JP2004293858A - 暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体背面に設けた送風ファン16と、燃料を気化して燃焼させるバーナ11と、このバーナ11を覆い上方に開口部13を有する燃焼筒12と、この燃焼筒12を覆い前記送風ファン16からの室内空気と燃焼ガスを混合し温風経路を形成するダクト14と、このダクト14からの温風を室内に排出する第1の吹出口15と、前記第1の吹出口15より上方に設け前記ダクト14に連通させた第2の吹出口17とを備え、前記ダクト14には第2の吹出口17と連通した連通口14aを設け、この連通口14aの下流側に未燃ガス吸着体18を内蔵している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内空気と高温ガスを混合して暖房に用いる暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の温風暖房装置は図3に示すように、タンク1にカートリッジタンク2から燃料が供給され、同タンク2の燃料はポンプ3によって気化部4に供給される。そしてこの気化部4で気化されて燃料ガスとなり、ノズル5より水平方向に噴出される。このノズル5から噴出された燃料は、エジェクタ効果により一次空気を吸引しながら気化部4の下流側に離れて設けた混合管6内に噴出されここで混合して、混合管6と一体のライン形状のバーナ部7に供給され、そこで燃焼される。生じた燃焼ガスは、バーナ部7の周囲を覆うように配設された燃焼筒8で上方へ導かれ、上記燃焼筒8を覆ったダクト9で送風機10からの室内空気流と混合され、温風として排出されて暖房に利用される。そして、この温風暖房装置は室温と設定温度に応じて、ポンプ3の駆動周波数や印加電圧を変えて燃料供給量を自動調節するなど、制御器であらかじめ決まられたシーケンスで所定の動作をするように制御されている。このように、従来の温風暖房装置は、マイナスイオン発生手段を設けていないものが一般的であった。
【0003】
しかしながら、近年、健康面に関する関心が高まり、温風吹出口に数種類のセラミックを混合して得られた複合セラミック等、マイナスイオン発生手段を取り付け、積極的にマイナスイオンを室内に供給するようにした機器が開発されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−211236号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のマイナスイオン発生手段を設けていない温風暖房装置は、主に冬場の室内の暖房に使われるため、締め切った部屋で長時間使われて、室内環境としては、室内温度は設定した温度に保たれるものの、空質という面ではあまりよくない場合の使われ方が多く、ホコリっぽかったり、炭酸ガス等が増え、つまり、室内の空気に含まれる、喫煙成分、臭気、ホルムアルデヒド等のVOC、その他の化学物質一酸化炭素、二酸化炭素、オゾン、細菌・かび・ウイルスといった微生物の蓄積、またそして、マイナスイオンの減少などが生じるという悪環境での使われ方をなされる場面が多々想定された。
【0006】
また、上述の従来例の暖房熱源に燃焼熱を用いたものにおいては、燃焼の炎プラズマ効果によって、多量のプラスイオンとマイナスイオンをほぼ同量発生するが、マイナスイオンは室内のホコリ等によって早く消失するので、結果的に、室内のプラスイオンとマイナスイオンのバランスが崩れ、プラスイオンとマイナスイオンのイオン比が大きくなり過ぎてしまい、室内温度は設定した温度に保たれるものの、室内環境が悪化する心配があった。
【0007】
また、温風吹出口にマイナスイオンを発生する物質を取り付けたものにあっては、所定量のマイナスイオンを確保しようとする場合、かなり大きな容積を必要とし温風吹出口全体にマイナスイオンを発生する物質を配設することになる。この場合、温風吹出口で風路抵抗が増大し適正な風量が確保できなくなったり、機器内の温度が異常に上昇する等の問題が発生する。
【0008】
そこで本発明は、ダクトからの温風を室内に排出する第1の吹出口より上方に設けられ、前記ダクトに連通させた第2の吹出口から空気流の一部を排出して、室内全体をより均一に暖房するとともに、マイナスイオンを効率よく多量に発生させ補充することで、プラスイオンとマイナスイオンのバランスを改善させ、室内環境を高品位に保ちつつ室内全体も暖房することのできる快適性の高い暖房装置の実現を目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体背面に設けた送風ファンと、燃料を気化して燃焼させるバーナと、このバーナを覆い上方に開口部を有する燃焼筒と、この燃焼筒を覆い前記送風ファンからの室内空気と燃焼ガスを混合し温風経路を形成するダクトと、このダクトからの温風を室内に排出する第1の吹出口と、前記第1の吹出口より上方に設け前記ダクトに連通させた第2の吹出口とを備え、前記ダクトには第2の吹出口と連通した連通口を設け、前記連通口の下流側にマイナスイオン発生手段を配設し、そのマイナスイオン発生手段を上部から吊り下げた構成としてある。
【0010】
上記発明によれば、ダクトに連通した第2の吹出口には、燃焼時において送風ファンから供給された空気の流れが存在する構成となっていることから、その通気抵抗が減少して、送風機の室内空気を吸い込む能力すなわち送風機で形成される室内空気流量も増大するようになる。
【0011】
また、第2の吹出口と連通した連通口の下流側にマイナスイオン発生手段を配設してあるので、締め切った部屋で長時間使われてもマイナスイオンが補充され、プラスイオンとマイナスイオンのイオン比が大きくなり過ぎるのを防止でき、室内環境を高品位に保ちつつ室内全体も暖房することができるようになる。
【0012】
さらに、空気流路の適所にマイナスイオン発生手段を配設してあるので、マイナスイオン発生手段から放出されたマイナスイオンを温風によって部屋全体まで到達させることができるようになり、マイナスイオンの効果がより効果的に発揮させることができる。送風手段も該機器の温風発生用とマイナスイオン用を兼ねているので、構成も簡単になり安価とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の暖房装置は、本体背面に設けた送風ファンと、燃料を気化して燃焼させるバーナと、このバーナを覆い上方に開口部を有する燃焼筒と、この燃焼筒を覆い前記送風ファンからの室内空気と燃焼ガスを混合し温風経路を形成するダクトと、このダクトからの温風を室内に排出する第1の吹出口と、前記第1の吹出口より上方に設け前記ダクトに連通させた第2の吹出口とを備え、前記ダクトには第2の吹出口に連通した連通口を設け、この連通口の下流側にマイナスイオン発生手段を配設し、そのマイナスイオン発生手段を上部から吊り下げた構成としてある。
【0014】
ダクトからの温風を室内に排出する第1の吹出口より上方に設けられ、前記ダクトに連通させた第2の吹出口から空気流の一部を排出して、室内全体をより均一に暖房するとともに、マイナスイオンを効率よく多量に発生させ補充することで、プラスイオンとマイナスイオンのバランスを改善させ、室内環境を高品位に保ちつつ室内全体も暖房することができる。
【0015】
さらに、空気流路の適所にマイナスイオン発生手段を配設してあるので、マイナスイオン発生手段から放出されたマイナスイオンを温風によって部屋全体まで到達させることができるようになり、マイナスイオンの効果がより効果的に発揮させることができる。送風手段も該機器の温風発生用とマイナスイオン用を兼ねているので、構成も簡単になり安価とすることができる。
【0016】
また、請求項2記載の暖房装置は、ダクト上方に第2の吹出口に連通する連通口を設け、この連通口上流側に所定の開口を有した遮熱板を配設した構成としてある。
【0017】
そして、遮熱板を設けることにより燃焼時の高温ガスによる輻射熱の影響を軽減することができ、マイナスイオン発生手段の温度上昇を抑えるとともに、遮熱板に所定の開口を設けているため、燃焼中において前記開口より送風ファンから供給される室内空気をマイナスイオン発生手段に流すことができ、マイナスイオン発生手段の温度をより低温に保つことができる。
【0018】
また、請求項3記載の暖房装置は、第2の吹出口は、マイナスイオン発生手段の下流側に拡大空間を設け、この拡大空間に対向して複数の開口部を有するパネルを配した構成としてある。
【0019】
そして、マイナスイオン発生手段下流側に拡大空間を設けているため、マイナスイオン発生手段から発生したマイナスイオンを徐々に拡散した後、拡大空間に対向させたパネル開口部より広範囲に室内に放出することができる。
【0020】
また、請求項4に記載した暖房装置は、第1の吹出口と第2の吹出口を一体構成としてある。
【0021】
そして、燃焼筒開口部及びダクト連通部と第1の吹出口及び第2の吹出口の位置関係を確実に確保できると共に、構成の簡素化が図れるものである。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
【0023】
図1は本発明の一実施例の暖房装置断面図、図2は吹き出し構成の詳細図である。図1において、11は燃料を燃焼させるバーナで、このバーナ11で生じた燃焼排ガスを上方へ導くように配設した燃焼筒12で覆われている。
【0024】
14は燃焼筒12を覆い室内空気と燃焼ガスを混合して第1の吹出口15に導く温風経路を形成するダクトで、本体背面には室内空気を吸引し、ダクト14内に供給する送風ファン16を備えている。この送風ファン16から導入される室内空気と燃焼部11から発生する高温ガスが燃焼筒12の開口部13より排出された後、混合され、第1の吹出口15より温風となって排出される。
【0025】
また、ダクト14には前記燃焼筒12の開口部13より上方に連通口14aが設けてあり、その下流側に上部から吊り下げたマイナスイオン発生手段18を配設し、それと対向するパネル19には前記ダクト14の連通口14aに連通した第2の吹出口17が設けてある。
【0026】
そして、第1の吹出口15と第2の吹出口17は、吹出口ユニットとして一体化構成としてあり、燃焼筒開口部13とダクト連通口14aとの位置関係を確実に確保するようにしている。
【0027】
また、ダクト14の上方に設けた連通口14aの上流側には所定の開口を有した遮熱板21を配設している。
【0028】
この遮熱板21を設けたことにより、燃焼時の高温ガスによる輻射熱の影響を軽減することができ、燃焼筒開口部13の近傍にマイナスイオン発生手段18を配設してもマイナスイオン発生手段18の温度上昇を抑えることが可能となると共に、この遮熱板21には所定の開口を設けてあるため、燃焼中も送風ファン16からの冷風をマイナスイオン発生手段18に流すことができ、さらにマイナスイオン発生手段18の温度を低温に保つことができる。
【0029】
図2は第2の吹出口17の構成を示す詳細図である。
【0030】
第2の吹出口17はダクト14の連通部14a下流側にマイナスイオン発生手段18を配設し、その下流側に拡大空間22を設け、これと対向して複数の開口部17aを有するパネル19を配設した構成となっている。
【0031】
この構成により、マイナスイオン発生手段18の下流側に拡大空間22を経由して、複数の開口部17aを有するパネル19から室内空間という第2の吹出口流路が形成されるため、マイナスイオン発生手段18を通過する風路の圧力損失が低減されると同時に、マイナスイオン発生手段18から発生したマイナスイオンを徐々に拡散した後、拡大空間22に対向させた開口部17aから広範囲に室内に放出することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、空気流路の適所にマイナスイオン発生手段を配設してあるので、締め切った部屋で長時間使われても、マイナスイオンが補充され、プラスイオンとマイナスイオンのイオン比が大きくなり過ぎるのを防止出来、室内環境を高品位に保ちつつ室内全体も暖房することができるようになる。
【0033】
さらに、マイナスイオン発生手段の下流側に拡大空間を設け、これに対向して複数の開口部を有するパネルを配設した構成としていることで、マイナスイオン発生手段から放出されたマイナスイオンが温風によって、部屋全体まで到達させることができ、マイナスイオンの効果がより効果的に発揮させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の暖房装置の断面図
【図2】同装置の吹出口構成図
【図3】従来の暖房装置の断面図
【符号の説明】
11 バーナ
12 燃焼筒
13 燃焼筒開口部
14 ダクト
14a 連通口
15 第1の吹出口
16 送風ファン
17 第2の吹出口
18 マイナスイオン発生手段
Claims (4)
- 本体背面に設けた送風ファンと、燃料を気化して燃焼させるバーナと、このバーナを覆い上方に開口部を有する燃焼筒と、この燃焼筒を覆い前記送風ファンからの室内空気と燃焼ガスを混合し温風経路を形成するダクトと、このダクトからの温風を室内に排出する第1の吹出口と、前記第1の吹出口より上方に設け前記ダクトに連通させた第2の吹出口とを備え、前記ダクトには第2の吹出口と連通した連通口を設け、この連通口の下流側にマイナスイオン発生手段を配設し、そのマイナスイオン発生手段を上部から吊り下げた構成とした暖房装置。
- ダクト上方に第2の吹出口に連通する連通口を設け、この連通口上流側に所定の開口を有した遮熱板を配設した請求項1記載の暖房装置。
- 第2の吹出口は、マイナスイオン発生手段の下流側に拡大空間を設け、この拡大空間に対向して複数の開口部を有するパネルを配し構成した請求項1または2記載の暖房装置。
- 第1の吹出口と第2の吹出口を一体化構成とした請求項1〜3のいずれか1項記載の暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003085062A JP2004293858A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003085062A JP2004293858A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004293858A true JP2004293858A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33400076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003085062A Pending JP2004293858A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | 暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004293858A (ja) |
-
2003
- 2003-03-26 JP JP2003085062A patent/JP2004293858A/ja active Pending
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