された読取ヘッドとより構成してもよい。読取ヘッドは,例えば磁気抵抗(MR:Magneto−Resistive)素子で構成される。
ヘッド16は,スライダ20に統合されうる。スライダ20は,ヘッド16とディスク表面18との間に空気ベアリングを生成させる構造になっている。スライダ20は,ヘッドジンバルアセンブリ(HGA:Head Gimbal Assembly)22に結合されている。ヘッドジンバルアセンブリ22は,ボイスコイル26を有するアクチュエータアーム24に付着されている。
ボイスコイル26は,ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)30を特定するマグネチックアセンブリ28に隣接して位置している。ボイスコイル26に供給される電流は,ベアリングアセンブリ32に対してアクチュエータアーム24を回転させるトルクを発生させる。アクチュエータアーム24の回転は,ディスク表面18を横切ってヘッド16を移動させる。
情報は,典型的にディスク12の環状トラック34内に保存される。各トラック34は,一般に複数のセクタを含んでいる。ヘッド16は,他のトラックにある情報を再生または記録するためにディスク表面18を横切って移動する。他のトラックに横切ってヘッドを移動させることを一般にシークルーチンと称する。
図15は,図14に示されたHDD10を制御するHDD制御システム40を示すブロック図である。HDD制御システム40は,リ―ド/ライト(R/W)チャンネル回路44及びプリアンプ回路46によってヘッド16に結合されたコントローラ42を含んでいる。コントローラ42としては,例えばデジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor),マイクロプロセッサ,マイクロコントローラがある。
コントローラ42は,ディスク12から読取るか,またはディスク12に情報を記録するためにR/Wチャンネル44に制御信号を供給する。情報は,R/Wチャンネル44からホストインターフェース回路47に伝送される。ホストインターフェース回路47は,PC(パーソナルコンピュータ)のようなシステムとHDDとをインターフェースするバッファメモリ及び制御回路を含んでいる。
コントローラ42は,ボイスコイル26に駆動電流を供給するVCM駆動回路48にも結合されている。コントローラ42は,VCMの励起及びヘッド16の動きを制御するために駆動回路48に制御信号を供給する。
再生モードでR/Wチャンネル回路44は,読取モードではヘッド16から読取られてプリアンプ回路46で増幅されたアナログ信号をホストコンピュータ(図示せず)が判読できるデジタル信号に変調してホストインターフェース回路47に出力する。ホストコンピュータからの使用者データ(使用者がHDDに記録しようとするデータ)をホストインターフェース回路47を通じて受信してディスクに記録できるように記録電流に変換させてプリアンプ回路46に出力させるように信号処理を実行する。
コントローラ42は,読取専用メモリ(ROM:Read Only Memory)またはフラッシュメモリ素子50のような不揮発性メモリ及びランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)素子52に結合されている。
フラッシュメモリ素子50,ランダムアクセスメモリ素子52は,ソフトウェアルーチンを実行させるためにコントローラ42によって使用される命令語及びデータを含んでいる。
上記ソフトウェアルーチンの一つとして,例えば一トラックから他のトラックにヘッド16を移動させるシークルーチンがある。シークルーチンは,ヘッド16を正確なトラックに移動させることを保証するためのサーボ制御ルーチンを含んでいる。
また,フラッシュメモリ素子50,ランダムアクセスメモリ素子52には図5に示すようなHDDでのサーボ情報記録方法フローチャートによるプログラム,図10又は図12に示すようなディフェクト処理方法のフローチャートによるプログラムが保存される。
コントローラ42は,図5に示すフローチャートの処理によってディスクにサーボ情報を記録する。サーボ情報の記録時にコントローラ42は,機械的なスキュー‘0’トラックを中心にODではODからスキュー‘0’トラック方向にサーボ情報を順次に記録し,IDではIDからスキュー‘0’トラック方向にサーボ情報を順次に記録するようにヘッドを制御する。すなわち,サーボ情報を最小番号のトラックからスキュー‘0’トラックまで順次に記録した後に,最大番号のトラックからスキュー‘0’トラック以前まで順次にサーボ情報を記録するようにヘッドを制御する。
上記第1の実施形態に適したHDDにおけるコントローラ42は,サーボ情報をトラックに記録した後に,図10に示されたフローチャートによって欠陥の位置が事前にわかているトラックの周辺を一つの新しいデータゾーンに割当て,使用者が欠陥領域に接近できないようにする。ゾーンマップは,ROM50に保存されるか,またはディスクのメンテナンスシリンダに保存される。
一方,上記第2の実施形態に適したHDDにおけるコントローラ42は,サーボ情報をトラックに記録した後に,図12に示されたフローチャートによって欠陥の位置を事前に知っているトラックの周辺にデータトラックを割当てないようにして使用者が欠陥領域に接近できなくする。ゾーンマップは,ROM50に保存されるか,またはディスクのメンテナンスシリンダに保存される。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上記実施形態においては,ディフェクト処理方法,記録媒体及びHDDを例に挙げて説明したが,かかる例に限定されず,例えば,HDDを制御するソフトウェアなどの場合であっても実施可能である。上記の場合を含め,上記実施形態にかかる構成手段は必ず必要な作業を実行するコードセグメントから構成される。なお,プログラムまたはコードセグメントはプロセッサ判読可能媒体に貯蔵記憶されるか,あるいは伝送媒体または通信網で搬送波と結合されたコンピュータデータ信号によって伝送されうる。また,本発明にかかる磁気ディスク装置は,上記実施形態で例に挙げたハードディスクドライブの他,光磁気ディスク装置などの様々な磁気ディスク装置に適用してもよい。
また,上記実施形態にかかるプロセッサ判読可能媒体は,情報を貯蔵記憶または伝送できるいかなる媒体の場合であってもよい。例えば,プロセッサ判読可能媒体の例としては電子回路,半導体メモリ素子,ROM,フラッシュメモリ,消去可能なROM(EROM:Erasable ROM),フロッピー(登録商標)ディスクなどのフレキシブルディスク,光ディスク,ハードディスク,光繊維媒体,無線周波数(RF)網などが挙げられる。
また,上記実施形態にかかるコンピュータデータ信号は,電子網チャンネル,光繊維,空気,電界,RF網のような伝送媒体上に伝播できるいかなる信号を含んでいてもよい。
本発明は,例えば磁気ディスク装置のディフェクト処理方法,記録媒体及び磁気ディスク装置に適用可能である。
ハードディスクドライブにおけるディスクの円形トラック,サーボ領域及びデータ領域を示す図である。 図1に示すサーボ領域に記録されるサーボ信号の例を簡略的に示す図である。 ディスク表面でのヘッドの移動軌跡を示すディスクの平面図である。 サーボ情報の記録時にギャップイレーズフィールドが隣接トラックに及ぼす影響を示す図である。 サーボ情報の記録時にギャップイレーズフィールドが隣接トラックに及ぼす影響を示す図である。 両方向サーボ信号記録方法の例を概略的に示すフローチャートを示す図である。 図5に示す両方向サーボ記録方法を適用した場合のディスクの記録状態を示す図である。 両方向サーボ記録方法に適用される従来のディフェクト処理方法を示すフローチャートを示す図である。 ディスク上のゾーン別スペア領域を示す図面である。 ディスク上のトラック別スペア領域を示す図面である。 スリップ方式を図式的に表す図であって,上側のものはスリップ発生前の状態を示し,下側のものはスリップ発生後の状態を示す。 本発明の第1の実施形態にかかるディフェクト処理方法を示すフローチャートを示す図である。 図10に示すステップS1004におけるデータゾーン分割結果の例を示す図である。 図10に示すステップS1006におけるデータゾーン分割結果の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかるディフェクト処理方法を示すフローチャートである。 図12に示すステップS1206における欠陥ゾーン処理方法を図式的に示す図である。 本発明にかかるHDDの構成を示すブロック図である。 図14に示すHDDを制御するHDD制御システムを示すブロック図である。
符号の説明
10 ハードディスクドライブ
12 ディスク
14 スピンドルモータ
16 ヘッド
18 ディスク表面
18 各ディスク表面
20 スライダ
22 ヘッドジンバルアセンブリ
24 アクチュエータアーム
26 ボイスコイル
28 マグネチックアセンブリ
32 ベアリングアセンブリ
34 環状トラック
40 制御システム
42 コントローラ
46 プリアンプ回路
47 ホストインターフェース回路
48 駆動回路
50 フラッシュメモリ素子
52 ランダムアクセスメモリ素子
300 アクチュエータ
302 ピボット
304 ヘッド
306 ヘッド軌跡
308 延長線

Claims (15)

  1. ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法であって,
    前記欠陥を含むトラックに対してデータゾーンを割当てる段階と,
    前記データゾーンをディフェクトとして処理する段階と,
    を含むことを特徴とする磁気ディスク装置のディフェクト処理方法。
  2. 前記データゾーンは,少なくともそのデータゾーンの記録周波数及びトラック当りのセクタ数を含む情報を有するゾーンマップ上で欠陥ゾーンとして処理されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置のディフェクト処理方法。
  3. ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法において,
    前記ディスク上でデータゾーンを設定する段階と,
    前記各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てる段階と,
    を含むことを特徴とする磁気ディスク装置のディフェクト処理方法。
  4. 前記ゾーンマップを前記磁気ディスク装置のコントローラによってアクセスされる不揮発性メモリに保存する段階をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の磁気ディスク装置のディフェクト処理方法。
  5. 前記ゾーンマップを前記ディスクのメンテナンスシリンダに記録する段階をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の磁気ディスク装置のディフェクト処理方法。
  6. ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって,
    前記ディフェクト処理方法は,
    前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して別途のデータゾーンを割当てる段階と,
    前記トラック周囲の所定トラックに対して割当てられたデータゾーンをディフェクトとして処理する段階と,
    を有することを特徴とする記録媒体。
  7. 前記データゾーンは,少なくとも当該ゾーンの記録周波数及びトラック当りのセクタ数を含む情報を有するゾーンマップ上で欠陥ゾーンとして処理されることを特徴とする請求項6に記載の記録媒体。
  8. ディスク上で欠陥の位置が事前に分っている場合に適した磁気ディスク装置のディフェクト処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって,
    前記ディフェクト処理方法は,
    前記ディスク上でデータゾーンを設定する段階と,
    前記各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てる段階と,
    を含むことを特徴とする記録媒体。
  9. 前記ゾーンマップを磁気ディスク装置のコントローラによってアクセスされる不揮発性メモリに保存する段階をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の記録媒体。
  10. 前記ゾーンマップをディスクのメンテナンスシリンダに記録する段階をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のプログラムが記録された記録媒体。
  11. ディスクと,
    前記ディスクを回転させるスピンドルモータと,
    前記ディスクに対して情報を記録および/または再生するヘッドと,
    前記ヘッドを移動させるボイスコイルモータと,
    前記ボイスコイルモータを制御して,前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して別途のデータゾーンを割当て,前記欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定トラックに対して割当てられたデータゾーンをディフェクトとして処理するプロセスを実行するコントローラと,
    を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  12. 前記コントローラは,前記欠陥を含むトラック周囲の所定トラックに対して割当てられたデータゾーンを少なくとも当該ゾーンの記録周波数及びトラック当りのセクタ数を含む情報を有するゾーンマップ上で欠陥ゾーンとして処理することを特徴とする請求項11に記載の磁気ディスク装置。
  13. ディスクと,
    前記ディスクを回転させるスピンドルモータと,
    前記ディスクに対して情報を記録および/または再生するヘッドと,
    前記ヘッドを移動させるボイスコイルモータと,
    前記ボイスコイルモータを制御して,前記ディスクにゾーン別データ領域を設定し,各データゾーンにおいてサーボトラック番号とデータトラック番号との相関関係を表すゾーンマップを作成し,ここで,欠陥の位置が事前に分っているトラック周囲の所定数のサーボトラックを除いてデータトラックを割当てるプロセスを実行するコントローラと,
    を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  14. 前記コントローラは,前記ゾーンマップを前記磁気ディスク装置のコントローラによってアクセスされる不揮発性メモリに保存するプロセスをさらに実行することを特徴とする請求項13に記載の磁気ディスク装置。
  15. 前記コントローラは,前記ゾーンマップを前記ディスクのメンテナンスシリンダに記録するプロセスをさらに実行することを特徴とする請求項13に記載の磁気ディスク装置。
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