JP2004305881A

JP2004305881A - Adhesive coating apparatus and image forming apparatus

Info

Publication number: JP2004305881A
Application number: JP2003102291A
Authority: JP
Inventors: Katsumasa Takagi; 勝雅高木; Shuji Ishimaru; 修二石丸; Yoshinori Kono; 芳宣河野; Misao Kobayashi; 美佐夫小林
Original assignee: Nisca Corp
Current assignee: Canon Finetech Nisca Inc
Priority date: 2003-04-04
Filing date: 2003-04-04
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2023-04-04
Also published as: JP4454245B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an adhesive coating apparatus capable of safely and easily replenishing a container with an adhesive from above and capable of preventing the deterioration of the adhesive, and an image forming apparatus. <P>SOLUTION: This adhesive coating apparatus is equipped with support means 55a and 55b for supporting a sheet bundle, a melting means 180 for heating the solid adhesive to melt the same, a container 66a for housing the adhesive melted by the melting means 180, a coating means 68b for applying the melted adhesive housed in the container 66a to the end edge of the sheet bundle S1 supported by the support means 55a and 55b, a replenishing means K for replenishing the container 66a with the adhesive and a moving means for moving the container 66a between a first position 155 where the adhesive is applied to the end edge of the sheet bundle S1 by the coating means 68b and a second position 157 where the container 66a is replenished with the adhesive by the replenishing means K. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの束に接着剤を塗布するための接着剤塗布装置および画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば製本機や画像形成装置に付設されるフィニッシャ等のシート処理装置は、一般に、シートを複数枚束状にした後、このシート束を綴じる処理や、シート束の端縁に糊等の接着剤を塗布する接着剤塗布処理等を行なうことができる。
【０００３】
前記接着剤塗布処理では、一般に、糊等の接着剤が溜められた容器を備え且つこの容器内の接着剤を加熱して溶融させた状態でシート束の端縁に塗布する接着剤塗布装置が使用される（例えば、特許文献１ないし特許文献３参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−１６８２６４号公報
【特許文献２】
特開２０００−１６８２６５号公報
【特許文献３】
特開平１０−２０３７１４号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記接着剤塗布装置において、接着剤が溜められる容器は、一般に、煩雑な接着剤補充作業の頻度を少なくするため、一度に多量の接着剤を収容できる大型の容器として形成されている。しかしながら、このように、大型の容器内に接着剤を収容すると、接着剤は、容器内に長い期間留まることになるため、塗布処理の度に加熱され、通常の大きさの容器に収容される場合に比べて加熱・冷却の繰り返し頻度が多くなる。そのため、接着剤が劣化して接着力が低下するという問題が生じる。
【０００５】
また、接着剤塗布装置にあっては、接着剤を容器に補充する接着剤補充機構を設けることが好ましい。この場合、容器内の接着剤は、上側の層ほど高温であるため、この上側の層に補充用の接着剤を接触させて補充用の接着剤を溶融し易くするべく、前記接着剤補充機構を容器の上方に設け、容器の上方から接着剤を補充することが望ましい。
【０００６】
しかしながら、前述したように、従来の接着剤塗布装置では、前記容器が大型であることから所定の位置に固定されており、前記容器上をシート束が通過することにより、容器内の接着剤がシート束の端縁に塗布されるようになっている。そのため、シート束を容器に沿って移動させるためのスペースが容器の上方に確保されており、容器の上方から接着剤を補充しようとする場合には、前記スペースが邪魔となって接着剤補充機構を設けることができない。したがって、消費された接着剤を補充するには、専ら、塗布処理を施す位置に固定された容器に操作者自身が接着剤を直接に補充しなければならない。しかも、塗布処理の途中で接着剤を補充する場合には、高温状態の容器に操作者が接触する可能性があり、接着剤の補充作業を安全且つ容易に行なえないという問題がある。
【０００７】
本発明は、このような現状に着目してなされたものであり、その目的とするところは、接着剤の補充を容器の上方から安全且つ容易に行なうことができるとともに、接着剤の劣化を防止できる接着剤塗布装置および画像形成装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の接着剤塗布装置は、シート束を支持する支持手段と、固体の接着剤を加熱して溶融する溶融手段と、前記溶融手段によって溶融された接着剤を収容する接着剤収容器と、前記接着剤収容器内に収容された溶融済の接着剤を前記支持手段によって支持された前記シート束の端縁に塗布する塗布手段と、前記接着剤収容器に接着剤を補充する補充手段と、前記塗布手段によって前記シート束の端縁に接着剤を塗布する第１の位置と、前記補充手段によって前記接着剤収容器に接着剤を補充する第２の位置とに前記接着剤収容器を移動させる移動手段とを備えていることを特徴とする。
【０００９】
上記構成によれば、前記接着剤収容器に接着剤を補充する補充手段が設けられているため、接着剤を補充する操作者が高温の接着剤収容器に接触する虞がなくなり、接着剤の補充を安全に行なうことができる。また、このように接着剤を補充する補充手段が設けられていると、接着剤の補充が容易になることから、煩雑な接着剤補充作業の頻度を少なくするために大型の容器を使用する必要がなくなる（小型の接着剤収容器を使用することができるようになる）。そのため、接着剤を容器内に長い期間留めないで済み、結果的に、接着剤の劣化を防止することができる。
【００１０】
また、上記構成によれば、前記塗布手段によって前記シート束の端縁に接着剤を塗布する第１の位置と、前記補充手段によって前記接着剤収容器に接着剤を補充する第２の位置とに前記接着剤収容器を移動させる移動手段が設けられている。すなわち、接着剤を塗布する第１の位置と接着剤を補充する第２の位置とが別個に設けられており、前記接着剤収容器を第１の位置から第２の位置に移動させて接着剤を補充できるようになっている。したがって、どのような塗布形態であっても（例えばシート束を接着剤収容器に沿って移動させるためのスペースが接着剤収容器の上方に確保されている場合であっても）、補充用の接着剤を接着剤収容器の上方から補充できるため、接着剤の補充が容易になり、接着剤を効率良く溶融できる。
【００１１】
また、本発明の接着剤塗布装置は、前記第１の位置において前記塗布手段および前記接着剤収容器をシート束の端縁に沿って移動させる第２の移動手段と、前記第２の移動手段および前記塗布手段を制御して、前記接着剤収容器内の溶融済の接着剤を前記塗布手段によってシート束の端縁に塗布する制御手段とを備えていることを特徴とする。
【００１２】
このような構成によれば、接着剤収容器がシート束に沿って移動するため、シート束を移動する搬送路を簡略化することができ、装置をコンパクトに構成することができる。
【００１３】
また、本発明の接着剤塗布装置は、シートを前記支持手段に向けて所定方向に順次に搬送してシート束を形成するとともに、前記塗布手段によって前記接着剤収容器内の溶融済の接着剤が塗布されたシート束を、前記支持手段から前記所定方向と略同一方向に搬送する搬送手段を備えていることを特徴とする。
【００１４】
このような構成によれば、前記接着剤収容器内の溶融済の接着剤を前記塗布手段によってシート束に塗布する前後で、シート束の搬送方向が変わらないため、接着剤が塗布されたシート束の姿勢を変えることなく、そのまま、シート束を搬送することができる。したがって、搬送時間を短縮できる。また、塗布手段による接着後にシート束をその姿勢を変えることなく搬送できるため、シート束がずれて固まってしまうことがない。
【００１５】
また、本発明の接着剤塗布装置は、前記移動手段および前記搬送手段を制御して、前記搬送手段によるシート束の搬送を妨げない退避位置に前記接着剤収容器を前記移動手段によって移動させた後に、前記搬送手段によってシート束を搬送させる制御手段を備えていることを特徴とする。
【００１６】
このような構成によれば、前記接着剤収容器を避けるようにシート束を移動するのではなく、前記接着剤容器を移動するだけで、接着剤が塗布されたシート束の搬送経路を確保できるため、塗布処理済のシート束が搬送時にずれ難い。
【００１７】
また、本発明の接着剤塗布装置は、前記接着剤収容器の位置にかかわらず、前記補充手段に接着剤を補充することができることを特徴とする。
【００１８】
このような構成によれば、前記塗布手段がシート束に接着剤を塗布している間でも、操作者の任意のタイミングで補充手段に接着剤を補充することができるため、補充手段へ接着剤を補充する点において、タイムロスがない。
【００１９】
また、本発明の接着剤塗布装置において、前記溶融手段は、前記接着剤収容器と共に前記移動手段によって移動されるように構成されていることを特徴とする。
【００２０】
このような構成によれば、接着剤容器と共に溶融手段が移動するため、常に接着剤を溶融状態にしておくことができ、接着処理の初期動作に時間がかからない。
【００２１】
また、本発明の接着剤塗布装置は、前記溶融手段が所定位置に固定され、前記移動手段によって前記接着剤収容器が前記所定位置に移動されることにより、前記接着剤収容器内の接着剤が前記溶融手段により加熱されて溶融されるように構成されていることを特徴とする。
【００２２】
このように、接着剤収容器と溶融手段とを別体として構成すれば、接着剤収容器を軽量化することができ、接着剤収容器の移動時に省エネ化を図ることができる。
【００２３】
また、本発明では、上記特徴を備えた画像形成装置も提供される。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図１には、本発明の一実施形態に係る接着剤塗布装置が組み込まれたシート処理装置２０と、このシート処理装置２０を備えた画像形成装置の一例である複写機１とが示されている。
【００２５】
図示のように、複写機１の装置本体２内には画像形成部３が設けられており、この画像形成部３によって普通紙やＯＨＰシート等のシートに対して画像が形成される。具体的には、装置本体２の上面に原稿給送装置５が装着されており、この原稿給送装置５から自動給送された原稿が光学読取手段７によって光学的に読み取られ、その読み取り情報がデジタル信号とし画像形成部３へ送信される。画像形成部３では、前記デジタル信号に基づいて光照射手段１３からレーザ光Ｌが感光体ドラム１５の表面に照射され、これにより、前記原稿に対応する静電潜像が感光体ドラム１５の表面に形成される。続いて、感光体ドラム１５の回転により、感光体ドラム１５の周囲に配置された現像装置８から前記静電潜像に対してトナーが供給され、静電潜像が可視化される。この可視化されたトナー像は、その後、転写部に所定のタイミングで送られてきたシートＳに転写される。なお、画像が転写されるシートＳは、装置本体２の下部に装着されたシートカセット９から搬送ローラ１０によって１枚ずつ転写部に送り込まれる。無論、マルチトレイ１２からの給送も可能となっている。
【００２６】
前記転写部にてトナー像が転写されたシートＳは、その後、定着装置６へと搬送され、ここで熱および圧力印加によってトナー像が永久定着される。そして、装置本体２において片面モードが設定されている場合には、定着装置６を通過したシートＳがシート処理装置２０へと送り込まれる。一方、装置本体２において両面記録モードが設定されている場合、片面に画像が形成されたシートＳは、定着装置６を通過した後、先ず、スイッチバックによって再搬送路１８に搬送され、次に、再度、画像形成部３へと搬送されて、裏面に画像が形成され、その後、シート処理装置２０へと送り込まれる。
【００２７】
なお、装置本体２は、シート処理装置２０にシートＳを送り込む前に、シート処理装置２０内の搬送経路の切換等を事前に行なえるように、シート処理装置２０に対してシートサイズ等の信号を送るようになっている。
【００２８】
シート処理装置２０は、シートＳを搬送して整合する搬送整合部２１と、本発明の一実施形態に係る接着剤塗布装置の主要部を構成する接着剤塗布部２２と、裁断部２３とを少なくとも備えており、通常の排出モードの他、接着製本モードや裁断モードの選択が可能となっている。なお、裁断モードにおける裁断は、後述するシート束Ｓ１の接着面以外の三方向が可能となっている。
【００２９】
搬送整合部２１は、装置本体２から搬入されたシートＳを搬送する第１の搬送路Ａと、第１の搬送路Ａから二股に分岐する第２および第３の搬送路Ｂ，Ｃと、第３の搬送路Ｃから二股に分岐する第４および第５の搬送路Ｄ，Ｅとを備えている。
【００３０】
図２に詳しく示されるように、第１の搬送路Ａには搬入ローラ対２５が設けられており、この搬入ローラ対２５の下流側には、第２の搬送路Ｂと第３の搬送路Ｃとの分岐部に、搬送路を切り替えるための第１の切替フラッパ２７が設けられている。また、第４の搬送路Ｄと第５の搬送路Ｅとの分岐部には、搬送路を切り替えるための第２の切替フラッパ３２が設けられている。
【００３１】
このような搬送路の形態において、装置本体２側で通常の排出モードが選択されると、装置本体２から第１の搬送路Ａを通じてシート処理装置２０内に搬入されたシートＳは、第１の切替フラッパ２７によって第２の搬送路Ｂへと案内され、この第２の搬送路Ｂに設けられた複数の搬送ローラ対２９を介して、スタックトレイ３０（図１参照）に排出される。一方、装置本体２側で製本モードが選択されると、シートＳは、第１の切替フラッパ２７によって第３の搬送路Ｃへと案内された後、第２の切替フラッパ３２を介して第４の搬送路Ｄまたは第５の搬送路Ｅへと案内されるとともに、接着剤塗布部２２および裁断部２３を経由して接着製本（例えば、糊付けによる製本）された後、積載トレイ３５（図１参照）に排出される。なお、図２中、矢印Ｘは、表紙Ｓ０（図８参照）以外のシートＳの搬送方向を示している。
【００３２】
第３および第４の搬送路Ｃ，Ｄには、シートＳを搬送する搬送ローラ対４０ａ，４０ｂ，４０ｃが順に配設されている。また、搬送ローラ対４０ｂ，４０ｃ間の所定位置には、上流側から順に、シートＳの後端を検知する第１の後端検知センサ５０と、第２の後端検知センサ５１とが設置されている。
【００３３】
また、第４の搬送路Ｄの下流には、搬送整合部２１の整合域を構成する集積部４２が設けられている。この集積部４２は、シートＳをその背面から受ける背板４２ａと、シートＳの端縁（下端縁）を下側から受ける基準板（載置板）４５とを備えており、これらの板４２ａ，４５によって所定枚数のシートＳを略垂直に立てた状態で積載し、１つのシート束Ｓ１を形成する。この場合、背板４２ａは、図示しないスライド機構によってシートＳの積載方向（図２中に矢印Ｙ１で示される略水平方向（シート束Ｓ１の厚さ方向））にスライド可能であり、図示しないラックにより任意のスライド位置で固定されるようになっている。また、基準板４５は、集積部４２に積載されたシートＳ（シート束Ｓ１）を下側から支持する積載位置（図２に実線で示される位置）と、集積部４２の下側を開放してシートＳの支持状態を解除する退避位置（図２に破線で示される位置）との間で、シートＳの積載方向（図２中に矢印Ｙ２で示される略水平方向（シート束Ｓ１の厚さ方向））に沿ってスライドできる。
【００３４】
また、集積部４２には、シートＳを背板４２ａに対して押し付ける押し付けアーム５２が、回転軸５２ａを中心に回動自在に設けられている。また、集積部４２には、正逆転可能な積載ローラ４３が、背板４２ａと対向して配設されている。この積載ローラ４３は、回転軸４６ａに回動可能に軸支されたアーム４６の一端に支持されており、アーム４６が回動すると、第４の搬送路Ｄ内に突き出て、背板４２ａに設けられた従動コロ４３ａとの間でシートＳを挟持して搬送するようになっている。
【００３５】
また、積載ローラ４３の下側には、集積部４２に積載されるシートＳを積載ローラ４３と協働して基準板４５に向けて搬送するための掻き込み用キャタピラベルト４８が配設されている。
【００３６】
また、背板４２ａの下側には、集積部４２に略垂直状態で積載されたシート束Ｓ１を保持し且つこのシート束Ｓ１を略垂直な状態のまま（シート束Ｓ１の端縁を先頭にして）接着剤塗布部２２および裁断部２３に向けて下方に移動させるグリップ部材としての一対のグリッパ（支持手段）５５ａ，５５ｂが設けられている。これらのグリッパ５５ａ，５５ｂは、背板４２ａと基準板４５との間でシート束Ｓ１を保持する保持位置と、シート束Ｓ１を裁断装置に受け渡す受渡位置との間で略垂直方向に移動（昇降動作）することができる。また、グリッパ５５ａ，５５ｂは、シート束Ｓ１を両側から挟持する閉位置（図２に示される位置）と、シート束Ｓ１の挟持状態を解除する開位置との間で略水平方向（シート束Ｓ１の厚さ方向）に移動できる。本実施形態の場合、これらの開位置と閉位置との間での移動（開閉動作）は、一方のスライドグリッパ５５ｂが他方の固定グリッパ５５ａに対して移動することにより成される。
【００３７】
なお、集積部４２ｂには、集積部４２におけるシートＳの有無を検出するためのシート検出センサ１６も設けられている。
【００３８】
次に、上記構成の集積部４２によってシートＳを集積してシート束Ｓ１を形成する場合について説明する。
【００３９】
まず、装置本体２側で製本モードが選択されると、装置本体２から排出されたシートＳは、順次、第１の搬送路Ａから搬入ローラ対２５および第１の切替フラッパ２７を介して、第３の搬送路Ｃへと案内された後、第２の切替フラッパ３２を介して第４の搬送路Ｄから集積部４２へと導かれる。シートＳの後端が第１の後端検知センサ５０によって検知されると、アーム４６が回動され、積載ローラ４３が第４の搬送路Ｄ内に突き出て従動コロ４３ａと対向する。この時、積載ローラ４３は、正転して、従動コロ４３ａとの間でシートＳを挟持しつつ背板４２ａへと送り込む。そして、シートＳの後端が第２の後端検知センサ５１によって検知されると、所定のタイミングで積載ローラ４３が逆転し始め、これにより、背板４２ａによってその背面が支持されたシートＳは、逆転する積載ローラ４３とキャタピラベルト４８とにより、基準板４５に向けて移動される。すなわち、集積部４２へと搬送されたシートＳは、背板４２ａに一旦送り込まれて保持された後、基準板４５に向けて引き戻され、その後端が基準板４５に当て付けられて搬送方向の整合（後端整合）が成される。なお、以下、整合されるシートＳの後端によって形成されるシート束Ｓ１の部位を、「シート束の端縁」と称する。
【００４０】
また、このようにして、シートＳが基準板４５に積載される（シートＳの後端が基準板４５に当接される）度に、押し付けアーム５２は、回動軸５２ａを中心に回動し、シートＳを背板４２ａに対して押し付ける。この押し付けアーム５２による押圧力は、シートＳ同士の隙間を無くして、適正なシート束Ｓ１を形成するとともに、背板４２ａをシート束Ｓ１とともにスライドさせる。そして、この背板４２ａのスライド位置が前記ラック機構により保持されることにより、次のシートＳのための積載スペースが確保される。すなわち、押し付けアーム５２は、集積部４２に集積されるシートＳの枚数が増えるにつれて（シート束Ｓ１の厚さに応じて）、背板４２ａをスライドさせ、整合性の良好なシート束Ｓ１の形成に寄与する。
【００４１】
以上のようにして、集積部４２に対して順次にシートＳが送り込まれて、所定枚数のシートＳが集積される（所定厚さのシート束Ｓ１が形成される）と、すなわち、背板４２が所定量スライドされると、背板４２ａは、ラックから外れ、図示しない弾性部材により付勢されて積載ローラ４３に向けて移動され、シート束Ｓ１を積載ローラ４３との間で挟持する。なお、上記構成では、シートＳが集積部４２へと搬送されてシート束Ｓ１が形成されているが、所定数のシート束が集積部４２に搬送されて集積されることにより、所定厚さの１つのシート束Ｓ１が形成されても良い。
【００４２】
このようにして形成されたシート束Ｓ１は、その後、開位置で待機していたグリッパ５５ａ，５５ｂによって保持され、接着剤塗布部２２に向けて移動される。接着剤塗布部２２は、図２には図示されていないが、第５の搬送路Ｅの下流に設けられた後述する表紙接着部６０と基準板４５との間に設けられている（図１参照）。
【００４３】
ここで、グリッパ５５ａ，５５ｂ及びその駆動機構について詳細に説明する。
【００４４】
図１５および図１６に示されるように、グリッパ５５ａ，５５ｂは、集積部４２に集積されるシートＳの幅方向に延びており、一対のグリッパユニット８７，８８に取り付けられている。図３および図４に詳しく示されるように、各グリッパユニット８７，８８はベースプレート８７ａ，８８ａを有しており、一方の第１のベースプレート８７ａには固定グリッパ５５ａの一端が接続され、他方の第２のベースプレート８８ａには固定グリッパ５５ａの他端が固定されている。また、スライドグリッパ５５ｂはその両端にラック９６ａ，９６ｂを有しており、各ラック９６ａ，９６ｂはそれぞれ各ベースプレート８７ａ，８８ａのガイドレール８７ｂ，８８ｂにスライド自在に取り付けられている。
【００４５】
また、第２のベースプレート８８ａにはグリッパ開閉モータ７０が装着固定されており、このモータ７０の出力軸にはモータギヤ８９が固定されている。また、第２のベースプレート８８ａの表面には、モータギヤ８９と噛み合うウォームギヤ９０と、ウォームギヤ９０と噛み合う第１のギヤ９１と、第１のギヤ９１と噛み合う第２のギヤ９２と、第２のギヤ９２と噛み合う第３のキヤ９３とがそれぞれ回転可能に取り付けられている。なお、グリッパ開閉モータ７０は、制御手段としてのＣＰＵ１５９に接続されており（図１５参照）、その駆動がＣＰＵ１５９により制御される。
【００４６】
また、一対のベースプレート８７ａ，８８ａは、その間で、回転軸６１を回転可能に支持している。第２のベースプレート８８ａに支持される回転軸６１の一端部には、第３のギヤ９３に噛み合うワンウェイギヤ９４と、スライドグリッパ５５ｂの一方のラック９６ｂに噛み合うピニオンギヤ９５ｂとが固定されている。一方、第１のベースプレート８７ａに支持される回転軸６１の他端部には、スライドグリッパ５５ｂの他方のラック９６ａに噛み合うピニオンギヤ９５ａが固定されている。
【００４７】
このように、グリッパユニット８７，８８は、ピニオン・ラック機構を介してグリッパ５５ａ，５５ｂを支持し且つグリッパ開閉モータ７０によりギヤ列を介してピニオン・ラック機構を作動させることによりグリッパ５５ａ，５５ｂを開閉させるグリッパ開閉機構（図３に右上がりの一点鎖線（斜線）で示される部分）を構成している。
【００４８】
なお、本実施形態では、このような開閉機構を利用して集積部４２に集積されたシート束Ｓ１の厚さを検知する検知手段が設けられている。この検知手段は、図６に明確に示されるように、ラック９６ａに形成された開き量センサフラグ７４ｂと、第１のベースプレート８７ａに設けられたグリッパ開き量検知センサ７４ａとから成り、ラック９６ａ（スライドグリッパ５５ｂ）とともに移動する開き量センサフラグ７４ｂをグリッパ開き量検知センサ７４ａによって検知することにより、グリッパ５５ａ，５５ｂ間で挟持されるシート束Ｓ１の厚さを検知するようになっている。ここで、グリッパ開き量検知センサ７４ａによって検知された検知信号はＣＰＵ１５９に送られる。
【００４９】
また、本実施形態では、スライドグリッパ５５ｂが過度に移動することを防止する安全機構が設けられている。この安全機構は、図７に明確に示されるように、ラック９６ｂに形成された開き限界検知センサフラグ７５ｂと、第２のベースプレート８８ａの所定位置に取り付けられる取付板６７に固定されたグリッパ開き限度検知センサ７５ａとから成る。検知センサ７５ａは、ラック９６ｂ（スライドグリッパ５５ｂ）とともに移動するセンサフラグ７５ｂを開き限界位置で検知すると、その検知情報をＣＰＵ１５９に送る。そして、ＣＰＵ１５９は、この検知情報に基づいて、グリッパ開閉モータ７０の駆動を停止させ、スライドグリッパ５５ｂのそれ以上の移動を規制する。このような安全機構を設ければ、ラック９６ａ，９６ｂの移動量をＬに制限でき（図８参照）、モータ７０の誤作動等によってスライドグリッパ５５ｂが過度に移動して破損することを防止できる。
【００５０】
また、各グリッパユニット８７，８８は、例えばシート処理装置２０の本体に固定された一対の支持プレート８４ａ，８４ｂに対して上下に移動可能に取り付けられている。具体的には、各グリッパユニット８７，８８は、各支持プレート８４ａ，８４ｂに上下に延在して設けられたガイドレール８５ａ，８５ｂにスライド可能に係合する（図５および図６参照）とともに、各支持プレート８４ａ，８４ｂに設けられた昇降機構６３ａ，６３ｂに固定されている。この場合、グリッパユニット８７，８８とガイドレール８５ａ，８５ｂとのスライド自在な係合は、図４および図５に明確に示されるように、グリッパユニット８７，８８のベースプレート８７ａ，８８ａの裏面に取り付けられた回転自在なガイドローラ対８６ａ，８６ｂによって成される。本実施形態では、ベースプレート８７ａ，８８ａの裏面の上下に２組のガイドローラ対８６ａ，８６ｂが取り付けられており、ガイドローラ対８６ａ，８６ｂを構成する２つのローラ間にガイドレール８５ａ，８５ｂが挟み込まれる。
【００５１】
一方、昇降機構６３ａ，６３ｂは、各支持プレート８４ａ，８４ｂの上下に回転可能に取り付けられたギヤプーリ８０およびテンションプーリ８３と、これらのプーリ８０，８３間に掛け渡された無端状の駆動ベルト８１と、駆動ベルト８１に固定され且つグリッパユニット８７，８８のベースプレート８７ａ，８８ａが固定されるジョイント８２とから成る。また、昇降機構６３ａ，６３ｂのギヤプーリ８０同士は、支持プレート８４ａ，８４ｂに回転可能に支持された回転軸６４の両端にそれぞれ固定されている。
【００５２】
また、これらの昇降機構６３ａ，６３ｂには、グリッパ上下移動モータ６９からギヤ列を介して駆動力が伝達される。具体的には、図９等に示されるように、モータ６９の出力軸にはモータプーリ７６が固定されており、このモータプーリ７６と所定位置に取り付けられたギヤプーリ７８との間には駆動ベルト７７が掛け渡されている。この場合、駆動ベルト７７にはテンショナ１２２が当て付けられており、これにより、駆動ベルト７７に一定の張力が付与されている。また、ギヤプーリ７８は、一方の支持プレート８４ｂに回転可能に取り付けられたギヤ７９と噛み合っており、このギヤ７９が一方の昇降機構６３ｂのギヤプーリ８０と噛み合うことにより、モータ６９の駆動力が各昇降機構６３ａ，６３ｂに伝わるようになっている（昇降機構６３ａには回転軸６４を介して駆動力が伝達される）。なお、図３には、昇降機構６３ｂ及びその駆動機構が右下がりの実線（斜線）で示されている。
【００５３】
また、このような昇降機構６３ａ，６３ｂによるグリッパユニット８７，８８（グリッパ５５ａ，５５ｂ）の昇降動作は、グリッパユニット８７，８８の位置検出に基づいてＣＰＵ１５９により制御される。具体的には、図７に示されるように、支持プレート８４ｂの所定位置に設置されたグリッパ上下ＨＰセンサ７３ａによってグリッパ開閉モータ７０上の上下センサフラグ７３ｂを検知し、その検知情報をセンサ７３ａからＣＰＵ１５９に送ることにより、グリッパ上下移動モータ６９の動作が制御される（図１５参照）。本実施形態では、このような制御により、グリッパ５５ａ，５５ｂの上下方向の移動量がＨに制限される（図８参照）。
【００５４】
以上のように構成された昇降・開閉機構（シート束移動手段または搬送手段）によれば、グリッパ５５ａ，５５ｂは、以下のように開閉・昇降動作する。
【００５５】
まず、前述したように、集積部４２で所定のシート束Ｓ１が形成されると、ＣＰＵ１５９によってグリッパ開閉モータ７０が駆動される。これにより、開閉機構の各種ギヤ８９，９０，９１，９２，９３，９４を介してピニオンギヤ９５ａ，９５ｂが回転され、ピニオンギヤ９５ａ，９５ｂと噛み合うラック９６ａ，９６ｂが、図６および図８に破線で示される位置から実線で示される位置へと移動する（図７および図８に示される矢印と反対の方向へ移動する）。その結果、開位置（図６に破線で示される位置）で待機していたスライドグリッパ５５ｂがシート束Ｓ１に向って閉じ、グリッパ５５ａ，５５ｂによってシート束Ｓ１が挟持される。この時、ラック９６ａ（スライドグリッパ５５ｂ）とともに移動する開き量センサフラグ７４ｂとグリッパ開き量検知センサ７４ａとにより、グリッパ５５ａ，５５ｂ間で挟持されるシート束Ｓ１の厚さが検知される。
【００５６】
このようにして、グリッパ５５ａ，５５ｂによってシート束Ｓ１が挟持されると、基準板４５が積載位置（図２に実線で示される位置）から退避位置（図２に破線で示される位置）へとスライドし、スライド束Ｓ１の搬送経路が形成される。そして、この状態で、ＣＰＵ１５９によりグリッパ上下移動モータ６９が駆動され、前述した駆動機構および昇降機構６３ａ，６３ｂのプーリおよびベルト７６，７７，７８，７９，８０，８１を介して、グリッパユニット８７，８８（グリッパ５５ａ，５５ｂ）が接着剤塗布部２２に向けて下降される（図９および図１０の矢印参照）。なお、この際の昇降制御は、前述したように、センサ７３ａおよびフラグ７３ｂを介したグリッパユニット８７，８８の位置検出に基づいてＣＰＵ１５９により制御される
次に、図１１〜図１７を参照しながら、接着剤塗布部２２について詳細に説明する。
【００５７】
接着剤塗布部２２は、接着剤ｂ（例えば、糊）を保持し且つその保持された接着剤ｂをシート束Ｓ１の端縁に塗布する接着ユニット６６（図１１参照）と、この接着ユニット６６をシート束Ｓ１の端縁に沿って移動させる移動機構（移動手段）と、接着ユニット６６の後述する塗布ローラ６８ｂを回転駆動させるローラ駆動機構とを備えている。
【００５８】
図１１に示されるように、接着ユニット６６は、接着剤ｂを収容する例えばアルミ製の容器（接着剤収容器）６６ａと、例えばアルミ製の回転軸６８ｃを介して容器６６ａに回転可能に支持された回転体としての塗布ローラ（塗布手段）６８ｂと、容器６６ａの底部に例えば着脱自在に設置され且つ容器６６ａ内の接着剤ｂを例えば常温で加温して溶融させる溶融手段としてのヒータユニット１８０と、容器６６ａおよびヒータユニット１８０を受けてこれらを下方および側方から断熱する耐熱樹脂から成る断熱カバー１８１とを備えている。この場合、塗布ローラ６８ｂは、例えば耐熱ゴムから成り、容器６６ａ内の接着剤ｂと接触してこれを表面で保持するとともに、それ自身回転しながら、表面に保持された接着剤ｂをシート束Ｓ１の端縁に塗布する。また、ヒータユニット１８０は、図示しない電源に接続されている。
【００５９】
また、容器６６ａには、容器６６ａ内の接着剤ｂの温度を検知する温度センサ７１が設置されている。この温度センサ７１は、図１５に示されるように、ＣＰＵ１５９に電気的に接続されており、接着剤ｂの温度に関する検知信号をＣＰＵ１５９に送るようになっている。また、ＣＰＵ１５９は、温度センサ７１からの検知情報に基づいて、前記電源からヒータユニット１８０への電流の供給を制御する。なお、電源からヒータユニット１８０への給電ラインには、過電流を防止するヒューズ２００が設けられている。
【００６０】
図１２〜図１４には、接着ユニット６６をシート束Ｓ１の端縁に沿って移動（スライド）させる移動機構と、塗布ローラ６８ｂを回転駆動するためのローラ駆動機構とが示されている。
【００６１】
図１２および図１３に示されるように、前記移動機構は、容器移動モータ６７と、容器移動モータ６７の出力軸に固定されたモータプーリ９７と、所定位置に固定された第１の支持枠２０４に対して回転可能に支持されたプーリ９９と、プーリ９７，９９間に掛け渡された駆動ベルト９８と、プーリ９９と一体に回転する第１のギヤ１００と、所定位置に固定された第２の支持枠２０６に対して回転可能に軸支され且つ第１のギヤ１００に噛み合う第２のギヤ１０１と、第２の支持枠２０６に軸支され且つ第２のギヤ１０１と一体に回転するプーリ１０２と、接着ユニット６６の移動方向に沿ってプーリ１０２から所定距離離間されたテンションプーリ１０４と、このテンションプーリ１０４とプーリ１０２との間に掛渡された容器移動ベルト１０３とを備えている。なお、容器移動モータ６７は、ＣＰＵ１５９に電気的に接続され、その駆動がＣＰＵ１５９によって制御される（図１５参照）。
【００６２】
容器移動ベルト１０３には、ジョイント部材１０７が固定されている。このジョイント部材１０７の一端は、接着ユニット６６を支持するとともに、接着ユニット６６の移動方向に沿って延びる支持ロッド１０５に移動自在に支持されている。また、ジョイント部材１０７の他端は、支持ロッド１０５と平行に延びる断面がコの字状の支持レール１０６に移動自在に支持されている。この場合、ジョイント部材１０７の他端には、支持レール１０６の上下のレール面１０６ａ，１０６ｂに接触しながら転動する一対のガイドローラ１０８が設けられており、これらのガイドローラ１０８は板バネ１０９によりレール面１０６ａ，１０６ｂに対して常時付勢されている。
【００６３】
したがって、このような構成では、ＣＰＵ１５９による制御によって容器移動モータ６７が駆動されると、モータプーリ９７、駆動ベルト９８、プーリ９９、ギヤ１００，１０１、プーリ１０２を介して、容器移動ベルト１０３が回転駆動され、この容器移動ベルト１０３に固定されたジョイント部材１０７が支持ロッド１０５および支持レール１０６に沿ってスライドする。この場合、ジョイント部材１０７は、支持ロッド１０５および支持レール１０６によって両端が支持された状態で安定的に移動するため、ジョイント部材１０７に支持された接着ユニット６６は、ガタ付くことなく安定して直線移動する。したがって、後述する接着剤ｂの塗布処理を正確に行なうことができる。
【００６４】
一方、図１２および図１４に示されるように、前記ローラ駆動機構は、塗布ローラ回転モータ６８と、このモータ６８の出力軸に固定されたモータプーリ１１０と、第１の支持枠２０４に対して回転可能に支持されたプーリ１１２と、プーリ１１０，１１２間に掛渡された駆動ベルト１１１と、プーリ１１２と一体に回転する駆動ギヤ１１３と、第２の支持枠２０６に回転可能に軸支され且つ駆動ギヤ１１３と噛み合う従動ギヤ１１４と、第２の支持枠２０６に軸支され且つ従動ギヤ１１４と一体に回転するプーリ１１５と、第２の支持枠２０６および第３の支持枠２０８により回転可能に支持された軸部２１０の一端に固定されたプーリ１１７と、プーリ１１５，１１７間に掛渡された駆動ベルト１１６と、軸部２１０の他端に固定されたプーリ１１８と、接着モータ６６の移動方向に沿ってプーリ１１８から所定距離だけ離間されたテンションプーリ１２１と、塗布ローラ６８ｂの回転軸６８ｃに固定された塗布ローラ回転プーリ１２０と、プーリ１１８，１２０，１２１間に掛渡された塗布ローラ回転ベルト１１９と、塗布ローラ回転プーリ１２０の両側およびプーリ１１８の近傍で塗布ローラ回転ベルト１１９に対して押し付けられることにより塗布ローラ回転ベルト１１９に一定のテンションを付与するテンショナ１２２とを備えている。なお、駆動ベルト１１６にもテンショナ１２２が当て付けられている。また、ローラ回転モータ６８は、ＣＰＵ１５９に電気的に接続されており、その駆動がＣＰＵ１５９により制御される（図１５参照）。
【００６５】
したがって、このような構成では、ＣＰＵ１５９による制御によって塗布ローラ回転モータ６８が駆動されると、モータプーリ１１０、駆動ベルト１１１、プーリ１１２、ギヤ１１３，１１４、プーリ１１５、駆動ベルト１１６、プーリ１１７，１１８、プーリ１１８を介して、塗布ローラ回転ベルト１１９が駆動される。そのため、塗布ローラ回転ベルト１１９と共に塗布ローラ回転プーリ１２０が回転し、塗布ローラ回転プーリ１２０と回転軸６８ｃを介して連結する塗布ローラ６８ｂが回転される。
【００６６】
ところで、このような接着剤塗布部２２は、前述したように、第５の搬送路Ｅの下流に設けられた後述する表紙接着部６０と基準板４５との間に設けられている（図１参照）。そして、接着剤塗布部２２の接着ユニット６６は、前記移動機構により、シート束Ｓ１に接着剤ｂを塗布するための塗布領域１５５（図１５では、塗布領域１５５内の任意の位置（第１の位置）に接着ユニット６６が位置されている）と、シート束Ｓ１の搬送路から退避して塗布処理に備えるための待機位置１５６（図１６に破線で示される退避位置）と、接着剤ｂの補充を受ける補充位置１５７（図１６に実線で示される第２の位置）との間で移動することができる。
【００６７】
この場合、待機位置１５６は、接着ユニット６６の移動経路の所定位置（塗布領域１５５以外の位置）に設置された容器ＨＰセンサ７２（図１６参照）によって検知される。具体的には、接着ユニット６６の移動中、接着ユニット６６と共にスライドするジョイント部材１０７に設けられた容器ＨＰセンサフラグ１６２（図１３参照）が容器ＨＰセンサ７２によって検知される（センサ７２がＯＮされる）と、その検知信号がＣＰＵ１５９に送られて、容器移動モータ６７の駆動が停止され、接着ユニット６６が待機位置１５６に位置される。
【００６８】
また、補充位置１５７は、シート束Ｓ１から遠ざかる方向に待機位置１５６（センサ７２がＯＮされた状態）から所定距離（例えば１４ｍｍ）だけ離間した位置としてＣＰＵ１５９により認識される。更に、塗布領域１５５は、例えば、シート束Ｓ１に近づく方向で待機位置１５７から所定距離だけ離れた起点位置Ｐと、待機位置１５６から離れる方向で起点位置Ｐから所定距離だけ離れた接着ユニット６６の折り返し位置Ｑとの間の領域としてＣＰＵ１５９により認識される。なお、本実施形態では、待機位置１５６と補充位置１５７とが別々に設けられているが、補充位置１５７が待機位置１５６を兼ねていても良い。
【００６９】
次に、集積部４２からグリッパ５５ａ，５５ｂによって送られてくるシート束Ｓ１の端縁に対して、上記構成の接着剤塗布部２２により接着剤ｂを塗布する場合について説明する。
【００７０】
まず、前述したように、集積部４２側からグリッパ５５ａ，５５ｂにより挟持されて下降されてくるシート束Ｓ１は、接着ユニット６６の移動経路における塗布領域１５５上の所定の位置（図１５に示される位置）に位置決めされる。この場合、シート束Ｓ１の厚さに応じて、シート束Ｓ１の端縁と塗布ローラ６８ｂとの間隔が調整される。すなわち、前述したように、スライドグリッパ５５ｂとともに移動する開き量センサフラグ７４ｂがグリッパ開き量検知センサ７４ａによって検知されることにより、グリッパ５５ａ，５５ｂ間で挟持されるシート束Ｓ１の厚さが検知されるため、ＣＰＵ１５９は、この検知結果に基づいて、グリッパ５５ａ，５５ｂの上下動に関する位置制御を行なって、シート束Ｓ１の端縁と塗布ローラ６８ｂとの間隔を決定する。
【００７１】
このようにして、塗布領域１５５上の所定の位置にシート束Ｓ１が位置決めされると、今度は、ＣＰＵ１５９の制御により、待機位置１５６で待機していた接着ユニット６６が塗布領域１５５の起点位置Ｐへと移動される（図１５に示される状態）。そして、その後、接着ユニット６６は、塗布ローラ６８ｂが正回転されてシート束Ｓ１の端縁に接触された状態で、起点位置Ｐから折り返し位置Ｑに向けシート束Ｓ１に対して移動される。これにより、シート束Ｓ１の端縁には、容器６６ａ内の接着剤ｂを表面に担持した塗布ローラ６８ｂにより、接着剤ｂが満遍なく塗布されていく。
【００７２】
接着ユニット６６が折り返し位置Ｑに達すると、塗布ローラ６８ｂの正回転が停止され、接着ユニット６６の移動も停止される。そして、この時点から、今度は、塗布ローラ６８ｂが逆回転された状態で、接着ユニット６６が折り返し位置Ｑから起点位置Ｐに向けて移動し始める。そして、接着ユニット６６が再度起点位置Ｐに達した段階で、塗布ローラ６８ｂの逆回転が停止され、接着ユニット６６の移動も停止される。そして、以上のような往復移動が例えば２回行なわれた後、接着剤ｂの塗布作業が終了する。
【００７３】
シート束Ｓ１の端縁に対する接着剤ｂの塗布が終了すると、接着ユニット６６が待機位置１５７もしくは補充位置１５６へと移動され、シート束Ｓ１の搬送経路が確保される。この時の接着ユニット６６の移動制御は、前述したように、容器ＨＰセンサ７２の検知結果に基づき、容器移動モータ６７を介してＣＰＵ１５９により行なわれる。その後、接着ユニット６６の退避によって確保された搬送経路を通じて、グリッパ５５ａ，５５ｂにより挟持されたシート束Ｓ１が表紙接着部６０へと下降される（図１６参照）。
【００７４】
また、このようにしてシート束Ｓ１の端縁に接着剤ｂが塗布されるまでの間に、表紙接着部６０には既に表紙Ｓ０（図８参照）が搬送されて待機されている。この場合、表紙Ｓ０は、図２に示されるように、装置本体２側から、表紙供給手段を介して、表紙接着部６０に送られる。すなわち、表紙Ｓ０は、第１および第２の切替フラッパ２７，３２を介して、第５の搬送路Ｅ内に搬送され、この搬送路Ｅ中の表紙搬送駆動ローラ５７を介して、シート束Ｓ１の搬送経路を横切る表紙接着部６０の所定位置に位置決めされる。そして、この位置決めされた表紙Ｓ０に対し、接着剤ｂが塗布されたシート束Ｓ１の端縁がグリップ５５ａ，５５ｂによって押し付けられる（図８参照）。また、この状態で、シート束Ｓ１は、接着剤ｂによりその端縁に表紙Ｓ０が付着されたまま、グリッパ５５ａ，５５ｂによって更に下方へと移動され、表紙接着部６０の下側に位置するスライド自在な突き当て板５９（図２参照）に押し付けられる。その後、表紙Ｓ０およびシート束Ｓ１は、突き当て板５９に突き当てられた状態で、スライド自在な背折り板５８（図２参照）によって両側からプレスされる。これにより、表紙Ｓ０には、シート束Ｓ１の厚さに応じた折り目が形成される。
【００７５】
次に、突き当て板５９が外側にスライド移動して、シート束Ｓ１の搬送経路が形成された後、グリッパ５５ａ，５５ｂは、表紙Ｓ０が接着されたシート束Ｓ１を挟持したまま下方の裁断部２３（図１参照）へと引き渡す。この時、シート束Ｓ１を下方の裁断部２３に引き渡すだけの充分なストロークがグリッパ５５ａ，５５ｂに確保されていない場合には、表紙Ｓ０が接着されたシート束Ｓ１をグリッパ５５ａ，５５ｂによって下方に所定距離だけ移動させた後、一旦、背折り板５８によってシート束Ｓ１を挟持した状態で、グリッパ５５ａ，５５ｂによるシート束Ｓ１の挟持状態を解除する。そして、グリッパ５５ａ，５５ｂを上方へ移動させ、その上方位置で再びシート束Ｓ１をグリッパ５５ａ，５５ｂにより挟持して下方へと移動させれば、グリッパ５５ａ，５５ｂのストロークが少ない場合でも、グリッパ５５ａ，５５ｂのみでシート束Ｓ１を下方の裁断部２３に確実に引き渡すことが可能になる。
【００７６】
ところで、以上説明したような接着剤ｂの塗布処理が繰り返されると、容器６６ａ内の接着剤ｂの量が減少し、容器６６ａ内に接着剤ｂを補充する必要がでてくる。そのため、本実施形態では、容器６６ａ内の接着剤ｂの残量を検出し、自動的に又は要求に応じて接着ユニット６６を補充位置１５７に移動できるようになっている。
【００７７】
すなわち、接着剤塗布部２２には、容器６６ａ内が接着剤ｂで満杯になった際の接着剤ｂの液面高さと同等の高さに基準面１６１が設定されており、容器６６ａ内における現在の接着剤ｂの液面（最上面）高さを検知する接着剤量検知センサ１６０（図１５参照）が設けられている。そして、ＣＰＵ１５９は、接着剤量検知センサ１６０によって検知された現在の液面高さと基準面１６１との差から、容器６６ａ内の接着剤ｂの量を算出するとともに、この算出結果に基づいて補充すべき接着剤ｂの量を決定し、所定のタイミングで或いはユーザの要求に応じて、接着ユニット６６を塗布領域１５５あるいは待機位置１５６から補充位置１５７へと移動する。
【００７８】
次に、図１７〜図２１を参照しながら、補充位置１５６で接着ユニット６６の容器６６ａ内に接着剤を補充する接着剤補充機構（補充手段）Ｋについて説明する。
【００７９】
接着剤補充機構Ｋは、図１６にも示されるように補充位置１５７の上方に設けられており、図１７および図１８に示されるように、固形化された棒状の接着剤（以下、接着棒１６３という）を複数収納する接着棒収納体１５３と、この接着棒収納体１５３を回転させる回転機構（回転駆動手段）２３０と、接着棒収納体１５３内の接着棒１６３を排出位置（排出部）１５８で下方に押し込む押し込み機構２４０と、押し込み機構２４０によって押し込まれた接着棒１６３を出口部１６４（図１６および図２１参照）を通じて接着ユニット６６の容器６６ａ内へと送り込む送り機構２５０とを備えている。なお、接着棒収納体１５３には、例えば搬入部Ｇからユーザによって接着棒１６３が搬入される。
【００８０】
また、回転機構２３０と、押込み機構２４０および送り機構２５０（接着剤移動手段）の動力は、共通の接着剤補充モータ１２３の正逆転によって得られるようになっている。この場合、後述するように、接着剤補充モータ１２３が正転すると、回転機構２３０に動力が伝わって、接着棒収納体１５３が回転され、一方、接着剤補充モータ１２３が逆転すると、押込み機構２４０および送り機構２５０に動力が伝わって、後述する接着棒押込みアーム１４０および接着棒送り駆動ローラ１４９が駆動するようになっている。
【００８１】
図１７に明確に示されるように、接着棒収納体１５３は、回転支持部材２９０に対して回転可能に支持された略円筒状の回転体として構成されており、仕切部材１３１によって仕切られた複数の接着棒収納部１５３ａをその周方向に沿って有している。すなわち、接着棒収納部１５３ａは、接着棒収納体１５３を仕切部材１３１によって複数のシリンダ形状部分に区分けすることによって形成されている。
【００８２】
また、接着棒収納体１５３は、回転機構２３０により回転されることにより、接着棒収納部１５３ａのうちの任意の１つが排出位置１５８に位置決めされるようになっている。すなわち、接着棒収納体１５３は、補充される接着棒１６３を受ける第１の位置としての搬入部Ｇと、接着棒１６３を接着剤ユニット６６の容器６６ａに補充する第２の位置としての排出位置１５８との間で回転（移動）することができるようになっている。
【００８３】
排出位置１５８には、排出位置１５８に位置する接着棒収納部１５３ａ内の接着棒１６３の有無を検出する接着棒エンプティセンサ１４３が設けられている（図１９参照）。また、接着棒収納体１５３は、例えばその底部に、接着棒収納体１５３と一体で回転する円形のクロック板（エンコーダ）１３２を有しており、このクロック板１３２には、その周方向に沿って所定の間隔で検知用の複数のスリット１３２ａが形成されている。また、本実施形態では、搬出位置１５８にある接着棒収納部１５３ａへの接着棒１６３の搬入を阻止する遮蔽部材を搬入部Ｇに設けることが望ましい。
【００８４】
図１８に明確に示されるように、接着棒収納体１５３を回転させる回転機構２３０は、接着剤補充モータ１２３の出力軸に取り付けられたモータギヤ１２４と、モータギヤ１２４と噛み合う第１のギヤプーリ１２５と、第１のギヤプーリ１２５と所定の間隔をもって離間した第１のプーリ１２７と、プーリ１２５，１２７間に掛け渡された第１の駆動ベルト１２６と、第１のプーリ１２７と所定の間隔をもって離間された第２のギヤプーリ１２９と、プーリ１２７，１２９間に掛け渡された第２の駆動ベルト１２８と、接着棒収納体１５３と一体で回転し且つ第２のギヤプーリ１２９と噛み合うワンウェイギヤ１３０とを備えている。この場合、ワンウェイギヤ１３０は、接着剤補充モータ１２３の逆転時に接着棒収納体１５３が回転しないように、接着剤補充モータ１２３の逆転駆動力を接着棒収納体１５３に伝えない。
【００８５】
したがって、このような構成では、接着剤補充モータ１２３が正転すると、モータギヤ１２４、第１のギヤプーリ１２５、第１の駆動ベルト１２６、第１のプーリ１２７、第２の駆動ベルト１２８、第２のギヤプーリ１２９を介して、ワンウェイギヤ１３０が図１８に矢印で示される方向に回転し、接着棒収納体１５３が回転する。
【００８６】
一方、押し込み機構２４０は、図１９に明確に示されるように、モータギヤ１２４と、第１のギヤプーリ１２５と、第１の駆動ベルト１２６と、第１のプーリ１２７とを、回転機構２３０と共有している。また、押し込み機構２４０は、それ独自の構成要素として、第１のプーリ１２７と一体で回転するウォームギヤ（ワンウェイギヤ）１３３と、ウォームギヤ１３３と噛み合う第１のギヤ１３４と、第１のギヤ１３４と噛み合う第２のギヤ１３５と、第２のギヤ１３５とトルククラッチ１３６を介して連結された第２のプーリ１３７と、第２のプーリ１３７と所定の間隔を持って上方に離間されたテンションプーリ１３９と、プーリ１３７，１３９間に掛け渡されたベルト体１３８と、ベルト体１３８にジョイント部材１５４を介して連結固定された接着棒押し込みアーム１４０と、ベルト体１３８と接着棒収納体１５３との間で延びるアーム用ガイドレール１４１とを備えている。
【００８７】
この場合、ウォームギヤ１３３は、接着剤補充モータ１２３の正転時に接着剤押込みアーム１４０が駆動しないように、接着剤補充モータ１２３の正転駆動力を第１のギヤ１３４に伝えない。また、トルククラッチ１３６は、後述するように接着棒押込みアーム１４０が接着棒１６３を接着ユニット６６の塗布ローラ６８ｂに対して過度に押し付けた際、空転することにより、接着棒１６３の破損等を防止するようになっている。
【００８８】
また、接着棒押込みアーム１４０は、通常は、図示しないバネで付勢されることにより、ベルト体１３８と平行な姿勢（図１９にＡで示される姿勢）に保持されるが、その突出する係合部１４０ａがガイドレール１４１の後述する係合部１４１ａと係合すると、前記バネの付勢力に抗してベルト体１３８（ガイドレール１４１）と直交する姿勢（図１９にＢで示される姿勢）へと変換され、排出位置１５８に位置する接着棒収納部１５３ａ内の接着棒１６３の上端に当て付くことができるようになる。
【００８９】
また、ガイドレール１４１は、接着棒押込みアーム１４０のベルト体走行におけるテンションプーリ１３９側の反転位置から、第２のプーリ１３７側の反転位置の手前まで、ベルト体１３８に沿って延びている。また、ガイドレール１４１は、テンションプーリ１３９側の反転位置付近に、接着棒押込みアーム１４０の係合部１４０ａと係合することにより接着棒押込みアーム１４０をそのバネの付勢力に抗して平行姿勢Ａから直交姿勢Ｂへと変換する係合部１４１ａを有しており、この係合部１４１よりも下流側では、そのレール面によって接着棒押込みアーム１４０に当て付いて接着棒押込みアーム１４０の直交姿勢Ｂを保持するようになっている。なお、ガイドレール１４１には、テンションプーリ１３９側の反転位置、具体的には、係合部１４１よりも上流側に、接着棒押込みアーム１４０のホーム位置を検出するためのアームＨＰセンサ１４２が設けられている。
【００９０】
したがって、このような構成では、接着剤補充モータ１２３が逆転すると、モータギヤ１２４、第１のギヤプーリ１２５、第１の駆動ベルト１２６、第１のプーリ１２７、ウォームギヤ１３３、第１のギヤ１３４、第２のギヤ１３５、トルククラッチ１３６、第２のプーリ１３７を介して、ベルト体１３８が回転駆動され、ベルト体１３８と共に接着棒押し込みアーム１４０が移動する。また、この移動中、図２１に詳しく示されるように、接着棒押し込みアーム１４０の係合部１４０ａがガイドレール１４１の係合部１４１ａに係合すると、接着棒押し込みアーム１４０は、バネの付勢力に抗してベルト体１３８と平行な姿勢Ａからベルト体１３８（ガイドレール１４１）と直交する姿勢Ｂへと変換され、ガイドレール１４１のレール面によってその直交姿勢Ｂが保持されたまま案内されるとともに、排出位置１５８に位置する接着棒収納部１５３ａ内の接着棒１６３の上端に当て付き、以後、接着棒１６３を下方に送り出すようになる。そして、接着棒押し込みアーム１４０は、第２のプーリ１３７側の反転位置の手前でガイドレール１４１から解放されると、再び、バネの付勢力によって平行姿勢Ａへと戻され（図２１にＣで示される状態）、以後、再びガイドレール１４１の係合部１４１ａと係合するまで、平行姿勢Ａのまま保持される。
【００９１】
また、送り機構２５０は、図２０に明確に示されるように、モータギヤ１２４と、第１のギヤプーリ１２５と、第１の駆動ベルト１２６と、第１のプーリ１２７とを、回転機構２３０および押し込み機構２４０と共有し、また、ウォームギヤ１３３を押し込み機構２４０と共有している。また、送り機構２５０は、それ独自の構成要素として、ウォームギヤ１３３と噛み合う第３のギヤ１４４と、第３のギヤ１４４にトルククラッチ１４５を介して連結された第３のプーリ１４６と、第３のプーリ１４６と所定の間隔を持って離間する第１の回転軸３００と、第１の回転軸３００の一端に固定された第４のプーリ１４８と、プーリ１４６，１４８間に掛け渡された第３の駆動ベルト１４７と、第１の回転軸１３０に固定され且つ接着棒１６３と接触して接着棒１６３を下方に送り込む送り駆動ローラ１４９と、第１の回転軸３００と平行に延びる第２の回転軸３１０と、第２の回転軸３１０に固定され且つ接着棒１６３と接触して接着棒１６３を送り駆動ローラ１４９と協働して下方に送り込む送り従動ローラ１５０とを備えている。この場合、トルククラッチ１４５は、後述するように送り駆動ローラ１４９が接着棒１６３を接着ユニット６６の塗布ローラ６８ｂに対して過度に押し付けた際、空転することにより、接着棒１６３の破損等を防止するようになっている。
また、送り機構２５０には、接着棒１６３の供給量すなわち接着棒１６３の押し下げ量を検知するための検知手段が設けられている。具体的には、この検知手段は、第２の回転軸３１０に固定されたクロック板（エンコーダ）１５１と、送りローラ１４９，１５０の回転に伴うクロック板１５１の回転量から接着棒１６３の送り量を検知する送り量検知センサ１５２とから成る。なお、送り量検知センサ１５２からの検知信号はＣＰＵ１５９に送られるようになっている。
【００９２】
したがって、このような構成では、接着剤補充モータ１２３が逆転すると、モータギヤ１２４、第１のギヤプーリ１２５、第１の駆動ベルト１２６、第１のプーリ１２７、ウォームギヤ１３３、第３のギヤ１４４と、トルククラッチ１４５、第３のプーリ１４６、第３の駆動ベルト１４７、第４のプーリ１４８を介して、第１の回転軸３００が回転され、第１の回転軸３００に固定された送り駆動ローラ１４９が回転される。そのため、送り駆動ローラ１４９と送り従動ローラ１５０との間でこれらに接触する接着棒１６３は、出口部１６４から接着ユニット６６の容器６６ａに向けて下方に送り出される。
次に、上記構成の接着剤補充機構Ｋを用いて接着ユニット６６の容器６６ａ内に接着剤を補充する場合について説明する。
【００９３】
前述したように、所定のタイミングで（自動的に）或いはユーザの要求に応じて、接着ユニット６６が塗布領域１５５あるいは待機位置１５６から補充位置１５７へと移動されると、接着剤量検知センサ１６０（図１５参照）からの検知信号に基づいてＣＰＵ１５９により算出された量だけ、接着剤補充機構Ｋから接着ユニット６６の容器６６ａ内に接着剤（接着棒１６３）が補充される。
【００９４】
具体的には、接着棒エンプティセンサ１４３（図１９参照）により排出位置１５８で接着棒１６３が検知されると、補充の要求にしたがって、押し込み機構２４０および送り機構２５０による前述した動作により、接着棒押込みアーム１４０および送りローラ対１４９，１５０が駆動し、排出位置１５８に位置する接着棒収納部１５３ａ内の接着棒１６３が出口部１６４から接着ユニット６６の容器６６ａに向けて下方に送り出される。なお、この時、接着剤補充モータ１２３は逆転しているため、回転機構２３０が駆動されることはなく、接着棒１６３は、排出位置１５８で保持されたまま障害無く円滑に下方へと送り出される。
【００９５】
一方、接着棒エンプティセンサ１４３により排出位置１５８で接着棒１６３が検知されないと、接着棒１６３が存在する接着棒収納部１５３ａが排出位置１５８に位置されるまで、回転機構２３０による前述した動作により接着棒収納体１５３が回転される。無論、この時、接着剤補充モータ１２３は正転しているため、押し込み機構２４０および送り機構２５０が駆動されることはなく、回転する接着棒収納体１５３中に接着棒押込みアーム１４０が進入することはない。そして、接着棒１６３が存在する接着棒収納部１５３ａが排出位置１５８に位置されてこれが接着棒エンプティセンサ１４３によって検知されると、続いて、押し込み機構２４０および送り機構２５０が駆動され、接着棒押込みアーム１４０および接着棒送りローラ対１４９，１５０によって接着棒１６３の補充動作が行なわれる。
【００９６】
押し込み機構２４０および送り機構２５０による接着棒１６３の補充動作では、接着棒押込みアーム１４０および接着棒送りローラ対１４９，１５０によって接着棒１６３が例えば接着ユニット６６の塗布ローラ６８ｂに対して押し付けられて溶融される。接着棒押込みアーム１４０が接着棒１６３を溶融させつつ下方へと押し下げていくと、やがて、接着棒押込みアーム１４０とガイドレール１４１との係合状態が解除される。この係合解除により、接着棒押込みアーム１４０は、前述したように、バネの付勢力で、ベルト体１３８と直交する姿勢Ｂから、ベルト体１３８と平行な姿勢Ａへと姿勢変換され、それ以後、平行姿勢Ａを保持したままベルト体１３８と共に移動する。このように、接着棒１６３の押し下げ動作を除き、接着棒押込みアーム１４０を常に平行姿勢Ａに保持すれば、押し込み機構２４０の省スペース化を図ることができる。
【００９７】
また、このようにして接着棒押込みアーム１４０が平行姿勢Ａに変換されて保持された後は、送りローラ対１４９，１５０のみによって接着棒１６３が下方へと押し下げられていく。この間、接着棒押込みアーム１４０は、送りローラ対１４９，１５０と共通の駆動源である接着剤補充モータ１２３から駆動力を受けているため、ベルト体１３８と共に移動を継続する。また、送りローラ対１４９，１５０のみによって接着棒１６３を下方へと押し下げて、排出位置１５８にある接着棒１６３を全て補充してしまった後は、次の接着棒１６３を排出位置１５８に位置させるべく、接着棒収納体１５３を回転させる。なお、この時、それまで移動を継続していた接着棒押込みアーム１４０が排出位置１５８で接着棒収納部１５３ａ内に入り込んでいると、接着棒収納体１５３の回転の妨げになり、接着棒押込みアーム１４０と接着棒収納体１５３のいずれかが破損してしまうことになる。そのため、本実施形態では、接着棒押込みアーム１４０がアームＨＰセンサ１４２によって検知された時点で、接着剤補充モータ１２３の逆転駆動が停止され（押し込み機構２４０および送り機構２５０の駆動が停止され）、その後、接着剤補充モータ１２３を正転駆動して、接着棒収納体１５３を回転させるようにしている。なお、このような制御は、前述したようにＣＰＵ１５９によって行なわれる。
【００９８】
以上のようにして、接着剤量検知センサ１６０（図１５参照）からの検知信号に基づいてＣＰＵ１５９により算出された量だけ、接着剤補充機構Ｋから接着ユニット６６の容器６６ａ内に接着剤（接着棒１６３）が補充されると、補充作業が完了する。この場合、接着棒１６３の補充量は、送りローラ１４９，１５０の回転に伴うクロック板１５１の回転量を検知する送り量検知センサ１５２を介してＣＰＵ１５９により認識される。
【００９９】
以上説明したように、接着剤塗布部２２を主要部とする本実施形態の接着剤塗布装置は、接着ユニット６６の容器６６ａに接着剤を補充する補充手段としての接着剤補充機構Ｋを備えているため、接着剤を補充する操作者が高温の容器６６ａに接触する虞がなくなり、接着剤の補充を安全に行なうことができる。また、このように接着剤を補充する接着剤補充機構Ｋが設けられていると、接着剤の補充が容易になることから、煩雑な接着剤補充作業の頻度を少なくするために大型の容器を使用する必要がなくなる（小型の接着剤収容器を使用することができるようになる）。そのため、接着剤を容器６６ａ内に長い期間留めないで済み、結果的に、接着剤の劣化を防止することができる。
【０１００】
また、本実施形態の接着剤塗布装置は、塗布ローラ６８ｂによってシート束Ｓ１の端縁に接着剤を塗布する塗布領域１５５（第１の位置）と、接着剤補充機構Ｋによって容器６６ａに接着剤を補充する補充位置１５７（第２の位置）とに接着ユニット６６（容器６６ａ）を移動させる移動手段を備えている。すなわち、本実施形態では、接着剤を塗布する第１の位置と接着剤を補充する第２の位置とが別個に設けられており、容器６６ａを第１の位置から第２の位置に移動させて接着剤を補充できるようになっている。したがって、どのような塗布形態であっても（例えば、本実施形態とは異なり、シート束Ｓ１を容器６６ａに沿って移動させるためのスペースが容器６６ａの上方に確保されている場合であっても）、補充用の接着剤を容器６６ａの上方から補充できるため、接着剤の補充が容易になり、接着剤を効率良く溶融できる。
【０１０１】
また、本実施形態の接着剤塗布装置では、塗布領域（第１の位置）１５５において塗布ローラ６８ｂおよび容器６６ａがシート束Ｓ１の端縁に沿って移動され、これによって、容器６６ａ内の溶融済の接着剤が塗布ローラ６８ｂによりシート束Ｓ１の端縁に塗布されるようになっている。このように、容器６６ａがシート束Ｓ１に沿って移動すると、シート束Ｓ１を移動する搬送路を簡略化することができるため、装置をコンパクトに構成することができる。
【０１０２】
また、本実施形態の接着剤塗布装置は、シートを支持手段としてのグリッパ５５ａ，５５ｂに向けて所定方向に順次に搬送してシート束Ｓ１を形成するとともに、接着剤が塗布されたシート束Ｓ１を、グリッパ５５ａ，５５ｂから前記所定方向と略同一方向に搬送するようになっている。したがって、容器６６ａ内の溶融済の接着剤を塗布ローラ６８ｂによってシート束Ｓ１に塗布する前後で、シート束Ｓ１の搬送方向が変わらないため、接着剤が塗布されたシート束Ｓ１の姿勢を変えることなく、そのまま、シート束Ｓ１を搬送することができる。したがって、搬送時間を短縮できる。また、塗布ローラ６８ｂによる接着後にシート束Ｓ１をその姿勢を変えることなく搬送できるため、シート束Ｓ１がずれて固まってしまうことがない。
【０１０３】
また、本実施形態の接着剤塗布装置は、シート束Ｓ１の搬送を妨げない退避位置に容器６６ａを移動させた後に、シート束Ｓ１を搬送させるようになっている。このようにすれば、容器６６ａを避けるようにシート束Ｓ１を移動するのではなく、容器６６ａを移動するだけで、接着剤が塗布されたシート束Ｓ１の搬送経路を確保できるため、塗布処理済のシート束Ｓ１が搬送時にずれ難い。
【０１０４】
また、本実施形態の接着剤塗布装置は、容器６６ａの位置にかかわらず、接着剤補充機構Ｋに接着剤を補充することができる。このような構成によれば、塗布ローラ６８ｂがシート束Ｓ１に接着剤を塗布している間でも、操作者の任意のタイミングで接着剤補充機構Ｋに接着剤を補充することができるため、接着剤補充機構Ｋへ接着剤を補充する点において、タイムロスがない。
【０１０５】
また、本実施形態の接着剤塗布装置において、ヒータユニット１８０は、容器６６ａと共に移動されるように構成されている。このような構成によれば、常に接着剤を溶融状態にしておくことができ、接着処理の初期動作に時間がかからない。
【０１０６】
図２２には接着ユニット６６の変形例が示されている。前述した実施形態の接着ユニット６６は、容器６６ａと断熱カバー１８１との間にヒータユニット１８０が挟み込まれた状態でこれらが一体化され、一体化された状態で各位置および領域１５５，１５６，１５７へと移動されるが、この変形例では、接着ユニット６６からヒータユニット１８０が分離され、容器６６ａ及びこれを受ける断熱カバー１８１が接着ユニト６６として各位置および領域１５５，１５６，１５７へと移動されるようになっている。
【０１０７】
具体的には、ヒータユニット１８０は、所定位置に固定された基台２６３上にバネ２６１を介して載置されており、バネ２６１とヒータユニット１８０Ａおよび基台２６３との間には断熱材２６０が介挿されている。また、容器６６ａを受ける断熱カバー１８１の底部には開口１８１ａが形成されている。そして、容器６６ａ内の接着剤を溶融する際には、容器６６ａを断熱カバー１８１と共にヒータユニット１８０へと移動させてここに載置し、断熱カバー１８１の開口１８１ａを通じてヒータユニット１８０と容器６６ａとを直接に接触することにより、ヒータユニット１８０の熱を容器６６ａに伝えるようになっている。
【０１０８】
このように、本変形例では、接着ユニット６６からヒータユニット１８０を排除したため、接着ユニット６６を軽量化でき、接着ユニット６６の移動に要するエネルギを少なくすることができる。
図２３には、接着ユニット６６によってシート束Ｓの端縁に接着剤を塗布する塗布形態の変形例が示されている。前述した実施形態では、接着ユニット６６が各位置および領域１５５，１５６，１５７にスライド移動しながら、グリップ５５ａ，５５ｂによって所定位置に保持されたシート束Ｓ１の端縁に対して接着剤が塗布されるが、この変形例において、接着ユニット６６は、補充位置および待機位置１５６，１５７の他に、塗布領域１５５へと移動するものの、塗布領域１５５に移動した後は停止する。そして、塗布領域１５５で停止している接着ユニット６６に対してシート束Ｓ１がスライドすることにより、シート束Ｓ１の端縁に接着剤が塗布される。この場合、グリッパ５５ａ，５５ｂは、前述した昇降機構６３ａ，６３ｂによって上下方向（矢印Ｚ方向）に移動できるの他、左右方向（矢印Ｘ方向…シート束Ｓ１の端縁の延在方向）にも移動できるようになっている。
【０１０９】
なお、接着剤塗布部２２には、補充位置１５７や待機位置１５６で接着ユニット６６を移動させる第１の移動手段と、塗布領域１５５で接着ユニット６６を移動させる第２の移動手段とが別個に設けられていても構わない。その観点から考えると、前述した実施形態では、移動機構（図１２〜図１４）が第１の移動手段と第２の移動手段とを兼ねていると言うことができ、また、図２３の変形例では、第２の移動手段が存在しないとも言える。
【０１１０】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態において、シート束Ｓ１は、略垂直方向に立てられた状態で形成され、その略垂直状態のまま搬送されるようになっているが、シート束Ｓ１の集積・搬送方向は略垂直である必要はなく、要は、複数のシートＳを順次に搬送して所定方向で１つのシート束Ｓ１を形成するとともに、接着剤が塗布されたこのシート束Ｓ１を前記所定方向と略同一方向で搬送できれば、どのような形態であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る接着剤塗布装置を有するシート処理装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。
【図２】画像形成装置の装置本体から排出されたシートを集積部に搬送する搬送整合部の断面図である。
【図３】グリッパの開閉機構および昇降機構の組立斜視図である。
【図４】グリッパの開閉機構および昇降機構の分解斜視図である。
【図５】グリッパユニットと支持プレートとのスライド自在な係合形態を示す斜視図である。
【図６】グリッパ開閉機構の一方側を示す斜視図である。
【図７】グリッパ開閉機構の他方側を示す斜視図である。
【図８】グリッパ開閉機構の他方側の側面図である。
【図９】グリッパ昇降機構の一方側を示す斜視図である。
【図１０】グリッパ昇降機構の一方側の側面図である。
【図１１】（ａ）は接着ユニットの平面図、（ｂ）は（ａ）のＺ−Ｚ線に沿う断面図、（ｃ）は接着ユニットの分解斜視図である。
【図１２】接着ユニットを移動させる移動機構および塗布ローラを回転させる駆動機構の斜視図である。
【図１３】接着ユニットを移動させる移動機構を主に示す斜視図である。
【図１４】塗布ローラを回転させる駆動機構を主に示す斜視図である。
【図１５】電気的な回路図および接着剤塗布部におけるシート束と接着ユニットとの位置関係を示す図（接着ユニットが塗布領域に位置した状態）である。
【図１６】接着剤塗布部におけるシート束と接着ユニットとの位置関係を示す図（接着ユニットが補充位置に位置した状態）である。
【図１７】接着剤補充機構の斜視図である。
【図１８】接着棒収納体を回転させる回転機構を主に示す斜視図である。
【図１９】接着棒を接着ユニットへと押し込む押し込み機構を主に示す斜視図である。
【図２０】接着棒を接着ユニットへと送り込む送り機構を主に示す斜視図である。
【図２１】図２０の送り機構の概略側面図である。
【図２２】接着ユニットの変形例に係り、（ａ）はヒータユニットから分離された容器および断熱カバーの断面図、（ｂ）は所定位置に固定されたヒータユニットの断面図、（ｃ）は接着剤を加熱するためにヒータユニットに容器を接触させた状態を示す断面図である。
【図２３】シート束に対する塗布形態の変形例を示す図である。
【符号の説明】
４２集積部
５５ａ固定グリッパ（支持手段）
５５ｂスライドグリッパ（支持手段）
６６接着ユニット
６６ａ容器（接着剤収容器）
６８ｂ塗布ローラ（塗布手段）
１５５塗布領域（第１の位置）
１５６待機位置（退避位置）
１５７補充位置（第２の位置）
１５９ＣＰＵ（制御手段）
１８０ヒータユニット（溶融手段）
Ｋ接着剤補充機構
Ｓ１シート束[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an adhesive applying apparatus for applying an adhesive to a sheet bundle and an image forming apparatus.
[0002]
[Prior art]
For example, a sheet processing apparatus such as a finisher attached to a bookbinding machine or an image forming apparatus generally processes a plurality of sheets into a bundle and binds the sheet bundle, or an adhesive such as glue on an edge of the sheet bundle. For example, to apply an adhesive.
[0003]
In the adhesive application process, generally, an adhesive application device that includes a container in which an adhesive such as glue is stored, and applies the adhesive in the container to the edge of the sheet bundle in a state where the adhesive is heated and melted. (For example, see Patent Documents 1 to 3).
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2000-168264 A [Patent Document 2]
JP 2000-168265 A [Patent Document 3]
JP-A-10-203714 [Problems to be Solved by the Invention]
By the way, in the adhesive application device, the container in which the adhesive is stored is generally formed as a large container capable of accommodating a large amount of adhesive at a time in order to reduce the frequency of complicated adhesive replenishment operations. However, when the adhesive is accommodated in a large container, the adhesive stays in the container for a long period of time, so that the adhesive is heated every time the coating process is performed and is accommodated in a container of a normal size. The frequency of repetition of heating and cooling increases as compared with the case. Therefore, there is a problem that the adhesive is deteriorated and the adhesive strength is reduced.
[0005]
Further, in the adhesive application device, it is preferable to provide an adhesive replenishing mechanism for replenishing the container with the adhesive. In this case, since the adhesive in the container has a higher temperature in the upper layer, the adhesive replenishing mechanism is provided so that the replenishing adhesive is easily melted by bringing the replenishing adhesive into contact with the upper layer. Is provided above the container, and the adhesive is preferably supplied from above the container.
[0006]
However, as described above, in the conventional adhesive application device, the container is fixed at a predetermined position because the container is large, and the adhesive in the container is removed by the sheet bundle passing over the container. The coating is applied to the edge of the sheet bundle. For this reason, a space for moving the sheet bundle along the container is secured above the container, and when the adhesive is to be replenished from above the container, the space hinders the adhesive replenishing mechanism. Cannot be provided. Therefore, in order to replenish the consumed adhesive, the operator must directly replenish the adhesive directly to the container fixed at the position where the coating process is performed. In addition, when the adhesive is replenished during the coating process, the operator may come into contact with the container in a high temperature state, and there is a problem that the operation of replenishing the adhesive cannot be performed safely and easily.
[0007]
The present invention has been made in view of such a current situation, and an object of the present invention is to enable safe and easy replenishment of the adhesive from above the container and prevent deterioration of the adhesive. An object of the present invention is to provide an adhesive application device and an image forming device that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, an adhesive application device of the present invention includes a supporting unit that supports a sheet bundle, a melting unit that heats and melts a solid adhesive, and an adhesive that melts the adhesive by the melting unit. Adhesive container to be applied, coating means for applying the molten adhesive contained in the adhesive container to the edge of the sheet bundle supported by the support means, and bonding to the adhesive container A replenishing means for replenishing the adhesive, a first position for applying the adhesive to the edge of the sheet bundle by the applying means, and a second position for replenishing the adhesive container with the adhesive by the replenishing means. And a moving means for moving the adhesive container.
[0009]
According to the above configuration, since the replenishing means for replenishing the adhesive is provided in the adhesive container, there is no possibility that the operator who replenishes the adhesive comes into contact with the high-temperature adhesive container, and Replenishment can be done safely. In addition, if the replenishing means for replenishing the adhesive is provided, the replenishment of the adhesive becomes easy, so that it is necessary to use a large container to reduce the frequency of complicated adhesive replenishment work. Is eliminated (a small adhesive container can be used). Therefore, it is not necessary to keep the adhesive in the container for a long time, and as a result, the deterioration of the adhesive can be prevented.
[0010]
Further, according to the above configuration, the first position at which the adhesive is applied to the edge of the sheet bundle by the applying means, and the second position at which the adhesive is supplied to the adhesive container by the replenishing means. Is provided with moving means for moving the adhesive container. That is, a first position for applying the adhesive and a second position for replenishing the adhesive are separately provided, and the adhesive container is moved from the first position to the second position to bond the adhesive. The medicine can be replenished. Therefore, in any application form (for example, even when the space for moving the sheet bundle along the adhesive container is secured above the adhesive container), the replenishment for the Since the adhesive can be replenished from above the adhesive container, the replenishment of the adhesive becomes easy, and the adhesive can be efficiently melted.
[0011]
Further, the adhesive applying apparatus of the present invention includes a second moving means for moving the applying means and the adhesive container along the edge of the sheet bundle at the first position, and the second moving means. And control means for controlling the application means and applying the molten adhesive in the adhesive container to the edge of the sheet bundle by the application means.
[0012]
According to such a configuration, since the adhesive container moves along the sheet bundle, the conveyance path for moving the sheet bundle can be simplified, and the apparatus can be made compact.
[0013]
Further, the adhesive applying apparatus of the present invention sequentially conveys a sheet in a predetermined direction toward the supporting means to form a sheet bundle, and the molten adhesive in the adhesive container by the applying means. And a transport unit that transports the sheet bundle coated with the sheet in the same direction as the predetermined direction from the support unit.
[0014]
According to such a configuration, before and after the molten adhesive in the adhesive container is applied to the sheet bundle by the application unit, the conveying direction of the sheet bundle does not change. The sheet bundle can be conveyed without changing the posture of the bundle. Therefore, the transport time can be reduced. In addition, since the sheet bundle can be conveyed without changing its posture after being bonded by the application unit, the sheet bundle does not shift and harden.
[0015]
Further, the adhesive applying device of the present invention controls the moving means and the conveying means, and moves the adhesive container to the retracted position which does not hinder the conveyance of the sheet bundle by the conveying means. It is characterized by including a control unit for conveying the sheet bundle by the conveying unit.
[0016]
According to such a configuration, the conveyance path of the sheet bundle to which the adhesive has been applied can be ensured only by moving the adhesive container instead of moving the sheet bundle so as to avoid the adhesive container. Therefore, the coated sheet bundle is unlikely to be displaced during conveyance.
[0017]
Further, the adhesive application apparatus of the present invention is characterized in that the adhesive can be replenished to the replenishing means regardless of the position of the adhesive container.
[0018]
According to such a configuration, even while the application unit is applying the adhesive to the sheet bundle, the adhesive can be supplied to the replenishing unit at an arbitrary timing of the operator. There is no time loss in replenishment.
[0019]
Further, in the adhesive applying apparatus of the present invention, the melting unit is configured to be moved by the moving unit together with the adhesive container.
[0020]
According to such a configuration, since the melting unit moves together with the adhesive container, the adhesive can be kept in a molten state at all times, and the initial operation of the bonding process does not take much time.
[0021]
Further, in the adhesive application device of the present invention, the melting means is fixed at a predetermined position, and the adhesive container in the adhesive container is moved to the predetermined position by the moving means. Are heated and melted by the melting means.
[0022]
As described above, if the adhesive container and the melting unit are configured separately, the adhesive container can be reduced in weight, and energy can be saved when the adhesive container is moved.
[0023]
According to the present invention, there is also provided an image forming apparatus having the above features.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a sheet processing apparatus 20 in which an adhesive application apparatus according to an embodiment of the present invention is incorporated, and a copying machine 1 which is an example of an image forming apparatus including the sheet processing apparatus 20. I have.
[0025]
As shown in the figure, an image forming unit 3 is provided in the apparatus main body 2 of the copying machine 1, and an image is formed on a sheet such as plain paper or an OHP sheet by the image forming unit 3. More specifically, a document feeder 5 is mounted on the upper surface of the apparatus main body 2, and a document automatically fed from the document feeder 5 is optically read by an optical reading unit 7, and the read information is read. Is transmitted to the image forming unit 3 as a digital signal. In the image forming unit 3, a laser beam L is radiated from the light irradiating unit 13 to the surface of the photosensitive drum 15 based on the digital signal, whereby an electrostatic latent image corresponding to the document is formed on the surface of the photosensitive drum 15. Formed. Subsequently, by the rotation of the photosensitive drum 15, toner is supplied to the electrostatic latent image from the developing device 8 disposed around the photosensitive drum 15, and the electrostatic latent image is visualized. The visualized toner image is then transferred to the sheet S sent to the transfer unit at a predetermined timing. The sheet S to which the image is to be transferred is sent one by one from the sheet cassette 9 mounted on the lower portion of the apparatus main body 2 to the transfer unit by the transport roller 10. Of course, feeding from the multi tray 12 is also possible.
[0026]
The sheet S to which the toner image has been transferred by the transfer unit is then conveyed to the fixing device 6, where the toner image is permanently fixed by applying heat and pressure. When the one-sided mode is set in the apparatus main body 2, the sheet S that has passed through the fixing device 6 is sent to the sheet processing device 20. On the other hand, when the duplex recording mode is set in the apparatus main body 2, the sheet S on which an image is formed on one side is first conveyed to the re-conveying path 18 by switchback after passing through the fixing device 6, The sheet is again conveyed to the image forming unit 3 to form an image on the back surface, and then is sent to the sheet processing apparatus 20.
[0027]
Note that the apparatus main body 2 sends a signal such as a sheet size to the sheet processing apparatus 20 so that the conveyance path in the sheet processing apparatus 20 can be switched in advance before the sheet S is sent to the sheet processing apparatus 20. Is to be sent.
[0028]
The sheet processing apparatus 20 includes a conveyance alignment unit 21 that conveys and aligns the sheet S, an adhesive application unit 22 that forms a main part of the adhesive application apparatus according to an embodiment of the present invention, and a cutting unit 23. It has at least a selection of an adhesive binding mode and a cutting mode in addition to a normal discharge mode. The cutting in the cutting mode can be performed in three directions other than the bonding surface of the sheet bundle S1 described later.
[0029]
The transport aligning unit 21 includes a first transport path A that transports the sheet S carried in from the apparatus main body 2, second and third transport paths B and C that branch off from the first transport path A, and Fourth and fifth transport paths D and E branching from the third transport path C into two branches.
[0030]
As shown in detail in FIG. 2, a carry-in roller pair 25 is provided in the first carry path A, and a second carry path B and a third carry path are provided downstream of the carry-in roller pair 25. A first switching flapper 27 for switching the transport path is provided at a branch point with C. In addition, a second switching flapper 32 for switching the transport path is provided at a branch portion between the fourth transport path D and the fifth transport path E.
[0031]
In such a configuration of the transport path, when the normal discharge mode is selected on the apparatus main body 2 side, the sheet S carried into the sheet processing apparatus 20 from the apparatus main body 2 through the first transport path A is the first sheet S. Is guided to the second transport path B by the switching flapper 27, and is discharged to the stack tray 30 (see FIG. 1) via a plurality of pairs of transport rollers 29 provided in the second transport path B. On the other hand, when the bookbinding mode is selected on the apparatus main body 2 side, the sheet S is guided to the third conveyance path C by the first switching flapper 27, and then is guided to the fourth switching flapper 32 via the second switching flapper 32. After being guided to the transport path D or the fifth transport path E, and bound and bound (for example, bound by gluing) via the adhesive application section 22 and the cutting section 23, the stacking tray 35 (FIG. 1) See). Note that, in FIG. 2, the arrow X indicates the transport direction of the sheet S other than the cover S0 (see FIG. 8).
[0032]
In the third and fourth conveying paths C and D, pairs of conveying rollers 40a, 40b and 40c for conveying the sheet S are arranged in order. At a predetermined position between the pair of conveying rollers 40b and 40c, a first rear end detection sensor 50 for detecting the rear end of the sheet S and a second rear end detection sensor 51 are sequentially installed from the upstream side. ing.
[0033]
Further, downstream of the fourth transport path D, an accumulating unit 42 that forms an alignment area of the transport alignment unit 21 is provided. The stacking unit 42 includes a back plate 42a that receives the sheet S from the back surface thereof, and a reference plate (mounting plate) 45 that receives the edge (lower edge) of the sheet S from below. , 45, a predetermined number of sheets S are stacked in a substantially vertical state to form one sheet bundle S1. In this case, the back plate 42a can be slid in the stacking direction of the sheets S (substantially horizontal direction (thickness direction of the sheet bundle S1) indicated by an arrow Y1 in FIG. 2) by a slide mechanism (not shown), and a rack (not shown). Is fixed at an arbitrary slide position. Further, the reference plate 45 opens a stacking position (a position indicated by a solid line in FIG. 2) for supporting the sheets S (the sheet bundle S1) stacked on the stacking unit 42 from below, and opens a lower side of the stacking unit 42. The stacking direction of the sheets S (substantially the horizontal direction indicated by the arrow Y2 in FIG. 2 (thickness of the sheet bundle S1) between the retracted position (the position indicated by the broken line in FIG. 2) for releasing the support state of the sheets S )).
[0034]
The stacking unit 42 is provided with a pressing arm 52 for pressing the sheet S against the back plate 42a so as to be rotatable about a rotation shaft 52a. In addition, a stacking roller 43 that can be rotated forward and backward is disposed in the stacking unit 42 so as to face the back plate 42a. The stacking roller 43 is supported at one end of an arm 46 rotatably supported by a rotation shaft 46a. When the arm 46 rotates, the stacking roller 43 protrudes into the fourth conveyance path D and is attached to the back plate 42a. The sheet S is nipped and conveyed between the driven roller 43a provided.
[0035]
In addition, a caterpillar belt 48 for scraping is provided below the stacking roller 43 to convey the sheet S stacked on the stacking unit 42 toward the reference plate 45 in cooperation with the stacking roller 43. I have.
[0036]
In addition, a sheet bundle S1 stacked substantially vertically on the stacking unit 42 is held below the back plate 42a, and the sheet bundle S1 is kept substantially vertically (with the edge of the sheet bundle S1 being the leading edge). D) A pair of grippers (supporting means) 55a and 55b are provided as grip members for moving downward toward the adhesive application section 22 and the cutting section 23. These grippers 55a and 55b move in a substantially vertical direction between a holding position for holding the sheet bundle S1 between the back plate 42a and the reference plate 45 and a delivery position for transferring the sheet bundle S1 to the cutting device ( Lifting operation). The grippers 55a and 55b are substantially horizontally moved between the closed position (position shown in FIG. 2) for holding the sheet bundle S1 from both sides (the position shown in FIG. 2) and the open position for releasing the holding state of the sheet bundle S1 (the sheet bundle S1). Thickness direction). In the case of the present embodiment, the movement (opening / closing operation) between the open position and the closed position is performed by moving one slide gripper 55b with respect to the other fixed gripper 55a.
[0037]
The stacking section 42b is also provided with a sheet detection sensor 16 for detecting the presence or absence of the sheet S in the stacking section 42.
[0038]
Next, the case where the sheets S are stacked by the stacking unit 42 having the above-described configuration to form the sheet bundle S1 will be described.
[0039]
First, when the bookbinding mode is selected on the apparatus main body 2 side, the sheets S discharged from the apparatus main body 2 sequentially pass through the first conveying path A via the carry-in roller pair 25 and the first switching flapper 27. After being guided to the third transport path C, the sheet is guided from the fourth transport path D to the stacking unit 42 via the second switching flapper 32. When the rear end of the sheet S is detected by the first rear end detection sensor 50, the arm 46 is rotated, and the stacking roller 43 protrudes into the fourth conveyance path D and faces the driven roller 43a. At this time, the loading roller 43 rotates forward and feeds the sheet S to the back plate 42a while nipping the sheet S with the driven roller 43a. When the rear end of the sheet S is detected by the second rear end detection sensor 51, the stacking roller 43 starts to reversely rotate at a predetermined timing, whereby the sheet S whose back surface is supported by the back plate 42a is The stacking roller 43 and the caterpillar belt 48 rotate in the reverse direction, and are moved toward the reference plate 45. That is, the sheet S conveyed to the stacking unit 42 is once sent to and held by the back plate 42a, then pulled back toward the reference plate 45, the rear end thereof is applied to the reference plate 45, and the sheet S is conveyed in the conveyance direction. Matching (rear end matching) is performed. Hereinafter, the portion of the sheet bundle S1 formed by the trailing edge of the sheets S to be aligned is referred to as “the edge of the sheet bundle”.
[0040]
In this manner, each time the sheet S is stacked on the reference plate 45 (the rear end of the sheet S abuts on the reference plate 45), the pressing arm 52 rotates about the rotation shaft 52a. Then, the sheet S is pressed against the back plate 42a. The pressing force by the pressing arm 52 eliminates a gap between the sheets S, forms an appropriate sheet bundle S1, and slides the back plate 42a together with the sheet bundle S1. Then, the slide position of the back plate 42a is held by the rack mechanism, so that a stacking space for the next sheet S is secured. That is, as the number of sheets S stacked on the stacking unit 42 increases (in accordance with the thickness of the sheet bundle S1), the pressing arm 52 slides the back plate 42a to form the sheet bundle S1 with good alignment. To contribute.
[0041]
As described above, the sheets S are sequentially fed to the stacking unit 42 and a predetermined number of sheets S are stacked (a sheet bundle S1 having a predetermined thickness is formed), that is, the back plate 42. Is slid by a predetermined amount, the back plate 42a comes off the rack, is urged by an elastic member (not shown) and is moved toward the stacking roller 43, and pinches the sheet bundle S1 with the stacking roller 43. In the above-described configuration, the sheet S is conveyed to the stacking unit 42 to form the sheet bundle S1, but a predetermined number of sheet bundles are conveyed to the stacking unit 42 and stacked to form a sheet of a predetermined thickness. One sheet bundle S1 may be formed.
[0042]
The sheet bundle S1 thus formed is then held by the grippers 55a and 55b waiting at the open position and moved toward the adhesive application section 22. Although not shown in FIG. 2, the adhesive application section 22 is provided between a reference sheet 45 and a cover adhesive section 60 described below provided downstream of the fifth transport path E (FIG. 1). reference).
[0043]
Here, the grippers 55a and 55b and the driving mechanism thereof will be described in detail.
[0044]
As shown in FIGS. 15 and 16, the grippers 55a and 55b extend in the width direction of the sheets S stacked on the stacking unit 42, and are attached to the pair of gripper units 87 and 88. As shown in detail in FIGS. 3 and 4, each gripper unit 87, 88 has a base plate 87a, 88a, one end of a fixed gripper 55a is connected to one first base plate 87a, and the other first base plate 87a is connected to the other first base plate 87a. The other end of the fixed gripper 55a is fixed to the second base plate 88a. The slide gripper 55b has racks 96a, 96b at both ends thereof, and the racks 96a, 96b are slidably attached to guide rails 87b, 88b of the base plates 87a, 88a, respectively.
[0045]
A gripper opening / closing motor 70 is fixed to the second base plate 88a, and a motor gear 89 is fixed to an output shaft of the motor 70. A worm gear 90 meshing with the motor gear 89, a first gear 91 meshing with the worm gear 90, a second gear 92 meshing with the first gear 91, and a second gear 92 are formed on the surface of the second base plate 88a. And a third key 93 meshing therewith are rotatably mounted. The gripper opening / closing motor 70 is connected to a CPU 159 as control means (see FIG. 15), and its driving is controlled by the CPU 159.
[0046]
The pair of base plates 87a and 88a support the rotating shaft 61 rotatably therebetween. A one-way gear 94 that meshes with the third gear 93 and a pinion gear 95b that meshes with one rack 96b of the slide gripper 55b are fixed to one end of the rotating shaft 61 supported by the second base plate 88a. On the other hand, a pinion gear 95a that meshes with the other rack 96a of the slide gripper 55b is fixed to the other end of the rotating shaft 61 supported by the first base plate 87a.
[0047]
As described above, the gripper units 87, 88 support the grippers 55a, 55b via the pinion rack mechanism, and operate the pinion rack mechanisms via the gear train by the gripper opening / closing motor 70, thereby causing the grippers 55a, 55b to operate. It constitutes a gripper opening / closing mechanism for opening and closing (a portion indicated by a dashed line (hatched line) in FIG. 3 rising to the right).
[0048]
In the present embodiment, a detecting unit that detects the thickness of the sheet bundle S1 stacked in the stacking unit 42 using such an opening and closing mechanism is provided. As clearly shown in FIG. 6, the detecting means includes an opening amount sensor flag 74b formed on the rack 96a and a gripper opening amount detection sensor 74a provided on the first base plate 87a. The thickness of the sheet bundle S1 sandwiched between the grippers 55a and 55b is detected by detecting the opening amount sensor flag 74b that moves together with the slide gripper 55b) with the gripper opening amount detection sensor 74a. Here, a detection signal detected by the gripper opening amount detection sensor 74a is sent to the CPU 159.
[0049]
In the present embodiment, a safety mechanism for preventing the slide gripper 55b from moving excessively is provided. As shown clearly in FIG. 7, the safety mechanism includes an opening limit detection sensor flag 75b formed on a rack 96b and a gripper opening limit fixed to a mounting plate 67 attached to a predetermined position of a second base plate 88a. And a detection sensor 75a. When detecting the sensor flag 75b that moves with the rack 96b (slide gripper 55b) at the open limit position, the detection sensor 75a sends the detection information to the CPU 159. Then, based on this detection information, the CPU 159 stops driving the gripper opening / closing motor 70, and regulates the further movement of the slide gripper 55b. If such a safety mechanism is provided, the amount of movement of the racks 96a and 96b can be limited to L (see FIG. 8), and it is possible to prevent the slide gripper 55b from being excessively moved and damaged by a malfunction of the motor 70 or the like. .
[0050]
The gripper units 87 and 88 are vertically movably attached to a pair of support plates 84a and 84b fixed to the main body of the sheet processing apparatus 20, for example. Specifically, each gripper unit 87, 88 is slidably engaged with guide rails 85a, 85b provided to extend vertically on the support plates 84a, 84b (see FIGS. 5 and 6). , Are fixed to lifting mechanisms 63a, 63b provided on the support plates 84a, 84b. In this case, the slidable engagement between the gripper units 87, 88 and the guide rails 85a, 85b is attached to the back surfaces of the base plates 87a, 88a of the gripper units 87, 88, as clearly shown in FIGS. It is constituted by a pair of rotatable guide rollers 86a and 86b. In the present embodiment, two pairs of guide rollers 86a, 86b are attached to the upper and lower surfaces of the back surfaces of the base plates 87a, 88a, and the guide rails 85a, 85b are sandwiched between the two rollers forming the pair of guide rollers 86a, 86b. It is.
[0051]
On the other hand, the lifting mechanisms 63a and 63b are composed of a gear pulley 80 and a tension pulley 83 rotatably mounted above and below the support plates 84a and 84b, and an endless drive belt 81 stretched between the pulleys 80 and 83. And a joint 82 fixed to the drive belt 81 and to which the base plates 87a, 88a of the gripper units 87, 88 are fixed. The gear pulleys 80 of the lifting mechanisms 63a and 63b are fixed to both ends of a rotating shaft 64 rotatably supported by support plates 84a and 84b, respectively.
[0052]
A driving force is transmitted to the lifting mechanisms 63a and 63b from the gripper vertical movement motor 69 via a gear train. Specifically, as shown in FIG. 9 and the like, a motor pulley 76 is fixed to an output shaft of the motor 69, and a drive belt 77 is provided between the motor pulley 76 and a gear pulley 78 attached at a predetermined position. Has been passed over. In this case, the tensioner 122 is applied to the drive belt 77, thereby applying a constant tension to the drive belt 77. The gear pulley 78 meshes with a gear 79 rotatably attached to one support plate 84b, and the gear 79 meshes with the gear pulley 80 of the one elevating mechanism 63b, so that the driving force of the motor 69 rises and falls. The driving force is transmitted to the mechanisms 63a and 63b (the driving force is transmitted to the lifting mechanism 63a via the rotating shaft 64). In FIG. 3, the lifting mechanism 63b and its driving mechanism are shown by solid lines (diagonal lines) which are lower right.
[0053]
The lifting operation of the gripper units 87, 88 (grippers 55a, 55b) by the lifting mechanisms 63a, 63b is controlled by the CPU 159 based on the position detection of the gripper units 87, 88. Specifically, as shown in FIG. 7, a vertical sensor flag 73b on the gripper opening / closing motor 70 is detected by a gripper vertical HP sensor 73a installed at a predetermined position on the support plate 84b, and the detection information is transmitted from the sensor 73a. By sending it to the CPU 159, the operation of the gripper vertical movement motor 69 is controlled (see FIG. 15). In the present embodiment, the vertical movement amount of the grippers 55a and 55b is limited to H by such control (see FIG. 8).
[0054]
According to the elevating / opening / closing mechanism (sheet bundle moving means or transporting means) configured as described above, the grippers 55a, 55b perform opening / closing / elevating operations as follows.
[0055]
First, as described above, when a predetermined sheet bundle S1 is formed in the stacking unit 42, the gripper opening / closing motor 70 is driven by the CPU 159. Thus, the pinion gears 95a, 95b are rotated via the various gears 89, 90, 91, 92, 93, 94 of the opening / closing mechanism, and the racks 96a, 96b meshing with the pinion gears 95a, 95b are indicated by broken lines in FIGS. It moves from the position shown to the position shown by the solid line (moves in the direction opposite to the arrow shown in FIGS. 7 and 8). As a result, the slide gripper 55b waiting at the open position (the position indicated by the broken line in FIG. 6) closes toward the sheet bundle S1, and the sheet bundle S1 is nipped by the grippers 55a and 55b. At this time, the thickness of the sheet bundle S1 sandwiched between the grippers 55a and 55b is detected by the opening amount sensor flag 74b and the gripper opening amount detection sensor 74a that move together with the rack 96a (slide gripper 55b).
[0056]
In this manner, when the sheet bundle S1 is nipped by the grippers 55a and 55b, the reference plate 45 moves from the stacking position (the position indicated by the solid line in FIG. 2) to the retracted position (the position indicated by the broken line in FIG. 2). After the slide, the transport path of the slide bundle S1 is formed. Then, in this state, the gripper vertical movement motor 69 is driven by the CPU 159, and the gripper unit 87, the pulleys and the belts 76, 77, 78, 79, 80, 81 of the driving mechanism and the elevating mechanisms 63a, 63b. The 88 (grippers 55a, 55b) is lowered toward the adhesive application section 22 (see arrows in FIGS. 9 and 10). As described above, the elevation control at this time is controlled by the CPU 159 based on the position detection of the gripper units 87 and 88 via the sensor 73a and the flag 73b. Next, referring to FIGS. The adhesive application section 22 will be described in detail.
[0057]
The adhesive application unit 22 holds an adhesive b (for example, glue) and applies the held adhesive b to the edge of the sheet bundle S1 (see FIG. 11). Of the sheet bundle S1 along the edge of the sheet bundle S1, and a roller drive mechanism that rotationally drives an application roller 68b of the bonding unit 66, which will be described later.
[0058]
As shown in FIG. 11, the bonding unit 66 is rotatably supported by, for example, an aluminum container (adhesive container) 66a for storing the adhesive b and the container 66a via an aluminum rotary shaft 68c. A coating roller (coating means) 68b as a rotating body and a heater unit as a melting means which is detachably installed at the bottom of the container 66a and which heats and melts the adhesive b in the container 66a at room temperature, for example. 180, and a heat insulating cover 181 made of a heat-resistant resin that receives the container 66a and the heater unit 180 and insulates them from below and from the side. In this case, the application roller 68b is made of, for example, heat-resistant rubber, contacts the adhesive b in the container 66a and holds the adhesive on the surface, and rotates the adhesive b held on the surface while rotating itself. Apply to the edge of S1. The heater unit 180 is connected to a power supply (not shown).
[0059]
The container 66a is provided with a temperature sensor 71 for detecting the temperature of the adhesive b in the container 66a. The temperature sensor 71 is electrically connected to the CPU 159 as shown in FIG. 15, and sends a detection signal relating to the temperature of the adhesive b to the CPU 159. Further, the CPU 159 controls the supply of current from the power supply to the heater unit 180 based on the detection information from the temperature sensor 71. The power supply line from the power supply to the heater unit 180 is provided with a fuse 200 for preventing overcurrent.
[0060]
12 to 14 show a moving mechanism for moving (sliding) the bonding unit 66 along the edge of the sheet bundle S1, and a roller driving mechanism for rotating and driving the application roller 68b.
[0061]
As shown in FIGS. 12 and 13, the moving mechanism includes a container moving motor 67, a motor pulley 97 fixed to an output shaft of the container moving motor 67, and a first support frame 204 fixed at a predetermined position. A pulley 99 rotatably supported with respect to the pulley, a drive belt 98 stretched between the pulleys 97 and 99, a first gear 100 rotating integrally with the pulley 99, and a second gear fixed at a predetermined position. A second gear 101 rotatably supported by the support frame 206 and meshing with the first gear 100; and a pulley 102 supported by the second support frame 206 and rotated integrally with the second gear 101 And a tension pulley 104 separated from the pulley 102 by a predetermined distance along the moving direction of the bonding unit 66, and a container moving bell bridged between the tension pulley 104 and the pulley 102. And a 103. The container moving motor 67 is electrically connected to the CPU 159, and its driving is controlled by the CPU 159 (see FIG. 15).
[0062]
A joint member 107 is fixed to the container moving belt 103. One end of the joint member 107 supports the bonding unit 66 and is movably supported by a support rod 105 extending along the moving direction of the bonding unit 66. The other end of the joint member 107 is movably supported by a support rail 106 having a U-shaped cross section extending parallel to the support rod 105. In this case, the other end of the joint member 107 is provided with a pair of guide rollers 108 that roll while contacting the upper and lower rail surfaces 106 a and 106 b of the support rail 106. Therefore, the rails 106a and 106b are constantly urged.
[0063]
Therefore, in such a configuration, when the container moving motor 67 is driven by the control of the CPU 159, the container moving belt 103 is rotationally driven via the motor pulley 97, the driving belt 98, the pulley 99, the gears 100 and 101, and the pulley 102. Then, the joint member 107 fixed to the container moving belt 103 slides along the support rod 105 and the support rail 106. In this case, since the joint member 107 moves stably with both ends supported by the support rod 105 and the support rail 106, the bonding unit 66 supported by the joint member 107 can be stably moved straight without rattling. Moving. Therefore, the coating process of the adhesive b described later can be performed accurately.
[0064]
On the other hand, as shown in FIGS. 12 and 14, the roller driving mechanism rotates the coating roller rotation motor 68, the motor pulley 110 fixed to the output shaft of the motor 68, and the first support frame 204. A pulley 112 that is supported so as to be supported, a drive belt 111 that is stretched between the pulleys 110 and 112, a drive gear 113 that rotates integrally with the pulley 112, and that is rotatably supported by a second support frame 206. A driven gear 114 that meshes with the drive gear 113, a pulley 115 that is supported by the second support frame 206 and rotates integrally with the driven gear 114, and is rotatable by the second support frame 206 and the third support frame 208. A pulley 117 fixed to one end of the supported shaft 210, a drive belt 116 stretched between the pulleys 115 and 117, and a drive belt 116 fixed to the other end of the shaft 210. , A tension pulley 121 separated from the pulley 118 by a predetermined distance along the moving direction of the bonding motor 66, an application roller rotating pulley 120 fixed to a rotation shaft 68c of the application roller 68b, and pulleys 118 and 120. , 121, and a constant tension is applied to the coating roller rotating belt 119 by being pressed against the coating roller rotating belt 119 on both sides of the coating roller rotating pulley 120 and near the pulley 118. And a tensioner 122 to be applied. Note that the tensioner 122 is also applied to the drive belt 116. The roller rotation motor 68 is electrically connected to the CPU 159, and its driving is controlled by the CPU 159 (see FIG. 15).
[0065]
Therefore, in such a configuration, when the application roller rotation motor 68 is driven under the control of the CPU 159, the motor pulley 110, the drive belt 111, the pulley 112, the gears 113 and 114, the pulley 115, the drive belt 116, the pulleys 117 and 118, The application roller rotating belt 119 is driven via the pulley 118. Therefore, the applying roller rotating pulley 120 rotates together with the applying roller rotating belt 119, and the applying roller 68b connected to the applying roller rotating pulley 120 via the rotating shaft 68c is rotated.
[0066]
By the way, as described above, such an adhesive application section 22 is provided between a reference sheet 45 and a cover adhesive section 60 described later provided downstream of the fifth transport path E (FIG. 1). reference). Then, the bonding unit 66 of the adhesive coating unit 22 uses the moving mechanism to apply a coating area 155 (in FIG. 15, an arbitrary position within the coating area 155 (first position) in the coating area 155) for applying the adhesive b to the sheet bundle S1. Position), a standby position 156 (a retracted position indicated by a broken line in FIG. 16) for retreating from the conveyance path of the sheet bundle S1 and preparing for the coating process, and an adhesive b. It is possible to move between a replenishment position 157 for receiving replenishment (a second position shown by a solid line in FIG. 16).
[0067]
In this case, the standby position 156 is detected by the container HP sensor 72 (see FIG. 16) installed at a predetermined position (a position other than the application area 155) on the movement path of the bonding unit 66. Specifically, during the movement of the bonding unit 66, the container HP sensor flag 162 (see FIG. 13) provided on the joint member 107 that slides with the bonding unit 66 is detected by the container HP sensor 72 (the sensor 72 is turned on). ), The detection signal is sent to the CPU 159, the driving of the container moving motor 67 is stopped, and the bonding unit 66 is positioned at the standby position 156.
[0068]
The replenishment position 157 is recognized by the CPU 159 as a position away from the standby position 156 (in a state where the sensor 72 is turned on) by a predetermined distance (for example, 14 mm) in a direction away from the sheet bundle S1. Further, the application region 155 is, for example, a position of the starting position P separated from the standby position 157 by a predetermined distance in the direction approaching the sheet bundle S1 and a position of the bonding unit 66 separated from the starting position P by a predetermined distance in the direction away from the standby position 156. It is recognized by the CPU 159 as an area between the turning position Q. In the present embodiment, the standby position 156 and the replenishment position 157 are provided separately, but the replenishment position 157 may also serve as the standby position 156.
[0069]
Next, a case where the adhesive b is applied to the edge of the sheet bundle S1 sent from the accumulation unit 42 by the grippers 55a and 55b by the adhesive application unit 22 having the above configuration will be described.
[0070]
First, as described above, the sheet bundle S1 that is sandwiched and lowered by the grippers 55a and 55b from the stacking unit 42 side has a predetermined position on the application area 155 in the movement path of the bonding unit 66 (see FIG. 15). Position). In this case, the distance between the edge of the sheet bundle S1 and the application roller 68b is adjusted according to the thickness of the sheet bundle S1. That is, as described above, the thickness of the sheet bundle S1 sandwiched between the grippers 55a and 55b is detected by detecting the opening amount sensor flag 74b that moves together with the slide gripper 55b by the gripper opening amount detection sensor 74a. Therefore, the CPU 159 determines the distance between the edge of the sheet bundle S1 and the application roller 68b by performing position control on the vertical movement of the grippers 55a and 55b based on the detection result.
[0071]
When the sheet bundle S1 is positioned at a predetermined position on the application area 155 in this manner, the adhesive unit 66 that has been waiting at the standby position 156 controls the start position P of the application area 155 by the control of the CPU 159. (The state shown in FIG. 15). Thereafter, the bonding unit 66 is moved from the starting position P toward the folding position Q with respect to the sheet bundle S1 in a state where the application roller 68b is rotated forward and is in contact with the edge of the sheet bundle S1. Thus, the adhesive b is evenly applied to the edge of the sheet bundle S1 by the application roller 68b having the surface of the adhesive b in the container 66a.
[0072]
When the bonding unit 66 reaches the turning position Q, the forward rotation of the application roller 68b is stopped, and the movement of the bonding unit 66 is also stopped. Then, from this point, the bonding unit 66 starts to move from the turnback position Q toward the starting position P with the application roller 68b rotated in the reverse direction. Then, when the bonding unit 66 reaches the starting position P again, the reverse rotation of the application roller 68b is stopped, and the movement of the bonding unit 66 is also stopped. Then, after the reciprocation as described above is performed twice, for example, the operation of applying the adhesive b is completed.
[0073]
When the application of the adhesive b to the edge of the sheet bundle S1 is completed, the bonding unit 66 is moved to the standby position 157 or the replenishment position 156, and the conveyance path of the sheet bundle S1 is secured. The movement control of the bonding unit 66 at this time is performed by the CPU 159 via the container moving motor 67 based on the detection result of the container HP sensor 72 as described above. Thereafter, the sheet bundle S1 nipped by the grippers 55a and 55b is lowered to the cover bonding unit 60 through the transport path secured by the retreat of the bonding unit 66 (see FIG. 16).
[0074]
The cover S0 (see FIG. 8) has already been conveyed to the cover bonding section 60 and is on standby until the adhesive b is applied to the edge of the sheet bundle S1 in this manner. In this case, as shown in FIG. 2, the cover S0 is sent from the apparatus main body 2 to the cover bonding unit 60 via the cover supply unit. That is, the cover S0 is transported into the fifth transport path E via the first and second switching flappers 27 and 32, and the sheet bundle S1 is transported via the cover transport drive roller 57 in the transport path E. Is positioned at a predetermined position of the cover bonding section 60 that crosses the transport path of. Then, the edges of the sheet bundle S1 to which the adhesive b is applied are pressed against the positioned cover sheet S0 by the grips 55a and 55b (see FIG. 8). Further, in this state, the sheet bundle S1 is further moved downward by the grippers 55a and 55b while the cover S0 is adhered to the edge thereof by the adhesive b, and the slide located below the cover adhering section 60. It is pressed against a free butting plate 59 (see FIG. 2). Thereafter, the cover S0 and the sheet bundle S1 are pressed from both sides by a slidable back-folding plate 58 (see FIG. 2) in a state of being abutted against the abutting plate 59. Thereby, a fold corresponding to the thickness of the sheet bundle S1 is formed on the cover S0.
[0075]
Next, after the abutment plate 59 slides outward to form a conveyance path for the sheet bundle S1, the grippers 55a and 55b hold the sheet bundle S1 to which the cover S0 is adhered while holding the sheet bundle S1. 23 (see FIG. 1). At this time, if the grippers 55a and 55b do not have a sufficient stroke to deliver the sheet bundle S1 to the lower cutting unit 23, the sheet bundle S1 to which the cover S0 is adhered is moved downward by the grippers 55a and 55b. After the sheet bundle S1 has been moved by the predetermined distance, the gripping state of the sheet bundle S1 by the grippers 55a and 55b is released once the sheet bundle S1 is sandwiched by the back folding plate 58. Then, if the grippers 55a and 55b are moved upward, and the sheet bundle S1 is again clamped by the grippers 55a and 55b and moved downward at the position above the grippers 55a and 55b, even if the strokes of the grippers 55a and 55b are small, the grippers 55a are moved. , 55b alone enables the sheet bundle S1 to be reliably delivered to the lower cutting section 23.
[0076]
By the way, when the application processing of the adhesive b as described above is repeated, the amount of the adhesive b in the container 66a decreases, and it becomes necessary to replenish the adhesive b in the container 66a. Therefore, in the present embodiment, the remaining amount of the adhesive b in the container 66a is detected, and the bonding unit 66 can be moved to the replenishing position 157 automatically or as required.
[0077]
That is, the reference surface 161 is set to the same height as the liquid level of the adhesive b when the inside of the container 66a is filled with the adhesive b in the adhesive application section 22, and the inside of the container 66a An adhesive amount detection sensor 160 (see FIG. 15) for detecting the current liquid level (uppermost surface) of the adhesive b is provided. Then, the CPU 159 calculates the amount of the adhesive b in the container 66a from the difference between the current liquid level detected by the adhesive amount detection sensor 160 and the reference surface 161, and replenishes the adhesive based on the calculation result. The amount of the adhesive b to be determined is determined, and the adhesive unit 66 is moved from the application area 155 or the standby position 156 to the replenishment position 157 at a predetermined timing or according to a user's request.
[0078]
Next, an adhesive replenishing mechanism (replenishing means) K for replenishing the adhesive in the container 66a of the adhesive unit 66 at the replenishing position 156 will be described with reference to FIGS.
[0079]
The adhesive replenishing mechanism K is provided above the replenishing position 157 as shown also in FIG. 16, and as shown in FIG. 17 and FIG. 163), a rotation mechanism (rotation driving means) 230 for rotating the adhesive bar storage 153, and a discharge position (discharge unit) for the adhesive rod 163 in the adhesive bar storage 153. A push mechanism 240 that pushes down at 158 and a feed mechanism 250 that feeds the adhesive rod 163 pushed by the push mechanism 240 into the container 66a of the adhesive unit 66 through the outlet 164 (see FIGS. 16 and 21) are provided. I have. The bonding rod 163 is loaded into the bonding rod storage body 153 by the user, for example, from the loading section G.
[0080]
The power of the rotation mechanism 230, the pushing mechanism 240, and the feed mechanism 250 (adhesive moving means) is obtained by forward / reverse rotation of the common adhesive supply motor 123. In this case, as will be described later, when the adhesive replenishment motor 123 rotates forward, power is transmitted to the rotation mechanism 230, and the adhesive rod housing 153 is rotated. On the other hand, when the adhesive replenishment motor 123 rotates reversely, the pushing mechanism 240 is rotated. The power is transmitted to the feed mechanism 250 and an adhesive rod pushing arm 140 and an adhesive rod feed drive roller 149 described later are driven.
[0081]
As clearly shown in FIG. 17, the adhesive rod storage body 153 is configured as a substantially cylindrical rotating body rotatably supported by the rotation support member 290, and a plurality of partitions separated by the partition member 131. Is provided along the circumferential direction thereof. That is, the adhesive rod storage section 153a is formed by dividing the adhesive rod storage body 153 into a plurality of cylindrical parts by the partition member 131.
[0082]
Further, by rotating the bonding rod storage unit 153 by the rotation mechanism 230, any one of the bonding rod storage units 153a is positioned at the discharge position 158. That is, the adhesive rod storage body 153 has the carry-in portion G as the first position for receiving the adhesive rod 163 to be refilled, and the discharge position as the second position for refilling the adhesive rod 163 into the container 66a of the adhesive unit 66. 158 can be rotated (moved).
[0083]
At the discharge position 158, an adhesive rod empty sensor 143 for detecting the presence or absence of the adhesive rod 163 in the adhesive rod storage portion 153a located at the discharge position 158 is provided (see FIG. 19). Further, the adhesive rod storage body 153 has, for example, a circular clock plate (encoder) 132 that rotates integrally with the adhesive rod storage body 153 at the bottom thereof. A plurality of slits 132a for detection are formed at predetermined intervals. Further, in the present embodiment, it is desirable to provide a shielding member for preventing the adhesive bar 163 from being carried into the adhesive bar storage portion 153a at the carry-out position 158 in the carry-in portion G.
[0084]
As clearly shown in FIG. 18, the rotation mechanism 230 that rotates the adhesive rod housing 153 includes a motor gear 124 attached to an output shaft of the adhesive refill motor 123, a first gear pulley 125 that meshes with the motor gear 124, A first pulley 127 separated from the first gear pulley 125 at a predetermined interval, a first drive belt 126 stretched between the pulleys 125 and 127, and separated from the first pulley 127 at a predetermined interval. A second gear pulley 129, a second drive belt 128 stretched between the pulleys 127 and 129, and a one-way gear 130 that rotates integrally with the adhesive rod storage body 153 and meshes with the second gear pulley 129. I have. In this case, the one-way gear 130 does not transmit the reverse rotation driving force of the adhesive replenishment motor 123 to the adhesive rod storage body 153 so that the adhesive rod storage body 153 does not rotate when the adhesive replenishment motor 123 rotates reversely.
[0085]
Therefore, in such a configuration, when the adhesive replenishment motor 123 rotates forward, the motor gear 124, the first gear pulley 125, the first drive belt 126, the first pulley 127, the second drive belt 128, and the second The one-way gear 130 rotates in the direction indicated by the arrow in FIG. 18 via the gear pulley 129, and the adhesive rod housing 153 rotates.
[0086]
On the other hand, the pushing mechanism 240 shares the motor gear 124, the first gear pulley 125, the first drive belt 126, and the first pulley 127 with the rotating mechanism 230, as clearly shown in FIG. ing. Further, the pushing mechanism 240 has, as its own components, a worm gear (one-way gear) 133 that rotates integrally with the first pulley 127, a first gear 134 that meshes with the worm gear 133, and meshes with the first gear 134. A second gear 135, a second pulley 137 connected to the second gear 135 via a torque clutch 136, and a tension pulley 139 spaced upward from the second pulley 137 at a predetermined interval. , A belt member 138 bridged between the pulleys 137 and 139, an adhesive rod pushing arm 140 connected and fixed to the belt member 138 via a joint member 154, and between the belt member 138 and the adhesive rod container 153. And an extended arm guide rail 141.
[0087]
In this case, the worm gear 133 does not transmit the forward rotation driving force of the adhesive refill motor 123 to the first gear 134 so that the adhesive pushing arm 140 is not driven when the adhesive refill motor 123 rotates forward. Further, the torque clutch 136 prevents the bonding rod 163 from being damaged by idling when the bonding rod pushing arm 140 excessively presses the bonding rod 163 against the application roller 68b of the bonding unit 66 as described later. It is supposed to.
[0088]
The adhesive rod pushing arm 140 is normally held in a posture parallel to the belt member 138 (the posture indicated by A in FIG. 19) by being urged by a spring (not shown). When the mating portion 140a engages with an engaging portion 141a of the guide rail 141, which will be described later, a posture orthogonal to the belt body 138 (the guide rail 141) against the urging force of the spring (a posture indicated by B in FIG. 19). , And can be applied to the upper end of the bonding rod 163 in the bonding rod storage portion 153a located at the discharge position 158.
[0089]
The guide rail 141 extends along the belt body 138 from the reversing position on the tension pulley 139 side in the traveling of the belt body of the adhesive rod pushing arm 140 to just before the reversing position on the second pulley 137 side. Further, the guide rail 141 is positioned near the reversing position on the tension pulley 139 side to engage the engaging portion 140a of the bonding rod pressing arm 140, thereby causing the bonding rod pressing arm 140 to be in a parallel posture against the urging force of the spring. A has an engaging portion 141a for converting from A to the orthogonal posture B. On the downstream side from the engaging portion 141, the rail surface contacts the bonding rod pressing arm 140, and the bonding rod pressing arm 140 has The posture B is maintained. The guide rail 141 is provided with an arm HP sensor 142 for detecting the home position of the adhesive rod pushing arm 140 at an inverted position on the tension pulley 139 side, specifically, at an upstream side of the engaging portion 141. Have been.
[0090]
Therefore, in such a configuration, when the adhesive replenishment motor 123 rotates in the reverse direction, the motor gear 124, the first gear pulley 125, the first drive belt 126, the first pulley 127, the worm gear 133, the first gear 134, the second gear The belt body 138 is rotationally driven via the gear 135, the torque clutch 136, and the second pulley 137, and the adhesive rod pushing arm 140 moves together with the belt body 138. Also, during this movement, as shown in detail in FIG. 21, when the engaging portion 140a of the adhesive rod pushing arm 140 engages with the engaging portion 141a of the guide rail 141, the adhesive rod pushing arm 140 applies the urging force of the spring. Is changed from the posture A parallel to the belt body 138 to a posture B orthogonal to the belt body 138 (guide rail 141), and guided while the perpendicular surface B is held by the rail surface of the guide rail 141. At the same time, it comes into contact with the upper end of the adhesive rod 163 in the adhesive rod storage portion 153a located at the discharge position 158, and thereafter, the adhesive rod 163 is sent downward. Then, when the bonding rod pushing arm 140 is released from the guide rail 141 just before the reversing position on the second pulley 137 side, it is returned to the parallel posture A again by the urging force of the spring (see C in FIG. 21). After that, the parallel posture A is maintained until the engagement with the engagement portion 141a of the guide rail 141 again.
[0091]
As clearly shown in FIG. 20, the feed mechanism 250 connects the motor gear 124, the first gear pulley 125, the first drive belt 126, and the first pulley 127 to the rotation mechanism 230 and the pushing mechanism. The worm gear 133 is shared with the pushing mechanism 240. The feed mechanism 250 includes, as its own components, a third gear 144 that meshes with the worm gear 133, a third pulley 146 connected to the third gear 144 via a torque clutch 145, and a third gear 144. A first rotating shaft 300 spaced apart from the pulley 146 at a predetermined interval, a fourth pulley 148 fixed to one end of the first rotating shaft 300, and a third rotating shaft between the pulleys 146 and 148. Drive belt 147, a feed drive roller 149 fixed to the first rotation shaft 130 and in contact with the bonding rod 163 to feed the bonding rod 163 downward, and a second rotation extending in parallel with the first rotation shaft 300. A shaft 310 and a feed driven roller 150 fixed to the second rotating shaft 310 and in contact with the adhesive bar 163 to feed the adhesive bar 163 downward in cooperation with the feed drive roller 149; That. In this case, when the feed drive roller 149 excessively presses the bonding rod 163 against the application roller 68b of the bonding unit 66 as described later, the torque clutch 145 prevents the bonding rod 163 from being damaged by idling. It is supposed to.
Further, the feed mechanism 250 is provided with a detection unit for detecting the supply amount of the bonding rod 163, that is, the pressing amount of the bonding rod 163. More specifically, this detecting means determines the amount of feed of the adhesive rod 163 from the amount of rotation of the clock plate (encoder) 151 fixed to the second rotating shaft 310 and the amount of rotation of the clock plate 151 accompanying rotation of the feed rollers 149 and 150. And a feed amount detection sensor 152 for detecting The detection signal from the feed amount detection sensor 152 is sent to the CPU 159.
[0092]
Therefore, in such a configuration, when the adhesive replenishment motor 123 rotates in the reverse direction, the motor gear 124, the first gear pulley 125, the first drive belt 126, the first pulley 127, the worm gear 133, the third gear 144, and the torque The first rotating shaft 300 is rotated via the clutch 145, the third pulley 146, the third driving belt 147, and the fourth pulley 148, and the feed driving roller 149 fixed to the first rotating shaft 300 is rotated. Rotated. Therefore, the adhesive rod 163 that comes into contact with the feed drive roller 149 and the feed driven roller 150 is sent downward from the outlet 164 toward the container 66 a of the adhesive unit 66.
Next, a case where the adhesive is replenished into the container 66a of the bonding unit 66 using the adhesive replenishing mechanism K having the above configuration will be described.
[0093]
As described above, when the adhesive unit 66 is moved from the application area 155 or the standby position 156 to the replenishment position 157 at a predetermined timing (automatically) or at the request of the user, the adhesive amount detection sensor 160 The adhesive (adhesive bar 163) is replenished from the adhesive replenishing mechanism K into the container 66a of the adhesive unit 66 by the amount calculated by the CPU 159 based on the detection signal from (see FIG. 15).
[0094]
Specifically, when the adhesive rod 163 is detected at the discharge position 158 by the adhesive rod empty sensor 143 (see FIG. 19), the adhesive rod 163 is operated by the pushing mechanism 240 and the feed mechanism 250 according to the replenishment request. The pushing arm 140 and the pair of feed rollers 149 and 150 are driven, and the adhesive rod 163 in the adhesive rod storage part 153a located at the discharge position 158 is sent downward from the outlet part 164 toward the container 66a of the adhesive unit 66. At this time, since the adhesive replenishing motor 123 is rotating in the reverse direction, the rotating mechanism 230 is not driven, and the adhesive rod 163 is smoothly sent downward without any trouble while being held at the discharge position 158. .
[0095]
On the other hand, when the bonding rod 163 is not detected at the discharging position 158 by the bonding rod empty sensor 143, the bonding operation is performed by the rotating mechanism 230 until the bonding rod storage portion 153a where the bonding rod 163 exists is positioned at the discharging position 158. The rod housing 153 is rotated. Of course, at this time, since the adhesive replenishment motor 123 is rotating forward, the pushing mechanism 240 and the feed mechanism 250 are not driven, and the adhesive rod pushing arm 140 enters the rotating adhesive rod storage body 153. Never. Then, when the bonding rod storage section 153a in which the bonding rod 163 exists is located at the discharge position 158 and this is detected by the bonding rod empty sensor 143, the pushing mechanism 240 and the feed mechanism 250 are subsequently driven to push the bonding rod. The operation of replenishing the adhesive rod 163 is performed by the arm 140 and the adhesive rod feed roller pairs 149 and 150.
[0096]
In the replenishment operation of the bonding rod 163 by the pressing mechanism 240 and the feeding mechanism 250, the bonding rod 163 is pressed against the application roller 68b of the bonding unit 66 by the bonding rod pressing arm 140 and the bonding rod feed roller pair 149, 150, for example. Is done. When the bonding rod pushing arm 140 pushes the bonding rod 163 downward while melting the bonding rod 163, the engagement state between the bonding rod pressing arm 140 and the guide rail 141 is released. As a result of this disengagement, the adhesive rod pushing arm 140 is changed in posture from the posture B orthogonal to the belt body 138 to the posture A parallel to the belt body 138 by the biasing force of the spring, as described above. Move with the belt body 138 while maintaining the parallel posture A. As described above, if the adhesive rod pushing arm 140 is always kept in the parallel posture A except for the operation of pushing down the adhesive rod 163, the space of the pushing mechanism 240 can be saved.
[0097]
Further, after the bonding rod pushing arm 140 is converted into the parallel posture A and held in this manner, the bonding rod 163 is pushed down only by the feed roller pairs 149 and 150. During this time, the adhesive rod pushing arm 140 receives the driving force from the adhesive replenishment motor 123 which is a common driving source for the feed roller pairs 149 and 150, and thus continues to move together with the belt body 138. After the adhesive bar 163 is pushed down only by the feed roller pair 149 and 150 to replenish all the adhesive bars 163 at the discharge position 158, the next adhesive bar 163 is positioned at the discharge position 158. For this purpose, the adhesive rod housing 153 is rotated. At this time, if the adhesive rod pushing arm 140, which has been moving up to that point, has entered the adhesive rod storage section 153a at the discharge position 158, the rotation of the adhesive rod storage body 153 will be hindered, and the adhesive rod pushing will be inhibited. Either the arm 140 or the adhesive rod storage body 153 will be damaged. Therefore, in this embodiment, when the adhesive rod pushing arm 140 is detected by the arm HP sensor 142, the reverse rotation drive of the adhesive replenishing motor 123 is stopped (the driving of the pushing mechanism 240 and the feed mechanism 250 is stopped), Thereafter, the adhesive replenishing motor 123 is driven to rotate forward to rotate the adhesive rod housing 153. Note that such control is performed by the CPU 159 as described above.
[0098]
As described above, the adhesive (adhesive) is supplied from the adhesive replenishing mechanism K into the container 66a of the adhesive unit 66 by the amount calculated by the CPU 159 based on the detection signal from the adhesive amount detection sensor 160 (see FIG. 15). When the bar 163) is replenished, the replenishment operation is completed. In this case, the replenishment amount of the adhesive rod 163 is recognized by the CPU 159 via a feed amount detection sensor 152 that detects the rotation amount of the clock plate 151 accompanying the rotation of the feed rollers 149 and 150.
[0099]
As described above, the adhesive application device of the present embodiment including the adhesive application unit 22 as a main component includes the adhesive replenishing mechanism K as a replenishing unit that replenishes the container 66a of the adhesive unit 66 with the adhesive. Therefore, there is no possibility that the operator who refills the adhesive comes into contact with the high-temperature container 66a, and the replenishment of the adhesive can be performed safely. Further, if the adhesive replenishing mechanism K for replenishing the adhesive is provided, the replenishment of the adhesive is facilitated. Therefore, in order to reduce the frequency of complicated adhesive replenishment work, a large container is required. Eliminates the need to use (a smaller adhesive container can be used). Therefore, it is not necessary to keep the adhesive in the container 66a for a long time, and as a result, the deterioration of the adhesive can be prevented.
[0100]
In addition, the adhesive application device of the present embodiment includes an application area 155 (first position) where the adhesive is applied to the edge of the sheet bundle S1 by the application roller 68b, and an adhesive replenishing mechanism K that attaches the adhesive to the container 66a. And a moving unit for moving the bonding unit 66 (container 66a) to a replenishing position 157 (second position) for replenishing the adhesive. That is, in the present embodiment, the first position for applying the adhesive and the second position for replenishing the adhesive are separately provided, and the container 66a is moved from the first position to the second position. To refill the adhesive. Therefore, regardless of the type of application (for example, unlike the present embodiment, even if a space for moving the sheet bundle S1 along the container 66a is secured above the container 66a) 3) Since the replenishing adhesive can be replenished from above the container 66a, the replenishment of the adhesive becomes easy, and the adhesive can be melted efficiently.
[0101]
Further, in the adhesive application device of the present embodiment, the application roller 68b and the container 66a are moved along the edge of the sheet bundle S1 in the application region (first position) 155, whereby the molten state in the container 66a is reduced. Is applied to the edge of the sheet bundle S1 by the application roller 68b. As described above, when the container 66a moves along the sheet bundle S1, the transport path for moving the sheet bundle S1 can be simplified, so that the apparatus can be configured compact.
[0102]
Further, the adhesive application apparatus of the present embodiment sequentially forms the sheet bundle S1 by sequentially transporting the sheets toward the grippers 55a and 55b as support means in a predetermined direction, and forms the sheet bundle S1 on which the adhesive is applied. Is transported from the grippers 55a and 55b in substantially the same direction as the predetermined direction. Therefore, before and after the melted adhesive in the container 66a is applied to the sheet bundle S1 by the application roller 68b, the conveying direction of the sheet bundle S1 does not change, so that the posture of the sheet bundle S1 to which the adhesive has been applied is changed. Instead, the sheet bundle S1 can be transported as it is. Therefore, the transport time can be reduced. Further, since the sheet bundle S1 can be conveyed without changing its posture after being bonded by the application roller 68b, the sheet bundle S1 does not shift and harden.
[0103]
Further, the adhesive application device of the present embodiment is configured to transport the sheet bundle S1 after moving the container 66a to a retreat position that does not hinder the transport of the sheet bundle S1. In this way, the conveyance path of the sheet bundle S1 to which the adhesive has been applied can be secured only by moving the container 66a instead of moving the sheet bundle S1 so as to avoid the container 66a. Sheet bundle S1 is unlikely to shift during conveyance.
[0104]
Further, the adhesive application device of the present embodiment can replenish the adhesive to the adhesive replenishment mechanism K regardless of the position of the container 66a. According to such a configuration, the adhesive can be replenished to the adhesive replenishing mechanism K at an arbitrary timing by the operator even while the application roller 68b is applying the adhesive to the sheet bundle S1. There is no time loss in replenishing the adhesive to the agent replenishment mechanism K.
[0105]
Further, in the adhesive application device of the present embodiment, the heater unit 180 is configured to move together with the container 66a. According to such a configuration, the adhesive can always be kept in a molten state, and the initial operation of the bonding process does not take much time.
[0106]
FIG. 22 shows a modification of the bonding unit 66. The bonding unit 66 of the embodiment described above is integrated with the heater unit 180 sandwiched between the container 66a and the heat insulating cover 181, and each position and region 155, 156, 157 are integrated. In this modification, the heater unit 180 is separated from the bonding unit 66, and the container 66a and the heat insulating cover 181 receiving the container 66a are moved to the respective positions and areas 155, 156, and 157 as the bonding unit 66. It has become so.
[0107]
Specifically, the heater unit 180 is mounted on a base 263 fixed at a predetermined position via a spring 261, and a heat insulating material 260 is provided between the spring 261 and the heater unit 180 </ b> A and the base 263. Is inserted. An opening 181a is formed at the bottom of the heat insulating cover 181 that receives the container 66a. When the adhesive in the container 66a is melted, the container 66a is moved together with the heat insulating cover 181 to the heater unit 180 and placed there, and the heater unit 180 and the container 66a are connected through the opening 181a of the heat insulating cover 181. , The heat of the heater unit 180 is transmitted to the container 66a.
[0108]
As described above, in this modification, the heater unit 180 is eliminated from the bonding unit 66, so that the weight of the bonding unit 66 can be reduced, and the energy required for moving the bonding unit 66 can be reduced.
FIG. 23 shows a modification of the application mode in which an adhesive is applied to the edge of the sheet bundle S by the adhesive unit 66. In the above-described embodiment, the adhesive is applied to the edge of the sheet bundle S1 held at the predetermined position by the grips 55a and 55b while the adhesive unit 66 slides to each position and the areas 155, 156, and 157. However, in this modified example, the bonding unit 66 moves to the application area 155 in addition to the replenishment position and the standby positions 156 and 157, but stops after moving to the application area 155. The adhesive is applied to the edge of the sheet bundle S1 by sliding the sheet bundle S1 with respect to the adhesive unit 66 stopped in the application area 155. In this case, the grippers 55a and 55b can be moved in the vertical direction (the direction of the arrow Z) by the above-described elevating mechanisms 63a and 63b, and also in the horizontal direction (the direction of the arrow X and the direction in which the edge of the sheet bundle S1 extends). You can move.
[0109]
In the adhesive application section 22, a first moving means for moving the bonding unit 66 at the replenishment position 157 or the standby position 156 and a second moving means for moving the bonding unit 66 at the application area 155 are separately provided. It may be provided. Considering from that point of view, in the above-described embodiment, it can be said that the moving mechanism (FIGS. 12 to 14) serves both as the first moving means and the second moving means. In the example, it can be said that the second moving means does not exist.
[0110]
As described above, the preferred embodiments of the present invention have been described. However, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be variously modified without departing from the gist thereof. For example, in the above-described embodiment, the sheet bundle S1 is formed in an upright state in a substantially vertical direction, and is conveyed in the substantially vertical state. It is not necessary that the sheet bundle S1 is conveyed sequentially to form one sheet bundle S1 in a predetermined direction, and the sheet bundle S1 coated with the adhesive is substantially perpendicular to the predetermined direction. Any form may be used as long as it can be transported in the same direction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an image forming apparatus including a sheet processing apparatus having an adhesive application apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a conveyance alignment unit that conveys a sheet discharged from an apparatus main body of the image forming apparatus to a stacking unit.
FIG. 3 is an assembled perspective view of a gripper opening / closing mechanism and a lifting / lowering mechanism.
FIG. 4 is an exploded perspective view of a gripper opening / closing mechanism and a lifting / lowering mechanism.
FIG. 5 is a perspective view showing a slidable engagement form between a gripper unit and a support plate.
FIG. 6 is a perspective view showing one side of a gripper opening / closing mechanism.
FIG. 7 is a perspective view showing the other side of the gripper opening / closing mechanism.
FIG. 8 is a side view of the other side of the gripper opening / closing mechanism.
FIG. 9 is a perspective view showing one side of a gripper lifting mechanism.
FIG. 10 is a side view of one side of the gripper elevating mechanism.
11A is a plan view of the bonding unit, FIG. 11B is a cross-sectional view taken along line ZZ of FIG. 11A, and FIG. 11C is an exploded perspective view of the bonding unit.
FIG. 12 is a perspective view of a moving mechanism for moving the bonding unit and a driving mechanism for rotating the application roller.
FIG. 13 is a perspective view mainly showing a moving mechanism for moving the bonding unit.
FIG. 14 is a perspective view mainly showing a driving mechanism for rotating an application roller.
FIG. 15 is an electrical circuit diagram and a diagram showing a positional relationship between a sheet bundle and an adhesion unit in an adhesive application section (a state where the adhesion unit is located in an application area).
FIG. 16 is a diagram illustrating a positional relationship between a sheet bundle and an adhesion unit in an adhesive application section (a state where the adhesion unit is located at a replenishment position).
FIG. 17 is a perspective view of an adhesive replenishment mechanism.
FIG. 18 is a perspective view mainly showing a rotation mechanism for rotating the adhesive rod housing.
FIG. 19 is a perspective view mainly showing a pushing mechanism for pushing an adhesive rod into an adhesive unit.
FIG. 20 is a perspective view mainly showing a feeding mechanism for feeding the bonding rod into the bonding unit.
FIG. 21 is a schematic side view of the feed mechanism of FIG. 20;
22A is a sectional view of a container and a heat insulating cover separated from the heater unit, FIG. 22B is a sectional view of the heater unit fixed at a predetermined position, and FIG. It is sectional drawing which shows the state which contacted the container with the heater unit in order to heat an adhesive agent.
FIG. 23 is a diagram showing a modification of the application mode for a sheet bundle.
[Explanation of symbols]
42 accumulation part 55a fixed gripper (support means)
55b slide gripper (supporting means)
66 Adhesion unit 66a Container (adhesive container)
68b Application roller (application means)
155 coating area (first position)
156 Standby position (evacuation position)
157 Refill position (second position)
159 CPU (control means)
180 heater unit (melting means)
K adhesive replenishment mechanism S1 sheet bundle

Claims

Support means for supporting the sheet bundle;
Melting means for heating and melting the solid adhesive,
An adhesive container that stores the adhesive melted by the melting unit,
Coating means for applying the molten adhesive contained in the adhesive container to the edge of the sheet bundle supported by the support means;
Replenishing means for replenishing the adhesive container with adhesive;
A first position in which an adhesive is applied to an edge of the sheet bundle by the application unit;
Moving means for moving the adhesive container to a second position where the adhesive container is replenished with the adhesive by the replenishing device;
An adhesive application device, comprising:

Second moving means for moving the application means and the adhesive container along the edge of the sheet bundle at the first position;
Control means for controlling the second moving means and the applying means, and applying the melted adhesive in the adhesive container to the edge of the sheet bundle by the applying means;
The adhesive application device according to claim 1, further comprising:

The adhesive application device according to claim 2, wherein the moving unit also serves as the second moving unit.

Sheet bundle moving means for moving the sheet bundle by moving the support means,
By controlling the sheet bundle moving unit and the coating unit, the molten adhesive in the adhesive container that stops at the first position while moving the sheet bundle by the sheet bundle moving unit is used. Control means for applying to the edge of the sheet bundle by applying means,
The adhesive application device according to claim 1, further comprising:

The sheets are sequentially conveyed in a predetermined direction toward the supporting means to form a sheet bundle, and the sheet bundle to which the melted adhesive in the adhesive container is applied by the applying means is applied to the supporting means. 2. The adhesive applying apparatus according to claim 1, further comprising a conveying unit configured to convey in a direction substantially the same as the predetermined direction.

A plurality of bundles of sheets are sequentially conveyed in a predetermined direction toward the support unit to form one sheet bundle, and the application unit applies the melted adhesive in the adhesive container. 2. The adhesive applying apparatus according to claim 1, further comprising a conveying unit configured to convey the sheet bundle from the supporting unit in a direction substantially the same as the predetermined direction.

After controlling the moving means and the conveying means to move the adhesive container to the retracted position which does not hinder the conveying of the sheet bundle by the conveying means, the conveying means conveys the sheet bundle. The adhesive applying device according to claim 5, further comprising a control unit.

The adhesive application device according to claim 7, wherein the retracted position is the second position where the adhesive container is refilled with an adhesive.

The adhesive application device according to any one of claims 1 to 8, wherein the adhesive can be replenished to the replenishing means regardless of the position of the adhesive container.

The adhesive applying apparatus according to claim 1, wherein the melting unit is configured to be moved by the moving unit together with the adhesive container.

The melting unit is fixed at a predetermined position, and the adhesive container is moved to the predetermined position by the moving unit, so that the adhesive in the adhesive container is heated and melted by the melting unit. The adhesive application device according to any one of claims 1 to 9, wherein the adhesive application device is configured as described above.

Support means for supporting the sheet bundle;
Melting means for heating and melting the solid adhesive,
An adhesive container that stores the adhesive melted by the melting unit,
Coating means for applying the molten adhesive melted by the melting means to the edge of the sheet bundle supported by the support means,
Replenishing means movable to a first position for receiving the refilling adhesive, and a second position for refilling the adhesive into the adhesive container;
An adhesive application device, comprising:

Support means for supporting the sheet bundle in an upright state in a substantially vertical direction,
Melting means for heating and melting the solid adhesive,
An adhesive container that is provided below the support unit and stores the adhesive melted by the melting unit,
Coating means for applying the molten melt contained in the adhesive container to the lower edge of the sheet bundle supported by the support means,
Replenishing means for replenishing the adhesive container with adhesive;
A first position where the adhesive is applied to the lower edge of the sheet bundle by the applying unit; and a second position where the adhesive is supplied to the adhesive container by the replenishing unit. Moving means for moving the container,
An adhesive application device, comprising:

An image forming apparatus comprising the adhesive application device according to any one of claims 1 to 13.