JP2004310197A - 画像データ処理システム及びプログラム - Google Patents

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JP2004310197A JP2003099360A JP2003099360A JP2004310197A JP 2004310197 A JP2004310197 A JP 2004310197A JP 2003099360 A JP2003099360 A JP 2003099360A JP 2003099360 A JP2003099360 A JP 2003099360A JP 2004310197 A JP2004310197 A JP 2004310197A
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崇 中井
Toru Ikeda
亨 池田
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Abstract

【課題】補助の必要な入場者であるか否かを判断して、補助の必要な入場者が入場した際に報知することが可能な画像データ処理システムを提供する。
【解決手段】本発明の画像データ処理装置システム100によれば、入口付近の様子を撮影するカメラcから取り込まれた画像データから客画像が認識され、客画像メモリ161に記録され、客画像が解析される。客画像に条件画像格納部172の部品画像が含まれる場合は、店員端末20へカメラ位置情報及びその客画像が送信される。また、客画像メモリ161に既にその顧客の客画像が記録されている場合には、その客画像と撮影された客画像が比較解析して歩行速度が算出され、当該顧客の歩行速度が条件データ格納部171を超えない場合に、店員端末20へカメラ位置情報と客画像が送信される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗等の商業施設や公共施設等への入場者を撮影した画像データを解析し、補助が必要な入場者である場合に報知する画像データ処理システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種商業又は公共施設におけるお年寄りや身体障害者等、介助が必要な入場者への対応は係員の個人的な判断に任されており、係員が忙しい場合等には、介助が必要な入場者に気付かずにいつまでも介助が行われない状態となることがあった。
【0003】
例えば、特許文献1には、車椅子が階段にさしかかった場合、これを検知し、迅速な介護を促すことができる障害者介護システムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平08−263750号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1においては、車椅子により介助が必要であることを認識して係員に通知するので、車椅子を利用していないが介助が必要な人、例えば、お年寄りや怪我人等に対して迅速に介助することができなかった。
【0006】
また、施設の駐車場において、初心者の入場者がスムーズに駐車ができるように誘導することが必要な場合があるが、係員がそばにいない場合等、迅速な誘導を行うことができないことがあった。
【0007】
本発明の課題は、補助の必要な入場者であるか否かを判断して、補助の必要な入場者が入場した際に報知することが可能な画像データ処理システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像データ処理システムは、
入場者の様子を撮影する撮影手段と、
前記入場者が補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件データ又は補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件画像を予め記憶する記憶手段と、
前記撮影手段に撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、前記取得された動作状態と前記記憶手段に記憶された条件データ又は条件画像に基づいて、前記入場者に補助が必要であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により補助が必要であると判断された場合に報知する報知手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項6に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
入場者の様子を撮影する機能と、
前記撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、前記取得された動作状態と、予め記憶された、前記入場者の動作状態が補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件データ又は補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件画像とに基づいて、前記入場者に補助が必要であるか否かを判断する機能と、
前記判断により補助が必要であると判断された場合に報知する機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
【0010】
請求項1、6に記載の発明によれば、撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、取得された動作状態と、予め記憶された、入場者の動作状態が補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件データ又は補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件画像に基づいて、入場者に補助が必要であるか否かを判断し、入場者に補助が必要であると判断された場合に報知する。従って、係員が補助の必要な人が入場したことを直ちに把握することができ、迅速な対応を行うことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本発明に係る画像データ処理システム100の構成を示し、図2に、店舗の入口において、画像データ処理システム100のカメラcにより来店した顧客を撮影する様子を示す。画像データ処理システム100は、店舗に設置され、入口の様子を撮影することにより来店した顧客を撮影し、撮影した画像から健常者であるか否かの判断を行って、健常者でない場合に係員に報知するシステムである。なお、本実施の形態においては、本発明を店舗に適用した例を説明するが、ホテル、レジャー施設、映画館、劇場等、各種商業施設や公共施設等において適用可能である。
【0012】
画像データ処理システム100は、図1に示すように、各種処理及び精算を行うECR(Electronic Cash Register)10と、各店員が携帯する店員端末20と、ECR10での精算時の顧客の顔を撮影するカメラaと、店舗の入口に設けられ、入店する顧客を撮影する撮影手段としてのカメラcと、を備える。カメラa,cはECR10に接続されたDCE(デジタルスチルカメラ)又はデジタルビデオカメラ等であり、静止画又は動画の画像データを撮影する。また、店員端末20は、ECR10と無線LAN(Local Area Network)接続されている。
【0013】
ECR10は、CPU11、入力部12、表示部13、カメラ接続部14、通信部15、RAM16、記録部17等により構成され、各部はバス18により接続されている。
【0014】
CPU(Central Processing Unit)11は、記録部17に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM16内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記録部17に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する客画像解析処理、取引処理を始めとする各種処理を実行し、それらの処理結果をRAM16のワークエリアに記憶する。そして、ワークエリアに格納した処理結果を記録部17内の指定の保存先に保存させる。
【0015】
入力部12は、図示しない数字キー、ECR10を使用する取引担当者(クラーク)を設定するクラークキー、ECR10の各種動作(登録、点検、精算、停止等)を切り換えるモードキー、「解除」キーなどのファンクションキー、締め処理(一取引の合計金額、さらに必要があれば釣銭演算して釣銭金額を求めてレシートに印刷しレシート発行したり、一日の売上合計データや取引データ等の更新をする処理)を行うための締めキー等を備え、ユーザーによる各キー操作に応じた操作信号をCPU11出力する。また、必要に応じて表示部13にタッチパネル等のポインティングデバイスを備える構成としてもよい。
【0016】
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、客画像等を表示する。
【0017】
カメラ接続部14は、ECR10にカメラa,cを接続するためのインターフェースである。
【0018】
通信部15は、店員端末20と無線LAN通信を行う無線LANカード、アクセスポイント等から構成されるが、上記の通信ネットワークに接続する構成でもよい。その場合、通信ネットワークは、無線LANだけでなく、有線LAN、WANを含めてもよく、電話回線網、ISDN回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等を含む構成でもよい。
【0019】
RAM(Random Access Memory)16は、CPU11により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。また、RAM16は、客画像メモリ161を有する。図3に示すように、客画像メモリ161は、入店した顧客の客画像データを格納する客画像データ領域161aと、客画像の撮影日時を示すデータを格納する撮影日時領域161bと、割引フラグ(1又は空欄)を格納する割引フラグ領域161cと、を有している。
【0020】
記録部17は、ECR10に対応するシステムプログラム、客画像解析処理プログラム、取引処理プログラムを始めとする各種処理プログラム、各種データ等が予め記憶されており、この記録部17は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU11で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、記録媒体に格納するプログラム、データ等の一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN、LANなどの通信ネットワークを介して受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体は通信ネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0021】
本実施の形態において、記録部17は、補助が必要な動作状態の顧客であるか否かの判断基準となる条件データを記憶する条件データ格納部171と、補助が必要である動作状態の顧客であるか否か判断基準となる条件画像を記憶する条件画像格納部172と、を有している。具体的には、条件データ格納部171には、健常者か否かの判断基準となる基準歩行速度が格納され、条件画像格納部172には、車椅子、杖等の健常者でない顧客が所有しうる部品の画像が格納されている。
【0022】
なお、ECR10は、本実施の形態において、1台の情報処理装置で構成しているが、例えば通信ネットワークを介した複数の機器を設置すること等により、各種機能を複数の機器で分散して実行する構成でもよい。この場合、各種機能を実行する負荷が分散される。また、1種類のカメラa、cにより撮影する構成としたが、2種類以上のカメラを入口及びECR10付近に設置するようにして、立体的な客画像を撮影するようにしてもよい。
【0023】
店員端末20は、図示しないが、CPU、RAM、入力部、表示部、記録部、音声出力部と、ECR10と無線LAN通信を行う通信部を備える。店員端末20のCPUは、通信部によりECR10からの報知情報を受信すると、受信通知を音声出力するとともに、受信した報知情報をその表示部に表示する。
【0024】
次に、画像データ処理システム100の動作について説明する。
図4に、ECR10のCPU11により実行される客画像解析処理を示す。この客画像解析処理は、一定時間毎に割り込みで行われる処理である。
【0025】
カメラcにより撮影された入口付近の画像データがカメラ接続部14を介して取り込まれ、取り込まれた画像データに客画像が撮影されているか否かが判断される(ステップS1)。客画像が撮影されていない場合は(ステップS1;NO)、本処理は終了する。
【0026】
客画像が撮影されている場合は(ステップS1;YES)、撮影された各客画像が認識され、前方の客画像(先を行く顧客の画像)から順に客画像1、2、・・・と番号が付与され(ステップS2)、ポインタXに1、ポインタYに客数(認識された客画像数)が格納される(ステップS3)。
【0027】
次いで、客画像Xと客画像メモリ161に記録されている各客画像との比較、解析が行われることにより(ステップS4)、客画像Xの顧客の客画像が客画像メモリ161に未記録であるか否かが判断される(ステップS5)。客画像Xが客画像メモリ161に未記録である場合は(ステップS5;NO)、客画像X及び撮影日時が客画像メモリ161に記録される(ステップS6)。次いで、記録部17の条件画像格納部172から部品画像が読み出され、客画像Xに部品画像と近似した画像が含まれているか否かが解析される(ステップS7)。客画像に部品画像が含まれていない場合は、健常者であると判断され(ステップS9;YES)、処理はステップS12に移行してポインタXがインクリメントされ、ポインタXがポインタY、即ち、画像データ中の客数を超えない場合は(ステップS13;NO)、処理はステップS4に戻りステップS4〜S13が繰り返し実行され、ポインタXの値が画像データ中の客数を超えると(ステップS13;YES)、本処理は終了する。ステップS9において、客画像Xに部品画像が含まれている場合は、健常者ではないと判断され(ステップS9;NO)、処理はステップS10に移行する。
【0028】
一方、ステップS5において、客画像Xの顧客の客画像がすでに客画像メモリ161に記録されている場合は(ステップS5;YES)、客画像メモリ161に記録されている客画像と今回撮影された客画像Xを比較、解析することにより、その顧客の移動距離と所要時間に基づいて歩行速度が算出される(ステップS8)。例えば、図2に示すように、入口付近に顧客の移動距離を測るための基準点線(床などに等間隔に設けられたマーク)を予め設けておき、画像データの撮影間隔と顧客の到達した基準点線間隔とにより移動距離及び所要時間を求めることにより歩行速度が算出される。そして、算出された歩行速度が記録部17の条件データ格納部171に記憶されている基準歩行速度と比較され、基準歩行速度以上である場合には、健常者であると判断され(ステップS9;YES)、ステップS12に移行し、ポインタXがインクリメントされ、ポインタXがポインタY、即ち、画像データ中の客数を超えない場合は(ステップS13;NO)、処理はステップS4に戻りステップS4〜S13が繰り返し実行され、ポインタXの値が画像データ中の客数を超えた場合に(ステップS13;YES)、本処理は終了する。ステップS8で算出された歩行速度が基準歩行速度に満たない場合は、健常者ではないと判断され(ステップS9;NO)、処理はステップS10に移行する。
【0029】
ステップS10においては、客画像メモリ161に今回撮影された客画像Xと対応付けて割引フラグ1が記録され、続いて店員端末20にカメラcの位置情報及び客画像Xが送信され、補助の必要な顧客が入店したことが店員に報知される(ステップS11)。報知後、ポインタXがインクリメントされ(ステップS12)、ポインタXがポインタY、即ち、画像データ中の客数を超えない場合は(ステップS13;NO)、処理はステップS4に戻りステップS4〜S13が繰り返し実行され、ポインタXの値が画像データ中の客数を超えた場合に(ステップS13;YES)、本処理は終了する。
【0030】
なお、本実施の形態においては入口が1つの店舗を例にとり、カメラcを一つ設置した例を説明したが、複数の入口e1〜en(nは任意の自然数)を有する店舗においては、入口e1〜en毎にカメラc1〜cnを設置し、一定時間毎にカメラc1から順に上記客画像解析処理のステップS1〜S13を繰り返し実行するようにする。また、客画像メモリ161には、カメラc1〜cn毎に客画像、撮影日時、割引フラグが記録される。
【0031】
上記客画像解析処理により、補助の必要な顧客が来店したことを店員に報知するとともに、客画像メモリ161に客画像と割引フラグを記録する。
【0032】
次に、図5を参照して顧客の精算時にECR10のCPU11により実行される取引処理について説明する。
【0033】
入力部12により入力が行われると(ステップS21;YES)、入力された指示の解析が行われ、入力された指示が商品登録の指示であるか否かが判断される(ステップS22)。入力された指示が商品登録の指示である場合(ステップ22;YES)、入力されたデータに基づいてPLUファイル、部門ファイル(図示せず)等の売上データが更新されるとともに(ステップS23)、その取引における取引金額である小計データが更新され、本処理は終了する(ステップS24)。
【0034】
一方、入力された指示が商品登録の指示ではない場合(ステップS22;NO)、入力された指示が締め処理であるか否かが判断され(ステップS25)、締め処理である場合(ステップS25;YES)、カメラaにより精算顧客の撮影が行われてカメラ接続部14を介して客画像が取り込まれる(ステップS26)。次いで、客画像メモリ161から撮影された精算顧客の客画像が検索され(ステップS27)、検索された客画像に割引フラグ1が対応付けられている場合は(ステップS28;YES)、所定金額を取引合計金額から割引いて、割引後の金額を精算する締め処理が行われる(ステップS29)。検索された客画像に割引フラグが対応付けられていない場合は(ステップ28;NO)、特別に割引を行わない通常の締め処理が行われる(ステップS30)。
【0035】
締め処理後、客画像メモリ161から、検索された客画像に関するデータがクリアされ(ステップS31)、小計データの格納エリアを始めとする、本処理で使用されたワークエリアが初期化され、本処理は終了する(ステップS32)。一方、ステップS25において、入力された指示が締め処理ではないと判断されると(ステップS25;NO)、指示に応じたその他の処理が実行され(ステップS33)、本処理は終了する。
【0036】
以上説明したように、画像データ処理システム100によれば、ECR10は、入口付近の様子をカメラcにより撮影し、カメラcから取り込まれた画像データから客画像を抽出し、客画像メモリ161に未登録の客画像については客画像メモリ161に記録し、客画像に条件画像格納部172に記憶されている条件画像(例えば、車椅子、杖等)が含まれるかを解析することにより撮影された顧客が健常者であるか否かを判断する。一方、客画像メモリ161にすでに記録されている顧客の客画像である場合は、客画像メモリ161に記録されている、その顧客の客画像と今回撮影された客画像を解析することにより、その顧客の移動距離と所要時間に基づいて歩行速度を算出し、条件データ格納部171に格納されている基準歩行速度以上であるか否かにより健常者か否かを判断する。健常者ではないと判断すると、客画像メモリ161の当該顧客の客画像と対応付けて割引フラグを記録し、店員端末20へカメラ位置情報と客画像を送信して報知する。
【0037】
また、顧客の精算時にカメラaにより客画像を撮影し、撮影された客画像が、割引フラグが対応付けられた客画像である場合には、取引合計金額から所定金額を割引いて締め処理を行う。
【0038】
従って、店員端末20を携帯する店員が、補助の必要な顧客が来店したことを直ちに把握することができるので、店員が入口にかけつけて迅速に対応することができるようになり、顧客サービスを向上させることができる。また、健常者ではない顧客に割引を行うサービスを提供することができる。
【0039】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本実施の形態における好適な一例であり、これに限定されるものではない。
【0040】
例えば、健常者でないと判断された顧客に対するサービスは、ECR10における割引処理に限らず、おまけ、マッサージ等であってもよい。
【0041】
また、例えば、入口付近に動く歩道を設置し、顧客が健常者でなければ、停止させてあった、動く歩道を自動で動かすようにしてもよい。
【0042】
その他、画像データ処理システム100の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0043】
〔第2の実施の形態〕
以下、図を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図6に、本発明に係る画像データ処理システム200の構成を示す。この画像データ処理システム200は、店舗の駐車場の様子を撮影し、撮影した画像から来店した運転者の運転が未熟であるか否かの判断を行って、運転が未熟な場合に係員に報知して係員により誘導を行い、係員がふさがっている場合は店舗事務所であるバックヤードから音声誘導を行うシステムである。図7に、駐車場の一例を概念的に示す。図7に示すように、駐車は、複数の区画に分けられており、区画毎にその区画を撮影するカメラ及びその区画における音声誘導を出力するスピーカが配置されている。図7においては、駐車場1〜7に対してカメラc1、スピーカs1が、駐車場8〜12に対してカメラc2、スピーカs2が、駐車場13〜19に対してカメラc3、スピーカs3が、駐車場20〜24に対してカメラc4、スピーカs4が、配置されている。なお、本実施の形態においては、本発明を店舗の駐車場に適用した例を説明するが、ホテル、レジャー施設、映画館、劇場等、各種商業施設や公共施設等の駐車場おいても適用可能である。
【0044】
画像データ処理システム200は、図6に示すように、各種処理及び精算を行うECR30と、駐車場の各係員が携帯する係員端末40と、バックヤードに設置されたバックヤード端末50と、駐車場に設けられ、駐車場の様子を撮影する撮影手段としてのカメラc1〜cnと、音声誘導を出力するスピーカs1〜snを備える。カメラc1〜cnはECR30に接続されたDCE(デジタルスチルカメラ)又はデジタルビデオカメラ等であり、静止画又は動画の画像データを撮影する。また、係員端末40、バックヤード端末50は、ECR30と無線LAN接続されている。
【0045】
図6に示すように、ECR30は、CPU31、入力部32、表示部33、カメラ接続部34、通信部35、RAM36、記録部37等により構成され、各部はバス38により接続されている。
【0046】
CPU31は、記録部37に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM36内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU31は、記録部37に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する車両画像解析処理を始めとする各種処理を実行し、それらの処理結果をRAM36のワークエリアに記憶する。そして、ワークエリアに格納した処理結果を記録部37内の指定の保存先に保存させる。
【0047】
入力部32は、図示しない数字キー、ECR30を使用する取引担当者(クラーク)を設定するクラークキー、ECR30の各種動作(登録、点検、精算、停止等)を切り換えるモードキー、「解除」キーなどのファンクションキー、締め処理(一取引の合計金額、さらに必要があれば釣銭演算して釣銭金額を求めてレシートに印刷しレシート発行したり、一日の売上合計データや取引データ等の更新をする処理)を行うための締めキー等を備え、ユーザーによる各キー操作に応じた操作信号をCPU31出力する。また、必要に応じて表示部33にタッチパネル等のポインティングデバイスを備える構成としてもよい。
【0048】
表示部33は、LCDやCRT等により構成され、CPU31から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、車両画像等を表示する。
【0049】
カメラ接続部34は、ECR30にカメラc1〜cnを接続するためのインターフェースである。
【0050】
通信部35は、係員端末40、バックヤード端末50と無線LAN通信を行う無線LANカード、アクセスポイント等から構成されるが、上記の通信ネットワークに接続する構成でもよい。その場合、通信ネットワークは、無線LANだけでなく、有線LAN、WANを含めてもよく、電話回線網、ISDN回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、無線通信回線と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等を含む構成でもよい。
【0051】
RAM36は、CPU31により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。また、RAM36は、車両画像メモリ361を有している。図8に示すように、車両画像メモリ361は、駐車場における車両の車両画像データを格納する車両画像データ領域361aと、車両画像の撮影日時を示すデータを格納する撮影日時領域361bと、画像の車両が駐車される駐車場番号を格納する駐車場番号領域361cと、誘導フラグ(1又は空欄)を格納する誘導フラグ領域361dと、を有している。
【0052】
記録部37は、ECR30に対応するシステムプログラム、車両画像解析処理プログラムを始めとする各種処理プログラム、各種データ等が予め記憶されており、この記録部37は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU31で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、記録媒体に格納するプログラム、データ等の一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN、LANなどの通信ネットワークを介して受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体は通信ネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0053】
本実施の形態において、記録部37は、係員の補助、即ち誘導が必要である車両の条件データを記憶する条件データ格納部371と、駐車場番号の近くに位置しているとみなす係員端末40の順位を格納する管理係員端末テーブル372と、を有している。具体的には、条件データ格納部371には、係員の誘導が必要であるか否か(運転が未熟であるか否か)の判断基準となる基準バック移動速度が格納されている。また、管理係員端末テーブル372は、図9に示すように、駐車場番号領域と、領域1、領域2、領域3、・・が設けられており、駐車場番号領域に格納された駐車場番号に対して最も近くに位置する係員端末とみなされる係員端末記号が領域1、次に近くに位置するとみなされる係員端末記号が領域2、・・・というように、駐車場番号の駐車場に近いとみなされる係員端末記号が番号の小さい領域から順に格納されている。
【0054】
なお、ECR30は、本実施の形態において、1台の情報処理装置で構成しているが、例えば通信ネットワークを介した複数の機器を設置すること等により、各種機能を複数の機器で分散して実行する構成でもよい。この場合、各種機能を実行する負荷が分散される。また、駐車場の各区画は、1台のカメラc1〜cnにより撮影する構成としたが、2台以上のカメラを各区画に設置するようにして、立体的な駐車場画像を撮影するようにしてもよい。
【0055】
係員端末40は、図示しないが、CPU、RAM、入力部、表示部、記録部、音声出力部と、ECR30と無線LAN通信を行う通信部を備える。係員端末40のCPUは、通信部によりECR30からの報知情報を受信すると、受信通知を音声出力するとともに、受信した報知情報をその表示部に表示する。各係員端末40には、係員端末を識別するための識別記号a、b・・・が付されている。
【0056】
バックヤード端末50は、図10に示すように、CPU51、入力部52、表示部53、カメラ・スピーカ接続部54、通信部55、RAM56、記録部57、音声入力部58、音声合成部59により構成されており、各部はバス60により接続されている。
【0057】
CPU51は、記録部57に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM56内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU51は、記録部57に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する音声誘導処理を始めとする各種処理を実行し、それらの処理結果をRAM56のワークエリアに記憶する。そして、ワークエリアに格納した処理結果を記録部57内の指定の保存先に保存させる。
【0058】
入力部52は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU51に出力する。
【0059】
表示部53は、LCDやCRT等により構成され、CPU51から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、カメラc1〜cnから取り込まれた画像等を表示する。
【0060】
カメラ・スピーカ接続部54は、バックヤード端末50にカメラc1〜cnを接続するためのインターフェース及びスピーカs1〜snを接続するためのインターフェースを備える。
通信部55は、無線LANカード等により構成され、ECR30とデータの送受信を行う。
【0061】
RAM(Random Access Memory)56は、CPU51により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0062】
記録部57は、バックヤード端末50に対応するシステムプログラム、音声誘導処理プログラムを始めとする各種処理プログラム、各種データ等が予め記憶されており、この記録部57は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU51で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、記録媒体に格納するプログラム、データ等の一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN、LANなどの通信ネットワークを介して受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体は通信ネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0063】
本実施の形態において、記録部57は、図10に示すように、音声メッセージ571を格納している。音声メッセージ571は、誘導開始メッセージを生成するための基本となる音声データが格納されている。
【0064】
音声入力部58は、マイクにより構成され、音声信号を入力する。
音声合成部59は、ECR30から受信された駐車場番号と音声メッセージ571を合成して誘導開始メッセージを生成する。
【0065】
次に、画像データ処理システム200の動作について説明する。
図11に、ECR30のCPU31により実行される車両画像解析処理を示す。この車両画像解析処理は、一定時間毎に割り込みで行われる処理である。
【0066】
まず、ポインタNが初期化されて1が格納され(ステップS41)、カメラ接続部34を介してカメラcNにより撮影された画像データが取り込まれ(ステップS42)、取り込まれた画像データに客車両画像(以下、車両画像と称する)が撮影されているか否かが判断される(ステップS43)。車両画像が撮影されていない場合は(ステップS43;NO)、本処理は終了する。
【0067】
車両画像が撮影されている場合は(ステップS43;YES)、各車両画像が認識され、画像データ中の右側から順に車両画像1、2、・・・と番号が付与され(ステップS44)、ポインタXに1、Yに画像データ中の車両数(認識された車両画像数)が格納される(ステップS45)。
【0068】
次いで、車両画像Xと車両画像メモリ361に記録されている各車両画像との比較、解析が行われることにより(ステップS46)、車両画像Xと同一車両の車両画像が車両画像メモリ361に未記録であるか否かが判断される(ステップS47)。解析の結果、車両画像Xが車両画像メモリ361に未記録である場合は(ステップS47;YES)、その車両の位置から、駐車しようとしている駐車場番号が認識され(ステップS48)、車両画像X、駐車場番号及び撮影日時が車両画像メモリ361に記録され(ステップS49)、処理はステップS61に移行する。
【0069】
ステップS47において、撮影された車両画像Xの車両の画像がすでに車両画像メモリ361に記録されている場合は(ステップS47;NO)、車両画像メモリ361に既に記録されている車両画像と今回撮影された車両画像Xとを比較して解析することにより、その車両のバック移動距離と所要時間に基づいてバック移動速度が算出される(ステップS50)。例えば、図7に示すように、駐車場番号の付された各区画の中央に基準点線(第1の実施の形態の基準点線と同様)を予め設けておき、画像データの撮影時間間隔と車両の到達した基準点線間隔とにより求められたバック移動距離によりバック移動速度が算出される。
【0070】
次いで、算出された結果に基づいて車両画像Xの運転者の運転が未熟であるか否かが判断される(ステップS51)。例えば、算出されたバック移動速度が記録部37の条件データ格納部371に記憶されている基準バック移動速度と比較され、基準バック移動速度に満たない場合には、運転が未熟と判断される(ステップS51;YES)。運転が未熟と判断された場合には、車両画像メモリ361に記憶されている、車両画像Xの車両の画像と対応付けて誘導フラグが記録されているか否かが判断され(ステップS52)、誘導フラグが記録されている場合には(ステップS52;YES)、処理はステップS61に移行する。ステップS51において運転が未熟と判断されなかった場合も処理はステップS61に移行する。
【0071】
車両画像メモリ361において、車両画像Xの車両の画像と対応付けて誘導フラグが記録されていない場合には(ステップS52;NO)、誘導フラグが記録され(ステップS53)、当該車両が駐車しようとしている駐車場番号に最も近い係員端末40に誘導要求及び駐車場番号が送信される(ステップS54)。なお、駐車場番号に近い係員端末40は、管理係員端末テーブル372を参照することにより決定される。
【0072】
通信部35により、誘導要求の送信先となった係員端末40からの誘導実行が受信されると(ステップS55;YES)、処理はステップS61に移行する。誘導要求送信後、所定時間が経過しても誘導実行が受信されない場合は(ステップS56;YES)、次に近い係員端末40が検索され(ステップS57)、次に近い係員端末40が存在する場合は(ステップS58;NO)、次に近い係員端末40に誘導要求及び駐車場番号が送信される(ステップS59)。全係員端末40の検索が終了した場合には(ステップS58;NO)、バックヤード端末50に音声誘導要求が送信され(ステップS60)、処理はステップS61へ移行する。
【0073】
ステップS61においては、ポインタXがインクリメントされ(ステップS61)、ポインタXの値がYの値を超えない、即ち画像データ中の車両数を超えない場合は(ステップS62;NO)、処理はステップS46に戻り、ステップS46〜S62が繰り返し実行される。ポインタXの値がYの値を超えた、即ち画像データ中の車両数を超えた場合は(ステップS62;YES)、ポインタNがインクリメントされ(ステップS63)、Nがカメラ台数を越えない場合は(ステップS64;NO)、処理はステップS42に戻り、ステップS42〜64が繰り返し実行される。Nがカメラ台数を超えた場合(ステップS64;YES)、本処理は終了する。
【0074】
次に、図12を参照して、バックヤード端末50のCPU51により実行される音声誘導処理について説明する。
通信部55を介してECR30から駐車場番号及び誘導要求が受信されると(ステップS71;YES)、受信された駐車場番号と記録部57に記録されている音声メッセージ571が合成されて誘導開始メッセージが作成され(ステップS72)、カメラ・スピーカ接続部54を介して、駐車場番号に対応するスピーカ(例えば、図7の駐車場番号1〜7の場合はスピーカs1)から誘導開始メッセージが出力される(ステップS73)。例えば、駐車場番号7に駐車しようとしている車両の運転者に対する誘導メッセージは、「駐車場番号7番に駐車しようとしている方に音声による誘導を始めます。」となる。
【0075】
次いで、カメラ・スピーカ接続部54を介して、駐車場番号に対応するカメラ(例えば、図7の駐車場番号1〜7の場合はカメラc1)から画像が取り込まれて表示部53に表示され(ステップS74)、音声入力部58により入力されたバックヤードの係員の誘導音声が駐車場番号に対応するスピーカから出力される(ステップS75)。入力部52により終了指示が入力されるまで(ステップS76;NO)、ステップS74、75が繰り返し実行され、終了指示が入力されると(ステップS76;YES)、車両画像メモリ361の当該車両画像及び対応するデータがクリアされて(ステップS77)本処理は終了する。
【0076】
なお、CPU31の制御により、車両画像メモリ361に記録後、所定時間(例えば、1時間)経過したデータはクリアされる。
【0077】
以上説明したように、画像データ処理システム200によれば、ECR30は、店舗の駐車場の様子をカメラc1〜cnにより撮影し、取り込まれた画像データから車両画像を抽出し、車両画像メモリ361に未登録の車両画像については車両画像メモリ361に記録する。車両画像メモリ361に既に記録されている車両の車両画像である場合は、車両画像メモリ361に記録されている既に記録されている車両画像と今回撮影された車両画像を解析することにより、その車両の移動距離と所要時間に基づいてバック移動速度を算出し、条件データ格納部371に格納されている基準バック移動速度以上であるか否かにより運転が未熟か否かを判断する。運転が未熟であると判断すると、最も近い係員端末40から順に誘導要求及び駐車場番号を送信することにより誘導が必要であることを報知し、誘導実行を応答する係員端末40がなければバックヤード端末50に誘導要求を行い、バックヤードの係員がカメラから取り込まれる画像を見ながら行う誘導をスピーカから出力する。
【0078】
従って、係員端末40を携帯する係員が、誘導が必要な顧客が来店して駐車場に入ったことを直ちに把握することができるので、係員がその駐車場番号のところにかけつけて迅速に対応することができるようになり、顧客サービスを向上させることができる。また、係員が誘導できない場合は、バックヤードにおいてフォローすることができる。
【0079】
なお、上記実施の形態における記述内容は、本実施の形態における好適な一例であり、これに限定されるものではない。
【0080】
例えば、上記実施の形態においては、車両画像の解析により算出したバック移動速度により運転者の運転が未熟か否かを判断したが、これに限定されず、例えば、条件データとして基準となる切替し回数を記録しておき、カメラから取り込まれた車両画像を車両画像メモリに蓄積して車両画像の履歴から切りまわし回数を解析し、基準回数以上か否かにより運転者の運転が未熟であるか否かを判断するようにしてもよい。また、記録部37に初心者マーク等の条件画像を記憶しておき、車両画像に条件画像が含まれている場合に運転者の運転が未熟と判断して誘導を行うようにしてもよい。
【0081】
また、バックヤードから誘導する際には、スピーカを使用せず、特定のラジオ周波数を使用して、車のラジオから誘導するようにしてもよい。また、来店する頻度が高いその店舗の会員等の顧客の場合には、予め顧客の携帯電話番号及び車のナンバーを登録しておき、車のナンバーを認識して携帯電話に電話するようにしてもよい。
【0082】
その他、画像データ処理システム200の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、補助の必要な入場者であるか否かを判断して、補助の必要な入場者が入場した際に報知することが可能な画像データ処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態における画像データ処理システム100の全体構成を示す図である。
【図2】図1のカメラcにより店舗の入口で来店した顧客を撮影する様子を概念的に示す図である。
【図3】図1の客画像メモリ161のデータ構成例を示す図である。
【図4】図1のCPU11により実行される客画像解析処理を示すフローチャートである。
【図5】図1のCPU11により実行される取引処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の形態における画像データ処理システム200の全体構成を示す図である。
【図7】図6のカメラc1〜c4で店舗の駐車場を撮影する様子を概念的に示す図である。
【図8】図6の車両画像メモリ361のデータ格納例を示す図である。
【図9】図6の管理係員端末テーブル372のデータ格納例を示す図である。
【図10】図6のバックヤード端末50の構成を示すブロック図である。
【図11】図6のCPU31により実行される車両画像解析処理を示すフローチャートである。
【図12】図10のCPU51により実行される音声誘導処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100、200 画像データ処理システム
10、30 ECR
11、31 CPU
12、32 入力部
13、33 表示部
14、34 カメラ接続部
15、35 通信部
16、36 RAM
161 客画像メモリ
361 車両画像メモリ
17、37 記録部
171、371 条件データ格納部
172 条件画像格納部
372 管理係員端末テーブル
18、38 バス
20 店員端末
40a、40b 係員端末
50 バックヤード端末
51 CPU
52 入力部
53 表示部
54 カメラ・スピーカ接続部
55 通信部
56 RAM
57 記録部
571 音声メッセージ
58 音声入力部
59 音声合成部
60 バス

Claims (6)

  1. 入場者の様子を撮影する撮影手段と、
    前記入場者が補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件データ又は補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件画像を予め記憶する記憶手段と、
    前記撮影手段に撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、前記取得された動作状態と前記記憶手段に記憶された条件データ又は条件画像に基づいて、前記入場者に補助が必要であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により補助が必要であると判断された場合に報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする画像データ処理システム。
  2. 前記記憶手段は、前記入場者が健常者であるか否かを判断するための条件データを予め記憶し、
    前記判断手段は、前記撮影手段に撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、前記取得された動作状態と前記記憶手段に記憶された条件データ又は条件画像に基づいて、前記入場者が健常者であるか否かを判断し、
    前記報知手段は、前記判断手段により前記入場者が健常者ではないと判断された場合に、報知することを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理システム。
  3. 前記判断手段により前記入場者が健常者ではないと判断された場合に、所定の取引処理を行う取引処理手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像データ処理システム。
  4. 前記撮影手段は、駐車場の様子を撮影し、
    前記記憶手段は、誘導を必要とする運転状態であるか否かを判断するための条件データ又は誘導を必要とする運転状態であるか否かを判断するための条件画像を予め記憶し、
    前記判断手段は、前記撮影手段に撮影された画像データに含まれる車両画像を解析してその車両を運転している入場者の運転状態を取得し、前記取得された運転状態と前記記憶手段に記憶された条件データ又は条件画像に基づいて、前記入場者が誘導を必要とする運転者であるか否かを判断し、
    前記報知手段は、前記判断手段により前記入場者が誘導を必要とする運転者であると判断された場合に、報知することを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理システム。
  5. 前記判断手段により前記入場者が誘導を必要とする運転者であると判断された場合に、前記入場者に対する音声誘導を出力する音声誘導手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像データ処理システム。
  6. コンピュータに、
    入場者の様子を撮影する機能と、
    前記撮影された画像データに含まれる入場者の画像を解析してその入場者の動作状態を取得し、前記取得された動作状態と、予め記憶された、前記入場者の動作状態が補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件データ又は補助を必要とする動作状態であるか否かを判断するための条件画像とに基づいて、前記入場者に補助が必要であるか否かを判断する機能と、
    前記判断により補助が必要であると判断された場合に報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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