JP2004251324A - ホイールバランスウエイト - Google Patents
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Abstract
【課題】粘着材の無駄量を従来よりも抑えてコストダウンを可能にし、かつ剥離シート剥離作業の容易性も確保したホイールバランスウエイトの提供。
【解決手段】1以上の鉄製のウエイト本体11を有し1列に並べられたウエイト本体列12と、一面にウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯13と、粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられた剥離シート14と、剥離シート14に貼付けられ剥離シートと共に剥離される剥離シート剥離用テープ15と、を有し、剥離シート剥離用テープ15の一部は、ウエイト本体列12から飛び出しており、剥離シート剥離用テープ15は、剥離シート14と粘着材帯13との接着力より強い接着力で剥離シート14に貼付けられている、ホイールバランスウエイト10。
【選択図】 図1
【解決手段】1以上の鉄製のウエイト本体11を有し1列に並べられたウエイト本体列12と、一面にウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯13と、粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられた剥離シート14と、剥離シート14に貼付けられ剥離シートと共に剥離される剥離シート剥離用テープ15と、を有し、剥離シート剥離用テープ15の一部は、ウエイト本体列12から飛び出しており、剥離シート剥離用テープ15は、剥離シート14と粘着材帯13との接着力より強い接着力で剥離シート14に貼付けられている、ホイールバランスウエイト10。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホイールバランスウエイトに関する。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第6364421号明細書は、1以上のウエイト本体を有し1列に並べられたウエイト本体列と、両面が粘着性を有し一面にウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯と、粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられウエイト本体列が粘着材帯によってホイールに貼付される前に粘着材帯から剥離される剥離シートと、を有するホイールバランスウエイトを開示している。剥離シートの幅は、粘着材帯およびウエイト本体列の幅よりも大きくしてあり、剥離シートの剥離時に指で剥離シートを容易に掴むことができるようにしてある。
米国特許第6260929号明細書は、貼付け式ホイールバランスウエイトにおいて、ウエイト本体を鉄製とすることを開示している。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6364421号明細書
【特許文献2】
米国特許第6260929号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、剥離シートを粘着材帯およびウエイト本体列から幅方向に飛び出させたホイールバランスウエイトには、つぎの問題がある。
指で剥離シートの飛び出し部を容易に掴むことができるようにするには、相当大きな飛び出し量が必要である。ホイールバランスウエイトの製作においては、飛び出し量分だけ幅広にした剥離シート付の粘着材帯から、剥離シート飛び出し部分の粘着材を除去している。そのため、粘着材が剥離シート飛び出し分だけウエイト本体列の全長にわたって一律に無駄になり、材料費のコストアップを招いている。剥離シート飛び出し分を小さくして粘着材の無駄を抑えようとすると、剥離シートの剥離時に剥離シートの飛び出し部を掴むことが困難になる。すなわち、粘着材の材料費の抑えと剥離シート剥離作業の容易性とを、同時に満足することができなかった。
本発明の目的は、粘着材の無駄量を従来よりも抑えてコストダウンを可能にし、かつ剥離シート剥離作業の容易性も確保したホイールバランスウエイトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明はつぎの通りである。
(1) 1以上の鉄製のウエイト本体を有し1列に並べられたウエイト本体列と、両面が粘着性を有し一面に前記ウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯と、該粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられ前記ウエイト本体列が前記粘着材帯によってホイールに貼付される前に前記粘着材帯から剥離される剥離シートと、前記剥離シートの一部で前記剥離シートの前記粘着材帯に貼付けられる側の面と反対側の面に貼付けられ前記剥離シートが前記粘着材帯から剥離される時に前記剥離シートと共に剥離される剥離シート剥離用テープと、を有し、
前記粘着材帯および前記剥離シートは、前記ウエイト本体列の幅と同じかほぼ同じ幅と、前記ウエイト本体列の長さと同じかほぼ同じ長さを有しており、
前記剥離シート剥離用テープの一部は、前記ウエイト本体列から飛び出しており、
前記剥離シート剥離用テープは、前記剥離シートと前記粘着材帯との単位面積当たり接着力より強い単位面積当たり接着力で前記剥離シートに貼付けられている、
ホイールバランスウエイト。
(2) 前記剥離シート剥離用テープは前記ウエイト本体列から前記ウエイト本体列の長手方向または幅方向に飛び出している、(1)記載のホイールバランスウエイト。
(3) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部には、糊が表面に表れていない、(1)または(2)記載のホイールバランスウエイト。
(4) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が片面に塗布されているが、飛び出し部が途中で糊塗布面側に折り返されることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある(3)記載のホイールバランスウエイト。
(5) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が両面に塗布されていないかまたは糊殺しされていることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある(3)記載のホイールバランスウエイト。
【0006】
上記(1)〜(5)のホイールバランスウエイトでは、剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、剥離シートに剥離シート剥離用テープを貼付け、剥離シート剥離用テープをウエイト本体列から飛び出させ、剥離シート剥離用テープの飛び出し部を掴んで剥離シートを粘着材帯から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。また、剥離シート剥離用テープの飛び出し長さは剥離シート付粘着材帯と無関係に決められるので、コストと無関係に掴み代を最適量に確保でき、剥離シート剥離作業の容易性も確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のホイールバランスウエイトの実施例を図1〜図14を参照して説明する。ただし、図14は比較例(従来例)であり、本発明には含まれない。
また、図1〜図3は本発明の実施例1のホイールバランスウエイトを示し、図4〜図6は本発明の実施例2のホイールバランスウエイトを示し、図7〜図9は本発明の実施例3のホイールバランスウエイトを示し、図10〜図12は本発明の実施例4のホイールバランスウエイトを示す。図13は各実施例に適用できるホイールバランスウエイトの製造方法を示している。
本発明の全実施例にわたって共通する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0008】
まず、本発明のホイールバランスウエイトの、全実施例にわたって共通する部分を、図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本発明のホイールバランスウエイト10は、1以上の鉄製のウエイト本体11を有し1列に並べられたウエイト本体列12と、両面13a、13bが粘着性を有し一面13aにウエイト本体列12の各ウエイト本体11が貼付けられた粘着材帯13と、粘着材帯13の他面13bに剥離可能に貼付けられウエイト本体列12が粘着材帯13によってホイールに貼付される前に粘着材帯13から剥離される剥離シート14と、剥離シート14の一部で剥離シートの14の粘着材帯13に貼付けられる側の面14aと反対側の面14bに貼付けられ剥離シート14が粘着材帯13から剥離される時に剥離シート14と共に剥離される剥離シート剥離用テープ15と、を有する、貼付け式のバランスウエイトである。剥離シート剥離用テープ15は剥離シート14より小片である。
【0009】
ウエイト本体11のウエイト本体列12長手方向における長さは、ウエイト本体列12長手方向をホイールのリムの周方向に向けてウエイト本体列12を粘着材帯13を介してリム内面に貼付けた時に、リム内面に周方向湾曲があるにもかかわらず、また、ウエイト本体11が鉄製のため鉛製のように曲がらないにもかかわらず、各ウエイト本体11のウエイト本体列12長手方向中央部においても、粘着材帯13を十分な貼付け力で押すことができる長さに設定してある。
【0010】
剥離シート14および粘着材帯13は、それぞれ、ウエイト本体列12の幅と同じかほぼ同じ幅(ウエイト本体11の並び方向と直交する方向の幅)を有しており、ウエイト本体列12の長さと同じかほぼ同じ長さ(ウエイト本体11の並び方向の長さ)を有している。
剥離シート剥離用テープ15の一部はウエイト本体列12から飛び出している。剥離シート剥離用テープ15の、ウエイト本体列12から飛び出している部分を飛び出し部15aと呼ぶことにする。
【0011】
剥離シート剥離用テープ15は、ウエイト本体列12から飛び出していない部分で剥離シート14の面14bに貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15は、剥離シート14と粘着材帯13との単位面積当たり接着力より強い単位面積当たり接着力で、剥離シート14に貼付けられている。それによって、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aを掴んで剥離シート剥離用テープ15と剥離シート14を粘着材帯13から剥離する時に、剥離シート14が粘着材帯13から剥離せずに剥離シート剥離用テープ15が剥離シート14から剥離することを防止する。
【0012】
剥離シート剥離用テープ15は、ウエイト本体列12から、ウエイト本体列12の長手方向または幅方向に飛び出している。
剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aには、糊が表面に表れていない。この糊が表面に表れないようにするために、つぎの(イ)、(ロ)構造のいずれかが取られている。
【0013】
(イ)の構造では、剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aは、糊が飛び出し部15aの片面だけに塗布されており、飛び出し部15が途中で糊塗布面側に折り返されることにより、糊塗布面側が互いに内側を向いて接着され、糊が塗布されていない側の面が上下外側に向いて糊が飛び出し部15aの表面に表れないようにしてある。
【0014】
(ロ)の構造では、剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aは、糊が両面に塗布されていないかまたはたとえ糊が塗布されていても糊殺しされている(塗布された糊が接着性をもたないようにしてある)ことにより、糊が飛び出し部15aの表面に表れないようにしてある。
【0015】
ホイールバランスウエイト10の製造方法は、図13に示すように、パーツフィーダーから連続で押し進められてくるウエイト本体11の並びに、ウエイト本体列12の幅と同じかほぼ同じの幅をもつ剥離シート付粘着材帯13を、ウエイト本体列12の上側から粘着材側を下面に向けて供給して、剥離シート付粘着材帯13をウエイト本体11の並びに粘着させ、ついで、ウエイト列12に含むべきウエイト本体の数でカット位置がコンピュータ管理されているカッターにより、剥離シート付粘着材帯13をカットする。ついで、剥離シート付粘着材帯13が貼付けられているウエイト本体列12に、剥離シート剥離用テープ15を供給して、飛び出し部15aをウエイト本体列12から飛び出させて飛び出し部15a以外の部分を剥離シート14に貼付ける。飛び出し部15aのウエイト本体列12からの飛び出し寸法は、予め決めておく。
【0016】
つぎに、本発明の各実施例に共通する部分の作用を説明する。
従来(比較例)のホイールバランスウエイトは、図14に示すように、ウエイト本体1を1以上1列に並べたウエイト本体列2と、1面にウエイト列を貼付けた粘着材帯3と、粘着材帯3の他面に貼付けた剥離シート4を有する。剥離シート4の、ウエイト本体並び方向と直交する方向の幅は、ウエイト本体列2および粘着材帯3のウエイト本体並び方向と直交する方向の幅より大であり、剥離シート4は、ウエイト本体列2および粘着材帯3のウエイト本体並び方向と直交する方向の縁より飛び出している。飛び出し部5は、ウエイト本体列2の幅方向に飛び出しており、ウエイト本体列2の全長にわたって一律に一定量飛び出している。
【0017】
これに対して、従来の剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、本発明のホイールバランスウエイト10では、剥離シート14に剥離シート剥離用テープ15を貼付け、剥離シート剥離用テープ15をウエイト本体列12からの飛び出させ、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aを掴んで剥離シート14を粘着材帯13から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。
【0018】
また、本発明のホイールバランスウエイト10の製造においては、剥離シート剥離用テープ15の供給、貼付け以外は現在使用している装置を使用でき、装置のハードの変更を必要とせず、剥離シート剥離用テープ15の供給、貼付け装置の追加だけで対処できるので、容易に対応することができる。
また、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し量(飛び出し部15aの飛び出し両)を所定量確保することにより、剥離シート14剥離作業の容易性も確保できる。従来(図14の比較例)では、剥離シート付粘着材帯の無駄量を抑えるために、剥離作業の容易性を犠牲にして飛び出し部の飛び出し量を抑えていた(たとえば、1〜2mm程度)が、その場合は作業用手袋を嵌めた手の指で飛び出し部を掴むことは困難であった。しかし、本発明では、剥離シート剥離用テープ15を貼付け、その飛び出し部15aの長さを所定量確保することにより、剥離シート付粘着材帯の無駄量を無くしたまま、剥離シート14剥離作業の容易性を確保できる。
【0019】
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を説明する。
本発明の実施例1のホイールバランスウエイト10では、図1〜図3に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の長手方向(ウエイト本体並び方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面のみに糊が塗布されたテープからなり、飛び出し部15a以外の部分で剥離シート14に貼付けられている。飛び出し部15aは途中で糊塗布面側に折り返されており、飛び出し部15aの上下両面は糊が表れず、飛び出し部15aを指で掴んでも、飛び出し部15aが指に粘着して剥離作業を困難にすることはない。
【0020】
本発明の実施例2のホイールバランスウエイト10では、図4〜図6に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の幅方向(ウエイト本体並び方向と直交する方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面のみに糊が塗布されたテープからなり、飛び出し部15a以外の部分で剥離シート14に貼付けられている。飛び出し部15aは途中で糊塗布面側に折り返されており、飛び出し部15aの上下両面は糊が表れず、飛び出し部15aを指で掴んでも、飛び出し部15aが指に粘着して剥離作業を困難にすることはない。
【0021】
本発明の実施例3のホイールバランスウエイト10では、図7〜図9に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の長手方向(ウエイト本体並び方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面の一部(剥離シート14に貼付けられる部分)のみに糊が塗布され、該片面の残りの部分(飛び出し部15aとなる部分)には糊が塗布されていないか糊殺しされているテープからなり、飛び出し部15a以外の部分(糊が塗布されている部分)で剥離シート14に貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15には、たとえば、テープ幅が25mm、糊殺し部の幅が13mmまたは15mm、長さ50mのテープを、テープ長さ方向にバランスウエイト列12の幅かそれより小の長さで切って、テープ長さ方向をバランスウエイト列12の幅方向に向けて剥離シート14に貼付けるようにする。一部を糊殺ししたテープの使用により、実施例1、2におけるように、テープの折り返しが必要でなくなり、ホイールバランスウエイト10の製造、テープの取扱いが容易になる。
【0022】
本発明の実施例4のホイールバランスウエイト10では、図10〜図12に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の幅方向(ウエイト本体並び方向と直交する方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面の一部(剥離シート14に貼付けられる部分)のみに糊が塗布され、該片面の残りの部分(飛び出し部15aとなる部分)には糊が塗布されていないか糊殺しされているテープからなり、飛び出し部15a以外の部分(糊が塗布されている部分)で剥離シート14に貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15には、たとえば、テープ幅が25mm、糊殺し部の幅が13mmまたは15mm、長さ50mのテープを、テープ長さ方向に1つのバランスウエイト11のバランスウエイト列12長手方向寸法かそれより小の長さで切って、テープ長さ方向をバランスウエイト列12の長手方向に向けて剥離シート14に貼付けるようにする。一部を糊殺ししたテープの使用により、実施例1、2におけるように、テープの折り返しが必要でなくなり、ホイールバランスウエイト10の製造、テープの取扱いが容易になる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1〜5のホイールバランスウエイトによれば、剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、剥離シートに剥離シート剥離用テープを貼付け、剥離シート剥離用テープをウエイト本体列からの飛び出させ、剥離シート剥離用テープの飛び出し部を掴んで剥離シートを粘着材帯から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。また、剥離シート剥離用テープの飛び出し長さは剥離シート付粘着材帯と無関係に決められるので、コストと無関係に掴み代を最適量に確保でき、剥離シート剥離作業の容易性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図2】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図3】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図4】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図5】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図6】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図7】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図8】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図9】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図10】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図11】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図12】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図13】本発明の各実施例のホイールバランスウエイトの製造工程の一部を示す側面図である。
【図14】比較例(たとえば、米国特許第6364421号明細書)のホイールバランスウエイトの斜視図である。
【符号の説明】
10 ホイールバランスウエイト
11 ウエイト本体
12 ウエイト本体列
13 粘着材帯
13a、13b 粘着材帯の両面
14 剥離シート
14a、14b 剥離シートの両面
15 剥離シート剥離用テープ
15a 飛び出し部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホイールバランスウエイトに関する。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第6364421号明細書は、1以上のウエイト本体を有し1列に並べられたウエイト本体列と、両面が粘着性を有し一面にウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯と、粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられウエイト本体列が粘着材帯によってホイールに貼付される前に粘着材帯から剥離される剥離シートと、を有するホイールバランスウエイトを開示している。剥離シートの幅は、粘着材帯およびウエイト本体列の幅よりも大きくしてあり、剥離シートの剥離時に指で剥離シートを容易に掴むことができるようにしてある。
米国特許第6260929号明細書は、貼付け式ホイールバランスウエイトにおいて、ウエイト本体を鉄製とすることを開示している。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6364421号明細書
【特許文献2】
米国特許第6260929号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、剥離シートを粘着材帯およびウエイト本体列から幅方向に飛び出させたホイールバランスウエイトには、つぎの問題がある。
指で剥離シートの飛び出し部を容易に掴むことができるようにするには、相当大きな飛び出し量が必要である。ホイールバランスウエイトの製作においては、飛び出し量分だけ幅広にした剥離シート付の粘着材帯から、剥離シート飛び出し部分の粘着材を除去している。そのため、粘着材が剥離シート飛び出し分だけウエイト本体列の全長にわたって一律に無駄になり、材料費のコストアップを招いている。剥離シート飛び出し分を小さくして粘着材の無駄を抑えようとすると、剥離シートの剥離時に剥離シートの飛び出し部を掴むことが困難になる。すなわち、粘着材の材料費の抑えと剥離シート剥離作業の容易性とを、同時に満足することができなかった。
本発明の目的は、粘着材の無駄量を従来よりも抑えてコストダウンを可能にし、かつ剥離シート剥離作業の容易性も確保したホイールバランスウエイトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明はつぎの通りである。
(1) 1以上の鉄製のウエイト本体を有し1列に並べられたウエイト本体列と、両面が粘着性を有し一面に前記ウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯と、該粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられ前記ウエイト本体列が前記粘着材帯によってホイールに貼付される前に前記粘着材帯から剥離される剥離シートと、前記剥離シートの一部で前記剥離シートの前記粘着材帯に貼付けられる側の面と反対側の面に貼付けられ前記剥離シートが前記粘着材帯から剥離される時に前記剥離シートと共に剥離される剥離シート剥離用テープと、を有し、
前記粘着材帯および前記剥離シートは、前記ウエイト本体列の幅と同じかほぼ同じ幅と、前記ウエイト本体列の長さと同じかほぼ同じ長さを有しており、
前記剥離シート剥離用テープの一部は、前記ウエイト本体列から飛び出しており、
前記剥離シート剥離用テープは、前記剥離シートと前記粘着材帯との単位面積当たり接着力より強い単位面積当たり接着力で前記剥離シートに貼付けられている、
ホイールバランスウエイト。
(2) 前記剥離シート剥離用テープは前記ウエイト本体列から前記ウエイト本体列の長手方向または幅方向に飛び出している、(1)記載のホイールバランスウエイト。
(3) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部には、糊が表面に表れていない、(1)または(2)記載のホイールバランスウエイト。
(4) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が片面に塗布されているが、飛び出し部が途中で糊塗布面側に折り返されることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある(3)記載のホイールバランスウエイト。
(5) 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が両面に塗布されていないかまたは糊殺しされていることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある(3)記載のホイールバランスウエイト。
【0006】
上記(1)〜(5)のホイールバランスウエイトでは、剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、剥離シートに剥離シート剥離用テープを貼付け、剥離シート剥離用テープをウエイト本体列から飛び出させ、剥離シート剥離用テープの飛び出し部を掴んで剥離シートを粘着材帯から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。また、剥離シート剥離用テープの飛び出し長さは剥離シート付粘着材帯と無関係に決められるので、コストと無関係に掴み代を最適量に確保でき、剥離シート剥離作業の容易性も確保できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のホイールバランスウエイトの実施例を図1〜図14を参照して説明する。ただし、図14は比較例(従来例)であり、本発明には含まれない。
また、図1〜図3は本発明の実施例1のホイールバランスウエイトを示し、図4〜図6は本発明の実施例2のホイールバランスウエイトを示し、図7〜図9は本発明の実施例3のホイールバランスウエイトを示し、図10〜図12は本発明の実施例4のホイールバランスウエイトを示す。図13は各実施例に適用できるホイールバランスウエイトの製造方法を示している。
本発明の全実施例にわたって共通する部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
【0008】
まず、本発明のホイールバランスウエイトの、全実施例にわたって共通する部分を、図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本発明のホイールバランスウエイト10は、1以上の鉄製のウエイト本体11を有し1列に並べられたウエイト本体列12と、両面13a、13bが粘着性を有し一面13aにウエイト本体列12の各ウエイト本体11が貼付けられた粘着材帯13と、粘着材帯13の他面13bに剥離可能に貼付けられウエイト本体列12が粘着材帯13によってホイールに貼付される前に粘着材帯13から剥離される剥離シート14と、剥離シート14の一部で剥離シートの14の粘着材帯13に貼付けられる側の面14aと反対側の面14bに貼付けられ剥離シート14が粘着材帯13から剥離される時に剥離シート14と共に剥離される剥離シート剥離用テープ15と、を有する、貼付け式のバランスウエイトである。剥離シート剥離用テープ15は剥離シート14より小片である。
【0009】
ウエイト本体11のウエイト本体列12長手方向における長さは、ウエイト本体列12長手方向をホイールのリムの周方向に向けてウエイト本体列12を粘着材帯13を介してリム内面に貼付けた時に、リム内面に周方向湾曲があるにもかかわらず、また、ウエイト本体11が鉄製のため鉛製のように曲がらないにもかかわらず、各ウエイト本体11のウエイト本体列12長手方向中央部においても、粘着材帯13を十分な貼付け力で押すことができる長さに設定してある。
【0010】
剥離シート14および粘着材帯13は、それぞれ、ウエイト本体列12の幅と同じかほぼ同じ幅(ウエイト本体11の並び方向と直交する方向の幅)を有しており、ウエイト本体列12の長さと同じかほぼ同じ長さ(ウエイト本体11の並び方向の長さ)を有している。
剥離シート剥離用テープ15の一部はウエイト本体列12から飛び出している。剥離シート剥離用テープ15の、ウエイト本体列12から飛び出している部分を飛び出し部15aと呼ぶことにする。
【0011】
剥離シート剥離用テープ15は、ウエイト本体列12から飛び出していない部分で剥離シート14の面14bに貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15は、剥離シート14と粘着材帯13との単位面積当たり接着力より強い単位面積当たり接着力で、剥離シート14に貼付けられている。それによって、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aを掴んで剥離シート剥離用テープ15と剥離シート14を粘着材帯13から剥離する時に、剥離シート14が粘着材帯13から剥離せずに剥離シート剥離用テープ15が剥離シート14から剥離することを防止する。
【0012】
剥離シート剥離用テープ15は、ウエイト本体列12から、ウエイト本体列12の長手方向または幅方向に飛び出している。
剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aには、糊が表面に表れていない。この糊が表面に表れないようにするために、つぎの(イ)、(ロ)構造のいずれかが取られている。
【0013】
(イ)の構造では、剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aは、糊が飛び出し部15aの片面だけに塗布されており、飛び出し部15が途中で糊塗布面側に折り返されることにより、糊塗布面側が互いに内側を向いて接着され、糊が塗布されていない側の面が上下外側に向いて糊が飛び出し部15aの表面に表れないようにしてある。
【0014】
(ロ)の構造では、剥離シート剥離用テープ15のウエイト本体列12からの飛び出し部15aは、糊が両面に塗布されていないかまたはたとえ糊が塗布されていても糊殺しされている(塗布された糊が接着性をもたないようにしてある)ことにより、糊が飛び出し部15aの表面に表れないようにしてある。
【0015】
ホイールバランスウエイト10の製造方法は、図13に示すように、パーツフィーダーから連続で押し進められてくるウエイト本体11の並びに、ウエイト本体列12の幅と同じかほぼ同じの幅をもつ剥離シート付粘着材帯13を、ウエイト本体列12の上側から粘着材側を下面に向けて供給して、剥離シート付粘着材帯13をウエイト本体11の並びに粘着させ、ついで、ウエイト列12に含むべきウエイト本体の数でカット位置がコンピュータ管理されているカッターにより、剥離シート付粘着材帯13をカットする。ついで、剥離シート付粘着材帯13が貼付けられているウエイト本体列12に、剥離シート剥離用テープ15を供給して、飛び出し部15aをウエイト本体列12から飛び出させて飛び出し部15a以外の部分を剥離シート14に貼付ける。飛び出し部15aのウエイト本体列12からの飛び出し寸法は、予め決めておく。
【0016】
つぎに、本発明の各実施例に共通する部分の作用を説明する。
従来(比較例)のホイールバランスウエイトは、図14に示すように、ウエイト本体1を1以上1列に並べたウエイト本体列2と、1面にウエイト列を貼付けた粘着材帯3と、粘着材帯3の他面に貼付けた剥離シート4を有する。剥離シート4の、ウエイト本体並び方向と直交する方向の幅は、ウエイト本体列2および粘着材帯3のウエイト本体並び方向と直交する方向の幅より大であり、剥離シート4は、ウエイト本体列2および粘着材帯3のウエイト本体並び方向と直交する方向の縁より飛び出している。飛び出し部5は、ウエイト本体列2の幅方向に飛び出しており、ウエイト本体列2の全長にわたって一律に一定量飛び出している。
【0017】
これに対して、従来の剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、本発明のホイールバランスウエイト10では、剥離シート14に剥離シート剥離用テープ15を貼付け、剥離シート剥離用テープ15をウエイト本体列12からの飛び出させ、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aを掴んで剥離シート14を粘着材帯13から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。
【0018】
また、本発明のホイールバランスウエイト10の製造においては、剥離シート剥離用テープ15の供給、貼付け以外は現在使用している装置を使用でき、装置のハードの変更を必要とせず、剥離シート剥離用テープ15の供給、貼付け装置の追加だけで対処できるので、容易に対応することができる。
また、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し量(飛び出し部15aの飛び出し両)を所定量確保することにより、剥離シート14剥離作業の容易性も確保できる。従来(図14の比較例)では、剥離シート付粘着材帯の無駄量を抑えるために、剥離作業の容易性を犠牲にして飛び出し部の飛び出し量を抑えていた(たとえば、1〜2mm程度)が、その場合は作業用手袋を嵌めた手の指で飛び出し部を掴むことは困難であった。しかし、本発明では、剥離シート剥離用テープ15を貼付け、その飛び出し部15aの長さを所定量確保することにより、剥離シート付粘着材帯の無駄量を無くしたまま、剥離シート14剥離作業の容易性を確保できる。
【0019】
つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を説明する。
本発明の実施例1のホイールバランスウエイト10では、図1〜図3に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の長手方向(ウエイト本体並び方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面のみに糊が塗布されたテープからなり、飛び出し部15a以外の部分で剥離シート14に貼付けられている。飛び出し部15aは途中で糊塗布面側に折り返されており、飛び出し部15aの上下両面は糊が表れず、飛び出し部15aを指で掴んでも、飛び出し部15aが指に粘着して剥離作業を困難にすることはない。
【0020】
本発明の実施例2のホイールバランスウエイト10では、図4〜図6に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の幅方向(ウエイト本体並び方向と直交する方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面のみに糊が塗布されたテープからなり、飛び出し部15a以外の部分で剥離シート14に貼付けられている。飛び出し部15aは途中で糊塗布面側に折り返されており、飛び出し部15aの上下両面は糊が表れず、飛び出し部15aを指で掴んでも、飛び出し部15aが指に粘着して剥離作業を困難にすることはない。
【0021】
本発明の実施例3のホイールバランスウエイト10では、図7〜図9に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の長手方向(ウエイト本体並び方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面の一部(剥離シート14に貼付けられる部分)のみに糊が塗布され、該片面の残りの部分(飛び出し部15aとなる部分)には糊が塗布されていないか糊殺しされているテープからなり、飛び出し部15a以外の部分(糊が塗布されている部分)で剥離シート14に貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15には、たとえば、テープ幅が25mm、糊殺し部の幅が13mmまたは15mm、長さ50mのテープを、テープ長さ方向にバランスウエイト列12の幅かそれより小の長さで切って、テープ長さ方向をバランスウエイト列12の幅方向に向けて剥離シート14に貼付けるようにする。一部を糊殺ししたテープの使用により、実施例1、2におけるように、テープの折り返しが必要でなくなり、ホイールバランスウエイト10の製造、テープの取扱いが容易になる。
【0022】
本発明の実施例4のホイールバランスウエイト10では、図10〜図12に示すように、剥離シート剥離用テープ15の飛び出し部15aはウエイト本体列12の幅方向(ウエイト本体並び方向と直交する方向)に飛び出している。また、剥離シート剥離用テープ15は、片面の一部(剥離シート14に貼付けられる部分)のみに糊が塗布され、該片面の残りの部分(飛び出し部15aとなる部分)には糊が塗布されていないか糊殺しされているテープからなり、飛び出し部15a以外の部分(糊が塗布されている部分)で剥離シート14に貼付けられている。剥離シート剥離用テープ15には、たとえば、テープ幅が25mm、糊殺し部の幅が13mmまたは15mm、長さ50mのテープを、テープ長さ方向に1つのバランスウエイト11のバランスウエイト列12長手方向寸法かそれより小の長さで切って、テープ長さ方向をバランスウエイト列12の長手方向に向けて剥離シート14に貼付けるようにする。一部を糊殺ししたテープの使用により、実施例1、2におけるように、テープの折り返しが必要でなくなり、ホイールバランスウエイト10の製造、テープの取扱いが容易になる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1〜5のホイールバランスウエイトによれば、剥離シートのウエイト本体列からの飛び出しに代えて、剥離シートに剥離シート剥離用テープを貼付け、剥離シート剥離用テープをウエイト本体列からの飛び出させ、剥離シート剥離用テープの飛び出し部を掴んで剥離シートを粘着材帯から剥離するようにしたので、従来のウエイト本体列の長手方向全長にわたる粘着材のウエイト本体列幅方向飛び出しとそれによる粘着材の無駄を無くすことができる。また、剥離シート剥離用テープの飛び出し長さは剥離シート付粘着材帯と無関係に決められるので、コストと無関係に掴み代を最適量に確保でき、剥離シート剥離作業の容易性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図2】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図3】本発明の実施例1のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図4】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図5】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図6】本発明の実施例2のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図7】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図8】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図9】本発明の実施例3のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図10】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの平面図である。
【図11】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの正面図である。
【図12】本発明の実施例4のホイールバランスウエイトの側面図である。
【図13】本発明の各実施例のホイールバランスウエイトの製造工程の一部を示す側面図である。
【図14】比較例(たとえば、米国特許第6364421号明細書)のホイールバランスウエイトの斜視図である。
【符号の説明】
10 ホイールバランスウエイト
11 ウエイト本体
12 ウエイト本体列
13 粘着材帯
13a、13b 粘着材帯の両面
14 剥離シート
14a、14b 剥離シートの両面
15 剥離シート剥離用テープ
15a 飛び出し部
Claims (5)
- 1以上の鉄製のウエイト本体を有し1列に並べられたウエイト本体列と、両面が粘着性を有し一面に前記ウエイト本体列の各ウエイト本体が貼付けられた粘着材帯と、該粘着材帯の他面に剥離可能に貼付けられ前記ウエイト本体列が前記粘着材帯によってホイールに貼付される前に前記粘着材帯から剥離される剥離シートと、前記剥離シートの一部で前記剥離シートの前記粘着材帯に貼付けられる側の面と反対側の面に貼付けられ前記剥離シートが前記粘着材帯から剥離される時に前記剥離シートと共に剥離される剥離シート剥離用テープと、を有し、
前記粘着材帯および前記剥離シートは、前記ウエイト本体列の幅と同じかほぼ同じ幅と、前記ウエイト本体列の長さと同じかほぼ同じ長さを有しており、
前記剥離シート剥離用テープの一部は、前記ウエイト本体列から飛び出しており、
前記剥離シート剥離用テープは、前記剥離シートと前記粘着材帯との単位面積当たり接着力より強い単位面積当たり接着力で前記剥離シートに貼付けられている、
ホイールバランスウエイト。 - 前記剥離シート剥離用テープは前記ウエイト本体列から前記ウエイト本体列の長手方向または幅方向に飛び出している、請求項1記載のホイールバランスウエイト。
- 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部には、糊が表面に表れていない、請求項1または請求項2記載のホイールバランスウエイト。
- 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が片面に塗布されているが、飛び出し部が途中で糊塗布面側に折り返されることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある請求項3記載のホイールバランスウエイト。
- 前記剥離シート剥離用テープの前記ウエイト本体列からの飛び出し部は、糊が両面に塗布されていないかまたは糊殺しされていることにより、糊が飛び出し部の表面に表れないようにしてある請求項3記載のホイールバランスウエイト。
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JP2003040100A JP2004251324A (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | ホイールバランスウエイト |
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JP2007177960A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Taiho Kogyo Co Ltd | ホイールバランスウェイト |
JP2008267480A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Taiho Kogyo Co Ltd | ホイールバランスウェイト |
JP2016084899A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 株式会社マルエム | ホイールのバランスウエイト並列体、このバランスウエイト並列体の製造装置および製造方法 |
-
2003
- 2003-02-18 JP JP2003040100A patent/JP2004251324A/ja active Pending
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