JP2004274136A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より安価な記録媒体を有効に活用可能とする。
【解決手段】本発明によれば、データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、前記第2の記録領域に記録されている情報データのプロテクトの指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える記録装置が提示される。
【選択図】 図4
【解決手段】本発明によれば、データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、前記第2の記録領域に記録されている情報データのプロテクトの指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える記録装置が提示される。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、特に書き換え回数が制限された記録媒体に対して情報データを記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影したデジタル画像データをメモリカードに対して記録再生するデジタルカメラが知られている。この際、無制限にデータを書き換え可能なメモリカードを使用することが一般的である。
【0003】
この様に、書き換え回数が無制限なメモリカードでは、記録したデータを消去するための回路や構造を持つために、どうしても高価にならざるを得ない。
【0004】
そこで、現在、データの書き込み回数を一度だけに限ることで、データを消去するための回路や構造を省いた、より安価なメモリカードが考えられている。このカードをOne Timeメモリカード(以下OTメモリカードという)と呼ぶ。
【0005】
このOTメモリカードを使用した場合、書き換え可能な通常のメモリカードと同様に画像データを書き込むことができるが、消去することができないので、記録したデータはそのままメモリカード内に保存される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
OTメモリカードにおいて、フォーマット動作ができず記録したデータがそのまま残るということは、記録保存媒体としては特に問題は無い。
【0007】
しかしながら、この構造では、メモリカードが一度きりの使い切りとなってしまい、撮り直しが出来るという現在のデジタルカメラの利点を損なってしまう。
【0008】
本発明はこの様な問題を解決し、撮り直しができるというデジタルカメラなどの撮像装置の利点を生かしたまま、より安価な記録媒体を有効に活用可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため、本発明においては、データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、前記第2の記録領域に記録されている情報データのプロテクトの指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を適用したデジタルカメラの外観図である。
【0011】
図1において、101は書き換え可能な通常の記録領域と1回のみデータの書き込みが可能なOT記録領域とを持つメモリカード、102は撮像装置、103は撮像装置102の撮影を指示するトリガボタン、104は撮像装置102の動作モードを選択するモードスイッチ、105はメモリカード101に記録された画像データの消去禁止を指示するプロテクトキーである。
【0012】
図3は図1に示したメモリカード101の内部の略構造を示した図である。メモリカード101は、書き換え可能なメモリ領域とOTメモリ領域を持ち、夫々の領域とデジタルカメラとの間でデータのやり取りを行うインターフェース部と、撮像装置と接続するI/O部で構成されている。
【0013】
図2は図1のデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
【0014】
図2において、201は撮像部、202は撮影モードにおいては撮像部201から出力されたデジタル画像データを周知のJPEG方式などに従い符号化してメモリカードI/F204に出力し、再生モードにおいてはメモリカードI/F204から出力されたデジタル画像データを復号して表示部203に出力する信号処理部、203は撮影モードにおいては撮像部201により撮像されている画像を表示し、再生モードにおいてはメモリカード101から再生された画像を表示する表示部、204はメモリカード101に対して画像データを含む画像ファイルやその他の管理データなどを記録再生するメモリカードI/F、205はメモリカードI/F204の記録再生時に画像データなどを一時保持するためのバッファメモリ、206は制御部、207は図1のトリガボタン103、モードスイッチ104、プロテクトキー105などを含む操作スイッチである。
【0015】
次に、制御部206による図1、図2に示したデジタルカメラの制御動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0016】
デジタルカメラにメモリカード101が挿入されるか、あるいは、電源スイッチが投入されると処理がスタートする。
【0017】
まず、モードスイッチ104により、撮影モードと再生モードの何れが設定されたのかを判別する(ステップS401)。
【0018】
撮影モードが設定された場合、トリガボタン103の操作を待ち(ステップS402)、トリガボタン103による撮影指示があると、メモリカードI/F104によりメモリカード101の通常記録領域に空き領域があるか否かチェックする(ステップS403)。
【0019】
空き領域が合った場合、制御部206は信号処理部202を制御して、撮像部201からの画像データ中の一画面を抽出し、デジタル静止画像データを生成してメモリカードI/F204に出力する。メモリカードI/F204はメモリカード101の通常記録領域にこのデジタル静止画像データを含む画像ファイルを書き込む(ステップS404)。
【0020】
また、通常記録領域に空き領域が無かった場合、更に、OT記録領域に空きがあるか否かを検出する(ステップS405)。
【0021】
OTメモリ領域に空きがあった場合、制御部206は、メモリカードI/F204を制御し、通常記録領域に現在記録されている画像ファイルのうち、最も撮影日時が古い画像ファイルを読み出して、一時的にバッファメモリ205に記憶する。そして、改めてこのバッファメモリ205に記憶した画像ファイルをOT記録領域に書き込むと共に、この画像ファイルが記録されていた領域を空き領域として開放する(ステップS406)。
【0022】
その後、ステップS404に進み、開放された通常記録領域に対して新たに画像ファイルを記録する。
【0023】
また、ステップS405において、OT記録領域にも空き領域が無かった場合、これ以上の記録ができない旨の情報を表示部203に表示する(ステップS407)。
【0024】
なお、本形態では、撮影モードにおいて、メモリカードI/F204によりメモリカード101の記録可能な容量を検出して表示部203に表示しているが、この場合には、通常記録領域とOT記録領域の両方の空き領域を合計したものを表示する。
【0025】
その後、メモリカード101の排出や、電源オフの指示などがあると、処理を終了する(ステップS415)。
【0026】
一方、ステップS401において、再生モードが設定されていた場合、制御部206はメモリカードI/F204を制御してメモリカード101の通常記録領域あるいはOT記録領域より画像データを再生し、信号処理部202により復号した後表示部203に表示する(ステップS408)。この際、ユーザは操作スイッチ207を操作することで、メモリカード101の通常記録領域、OT記録領域の何れの記録領域に記録されている画像データも任意に指定して再生することが可能である。
【0027】
次に、プロテクトキー105が操作されたか否かを判別し(ステップS409)、プロテクトキー105の操作がない場合にはそのままステップS415に進む。また、プロテクトキー105が操作され、プロテクト指示、即ち消去禁止の指示があった場合、更に、現在再生中の画像データがOT記録領域からの再生データであるか否かを判別する(ステップS410)。
【0028】
OT記録領域からの再生データではなく、通常の記録領域からの再生データであった場合、OT記録領域に空き領域があるか否かを検出する(ステップS411)。空き領域があった場合、メモリカードI/F204を制御して、現在再生中の画像データをメモリカード101の通常記録領域から再生して一時的にバッファメモリ205に記憶する。そして、改めてこの画像データをOT記録領域に書き込み、この画像データが記録されていた領域を空き領域として開放する(ステップS412)。
【0029】
また、OT記録領域に空き領域がなかった場合、プロテクト指示に伴うOT記録領域への移動ができない旨の情報を表示部203に表示する(ステップS413)。
【0030】
また、ステップS410において、再生中の画像データが元々OT記録領域からの再生データであった場合、既にOT記録領域に記録されているため、プロテクト不要である旨の情報を表示部203に表示する(ステップS414)。
【0031】
この様に、本形態では、1回のみデータの書き込みが可能なOT記録領域と無制限に書き換え可能な通常の記録領域とを持つメモリカードを用いて記録再生を行うデジタルカメラにおいて、通常記録領域に記録されている画像データに対するプロテクト指示があった場合に、この画像データを通常記録領域からOT記録領域に移動しているため、安価なメモリカードを用いて画像データの誤消去防止を実現することができる。
【0032】
また、撮影モードにおいては、データの書き換えが可能な通常の記録領域を優先的に使って画像データを記録すると共に、通常の記録領域における空き領域が少なくなったときの救済のためにOT記録領域を用いることで、画像データの書き換えを自由に行うことができるというデジタルカメラの利点を生かしながら、より安価なメモリカードが使用可能となる。
【0033】
なお、本形態では、1回のみデータの書き込みが可能な領域を持つメモリカードについて説明したが、データの書き換え回数がn回(nは1以上の整数)に制限された記録媒体に対しても本発明を適用可能である。
【0034】
また、本形態では、撮影モードにおいて通常記録領域に対して優先的に画像データを書き込み、通常記録領域における空き領域が少なくなった場合に、通常記録領域に記録されている画像データをOT記録領域に移動していたが、画像データの書き込み先領域をユーザが任意に選択できるよう構成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、安価なメモリカードを用いて画像データの誤消去防止を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデジタルカメラの外観図である。
【図2】本発明が適用されるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態にて用いるメモリカードの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態における動作を示すフローチャートである。
【発明の属する技術分野】
本発明は記録装置に関し、特に書き換え回数が制限された記録媒体に対して情報データを記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影したデジタル画像データをメモリカードに対して記録再生するデジタルカメラが知られている。この際、無制限にデータを書き換え可能なメモリカードを使用することが一般的である。
【0003】
この様に、書き換え回数が無制限なメモリカードでは、記録したデータを消去するための回路や構造を持つために、どうしても高価にならざるを得ない。
【0004】
そこで、現在、データの書き込み回数を一度だけに限ることで、データを消去するための回路や構造を省いた、より安価なメモリカードが考えられている。このカードをOne Timeメモリカード(以下OTメモリカードという)と呼ぶ。
【0005】
このOTメモリカードを使用した場合、書き換え可能な通常のメモリカードと同様に画像データを書き込むことができるが、消去することができないので、記録したデータはそのままメモリカード内に保存される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
OTメモリカードにおいて、フォーマット動作ができず記録したデータがそのまま残るということは、記録保存媒体としては特に問題は無い。
【0007】
しかしながら、この構造では、メモリカードが一度きりの使い切りとなってしまい、撮り直しが出来るという現在のデジタルカメラの利点を損なってしまう。
【0008】
本発明はこの様な問題を解決し、撮り直しができるというデジタルカメラなどの撮像装置の利点を生かしたまま、より安価な記録媒体を有効に活用可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため、本発明においては、データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、前記第2の記録領域に記録されている情報データのプロテクトの指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を適用したデジタルカメラの外観図である。
【0011】
図1において、101は書き換え可能な通常の記録領域と1回のみデータの書き込みが可能なOT記録領域とを持つメモリカード、102は撮像装置、103は撮像装置102の撮影を指示するトリガボタン、104は撮像装置102の動作モードを選択するモードスイッチ、105はメモリカード101に記録された画像データの消去禁止を指示するプロテクトキーである。
【0012】
図3は図1に示したメモリカード101の内部の略構造を示した図である。メモリカード101は、書き換え可能なメモリ領域とOTメモリ領域を持ち、夫々の領域とデジタルカメラとの間でデータのやり取りを行うインターフェース部と、撮像装置と接続するI/O部で構成されている。
【0013】
図2は図1のデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
【0014】
図2において、201は撮像部、202は撮影モードにおいては撮像部201から出力されたデジタル画像データを周知のJPEG方式などに従い符号化してメモリカードI/F204に出力し、再生モードにおいてはメモリカードI/F204から出力されたデジタル画像データを復号して表示部203に出力する信号処理部、203は撮影モードにおいては撮像部201により撮像されている画像を表示し、再生モードにおいてはメモリカード101から再生された画像を表示する表示部、204はメモリカード101に対して画像データを含む画像ファイルやその他の管理データなどを記録再生するメモリカードI/F、205はメモリカードI/F204の記録再生時に画像データなどを一時保持するためのバッファメモリ、206は制御部、207は図1のトリガボタン103、モードスイッチ104、プロテクトキー105などを含む操作スイッチである。
【0015】
次に、制御部206による図1、図2に示したデジタルカメラの制御動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0016】
デジタルカメラにメモリカード101が挿入されるか、あるいは、電源スイッチが投入されると処理がスタートする。
【0017】
まず、モードスイッチ104により、撮影モードと再生モードの何れが設定されたのかを判別する(ステップS401)。
【0018】
撮影モードが設定された場合、トリガボタン103の操作を待ち(ステップS402)、トリガボタン103による撮影指示があると、メモリカードI/F104によりメモリカード101の通常記録領域に空き領域があるか否かチェックする(ステップS403)。
【0019】
空き領域が合った場合、制御部206は信号処理部202を制御して、撮像部201からの画像データ中の一画面を抽出し、デジタル静止画像データを生成してメモリカードI/F204に出力する。メモリカードI/F204はメモリカード101の通常記録領域にこのデジタル静止画像データを含む画像ファイルを書き込む(ステップS404)。
【0020】
また、通常記録領域に空き領域が無かった場合、更に、OT記録領域に空きがあるか否かを検出する(ステップS405)。
【0021】
OTメモリ領域に空きがあった場合、制御部206は、メモリカードI/F204を制御し、通常記録領域に現在記録されている画像ファイルのうち、最も撮影日時が古い画像ファイルを読み出して、一時的にバッファメモリ205に記憶する。そして、改めてこのバッファメモリ205に記憶した画像ファイルをOT記録領域に書き込むと共に、この画像ファイルが記録されていた領域を空き領域として開放する(ステップS406)。
【0022】
その後、ステップS404に進み、開放された通常記録領域に対して新たに画像ファイルを記録する。
【0023】
また、ステップS405において、OT記録領域にも空き領域が無かった場合、これ以上の記録ができない旨の情報を表示部203に表示する(ステップS407)。
【0024】
なお、本形態では、撮影モードにおいて、メモリカードI/F204によりメモリカード101の記録可能な容量を検出して表示部203に表示しているが、この場合には、通常記録領域とOT記録領域の両方の空き領域を合計したものを表示する。
【0025】
その後、メモリカード101の排出や、電源オフの指示などがあると、処理を終了する(ステップS415)。
【0026】
一方、ステップS401において、再生モードが設定されていた場合、制御部206はメモリカードI/F204を制御してメモリカード101の通常記録領域あるいはOT記録領域より画像データを再生し、信号処理部202により復号した後表示部203に表示する(ステップS408)。この際、ユーザは操作スイッチ207を操作することで、メモリカード101の通常記録領域、OT記録領域の何れの記録領域に記録されている画像データも任意に指定して再生することが可能である。
【0027】
次に、プロテクトキー105が操作されたか否かを判別し(ステップS409)、プロテクトキー105の操作がない場合にはそのままステップS415に進む。また、プロテクトキー105が操作され、プロテクト指示、即ち消去禁止の指示があった場合、更に、現在再生中の画像データがOT記録領域からの再生データであるか否かを判別する(ステップS410)。
【0028】
OT記録領域からの再生データではなく、通常の記録領域からの再生データであった場合、OT記録領域に空き領域があるか否かを検出する(ステップS411)。空き領域があった場合、メモリカードI/F204を制御して、現在再生中の画像データをメモリカード101の通常記録領域から再生して一時的にバッファメモリ205に記憶する。そして、改めてこの画像データをOT記録領域に書き込み、この画像データが記録されていた領域を空き領域として開放する(ステップS412)。
【0029】
また、OT記録領域に空き領域がなかった場合、プロテクト指示に伴うOT記録領域への移動ができない旨の情報を表示部203に表示する(ステップS413)。
【0030】
また、ステップS410において、再生中の画像データが元々OT記録領域からの再生データであった場合、既にOT記録領域に記録されているため、プロテクト不要である旨の情報を表示部203に表示する(ステップS414)。
【0031】
この様に、本形態では、1回のみデータの書き込みが可能なOT記録領域と無制限に書き換え可能な通常の記録領域とを持つメモリカードを用いて記録再生を行うデジタルカメラにおいて、通常記録領域に記録されている画像データに対するプロテクト指示があった場合に、この画像データを通常記録領域からOT記録領域に移動しているため、安価なメモリカードを用いて画像データの誤消去防止を実現することができる。
【0032】
また、撮影モードにおいては、データの書き換えが可能な通常の記録領域を優先的に使って画像データを記録すると共に、通常の記録領域における空き領域が少なくなったときの救済のためにOT記録領域を用いることで、画像データの書き換えを自由に行うことができるというデジタルカメラの利点を生かしながら、より安価なメモリカードが使用可能となる。
【0033】
なお、本形態では、1回のみデータの書き込みが可能な領域を持つメモリカードについて説明したが、データの書き換え回数がn回(nは1以上の整数)に制限された記録媒体に対しても本発明を適用可能である。
【0034】
また、本形態では、撮影モードにおいて通常記録領域に対して優先的に画像データを書き込み、通常記録領域における空き領域が少なくなった場合に、通常記録領域に記録されている画像データをOT記録領域に移動していたが、画像データの書き込み先領域をユーザが任意に選択できるよう構成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、安価なメモリカードを用いて画像データの誤消去防止を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるデジタルカメラの外観図である。
【図2】本発明が適用されるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態にて用いるメモリカードの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態における動作を示すフローチャートである。
Claims (10)
- データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、
前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、
前記第2の記録領域に記録されている情報データのプロテクトの指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、
前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、
前記第2の記録領域に記録されている情報データの消去禁止の指示に応じて、前記指示された情報データを前記第2の記録領域から再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - 前記制御手段は、前記指示された情報データを前記第1の記録領域に記録した後、前記第2の記録領域における前記指示された情報データを消去する様前記記録再生手段を制御することを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
- 前記第1の記録領域は同一の記録領域に対するデータの書き込み回数が1回のみに制限されていることを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
- データの書き換えが所定回数に制限された第1の記録領域とデータの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体に対して情報データを記録する装置であって、
前記記録媒体に対して前記情報データを記録再生する記録再生手段と、
前記第2の記録領域に対して優先的に前記情報データを記録すると共に、前記第2の記録領域における前記情報データの記録可能領域が所定量以下となった場合に、前記第2の記録領域に記録されている情報データのうちの一部を再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御する制御手段とを備える記録装置。 - 前記制御手段は、前記第2の記録媒体に記録されている情報データの記録日時に基づいて前記一部の情報データを決定することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第2の記録領域に記録されている情報データのうち、記録日時の最も古い情報データを再生して前記第1の記録領域に記録するよう前記記録再生手段を制御することを特徴とする請求項6記載の記録装置。
- 前記情報データは画像データを含むことを特徴とする請求項1〜7記載の記録装置。
- データの書き換え回数が所定回数に制限された第1の記録領域と、データの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有する記録媒体。
- データの書き換え回数が所定回数に制限された第1の記録領域と、データの書き換え回数が制限されていない第2の記録領域とを有するメモリカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058492A JP2004274136A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003058492A JP2004274136A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004274136A true JP2004274136A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33121591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003058492A Withdrawn JP2004274136A (ja) | 2003-03-05 | 2003-03-05 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004274136A (ja) |
-
2003
- 2003-03-05 JP JP2003058492A patent/JP2004274136A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |