JP2004240964A - 株価予測装置及び株価予測システム - Google Patents

株価予測装置及び株価予測システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004240964A
JP2004240964A JP2004009853A JP2004009853A JP2004240964A JP 2004240964 A JP2004240964 A JP 2004240964A JP 2004009853 A JP2004009853 A JP 2004009853A JP 2004009853 A JP2004009853 A JP 2004009853A JP 2004240964 A JP2004240964 A JP 2004240964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
date
stock price
price
day
stock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004009853A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Saegusa
孝則 三枝
Yumiko Saegusa
由美子 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004009853A priority Critical patent/JP2004240964A/ja
Publication of JP2004240964A publication Critical patent/JP2004240964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】 信用取引に関する情報をも一体的に組み込んだ株価予測装置を用いた株価予測システムを提供する。
【解決手段】 株価予測サーバ3に、期日の翌日以降の予測株価終値を設定するための予測プログラム27を格納しておく。予測プログラム27の実行により、期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて、期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出し、算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する制度信用取引残高数の日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、期日までの株価実績情報を用いて期日の翌日以降の株価終値を予測する株価予測装置及びこのような株価予測装置を用いてクライアント端末に株価予測情報を提供する株価予測システムに関する。
株価の変動を予測する場合には、株価を表すための縦軸と、一日、一週間、一ヶ月又は一年といった単位期間を表すための横軸と、を有し、四角形状のローソク足と言われる認識パターンを単位期間毎に表示した株式投資用チャートが一般的に用いられている。ローソク足の下辺部及び上辺部は単位期間における始値及び終値に対応していて、上辺部の中央からは、上端が単位期間における高値を示すように高値線分が上方に延び、下辺部の中央からは、下端が単位期間における安値を示すように安値線分が下方に延びていて、上辺部が終値に対応し、下辺部が始値に対応している場合には、ローソク足は白色線図として表され(陽線)、反対に上辺部が始値に対応し、下辺部が終値に対応している場合には、ローソク足は塗りつぶされて表される(陰線)。また、ローソク足の下側には各単位期間に対応して出来高を表す棒グラフが表示される。
このような構成の株式投資用チャートでは、ローソク足が示す単位期間における始値、終値、安値及び高値の関係、及び棒グラフが示す出来高を参考として株価を予測するのであるが、チャートが見やすく構成されていないという問題があるし、また、株価を予測するためには熟練性が要求される。
そこで、株取引に不慣れな初心者であっても、株の売り時や買い時を容易かつ的確に把握できるように、コンピュータにより株価情報を処理して表示するといった株価動向予測装置も知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−350919号公報(15頁、19図)
しかしながら、このような株価予測装置では、制度信用取引に関する情報を予測プロセスに組み込んでいないので、株式の変動要因の正確な分析に基づいた予測を期待することはできない。
そこで、本発明は制度信用取引に関する情報をも一体的に組み込んだ株価予測装置及びこのような株価予測装置を用いた株価予測システムの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明の株価予測装置は、各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された制度信用取引残高数及び実績株価終値を順次記憶する記憶手段と、期日、例えば、制度信用取引残高数及び実績株価終値が判明している最新日までの各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を用いて期日の翌日(証券取引所の取引日)以降の各日付(証券取引所の取引日)の予測株価終値を算出する株価予測手段と、を備え、前記株価予測手段は、期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出し、算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する、期日以前の制度信用取引残高数の日付を、この予測対象日付の算定基礎日付として抽出し、抽出した算定基礎日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出して、期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を設定するものである。このような構成により、制度信用取引残高数と、この予測信用取引残高数に関連性を有する株価変動幅とを組み込んだ株価予測が達成される。本発明の株価予測装置では、予測信用取引残高数あるいは予測株価終値の算出は、例えば翌日シュミレーションにより行なわれる。
予測対象日付の予測株価終値は、例えば、算定基礎日付の実績株価終値と、算定基礎日付の前日(算定基礎日付の直前の取引日)の実績株価終値との株価差を求め、予測対象日付の前日(予測対象日付の直前の取引日)の予測株価終値(予測対象日付が該当日の翌日である場合には、該当日の実績株価終値)にこの株価差を加えたものとして算出できる。また、算定基礎日付が複数日ある場合には、各算定基礎日付に対して求めた株価差の平均値を計算し、この平均値を予測対象日付の前日の予測株価終値に加えて予測対象日付の予測株価終値とすることができる。
算定基礎日付は、予測信用取引残高数と制度信用取引残高数との対応のほかにも、例えば、移動平均線を基準とした株価関係の対応といった要件を加えて選定してもよい。
株価予測手段は、予測対象日付の前日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった補助約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数と、期日の翌日から予測対象日付の前日までの各日付の予測信用取引残高数と、に基づき、各予測対象日付の予測信用取引残高数を順次算出するものであることが好ましい。ここでは、例えば、補助約定日が証券取引所の取引日でない場合には、制度信用取引残高数は変化しない。また、例えば期日の翌日の予測信用取引残高数は、約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を基礎として算出される。さらに、期日の翌々日の予測信用取引残高数は、約定日の一日後(約定日の直後の証券取引所の取引日)の補助約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数と、約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を基礎として算出された期日の翌日の予測信用取引残高数と、を基礎として算出される。さらに、期日の翌々日以降の予測対象日付の予測信用取引残高数は、期日の翌々日から制度信用取引決済期限までさかのぼった予測対象日付の前日までの各日付の制度信用取引残高数と、予測信用取引残高数を基礎として算出される。なお、補助約定日を、予測対象日付の前日を期日とする最前の約定日とすることも可能である。
また、本発明の株価予測システムは、株価予測サーバから通信回線を介してクライアント端末に株価予測情報を提供し、前記クライアント端末が提供された株価予測情報を表示し又は印刷する株価予測システムであって、前記株価予測サーバは、各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された制度信用取引残高数及び実績株価終値を順次記憶する記憶手段と、期日までの各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を用いて期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を算出する株価予測手段と、前記クライアント端末からの要求に応じて、該当日の翌日以降の各日付の予測株価終値を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備え、前記株価予測手段は、期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出し、算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する、期日以前の制度信用取引残高数の日付を、この予測対象日付の算定基礎日付として抽出し、抽出した算定基礎日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出して、期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を設定するものである。
また、本発明は、制度信用取引に関する情報をも一体的に組み込んだ株価予測方法の提供を目的として、期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出するステップと、算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する制度信用取引残高数の日付を、この予測対象日付の算定基礎日付として、前記約定日から期日までを含む以前の株価情報から抽出するステップと、抽出した算定基礎日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出して、期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を設定するステップと、を備えた株価予測方法を構成する。
以上説明したように、本発明の株価予測装置又は株価予測システムを用いれば、株価変動を直接把握することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る株価予測システムの全体構成を示す概念図である。
株価予測システム1は、株価予測サーバ(株価予測装置)3と、インターネット5(通信回線)と、インターネット5を介して株価予測サーバ3に接続される複数のクライアント端末7、9と、から構成され、クライアント端末7、9は、例えばパーソナルコンピュータで構成されていて、株価予測サーバ3と通信するためのブラウザ11、13をそれぞれ有している。なお、符号15、17は表示部である。
株価予測サーバ3は、通常のコンピュータとして周知のハードウェア構成を有し、キーボード等の入力手段19と、ディスプレイである表示手段20と、ハードウェアである記憶手段21と、クライアント端末7、9と通信するための通信装置23と、CPU25(プログラムやデータを一時的に格納する作業領域を構成するRAMを含む)と、を備え、記憶手段21には、予測株価データを導き出すための予測プログラム27と、通信装置23を制御してクライアント端末7、9と通信するための通信プログラム29と、が格納されていて、銘柄ごとの株式データ(データテーブル)31が記憶されている。予測プログラム27を実行するCPU25は株価予測手段を構成し、通信プログラム29を実行するCPU25と通信装置23とは通信手段を構成する。
図2は株式データの概略を示す構成図、図3は株価予測サーバ3での株価予測過程を説明する図、図4は株価予測サーバ3の予測信用取引増減数の算出過程を説明する図である。
株価予測サーバ3で管理される株式データ31は、表示手段20に表示され、日々更新される(証券取引所の休日には更新されない)。株式データ31は、銘柄ごとに分類され、該当日以前(太罫線33の上側)のデータは実績株式データとして、期日の翌日以降(太罫線33の下側)のデータは予測株式データとして、表形式で日付ごとに表わされるように構成されていて、株価データ35と、制度信用取引残高数データ37と、制度信用取引残高数データ37から導き出される識別番号データ38と、を備えている。株価データ35は、各日付の株価終値を表す終値データ39と、各日付の株価終値の前日との差を表す終値前日差データ41と、所定日の予測終値前日差の変化を表す所定日観測値データ43と、を有して構成され、制度信用取引残高数データ37は、各日付の融資残高数及び貸株残高数を表す融資残高数データ45及び貸株残高数データ47と、各日付の融資残高数及び貸株残高数の前日からの増減数をそれぞれ表す融資増減数データ49及び貸株増減数データ51と、各日付の前日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった日付、すなわち各日付の決済期限までの日付の融資増数及び貸株増数をそれぞれ表す、決済期限までの融資増数データ53及び決済期限の貸株増数データ55と、融資増減数及び貸株増減数の関係から導き出される信用取引割合差データ57と、融資増減数の関係及び貸株増減数の関係からそれぞれ導き出される買埋歪率データ59及び売埋歪率データ61と、融資残高数データ45と買埋歪率データ59との関係及び貸株残高数データ47と売埋歪率データ61との関係からそれぞれ導き出される未消化買埋数理論値データ63及び未消化売埋数理論値データ65と、未消化買埋数理論値データ63と買埋歪率データ59との関係及び未消化売埋数理論値データ65と売埋歪率データ61との関係からそれぞれ導き出される決済買埋数理論値データ67及び決済売埋数理論値データ69と、6月前の融資増数データ53と買埋歪率データ59との関係及び6月前の貸株増数データ55と売埋歪率データ61との関係からそれぞれ導き出される買埋残数理論値データ71及び売埋残数理論値データ73と、を有して構成されている。
株式データ31の更新は、まず、期日の実績株価終値(終値データ39)、実績融資残高数(融資残高数データ45)及び実績貸株残高数(貸株残高数データ47)を銘柄ごとに入力手段19から入力して(S1)記憶手段21に記憶させることにより行われる。なお、期日前の各日付の株価(株価データ35)、制度信用取引残高数(信用取引残高数データ37)及び識別番号(識別番号データ38)は、実績データとしてすでに記憶手段21に記憶されている。期日の実績株価終値、実績融資残高数及び実績貸株残高数を入力すると、予測プログラム27により、期日の実績株価終値前日差(終値前日差データ41)、実績融資増減数(融資増減数データ49)及び実績貸株増減数(貸株増減数データ51)がそれぞれ算出されて記憶手段21に記憶される。続いて、予測プログラム27により、記憶手段21に記憶されている期日以前の各日付の実績融資残高数、実績貸株残高数、実績融資増減数及び実績貸株増減数に基づき、期日以後の各日付(あるいは期日及び期日の翌日以降の各予測対象日付)の、買埋歪率(買埋歪率データ59)及び売埋歪率(売埋歪率データ61)、未消化買埋数理論値(未消化買埋数理論値データ63)及び未消化売埋数理論値(未消化売埋数理論値データ65)、決済買埋数理論値(決済買埋数理論値データ67)及び決済売埋数理論値(決済売埋数理論値データ69)、買埋残数理論値(買埋残数理論値データ71)及び売埋残数理論値(売埋残数理論値データ73)が順次算出されて記憶手段21に記憶されるとともに、これらの値から、期日の翌日以降の各予測対象日付、例えば、期日の翌日から、期日を基準として制度信用取引決済期限だけ経過した日付、すなわち期日の決済期限後の日付までの各予測対象日付の予測融資増減数(融資増減数データ49)及び予測貸株増減数(貸株増減数データ51)が算出されて(S2)記憶手段21に記憶される。
次に、予測プログラム27により、期日の制度信用取引残高数(信用取引残高数データ37)変化などの関係性及び期日の翌日以降の予測信用取引残高数(信用取引残高数データ37)変化などの関係性からそれぞれ、期日及び期日の翌日以降の各予測対象日付にそれぞれ識別番号(識別番号データ38)が付与され(S3)、記憶手段21に記憶される。そして、予測プログラム27により、期日の翌日以降の各予測対象日付に付与された識別番号とそれぞれ等しい識別番号が付与されている期日以前の日付が、算定基礎日付としてすべて抽出され(S4)、抽出された算定基礎日付の実績株価終値前日差が、より具体的には、算定基礎日付が複数日ある場合には、すべての算定基礎日付の実績株価終値前日差の平均値が、識別番号指数とされ、この識別番号指数がそれぞれ、該当日の翌日以降の各予測対象日付の予測株価終値前日差(終値前日差データ41)と設定されて記憶手段21に記憶されるとともに、期日の実績株価終値に期日の翌日以降の各予測対象日付の予測株価終値前日差が加算されていくことにより、期日の翌日以降の各予測対象日付の予測株価終値(終値データ39)が順次算出されて(S5)、記憶手段21に記憶される。したがって、期日の翌日以降の予測株式データ(株式データ31)は、日々のデータ更新によって変化するものとして捉えられる。
また、予測プログラム27によって、所定日、例えば、期日の翌日以降で最前のSQ算出日又は月末取引日の識別番号指数(予測株価終値前日差)の、日々のデータ更新による合計値が算出されて所定日観測値(所定日観測値データ43)として記憶手段21に記憶される。より具体的には、期日以前で最後のSQ算出日又は月末取引日から期日までの期間に算出された、期日の翌日以降で最前のSQ算出日又は月末取引日の予測株価終値前日差の合計値が、期日の所定日観測値となる(期日に算出された所定日観測値は、所定日観測値データ43の期日枠内に表示され、期日の前日に算出された所定日観測値は、所定日観測値データ43の期日の前日枠内に表示される)。所定日観測値データ43は、数週間(SQ算出日又は月末取引日から最前の月末取引日又はSQ算出日までの期間)単位での株価の高値時期又は底値時期を見定めることを目的として設けられていて、期日以前の所定日観測値の変動具合をみることによって、期日の翌日又は翌日付近が売りどき又は買いどきかどうかといったことを把握することができる。
ここで、期日の翌日以降の各日付の予測融資増減数及び予測貸株増減数を算出する過程を、期日の翌日の予測融資増減数及び予測貸株増減数を算出する場合を具体例として説明すると、まず、予測プログラム27により、期日を基準として制度信用取引決済期限、すなわち6ヶ月間だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の融資増数、融資減数及び貸株増数、貸株減数がそれぞれ抽出され、期日の買埋歪率(約定日から期日までの融資減数の合計/約定日から期日までの融資増数の合計)及び売埋歪率(約定日から期日までの貸株減数の合計/約定日から期日までの貸株増数の合計)がそれぞれ算出される(S2−1)。そして、予測プログラム27により、期日の未消化買埋数理論値(期日の融資残高数−期日の融資残高数/期日の買埋歪率)及び未消化売埋数理論値(期日の貸株残高数−期日の貸株残高数/期日の売埋歪率)が算出される(S2−2)。次に、予測プログラム27により、期日に決済しなければならない決済買埋数理論値((期日の前日の未消化買埋数理論値−期日の未消化買埋数理論値)×(期日の買埋歪率−1))及び決済売埋数理論値((期日の前日の未消化売埋数理論値−期日の未消化売埋数理論値)×(期日の売埋歪率−1))算出される(S2−3)。続いて、予測プログラム27により、約定日の融資増数及び貸株増数がそれぞれ抽出され、期日に残るべき買埋残数理論値(約定日の融資増数×(期日の買埋歪率−1))及び売埋残数理論値(約定日の貸株増数×(期日の売埋歪率−1))が算出されて(S2−4)、その後、期日の翌日の予測融資増減数(決済買埋数理論値+買埋残数理論値)及び予測貸株増減数(決済売埋数理論値+売埋残数理論値)が算出されることとなる(S2−5)。
同様に、期日の翌々日以降の各予測対象日付の予測融資増減数及び予測貸株増減数を算出する場合には、まず、予測プログラム27により、各予測対象日付の前日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった補助約定日から期日翌日までの各日付の融資増数、融資減数及び貸株増数、貸株減数と、期日の翌日から予測対象日付の前日までの(予測)融資増数、融資減数及び貸株増数、貸株減数と、がそれぞれ抽出され、各予測対象日付の買埋歪率(補助約定日から各予測対象日付の前日までの融資減数の合計/補助約定日から各予測対象日付の前日までの融資増数の合計)及び売埋歪率(補助約定日から各予測対象日付の前日までの貸株減数の合計/補助約定日から各予測対象日付の前日までの貸株増数の合計)がそれぞれ算出される。そして、予測プログラム27により、各予測対象日付の前日の未消化買埋数理論値(各予測対象日付の融資残数−各予測対象日付の融資残数/各予測対象日付の買埋歪率)及び未消化売埋数理論値(各予測対象日付の貸株残数−各予測対象日付の貸株残数/各予測対象日付の売埋歪率)が算出される(S2−2)。次に、予測プログラム27により、各予測対象日付に決済しなければならない決済買埋数理論値((各予測対象日付の前日の未消化買埋数理論値−各予測対象日付の未消化買埋数理論値)×(各予測対象日付の買埋歪率−1))及び決済売埋数理論値((各予測対象日付の前日の未消化売埋数理論値−各予測対象日付の未消化売埋数理論値)×(各予測対象日付の売埋歪率−1))が算出される(S2−3)。続いて、予測プログラム27により、補助約定日の融資増数及び貸株増数がそれぞれ抽出され、各予測対象日付に残るべき買埋残数理論値(補助約定日の融資増数×(各予測対象日付の買埋歪率−1))及び売埋残数理論値(補助約定日の貸株増数×(各予測対象日付の売埋歪率−1))が算出されて(S2−4)、その後、各予測対象日付の予測融資増減数(決済買埋数理論値+買埋残数理論値)及び予測貸株増減数(決済売埋数理論値+売埋残数理論値)が算出されることとなる(S2−5)。
その次に、各予測対象日付に識別番号が付与される過程をより詳しく説明すると、ここでは識別番号は4桁の数字で構成されていて、1桁目(千の位)は、算出された予測融資増減数が負(減少)で予測貸株増減数が正(増加)であれば数字1が、予測融資増減数及び予測貸株増減数がともに正(増加)であれば数字2が、予測融資増減数が正(増加)で予測貸株増減数が負(減少)であれば数字3が、予測融資増減数及び予測貸株増減数がともに負(減少)であれば数字4が、予測プログラム27により付される。2桁目(百の位)は、各予測対象日付に対応する約定日又は補助約定日が証券取引所の休日であれば数字0が、各予測対象日付に対応する約定日又は補助約定日に、実績貸株増数のみあれば数字1が、実績融資増数及び実績貸株増数があれば数字2が、実績融資増数のみあれば数字3が、実績融資増数及び実績貸株増数がともになければ数字4が、予測プログラム27により付される。3桁目(十の位)は、移動平均線を基準とした株価の動きを表していて、各予測対象日付の前日の株価変動線が移動平均線を上回れば数字1が、下回れば数字0が、予測プログラム27により付される。4桁目(一の位)は、予測プログラム27により算出される信用取引残高割合差((第1平均値−第2平均値)/(第1平均値+第2平均値)、第1平均値:各予測対象日付のM−1日前から各予測対象日付までのM日間の貸株増数及び融資減数の合計の平均値、第2平均値:各予測対象日付のM−1日前から各予測対象日付までのM日間の融資増数及び貸株減数の合計の平均値)の態様を表していて、信用取引残高割合差が正であれば数字1が、負であれば数字0が、予測プログラム27により付される。なお、識別番号を、桁順を変更して構成してもよく、また、5桁乃至12桁の数字で構成してもよい。この場合には、移動平均線自体の動きの態様や、予測信用取引残高数の算出過程である決済買又は売埋数理論値及び買・売埋残数理論値の態様などを、識別番号を構成する桁(新たに増やす桁)の要件とすることができる。
期日以前の各日付に付与された識別番号は、各日付の実績株価終値、実績融資残高数及び実績貸株残高数に基づき、各予測対象日付に識別番号を付与する手順と同様の手順で、予測プログラム27により付与されている。すなわち、期日以前の各日付に付与された識別番号は、確定しているものである(日々のデータ更新により変化しない)。
クライアントは、株価予測サーバ3に株式データ31の提供の要求するときには、まず、クライアント端末7、9から提供を受けたい銘柄名の入力又は選択を行なう。クライアント端末7、9から株式データ31の提供の要求があると、株価予測サーバ3は、通信装置23及び通信プログラム29により、最新の株式データ31をクライアント端末7、9に送信する。クライアント端末7、9に株価予測サーバ3から株式データ31が受信されると、ブラウザ11、13により、表示部15、17に、入力又は選択した銘柄名の株式データ31表示される。クライアントは、表示部15、17に表示された株式データ31画面を上下にスクロールさせることで、期日以前の各日付、例えば、期日を基準として制度信用取引決済期間、すなわち6ケ月間だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の実績株式データと、期日の翌日以降の各日付、例えば、期日の翌日から期日の6ケ月後の日付までの各日付の予測株式データと、を閲覧することができるため、数ヶ月単位での株価の変動具合を把握することが可能となる。なお、他の銘柄の株式データ31の提供を受けたい場合には、銘柄名入力画面(図示せず)にしたがって、他の銘柄名を入力又は選択し直す。
本発明の株価予測装置及び株価予測システムを用いれば、株式についての資金効率を向上させることができる。
本発明に係る株価予測システムの全体構成を示す概念図である。 株式データの概略を示す構成図である。 株価予想サーバでの株価予測過程を説明する図である。 株価予想サーバの予測信用取引増減数の算出過程を説明する図である。
符号の説明
1 株価予測システム
3 株価予測サーバ(株価予測装置)
19 入力手段
21 記憶手段
25 CPU
27 予測プログラム

Claims (4)

  1. 各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された制度信用取引残高数及び実績株価終値を順次記憶する記憶手段と、期日までの各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を用いて期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を算出する株価予測手段と、を備え、
    前記株価予測手段は、
    期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出し、
    算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する、期日以前の制度信用取引残高数の日付を、この予測対象日付の算定約定日付として抽出し、
    抽出した算定約定日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出して、該当日の翌日以降の各日付の予測株価終値を設定する、ことを特徴とする株価予測装置。
  2. 前記株価予測手段は、各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出して識別番号を付与し、この識別番号と対応する、期日以前の制度信用取引残高数に基づいて付与された識別番号の日付を、前記算定約定日付として抽出する、ことを特徴とする、請求項1記載の株価予測装置。
  3. 前記株価予測手段は、予測対象日付を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった補助約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数と、期日の翌日から予測対象日付までの各日付の予測信用取引残高数と、に基づき、各予測対象日付の予測信用取引残高数を順次算出する、ことを特徴とする請求項2記載の株価予測装置。
  4. 株価予測サーバから通信回線を介してクライアント端末に株価予測情報を提供し、前記クライアント端末が提供された株価予測情報を表示し又は印刷する株価予測システムであって、
    前記株価予測サーバは、各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を入力するための入力手段と、前記入力手段から入力された制度信用取引残高数及び実績株価終値を順次記憶する記憶手段と、期日までの各日付の制度信用取引残高数及び実績株価終値を用いて期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を算出する株価予測手段と、前記クライアント端末からの要求に応じて、期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を前記クライアント端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記株価予測手段は、
    期日を基準として制度信用取引決済期限だけさかのぼった約定日から期日までの各日付の制度信用取引残高数を用いて期日の翌日以降の各予測対象日付の予測信用取引残高数を算出し、
    算出した各予測対象日の予測信用取引残高数と対応する、期日以前の制度信用取引残高数の日付を、この予測対象日付の算定基礎日付として抽出し、
    抽出した算定基礎日付の実績株価終値に基づき、予測対象日付の予測株価終値を算出して、期日の翌日以降の各日付の予測株価終値を設定する、ように構成されている、ことを特徴とする株価予測システム。
JP2004009853A 2003-01-17 2004-01-16 株価予測装置及び株価予測システム Pending JP2004240964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004009853A JP2004240964A (ja) 2003-01-17 2004-01-16 株価予測装置及び株価予測システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003010457 2003-01-17
JP2004009853A JP2004240964A (ja) 2003-01-17 2004-01-16 株価予測装置及び株価予測システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004240964A true JP2004240964A (ja) 2004-08-26

Family

ID=32964851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004009853A Pending JP2004240964A (ja) 2003-01-17 2004-01-16 株価予測装置及び株価予測システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004240964A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010074772A2 (en) * 2008-05-03 2010-07-01 Eisenberg, Daniel Method for detecting and predicting performance trends in stock markets

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010074772A2 (en) * 2008-05-03 2010-07-01 Eisenberg, Daniel Method for detecting and predicting performance trends in stock markets
WO2010074772A3 (en) * 2008-05-03 2010-10-21 Eisenberg, Daniel Method for detecting and predicting performance trends in stock markets

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140025554A1 (en) Systems, methods, and computer program products for providing real time analytic widgets in a financial trading system
JP5613281B2 (ja) 外国為替取引装置、外国為替取引システム、送受信方法及びプログラム
JP4812978B2 (ja) 事務処理管理方法及びシステム
Romero et al. Integrating budgeting models into scheduling and planning models for the chemical batch industry
JP2014093041A (ja) 遺産管理プログラムおよび遺産管理システム
JPH0973491A (ja) 部品在庫計画立案支援システム
JP2020119388A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2004240964A (ja) 株価予測装置及び株価予測システム
JP6535726B1 (ja) 住替え支援システム
JP4394604B2 (ja) 価格設定システム
JP2006127155A (ja) サービサ連携システム、ポートフォリオ形成支援システム、ポートフォリオ形成支援方法、中継コンピュータ、及びコンピュータプログラム
JP2000132619A (ja) サプライチェーン評価システム
JPH0736976A (ja) 売買判断処理システム
JP2010129015A (ja) ポスティング管理装置、ポスティング管理方法、及びポスティング管理プログラム
JP5086038B2 (ja) 投資配分装置、投資配分プログラム
JP7529933B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
Kim A price-differentiation model of the interbank market and its application to a financial crisis
WO2019039077A1 (ja) 現金需要予測システム、現金需要予測方法および現金需要予測プログラム
JPH0415747A (ja) 自動在庫管理システムと自動在庫管理装置
JP2004094662A (ja) 信用リスク管理の最適化モデル適用方法及び装置
JP7518315B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
KR102687594B1 (ko) 낙찰 결과 빅데이터 분석 알고리즘을 이용한 예상 낙찰 사정률 산출 방법 및 이를 이용하는 장치
JP2002049748A (ja) オフィスビル・マンションの賃料評価システム
JP2003178356A (ja) 販売予測方法
JP2007172326A (ja) 生産量決定支援システム、生産量決定支援方法、および生産量決定支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070111

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071014

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080310