JP2004256270A - 給紙装置 - Google Patents

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Osamu Kakurai
修 加倉井
Takao Kawabe
隆男 川邉
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Abstract

【課題】ジャミングや用紙しわを発生させることなく用紙を給紙することができる給紙装置を提供する。
【解決手段】給紙台3上の印刷用紙2を摩擦力により搬送するスクレーパロール4及びピックアップロール5と、これらロール4,5より搬送方向の下流位置に配置され、スクレーパロール4及びピックアップロール5により搬送されて来る印刷用紙2を更に下流に搬送する一対の2次給紙ロール7,8と、スクレーパロール4及びピックアップロール5と一対の2次給紙ロール7,8との間に配置され、印刷用紙2の下面をガイドする下ガイド部材10とを備えた給紙装置1において、下ガイド部材10に、ピックアップロール5の用紙排出方向Tに対して搬送方向の下流に向かうに従って徐々に高さが高くなる突出傾斜面10bを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1次給紙手段によって用紙を2次給紙手段まで搬送し、2次給紙手段が更に下流に用紙を搬送する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給紙装置として、図3に示すものがある(特許文献1参照)。図3に示すように、給紙装置100は、多数の印刷用紙101が積載された給紙台102を有し、この給紙台102の上方位置にはスクレーパロール103及びピックアップロール104が配置されている。スクレーパロール103は最上位置の印刷用紙101に圧接され、ピックアップロール104はサバキ台105に略圧接されている。
【0003】
ピックアップロール104とスクレーパロール103はほぼ同期して共に給紙回転方向Aに回転されるようになっている。ピックアップロール104の搬送下流側には一対の2次給紙ロール106,107が圧接状態で配置され、この一対の2次給紙ロール106,107はニップした印刷用紙101を下流に搬送する方向に回転駆動されるようになっている。
【0004】
ピックアップロール104と一対の2次給紙ロール106,107との間には下ガイド部材108と上ガイド部材109が設けられている。下ガイド部材108は、サバキ台105と下方の2次給紙ロール107との全区間に亘って配置されている。下ガイド部材108は、ピックアップロール104による用紙排出方向Tに沿ったほぼストレートなフラット面に形成されている。
【0005】
上ガイド部材109は、ピックアップロール104と上方の2次給紙ロール106との間で、且つ、2次給紙ロール106よりの一部区間にのみ配置されている。上ガイド部材109は、2次給紙ロール106の近傍では下ガイド部材108に近接する位置に配置されているが、これより上流側では用紙排出方向の上流に向かうに従って下ガイド部材108より徐々に遠ざかる円弧状に配置されている。
【0006】
また、ピックアップロール104と一対の2次給紙ロール106,107との間には給紙センサ110が設けられ、この給紙センサ110は1次給紙側から搬送されて来る印刷用紙101の先端を検出するようになっている。
【0007】
次に、給紙動作を説明する。スクレーパロール103及びピックアップロール104が同期して回転されると、スクレーパロール103に圧接されている最上位置の印刷用紙101が少なくとも搬送され、この搬送された印刷用紙101がピックアップロール104とサバキ台105との間に搬送される。ピックアップロール104とサバキ台105との間まで搬送された印刷用紙101はピックアップロール104に圧接されるため、ピックアップロール104の回転により更に搬送される。ここで、ピックアップロール104とサバキ台105との間に複数枚の印刷用紙101が搬送されて来ると、最上位置の印刷用紙101はピックアップロール104の回転により搬送力を付与される一方、最下位置の印刷用紙101はサバキ台105より搬送抵抗を付与されることにより捌かれる。この捌きによって最上位置の印刷用紙101の1枚のみが一対の2次給紙ロール106,107側に搬送される。このように搬送される印刷用紙101の先端を給紙センサ110が検出し、この検出ポイントを基準として所定の距離だけ印刷用紙101を搬送した時点でスクレーパロール103及びピックアップロール104の回転が停止される。具体的には、印刷用紙101の先端が一対の2次給紙ロール106,107の間に入り込んで一対の2次給紙ロール106,107に当接し、この当接位置から更に搬送され、印刷用紙101が図3の一点鎖線で示すように撓んだ状態で1次給紙が完了される。この状態にする事で、用紙先端位置が揃えられ、次ユニット部への搬送精度が向上する。
【0008】
次に、所定のタイミングで一対の2次給紙ロール106,107が回転駆動される。一対の2次給紙ロール106,107が回転駆動されると、撓んだ印刷用紙101が直線状に戻ろうとする復帰力によって一対の2次給紙ロール106,107の間にスムーズに、且つ、確実に入り込み、一対の2次給紙ロール106,107の回転に同期して印刷用紙101が下流に搬送される。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−19186号公報(図5参照)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の給紙装置100では、スクレーパロール103及びピックアップロール104が印刷用紙101の上面に摩擦力を作用させることによって印刷用紙101に搬送力を付与すると、印刷用紙101には摩擦力によりストレスが生じ、図5に示すように、このストレスによって印刷用紙101の先端側に撓み部101aが発生する場合がある。印刷用紙101の撓み部101aは、図5及び図6に示すように、印刷用紙101の幅方向の中央位置が上方に膨らむような形状であり、このような撓み部101aがある状態で印刷用紙101の先端が上ガイド部材109と下ガイド部材108との微小間隙に進入すると、撓み部101aによって印刷用紙101の見かけ上の腰が強くなっていることから印刷用紙101がスムーズに上ガイド部材109と下ガイド部材108との間を搬送されずにジャミングが発生する可能性があった。
【0011】
また、ジャミングにならずに印刷用紙101が上ガイド部材109と下ガイド部材108との間を搬送された場合にあっても、上ガイド部材109と下ガイド部材108との微小間隙の通過の際に、或いは、一対の2次給紙ロール106,107間の通過の際に印刷用紙101の撓み部101aが押し潰され、用紙しわが発生する可能性があった。
【0012】
特に、印刷用紙101が腰の弱いものである場合には、スクレーパロール103及びピックアップロール104からのストレスによって撓み易いため、ジャミングや用紙しわが発生し易かった。
【0013】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、ジャミングや用紙しわを発生させることなく用紙を給紙することができる給紙装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、用紙をピックアップして搬送する1次給紙手段と、この1次給紙手段より搬送方向の下流位置に配置され、該1次給紙手段により搬送されて来る前記用紙を更に下流に搬送する2次給紙手段と、前記1次給紙手段と前記2次給紙手段との間に配置され、前記用紙の下面をガイドする下ガイド部材とを備えた給紙装置において、前記下ガイド部材に、前記1次給紙手段の用紙搬送方向に対して搬送下流に向かうに従って徐々に高さが高くなる突出部を設けたことを特徴とする。
【0015】
この給紙装置では、1次給紙手段が用紙をピックアップして搬送させると、用紙には搬送力と共に摩擦によるストレスが作用し、このストレスによって用紙の先端側に撓みが発生する場合があり、用紙の先端が撓んだ状態で下ガイド部材上を搬送されると、用紙の先端が突出部に突き当たり、この突出部より撓みを解消する方向の力を受けて用紙の先端が揃えられる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1記載の給紙装置であって、前記1次給紙手段は、前記用紙を前記2次給紙手段に当接する位置から更に搬送して前記用紙を撓ませ、前記下ガイド部材より浮かせた状態を1次給紙の完了状態とすることを特徴とする。
【0017】
この給紙装置では、下ガイド部材との間に広い間隔を開けてしか上ガイド部材を配置できない構成であるが、このような構成の給紙装置にあって、請求項1の発明の作用によって、ジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙できる。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の給紙装置であって、前記1次給紙手段は、給紙台に積載された用紙の最上位置の用紙に圧接され、最上位置の用紙を回転により搬送するロールであることを特徴とする。
【0019】
この給紙装置では、用紙の先端側に上に膨れる形状の撓みが発生し易いが、このような構成の給紙装置にあって、請求項1又は請求項2の発明の作用によって、ジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙できる。
【0020】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3記載の給紙装置であって、前記突出部の用紙搬送方向に直角な方向の幅は用紙幅よりも広いことを特徴とする。
【0021】
この給紙装置では、用紙幅全体をガイドすることにより、均一に用紙しわ等を除去できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は本発明を孔版印刷装置の給紙部に適用した一実施形態を示し、図1は給紙装置の断面図、図2は給紙装置の斜視図である。
【0024】
図1及び図2に示すように、給紙装置1は、多数の印刷用紙(用紙)2が積載された給紙台3を有し、この給紙台3は、給紙台昇降用モータ(図示せず)の駆動力によって昇降される。そして、給紙時には載置された最上位置の印刷用紙2が後述するスクレーパロール4に常に圧接するように駆動制御されるようになっている。
【0025】
1次給紙手段であるスクレーパロール4及びピックアップロール5は、給紙台3の上方位置に配置されている。スクレーパロール4は最上位置の印刷用紙2の幅方向の中央位置に圧接され、ピックアップロール5はサバキ台6に圧接されている。スクレーパロール4及びピックアップロール5は同期して共に給紙回転方向Aに回転されるようになっている。ピックアップロール5の搬送下流側には2次給紙手段である一対の2次給紙ロール7,8が互いに圧接状態で配置され、この一対の2次給紙ロール7,8はニップした印刷用紙2を下流側に搬送する方向に回転駆動されるようになっている。
【0026】
ピックアップロール5と一対の2次給紙ロール7,8との間には、印刷用紙2の上下面をガイドする下ガイド部材10と上ガイド部材11が設けられている。下ガイド部材10は、サバキ台6と下方の2次給紙ロール8との全区間に亘って配置されている。そして、この区間の下ガイド部材10の上流側は、ピックアップロール5とサバキ台6からの用紙排出方向Tに沿ってストレートなフラット面10aに形成され、上記区間の下ガイド部材10の下流側は、ピックアップロール5とサバキ台6からの用紙排出方向(用紙搬送方向)Tに対して搬送下流に向かうに従って徐々に高さが高くなる突出傾斜面(突出部)10bに形成されている。この突出傾斜面10bはフラット面10aを基準として、経験則的に認識される印刷用紙2の撓みの最大高さより高い寸法hに設定されている。
【0027】
上ガイド部材11は、ピックアップロール5と上方の2次給紙ロール7との間で、且つ、上方の2次給紙ロール7に近い区間にのみ配置され、上方の2次給紙ロール7の近傍では下ガイド部材10に近接する位置に配置されているが、これより上流側では搬送方向の上流に向かうに従って下ガイド部材10より徐々に遠ざかるような円弧状に配置されている。
【0028】
また、ピックアップロール5と一対の2次給紙ロール7,8との間には給紙センサ12が設けられ、この給紙センサ12は1次給紙側から搬送されて来る印刷用紙2の先端を検出するようになっている。
【0029】
次に、給紙動作を説明する。スクレーパロール4及びピックアップロール5が同期して回転されると、スクレーパロール4に圧接されている最上位置の印刷用紙2が少なくとも搬送され、この搬送された印刷用紙2がピックアップロール5とサバキ台6との間に搬送される。ピックアップロール5とサバキ台6との間まで搬送された印刷用紙2はピックアップロール5に圧接されるため、ピックアップロール5の回転により更に搬送される。ここで、ピックアップロール5とサバキ台6との間に複数枚の印刷用紙2が搬送されて来ると、最上位置の印刷用紙2はピックアップロール5の回転により搬送力を付与される一方、最下位置の印刷用紙2はサバキ台6より搬送抵抗を付与されることによって捌かれる。この捌きによって最上位置の印刷用紙2の1枚のみが一対の2次給紙ロール7,8側に搬送される。このように搬送される印刷用紙2の先端を給紙センサ12が検出し、この検出ポイントを基準として所定の距離だけ印刷用紙2を搬送した時点でスクレーパロール4及びピックアップロール5の回転が停止される。具体的には、印刷用紙2の先端が一対の2次給紙ロール7,8の間に入り込んで一対の2次給紙ロール7,8に当接し、この当接位置から更に搬送され、印刷用紙2が図1の一点鎖線で示すように撓んだ状態で1次給紙が完了される。
【0030】
次に、所定のタイミングで一対の2次給紙ロール7,8が回転駆動される。この一対の2次給紙ロール7,8が回転駆動されると、撓んだ印刷用紙2が直線状に戻ろうとする復帰力によって一対の2次給紙ロール7,8の間にスムーズに、且つ、確実に入り込み、一対の2次給紙ロール7,8の回転に同期して印刷用紙2が下流に搬送される。
【0031】
上記給紙動作過程にあって、スクレーパロール4及びピックアップロール5が回転し、印刷用紙2を摩擦力によって搬送させると、印刷用紙2には搬送力と共に摩擦によるストレスが作用し、このストレスによって印刷用紙2の先端側に撓みが発生する場合がある。特に、印刷用紙2が腰の弱いものであれば、撓みが発生し易い。そして、印刷用紙2の先端が撓んだ状態で下ガイド部材10上を搬送されると、印刷用紙2の先端がフラット面10aの通過後で突出傾斜面10bに突き当たり、印刷用紙2の先端の全体が突出傾斜面10bより上方に押し上げられる。つまり、印刷用紙2の先端側が突出傾斜面10bより撓みを解消する方向の力を受けるため、印刷用紙2の先端が揃えられ、先端が揃えられた状態で印刷用紙2が上ガイド部材11と下ガイド部材10との間の隙間に進入することになる。従って、従来例で説明したようなジャミングや用紙しわを発生させることなく印刷用紙2を給紙することができる。
【0032】
特に、上記下ガイド部材10の突出傾斜面10bはフラット面10aを基準として、経験則的に認識される印刷用紙2の撓みの最大高さより高い寸法hに設定されているので、突出傾斜面10bによって印刷用紙2の先端側の撓みを確実に揃えることができる。
【0033】
また、スクレーパロール4及びピックアップロール5は、印刷用紙2を一対の2次給紙ロール7,8に当接する位置から更に搬送して印刷用紙2を撓ませ、下ガイド部材10より浮かせた状態を1次給紙の完了状態とする。このような給紙装置1では、下ガイド部材10との間に広い間隔を開けてしか上ガイド部材11を配置できないが、本発明では、このような構成の給紙装置1にあってジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙することができる。つまり、本発明は、何らかの理由により上ガイド部材11を下ガイド部材10に沿って配置できない場合に有効である。
【0034】
さらに、1次給紙手段は、給紙台3に積載された印刷用紙2の最上位置の印刷用紙2で、且つ、印刷用紙2の幅方向の中央位置に圧接され、最上位置の印刷用紙2を回転により搬送するスクレーパロール4及びピックアップロール5にて構成されている。このような給紙装置1では、印刷用紙2の先端側に中央部分が上に膨れる形状の撓みが発生し易いが、本発明では、このような構成の給紙装置1にあってジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙することができる。
【0035】
尚、前記実施形態では、1次給紙手段はスクレーパロール4とピックアップロール5にて構成されているが、給紙台3上の最上位置の印刷用紙2に搬送力を作用させるものであれば良く、ベルトにて構成しても良く、また、ピックアップロール5をサバキ台6と給紙台3の印刷用紙2との両方に圧接するように配置し、ピックアップロール5のみによって構成しても良い。
【0036】
さらに、前記実施形態では、孔版印刷装置の給紙部に適用した場合を説明したが、本発明は孔版印刷以外の印刷装置は勿論のこと、複写機等の各種の給紙装置に適用できることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、1次給紙手段と2次給紙手段との間に配置された下ガイド部材に、1次給紙手段の用紙搬送方向に対して搬送下流に向かうに従って徐々に高さが高くなる突出部を設けたので、1次給紙手段が用紙をピックアップして搬送させると、用紙には搬送力と共に摩擦によるストレスが作用し、このストレスによって用紙の先端側に撓みが発生する場合があり、用紙の先端が撓んだ状態で下ガイド部材上を搬送されると、用紙の先端が突出部に突き当たり、この突出部より撓みを解消する方向の力を受けて用紙の先端が揃えられる。従って、ジャミングや用紙しわを発生させることなく用紙を給紙することができる。
【0038】
請求項2の発明によれば、1次給紙手段は、用紙を2次給紙手段に当接する位置から更に搬送して該用紙を撓ませ、下ガイド部材より浮かせた状態を1次給紙の完了状態とするものである。従って、下ガイド部材との間に広い間隔を開けてしか上ガイド部材を配置できない構成であるが、このような構成の給紙装置にあってもジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙することができ、且つ、送り精度の高い用紙搬送が可能になる。
【0039】
請求項3の発明によれば、1次給紙手段は、給紙台に積載された用紙の最上位置の用紙に圧接され、最上位置の用紙を回転により搬送するロールにて構成されている。この構成では、用紙の先端側に上に膨れる形状の撓みが発生し易いが、このような構成の給紙装置にあってもジャミングや用紙しわを発生させることなく給紙することができる。
【0040】
請求項4の発明によれば、突出部の用紙搬送方向に直角な方向の幅を用紙幅よりも広くしたので、用紙幅全体をガイドすることができ、均一に用紙しわ等を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、給紙装置の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、給紙装置の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、給紙装置の断面図である。
【図4】従来例を示し、印刷用紙の先端側に撓み部が出来た状態を示す給紙装置の断面図である。
【図5】従来例を示し、印刷用紙の先端側に撓み部が出来た状態を示す斜視図である。
【図6】従来例を示し、図5のB矢視図である。
【符号の説明】
1 給紙装置
2 印刷用紙(用紙)
3 給紙台
4 スクレーパロール(1次給紙手段)
5 ピックアップロール(1次給紙手段)
6 サバキ台
7 上方の2次給紙ロール(2次給紙手段)
8 下方の2次給紙ロール(2次給紙手段)
10 下ガイド部材
10b 突出傾斜面(突出部)
11 上ガイド部材
T 用紙排出方向(用紙搬送方向)

Claims (4)

  1. 用紙をピックアップして搬送する1次給紙手段と、この1次給紙手段より搬送方向の下流位置に配置され、該1次給紙手段により搬送されて来る前記用紙を更に下流に搬送する2次給紙手段と、前記1次給紙手段と前記2次給紙手段との間に配置され、前記用紙の下面をガイドする下ガイド部材とを備えた給紙装置において、
    前記下ガイド部材に、前記1次給紙手段の用紙搬送方向に対して搬送下流に向かうに従って徐々に高さが高くなる突出部を設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1記載の給紙装置であって、
    前記1次給紙手段は、前記用紙を前記2次給紙手段に当接する位置から更に搬送して前記用紙を撓ませ、前記下ガイド部材より浮かせた状態を1次給紙の完了状態とすることを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の給紙装置であって、
    前記1次給紙手段は、給紙台に積載された用紙の最上位置の用紙に圧接され、最上位置の用紙を回転により搬送するロールであることを特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1乃至請求項3記載の給紙装置であって、
    前記突出部の用紙搬送方向に直角な方向の幅は用紙幅よりも広いことを特徴とする給紙装置。
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