JP2004252778A - 勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents

勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】環境負荷を低減することが可能な勤務時間帯を作成することが可能な勤務時間帯作成装置を提供すること。
【解決手段】ネットワークを介して接続されるクライアント端末2からの勤務時間帯作成のリクエストに応じて、勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成サーバ1において、勤務時間帯作成サーバ1は、クライアント端末2から事業所の情報(事業所名およびその地域名)が入力されると、入力された情報に基づいて、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納した気温DBから該当する地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成し、作成した勤務時間帯をクライアント端末2に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムに関し、詳細には、環境負荷を低減した会議スタイルを決定することが可能な勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成システム、およびコンピュータが実行するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、人間の活動が活発になるにつれて、地球レベルでの環境問題を無視できなくてなってきた。例えば、急激なエネルギー消費が原因の地球温暖化の問題は深刻でその対策が急務とされている。地球の温暖化は、エネルギー消費により大気中に放出される二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素のような温室効果ガスの濃度増加が原因で、地球があたかも温室のような状況になると言われる。この温室効果ガスを抑制するために、自然エネルギーの導入、省エネルギーの促進、リサイクル、リユースの促進による効果が期待されている。企業も地球上で活動する以上、環境問題に積極的に取り組むことが社会的責務となってきている。将来の世代に生き生きとした豊かな地球を受け渡すためには、企業が活動を行う場合にその環境負荷を少ないものにする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまで、企業の勤務時間帯を決定する場合に、何等環境に対する影響が考慮されていなかった。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、環境負荷を低減した勤務時間帯を作成することが可能な勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1にかかる発明は、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からの勤務時間帯作成のリクエストに応じて、勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成装置において、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力手段と、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成手段と、前記勤務時間帯作成手段で作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
上記発明によれば、入力手段は、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力し、記憶手段は、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶し、勤務時間帯作成手段は、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成し、送信手段は、前記勤務時間帯作成手段で作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する。
【0007】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成手段は、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする。
【0008】
上記発明によれば、第1の記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納し、前記勤務時間帯作成手段は、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成する。
【0009】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記勤務時間帯作成手段は、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする。
【0010】
上記発明によれば、勤務時間帯作成手段は、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定する。
【0011】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
上記発明によれば、第2の記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶し、勤務時間決定手段は、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する。
【0013】
また、請求項5にかかる発明は、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、前記入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
【0014】
上記発明によれば、事業所の情報を入力し、前記入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成し、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する。
【0015】
また、請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする。
【0016】
上記発明によれば、第1の記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納し、第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成する。
【0017】
また、請求項7にかかる発明は、請求項6にかかる発明において、前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする。
【0018】
上記発明によれば、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定する。
【0019】
また、請求項8にかかる発明は、請求項5にかかる発明において、前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、勤務時間決定工程では、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する。
【0020】
上記発明によれば、第2の記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶し、勤務時間決定工程では、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する。
【0021】
また、請求項9にかかる発明は、コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0022】
上記発明によれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を実現する。
【0023】
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする。
【0024】
上記発明によれば、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成する。
【0025】
また、請求項11にかかる発明は、請求項10にかかる発明において、前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする。
【0026】
上記発明によれば、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定する。
【0027】
また、請求項12にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、勤務時間決定工程では、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する。
【0028】
上記発明によれば、第2の記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶し、さらに、コンピュータでプログラムを実行することにより、第2の記憶手段を参照して、前記事業所の各部署の暦を作成する暦作成工程を実現する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明にかかる勤務時間帯作成装置、勤務時間帯作成方法、およびコンピュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形態を、(勤務時間帯作成システムの全体構成)、(勤務時間帯作成サーバの構成)、(クライアント端末の構成)、(勤務時間帯作成処理)の順に詳細に説明する。なお、本明細書において、「環境負荷に関する情報(環境パラメータ)」とは、環境負荷を低減した勤務時間帯を作成する場合に参照される情報をいい、具体的には、気温や事業所の滞在時間等の情報を言う。
【0030】
(勤務時間帯作成システムの全体構成)
図1は、本発明にかかる勤務時間帯作成システムの全体構成を示す図である。同図に示す勤務時間帯作成システムは、勤務時間帯を作成する場合に、事業所名およびその所在する地域名を勤務時間帯作成サーバ2に送信するクライアント端末2と、クライアント端末2から入力される、事業所名および地域名に応じて、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成して、クライアント端末2に送信する勤務時間帯作成サーバ1とから構築されており、勤務時間帯作成サーバ1と、クライアント装置2とは、ネットワーク3を介して接続されている。
【0031】
ネットワーク3は、イントラネットからなり、全国に所在する会社の各事業所がネットワーク3により接続されている。各社員は、自己のスケジュール、出勤時間、および退社時間を各自が所有するクライアント端末2のスケジューラで入力する。スケジューラで入力されたデータは、レイアウト決定サーバ1のスケジュールDB19に登録される。勤務時間帯作成のリクエストは、各事業所の総務部等により行われる。
【0032】
(勤務時間帯作成サーバの構成)
図2は、図1の勤務時間帯作成サーバ(勤務時間帯作成装置)1の構成例を示すブロック図である。勤務時間帯作成サーバ1は、通信制御部11、制御部12、プログラム記憶部13、人事DB14、勤務時間帯DB15、気温DB16、環境負荷DB17、およびスケジュールDB18を備えている。各部は、バスを介して互いに接続されている。
【0033】
通信制御部11は、ネットワーク3を介して接続される装置とデータ通信する際にデータ通信を制御する。制御部12は、CPUやRAM等から構成され、プログラム記憶部13に記録されたプログラムに従って、各部の制御や、データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行う。具体的には、制御部12は、プログラム記憶部13に記録されたプログラムに従って後述する勤務時間帯作成処理(図7参照)等を実行する。
【0034】
プログラム記憶部13は、制御部12で実行するための各種プログラムやデータが記憶されている。かかるプログラムには、例えば、OSプログラムや、勤務時間帯作成処理(図8参照)等を実行するためのプログラム等がある。また、プログラム記憶部13の記録媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体を使用することができる。また、プログラム記憶部13に格納されたプログラムはネットワーク3を介して配信可能である。
【0035】
人事DB14には、社員の氏名・社員番号に対応させて、役職/権限、勤務する事業所、所属する部署名、年齢、性別、嗜好、夜型/朝型、視力/聴力、および住所等のデータが登録されている。図3は、人事DB14に格納されるデータの一例を示す図である。
【0036】
スケジュールDB18には、クライアント端末2・・・から入力される、各社員の出社時間(=始業時間)、退社時間(=終業時間)、およびスケジュールが、社員名に対応させて登録される。図4は、スケジュールDB18に格納されるデータの一例を示す図である。同図に示すように、スケジュールDB18には、社員名、所属する事業所名、部所名、出社時間、退社時間、およびスケジュールが対応づけて登録されている。
【0037】
勤務時間帯DB15には、事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間(始業時間、終業時間)のデータが格納されている。ここでは、この勤務時間のデータは、各事業所の部署毎のその所属する全社員の勤務時間(始業時間、終業時間)の各月の平均値である。図5は、勤務時間帯DBに格納されるデータの一例を示す図である。制御部12は、月が終了すると、スケジュールDB18を参照して、各事業所の各部署毎にその所属する全社員の勤務時間(始業時間、終業時間)のその月の平均値を算出して、勤務時間帯DB15に格納する。
【0038】
気温DB16には、各地域の月毎(1月〜12月)の時間帯別(7時〜21時)の平均気温のデータが格納されている。図6は、気温DB16に格納されるデータの一例を示す図である。気温DB16には、各地域(福岡、大阪、山口、名古屋、東京、横浜、仙台、青森、札幌、・・・・)の月(1月〜12月)毎の時間帯別(7時〜21時)の平均気温のデータが格納されている。この気温DB16に格納される平均気温のデータは、気象情報サービスを提供するサーバからネットワークを介して取得しても良く、また、勤務時間帯作成サーバ1の管理者が入力することにしても良い。
【0039】
環境負荷DB17には、制御部12で作成された、環境負荷を低減した各事業所の月別の勤務時間帯のデータが格納される。
【0040】
(クライアント端末の構成)
図7は、図1のクライアント端末2のハード構成例を示すブロック図である。同図に示すクライアント端末2は、操作指示を与える入力部21と、外部とデータ通信を行うためのデータ通信部22と、表示部23と、装置全体の制御を司るCPU24と、記録媒体26のデータのリード/ライトを行う記録媒体ドライブ装置25と、CPU24を動作させるプログラム等を格納した記録媒体26と、およびCPU24のワークエリアとして使用されるRAM27と、を備えている。各部は、バスを介して互いに接続されている。
【0041】
上記入力部21は、カーソルキー、数字入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード、マウス、並びに画像を読みとるスキャナ等からなる。この入力部21は、必ずしも端末2にローカルに接続される必要はなく、PHS・リモートターミナル(例えば、Personal Digital Assistant)等のリモート装置や、当該端末2と双方向でデータ通信が可能な装置等を入力手段として使用しても良い。また、入力部21は、CPU24に操作コマンドを与えて動作させるためのユーザーインターフェースである。なお、入力部21としては、上記したものに限られるものではなく、タッチパネル、トラックボールや音声認識機構等を用いても良い。
【0042】
上記表示部23は、CRT(Cathod Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)や、プラズマディスプレイ等により構成され、CPU24から入力される表示データに応じた表示が行われる。
【0043】
上記CPU24は、例えば、32ビットマイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Prosessor)や、プログラマブルロジック等からなる。また、CPU24は、必ずしもシングルプロセッサである必要はなく、分散処理をするタイプのものでも良い。このCPU24は、記録媒体26に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御する中央制御ユニットであり、このCPU24は、入力部21、表示部23、データ通信部22、記録媒体ドライブ装置25、およびRAM27が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コマンド入力、カラー表示等を制御する。
【0044】
上記データ通信部22は、電話回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)等のネットワークに接続され、内蔵したモデム(図示せず)を経て電話回線を介してデータ通信を行う。
【0045】
上記記録媒体26は、CPU24が実行可能なOSプログラム(例えば、WINDOWS(R))26aおよびアプリケーションプログラム等の各種プログラムやデータを格納する。アプリケーションプログラムとしては、スケジューラー26b等が格納されている。上述の記録媒体26は、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記録媒体からなる。上記各種プログラムは、CPU24が直接または間接に解釈可能なオブジェクトコードやソースコード等の形態で記録媒体26に格納されている。記録媒体26に格納されたプログラムはネットワークを介して配信可能である。
【0046】
スケジューラ26bでは、自己のスケジュールや、出勤時間、退社時間が入力される。この入力されたデータは、レイアウト決定サーバ1に送信されて、スケジュールDB19に登録される。
【0047】
上記RAM27は、指定されたプログラム、入力指示、入力データおよび処理結果等を格納するワークメモリと、表示部23の表示画面に表示する表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
【0048】
(勤務時間帯作成処理)
つぎに、勤務時間帯作成処理における勤務時間帯作成サーバ1およびクライアント端末2の処理を図8〜図11を参照して説明する。図8は、勤務時間帯作成処理における勤務時間帯作成サーバ1およびクライアント端末2の処理を説明するための処理フロー、図9および図10は、勤務時間帯作成の入力画面の表示例、図11は、作成された勤務時間帯の表示例を示している。
【0049】
図8において、クライアント端末2では、クライアント端末2のリクエストに応じてレイアウト決定サーバ1から提供される勤務時間帯作成の入力画面で、”事業所名”と、その所在する”地域名”を入力して、”事業所名”および”地域名”を勤務時間帯作成サーバ2に送信する(ステップS1)。
【0050】
図9は、勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。勤務時間帯作成の入力画面には、”事業所名”と”地域名”の入力欄と、「送信」ボタンが表示される。図10は、勤務時間帯作成の入力画面でのデータ入力例を示している。同図では、”事業所名”として、”大森事業所”、”地域名”として、”東京”が入力されている。ここで「送信」ボタンが押されると、この入力されたデータが勤務時間帯サーバ1に送信される。
【0051】
勤務時間帯作成サーバ1では、制御部12は、クライアント端末2から、”事業所名”および”地域名”を通信制御部12を介して受信すると(ステップT1)、気温DB16を参照して、指定された事業所の各月毎の勤務時間帯を算出する(ステップT2〜T8)。
【0052】
制御部12は、以下のルールに基づいて勤務時間帯を決定する。
ルール1:1日の勤務時間帯の長さは8時間とする。
ルール2:始業時間の下限は、7時とする。
ルール3:終業時間の上限は、21時とする。
ルール4:オフィスの快適温度を、25℃とする。
ルール5:各オフィスは、冷暖房の空調施設を備えており、室温が25℃になるように空調施設が設定されているものとする。
【0053】
具体的には、制御部12は、まず、カウンタT=0とした後(ステップT2)、T=T+1の演算を行う(ステップT3)。制御部12は、指定された地域のT月の各時間帯の平均気温のデータを気温DB16から読み出す(ステップT4)。制御部12は、読み出したT月の各時間帯の平均気温のデータに基づいて、連続した8時間の勤務時間(複数の勤務時間帯候補)の平均気温の総計Ss〜eを各々算出する(ステップT5)。具体的には、複数の勤務時間帯候補7時〜15時、8時〜16時、9時〜17時,10時〜18時、11時〜19時、12時〜20時、および13時〜21時の平均気温の総計S7〜15、S8〜16、S9〜17、S10〜18,S11〜19、S12〜20、およびS13〜21を各々算出する。
【0054】
そして、制御部12は、基準値である快適温度の総計Ss(=25℃×8時間=200)から勤務時間帯候補(7時〜15時、8時〜16時、9時〜17時,10時〜18時、11時〜19時、12時〜20時、13時〜21時)の平均気温の総計S7〜15、S8〜16、S9〜17、S10〜18,S11〜19、S12〜20、S13〜21をそれぞれ減算し、その絶対値をそれぞれ算出する(ステップT6)。制御部12は、その絶対値が最小となる時間帯を勤務時間帯として決定する(ステップT7)。
【0055】
この後、制御部12は、T≧12であるか否かを判断し(ステップT8)、T≧12の場合には(ステップT8の「Y」)、ステップT9に移行し、T<12の場合には(ステップT8の「N」)、ステップT3に戻り、T≧12となるまで同じ処理を繰り返し実行する。このようにして、各月の勤務時間帯を決定することにより、空調設備の電気使用量を低減することができ、環境負荷を低減することが可能となる。
【0056】
ステップT9では、制御部12は、指定された事業所の算出した各月別(1月〜12月)の勤務時間帯のデータを環境負荷DB17に格納するとともに、指定された事業所名と、算出した各月別の勤務時間帯のデータを含む勤務時間帯通知画面のデータを作成して、リクエスト元のクライアント端末2に送信する(ステップT10)。
【0057】
クライアント端末2は、勤務時間帯作成サーバ1から勤務時間帯通知画面のデータを受信すると(ステップS2)、勤務時間帯通知画面を表示部23に表示する(ステップS3)。
【0058】
図11は、勤務時間帯通知画面の一例を示す図である。同図に示すように、勤務時間帯通知画面には、”指定された事業所”の”各月の勤務時間帯”が表示されており、同図に示す例では、”大森事業所”の”1月の勤務時間”として、”10時〜18時”、”2月の勤務時間”として、”11時〜19時”、”3月の勤務時間”として、”10時〜18時”、”4月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”5月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”8月の勤務時間”として、”7時〜15時”、”9月の勤務時間”として、”8時〜16時”、”10月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”11月の勤務時間”として、”9時〜17時”、”12月の勤務時間”として、”10時〜18時”が表示されている。
【0059】
以上説明したように、本実施の形態の勤務時間帯作成サーバ1によれば、制御部12は、クライアント端末1から事業所の情報(事業所名およびその地域名)が入力されると、入力された情報に基づいて、気温DB16を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成し、作成した勤務時間帯をクライアント端末2に送信することとしたので、環境負荷を低減することが可能な事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0060】
また、気温DB16は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納しており、制御部12は、気温DB16から、事業所の所在する地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することとしたので、平均気温に応じて、各月毎に環境負荷の少ない勤務時間帯を作成することができ、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減することが可能となる。具体的には、朝方が寒い時期(冬)には、始業時間を遅らせて暖房の負荷を低減でき、また、朝方が涼しい時期(夏)には、始業時間を早めて冷房の負荷を低減でき、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減させることが可能となる。
【0061】
上記した実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変形可能である。
【0062】
例えば、上記した実施の形態では、事業所の勤務時間帯を作成する場合に、事務所が所在する地域の各月の時間帯別の平均気温に基づいて作成することとしたが、事業所が所在する地域の各月の時間帯別の日照時間に基づいて事業所の勤務時間帯を作成することにしても良い。これにより、照明の電気使用量を低減することが可能となる。また、当該平均気温および日照時間の両者に基づいて作成することにしても良い。
【0063】
また、上記した実施の形態では、1日の標準の勤務時間を8時間とし、事業所毎に勤務時間帯を決定することとしたが、事業所の各部署の勤務時間帯の長さをを業務の忙しさに応じて各月毎に決定することにしても良い。この場合には、制御部12は、勤務時間帯DB15の該当する部署の各月毎の勤務時間の情報を参照して、実際の業務の忙しさに応じて、各月の勤務時間帯の長さを標準の勤務時間よりも長く(例えば、9時間)または短く(例えば、7時間)することにしても良い。そして、決定した勤務時間帯の長さで、上記した方法により、環境負荷を低減可能な勤務時間帯を決定する。
【0064】
例えば、エアコン事業部の場合には、エアコンが売れる7月〜8月に製品を出荷するため、3月〜7月の間の勤務時間帯の長さを長くし、9月〜12月の勤務時間帯の長さを短くする。また、TV事業部の場合には、年末にTVがよく売れるため、8月〜3月の間の勤務時間帯の長さを長くし、また、4月〜7月の勤務時間帯の長さを短くする。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる勤務時間帯作成装置によれば、ネットワークを介して接続されるクライアント端末からの勤務時間帯作成のリクエストに応じて、勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成装置において、前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力手段と、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成手段と、前記勤務時間帯作成手段で作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備えたこととしたので、環境負荷を低減することが可能な事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0066】
また、請求項2にかかる勤務時間帯作成装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成手段は、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することとしたので、平均気温に応じて、各月毎に環境負荷の少ない勤務時間帯を作成することができ、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減することが可能となる。
【0067】
また、請求項3にかかる勤務時間帯作成装置によれば、請求項2にかかる発明において、前記勤務時間帯作成手段は、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することとしたので、簡単な演算で環境負荷を低減した事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0068】
また、請求項4にかかる勤務時間帯作成装置によれば、請求項1にかかる発明において、前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定手段を備えたこととしたので、実際の業務の忙しさに応じて勤務時間帯の長さを決定することが可能となる。
【0069】
また、請求項5にかかる勤務時間帯作成方法によれば、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を含むこととしたので、環境負荷を低減することが可能な事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0070】
また、請求項6にかかる勤務時間帯作成方法によれば、請求項5にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することとしたので、平均気温に応じて、各月毎に環境負荷の少ない勤務時間帯を作成することができ、冷暖房の空調設備の電気使用量を低減することが可能となる。
【0071】
また、請求項7にかかる勤務時間帯作成方法によれば、請求項6にかかる発明において、前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することとしたので、簡単な演算で環境負荷を低減した事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0072】
また、請求項8にかかる勤務時間帯作成方法によれば、請求項5にかかる発明において、前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定工程を含むこととしたので、実際の業務の忙しさに応じて勤務時間帯の長さを決定することが可能となる。
【0073】
また、請求項9にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、コンピュータでプログラムを実行することにより、ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、を実現することとしたので、環境負荷を低減することが可能な事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0074】
また、請求項10にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項9にかかる発明において、前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することとしたので、簡単な演算で環境負荷を低減した事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0075】
また、請求項11にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項10にかかる発明において、前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することとしたので、簡単な演算で環境負荷を低減した事業所の勤務時間帯を作成することが可能となる。
【0076】
また、請求項12にかかるコンピュータが実行するためのプログラムによれば、請求項9にかかる発明において、記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、さらに、コンピュータでプログラムを実行することにより、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定工程を実現することとしたので、実際の業務の忙しさに応じて勤務時間帯の長さを決定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる勤務時間帯作成システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1の勤務時間帯作成サーバの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の人事DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図4】図2のスケジュールDBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図5】図2の勤務時間帯DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図6】図2の気温DBに格納されるデータの一例を示す図である。
【図7】図1のクライアント端末のハード構成例を示すブロック図である。
【図8】勤務時間帯作成処理における勤務時間帯作成サーバおよびクライアント端末2の処理を説明するための処理フローを示す図である。
【図9】勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。
【図10】勤務時間帯作成の入力画面の表示例を示す図である。
【図11】勤務時間帯通知画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 勤務時間帯作成サーバ
2 クライアント端末
3 ネットワーク
11 通信制御部
12 制御部
13 プログラム記憶部
14 人事DB
15 勤務時間帯DB
16 気温DB
17 環境負荷DB
18 スケジュールDB
21 入力部
22 データ通信部
23 表示部
24 CPU
25 記録媒体ドライブ装置
26 記録媒体
27 RAM

Claims (12)

  1. ネットワークを介して接続されるクライアント端末からの勤務時間帯作成のリクエストに応じて、勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成装置において、
    前記クライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力手段と、
    勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段と、
    前記入力手段から入力される前記事業所の情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記環境負荷に関する情報を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成手段と、
    前記勤務時間帯作成手段で作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする勤務時間帯作成装置。
  2. 前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、
    前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、
    前記勤務時間帯作成手段は、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする請求項1に記載の勤務時間帯作成装置。
  3. 前記勤務時間帯作成手段は、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする請求項2に記載の勤務時間帯作成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、
    前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の勤務時間帯作成装置。
  5. ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、
    前記入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、
    前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする勤務時間帯作成方法。
  6. 前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、
    前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、
    前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする請求項5に記載の勤務時間帯作成方法。
  7. 前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする請求項6に記載の勤務時間帯作成方法。
  8. 前記記憶手段は、事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、
    前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の勤務時間帯作成方法。
  9. コンピュータが実行するためのプログラムにおいて、
    ネットワークを介して接続されるクライアント端末から送出される、事業所の情報を入力する入力工程と、
    前記入力される前記事業所の情報に基づいて、勤務時間帯を決定する場合のその環境負荷に関する情報を記憶した記憶手段を参照して、環境負荷を低減した当該事業所の勤務時間帯を作成する勤務時間帯作成工程と、
    前記作成した勤務時間帯を前記クライアント端末に送信する送信工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
  10. 前記事業所の情報は、事業所名とその事業所の所在する地域名の情報を含み、
    前記記憶手段は、各地域の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を格納する第1の記憶手段を含み、
    前記勤務時間帯作成工程では、前記第1の記憶手段から前記地域名の各月毎の時間帯別の平均気温の情報を検索し、検索した各月毎の時間帯別の平均気温の情報に基づいて、前記事業所の各月毎の勤務時間帯を作成することを特徴とする請求項9に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  11. 前記勤務時間帯作成工程では、各月毎に、複数の勤務時間帯候補の時間帯別の平均気温の総計を算出し、基準値から前記複数の勤務時間帯候補の平均気温の総計を各々減算し、その減算値の絶対値が最も小さい勤務時間帯をその月の前記事業所の勤務時間帯として決定することを特徴とする請求項10に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
  12. 前記記憶手段は前記事業所毎に各部署の各月毎の勤務時間の情報を記憶する第2の記憶手段を含み、
    さらに、前記第2の記憶手段を参照して、前記事業所の部署の各月毎の勤務時間帯の長さを決定する勤務時間決定工程をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータが実行するためのプログラム。
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