JP2004309079A - 燃焼設備の白煙防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ごみ焼却炉や火力発電所等の燃焼設備に適用される白煙防止装置に於て、煙突から放出される排ガス量を減少させると共に、発電量の低減を防止する。
【解決手段】燃焼装置2とガス冷却装置3と乾式排ガス処理装置4と濾過式集塵器5と触媒脱硝装置7と誘引通風機8と煙突9とを備えた燃焼設備1や、燃焼装置2とガス冷却装置3と濾過式集塵器5と誘引通風機8と湿式ガス洗浄装置19と加熱空気供給装置20と煙突9とを備えた燃焼設備1に於て、ガス冷却装置3から煙突9までの排ガス経路Aに水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置10を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばごみ焼却炉や火力発電所等の燃焼設備に適用される白煙防止装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の燃焼設備としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られて居り、具体的には、図3や図4に示したものが知られている。
【0003】
前者の燃焼設備50は、基本的には、燃焼装置51と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置52と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する乾式排ガス処理装置53と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器54と、これからの排ガスを再加熱するガス再加熱器55と、これからの排ガスに含まれている窒素酸化物を除去する触媒脱硝装置56と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機57と、これからの排ガスに加熱空気を供給する加熱空気供給装置58と、これからの排ガスを大気に放出する煙突59とを備えている。
【0004】
後者の燃焼設備50は、基本的には、燃焼装置51と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置52と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器54と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機57と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する湿式ガス洗浄装置60と、これからの排ガスに加熱空気を供給する加熱空気供給装置58と、これからの排ガスを大気に放出する煙突59とを備えている。
【0005】
燃焼装置51は、ごみを焼却するごみ焼却炉にしてあり、ごみが投入されるホッパ61と、これを燃焼させるストーカ炉62と、これから排出される排ガスの熱を回収するボイラ63と、これからの蒸気に依り駆動される蒸気タービン64と、これに依り駆動されて発電する発電機65と、ボイラ63からの排ガスの熱を回収するエコノマイザ66とを備えている。
加熱空気供給装置58は、白煙防止装置を為すもので、空気を送風する送風機67と、これからの空気を加熱する空気加熱器68とを備えている。
【0006】
而して、この様なものは、ガス冷却装置で冷却水が噴射されるので、排ガス中には水蒸気が多く含まれる事になると共に、煙突の出口でこの水蒸気が凝縮すると白煙が生じる事になるが、加熱空気供給装置に依り加熱空気が排ガスに混合されて煙突から放出されるので、白煙の発生が防止される。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−26335号公報
【特許文献1】
特開平10−73238号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、この様なものは、白煙防止装置として、送風機と空気加熱器とから成る加熱空気供給装置を用いていたので、排ガスの温度が高められて白煙が防止されるものの、加熱空気が混合されるので、煙突から排出される排ガス量が増大する難点があった。
又、空気加熱器の熱源にボイラからの蒸気を利用する場合には、それだけ蒸気タービンで利用できる蒸気量が少なくなるので、発電機に依る発電量が低減する難点があった。
【0009】
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、煙突から放出される排ガス量を減少させると共に、発電量の低減を防止できる様にした燃焼設備の白煙防止装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃焼設備の白煙防止装置は、基本的には、燃焼装置と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する乾式排ガス処理装置と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器と、これからの排ガスに含まれている窒素酸化物を除去する触媒脱硝装置と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機と、これからの排ガスを大気に放出する煙突とを備えた燃焼設備に於て、前記ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路に、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置を設けた事に特徴が存する。
【0011】
この様なものに於ては、燃焼装置からの排ガスは、ガス冷却装置に依り冷却水が噴射されて冷却されると共に、乾式排ガス処理装置に依り酸性ガスが除去され、濾過式集塵器に依り煤塵が除去されると共に、触媒脱硝装置に依り窒素酸化物が除去され、誘引通風機に依り誘引されて煙突に依り大気に放出される。この時、ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路には、水蒸気分離装置が設けられているので、これに依り排ガスに含まれている水蒸気が除去される。その結果、煙突の出口で水蒸気が凝縮して白煙を生じる事がなくなる。
【0012】
水蒸気分離装置は、濾過式集塵器の下流側に設けられているのが好ましい。この様にすれば、ダスト負荷が高い場合でも、水蒸気の除去効率を高める事ができる。
【0013】
又、本発明の燃焼設備の白煙防止装置は、燃焼装置と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する湿式ガス洗浄装置と、これからの排ガスに加熱空気を供給する加熱空気供給装置と、これからの排ガスを大気に放出する煙突とを備えた燃焼設備に於て、前記ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路に、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置を設けた事にも特徴が存する。
【0014】
この様なものに於ては、燃焼装置からの排ガスは、ガス冷却装置に依り冷却水が噴射されて冷却されると共に、濾過式集塵器に依り煤塵が除去され、誘引通風機に依り誘引されると共に、湿式ガス洗浄装置に依り酸性ガスが除去され、加熱空気供給装置に依り加熱空気が供給されて煙突に依り大気に放出される。この時、ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路には、水蒸気分離装置が設けられているので、これに依り排ガスに含まれている水蒸気が除去される。その結果、煙突の出口で水蒸気が凝縮して白煙を生じる事がなくなる。この場合、水蒸気分離装置を設けたので、加熱空気供給装置に依る加熱空気の供給量を大幅に低減できる。
【0015】
水蒸気分離装置は、湿式ガス洗浄装置の下流側に設けられているのが好ましい。この様にすれば、排ガス中の酸性ガスに依る水蒸気分離装置の腐食を防止でき、又、湿式ガス洗浄装置に依る水蒸気の除去効果も期待でき、除去効率を高める事ができる。
【0016】
水蒸気分離装置は、中空糸膜式の水蒸気分離膜を備えているのが好ましい。この様にすれば、分離効率が高く、コンパクトなものにする事ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一例に係る燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図である。
【0018】
第一例は、燃焼装置2と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置(急冷反応塔)3と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する乾式排ガス処理装置4と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器(バグフィルタ)5と、これからの排ガスを再加熱して次段の脱硝反応を促進するガス再加熱器6と、これからの排ガスに含まれている窒素酸化物を除去する触媒脱硝装置7と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機8と、これからの排ガスを大気に放出する煙突9とを備えた燃焼設備1に於て、前記ガス冷却装置3から煙突9までの排ガス経路Aに、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置10を設けたものであり、所謂水蒸気分離装置10に依り白煙防止装置を構成したものである。
【0019】
燃焼装置2は、ごみ(廃棄物)を焼却するごみ焼却炉にしてあり、ごみが投入されるホッパ11と、これを燃焼させるストーカ炉12と、これから排出される排ガスの熱を回収するボイラ13と、これからの蒸気に依り駆動される蒸気タービン14と、これに依り駆動されて発電する発電機15と、ボイラ13からの排ガスの熱を回収するエコノマイザ16とを備えている。
【0020】
乾式排ガス処理装置4は、消石灰を貯溜した消石灰貯留槽17と、これを送る送風機18とを備えている。
【0021】
水蒸気分離装置10は、濾過式集塵器5の下流側、つまり濾過式集塵器5とガス再過熱器6との間の排ガス経路Aに設けられて居り、図略しているが、中空糸膜式の水蒸気分離膜を備えている。この様な水蒸気分離装置10は、例えば特開平11−300141号、特開2000−262838号、特開2000−354730号等に記載されたものを用いる事ができる。
【0022】
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
燃焼装置2のホッパ11に投入されたごみは、ストーカ炉12へ供給されて燃焼される。燃焼に伴って発生した排ガスは、ボイラ13とエコノマイザ16に依り熱回収されると共に、ガス冷却装置3に依り冷却水が噴射されて冷却される。ガス冷却装置3からの排ガスは、乾式排ガス処理装置4に依り酸性ガスが除去されると共に、濾過式集塵器5に依り煤塵が除去され、水蒸気分離装置10に依り水蒸気が除去されると共に、ガス再加熱器6に依り再加熱され、触媒脱硝装置7に依り窒素酸化物が除去された上で、誘引通風機8に依り誘引されて煙突9から大気に放出される。
この時、濾過式集塵器5からガス再加熱器6までの排ガス経路Aには、水蒸気分離装置10が設けられているので、これに依り排ガスに含まれている水蒸気が除去される。その結果、煙突9の出口で水蒸気が凝縮して白煙が生じる事がなくなる。
【0023】
従って、この様なものは、従来設置されていた加熱空気供給装置58が不要となる。又、水蒸気分離装置10に依り排ガスから水蒸気を除去するので、これからの排ガス量が減少する。この為に、水蒸気分離装置10の下流設備、つまりガス再加熱器6、触媒脱硝装置7、誘引通風機8の容量を低減できて設備費及び使用電力量を抑える事ができると共に、煙突からの排ガス量も低減できる。
又、従来設置されていた加熱空気供給装置58が不要となるので、これに使用していた蒸気を発電に利用できる為に発電量を増加させる事ができる。
【0024】
因みに、実験結果に依れば、濾過式集塵器5の出口の排ガスが温度160℃・水分34%−dryであり、外気が温度0℃・湿度60%の場合には、従来では、ガス再加熱器6の出口の排ガス温度を200℃まで加熱する必要があったが、濾過式集塵器5の出口に設置した水蒸気分離装置10に依り水分(水蒸気)を約15%に落すと、前記再加熱は180℃までで良く、投入熱量を約60%低減できる事が判明した。
又、水蒸気分離装置10に依り排ガス中の水分を約13%まで落せば、再加熱は不要となる事が判った。従って、この場合には、ガス再加熱器6を割愛する事ができる。
【0025】
次に、本発明の第二例を、図2に基づいて説明する。
図2は、本発明の第二例に係る燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図である。
【0026】
第二例は、燃焼装置2と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置3と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器5と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機8と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する湿式ガス洗浄装置19と、これからの排ガスに加熱空気を供給する加熱空気供給装置20と、これからの排ガスを大気に放出する煙突9とを備えた燃焼設備1に於て、前記ガス冷却装置3から煙突9までの排ガス経路Aに、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置10を設けたものであり、所謂水蒸気分離装置10と加熱空気供給装置20とに依り白煙防止装置を構成したものである。
【0027】
水蒸気分離装置10は、湿式ガス洗浄装置19の下流側、つまり湿式ガス洗浄装置19と加熱空気供給装置20に依る加熱空気供給箇所との間の排ガス経路Aに設けられて居り、第一例と同様に、中空糸膜式の水蒸気分離膜を備えている。加熱空気供給装置20は、空気を送風する送風機21と、これからの空気を加熱する空気加熱器22とを備えている。
【0028】
この様なものは、燃焼装置2のホッパ11に投入されたごみは、ストーカ炉12へ供給されて燃焼される。燃焼に伴って発生した排ガスは、ボイラ13とエコノマイザ16に依り熱回収されると共に、ガス冷却装置3に依り冷却水が噴射されて冷却される。ガス冷却装置3からの排ガスは、濾過式集塵器5に依り煤塵が除去されると共に、誘引通風機8に依り誘引され、湿式ガス洗浄装置19に依り酸性ガスが除去された上、水蒸気分離装置10に依り水蒸気が除去され、加熱空気供給装置20からの加熱空気が混合された後、煙突9から大気に放出される。
【0029】
従って、この様なものは、水蒸気分離装置10に依り排ガスから水蒸気を除去するので、これからの排ガス量が減少すると共に、加熱空気供給装置20の容量を低減できてこれらの設備費及び使用電力量を抑える事ができ、煙突からの排ガス量も低減できる。
【0030】
因みに、実験結果に依れば、湿式ガス洗浄装置19の出口の排ガスが温度53℃・水分16%−dryであり、外気が温度0℃・湿度60%の場合には、従来では、加熱空気供給装置20の空気加熱器22で200℃に加熱した加熱空気を排ガス量の約80%分(dry base)だけ混合していたが、水蒸気分離装置10に依り排ガスの水分(水蒸気)を約10%に落すと、混合空気量は、約37%で良い事が判明した。つまり、水蒸気分離装置10を設けた事に依り加熱空気供給装置20からの加熱空気量を大幅に低減できる事が判った。
【0031】
尚、燃焼設備1は、先の例では、ごみ焼却炉であったが、これに限らず、例えば白煙防止装置が必要な火力発電所等でも良い。
燃焼装置2は、先の例では、ストーカ炉であったが、これに限らず、例えば流動床炉やキルン炉等でも良い。
水蒸気分離装置10は、第一例では、濾過式集塵器5の下流側に設けていると共に、第二例では、湿式ガス洗浄装置19の下流側に設けていたが、これらに限らず、ガス冷却装置3から煙突9までの排ガス経路Aの任意の位置に設ける事ができる。但し、ダスト負荷が高い場合には、濾過式集塵器5の下流側に設置するのが望ましい。
水蒸気分離装置10は、先の例では、中空糸膜式の水蒸気分離膜を備えたものであったが、これに限らず、例えば他の構造のものでも良い。
【0032】
【発明の効果】
以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 燃焼装置とガス冷却装置と乾式排ガス処理装置と濾過式集塵器と触媒脱硝装置と誘引通風機と煙突とを備えた燃焼設備や、燃焼装置とガス冷却装置と濾過式集塵器と誘引通風機と湿式ガス洗浄装置と加熱空気供給装置と煙突とを備えた燃焼設備に於て、ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路に水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置を設けたので、煙突から放出される排ガス量を減少させると共に、発電量の低減を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一例に係る燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図。
【図2】本発明の第二例に係る燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図。
【図3】従来の燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図。
【図4】従来の他の燃焼設備の白煙防止装置を示す概要図。
【符号の説明】
1,50…燃焼設備、2,51…燃焼装置、3,52…ガス冷却装置、4,10,53…乾式排ガス処理装置、5,54…濾過式集塵器、6,55…ガス再加熱器、7,56…触媒脱硝装置、8,57…誘引通風機、9,59…煙突、10…水蒸気分離装置、11,61…ホッパ、12,62…ストーカ炉、13,63…ボイラ、14,64…蒸気タービン、15,65…発電機、16,66…エコノマイザ、17…消石灰貯留槽、18…送風機、19,60…湿式ガス洗浄装置、20,58…加熱空気供給装置、21,67…送風機、22,68…空気加熱器、A…排ガス経路。

Claims (5)

  1. 燃焼装置と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する乾式排ガス処理装置と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器と、これからの排ガスに含まれている窒素酸化物を除去する触媒脱硝装置と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機と、これからの排ガスを大気に放出する煙突とを備えた燃焼設備に於て、前記ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路に、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置を設けた事を特徴とする燃焼設備の白煙防止装置。
  2. 水蒸気分離装置は、濾過式集塵器の下流側に設けられている請求項1に記載の燃焼設備の白煙防止装置。
  3. 燃焼装置と、これからの排ガスに冷却水を噴射して冷却するガス冷却装置と、これからの排ガスに含まれている煤塵を除去する濾過式集塵器と、これからの排ガスを誘引する誘引通風機と、これからの排ガスに含まれている酸性ガスを除去する湿式ガス洗浄装置と、これからの排ガスに加熱空気を供給する加熱空気供給装置と、これからの排ガスを大気に放出する煙突とを備えた燃焼設備に於て、前記ガス冷却装置から煙突までの排ガス経路に、水蒸気を選択的に除去する水蒸気分離装置を設けた事を特徴とする燃焼設備の白煙防止装置。
  4. 水蒸気分離装置は、湿式ガス洗浄装置の下流側に設けられている請求項3に記載の燃焼設備の白煙防止装置。
  5. 水蒸気分離装置は、中空糸膜式の水蒸気分離膜を備えている請求項1乃至4の何れかに記載の燃焼設備の白煙防止装置。
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