JP2004229765A - Game machine - Google Patents

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JP2004229765A
JP2004229765A JP2003019587A JP2003019587A JP2004229765A JP 2004229765 A JP2004229765 A JP 2004229765A JP 2003019587 A JP2003019587 A JP 2003019587A JP 2003019587 A JP2003019587 A JP 2003019587A JP 2004229765 A JP2004229765 A JP 2004229765A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To raise convenience in a player by allowing the player to receive the putting-out of game balls for the portion of requirement or close to it, when stored virtual game balls are put-out as the real game balls. <P>SOLUTION: When a settlement button 111 is operated, a mode is changed into a credit mode or a direct throw-in mode. When the settlement button 111 is operated in the credit mode, a main board 131 gives a settlement processing signal to a throw-in putting-out control board 136. Thus, a putting-out device 28 puts out the credited game balls. When the settlement button 111 is operated again during the credit settlement processing, the main board 131 and the throw-in putting-out control board 136 stop a settlement processing even in the middle of the settlement processing. Consequently, the player settles the game balls for the portion of requirement. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機の一種として、リールと称される円環状のベルトを有し、そのベルト表面に付された図柄列を可変表示するとともに、その可変表示後に停止図柄を表示する可変表示手段を備えたスロットマシンが知られている。このスロットマシンでは、所定枚数のメダルの投入を条件に遊技(すなわちリールの回転)が開始され、所定の有効ラインに表示される前記停止図柄が特定図柄である場合に、例えばビッグボーナスゲームのような遊技者に有利な所定のゲーム(特別遊技状態)が発生するよう構成されている。
【0003】
また近年、メダルの代わりに遊技球を用いてスロットマシンに類似した遊技を行うことのできる球使用ベルト式遊技機が考えられている。かかる遊技機においては、所定個数の遊技球が取り込まれた後にレバー操作が行われることで無端状ベルトが周回される。ベルト表面には周回方向に複数の図柄が付され、その図柄の組合せに応じて遊技球が払い出される。かかる遊技機をスロットマシンに代えて使用すれば、パチンコホール等の遊技ホールにおいて遊技球をパチンコ機と共通の遊技媒体として取り扱うことができるとともにスロットマシンの遊技性を維持することができる。またこの場合、パチンコ機とスロットマシンとが混在している現在の遊技ホールにおいて多く見られる、メダルと遊技球との別個の取扱による設備上の負担や遊技機設置個所の制約といった問題を解消し得るし、パチンコ機の島に当該遊技機を設置したりする等の柔軟性が生じる利点がある。
【0004】
上記の如く所定個数の遊技球の投入を条件に遊技を開始する遊技機等にあっては、毎回の遊技に要する遊技球を素早く且つ確実に計数して取り込む必要があり、そのために投入装置が設けられている(特許文献1)。投入装置は、例えば、鉛直方向に延びる遊技球通路の途中に計数排出装置が設けられ、この計数排出装置を介して遊技球の投入が許容又は阻止されると共に遊技球の計数がなされるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−177457号公報 (図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記遊技機においては投入動作に時間的な限界があることから、遊技進行の利便性向上のため、上記遊技機に仮想遊技球を記憶させておく機能、いわゆるクレジット機能を付加することが考えられる。クレジット機能が備えられていれば投入動作を電気的に処理できるため、遊技の都度、遊技球を投入装置によって取り込まなくて済む利点がある。そして、クレジット機能が備えられている場合には、クレジットされた仮想遊技球が残っている状態で遊技を終了しようとする遊技者に対して仮想遊技球を現実の遊技球として払い出すことができるように、精算ボタンを設けることが好ましい。
【0007】
しかしながら、遊技者が精算ボタンを操作する必要性は個々ばらばらであり、必ずしも遊技終了時とは限らないと考えられる。また、遊技球を用いた遊技機の場合には、メダル使用のスロットマシンに比べ5倍の遊技球が投入されることからクレジット数も増大させることが好ましいが、精算スイッチの操作によってクレジットされた仮想遊技球全てが払い出されるとなると、遊技者の利便性向上の点では好ましくないし、次の遊技へなかなか進むことができない等の不具合も生じ得る。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、記憶された仮想遊技球を現実の遊技球として払出を受ける場合、必要数又はそれに近い数の遊技球の払出だけ受けることができるようにし、以って遊技者の利便性を格段に向上させることができる遊技機の提供を主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必要に応じて各手段の直後に作用、効果等をそれぞれ記載する。
【0010】
手段1.遊技球を貯留する貯留部と、該貯留部に遊技球を払い出す払出装置と、該貯留部から遊技球を取り込む投入装置とを備えた遊技機において、
遊技球を仮想遊技球として記憶する仮想遊技球記憶手段と、
仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球を貯留部へ払い出すべく操作される操作手段と、
該操作手段の操作により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出すよう前記払出装置を駆動制御する第1払出制御手段と、
所定条件の成立により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数に達する前に、前記払出装置による遊技球の払出処理を停止させるように制御する第2払出制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
【0011】
手段1によれば、遊技者が操作手段(例えば精算ボタン)を操作すると、第1払出制御手段が払出装置を駆動制御し、仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球(クレジットされた遊技球)が貯留部(例えば上皿等の球受皿)に払い出される。一方、所定条件が成立(例えば精算ボタンの再操作)すると、第2払出制御手段が払出装置による払出動作を中止するよう駆動制御し、精算処理が途中で停止される。これにより、遊技者は、記憶された仮想遊技球を現実の遊技球として払出を受ける場合、必要数又はそれに近い数の遊技球の払出だけ受けることができ、以って遊技者の利便性を格段に向上させることができる。
【0012】
手段2.手段1において、前記所定条件は、前記払出装置により前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出している間に、前記操作手段が再度操作されたことにより成立するものであることを特徴とする遊技機。
【0013】
手段2によれば、操作手段を操作すれば仮想遊技球の払出処理が実行され、その払出中に同じ操作手段を再度操作すれば払出処理が中止されることから、遊技者にとってその操作が非常に分かり易く、また操作手段を新たに追加する必要もないという利点がある。
【0014】
手段3.手段1において、前記所定条件は、前記払出装置により前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出している間に、前記操作手段とは異なる他の操作手段(例えばベットスイッチ)が操作されたことにより成立するものであることを特徴とする遊技機。
【0015】
手段3によれば、操作手段を操作すれば仮想遊技球の払出処理が実行され、その払出中に他の操作手段を操作すれば払出処理が中止されることから、遊技者にとってその操作が非常に分かり易い。特に、他の操作手段としてベット操作等の遊技の進行に際して使用される操作手段を採用すれば、新たに操作手段を設ける必要がなく、制御プログラムの処理だけで対応できる利点がある。
【0016】
手段4.遊技球を貯留する貯留部と、該貯留部に遊技球を払い出す払出装置と、該貯留部から遊技球を取り込む投入装置とを備えた遊技機において、
遊技球を仮想遊技球として記憶する仮想遊技球記憶手段と、
仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球を貯留部へ払い出すべく操作される操作手段と、
前記操作手段の第1操作により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出すよう前記払出装置を駆動制御する第1払出制御手段と、
前記操作手段の前記第1操作とは異なる第2操作により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶できる最大値よりも少ない所定個数分の仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出すよう前記払出装置を駆動制御する第2払出制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
【0017】
手段4によれば、遊技者が操作手段(例えば精算ボタン)を第1操作(例えば1回操作)すると、第1払出制御手段が払出装置を駆動制御し、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数を全て現実の遊技球として貯留部に払い出す。一方、第2操作(例えば長時間操作や連続操作)すると、第2払出制御手段が払出装置を駆動制御し、前記仮想遊技球記憶手段に記憶できる最大値よりも少ない所定個数分の仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出す。これにより、遊技者は、記憶された仮想遊技球を現実の遊技球として払出を受ける場合、必要数又はそれに近い数の遊技球の払出だけ受けることができ、以って遊技者の利便性を格段に向上させることができる。
【0018】
手段5.手段1乃至手段4のいずれかにおいて、遊技機は、表面に複数の絵柄が付された無端状ベルトを周回させ、遊技機前面に設けた表示窓を通じて前記絵柄を可変表示するように構成し、その停止後の確定絵柄に応じて遊技球の払出を行い又は特別遊技状態を発生させるものであること。
【0019】
手段5によれば、手段1乃至手段4のいずれかの効果をベルト式球使用遊技機において享受することができる。
【0020】
手段6.手段5において、始動操作手段の操作に起因して前記ベルトの回転を始動させて絵柄を可変表示するとともに、停止操作手段の操作に起因して或いは該停止操作手段が操作されないまま所定時間経過したことに起因して前記ベルトの回転を停止させて絵柄の可変表示を停止するように構成したことを特徴とする遊技機。
【0021】
手段6によれば、遊技者が始動操作手段を操作したり停止操作手段を操作したりすることにより、遊技に積極的に関与することができる。
【0022】
手段7.遊技者により投入される遊技メダルを順次取り込むと共に遊技メダルの投入をその都度検知する投入装置と、遊技球を遊技者に払い出す払出装置とを備えた遊技機において、
遊技メダルを仮想遊技メダルとして記憶する仮想遊技メダル記憶手段と、
仮想遊技メダル記憶手段に記憶された仮想遊技メダルを遊技者に払い出すべく操作される操作手段と、
該操作手段の操作により、前記仮想遊技メダル記憶手段に記憶された仮想遊技メダル数だけ遊技メダルを払い出すよう前記払出装置を駆動制御する第1払出制御手段と、
所定条件の成立により、前記仮想遊技メダル記憶手段に記憶された仮想遊技メダル数に達する前に、前記払出装置による遊技メダルの払出処理を停止させるように制御する第2払出制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
【0023】
手段7によれば、遊技者が操作手段(例えば精算ボタン)を操作すると、第1払出制御手段が払出装置を駆動制御し、仮想遊技メダル記憶手段に記憶された仮想遊技メダル(クレジットされた遊技メダル)が遊技者に払い出される。一方、所定条件が成立(例えば精算ボタンの再操作)すると、第2払出制御手段が払出装置による払出動作を中止するよう駆動制御し、精算処理が途中で停止される。これにより、遊技者は、記憶された仮想遊技メダルを現実の遊技メダルとして払出を受ける場合、必要数又はそれに近い数の遊技メダルの払出だけ受けることができ、以って遊技者の利便性を格段に向上させることができる。このように、スロットマシン等の回胴式遊技機に代表されるように、遊技メダルを取り込んで遊技を実行するものにおいても、上記手段1と同様の効果が期待できる。勿論、手段1と本手段とを包括した概念として遊技球や遊技メダルを含めた遊技媒体として発明概念を捉えることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、遊技球を取り込んだ上で遊技が開始される遊技機に関する一実施の形態につき図面に基づいて説明する。
【0025】
本実施の形態における遊技機は、遊技に際して所定数の遊技媒体としての遊技球を必要とし、所定条件が成立した場合には複数の遊技球、場合によっては大量の遊技球が払い出されるよう構成された球払出遊技機(球使用遊技機)である。なお、遊技球は、パチンコ機に使用される遊技球であるパチンコ球に限られず、鋼球であればよい。
【0026】
まず、遊技機1の外観構成及び内部構造の概略を説明する。ここで、図1は遊技機1の全体を示す斜視図、図2は遊技機1の正面図、図3は遊技機本体と前面扉4とを展開して横に並べて示す正面図、図4は遊技機1の背面図である。なお、図2及び図4には、遊技機1に併設されるカードサンドAも図示している。
【0027】
図1〜図3に示すように、遊技機1は、本体枠としての外枠2と、外枠2の前部に設けられ外枠2の一側部にて開閉可能に支持された前面枠3とを備えている。この場合、外枠2と前面枠3とは、その左端の上部及び下部においてヒンジ31,32により開閉可能に連結されている。外枠2は木製の板材を四辺に連結し構成されるものであって、全体として矩形枠状をなす。また、前面枠3は、外形寸法が外枠2よりも僅かに小さな四角枠状の板材よりなり、外枠2の前面に当接するようにして設けられている。前面枠3には、その裏面から外枠2の内周面に沿って背面側に延びる裏セット盤16が取り付け固定されており、その裏セット盤16に、後述するベルトユニットや、遊技球の投入又は払出のための装置や、各種制御基板等が搭載されるようになっている。本実施の形態では、基本的に外枠2、前面枠3及び該前面枠3に設けられる裏セット盤16等により遊技機本体が構成されている。
【0028】
前面枠3の前面側には、当該前面枠3に対して開閉可能に前面扉4が設けられると共に、この前面扉4の下方に下皿形成部材5が設けられている。すなわち、前面枠3の前面側は前面扉4と下皿形成部材5とにより覆い隠されるようになっており、前面扉4が開放されることにより、下皿形成部材5よりも上方の前面枠3及びそれに搭載された各種機構(ベルトユニット等)が前方に露出されるようになっている。前面枠3と前面扉4とは、その左端の上部及び下部のヒンジ33,34により開閉自在に連結されている。従って、前面扉4は、前面枠3に対してその左側部を中心に右側部が回動される。
【0029】
前面扉4及び下皿形成部材5の前面は、遊技機全体として一体的な外観をなすよう連続的な立体形状にて形成されており、遊技機1の概ね外周全体で環状をなしかつ遊技機前面に突出する環状部6,7を有する。環状部6,7は遊技機正面から見てほぼ左右対称の形状をなす。これら環状部6,7には、発光ダイオード等よりなる発光体8,9が多数埋設されており(図2右下の一部破断部参照)、遊技に際しこの発光体8,9が発光することにより、例えば環状部6,7が一斉に又は遊技機外周を周回して光るようになっている。
【0030】
環状部6のうち、最上部に位置するトップ部6aは他の部位よりも一層前方に突出しており、遊技機1として象徴的な外観を呈する。このトップ部6aには、左右一対のランプ表示部10が設けられると共に、同じく左右一対のスピーカ11が設けられている。より具体的には、図6に示すように、環状部6のトップ部6a内において、下方に傾いた向きにスピーカ11が配設されている。これにより、スピーカ11に指向性が付与され、個々の遊技機1の前方に位置する遊技者にとっては、スピーカ11からの音が直接的に耳に聞こえ、遊技の際の演出がより効果的なものとなる。
【0031】
環状部6において高さ方向中央部付近には、内側に括れた括れ部6bが設けられ、その括れ部6bにもランプ表示部12,13が設けられている。なお、前面扉4は、それ自身が閉状態にある場合には図示しないロック機構によって開放不能な状態にロックされており、そのロック状態は前面枠3に設けられたキーシリンダ14に対する所定のキー操作によって解除されるように構成されている。本遊技機1では、前面扉4(環状部6)の括れ部6bによりキーシリンダ14の設置位置が確保されている。
【0032】
環状部6,7(発光体8,9)やランプ表示部10,12,13等は、表示内容の多様化や表示演出の重厚化等を意図しつつ遊技の際の補助演出を行うために設けられるものであって、遊技の進行に伴って各種表示演出を実行する。例えば、ビッグボーナスゲームを獲得した場合に、環状部6,7(発光体8,9)を一斉に又は周回させるように発光させたり、全てのランプ表示部10,12,13を点灯又は点滅等させたりすることで、遊技者への告知が行われる。
【0033】
図2に示すように、遊技機1の向かって左側には、CRユニットAが設けられている。CRユニットAの前面側にはカード挿入口Bが設けられ、そのカード挿入口Bへのカードの挿入によりカードに記録された金額に相当する数の遊技球を遊技に使用できるようになっている。その具体的内容は後述する。
【0034】
なお、遊技ホールでは、遊技者の利便性向上の観点から、CRユニットAの更に左側に現金サンドが設置されることも考えられる。この場合、現金サンドから後述する上皿18に遊技球を供給するためのノズルNが遊技機1側に延びることになる。かかる場合、ノズルNと、前述した前面扉4前面の環状部6とが干渉するおそれが生ずるが、環状部6の括れ部6bの一部に切り欠き状の凹部15が形成されており、この凹部15にノズルNの中間部位が配置されるようになっている。詳しくは、凹部15は、上皿18の直上となる高さ位置に、かつ後述する操作部100(遊技機前面の膨出部)の上面と連続面をなすようにして設けられている。従って、凹部15により、遊技機1前面の立体的な造形にかかわらず、ノズルNを介して遊技球の補充が好適に実施できる。また、凹部15には、他の環状部6と同様に発光体8が埋め込まれている。故に、凹部15が切欠き状に設けられたとしても、環状部6,7は凹部15も含むようにして発光し、その全体の印象が損なわれることはない。
【0035】
本実施の形態における遊技機1は、遊技球(仮想遊技球をも含む)の投入を必要条件として遊技が行われ、所定条件の成立に伴い所定個数の遊技球の払出が行われるよう構成されている。
【0036】
遊技媒体として遊技球を用いるための構成を以下に説明する。すなわち、図3に示すように、前面枠3に取り付け固定された裏セット盤16には、その前面側下方に球受皿ユニットとしての上皿形成部材17が着脱可能に取り付けられている。図5は、上皿形成部材17の構成を示す斜視図である。上皿形成部材17には貯留部又は球受皿としての上皿18が形成されており、更にその上皿18は主上皿部18aと副上皿部18bとを有する。主上皿部18aは、後述する払出装置28より払い出された遊技球を貯留するものである一方、副上皿部18bは、球貸し用のノズルN(図2参照)から供給される遊技球を受け取り、主上皿部18aへ導くものである。主上皿部18a内の遊技球は、球案内通路19を通じて球出口に流れ、この球出口より投入装置23(図3参照)に給送される。球案内通路19は遊技球を一列に整列させて球出口に供給することができるようになっており、同通路19にはステンレスカバー(保護カバー)20が取り付けられている。ここで、図5において副上皿部18bは図の左側に向けて幾分下方に傾斜し、主上皿部18aは図の右側に向けて幾分下方に傾斜している。故に、主上皿部18a及び副上皿部18内の遊技球は順序よく下流側に流れ、投入装置23へ向けて案内される。
【0037】
また、上皿形成部材17の左右両端部には装着固定部21が設けられており、この装着固定部21を裏セット盤16側に締結することにより、上皿形成部材17が裏セット盤16に装着されるようになっている(図3にはその装着状態を示す)。装着固定部21の締結解除により、上皿形成部材17が裏セット盤16から離脱される。装着固定部21は裏セット盤16に対して着脱自在であれば、その締結手法は任意でよく、裏セット盤16側に設けた被締結穴に締結具(ナイラッチ)を押し込むワンプッシュ式の締結手法や、裏セット盤16側に設けたネジ穴に雄ネジを螺着する手法等が適用できる。
【0038】
そして、上皿形成部材17が裏セット盤16に装着された状態で、前面扉4が閉じられると、裏セット盤16と前面扉4との間で上皿形成部材17が固定される。図5に示すように、上皿形成部材17にはその長手方向に延びるフランジ22が設けられており、このフランジ22が前面扉4の裏面に挟持されるようになっている。すなわち、フランジ22を挟み込むように前面扉4の裏面の対応位置には挟持用凹所が形成されていることから、前面扉4の閉状態時において上皿形成部材17の脱落が防止されるとともに、上皿18に貯留される大量の遊技球の重量をも支えることができる。図1や図2に示すように、前面扉4のうち、上皿形成部材17に対応する部分(操作部100)は前面側に膨出しており、かつその膨出部の上面が開口している。このため、前面扉4が閉状態にあるときには、上皿形成部材17の上皿18が膨出部(操作部100)の上方に開放されるようになる。以上の構成により、上皿形成部材17を遊技機本体又は前面扉4から容易に取り外すことができるとともに、上皿形成部材17を取り外した上で、上皿18(特に球案内通路19)の清掃作業等が行いやすくなる。また、後述する操作部100等の点検、修理等が前面扉4の裏側から行いやすくなる。つまり、メンテナンス性の向上が図られる。前面扉4の膨出部分は操作部100となっており、前面扉4のうち、操作部100の直上には情報表示操作部120が設けられている。これら操作部100及び情報表示操作部120の構成については後述することとする。
【0039】
投入装置23は裏セット盤16に設けられており、遊技者による遊技球の投入操作やクレジット操作等に基づき投入装置23を介して遊技球が所定個数ずつ取り込まれる。そして、所定個分の遊技球が取り込まれる毎にその都度の遊技(ゲーム)の開始条件が成立し、遊技開始の準備が整えられるようになっている。このとき、遊技球は所定個数ずつ取り込まれた後、図示しない排出通路を介して遊技機外部に排出される。
【0040】
裏セット盤16の裏側には、遊技中の所定条件の成立時において遊技球の払出を行う払出機構が設けられている。すなわち、図4に示すように、裏セット盤16の裏側の最上部にはタンク25が設けられており、このタンク25には遊技ホールの島設備から供給される遊技球が逐次補給される。
【0041】
タンク25の下方にはタンクレール26が連結され、更にタンクレール26の下流側にはケースレール27が連結されている。払出装置28はケースレール27の下流側に設けられ、所定の電気的構成により必要個数の遊技球の払出が行われる。そして、払出装置28より払い出された遊技球は払出通路29を通じて前記上皿18に供給される。ケースレール27には球抜きボタン30が設けられており、球抜きボタン30の操作によりタンク25及びタンクレール26に残留する遊技球を機械的に外部に排出するように構成されている。なお、球抜きボタン30による機械的な球抜き処理ではそれより下流側に遊技球が残留するが、この下流側の残留球は後述するリセットスイッチ138に基づく電気的処理によって完全に除去することができる。
【0042】
ここで、タンクレール26、ケースレール27、払出装置28等の払出機構は、後述するベルトユニット70(実際には、同ベルトユニット70を収容するカバー135)を迂回するようにして配置されている。また、図4(遊技機1の背面図)では右端の上下部分で前面枠3が開閉可能に軸支されており、前述の払出機構は軸側に配置されている。この場合、払出機構には多数の遊技球が貯留されその重量は自ずと大きくなるが、払出機構が軸側に設けられるため、前面枠3の開閉を支障なく行うことができるようになる。またこのとき、軸部材(ヒンジ31,32)にかかる重量負担が軽減されるため、軸部材(ヒンジ31,32)を保護する効果も併せて得られる。払出機構と同様に前記投入装置23も軸側に設けられていることから、遊技球の取り扱いに関する機構が全て軸側にまとめられ、遊技球の流れに関する不具合時の対応も容易になる。
【0043】
前記投入操作等が行われた場合、投入装置23が作動し、これにより上皿18にある遊技球が所定個数ずつ取り込まれる。また、遊技中に所定条件が成立した場合には、払出装置28が作動し、これによりタンク25に貯留されている遊技球が、払出通路29等を介して基本的には上皿18に払い出される。
【0044】
一方、前述したように前面扉4の前面下方には下皿形成部材5が配設されており、その下皿形成部材5に下皿41が形成されている。また、下皿形成部材5には、その奥方の側面に排出口42が形成されている。前記上皿18内に遊技球が満タンに貯留されている状態であって更に遊技球が払い出される場合には、排出口42を介して下皿41にも遊技球が払い出されるようになっている。すなわち、図示は省略するが、裏セット盤16に設けられた払出通路29は二通路に分岐され、その一方が上皿18に連通し、他方が下皿41に連通する構成となっている。排出口42の上方にはスピーカ43が設けられている。なお、下皿41に隣接して灰皿44が形成されている。
【0045】
ここで、前面扉4前面の膨出部よりなる操作部100は、その下面が台形状(凸状)に切り欠かれており(実際には、後述するストップボタン操作面113の下方部分が切り欠かれている)、その切り欠きにより形成された領域にスピーカ43が設置されている。スピーカ43は、上下方向に限られた空間で十分な音量を確保するため横長の形状をなす。操作部100の下方空間(切り欠きによりできた空間)は、下皿41に貯まった遊技球を掻き出すために手を差し入れる空間でもある。この場合、操作部100の下方空間において、スピーカ43は、その上方及び左右が操作部100により、下方が下皿41(下皿形成部材5)によりそれぞれ囲まれるようになっている。
【0046】
また、図2からも明らかなように、遊技機前方から見て下皿形成部材5にて重複しない領域にスピーカ43が配置され、スピーカ43の音が下皿形成部材5又は同部材5(下皿41)内に貯留される遊技球に遮られないようになっている。要するに、スピーカ43は概ね四方が囲まれ、前方にのみ、すなわち遊技者側にのみ開放されるようになっている。故に、遊技機1毎の遊技者にとってはスピーカ43の音がよく聞こえ、隣接する遊技機1の他の遊技者にとってはスピーカ43の音があまり聞こえない。従って、各の遊技者にとって隣からの音が耳障りになるといった不都合が抑制できる。
【0047】
下皿形成部材5には球抜き穴45が形成されており、球抜きボタン46を押すことで図示しない球抜き機構が連動し、下皿41に貯まった遊技球が球抜き穴45から下方に排出されるようになっている。
【0048】
図3,図6に示すように、前面扉4を閉じた状態において、当該前面扉4にはベルトユニット70のすぐ前方位置に前面パネル60が配設されており、その前面パネル60には3つの表示窓61,62,63が設けられている。各表示窓61〜63は横並びとなるように設けられ、各表示窓61〜63を通して内部が視認可能となっている。
【0049】
また、前面パネル60の背面には、これも同様にパネル状をなすフロントライト部材64が重ね合わせるようにして取り付けられている。フロントライト部材64は発光手段を構成するものであり、光源(ライト)と、光源からの光をパネル面に沿って導入しかつパネル面に略垂直な方向に反射させパネル外部へ発する透明な導光パネルとを有して構成されている。つまり、このフロントライト部材64によればその後方に向けて略垂直に面発光が行われ、後述するベルトユニット70のベルト表面(図柄)が明るく照射されることとなる。この場合、表示窓61〜63による図柄の視認範囲に対して面発光が行われる。なお、本実施の形態では、表示窓61〜63毎に個別に光源が設けられている。すなわち、図3に示すように、それぞれ光源65,66,67及びそれらに対応したインバータ65a,66a,67aが、個別に設けられている。
【0050】
また、前面扉4において、環状部6及び表示部120で囲まれる中央部分は中央パネル部となっており、この中央パネル部には上下2枚の保護パネル35,36が配設されている。これら保護パネル35,36は樹脂又はガラス等による透明なパネルであり、上側パネル及び下側パネルを構成する。これら上下の保護パネル35,36の間には、両パネルを区画するための棒状の仕切部材37が配設されている。図6に示すように、下側の保護パネル36は、前述した前面パネル60及びフロントライト部材64に重ね合わせるようにして幾分上向きに傾斜して設けられている。これに対し、上側の保護パネル35は、幾分下向きに傾斜して設けられている。これにより、上下の保護パネル35,36はいずれも遊技者に対向するように設けられることとなり、各パネル35,36への視認性が向上するようになっている。
【0051】
次に、図柄表示装置としてのベルトユニット70の構成を図3、図6及び図7を用いて説明する。図3に示すように、ベルトユニット70は、前面扉4の裏側において前方より裏セット盤16に設置されている。すなわち、ベルトユニット70は、四角枠状をなす金属製の支持フレーム80を具備しており、その支持フレーム80の上部2カ所に固定部81が設けられている。そして、固定部81に取付金具82が取り付けられ、この取付金具82を介して支持フレーム80が裏セット盤16に取着固定されている。因みに図7に示すように、支持フレーム80の下部には係止穴83,84,85が設けられており、各係止穴83〜85に裏セット盤16側の係止部(図示略)が係止されることにより、ベルトユニット70の前後方向の位置決めがなされるようになっている。つまり、各係止穴83〜85は前後に複数(例えば2つ)設けられ、その前後の係止穴83〜85の何れを用いるかによりベルトユニット70の傾斜角度が決定されるようになっている。
【0052】
また、支持フレーム80には、可変表示手段を構成する左回転体71、中回転体72及び右回転体73が収納されている。図6,図7に示すように、各回転体71〜73はそれぞれ、支持フレーム80に回転可能に軸支された駆動ローラ74及び従動ローラ75と、両ローラ74,75間に掛け渡されたベルト(無端状ベルト)76とを備えている。駆動ローラ74には、その回転方向に沿って左右両縁部に複数の外歯74aが等間隔に設けられ、従動ローラ75にも同様に、その回転方向に沿って左右両縁部に複数の外歯75aが等間隔に設けられている。これに対し、ベルト76には、その左右両縁部に前記外歯74a,75aと同じ間隔で係合穴76aが設けられている。そして、ベルト76の係合穴76aを両ローラ74,75の外歯74a,75aに係合させるようにしてベルト76が両ローラ74,75に掛け渡されている。本実施の形態では、従動ローラ75は駆動ローラ74よりも小径であるとするが、それらは同じ径であっても、従動ローラ75の方が大径であってもよい。また、駆動ローラ74を上に、従動ローラ75を下に配置するが、それらを上下逆に配置してもよい。かかる構成下、円形状のリールで回転体を構成した場合とは異なり、ベルト76(回転体71〜73)は全体として扁平状に構成されることとなる。
【0053】
各回転体71〜73の駆動ローラ74は、それぞれステッピングモータ等よりなるモータ77,78,79に連結されている。そして、各モータ77〜79の駆動により各回転体71〜73が個別に、すなわちそれぞれ独立して回転駆動されるようになっている。回転体71〜73が回転すると、各表示窓61〜63を通して回転体71〜73(各ベルト76)が上から下へ向かって移動しているかのように視認される。なお、上記のローラ機構をプーリやギア等を用いた他の機構に変更することも可能である。
【0054】
各ベルト76の外表面には、それぞれ識別情報としての図柄(シンボル)が多数付されている。これらの図柄のうち、表示窓61〜63を介して視認可能な図柄数は、主として表示窓61〜63の上下方向の長さによって決定される所定数に限られている。本実施の形態では、各回転体71〜73毎に3個ずつの図柄が視認可能となるよう表示窓61〜63の上下方向の長さが設定されている。ベルト76の外表面にはつや消し加工が施されており、ベルト表面は全体が非光沢面となっている。そのため、前述の通りフロントライト部材64により面発光が行われ、ベルト表面に正面から光が照射される場合にも、ベルト表面が過剰に反射することが抑制できるようになっている。なお、ベルト76に付された図柄以外の部位だけを非光沢面とすることも可能である。
【0055】
各回転体71〜73の前方には、各ベルト76の係合穴76aを隠すための目隠手段としてのプレート部材86が設けられている。このプレート部材86は、各回転体71〜73の配列方向に延びるようにして各回転体共通に設けられており、各回転体71〜73毎に対応する縦長形状の透孔87,88,89が形成されている。この透孔87〜89は前記表示窓61〜63と略同じ大きさを有し、各透孔87〜89の両サイドの板部により各ベルト76の係合穴76aが前方から隠されるようになっている。この場合、プレート部材86は、駆動ローラ74及び従動ローラ75の間のベルト周回域に配設され、特に、ベルト76に接触することがない程度に当該ベルト76に近接して配設されている。
【0056】
また、各透孔87〜89の上下には、プレート部材86の一部を所定角度に折り曲げた集光板90が設けられており、この集光板90により、前記フロントライト部材64から発せられる光が中央方向に集められるようになっている。プレート部材86は、左右の取付部91で支持フレーム80の両側面に取り付け固定されている。なお、図3においても実際にはベルトユニット70の前面にプレート部材86が取り付けられるのであるが、図3では便宜上プレート部材86を取り外した状態で図示している。
【0057】
さらに、本ベルトユニット70には、表示窓61〜63を介して視認可能な図柄を後方より照明するためのバックライト92(後方発光手段)が設けられている。このバックライト92は蛍光ランプ等により構成され、駆動ローラ74と従動ローラ75との間に配置される。
【0058】
次に、各回転体71〜73のベルト76に付される図柄について説明する。図8には、各回転体71〜73のベルト76についての図柄配列が示されている。同図は、ベルト76表面の展開図とみても差し支えない。同図に示すように、各ベルト76にはそれぞれ20個の図柄が一列に設けられている。図中、各図柄の左側には1〜20の連続番号を付しており、以下の説明では当該番号を適宜用いることとする。なお、各回転体71〜73のベルト76はそれぞれに同一図柄の数や配置順序が相違するものであるが、ここでは便宜上、その1つについてのみ図示し説明する。
【0059】
図柄としては、ビッグボーナスゲームに移行するためのビッグボーナス図柄としての「7」図柄(例えば、図8の(19)図柄)、レギュラーボーナスゲームに移行するためのレギュラーボーナス図柄としての「BAR」図柄(例えば、図8の(20)図柄)、リプレイゲームに移行するための「リプレイ図柄」(例えば、図8の(17)図柄)、及び小役の払出が行われる小役図柄としての「スイカ」図柄(例えば、図8の(18)図柄),「ベル」図柄(例えば、図8の(16)図柄),「チェリー」図柄(例えば、図8の(15)図柄)がある。
【0060】
本実施の形態において、ビッグボーナス図柄の組合せである「7」図柄が後述する有効ライン上に左・中・右と揃った場合には、75個の遊技球の払出が行われるとともにビッグボーナスゲームへの突入がなされ、レギュラーボーナス図柄の組合せである「BAR」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には、75個の遊技球の払出が行われるとともにレギュラーボーナスゲームへの突入がなされるようになっている。また、「リプレイ」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には、遊技球の払出は行われずリプレイゲームへの突入がなされるようになっている。
【0061】
更に、小役図柄に関し、「スイカ」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には75個の遊技球の払出が、「ベル」図柄が有効ライン上に左・中・右と揃った場合には40個の遊技球の払出が行われる。また、左回転体71の「チェリー」図柄が有効ライン上に停止した場合には10個の遊技球の払出が行われる。すなわち、中回転体72及び右回転体73の「チェリー」図柄は遊技球の払出とは無関係であり、言わば無意味な図柄である。また、「チェリー」図柄に限っては、他の図柄との組合せとは無関係に遊技球の払出が行われるため、左回転体71の複数の有効ラインが重なる位置(具体的には上段又は下段)に「チェリー」図柄が停止された場合には、その重なった有効ラインの数を乗算した分だけの遊技球の払出が行われることとなり、結果として本実施の形態では20個の遊技球の払出が行われる。
【0062】
なお、本遊技機1には、各表示窓61〜63を結ぶようにして、横方向に平行となるように3本、斜め方向にたすき掛けとなるように2本、計5本の有効ラインが設定されている。すなわち、有効ラインとして、上・中・下の横ライン(上ライン、中央ライン、下ライン)と、一対の斜めライン(右上がりライン、右下がりライン)とが設定されている。勿論、最大有効ライン数を6以上としてもよく、5未満としてもよく、所定条件に応じて最大有効ライン数を変更するようにしてもよい。
【0063】
また、遊技機1(前面扉4)の上部には、ビッグ報知部、リプレイ報知部、小役報知部等の各種報知部(図示略)が適宜設けられるとよい。これら各種報知部は遊技機1の上部以外の場所に設けてもよいし、共通の報知部で異なる態様の報知を行うようにしてもよい。また、かかる報知部として環状部6,7を利用してもよい。例えば、ビッグ報知部は、各回転体71〜73の停止時に「7」図柄が有効ライン上に揃った場合、ビッグボーナスゲームを獲得したことを点灯、点滅等によって表示報知する。リプレイ報知部は、各回転体71〜73の回転停止時に「リプレイ」図柄が有効ライン上に揃った場合、リプレイゲームを獲得したことを点灯、点滅等によって表示報知する。小役報知部は、各回転体71〜73の回転停止時に小役図柄としての「スイカ」図柄等が有効ライン上に揃った場合、所定数の遊技球を獲得したことを点灯、点滅等によって表示報知する。なお、これら各報知は、表示によるものに代えて或いはこれに加えて、遊技機1に備えられるスピーカ11,43によって音声によるものとしてもよい。
【0064】
本実施の形態では、5個の遊技球の投入(1ベット)で中央ラインからなる1ラインのみが有効化される。また、10個の遊技球の投入(2ベット)で上下ライン及び中央ラインからなる3ラインのみが有効化される。さらに、15個の遊技球の投入(3ベット、マックスベット)で全有効ライン(上中下ライン並びに右上がり及び右下がりライン)からなる5ラインが有効化される。
【0065】
図1,図2に示すように、前記前面扉4の膨出部分に設けられた操作部100の左側には、各回転体71〜73を一斉(同時である必要はない)に回転開始させるために操作されるスタートレバー101が設けられている。スタートレバー101は可変表示を開始させるべく操作される始動操作手段を構成する。
【0066】
スタートレバー101の右側にはストップボタン操作面113が設けられ、そのストップボタン操作面113には、回転中の各回転体71〜73を個別に停止させるためのストップボタン102,103,104が設けられている。各ストップボタン102〜104は、停止対象となる回転体71〜73に対応する表示窓61〜63毎にそれぞれ設けられている。ストップボタン102〜104は、可変表示を停止させる停止手段、及び可変表示を停止させるべく操作される停止操作手段を構成する。なお、本実施の形態では、前記ストップボタン102〜104が押圧操作されないまま所定時間経過すると、前記回転体71〜73が停止するように駆動制御される。
【0067】
操作部100(前面扉4の膨出部分)の上面には平坦状の操作補助面105が形成されている。この操作補助面105は、その背後の上皿18を取り囲むようにしてアーチ状に設けられ、遊技機前面との間に上皿18と略同形状の開口部106が形成されている。前面扉4を閉じた状態では、この開口部106を介して上皿18が上方に開口する構造となっている。また、操作補助面105は、前方(手前側)に向けて下降するよう僅かに傾斜して設けられている。但し、その傾斜はなくてもよし、逆に後方に向けて下降する傾斜であってもよい。
【0068】
ここで、操作補助面105においてストップボタン102〜104(ストップボタン操作面113)の直上部分は、その前後方向の幅が略均一であり、操作補助面105の後方縁部(図1のL部)は直線状に構成されている。この場合、一般に遊技者が各ストップボタン102〜104を親指で押圧操作することを想定すると、人差し指や中指など他の指を操作補助面105の後方縁部(L部)にかけるようにするとよい。その状態で手を左右に移動することにより、操作補助面105上を沿うようにして、各ストップボタン102〜104を連続的に押圧操作することができるようになる。言い換えれば、上皿部分に指をかけて上記押圧操作を行うことができる。要するに、操作補助面105が平坦でありかつその後方縁部が直線であるため、その操作補助面105を利用すれば、各ストップボタン102〜104の連続的な押圧操作を素早くかつスムーズに実施することができる。
【0069】
また、上皿18(本実施の形態では特に図5に示す副上皿部18)には、操作補助面105側を幾分高くするようにして段差や傾斜を設けておくようにしてもよい。すなわち、上皿18の前方が高く、後方が低くなるよう高低差を設けておく。これによれば、上皿18内に遊技球が貯留されたとしても多くは上皿18の低い部位(すなわち、操作補助面105から離れた部位)に貯まることとなる。それ故、上皿18を指かけ部として利用する場合に、指と遊技球とが干渉するといった不都合が回避できる。
【0070】
スタートレバー101の上方(すなわち、遊技者にとっては左手側)において、操作部100の操作補助面105には、遊技球を投入するための入力手段を構成するボタン状のベットスイッチが設けられている。本実施の形態では、ベットスイッチとして、1ベットスイッチ107と、2ベットスイッチ108と、マックスベットスイッチ109とが設けられている。各ベットスイッチ107〜109は、共に遊技媒体(又は記憶遊技媒体)たる遊技球を必要数分だけ投入するために操作されるものである。なお、通常はマックスベットスイッチ109が操作されることが多いため、操作容易性の観点から、他のベットスイッチ107,108よりもマックスベットスイッチ109が大きくなるように形成されている。
【0071】
1ベットスイッチ107に関しては、1回押圧操作される毎に、5個の遊技球が投入されるよう設定されている。また、2ベットスイッチ108に関しては、1回押圧操作される毎に、10個の遊技球が投入されるよう設定されている。さらに、マックスベットスイッチ109は、前記1ベットスイッチ107等の複数回(3回)の押圧操作を省略することができるよう設けられているものであって、1回押圧操作される毎に、15個(3ベット分)の遊技球が投入されるよう設定されている。本実施の形態における実際の遊技球の投入は、前述の通り投入装置23によって行うことができる。
【0072】
また、本実施の形態では、前記5ラインが有効化された(15個の遊技球が投入された)時点で最大ベット(3ベット)状態となる。つまり、例えば、1ベットスイッチ107の3回の押圧操作或いはマックスベットスイッチ109の1回の押圧操作がなされた時点で、それ以上の投入は行われないようになっている。従って、本実施の形態ではマックスベット(3ベット)となった上で、さらにベットスイッチ107〜109が押圧操作された場合には、該操作が無効化されるようになっている。但し、マックスベット(3ベット)状態となった上で、さらにベットスイッチ107〜109が押圧操作された場合には、その余分な操作に見合う分の遊技球をクレジット(仮想遊技球)として貯留記憶させるようにすることも可能である。
【0073】
前記操作部100の操作補助面105より右側位置には操作手段としての精算ボタン111が設けられている。精算ボタン111は、既に取り込まれ貯留記憶された状態となっている遊技球や、所定条件成立の結果遊技者に払い出される遊技球の取扱形式を変更するために操作される。すなわち、例えば電源投入時には、所定の最大値(例えば遊技球250個分:最大記憶数)となるまでの余剰の遊技球をクレジット(仮想遊技球:記憶遊技媒体)として貯留記憶するとともに、払い出された遊技球もクレジット(仮想遊技球)として貯留記憶するように設定しておく「クレジットモード」とし、精算ボタン111が押圧操作されると、クレジットがある場合にはその分を現実の遊技球として払い出すとともに、余剰の遊技球や獲得遊技球も現実の遊技球として直接払い出すように設定された「ダイレクトモード」に切り換えられるようにしておく。この精算ボタン111が操作される度に「クレジットモード」と「ダイレクトモード」とが交互に切り換えられるようにしておけば、遊技者は自身の好みに応じた形式で遊技を実行することができる。かかる精算ボタン111は遊技球の取扱形式を切り換える切換操作手段を構成する。なお、精算ボタン111の操作に基づく機能の詳細については後述する。
【0074】
次に、図9に基づいて、情報表示操作部120の詳細を説明する。
【0075】
情報表示操作部120の左側には、1ベットLED141、2ベットLED142、3ベットLED143が設けられている。これらは、ベット数に応じて点灯するものであり、1ベット分の遊技球が投入されると1ベットLED141が点灯し、2ベット分の遊技球が投入されると2ベットLED142が点灯し、3ベット分の遊技球が投入されると3ベットLED143が点灯するようになっている。
【0076】
情報表示操作部120の中央上段には、リプレイLED144、投入許可LED145、スタート許可LED146が設けられている。リプレイLED144は、リプレイゲームが成立すると点灯し、その他の場合には消灯するようになっている。投入許可LED145は、遊技球の投入動作ができる状態になると点灯し、遊技球の投入動作を禁止している状態では消灯するようになっている。スタート許可LED146は、スタートレバー101の操作による遊技を開始することができる状態、すなわち少なくとも1ベットが投入されている状態になると点灯し、ベットがない状態や回転体71〜83が駆動している遊技動作中には消灯するようになっている。
【0077】
情報表示操作部120の中央下段には、ゲーム数表示部147、獲得数表示部148、クレジット表示部149が設けられている。これら各表示部147〜149はいずれも7セグメントLEDによって構成され、ゲーム数表示部147は3桁表示、獲得数表示部148は2桁表示、クレジット表示部149は4桁表示となっている。ゲーム数表示部147は、ビッグボーナスゲーム中の残りゲーム数、ジャックインゲーム中の残りゲーム数、及びレギュラーボーナスゲーム中の残りゲーム数を表示するようになっている。獲得数表示部148は獲得遊技球数(賞球数)をその都度表示するようになっている。クレジット表示部149はクレジットモード時に有効化されて貯留記憶された遊技球数(仮想遊技球数)を表示するようになっている。
【0078】
情報表示操作部120の右側には、球貸許可LED151を挟んで球貸スイッチ152と返却スイッチ153が設けられ、それらの下方にカード残高表示部154が設けられている。球貸許可LED151は、CRユニットAが正常に動作しかつカード挿入口Bに残高のあるカードが挿入されている場合に点灯し、その他の場合、例えばCRユニットAが正常に動作していなかったりカードが挿入されていなかったりカード残高がない場合には消灯するようになっている。球貸スイッチ152は、遊技者がカードに基づいて遊技球を借り受ける場合に操作されるものであり、その操作に基づいて遊技球が遊技に供し得る形で貸し出されるようになっている。返却スイッチ153は、カード挿入口Bに挿入されたカードの返却を求める場合に操作されるものであり、その操作に基づいてCRユニットAがカード挿入口Bからカードを排出動作するようになっている。カード残高表示部154は、3桁の7セグメントLEDによって構成されている。カード残高表示部154は、カード挿入口Bに挿入されているカードの残高を、100円を1とする単位で金額表示するようになっている。
【0079】
ここで、前記1ベットLED141、2ベットLED142、3ベットLED143、リプレイLED144、投入許可LED145、スタート許可LED146、ゲーム数表示部147、獲得数表示部148及びクレジット表示部149は、第1情報基板161に搭載されている。また、球貸許可LED151、球貸スイッチ152、返却スイッチ153及びカード残高表示部154は、第2情報基板162に搭載されている。このように第1情報基板161と第2情報基板162とに各種部品等を集約することで、遊技機1への取り付け作業が容易になる。また、第1情報基板161と第2情報基板162とに分割することで、CRユニットAを使用しない遊技機1については第2情報基板162を省略すればよくなり、CR対応機にしたりそうでないものにする場合の柔軟性が高い。
【0080】
図4に示すように、遊技機1の背面において裏セット盤16には、遊技に関する各種の制御を行うための主基板(制御装置)131が設置されている。主基板131は、主たる制御を司るCPU、遊技プログラムを記憶したROM、遊技の進行に応じた必要なデータを記憶するRAM、各種機器との連絡をとるIOポート、バッファとして機能する入出力ドライバ、各種抽選の際に用いられる乱数回路、リセット信号を出力するリセット回路等を含む制御回路基板より構成されている。
【0081】
同じく裏セット盤16には、リールユニット70に含まれる形でサブ制御基板132が設置されている。サブ制御基板132も同様に、CPU、ROM、RAM等を具備しており、主基板131からの制御信号を受信するが主基板131側には信号を送信しない一方向通信構成を採っている。裏セット盤16には主基板131と並ぶようにして第1払出制御手段、第2払出制御手段及び仮想遊技球記憶手段を構成する投入払出制御基板136が設置されている。投入払出制御基板136もCPU、ROM、RAM等を備え、入出力バッファを介して主基板131と双方向通信構成を採っている。主基板131、サブ制御基板132及び投入払出制御基板136は、何れも透明又は非透明な制御基板ボックスに収容されており、かつ制御基板ボックスが封印された状態でそれぞれ裏セット盤16に固定されている。なお、ベルトユニット70は、ケース部材としての無色透明なカバー135内に収容されて一体化されている。
【0082】
裏セット盤16には、カバー135(ベルトユニット70)の側面に接するようにして、電源装置133が設置されている。なお、カバー135には放熱用の通気孔135aが形成されている。電源装置133は、前述した主基板131、サブ制御基板132、投入払出制御基板136等の制御装置やその他払出装置28等に必要な電源を供給するための電源基板と、該電源基板を収容する無色透明な基板ボックスと、電源基板の内外で生じたノイズを排除するためのノイズ対策用の金属板とを具備し、それらが一体的に組み付けられて構成される。なお、裏セット盤16には、ベルトユニット70のすぐ横に縦長の凹部134が設けられており、この凹部134に電源装置133の側部が収容されるようになっている。これにより、電源装置133は、遊技機1の奥行き方向に延びる向きに縦長に配置された状態で取り付けられる。
【0083】
なお、主基板131、サブ制御基板132、電源基板133、投入払出制御基板136等の配置は、以上説明した配置に限定されるものではない。
【0084】
電源装置133には、リセットスイッチ138が設けられている。リセットスイッチ138が電源投入後の通常状態時(エラー状態時以外)において所定時間押し下げ操作されると、払出装置28が駆動され、タンク25、タンクレール26及びケースレール27に残留する遊技球が排出されるようになっている。従って、球抜きボタン30の操作による機械的な球排出によってもなお残留する遊技球を完全に排出することができる。
【0085】
図4に示すように、CRユニットAの後面にはコネクタ端子台Cが設けられている。これと対応して、投入払出制御基板136にもコネクタ端子台137が設けられている。そして、両コネクタ端子台C,137にはケーブルコネクタDのそれぞれの端部に形成されたコネクタが接続されている。これにより、CRユニットAと投入払出制御基板136との間では双方向通信可能な状態となっている。
【0086】
図10は、主基板131等の電気的構成を説明するブロック図である。同図に示すように、電源装置133(電源基板)からの電源は、主基板131へ供給される。また、サブ制御基板132、投入払出制御基板136その他にも直接又は間接的に電源が供給される。なお、図示しないが、電源装置133に設けられたリセットスイッチ138の操作に基づく各種信号は主基板131及び投入払出制御基板136に送信され、これにより、前記した球抜き処理等が実行される。
【0087】
主基板131の入力側には、精算ボタン111、1ベットスイッチ107、2ベットスイッチ108、マックスベットスイッチ109、スタートレバー101、ストップボタン102〜104がそれぞれ接続されている。従って、主基板131は、各スイッチ,ボタン,レバーからのオン信号を受信して、遊技機1の操作状況を把握することができる。
【0088】
主基板131の出力側には、サブ制御基板132が接続されている。サブ制御基板132の出力側には、発光体8,9、各ランプ表示部10,12,13、スピーカ11,43、フロントライト部材64、バックライト92が接続されている。主基板131からは、サブ制御基板132に対しその時々の遊技情報が信号として送信されるようになっている。各遊技情報に関する信号を入力したサブ制御基板132では、各種信号に基づき、自身の制御プログラムに基づき、種々の演出を実行する。なお本実施の形態では、サブ制御基板132により、「発光体制御手段」、「フロントライト制御手段」、「バックライト制御手段」、「音声制御手段」等が構成される。因みに、発光体制御とは、環状部6,7内の発光体8,9を一方向又は双方向に周回させたり、同発光体8,9を一斉に点灯させたりする制御を言う。また、フロントライト制御とは、各回転体71〜73のベルト76を停止させる順序を遊技者に教示すべく、その停止順序に合わせて各回転体71〜73に対応するフロントライト部材64の各光源65〜67を順に発光させる制御を言う。また、バックライト制御とは、バックライト92を遊技状況に合わせて点灯させたり点滅させる制御を言う。また、音声制御とは、スピーカ11,43に所定の音声を発生させる制御を言う。
【0089】
主基板131の出力側には、第1情報基板161が接続されている。従って、主基板131は第1情報基板161に搭載された1ベットLED141、2ベットLED142、3ベットLED143、リプレイLED144、投入許可LED145、スタート許可LED146、ゲーム数表示部147、獲得数表示部148及びクレジット表示部149を制御することができる。
【0090】
主基板131にはベルトユニット70が接続されている。従って、主基板131は、ベルトユニット70に搭載されたモータ77〜79を駆動制御したり、ベルトユニット70に搭載された各回転体71〜73(ベルト76)の回転位置(原点位置)を個別に検出する回転位置検出センサからの検出信号を受信することができる。
【0091】
主基板131と投入払出制御基板136とは、双方向通信することができるように接続されている。従って、主基板131からのコマンドを投入払出制御基板136が受信したり、投入払出制御基板136からの信号を主基板131が受信することができる。
【0092】
投入払出制御基板136には投入装置23、払出装置28、第2情報基板162及びCRユニットAが接続されている。
【0093】
次いで、遊技機1における通常の遊技を実現する手段について説明する。この説明においては、主基板131等が備える機能実現手段の集合体としてとらえて説明する。すなわち、以下に説明する各種機能は主基板131のCPUを中心とした制御下で実現される機能であり、その制御プログラムはROM(場合によってはRAM)の記憶内容に基づくものであり、その時々の必要なデータはRAMに一時的に記憶保持されることとなるが、それらのプログラム上の要件等については適宜のテーブル構成を採用する等で当業者がなし得るものであるため、個々には説明しない。但し、本実施の形態の遊技内容を把握する上で必要がある場合等については、適宜具体的な説明をする。
【0094】
主基板131は、「小役抽選手段」を備えている。小役抽選手段は、スタートレバー101からの検出信号が入力されたタイミングによって、小役払出条件が成立したか否かの抽選を行い、これによって小役フラグの成立の有無が決定される。なお、小役の抽選は、他の抽選とともに、遊技球の投入個数(ベット数)に応じて変化するよう構成されており、概して投入個数が多い程遊技者に有利な抽選結果が得られるようになっている。
【0095】
主基板131は、「小役制御手段」を備えている。小役制御手段は、通常遊技中に小役フラグが成立している場合、各回転体71〜73の停止時に、後述する小役成立テーブルの内容を参照しながら、一定の引き込み停止制御を加えて半強制的に小役図柄を有効ライン上に停止させる。
【0096】
主基板131は、「リプレイゲーム抽選手段」を備えている。リプレイゲーム抽選手段は、スタート検出センサ141からの検出信号が入力されたタイミングによって、リプレイゲーム移行条件が成立したか否かの抽選を行い、これによってリプレイフラグの成立の有無が決定される。
【0097】
主基板131は、「リプレイゲーム制御手段」を備えている。リプレイゲーム制御手段は、通常遊技中にリプレイフラグが成立している場合、各回転体71〜73の停止時に、後述するリプレイ成立テーブルの内容を参照しながら、一定の引き込み停止制御を加えて半強制的にリプレイ図柄を有効ライン上に停止させる。そして、有効ライン上にリプレイ図柄が停止することを条件に、次回の遊技を無償で行うことができるようにするものである。勿論、このリプレイゲームが行われる場合にも各種抽選は実行されている。
【0098】
主基板131は、「ビッグボーナス抽選手段」を備えている。ビッグボーナス抽選手段は、スタート検出センサ141からの検出信号が入力されたタイミングによって、ビッグボーナス移行条件が成立したか否かの抽選を行い、これによってビッグボーナス成立フラグの有無が決定される。
【0099】
主基板131は、「ビッグボーナス制御手段」を備えている。ビッグボーナス制御手段は、通常遊技中に、前記ビッグボーナスフラグが成立すると、各回転体71〜73の停止時に、後述するビッグボーナス成立テーブルの内容を参照しつつ、一定の引き込み停止制御を加えて半強制的にビッグボーナス図柄を有効ライン上に停止させる。そして、有効ライン上にビッグボーナス図柄が停止することを条件に、予め設定された所定の遊技回数(ここでは30回)を上限として、現状遊技状態である通常遊技から特別遊技状態たるビッグボーナスゲームに移行させ、その後、原則的には元の通常遊技状態に復帰させるものである。
【0100】
主基板131は、「ビッグボーナス中抽選手段」を備えている。ビッグボーナス中抽選手段は、ビッグボーナス中にのみ有効化され、スタート検出センサ141からの検出信号が入力されたタイミングによって、小役図柄の抽選及びジャックインの抽選を行い、小役フラグ及びジャックインフラグの成立の有無が決定される。そして、前記ビッグボーナス制御手段は、小役フラグの成立によって所定の小役図柄(例えば「スイカ」図柄)を有効ライン上に揃わせるべく小役成立テーブルを参照しつつ各回転体71〜73を半強制的に引き込み停止制御する。
【0101】
また、前記ビッグボーナス制御手段は、前記ジャックインフラグの成立によってジャックインさせるべく、リプレイ成立テーブルの内容を参照しつつ、各回転体71〜73を半強制的に引き込み停止制御する。ジャックインとは、ビッグボーナスゲーム中に所定のボーナスゲームを実行させる状態であり、具体的には「リプレイ」図柄が揃うことによって生じる。従って、ジャックイン実行のためにビッグボーナス制御手段は、ジャックイン図柄(リプレイ図柄)を有効ライン上に揃わせるべく各回転体71〜73を半強制的に引き込み停止制御する。ジャックインされるとジャックインゲームが実行される。
【0102】
前記ジャックインゲームについて説明する。ジャックイン図柄が有効ラインに停止すると、予め設定された所定のゲーム回数(ここでは12回)を上限として、現状遊技状態であるビッグボーナスゲーム中のうちの特殊なゲームであるジャックインゲームに移行し、その後元のビッグボーナスゲームに復帰する。該ジャックインゲーム中は、有効ラインが1ライン(中央ライン)のみとされている。該ジャックインゲーム中においては、スタート検出センサ141からの検出信号が入力されたタイミングによって、所定の図柄(ここでは、リプレイ図柄)の抽選を行う。かかる図柄の抽選は、通常の抽選とは異なり、リプレイ図柄が有効ライン(中央ラインのみ)に揃った場合に所定個数(例えば75個)の遊技球が払い出されるように設定しておき、かかるリプレイ図柄を遊技球払出図柄として、当該遊技球払出図柄が揃う条件を満たすか否かの抽選とされている。そして、前記抽選の結果、リプレイフラグ(ここでいうリプレイフラグは通常遊技中のものとは異なり、ジャックインゲーム用に新たに設定されたものである。)が成立した場合には前記遊技球払出図柄以外の図柄が有効ライン上に揃わないように各回転体71〜73を制御するものであり、しかも遊技球払出図柄が所定回数(例えば8回)揃った場合には前記所定の遊技回数(12回)に達していなくとも所定のボーナスゲームは終了する。
【0103】
ここで、ビッグボーナスゲームは、前記所定の遊技回数(30回)内で所定回数(例えば3回)を上限とするジャックインが可能であり、ビッグボーナスゲーム中のジャックイン中における遊技回数は前記30回の回数には加算されないようになっている。そして、ビッグボーナス制御手段は、前記所定の遊技回数(30回)内であっても、前記所定のボーナスゲームが所定回数(3回)終了した時点(3回目のジャックインによる所定のボーナスゲーム終了時点)でビッグボーナスゲームを強制的に終了させる。
【0104】
主基板131は、「回転体制御手段」及び「記憶手段」を備えている。回転体制御手段は、記憶手段の記憶内容に応じて各回転体71〜73をサブ制御基板132を介して制御するものであり、特に記憶手段に記憶された各種テーブルの記憶内容に応じて各回転体71〜73(駆動ローラ74ひいてはベルト76)の停止位置を制御するものである。
【0105】
記憶手段(ここではROMであるがRAMであってもよい。)に記憶された各種テーブルとは、成立した各種フラグに応じて個々に設定されたものである。具体的には、例えば何らフラグが成立していない場合にいずれの図柄をも有効ライン上に揃えないようにするための「外れテーブル」、小役フラグに対応して所定の小役図柄を有効ライン上に揃えるための「小役成立テーブル」、リプレイフラグに対応してリプレイ図柄を有効ライン上に揃えるための「リプレイ成立テーブル」、ビッグボーナスフラグに対応して「7」図柄を有効ライン上に揃えるための「ビッグ成立テーブル」等の他、以上の成立図柄をどの有効ライン上に揃えるかを決定するための「ラインテーブル」等である。また、記憶手段は、前記クレジットモード時における仮想遊技球の数も記憶している(仮想遊技球記憶手段)。
【0106】
次に、上記機能実現手段によって達成される遊技の進行方法について、その他の主基板131、投入払出制御基板136等の制御も含めて説明する。
【0107】
CRユニットAに電源が投入されかつケーブルコネクタDが投入払出制御基板136との間に適正に接続されていると、投入払出制御基板136は貸球許可LED151を点灯させる。そして、CRユニットAのカード挿入口Bに残高のあるカードが挿入されていると、そのカードの記録情報は主基板131を介することなく投入払出制御基板136に直接送信される。投入払出制御基板136はカードの記録情報を読み込んで、その残高をカード残高表示部151に表示させる。なお、貸球許可LED151はカード残高がある場合にのみ点灯させるようにしてもよい。また、遊技者が返却スイッチ153を操作すると、投入払出制御基板136はCRユニットAにカード返却指令を行ない、CRユニットAはカード挿入口Bからカードを排出させる。
【0108】
また、カード残高がある場合に遊技者が球貸スイッチ152を操作すると、500円単位で遊技球が遊技者に払い出される。この払出は、ダイレクトモード時には投入払出制御基板136が払出装置28を駆動制御し、上皿18に直接遊技球を払い出すようになっている。また、クレジットモード時には、投入払出制御基板136がクレジット表示部149に貸球数に応じた数分だけ加算した値を表示する。このような動作は、主基板131を介することなく実行されるが、これはCRユニットA、払出装置28、第2情報基板162を主基板131を介することなく投入払出制御基板136に直接接続され、またクレジット表示部149を投入払出制御基板136からも制御できるように接続されていることによって実現されるものである。上記のようにクレジット操作を投入払出制御基板136が行なうことから、投入払出制御基板136のRAMにクレジット数(仮想遊技球数)が記憶される。従って、投入払出制御基板136のRAMが仮想遊技球記憶手段に相当する。
【0109】
遊技の開始に際し、遊技者は、クレジットが所定数以上あるか又は遊技球が上皿18に所定個数あることを条件に、ベットスイッチ107〜109を押圧操作することにより貯留記憶に基づく仮想遊技球又は実際の遊技球を投入する。なお、マックスベットとなるまでは主基板131は投入許可LED145を点灯させて遊技球の投入を促し、マックスベットとなると遊技球の投入ができない状況であることを告知するために主基板131は投入許可LED145を消灯させる。ベットスイッチ107〜109の操作があるとセンサ等で検出され、その検出信号を受けて主基板131は遊技球(仮想遊技球を含む)の投入があったことを判断する。このとき、クレジットモード時であれば、貯留記憶されていた仮想遊技球が投入されることとなる。例えば、クレジットモード時において、15個以上の貯留数(クレジット数)がある場合にマックスベットスイッチ109が押圧操作されたときには、クレジット表示部149におけるクレジット表示数を「15」だけ減じて表示するとともに、前記記憶手段は、「15」だけ減じた数を貯留記憶数として記憶する。これに対し、貯留数(クレジット数)が15個未満しかない場合にマックスベットスイッチ109が押圧操作されたとき、或いは貯留数(クレジット数)が5個未満しかない場合に1ベットスイッチ107が押圧操作されたようなときには、当該押圧操作は無効化される。
【0110】
また、ダイレクトモード時であれば、上皿18にある実際の遊技球が取り込まれ投入されることとなる。例えばダイレクトモード時において、15個以上の遊技球が上皿18にある場合にマックスベットスイッチ109が押圧操作されたようなときには、上皿18上の15個の遊技球が投入払出制御基板136の制御下で上記投入装置23によって取り込まれ、5個以上の遊技球が上皿18にある場合に1ベットスイッチ107が押圧操作されたようなときには、上皿18上の5個の遊技球が上記投入装置23によって取り込まれる。これに対し、遊技球が15個未満しかない場合にマックスベットスイッチ109が押圧操作されたとき、或いは5個未満しかない場合に1ベットスイッチ107が押圧操作されたときには、当該押圧操作は無効化される。
【0111】
主基板131は、その都度の遊技球投入数(=ベット数×5)に応じて各ベットLED141〜143のいずれかを点灯させる。ここで、1ベットスイッチ107の1回の押圧操作(5個の遊技球の投入)であれば1ベットLED141が点灯され、1ベットスイッチ107の2回の押圧操作又は2ベットスイッチ108の1回の押圧操作(10個の遊技球の投入)であれば2ベットLED142が点灯され、マックスベットスイッチ109の押圧操作等(15個の遊技球の投入)であれば3ベットLED143が点灯される。なお、本実施の形態では、各ベットLED141〜143においてベット数、つまり有効ラインを表示することとしているが、これに代えて、或いはこれに加えて、有効ラインに対応する有効ライン表示部を表示窓61〜63の近傍に設け、どのラインが有効化されているのかをより明示的に表示することとしてもよい。
【0112】
なお、クレジットモード下でのベットスイッチ107〜109の操作による仮想遊技球投入の場合には、主基板131はクレジットされている遊技球の貯留記憶数をその分減算し、その減算値に応じた表示をクレジット表示部149に行わせるように表示制御する。また、ダイレクトモード下でのベットスイッチ107〜109の操作による遊技球投入の場合には、主基板131は投入装置23にその旨の信号を出力し、その分の遊技球を上皿18から取り込むよう投入払出制御基板136にコマンドを送信し、投入払出制御基板136によって投入装置23を駆動制御する。
【0113】
少なくとも1ラインが有効化されている時点で主基板131はスタート許可LED146を点灯させ遊技の開始を促す一方、ラインが有効化されていない場合や遊技中(回転体71〜73の駆動中)にはスタート許可LED146を消灯させる。そして、スタート許可LEDが点灯しラインが有効化されている状況下で遊技者がスタートレバー101を操作すると、その操作がセンサ等によって検出され、その検出信号を受けて主基板131はスタートレバー101の操作があったことを判断する。また、これとともに、その旨の情報をサブ制御基板132へと送信する。そして、主基板131は、全ての回転体71〜73(ベルト76)を一斉(同時でもよいし所定の時間差を設けてもよい。)に回転させるべく、ベルトユニット70(モータ77〜79)を駆動制御する。その結果、各ベルト76は、遊技者にとっては表面に付された図柄を目視することが困難な程度の速度で一方向に回転し、各表示窓61〜63を介して各図柄が上から下へ向かって可変表示されているよう映し出される。
【0114】
また、前記スタートレバー101の操作に基づく検出信号が主基板131に入力されたタイミングで、通常遊技中では、小役抽選手段、リプレイゲーム抽選手段、ビッグボーナス抽選手段による各抽選が行われる。これらの抽選は、乱数回路によって抽出された乱数値に基づいて行なわれる。
【0115】
小役抽選手段による抽選結果が、小役フラグ成立を意味する場合は、適宜の小役図柄を有効ライン上に停止させ得る権利がそのゲームにおいてのみ与えられる。また、リプレイゲーム抽選手段による抽選結果が、リプレイフラグ成立を意味する場合は、リプレイゲームへ移行する権利がそのゲームにおいてのみ与えられる。すなわち、小役フラグ及びリプレイフラグは次ゲーム以降に持ち越されることはない。また、ビッグボーナス抽選手段による抽選結果がビッグボーナスフラグ成立を意味する場合は、ビッグボーナスゲームへ移行する権利が与えられ、そのフラグはビッグボーナスゲームへ移行するまで保持される。さらに、各抽選手段の抽選結果が、いずれの条件成立をも意味しない場合には、いずれのフラグもたたない。
【0116】
以上の各抽選手段による抽選が終了した後、遊技者がストップボタン102〜104を任意の順序で操作すると、その操作がそれぞれセンサ等によって個別に検出され、各検出信号を受けて主基板131は各ストップボタン102〜104の操作があったことを判断する。すると、主基板131は、操作された各ストップボタン102〜104に対応した回転体71〜73を個別に停止させるべく、各モータ77〜79を停止制御する。
【0117】
これら各回転体71〜73(ベルト76)の停止位置は、上記各抽選手段による抽選結果である各成立フラグに基づき、主基板131の記憶手段に記憶されている前記各テーブルを参照して決定される。このとき、有効ラインから回転体回転方向手前の4図柄分までに成立フラグに対応した図柄が存在すれば、原則として、その図柄が積極的に有効ライン上に引き込まれるような制御がなされることとなり、回転体停止タイミングが4図柄分手前までの誤差であれば、その誤差を吸収することができる(引き込み停止制御)。その結果、遊技者が熟練していなくとも主基板131によって成立フラグに応じた図柄を有効ライン上に極力停止させることが可能となる。
【0118】
なお、所定のタイミング(例えば第1番目のストップボタン102、103又は104が押圧されたタイミング)において、サブ制御基板132は、発光体8,9、ランプ表示部10,12,13、フロントライト部材64、バックライト92、スピーカ11,43を用いて各種の補助表示を行い、リーチ演出表示等を実行する。
【0119】
各回転体71〜73の停止時において、有効ライン上の停止図柄の組合せが、予め定められた所定の図柄の組合せである場合、即ち小役図柄の組合せ、リプレイ図柄の組合せ、ビッグボーナス図柄の組合せである場合、主基板131は各停止図柄の組合せに応じて払い出される遊技球数を獲得数表示部148に表示させる。
【0120】
主基板131は、獲得数表示部148への表示と並行して、各停止図柄の組合せに応じた数の遊技球を遊技価値として払い出すための払出制御を行う。かかる場合、原則として主基板131がコマンドを送信し投入払出制御基板136が払出装置28を駆動制御することにより、上皿18等へ直接的に現実の遊技球として遊技球の払出が行われる。ただし、精算ボタン111の操作をセンサ等が検出し、主基板131がクレジットモードであると判断した場合においては、貯留記憶できる最大値(250個分)に達していなければ、その分が直接払出装置28から払い出されることはなく、クレジット遊技球(仮想遊技球)として貯留記憶される。この場合、主基板131は、クレジットされている遊技球の貯留記憶数に今回獲得した遊技球数分を加算し、その加算値に応じた表示をクレジット表示部149に行わせるように表示制御する。勿論、この場合でも貯留記憶できる最大値である250個分を越えた分は主基板131からのコマンドに基づいて投入払出制御基板136が払出装置28を駆動制御し、払出装置28より直接遊技球が払い出される。
【0121】
そして、有効ライン上に揃った図柄が小役図柄或いは何ら払出のない図柄の組合せである場合には、通常遊技が続行される。一方、有効ライン上に揃った図柄の組合せがリプレイ図柄の組合せである場合にはリプレイゲーム制御手段によって次回のゲームを無償で行うことができるリプレイゲームが実行される。リプレイゲームが成立すると、主基板131はリプレイLED144を点灯させる。また、有効ライン上に揃った図柄の組合せがビッグボーナス図柄の組合せである場合にはビッグボーナス制御手段によってビッグボーナスゲームが実行される。ここで、本実施の形態の遊技機1では、ビッグボーナスゲームの終了条件として、所定回の遊技(30ゲームの終了又は3回のジャックインゲームの終了)の他、払出遊技球数が上限値(具体的には2250個)に達したか否かという条件も含まれるように構成されている。従って、30ゲーム又は3回のジャックインゲームの終了を待たずして払出遊技球数が上限値である2250個に達すると、そこでビッグボーナスゲームが終了されるようにして、必要以上に射幸性をあおらないようにしている。
【0122】
なお、小役図柄、リプレイ図柄、ビッグボーナス図柄等が有効ライン上に揃った場合、サブ制御基板132は、発光体8,9や、各ランプ表示部10,12,13、フロントライト部材64、バックライト92を表示制御して小役成立や、リプレイゲームへの移行や、ボーナスゲーム成立を表示報知するとともに、スピーカ11,43を適宜駆動制御して音声報知する。なお、これらスピーカ11,43による音声報知は、遊技者への遊技価値返還による利益が大きいもの程大袈裟なもの(音量を大きくしたり、トーンを高くしたり、リズムを変化させる等)とすることが好ましい。各報知部の表示態様についても同様であり、例えばビッグボーナスゲームではめまぐるしく点滅させる等のように表示態様を変化させることによって、得られる利益の大きさを遊技者に推し量らせることができる。
【0123】
次に、以上の構成からなる遊技機1の作用、特に主基板131及び投入払出制御基板136の特徴的な処理動作について、図11〜図19のフローチャートに基づいて説明する。なお、上記した遊技の進行方法に関する説明の一部と重複する箇所についても、便宜上再度説明する。
【0124】
まず、主基板131のCPUの処理動作について図11〜図13に基づいて説明する。
【0125】
主基板131のCPUは、電源オフの状態から電源オンの状態になると初期化処理等を実行する(ステップS100)。初期化処理等としては、電源装置133のリセットスイッチ138が押された状態で電源がオンしたか否かを判定し、そうであればRAMの内容をクリアし、復電フラグをリセットする。なお、復電フラグは、電源オフ時にセットされるフラグであり、このフラグがセットされた場合には電源オフ時の状態が停電発生情報としてRAMに記憶され、その停電発生情報がバックアップ電源によって保持されるようになっている。ここで、本実施の形態では、主基板131の他、サブ制御基板132及び投入払出制御基板136についても同様の復電フラグに基づいてそれぞれのRAMに電源オフ時の状態が停電発生情報としてバックアップされる。さて、復電フラグをリセットした後、またはリセットスイッチ138が押されずに電源オンした場合には、電源装置133の設定キー挿入孔(図示せず)に設定キーが挿入されて設定キースイッチ(図示せず)がオンされた否かを判定する。設定キースイッチがオンされたときには6段階の設定状態(設定1〜6)のいずれかを選択できるため、どの設定状態が選択されたかを判定した上で、選択された設定状態に応じた内部処理を実行する。その後、主基板131のRAMに記憶されていた内容をクリアし、復電フラグをリセットする。そこで復電フラグをリセットした後、または設定キースイッチがオンされなかった場合には、復電フラグがセットされているか否かを判定し、復電フラグがセットされているときには主基板131のRAMに保存されている停電発生情報に基づいて電源がオフになる前の状態に復帰させる復電処理を行い、初期化処理等を終了する。この復電処理により、例えば停電して電源がオフになったとしても復電したときに電源がオフになる前の状態に復帰することができる。
【0126】
主基板131のCPUは、初期化処理等(ステップS100)を終了すると、精算処理を実行する(ステップS110)。図12に示すとおり、精算処理ルーチンでは、主基板131のCPUは、まず、精算ボタン111が操作されたか否かを判定する(ステップS111)。そして、精算ボタン111が操作されていない場合には、本ルーチンを終了する。一方、精算ボタン111が操作された場合には、クレジット精算処理中であるか否かを判定する(ステップS112)。そして、クレジット精算処理中である場合には、クレジット精算中止コマンドを発行するとともに(ステップS113)、クレジット精算処理を中止し(ステップS114)、本ルーチンを終了する。従って、クレジット精算処理中に再度精算ボタン111が操作することによってクレジット精算処理を中途で停止させることができ、遊技者が必要とするだけの遊技球の払出を受けることができる。
【0127】
ステップS112において、クレジット精算処理中でないと判定された場合には、投入数があるか否か、すなわちベットがなされているか否かを判定する(ステップS115)。そして、投入数がある場合には、投入数分の払出コマンドを発行するとともに(ステップS116)、投入数を0にする、すなわち既になされていたベットを無効化し(ステップS117)、本ルーチンを終了する。これにより、一旦ベットスイッチ107〜109が操作されてベットがなされていても精算ボタン111の操作によってベット解除をすることができる。
【0128】
ステップS115において、投入数がないと判定された場合には、クレジット精算開始コマンドを発行するとともに(ステップS118)、クレジット精算処理を開始し(ステップS119)、本ルーチンを終了する。これにより、クレジット精算処理中でなく、かつ投入数がない場合において精算スイッチ111を操作することで、クレジットされている仮想遊技球の払出処理を行なうことができる。
【0129】
主基板131のCPUは、精算処理(ステップS110)を終了すると、投入払出制御基板136の状態取得処理を実行する(ステップS120)。このステップでは、主基板131のCPUは状態取得コマンドを投入払出制御基板136に送信することにより、投入払出制御基板136から同基板の最新状態の返送を受けて、投入払出制御基板136の最新の状態を取得する。
【0130】
主基板131のCPUは、投入払出制御基板136の状態取得処理(ステップS120)を終了すると、その状態に応じた処理である状態処理を実行する(ステップS130)。図13に示すとおり、状態処理ルーチンでは、主基板131のCPUは、まず、投入数が最大であるか否か、すなわちマックスベット状態であるか否かを判定する(ステップS131)。投入数が最大でない場合にはベットスイッチ107〜109の操作があったか否かを判定する(ステップS132)。そして、ステップS131で投入数が最大であると判定された場合や、ステップS132でベットスイッチ107〜109の操作がなかったと判定された場合には、ステップS139へ移行する。ここで、投入数が最大である場合にはステップS139では投入数があると判定されて本ルーチンを終了する。一方、ベットスイッチ107〜109の操作がない場合にはステップS139で投入数があると判定されれば本ルーチンを終了し、投入数がないと判定されればステップS110へ戻る。
【0131】
ステップS132でベットスイッチ107〜109が操作されたと判断されると、クレジット精算処理中であるか否かを判定する(ステップS133)。そして、クレジット精算処理中であると判定されると、クレジット精算処理中止コマンドを発行するとともに(ステップS134)、クレジット精算処理を停止する(ステップS135)。これにより、クレジット精算処理中にベットスイッチ107〜109の有効な操作がなされた場合には、クレジット精算処理が中止されるので、クレジット精算処理中であっても遊技を開始できる利点があるし、いちいち精算ボタン111を再操作してクレジット精算処理を中止してからベット操作をするといった手間が省ける。
【0132】
ステップS133でクレジット精算処理中でないと判定された場合、及びステップS135でクレジット精算処理を停止した後には、主基板131のCPUは必要数取込コマンドを発行し、投入払出制御基板136のCPUに送信する。これにより、投入払出制御基板136はステップS132において実行されたベット操作に応じた必要な数だけの遊技球を取り込む処理を実行する。その後、投入払出制御基板136から正常通知コマンドが返送されたか否かを判定し、返送されない場合にはステップS139に移行し、返送された場合にはステップS138で投入処理を実行してベットに応じた遊技球投入があったものとして処理しステップS139に移行する。
【0133】
主基板131のCPUは、ベットが有効になされたものとして状態処理(ステップS130)を終了すると、スタートレバー101の操作があったか否かを判定する(ステップS140)。スタートレバー101の操作がない場合には、ステップS110へ戻る。一方、スタートレバー101の操作があったと判定すると、通常遊技処理を実行する(ステップS150)。通常遊技処理とは所定数の遊技球の投入(1ベット〜3ベット)に基づいて行なうことができる1遊技回の遊技を意味する。すなわち、スタートレバー101の操作によって各回転体71〜73を回転させた後、各ストップボタン102〜104の操作或いは所定時間経過に基づいて各回転体71〜73を停止させ、その停止時における有効ライン上の図柄の組合せに応じてビッグボーナスゲーム等の前記した各種遊技状況を作り出す1回の遊技が行なわれる。
【0134】
主基板131のCPUは、ステップS150の通常遊技処理の結果として、賞球があるか否かを判定する(ステップS160)。賞球とは、前記したとおり、例えば「スイカ」図柄が有効ラインに揃った場合に払い出される75個の遊技球のことをいう。そして、賞球なしと判定された場合にはステップS110へ戻り、賞球ありと判定された場合には賞球分の払出コマンドを発行し、そのコマンドを投入払出制御基板136に送信する(ステップS170)。その後、ステップS110へ戻り、以上の処理を繰り返す。
【0135】
次いで、投入払出制御基板136のCPUの処理動作について図14〜図19に基づいて説明する。
【0136】
図14に示すように、投入払出制御基板136のCPUは、まず、払出処理を実行する(ステップS200)。図15に示すとおり、払出処理ルーチンでは、投入払出制御基板136のCPUは、まず賞球等に基づく払出数があるか否か、すなわち主基板131からの払出コマンドに基づいて払出装置28によって払い出すべき遊技球があるか否かを判定する(ステップS201)。そして、払出数がある場合には遊技球払出処理を実行して、払出装置28を駆動制御し、払出処理を行なう(ステップS202)。一方、ステップS201において払出数がないと判定された場合、及びステップS202において遊技球払出処理を実行した後、本ルーチンを終了する。
【0137】
投入払出制御基板136のCPUは、払出処理(ステップS200)を終了すると、クレジット精算処理を実行する(ステップS210)。図16に示すように、クレジット精算処理ルーチンでは、投入払出制御基板136のCPUは、まずクレジット払出中(精算中)であるか否かを判定する(ステップS211)。そして、クレジット払出中(精算中)でない場合には、本ルーチンを終了する。一方。クレジット払出中(精算中)である場合には、遊技球払出処理、すなわち払出装置28を駆動制御してクレジットされた仮想遊技球を現実の遊技球として払い出すとともに(ステップS212)、クレジット数の減算処理を行なう(ステップS213)。その後、クレジット数が0となったか否かが判定され(ステップS214)、クレジット数が0でない場合には本ルーチンを終了し、クレジット数が0である場合にはクレジット払出中(精算中)を停止にして本ルーチンを終了する。
【0138】
投入払出制御基板136のCPUは、クレジット精算処理(ステップS210)を終了すると、コマンド応答処理を実行する(ステップS220)。コマンド応答処理とは、主基板131のCPUから送信されるコマンドに応答した処理をいう。図17に示すように、まず投入払出制御基板136は主基板131からのコマンドが受信されたか否かを判定し(ステップS221)、コマンド受信がなければ本ルーチンを終了する。一方、コマンド受信があると、ステップS222へ移行する。
【0139】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131から状態取得コマンドを受信したと判定されると(ステップS222)、投入払出制御基板136の最新状態を主基板131に返送する(ステップS223)。これにより、主基板131は、前記した状態取得処理(ステップS120)において投入払出制御基板136の最新状態を把握することができる。
【0140】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131からクレジット精算開始コマンドを受信したと判定されると(ステップS224)、クレジット払出中(精算中)に設定するとともに(ステップS225)、自動投入モードを禁止する(ステップS226)。これにより、精算ボタン111の操作に基づくクレジット精算処理を実行することができる。
【0141】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131からクレジット精算中止コマンドを受信したと判定されると(ステップS227)、クレジット払出中(精算中)を停止にする処理を行なう(ステップS228)。これにより、クレジット精算処理が行なわれている途中であっても、クレジット精算処理を中止することができる。
【0142】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131から投入数分の払出コマンドを受信したと判定されると(ステップS229)、投入数分の払出数を賞球数として設定するとともに(ステップS230)、自動投入モードを禁止する(ステップS231)。これにより、ベット解除した場合の投入数分を賞球とみなして払い出すことができる。
【0143】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131から賞球数分の払出コマンドを受信したと判定されると(ステップS232)、その賞球数分の払出数を賞球数として設定するとともに(ステップS233)、図示しない払出表示部を点灯させるPAYOUT表示処理を行なう(ステップS234)。これにより、記憶された賞球数分の賞球を払い出すことができるとともに、その払出状態を遊技者に理解できるように表示することができる。
【0144】
投入払出制御基板136のCPUは、主基板131から必要数取込コマンドを受信したと判定されると(ステップS235)、自動投入モードを開始する処理を実行する(ステップS236)。自動投入モードはベット操作があることを条件として遊技球を自動的に投入するモードである。自動投入モードでは、ベット数に応じた要求個数若しくは遊技に必要な個数だけクレジット数があるか否かが判定され(ステップS237)、必要数ある場合にはクレジット減算処理を行なうとともに(ステップS238)、正常通知コマンドを主基板131へ返送する(ステップS239)。これにより、自動投入が正常に行なわれたことを主基板131側が把握することができる。一方、ステップS237で必要数に満たないと判定されると、クレジットの減算等は行なわず、取込数なしコマンドを主基板131に返送する(ステップS240)。これにより、自動投入に必要な数の遊技球がクレジットされていないことを主基板131側が把握することができる。
【0145】
投入払出制御基板136のCPUは、ステップS221において主基板131から何らかのコマンドを受信していると判定されたにもかかわらず、状態取得コマンド、クレジット精算開始コマンド、クレジット精算中止コマンド、投入数分の払出コマンド、賞球数分の払出コマンド、必要数取込コマンドのいずれにも合致しない場合には、コマンドエラーを主基板131に返送する(ステップS241)。これにより、主基板131は必要なコマンドを再度送信したり、エラーとして遊技機1の動作を停止させる等の動作を実行することができる。以上により、コマンド応答処理ルーチンを終了する。
【0146】
投入払出制御基板136のCPUは、コマンド応答処理(ステップS220)を終了すると、賞球処理ルーチンを実行する(ステップS250)。図18に示すように、まず投入払出制御基板136は賞球数があるか否かを判定し(ステップS251)、賞球数がないと判定されると、本ルーチンを終了する。一方、賞球数があると判定されると、その賞球数とクレジット数とを加算した値がクレジットの上限値を超えているか否かを判定する(ステップS252)。そして、賞球数とクレジット数とを加算した値がクレジットの上限値を超えている場合には、クレジット数を上限値に書き換えるとともに(ステップS253)、残り分を払出数として設定し(ステップS254)、その後、賞球数を0に書き換える(ステップS255)。これにより、クレジットの上限値までは仮想遊技球としてクレジットされ、その余剰分は払出装置28によって払い出されることになる。一方、ステップS252で賞球数とクレジット数とを加算した値がクレジットの上限値を超えていないと判定されると、現在のクレジット数に賞球数を加えた値をクレジット数として書き換え(ステップS256)、その後、賞球数を0に書き換える(ステップS255)。これにより、クレジットの上限値に満たない場合には賞球が全てクレジットされた仮想遊技球として記憶される。
【0147】
投入払出制御基板136のCPUは、賞球処理(ステップS250)を終了すると、自動取込処理ルーチンを実行する(ステップS260)。図19に示すように、投入払出制御基板136は、自動取込モードが有効であるか否か(ステップS261)、クレジット数が遊技に必要な個数よりも小さいか否か(ステップS262)、遊技球があるか否か(ステップS263)についてそれぞれ判定する。いずれか一つの条件でも満たない場合には、本ルーチンを終了する。すなわち、自動取込モードが有効となっていない場合にはそのための処理を実行する必要がないし、自動取込モードが有効となっていてもクレジット数が遊技に必要な個数に達していれば新たに遊技球を取り込む必要がないし、クレジット数が遊技に必要な個数に達していなくても取り込むべき遊技球がなければその処理ができないため、これら全ての条件を満たしていない場合には、遊技球の取込処理は実行されない。一方、以上の3つの条件全てを満たしている場合には、投入払出制御基板136は投入装置23を駆動制御して必要な数の遊技球の取込処理を実行するとともに(ステップS264)、その取込数に応じたクレジット数の加算処理を実行し(ステップS265)、その後、本ルーチンを終了する。
【0148】
投入払出制御基板136のCPUは、自動取込処理(ステップS260)を終了すると、CR処理を実行する(ステップS270)。CR処理では、投入払出制御基板136に接続されているCRユニットAとの間で通信を行なったり、貸球スイッチ152の操作に基づく遊技球払出処理を行なったり、返却スイッチ153の操作に基づくカード返却処理を行なったり、さらには前記貸球スイッチ152の操作に基づく遊技球払出処理に基づくクレジットの調整処理などを行なう。なお、CRユニットAとの通信が不可能な場合、すなわちCRユニットAの電源が投入されていなかったり、ケーブルコネクタDが接続されていなかったり、ケーブルコネクタDが断線しているような場合には、投入払出制御基板136のCPUはクレジット表示部149又はカード残高表示部154に数値以外の文字や記号等によってエラー表示を行なうとともに、主基板131にそのエラーコマンドを送信して遊技機1の動作を停止させることもできる。その後、ステップS200へ戻り、以上の処理を繰り返す。
【0149】
さて、本実施の形態の遊技機1によれば、クレジットされた仮想遊技球の払出を中途で停止させることができるため、遊技球を必要数だけ遊技者に払い出すことができる。これにより、遊技者は飲み物等の景品に適宜交換するような場合に非常に有用である。特に、精算ボタン111の再操作や遊技開始のためのベットスイッチ107〜109の操作などによってクレジット精算処理が中止されるため、クレジット精算処理の中止のための操作が直感的にわかりやすい。
【0150】
なお、以上説明した実施の形態の他、例えば次のように実施してもよい。
【0151】
(a)一遊技回の遊技中、すなわちスタートレバー101の操作後、回転体71〜73が回転している間に、次の遊技回に必要な最大個数(15個)の遊技球がクレジットされるように自動取込を行なう機能を設けてもよい。例えば、クレジット数が2である場合には上記遊技中に13個の遊技球を投入装置23によって取り込むように投入払出制御基板136が駆動制御するような構成を付加してもよい。これにより、次の遊技を円滑かつ迅速に実行することができる。
【0152】
(b)上記実施形態では、ベットスイッチの操作により自動投入モードが有効化されるようにしていたが、自動投入モードを例えば所定のスイッチ操作によってオンオフする機能を設けてもよい。これにより、必要に応じて自動投入モードに切り換えることができる。
【0153】
(c)貸球スイッチ152が操作されると、設定金額分(例えば500円分/回)の球数(125個/回)を主基板131を経由することなく、投入払出制御基板136が直接クレジットとして記憶し、クレジット表示部149にその貸球数分を表示するようにしたが、これに加え、上皿18に遊技球がなくベットに応じて投入装置23が遊技球を取り込むことができない場合には投入払出制御基板136がベット数に応じた個数の遊技球をCRユニットAのカードからクレジットとして自動的に取り込むようにしてもよい。これによりカードから貸球として遊技球を借り受けた上で更にベット操作によりベット数分の遊技球を取り込むという面倒な作業を省くことができる。
【0154】
(d)上記実施形態では、クレジット精算処理中に精算ボタン111が再操作されたりベットスイッチ107〜109が操作されると、クレジット精算処理を中止するようにしていたが、その他、ストップボタン102〜104が操作された場合、スタートレバー101が操作された場合等において、クレジット精算処理を中途で停止するようにしてもよい。
【0155】
(e)上記実施形態では、精算ボタン111が操作されると一旦、クレジットされた全ての仮想遊技球を払い出すように制御されるようにして、再度の精算ボタン111等の操作によってそのクレジット精算処理を中止するようにしていたが、これとは別の形態で類似の効果を実現することもできる。例えば、精算ボタン111を1回操作すると所定個数分(例えば125個)の遊技球がクレジット精算されるとともに、精算ボタン111を長時間押し続けるとクレジット内の仮想遊技球を全て精算するようにしてもよい。その他、精算ボタン111を連続操作した場合に全て精算する等の変形例も可能である。また、精算ボタン111を通常のクレジット精算処理のためのスイッチとして機能させ、これとは別に所定個数の精算のための専用の精算ボタンを設けてもよい。これらの所定個数については遊技者が設定できるようにしたり、遊技ホールで設定できるようにしてもよい。
【0156】
(f)クレジット数の最大値は、250個でなくても任意の数に設定することができる。例えば、クレジット数の最大値を4000個としてもよい。なお、これはスロットマシンにおける800枚に相当する。4000個をクレジットの最大値として例示した理由は、本遊技機1又はこれに類する遊技機の1回のビッグボーナスゲームで得られる最大個数は3780個と考えられるため、1回のビッグボーナスゲーム分の遊技球を一定の余裕をもってクレジットできるようにするためにである。このようにクレジット数の最大値を大きくすれば、円滑かつ迅速に遊技を進行することができる。
【0157】
(g)補助演出用の情報付与手段を遊技機1に設置する構成としてもよい。同情報付与手段は、例えば中央パネル部において表示窓61〜63の近傍(左右上下のいずれか)に設置したり、上側の保護パネル35(図2参照)の奥に設置したり、環状部6のうちトップ部6aに設置したりすればよい。情報付与手段としては、電気的表示装置の一種たる液晶表示装置を用いることが可能であり、さらに他の電気的表示装置、例えばCRT、ドットマトリックス、LED、エレクトロルミネセンス(EL)、蛍光表示管等を用いてもよい。また、電気的表示装置以外にも、スピーカ等の音声発生装置を用いてもよく、これにより遊技者に対してダイナミックな音声演出が可能となる。さらに、音声発生装置たるスピーカ11,43と表示装置との組み合わせとして情報付与手段を構成してもよい。
【0158】
(h)上記実施形態における図柄の種類、配列等はあくまでも一例にすぎず、例えば他の小役図柄を盛り込む等、任意の構成を採用することができる。また、絵、数字、文字等に限らず、幾何学的な線や図形等であってもよい。また、光や色等を利用して図柄を構成することも可能であるし、立体的形状等によっても図柄を構成し得るし、これらを複合したものであっても図柄を構成し得る。すなわち、図柄は識別性を有した情報(識別情報)としての機能を有するものであればよい。
【0159】
(i)上記実施形態におけるスタートレバー101等に代表される操作手段や、クレジット表示部149等に代表される表示手段の配置はあくまでも一例に過ぎず、例えばスタートレバー101を右側に配置したり、レバーに代えてボタンにしたりする等、適宜変更することは何ら差し支えない。
【0160】
(j)少なくとも投入払出制御基板136を除き、遊技機1の全ての制御が主基板131により司られる構成としてサブ制御基板132を省略してもよい。また、サブ制御基板132を音声制御基板、ランプ制御基板といったように更に制御分担を細分化して複数基板によって構成することも可能である。
【0161】
(k)上記実施形態ではビッグボーナスゲームを有する遊技機1について説明したが、一回のジャックインゲームからなるレギュラーボーナスゲームを行い得る遊技機に適用してもよい。また、逆にビッグボーナスゲームを省略したものとしてもよい。更に、ビッグボーナスゲーム後に所定条件成立(所定ゲーム回数の終了、所定フラグ成立等)まで遊技媒体(遊技球)の消費を抑えて、或いは遊技媒体(遊技球)の獲得のチャンスを増大させたゲームを進行し得るチャンスゲーム機能等の各種付加価値を設けたものとしてもよい。
【0162】
(l)上記実施の形態における遊技球の、1ベット当りの投入数(所定数)、最大投入数、払出個数等はあくまでも例示であって、例示した数値に特に限定されるものではない。
【0163】
(m)上記実施の形態において説明したベルト式球払出タイプの遊技機1の他にも、パチンコ機やアレンジボール機等の弾球及び球払出遊技機、あるいはスロットマシン等の回胴式遊技機に適用してもよいし、その他の遊技機に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における遊技機の斜視図である。
【図2】遊技機の正面図である。
【図3】遊技機本体と前面扉とを展開して横に並べて示す正面図である。
【図4】遊技機の背面図である。
【図5】上皿形成部材の斜視図である。
【図6】ベルトユニット等を模式的に示す側断面図である。
【図7】ベルトユニットの斜視図である。
【図8】各回転体のベルトの図柄配列を示す説明図である。
【図9】情報表示操作部の詳細を示す部分正面図である。
【図10】遊技機の電気的構成を説明するためのブロック図である。
【図11】主基板の制御内容を示すフローチャートである。
【図12】主基板の精算処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】主基板の状態処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図14】投入払出制御基板の制御内容を示すフローチャートである。
【図15】投入払出制御基板の払出処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図16】投入払出制御基板のクレジット精算処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図17】投入払出制御基板のコマンド応答処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図18】投入払出制御基板の賞球処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図19】投入払出制御基板の自動取込処理ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…遊技機、18…上皿、23…投入装置、25…タンク、26…タンクレール、27…ケースレール、28…払出装置、29…払出通路、30…球抜きボタン、61〜63…表示窓、70…ベルトユニット、71〜73…回転体、100…操作部、101…スタートレバー、102〜104…ストップボタン、107…1ベットスイッチ、108…2ベットスイッチ、109…マックスベットスイッチ、111…精算ボタン、120…情報表示操作部、131…主基板、132…サブ制御基板、133…電源装置、136…投入払出制御基板、138…リセットスイッチ、141…1ベットLED、142…2ベットLED、143…3ベットLED、144…リプレイLED、145…投入許可LED、146…スタート許可LED、147…ゲーム数表示部、148…獲得数表示部、149…クレジット表示部、151…球貸許可LED、152…球貸スイッチ、153…返却スイッチ、154…カード残高表示部、161…第1情報基板、162…第2情報基板、A…CRユニット、B…カード挿入口。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine.
[0002]
[Prior art]
As a type of gaming machine, a slot having an annular belt called a reel, variably displaying a symbol row attached to the belt surface, and having variable display means for displaying a stop symbol after the variable display. Machines are known. In this slot machine, a game (that is, reel rotation) is started on condition that a predetermined number of medals are inserted, and when the stop symbol displayed on a predetermined activated line is a specific symbol, for example, as in a big bonus game. It is configured to generate a predetermined game (special game state) that is advantageous to a good player.
[0003]
In recent years, ball-type belt-type gaming machines capable of playing games similar to slot machines using gaming balls instead of medals have been considered. In such a gaming machine, the endless belt is rotated by performing a lever operation after a predetermined number of gaming balls are taken in. A plurality of symbols are provided on the belt surface in the circumferential direction, and game balls are paid out according to a combination of the symbols. If such a gaming machine is used in place of a slot machine, a gaming ball can be handled as a common game medium with a pachinko machine in a gaming hall such as a pachinko hall, and the gaming property of the slot machine can be maintained. Also, in this case, problems such as the burden on equipment due to the separate handling of medals and gaming balls and the restriction on the location of gaming machines, which are often seen in current gaming halls where pachinko machines and slot machines are mixed, are solved. There is an advantage that flexibility such as installation of the gaming machine on the island of the pachinko machine is obtained.
[0004]
In a gaming machine or the like that starts a game on condition that a predetermined number of game balls are inserted as described above, it is necessary to count and capture the game balls required for each game quickly and reliably. (Patent Document 1). The input device is provided with, for example, a counting and discharging device in the middle of a game ball passage extending in the vertical direction, through which the inputting of the game ball is allowed or blocked and the counting of the game balls is performed. Has become.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-177457 (FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Here, since there is a time limit in the insertion operation in the gaming machine, a function of storing virtual gaming balls in the gaming machine, that is, a so-called credit function, is added in order to improve the convenience of the game progress. Can be considered. If the credit function is provided, the insertion operation can be processed electrically, so that there is an advantage that it is not necessary to take in the game ball by the insertion device every time a game is played. When the credit function is provided, the virtual game ball can be paid out as a real game ball to a player who intends to end the game with the credited virtual game ball remaining. Thus, it is preferable to provide a checkout button.
[0007]
However, the necessity for the player to operate the checkout button is individual, and it is considered that the necessity is not always at the end of the game. In the case of a gaming machine using gaming balls, it is preferable to increase the number of credits because gaming balls are inserted five times as much as slot machines using medals, but the number of credits is increased by operating a checkout switch. If all the virtual game balls are paid out, it is not preferable in terms of improving the convenience of the player, and a problem such as difficulty in proceeding to the next game may occur.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and when a stored virtual game ball is paid out as a real game ball, only the required number or a number of game balls close to the required number can be paid out. Accordingly, a main object of the present invention is to provide a gaming machine capable of significantly improving the convenience of a player.
[0009]
Means for Solving the Problems and Their Effects
Means and the like effective to solve the above-mentioned problems are shown below. In addition, an operation, an effect, etc. are described immediately after each means as needed.
[0010]
Means 1. In a gaming machine having a storage unit for storing game balls, a payout device for paying out game balls to the storage unit, and an input device for taking in game balls from the storage unit,
Virtual game ball storage means for storing the game ball as a virtual game ball,
Operating means operated to pay out the virtual game balls stored in the virtual game ball storage means to the storage unit;
An operation of the operation means, a first payout control means for driving and controlling the payout device so as to pay out the game balls to the storage unit by the number of virtual game balls stored in the virtual game ball storage means,
A second payout control means for controlling to stop the payout processing of the game balls by the payout device before the number of the virtual game balls stored in the virtual game ball storage means is reached when the predetermined condition is satisfied; and
A gaming machine comprising:
[0011]
According to the means 1, when the player operates the operation means (for example, the settlement button), the first payout control means drives and controls the payout apparatus, and the virtual game balls (credited game balls) stored in the virtual game ball storage means. The ball is paid out to a storage unit (for example, a ball tray such as an upper plate). On the other hand, when the predetermined condition is satisfied (for example, the payment button is re-operated), the second payout control means controls the drive to stop the payout operation by the payout device, and the payment process is stopped halfway. Thereby, when the player receives the stored virtual game balls as real game balls, the player can receive only the required number of game balls or a number close to the required number of game balls, thereby improving the convenience of the player. It can be significantly improved.
[0012]
Means 2. In the means 1, the predetermined condition is that the operating means is operated again while the payout device is paying out the game balls to the storage unit by the number of virtual game balls stored in the virtual game ball storage means. A gaming machine characterized by being established.
[0013]
According to the means 2, the payout processing of the virtual game ball is executed by operating the operating means, and the payout processing is stopped by operating the same operating means again during the payout, so that the operation is very difficult for the player. In addition, there is an advantage that it is easy to understand and there is no need to newly add an operation means.
[0014]
Means 3. In the means 1, while the predetermined condition is that the payout device pays out the game balls to the storage unit by the number of virtual game balls stored in the virtual game ball storage means, another operation means different from the operation means (For example, a betting switch), which is established by operating a gaming machine.
[0015]
According to the means 3, if the operating means is operated, the payout processing of the virtual game ball is executed, and if the other operating means is operated during the payout, the payout processing is stopped. Therefore, the operation is very difficult for the player. Easy to understand. In particular, if an operation means used when a game such as a bet operation is performed is adopted as another operation means, there is an advantage that a new operation means does not need to be provided, and the operation can be performed only by the processing of the control program.
[0016]
Means 4. In a gaming machine having a storage unit for storing game balls, a payout device for paying out game balls to the storage unit, and an input device for taking in game balls from the storage unit,
Virtual game ball storage means for storing the game ball as a virtual game ball,
Operating means operated to pay out the virtual game balls stored in the virtual game ball storage means to the storage unit;
First payout control means for driving and controlling the payout device so as to pay out the game balls to the storage unit by the number of virtual game balls stored in the virtual game ball storage means by a first operation of the operation means;
By the second operation different from the first operation of the operation means, the payout is performed so as to pay out a predetermined number of virtual game balls smaller than a maximum value that can be stored in the virtual game ball storage means to the storage unit by the second operation different from the first operation. Second payout control means for driving and controlling the device;
A gaming machine comprising:
[0017]
According to the means 4, when the player operates the operating means (for example, the settlement button) for the first time (for example, once), the first payout control means drives and controls the payout device and is stored in the virtual game ball storage means. The total number of virtual game balls is paid out to the storage unit as real game balls. On the other hand, when a second operation (for example, a long-time operation or a continuous operation) is performed, the second payout control means drives and controls the payout device, and a predetermined number of virtual game balls smaller than the maximum value that can be stored in the virtual game ball storage means. Pay out as many game balls to the storage unit. Thereby, when the player receives the stored virtual game balls as real game balls, the player can receive only the required number of game balls or a number close to the required number of game balls, thereby improving the convenience of the player. It can be significantly improved.
[0018]
Means 5. In any one of the means 1 to 4, the gaming machine is configured to rotate around an endless belt having a plurality of pictures on its surface, and variably display the pictures through a display window provided on the front face of the gaming machine. The payout of game balls or the generation of a special game state in accordance with the fixed pattern after the stop.
[0019]
According to the means 5, the effect of any one of the means 1 to 4 can be enjoyed in a belt-type ball-using game machine.
[0020]
Means 6. In the means 5, while the rotation of the belt is started due to the operation of the start operation means, the pattern is variably displayed, and a predetermined time has elapsed due to the operation of the stop operation means or without the stop operation means being operated. A gaming machine characterized in that the rotation of the belt is stopped to stop the variable display of the picture.
[0021]
According to the means 6, the player can actively participate in the game by operating the start operation means or the stop operation means.
[0022]
Means 7. In a gaming machine having a loading device for sequentially taking in game medals inserted by a player and detecting the insertion of game medals each time, and a payout device for paying out game balls to the player,
Virtual game medal storage means for storing game medals as virtual game medals,
Operating means operated to pay out a virtual game medal stored in the virtual game medal storage means to the player;
First payout control means for driving and controlling the payout device so as to pay out game medals by the number of virtual game medals stored in the virtual game medal storage means by operating the operation means;
A second payout control unit configured to control to stop the payout process of the game medals by the payout device before reaching the virtual game medal number stored in the virtual game medal storage unit when the predetermined condition is satisfied;
A gaming machine comprising:
[0023]
According to the means 7, when the player operates the operation means (for example, the settlement button), the first payout control means drives and controls the payout device, and the virtual game medals (credited game) stored in the virtual game medal storage means. Medals) are paid out to the player. On the other hand, when the predetermined condition is satisfied (for example, the payment button is re-operated), the second payout control means controls the drive to stop the payout operation by the payout device, and the payment process is stopped halfway. Thereby, when the player receives the stored virtual game medals as real game medals, the player can receive only the required number of game medals or a number close to the required number of game medals, thereby improving the convenience of the player. It can be significantly improved. As described above, the same effect as the above-described means 1 can be expected in a game machine that captures game medals and executes a game, as typified by a spinning-type game machine such as a slot machine. As a matter of course, the concept of the present invention can be grasped as a game medium including a game ball and a game medal as a concept including the means 1 and the present means.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a gaming machine in which a game is started after taking in a game ball will be described with reference to the drawings.
[0025]
The gaming machine in the present embodiment requires a predetermined number of game balls as a game medium at the time of a game, and is configured so that a plurality of game balls, and in some cases, a large amount of game balls are paid out when a predetermined condition is satisfied. It is a ball payout game machine (ball-use game machine). The game ball is not limited to a pachinko ball which is a game ball used for a pachinko machine, but may be any steel ball.
[0026]
First, an outline of an external configuration and an internal structure of the gaming machine 1 will be described. Here, FIG. 1 is a perspective view showing the whole of the gaming machine 1, FIG. 2 is a front view of the gaming machine 1, FIG. 3 is a front view showing the gaming machine main body and the front door 4 developed side by side, and FIG. 2 is a rear view of the gaming machine 1. FIG. 2 and 4 also show a card sand A attached to the gaming machine 1. FIG.
[0027]
As shown in FIGS. 1 to 3, the gaming machine 1 includes an outer frame 2 as a main body frame, and a front frame provided at a front portion of the outer frame 2 and supported by one side of the outer frame 2 so as to be openable and closable. 3 is provided. In this case, the outer frame 2 and the front frame 3 are openably and closably connected at upper and lower left ends thereof by hinges 31 and 32. The outer frame 2 is formed by connecting wooden plate members to four sides, and has a rectangular frame shape as a whole. The front frame 3 is made of a rectangular frame-shaped plate material whose outer dimensions are slightly smaller than the outer frame 2, and is provided so as to contact the front surface of the outer frame 2. On the front frame 3, a back set plate 16 extending from the back surface to the back side along the inner peripheral surface of the outer frame 2 is fixedly mounted. The back set plate 16 has a belt unit and a game ball to be described later. A device for loading or unloading, various control boards, and the like are mounted. In this embodiment, the main body of the gaming machine is basically constituted by the outer frame 2, the front frame 3, the back set board 16 provided on the front frame 3, and the like.
[0028]
On the front side of the front frame 3, a front door 4 is provided so as to be openable and closable with respect to the front frame 3, and a lower plate forming member 5 is provided below the front door 4. That is, the front side of the front frame 3 is covered and covered by the front door 4 and the lower plate forming member 5, and when the front door 4 is opened, the front frame above the lower plate forming member 5 is opened. 3 and various mechanisms (such as a belt unit) mounted thereon are exposed forward. The front frame 3 and the front door 4 are openably and closably connected by upper and lower hinges 33 and 34 at the left end. Therefore, the right side of the front door 4 is rotated about the left side of the front frame 3.
[0029]
The front door 4 and the front surface of the lower plate forming member 5 are formed in a continuous three-dimensional shape so as to form an integrated appearance as a whole of the gaming machine. It has annular portions 6 and 7 protruding from the front surface. The annular portions 6, 7 have a substantially symmetrical shape when viewed from the front of the gaming machine. A large number of luminous bodies 8 and 9 composed of light-emitting diodes and the like are embedded in these annular portions 6 and 7 (see a partially broken portion at the lower right of FIG. 2), and these luminous bodies 8 and 9 emit light during a game. Thus, for example, the annular portions 6 and 7 shine simultaneously or around the outer periphery of the gaming machine.
[0030]
Of the annular portion 6, a top portion 6a located at the uppermost portion projects further forward than other portions, and has a symbolic appearance as the gaming machine 1. The top section 6a is provided with a pair of left and right lamp display sections 10, and also provided with a pair of left and right speakers 11. More specifically, as shown in FIG. 6, the speaker 11 is disposed in the top part 6 a of the annular part 6 in a direction inclined downward. Thereby, the directivity is given to the speaker 11, and for the player located in front of each gaming machine 1, the sound from the speaker 11 is directly heard by the ear, and the effect at the time of the game is more effective. It will be.
[0031]
In the vicinity of the center of the annular portion 6 in the height direction, a constricted portion 6b which is confined inside is provided, and the constricted portion 6b is also provided with lamp display portions 12 and 13. When the front door 4 is in a closed state, the front door 4 is locked in a state in which the front door 4 cannot be opened by a lock mechanism (not shown). The locked state is a predetermined key for a key cylinder 14 provided on the front frame 3. It is configured to be released by an operation. In this gaming machine 1, the installation position of the key cylinder 14 is secured by the constricted portion 6b of the front door 4 (annular portion 6).
[0032]
The annular portions 6, 7 (light emitters 8, 9) and the lamp display portions 10, 12, 13 and the like are used to perform an auxiliary effect at the time of a game while aiming to diversify display contents and increase a display effect. It is provided, and performs various display effects as the game progresses. For example, when the big bonus game is acquired, the ring portions 6, 7 (light emitting bodies 8, 9) are caused to emit light simultaneously or around, or all the lamp display portions 10, 12, 13 are turned on or blinked. The notification to the player is performed by causing the player to make the notification.
[0033]
As shown in FIG. 2, a CR unit A is provided on the left side of the gaming machine 1. A card insertion slot B is provided on the front side of the CR unit A, and a number of game balls corresponding to the amount of money recorded on the card can be used for a game by inserting the card into the card insertion slot B. . The specific contents will be described later.
[0034]
In the gaming hall, a cash sand may be provided on the left side of the CR unit A from the viewpoint of improving the convenience of the player. In this case, a nozzle N for supplying gaming balls from the cash sand to the upper plate 18 described later extends to the gaming machine 1 side. In such a case, there is a possibility that the nozzle N interferes with the above-described annular portion 6 on the front surface of the front door 4. However, a notch-shaped concave portion 15 is formed in a part of the constricted portion 6 b of the annular portion 6. An intermediate portion of the nozzle N is arranged in the recess 15. Specifically, the concave portion 15 is provided at a height position directly above the upper plate 18 and forms a continuous surface with an upper surface of an operation portion 100 (a bulging portion on the front of the gaming machine) to be described later. Accordingly, the recesses 15 allow the refilling of the game balls via the nozzles N, regardless of the three-dimensional modeling of the front face of the gaming machine 1. The luminous body 8 is buried in the recess 15 similarly to the other annular portions 6. Therefore, even if the concave portion 15 is provided in a notch shape, the annular portions 6, 7 emit light so as to include the concave portion 15, and the overall impression is not spoiled.
[0035]
The gaming machine 1 according to the present embodiment is configured such that a game is performed with a required condition of insertion of a game ball (including a virtual game ball), and a predetermined number of game balls are paid out when a predetermined condition is satisfied. ing.
[0036]
A configuration for using a game ball as a game medium will be described below. That is, as shown in FIG. 3, an upper plate forming member 17 as a ball tray unit is detachably attached to a lower set plate 16 fixed and attached to the front frame 3 below the front side thereof. FIG. 5 is a perspective view showing the configuration of the upper plate forming member 17. The upper plate forming member 17 is formed with an upper plate 18 as a storage portion or a ball tray, and the upper plate 18 further has a main upper plate portion 18a and a sub upper plate portion 18b. The main upper plate portion 18a stores game balls paid out by a payout device 28 described later, while the sub upper plate portion 18b stores a game supplied from a ball lending nozzle N (see FIG. 2). The ball is received and guided to the main upper plate portion 18a. The game balls in the main upper plate portion 18a flow to the ball outlet through the ball guide passage 19, and are fed from the ball outlet to the insertion device 23 (see FIG. 3). The ball guide passage 19 is configured such that game balls can be arranged in a line and supplied to a ball outlet, and a stainless steel cover (protective cover) 20 is attached to the passage 19. Here, in FIG. 5, the sub upper plate portion 18b is inclined slightly downward toward the left side of the drawing, and the main upper plate portion 18a is inclined downward somewhat toward the right side of the drawing. Therefore, the game balls in the main upper plate portion 18a and the sub upper plate portion 18 flow downstream in order and are guided toward the input device 23.
[0037]
At the left and right ends of the upper plate forming member 17, mounting fixing portions 21 are provided. By fastening the mounting fixing portion 21 to the back set plate 16 side, the upper plate forming member 17 (FIG. 3 shows the mounted state). The upper plate forming member 17 is detached from the back set board 16 by the release of the fastening of the mounting and fixing portion 21. The fastening method may be arbitrary as long as the mounting and fixing portion 21 is detachable from the back set board 16. One-push type fastening in which a fastener (nilac) is pushed into a to-be-fastened hole provided on the back set board 16 side. A method, a method of screwing a male screw into a screw hole provided on the back set board 16 side, or the like can be applied.
[0038]
Then, when the front door 4 is closed in a state where the upper plate forming member 17 is mounted on the back set board 16, the upper plate forming member 17 is fixed between the back set board 16 and the front door 4. As shown in FIG. 5, the upper plate forming member 17 is provided with a flange 22 extending in the longitudinal direction of the upper plate forming member 17, and the flange 22 is sandwiched by the rear surface of the front door 4. That is, since the holding recess is formed at the corresponding position on the back surface of the front door 4 so as to sandwich the flange 22, the falling off of the upper plate forming member 17 is prevented when the front door 4 is in the closed state. Also, the weight of a large amount of game balls stored in the upper plate 18 can be supported. As shown in FIGS. 1 and 2, a portion (operation portion 100) of the front door 4 corresponding to the upper plate forming member 17 swells to the front side, and the upper surface of the swelling portion is opened. I have. Therefore, when the front door 4 is in the closed state, the upper plate 18 of the upper plate forming member 17 is opened above the bulging portion (the operation portion 100). With the above configuration, the upper plate forming member 17 can be easily removed from the game machine main body or the front door 4, and the upper plate 18 (particularly the ball guide passage 19) is cleaned after the upper plate forming member 17 is removed. Work becomes easier. Further, inspection, repair, and the like of the operation unit 100 and the like, which will be described later, can be easily performed from behind the front door 4. That is, the maintainability is improved. The bulging portion of the front door 4 is an operation unit 100, and an information display operation unit 120 is provided on the front door 4 directly above the operation unit 100. The configurations of the operation unit 100 and the information display operation unit 120 will be described later.
[0039]
The throw-in device 23 is provided on the back set board 16, and a predetermined number of game balls are taken in through the throw-in device 23 based on a game ball throwing operation, a credit operation, or the like by the player. Then, every time a predetermined number of game balls are taken in, a start condition of a game (game) is established each time, and preparations for game start are prepared. At this time, the game balls are taken in by a predetermined number, and then discharged to the outside of the game machine through a discharge passage (not shown).
[0040]
On the back side of the back set board 16, a payout mechanism for paying out game balls when a predetermined condition during the game is satisfied is provided. That is, as shown in FIG. 4, a tank 25 is provided on the uppermost portion on the back side of the back set board 16, and game balls supplied from island facilities in the game hall are sequentially supplied to the tank 25.
[0041]
A tank rail 26 is connected below the tank 25, and a case rail 27 is connected downstream of the tank rail 26. The payout device 28 is provided on the downstream side of the case rail 27, and pays out a required number of game balls by a predetermined electrical configuration. The game balls paid out from the payout device 28 are supplied to the upper plate 18 through the payout passage 29. A ball release button 30 is provided on the case rail 27, and the game balls remaining in the tank 25 and the tank rail 26 are mechanically discharged to the outside by operating the ball release button 30. Note that, in the mechanical ball-pulling process by the ball-pulling button 30, the game ball remains downstream from the ball-pulling button. However, the ball remaining downstream can be completely removed by electrical processing based on a reset switch 138 described later. it can.
[0042]
Here, the dispensing mechanisms such as the tank rail 26, the case rail 27, and the dispensing device 28 are arranged so as to bypass a belt unit 70 (actually, a cover 135 accommodating the belt unit 70) described later. . In FIG. 4 (rear view of the gaming machine 1), the front frame 3 is pivotally supported at the right and left upper and lower portions so as to be openable and closable, and the payout mechanism described above is disposed on the shaft side. In this case, a large number of game balls are stored in the payout mechanism, and the weight thereof naturally increases. However, since the payout mechanism is provided on the shaft side, the front frame 3 can be opened and closed without any trouble. At this time, since the weight burden on the shaft members (hinges 31 and 32) is reduced, the effect of protecting the shaft members (hinges 31 and 32) is also obtained. Like the payout mechanism, the input device 23 is also provided on the shaft side, so that all the mechanisms related to the handling of the game balls are arranged on the shaft side, and it is easy to cope with a problem with the flow of the game balls.
[0043]
When the throwing operation or the like is performed, the throwing device 23 is operated, whereby a predetermined number of game balls on the upper plate 18 are taken in. When the predetermined condition is satisfied during the game, the payout device 28 is operated, whereby the game balls stored in the tank 25 are basically paid out to the upper plate 18 via the payout passage 29 and the like. It is.
[0044]
On the other hand, as described above, the lower plate forming member 5 is disposed below the front surface of the front door 4, and the lower plate 41 is formed on the lower plate forming member 5. Further, the lower plate forming member 5 is formed with a discharge port 42 on the inner side surface. When the game balls are stored in the upper plate 18 in a full state and the game balls are further paid out, the game balls are also paid out to the lower plate 41 through the discharge port 42. I have. That is, although not shown, the payout passage 29 provided in the back set board 16 is branched into two passages, one of which communicates with the upper plate 18 and the other communicates with the lower plate 41. A speaker 43 is provided above the outlet 42. An ashtray 44 is formed adjacent to the lower tray 41.
[0045]
Here, the lower surface of the operating portion 100 formed of a bulging portion on the front surface of the front door 4 is cut out in a trapezoidal shape (convex shape) (actually, a lower portion of a stop button operating surface 113 described later is cut out). The speaker 43 is provided in a region formed by the notch. The speaker 43 has a horizontally long shape in order to secure a sufficient volume in a space limited in the vertical direction. The space below the operation unit 100 (the space formed by the cutout) is also a space into which a hand is inserted to scrape the game balls stored in the lower plate 41. In this case, in the space below the operation unit 100, the speaker 43 is surrounded by the operation unit 100 on the upper side and the left and right sides, and is surrounded by the lower plate 41 (lower plate forming member 5) below.
[0046]
Also, as is clear from FIG. 2, the speaker 43 is disposed in a region where the lower plate forming member 5 does not overlap when viewed from the front of the gaming machine, and the sound of the speaker 43 is transmitted to the lower plate forming member 5 or the lower member 5 (lower portion). The game balls stored in the plate 41) are not obstructed. In short, the speaker 43 is substantially surrounded on all sides, and is opened only to the front, that is, only to the player side. Therefore, the sound of the speaker 43 is well heard by the player of each gaming machine 1, and the sound of the speaker 43 is hardly heard by other players of the adjacent gaming machine 1. Therefore, it is possible to suppress the inconvenience that the sound from the neighbor is annoying for each player.
[0047]
A ball punching hole 45 is formed in the lower plate forming member 5, and when a ball pulling button 46 is pressed, a ball pulling mechanism (not shown) is interlocked, and game balls stored in the lower plate 41 are lowered from the ball punching hole 45. It is being discharged.
[0048]
As shown in FIGS. 3 and 6, when the front door 4 is closed, the front door 4 is provided with a front panel 60 immediately in front of the belt unit 70. Display windows 61, 62, 63 are provided. The display windows 61 to 63 are provided side by side, and the inside is visible through the display windows 61 to 63.
[0049]
Further, a front light member 64 also having a panel shape is attached to the rear surface of the front panel 60 so as to overlap. The front light member 64 constitutes light emitting means, and includes a light source (light) and a transparent light guide for introducing light from the light source along the panel surface and reflecting the light in a direction substantially perpendicular to the panel surface and emitting the light to the outside of the panel. And an optical panel. That is, according to the front light member 64, surface light emission is performed substantially vertically toward the rear, and a belt surface (design) of the belt unit 70 described later is illuminated brightly. In this case, surface light emission is performed in the visible range of the symbol by the display windows 61 to 63. In the present embodiment, a light source is individually provided for each of the display windows 61 to 63. That is, as shown in FIG. 3, the light sources 65, 66, 67 and the inverters 65a, 66a, 67a corresponding thereto are individually provided.
[0050]
In the front door 4, a central portion surrounded by the annular portion 6 and the display portion 120 is a central panel portion, and two upper and lower protection panels 35 and 36 are provided in the central panel portion. These protection panels 35 and 36 are transparent panels made of resin, glass, or the like, and constitute an upper panel and a lower panel. Between the upper and lower protection panels 35, 36, a bar-shaped partition member 37 for dividing both panels is provided. As shown in FIG. 6, the lower protection panel 36 is provided with a slight upward inclination so as to overlap the front panel 60 and the front light member 64 described above. On the other hand, the upper protection panel 35 is provided with a slight downward inclination. Thereby, both the upper and lower protection panels 35 and 36 are provided so as to face the player, and the visibility of the panels 35 and 36 is improved.
[0051]
Next, the configuration of the belt unit 70 as a symbol display device will be described with reference to FIGS. 3, 6, and 7. FIG. As shown in FIG. 3, the belt unit 70 is installed on the back set board 16 from the front behind the front door 4. That is, the belt unit 70 includes a metal supporting frame 80 having a rectangular frame shape, and fixing portions 81 are provided at two upper portions of the supporting frame 80. Then, a mounting bracket 82 is mounted on the fixing portion 81, and the support frame 80 is attached and fixed to the back set board 16 via the mounting bracket 82. As shown in FIG. 7, locking holes 83, 84, and 85 are provided in a lower portion of the support frame 80, and locking portions (not shown) on the back set board 16 side are provided in the locking holes 83 to 85. Is locked, so that the belt unit 70 is positioned in the front-rear direction. In other words, a plurality of (for example, two) locking holes 83 to 85 are provided before and after, and the inclination angle of the belt unit 70 is determined depending on which of the locking holes 83 to 85 is used before and after. I have.
[0052]
The support frame 80 accommodates a left rotating body 71, a middle rotating body 72, and a right rotating body 73 that constitute variable display means. As shown in FIGS. 6 and 7, each of the rotating bodies 71 to 73 is wound around a driving roller 74 and a driven roller 75 rotatably supported by a support frame 80, and between the rollers 74 and 75. Belt (endless belt) 76. A plurality of external teeth 74a are provided at both left and right edges along the rotation direction of the drive roller 74 at equal intervals. Similarly, a plurality of external teeth 74a are provided at both the right and left edges along the rotation direction of the driven roller 75. The external teeth 75a are provided at equal intervals. On the other hand, the belt 76 is provided with engaging holes 76a at both left and right edges thereof at the same intervals as the external teeth 74a and 75a. The belt 76 is stretched between the rollers 74 and 75 such that the engaging holes 76a of the belt 76 are engaged with the external teeth 74a and 75a of the rollers 74 and 75. In the present embodiment, it is assumed that the driven roller 75 has a smaller diameter than the driving roller 74. However, they may have the same diameter or the driven roller 75 may have a larger diameter. Further, although the drive roller 74 is arranged above and the driven roller 75 is arranged below, they may be arranged upside down. Under such a configuration, the belt 76 (the rotators 71 to 73) is formed as a whole in a flat shape, unlike the case where the rotator is constituted by a circular reel.
[0053]
The driving roller 74 of each of the rotating bodies 71 to 73 is connected to a motor 77, 78, 79, such as a stepping motor. The rotating bodies 71 to 73 are individually driven, that is, independently driven by the driving of the motors 77 to 79, respectively. When the rotators 71 to 73 rotate, the rotators 71 to 73 (the respective belts 76) are visually recognized as moving from top to bottom through the display windows 61 to 63. The above roller mechanism can be changed to another mechanism using a pulley, a gear, or the like.
[0054]
A large number of symbols (symbols) as identification information are provided on the outer surface of each belt 76. Among these symbols, the number of symbols visible through the display windows 61 to 63 is limited to a predetermined number mainly determined by the length of the display windows 61 to 63 in the vertical direction. In the present embodiment, the length of the display windows 61 to 63 in the vertical direction is set so that three symbols can be visually recognized for each of the rotating bodies 71 to 73. The outer surface of the belt 76 is matte, and the entire belt surface is non-glossy. Therefore, as described above, even when the front light member 64 emits the surface light and the belt surface is irradiated with light from the front, excessive reflection of the belt surface can be suppressed. In addition, it is also possible to make only the part other than the pattern attached to the belt 76 a non-glossy surface.
[0055]
A plate member 86 is provided in front of each of the rotators 71 to 73 as blinding means for concealing the engagement holes 76a of each belt 76. The plate member 86 is provided in common to each of the rotating bodies so as to extend in the direction in which the rotating bodies 71 to 73 are arranged, and vertically elongated through holes 87, 88, 89 corresponding to each of the rotating bodies 71 to 73. Is formed. The through holes 87 to 89 have substantially the same size as the display windows 61 to 63, and the plate portions on both sides of each of the through holes 87 to 89 hide the engaging hole 76a of each belt 76 from the front. Has become. In this case, the plate member 86 is disposed in a belt circling region between the driving roller 74 and the driven roller 75, and is disposed particularly close to the belt 76 so as not to contact the belt 76. .
[0056]
Above and below each of the through-holes 87 to 89, a light collector 90 in which a part of the plate member 86 is bent at a predetermined angle is provided, and the light emitted from the front light member 64 is provided by the light collector 90. It is designed to be collected in the center. The plate members 86 are attached and fixed to both side surfaces of the support frame 80 by left and right attachment portions 91. Although the plate member 86 is actually attached to the front surface of the belt unit 70 in FIG. 3 as well, FIG. 3 shows the plate member 86 with the plate member 86 removed for convenience.
[0057]
Further, the belt unit 70 is provided with a backlight 92 (rear light emitting means) for illuminating a design visible through the display windows 61 to 63 from behind. The backlight 92 is formed of a fluorescent lamp or the like, and is disposed between the driving roller 74 and the driven roller 75.
[0058]
Next, the symbols attached to the belt 76 of each of the rotating bodies 71 to 73 will be described. FIG. 8 shows a symbol arrangement of the belt 76 of each of the rotating bodies 71 to 73. This drawing may be regarded as a development view of the surface of the belt 76. As shown in the figure, each belt 76 is provided with 20 symbols in a row. In the figure, a serial number of 1 to 20 is attached to the left side of each symbol, and the numbers will be used appropriately in the following description. The number of the same symbols and the arrangement order of the belts 76 of the rotators 71 to 73 are different from each other, but only one of them is shown and described here for convenience.
[0059]
As the symbols, "7" symbol (for example, symbol (19) in FIG. 8) as a big bonus symbol for shifting to a big bonus game, and "BAR" symbol as a regular bonus symbol for shifting to a regular bonus game (Eg, (20) symbol in FIG. 8), a “replay symbol” (eg, (17) symbol in FIG. 8) for shifting to the replay game, and “watermelon” as a small combination symbol in which a small combination is paid out. 8 (for example, the symbol (18) in FIG. 8), a "bell" symbol (for example, the symbol (16) in FIG. 8), and a "cherry" symbol (for example, the symbol (15) in FIG. 8).
[0060]
In the present embodiment, when the "7" symbol, which is a combination of the big bonus symbols, is aligned with the left, center, and right on the activated line described later, 75 game balls are paid out and the big bonus game is performed. When the "BAR" symbol, which is a combination of regular bonus symbols, is aligned with the left, middle, and right on the activated line, 75 gaming balls are paid out and the player enters the regular bonus game. A rush is made. When the "replay" symbol is aligned with the left, center, and right on the activated line, the game ball is not paid out and the player enters the replay game.
[0061]
Furthermore, regarding the small role symbol, if the “watermelon” symbol is aligned with the left, center and right on the activated line, 75 game balls are paid out, and the “bell” symbol is left, center and right on the activated line. When the game is completed, 40 game balls are paid out. When the "cherry" symbol of the left rotating body 71 stops on the payline, ten game balls are paid out. That is, the “cherry” symbol of the middle rotating body 72 and the right rotating body 73 is irrelevant to the payout of the game ball, and is a meaningless symbol. In addition, only in the case of the “cherry” symbol, since the payout of the game ball is performed irrespective of the combination with the other symbols, the position where the plurality of effective lines of the left rotating body 71 overlap (specifically, the upper row or the lower row) In the case where the “cherry” symbol is stopped, the payout of game balls corresponding to the number of the overlapped active lines is performed. As a result, in the present embodiment, 20 game balls are paid out. A payout is made.
[0062]
In the gaming machine 1, three display lines 61 to 63 are connected so that three lines are parallel in the horizontal direction and two lines are diagonally crossed. Is set. That is, upper, middle, and lower horizontal lines (upper line, center line, lower line) and a pair of diagonal lines (upward right line, downward right line) are set as effective lines. Of course, the maximum number of valid lines may be set to 6 or more, or may be set to less than 5, and the maximum number of valid lines may be changed according to a predetermined condition.
[0063]
In addition, various notification units (not shown) such as a big notification unit, a replay notification unit, and a small role notification unit may be appropriately provided above the gaming machine 1 (the front door 4). These various notification units may be provided in places other than the upper part of the gaming machine 1, or a common notification unit may perform notification in different modes. Further, the annular portions 6 and 7 may be used as the notification unit. For example, when the symbols “7” are aligned on the active line when the rotating bodies 71 to 73 are stopped, the big notifying unit displays and notifies that the big bonus game has been obtained by lighting, blinking, or the like. When the “replay” symbols are aligned on the activated line when the rotation of each of the rotating bodies 71 to 73 is stopped, the replay notification unit notifies and displays that the replay game has been acquired by lighting, blinking, or the like. The small-wafer notification unit turns on or flashes the fact that a predetermined number of game balls have been acquired when the “watermelon” symbol or the like as a small-wafer symbol is aligned on the activated line when the rotation of each of the rotating bodies 71 to 73 is stopped. Display and inform. Instead of or in addition to the display, these notifications may be made by voice using the speakers 11 and 43 provided in the gaming machine 1.
[0064]
In the present embodiment, only one line consisting of the center line is activated when five game balls are inserted (one bet). Also, when three game balls are inserted (two bets), only three lines including the upper and lower lines and the center line are activated. Further, when 15 game balls are inserted (3 bets, max bet), all 5 effective lines (upper / middle / lower lines and ascending and descending lines) are activated.
[0065]
As shown in FIGS. 1 and 2, on the left side of the operation unit 100 provided at the bulging portion of the front door 4, the rotating bodies 71 to 73 are started to rotate simultaneously (not necessarily simultaneously). Lever 101 which is operated for this purpose is provided. The start lever 101 constitutes start operation means operated to start variable display.
[0066]
A stop button operation surface 113 is provided on the right side of the start lever 101, and stop buttons 102, 103, and 104 are provided on the stop button operation surface 113 for individually stopping the rotating bodies 71 to 73 during rotation. Have been. The stop buttons 102 to 104 are provided for each of the display windows 61 to 63 corresponding to the rotating bodies 71 to 73 to be stopped. The stop buttons 102 to 104 constitute stop means for stopping the variable display and stop operation means operated to stop the variable display. In the present embodiment, the drive control is performed so that the rotators 71 to 73 stop when a predetermined time has elapsed without the stop buttons 102 to 104 being pressed.
[0067]
A flat operation assisting surface 105 is formed on the upper surface of the operation unit 100 (the bulging portion of the front door 4). The operation assisting surface 105 is provided in an arch shape so as to surround the upper plate 18 behind it, and an opening 106 having substantially the same shape as the upper plate 18 is formed between the operation assisting surface 105 and the front of the gaming machine. When the front door 4 is closed, the upper plate 18 opens upward through the opening 106. The operation assisting surface 105 is provided slightly inclined so as to descend toward the front (front side). However, the inclination does not need to be, and conversely, the inclination may be downwardly descending.
[0068]
Here, the portion immediately above the stop buttons 102 to 104 (stop button operation surface 113) on the operation auxiliary surface 105 has a substantially uniform width in the front-rear direction, and the rear edge of the operation auxiliary surface 105 (L portion in FIG. 1). ) Are configured linearly. In this case, assuming that the player generally presses each of the stop buttons 102 to 104 with the thumb, another finger such as an index finger or a middle finger may be applied to the rear edge (L portion) of the operation assisting surface 105. . By moving the hand to the left or right in this state, the stop buttons 102 to 104 can be continuously pressed along the operation assisting surface 105. In other words, the pressing operation can be performed by placing a finger on the upper plate portion. In short, since the operation assisting surface 105 is flat and its rear edge is straight, the continuous pressing operation of each of the stop buttons 102 to 104 can be performed quickly and smoothly by using the operation assisting surface 105. be able to.
[0069]
Further, the upper plate 18 (in particular, the sub upper plate portion 18 shown in FIG. 5 in the present embodiment) may be provided with a step or an inclination so that the operation assisting surface 105 side is made slightly higher. . That is, a height difference is provided so that the front of the upper plate 18 is high and the rear is low. According to this, even if the game balls are stored in the upper plate 18, many of them are stored in a lower portion of the upper plate 18 (that is, a portion remote from the operation assisting surface 105). Therefore, when the upper plate 18 is used as a finger rest, the inconvenience of interference between the finger and the game ball can be avoided.
[0070]
Above the start lever 101 (that is, on the left hand side for the player), a button-shaped bet switch constituting an input means for inserting a game ball is provided on the operation assisting surface 105 of the operation unit 100. . In the present embodiment, a 1-bet switch 107, a 2-bet switch 108, and a max-bet switch 109 are provided as bet switches. Each of the bet switches 107 to 109 is operated to insert a required number of game balls as game media (or storage game media). Since the max bet switch 109 is usually operated in many cases, the max bet switch 109 is formed to be larger than the other bet switches 107 and 108 from the viewpoint of operability.
[0071]
The one bet switch 107 is set so that five game balls are inserted each time the switch is pressed once. The two-bet switch 108 is set so that ten game balls are inserted each time the switch is pressed once. Further, the max bet switch 109 is provided so that a plurality of (three) pressing operations of the one-bet switch 107 and the like can be omitted. The game balls are set to be inserted (for three bets). The actual insertion of the game balls in the present embodiment can be performed by the insertion device 23 as described above.
[0072]
In the present embodiment, when the five lines are activated (15 game balls are inserted), a maximum bet (three bets) is made. That is, for example, when three pressing operations of the 1-bet switch 107 or one pressing operation of the max-bet switch 109 are performed, no further insertion is performed. Therefore, in the present embodiment, when the bet switches 107 to 109 are further pressed after the maximum bet (three bets) has been made, the operation is invalidated. However, when the bet switches 107 to 109 are further pressed after the state of the max bet (3 bets), the game balls corresponding to the extra operation are stored as credits (virtual game balls). It is also possible to make it.
[0073]
A settlement button 111 as an operation means is provided at a position on the right side of the operation assisting surface 105 of the operation unit 100. The settlement button 111 is operated to change the handling format of the game balls that have already been captured and stored and stored, and the game balls that are paid out to the player as a result of satisfying the predetermined condition. That is, for example, when the power is turned on, surplus game balls up to a predetermined maximum value (for example, 250 game balls: maximum storage number) are stored and stored as credits (virtual game balls: storage game media) and paid out. The "play mode" is set so that the set game balls are also stored and stored as credits (virtual game balls). When the settlement button 111 is pressed, if there are credits, the corresponding game balls are used as actual game balls. In addition, the surplus game balls and the acquired game balls can be switched to the "direct mode" set to directly pay out as actual game balls. If the "credit mode" and "direct mode" are alternately switched each time the settlement button 111 is operated, the player can execute a game in a format according to his / her preference. The settlement button 111 constitutes a switching operation means for switching a handling form of the game ball. The details of the function based on the operation of the settlement button 111 will be described later.
[0074]
Next, details of the information display operation unit 120 will be described with reference to FIG.
[0075]
On the left side of the information display operation unit 120, a 1-bet LED 141, a 2-bet LED 142, and a 3-bet LED 143 are provided. These are lit according to the number of bets. When a game ball for one bet is inserted, the 1-bet LED 141 is lit, and when a game ball for two bets is inserted, the 2-bet LED 142 is lit. When game balls for three bets are inserted, the three-bet LED 143 is turned on.
[0076]
A replay LED 144, an insertion permission LED 145, and a start permission LED 146 are provided at the upper center of the information display operation unit 120. The replay LED 144 is turned on when a replay game is established, and turned off in other cases. The insertion permission LED 145 is turned on when the operation of inserting the game ball is enabled, and is turned off when the operation of inserting the game ball is prohibited. The start permission LED 146 is turned on when a game can be started by operating the start lever 101, that is, when at least one bet is inserted, and no bet or the rotating bodies 71 to 83 are driven. The lights are turned off during the game operation.
[0077]
A game number display section 147, an acquired number display section 148, and a credit display section 149 are provided at the lower center of the information display operation section 120. Each of these display units 147 to 149 is constituted by a 7-segment LED. The number-of-games display unit 147 has three digits, the number-of-acquisitions display unit 148 has two digits, and the credit display unit 149 has four digits. The game number display section 147 displays the number of remaining games in the big bonus game, the number of remaining games in the jack-in game, and the number of remaining games in the regular bonus game. The acquired number display section 148 displays the number of acquired game balls (the number of award balls) each time. The credit display unit 149 is configured to display the number of game balls (the number of virtual game balls) activated and stored in the credit mode.
[0078]
A ball lending switch 152 and a return switch 153 are provided on the right side of the information display operation unit 120 with the ball lending permission LED 151 interposed therebetween, and a card balance display unit 154 is provided below them. The ball lending permission LED 151 is lit when the CR unit A operates normally and a card with a balance is inserted in the card insertion slot B. In other cases, for example, the CR unit A does not operate normally. When no card is inserted or there is no card balance, the light is turned off. The ball lending switch 152 is operated when a player borrows a game ball based on a card, and the game ball is lent out in a form that can be used for a game based on the operation. The return switch 153 is operated when requesting the return of the card inserted into the card insertion slot B. The CR unit A ejects the card from the card insertion slot B based on the operation. I have. The card balance display section 154 is constituted by a three-digit seven-segment LED. The card balance display section 154 displays the balance of the card inserted into the card slot B in units of 100 yen.
[0079]
Here, the 1-bet LED 141, the 2-bet LED 142, the 3-bet LED 143, the replay LED 144, the insertion permission LED 145, the start permission LED 146, the game number display section 147, the acquired number display section 148, and the credit display section 149 include a first information board 161. It is installed in. The ball lending permission LED 151, ball lending switch 152, return switch 153, and card balance display section 154 are mounted on the second information board 162. By integrating various components and the like on the first information board 161 and the second information board 162 in this manner, the work of attaching to the gaming machine 1 becomes easy. Further, by dividing the gaming machine 1 into the first information board 161 and the second information board 162, the gaming machine 1 not using the CR unit A may omit the second information board 162, and may or may not be a CR compatible machine. High flexibility when making things.
[0080]
As shown in FIG. 4, a main board (control device) 131 for performing various controls related to the game is installed on the back set board 16 on the back of the gaming machine 1. The main board 131 includes a CPU that controls the main control, a ROM that stores a game program, a RAM that stores necessary data according to the progress of the game, an IO port that communicates with various devices, an input / output driver that functions as a buffer, The control circuit board includes a random number circuit used in various lotteries, a reset circuit for outputting a reset signal, and the like.
[0081]
Similarly, a sub-control board 132 is provided on the back set board 16 so as to be included in the reel unit 70. Similarly, the sub-control board 132 includes a CPU, a ROM, a RAM, and the like, and adopts a one-way communication configuration that receives a control signal from the main board 131 but does not transmit a signal to the main board 131 side. On the back set board 16, a payout control board 136 constituting a first payout control means, a second payout control means, and a virtual game ball storage means is arranged so as to be aligned with the main board 131. The input / output control board 136 also includes a CPU, a ROM, a RAM, and the like, and has a bidirectional communication configuration with the main board 131 via an input / output buffer. The main board 131, the sub-control board 132, and the input / output control board 136 are all housed in a transparent or non-transparent control board box, and are fixed to the back set board 16 with the control board box sealed. ing. The belt unit 70 is housed and integrated in a colorless and transparent cover 135 as a case member.
[0082]
A power supply device 133 is installed on the back set board 16 so as to be in contact with the side surface of the cover 135 (belt unit 70). The cover 135 is provided with a vent hole 135a for heat radiation. The power supply device 133 houses a power supply board for supplying necessary power to the control devices such as the main board 131, the sub-control board 132, and the input / output control board 136, and other necessary output devices 28, and the power supply board. It is provided with a colorless and transparent board box and a metal plate for noise suppression for eliminating noise generated inside and outside the power supply board, which are integrally assembled. The back set board 16 is provided with a vertically long recess 134 immediately beside the belt unit 70, and the recess 134 accommodates a side portion of the power supply device 133. Thereby, the power supply device 133 is attached in a state of being vertically arranged in a direction extending in the depth direction of the gaming machine 1.
[0083]
The arrangement of the main board 131, the sub-control board 132, the power supply board 133, the input / output control board 136, and the like is not limited to the above-described arrangement.
[0084]
The power supply 133 is provided with a reset switch 138. When the reset switch 138 is pressed down for a predetermined time in a normal state after power-on (other than an error state), the payout device 28 is driven, and the game balls remaining in the tank 25, the tank rail 26, and the case rail 27 are discharged. It is supposed to be. Therefore, the remaining game balls can be completely discharged even by the mechanical ball discharge by operating the ball release button 30.
[0085]
As shown in FIG. 4, a connector terminal block C is provided on the rear surface of the CR unit A. Correspondingly, a connector terminal block 137 is also provided on the input / output control board 136. The connector formed at each end of the cable connector D is connected to both connector terminal blocks C and 137. Thus, the CR unit A and the input / output control board 136 are in a state in which bidirectional communication is possible.
[0086]
FIG. 10 is a block diagram illustrating an electrical configuration of the main board 131 and the like. As shown in the figure, power from the power supply device 133 (power supply board) is supplied to the main board 131. Also, power is supplied directly or indirectly to the sub-control board 132, the input / output control board 136, and the like. Although not shown, various signals based on the operation of the reset switch 138 provided on the power supply device 133 are transmitted to the main board 131 and the loading / unloading control board 136, thereby executing the above-described ball removal processing and the like.
[0087]
To the input side of the main board 131, a settlement button 111, a 1-bet switch 107, a 2-bet switch 108, a max-bet switch 109, a start lever 101, and stop buttons 102 to 104 are respectively connected. Therefore, the main board 131 receives the ON signals from the respective switches, buttons, and levers, and can grasp the operation status of the gaming machine 1.
[0088]
The sub control board 132 is connected to the output side of the main board 131. On the output side of the sub-control board 132, the light-emitting members 8, 9, the lamp display units 10, 12, 13, the speakers 11, 43, the front light member 64, and the backlight 92 are connected. From the main board 131, the game information at that time is transmitted to the sub-control board 132 as a signal. The sub-control board 132, to which the signal relating to each game information is input, executes various effects based on various signals and based on its own control program. In the present embodiment, the sub-control board 132 constitutes “illuminant control means”, “front light control means”, “backlight control means”, “audio control means” and the like. Incidentally, the illuminant control refers to control for causing the illuminants 8 and 9 in the annular portions 6 and 7 to circulate in one direction or two directions, or for simultaneously turning on the illuminants 8 and 9. In addition, the front light control refers to each of the front light members 64 corresponding to each of the rotating bodies 71 to 73 in accordance with the stopping order in order to inform the player of the order in which the belts 76 of the rotating bodies 71 to 73 are stopped. This refers to control in which the light sources 65 to 67 emit light in order. In addition, the backlight control refers to control for turning on or off the backlight 92 in accordance with a game situation. The voice control refers to control for generating a predetermined voice in the speakers 11 and 43.
[0089]
The first information board 161 is connected to the output side of the main board 131. Therefore, the main board 131 includes the 1-bet LED 141, the 2-bet LED 142, the 3-bet LED 143, the replay LED 144, the insertion permission LED 145, the start permission LED 146, the number-of-games display section 147, the number-of-acquisitions display section 148 mounted on the first information board 161. The credit display unit 149 can be controlled.
[0090]
The belt unit 70 is connected to the main board 131. Therefore, the main board 131 controls the driving of the motors 77 to 79 mounted on the belt unit 70 and individually controls the rotational positions (origin positions) of the rotating bodies 71 to 73 (belt 76) mounted on the belt unit 70. , A detection signal from the rotational position detection sensor can be received.
[0091]
The main board 131 and the input / output control board 136 are connected so that bidirectional communication can be performed. Accordingly, the command from the main board 131 can be received by the input / output control board 136, and the signal from the input / output control board 136 can be received by the main board 131.
[0092]
The input / output control board 136 is connected to the input device 23, the output device 28, the second information substrate 162, and the CR unit A.
[0093]
Next, means for realizing a normal game in the gaming machine 1 will be described. In this description, the description will be given as a set of functions realizing means provided in the main substrate 131 and the like. That is, the various functions described below are realized under control centered on the CPU of the main board 131, and the control program is based on the stored contents of the ROM (in some cases, the RAM). Is temporarily stored in the RAM. However, since the program requirements and the like can be made by those skilled in the art by adopting an appropriate table configuration and the like, Not explained. However, when it is necessary to grasp the contents of the game of the present embodiment, a specific description will be given as appropriate.
[0094]
The main board 131 includes “small winning combination lottery means”. The small combination lottery means performs a lottery based on the timing at which the detection signal is input from the start lever 101 to determine whether the small combination payout condition is satisfied, and thereby determines whether the small combination flag is established. In addition, the lottery of the small role is configured to change in accordance with the number of game balls inserted (the number of bets) together with other lotteries, so that the larger the number inserted, the more advantageous lottery results for the player are obtained. It has become.
[0095]
The main board 131 includes “small win control means”. If the small win flag is established during the normal game, the small win control means applies a certain pull-in stop control while stopping each of the rotating bodies 71 to 73 while referring to the contents of a small win establishment table described later. To forcibly stop the small symbol on the activated line.
[0096]
The main board 131 includes “replay game lottery means”. The replay game lottery means performs a lottery based on the timing at which the detection signal from the start detection sensor 141 is input to determine whether or not the replay game transition condition is satisfied, thereby determining whether the replay flag is satisfied.
[0097]
The main board 131 includes “replay game control means”. When the replay flag is established during the normal game, the replay game control means applies a certain pull-in stop control and refers to the contents of a replay establishment table to be described later when the rotators 71 to 73 are stopped. Force the replay symbol to stop on the active line. Then, on the condition that the replay symbol stops on the activated line, the next game can be performed free of charge. Of course, various lotteries are also executed when the replay game is played.
[0098]
The main board 131 includes “big bonus lottery means”. The big bonus lottery means performs a lottery based on the timing at which the detection signal is input from the start detection sensor 141 to determine whether or not the big bonus shift condition is satisfied, and thereby determines the presence or absence of the big bonus establishment flag.
[0099]
The main board 131 includes “big bonus control means”. When the big bonus flag is established during the normal game, the big bonus control means performs a certain pull-in stop control while stopping each of the rotating bodies 71 to 73 while referring to the contents of a big bonus establishment table described later. A semi-forced big bonus symbol is stopped on the activated line. Then, on condition that the big bonus symbol is stopped on the activated line, up to a predetermined number of games (30 times in this case) as an upper limit, the big bonus game from the normal game which is the current game state to the special game state. And then, in principle, return to the original normal gaming state.
[0100]
The main board 131 includes “lottery means during the big bonus”. The lottery means during the big bonus is activated only during the big bonus, and performs the small lottery symbol lottery and the jack-in lottery at the timing when the detection signal from the start detection sensor 141 is inputted, and performs the small lottery flag and the jack-in lottery. It is determined whether or not the flag is established. The big bonus control means controls the rotating bodies 71 to 73 while referring to the small win establishment table so that a predetermined small win symbol (for example, a “watermelon” symbol) is aligned on the activated line by the establishment of the small win flag. Semi-forced pull-in stop control.
[0101]
Further, the big bonus control means semi-forcedly pulls in and stops the rotating bodies 71 to 73 while referring to the contents of the replay establishment table in order to perform jack-in by establishment of the jack-in flag. The jack-in is a state in which a predetermined bonus game is executed during a big bonus game, and specifically, is caused when a “replay” symbol is completed. Therefore, to execute the jack-in, the big bonus control means semi-forcefully pulls in and stops each of the rotating bodies 71 to 73 so as to align the jack-in symbol (replay symbol) on the activated line. When the player is jacked in, a jack-in game is executed.
[0102]
The jack-in game will be described. When the jack-in symbol stops on the active line, the game is shifted to the jack-in game, which is a special game in the big bonus game in the current gaming state, up to a predetermined number of games (12 times in this case) set in advance. Then, the game returns to the original big bonus game. During the jack-in game, there is only one active line (center line). During the jack-in game, a predetermined symbol (here, a replay symbol) is randomly selected according to the timing at which the detection signal from the start detection sensor 141 is input. Unlike the normal lottery, the lottery of the symbol is set so that a predetermined number (for example, 75) of game balls are paid out when the replay symbol is aligned with the activated line (only the center line). The symbol is a game ball payout symbol, and a lottery is performed as to whether or not the game ball payout symbol satisfies a condition for being aligned. If the lottery results in the establishment of a replay flag (the replay flag here is different from the one during the normal game and newly set for the jack-in game), the game ball payout Each of the rotating bodies 71 to 73 is controlled so that symbols other than the symbols are not aligned on the activated line, and when the game ball payout symbols are aligned a predetermined number of times (for example, 8 times), the predetermined number of games ( The predetermined bonus game ends even if it has not reached 12 times.
[0103]
Here, in the big bonus game, jack-in is possible up to a predetermined number of times (for example, three times) within the predetermined number of games (30 times), and the number of games during the jack-in during the big bonus game is It is not added to the number of 30 times. The big bonus control means determines whether or not the predetermined bonus game has been completed a predetermined number of times (three times) (even if the predetermined number of games has been completed is three times) At time), the big bonus game is forcibly ended.
[0104]
The main board 131 includes “rotating body control means” and “storage means”. The rotating body control means controls each of the rotating bodies 71 to 73 via the sub-control board 132 in accordance with the contents stored in the storage means. The stop position of the rotating bodies 71 to 73 (the driving roller 74 and thus the belt 76) is controlled.
[0105]
The various tables stored in the storage means (here, a ROM but may be a RAM) are individually set according to the various flags that have been established. More specifically, for example, when no flag is established, a "missing table" for preventing any symbol from being aligned on the activated line, a predetermined small symbol is activated corresponding to the small symbol. "Small win establishment table" for aligning on the line, "Replay establishment table" for aligning replay symbols on the active line corresponding to the replay flag, "7" symbol corresponding to the big bonus flag on the active line In addition to the "big established table" for aligning the symbols, a "line table" for determining on which effective line the aligned symbols are aligned, and the like. The storage means also stores the number of virtual game balls in the credit mode (virtual game ball storage means).
[0106]
Next, a description will be given of a game progress method achieved by the function realizing means, including control of the main board 131, the input / output control board 136, and the like.
[0107]
When the power is supplied to the CR unit A and the cable connector D is properly connected between the CR unit A and the input / output control board 136, the input / output control board 136 turns on the ball lending permission LED 151. When a card with a balance is inserted into the card insertion slot B of the CR unit A, the record information of the card is transmitted directly to the input / output control board 136 without passing through the main board 131. The pay-in / pay-out control board 136 reads the record information of the card, and displays the balance on the card balance display section 151. Note that the lending permit LED 151 may be turned on only when there is a card balance. When the player operates the return switch 153, the insertion / payout control board 136 issues a card return instruction to the CR unit A, and the CR unit A causes the card to be ejected from the card insertion slot B.
[0108]
Also, when the player operates the ball lending switch 152 when there is a card balance, game balls are paid out to the player in units of 500 yen. In this payout, in the direct mode, the insertion / payout control board 136 drives and controls the payout device 28, and pays out game balls directly to the upper plate 18. In addition, in the credit mode, the input / output control board 136 displays a value obtained by adding the number corresponding to the number of lent balls on the credit display unit 149. Such an operation is performed without the intermediation of the main board 131, which is performed by directly connecting the CR unit A, the dispensing device 28, and the second information board 162 to the input / output control board 136 without interposing the main board 131. The credit display unit 149 is also connected so that it can be controlled from the input / output control board 136. Since the input / output control board 136 performs the credit operation as described above, the number of credits (the number of virtual game balls) is stored in the RAM of the input / output control board 136. Therefore, the RAM of the insertion / payout control board 136 corresponds to virtual game ball storage means.
[0109]
At the start of the game, the player operates the bet switches 107 to 109 on condition that the number of credits is equal to or more than a predetermined number or the number of the game balls is a predetermined number on the upper plate 18 so that the virtual game ball based on the stored memory can be obtained. Alternatively, an actual game ball is inserted. Until a max bet is reached, the main board 131 turns on the insertion permission LED 145 to urge the player to insert a game ball, and the main board 131 is inserted to notify that the game ball cannot be inserted when the max bet is reached. The permission LED 145 is turned off. The operation of the bet switches 107 to 109 is detected by a sensor or the like, and upon receiving the detection signal, the main board 131 determines that a game ball (including a virtual game ball) has been inserted. At this time, in the credit mode, the virtual game balls stored and stored are inserted. For example, in the credit mode, when the max bet switch 109 is pressed when there are 15 or more stored numbers (the number of credits), the number of credits displayed on the credit display unit 149 is reduced by “15” and displayed. The storage means stores the number reduced by “15” as the number of stored storages. On the other hand, when the max bet switch 109 is pressed when the number of deposits (the number of credits) is less than 15 or when the 1-bet switch 107 is pressed when the number of deposits (the number of credits) is less than 5 When the operation is performed, the pressing operation is invalidated.
[0110]
Also, in the case of the direct mode, the actual game balls on the upper plate 18 are taken and inserted. For example, in the direct mode, if 15 or more game balls are on the upper plate 18 and the max bet switch 109 is pressed, the 15 game balls on the upper plate 18 Under the control, when the 1 bet switch 107 is pressed when five or more game balls are on the upper plate 18 when five or more game balls are on the upper plate 18, the five game balls on the upper plate 18 It is taken in by the charging device 23. On the other hand, when the max bet switch 109 is pressed when there are less than 15 game balls, or when the 1 bet switch 107 is pressed when there are less than 5 balls, the pressing operation is invalidated. Is done.
[0111]
The main board 131 turns on one of the bet LEDs 141 to 143 according to the number of game balls inserted (= the number of bets × 5) in each case. Here, in the case of one pressing operation of the one-bet switch 107 (insertion of five game balls), the one-bet LED 141 is turned on, and two pressing operations of the one-bet switch 107 or one time of the two-bet switch 108 are performed. In the case of pressing operation (insertion of ten game balls), the 2-bet LED 142 is turned on, and in the case of pressing operation of the max bet switch 109 (input of 15 game balls), the 3-bet LED 143 is turned on. In the present embodiment, the bet number, that is, the active line is displayed on each of the bet LEDs 141 to 143. Instead, or in addition, the active line display unit corresponding to the active line is displayed. Provision may be made in the vicinity of the windows 61 to 63 to more clearly display which line is activated.
[0112]
In the case of inserting virtual gaming balls by operating the bet switches 107 to 109 in the credit mode, the main board 131 subtracts the stored number of credited gaming balls by that amount, and according to the subtracted value. The display is controlled so that the credit display unit 149 performs the display. In the case of inserting a game ball by operating the bet switches 107 to 109 in the direct mode, the main board 131 outputs a signal to that effect to the insertion device 23 and takes in the corresponding game ball from the upper plate 18. A command is transmitted to the input / output control board 136, and the input / output control board 136 drives and controls the input device 23.
[0113]
While at least one line is activated, the main board 131 illuminates the start permission LED 146 to prompt the start of the game, while the line is not activated or during the game (during the driving of the rotating bodies 71 to 73). Turns off the start permission LED 146. When the player operates the start lever 101 in a state where the start permission LED is turned on and the line is activated, the operation is detected by a sensor or the like, and the main board 131 receives the detection signal to cause the start lever 101 to operate. Is determined to have been performed. At the same time, information to that effect is transmitted to the sub-control board 132. Then, the main board 131 controls the belt unit 70 (motors 77 to 79) to rotate all the rotating bodies 71 to 73 (belt 76) simultaneously (may be simultaneous or with a predetermined time difference). Drive control. As a result, each belt 76 rotates in one direction at such a speed that it is difficult for the player to visually recognize the symbols attached to the surface, and the symbols are shifted from top to bottom through the display windows 61 to 63. It is projected to be variably displayed toward.
[0114]
Further, at the timing when the detection signal based on the operation of the start lever 101 is input to the main board 131, during the normal game, each lottery is performed by the small role lottery means, the replay game lottery means, and the big bonus lottery means. These lotteries are performed based on random numbers extracted by a random number circuit.
[0115]
If the lottery result by the small lottery means indicates that the small role flag is established, the right to stop the appropriate small role symbol on the activated line is given only in the game. If the result of the lottery by the replay game lottery means that the replay flag is established, the right to shift to the replay game is given only in that game. That is, the small win flag and the replay flag are not carried over to the next game or later. If the result of the lottery by the big bonus lottery means that a big bonus flag is established, the right to shift to the big bonus game is given, and the flag is held until the shift to the big bonus game. Furthermore, when the lottery result of each lottery means does not mean that any condition is satisfied, none of the flags is set.
[0116]
When the player operates the stop buttons 102 to 104 in an arbitrary order after the lottery by each of the lottery means described above, the operation is individually detected by a sensor or the like, and the main board 131 receives the detection signals and receives the respective detection signals. It is determined that each of the stop buttons 102 to 104 has been operated. Then, the main board 131 controls the stop of the motors 77 to 79 so as to individually stop the rotating bodies 71 to 73 corresponding to the operated stop buttons 102 to 104.
[0117]
The stop positions of the rotating bodies 71 to 73 (belt 76) are determined by referring to the tables stored in the storage means of the main board 131 based on the establishment flags which are the lottery results of the lottery means. Is done. At this time, if there is a symbol corresponding to the established flag from the active line to four symbols in front of the rotating body in the rotation direction, in principle, control is performed such that the symbol is positively drawn into the active line. If the rotation body stop timing is an error up to four symbols before, the error can be absorbed (pull-in stop control). As a result, even if the player is not skilled, it is possible to stop the symbol corresponding to the establishment flag on the activated line as much as possible by the main board 131.
[0118]
At a predetermined timing (for example, when the first stop button 102, 103, or 104 is pressed), the sub-control board 132 includes the light-emitting members 8, 9, the lamp display units 10, 12, 13, and the front light member. Various auxiliary displays are performed using the 64, the backlight 92, and the speakers 11 and 43, and a reach effect display and the like are executed.
[0119]
At the time of stopping each of the rotating bodies 71 to 73, when the combination of stop symbols on the activated line is a combination of predetermined symbols, that is, a combination of small symbol symbols, a combination of replay symbols, and a big bonus symbol. In the case of a combination, the main board 131 causes the acquired number display section 148 to display the number of game balls paid out in accordance with the combination of the stopped symbols.
[0120]
The main board 131 performs payout control for paying out a number of game balls corresponding to each combination of stopped symbols as a game value in parallel with the display on the acquired number display section 148. In such a case, as a general rule, the main board 131 transmits a command, and the input / output control board 136 drives and controls the payout device 28, so that the payout of the game balls is performed directly to the upper plate 18 or the like as actual game balls. However, if the operation of the settlement button 111 is detected by a sensor or the like and the main board 131 is determined to be in the credit mode, if the maximum value that can be stored and stored (for 250 pieces) has not been reached, that amount is directly paid out. It is not paid out from the device 28, but is stored and stored as a credit game ball (virtual game ball). In this case, the main board 131 adds the number of game balls acquired this time to the stored number of stored game balls that have been credited, and performs display control so that the credit display unit 149 performs display according to the added value. . Of course, even in this case, the input / discharge control board 136 drives and controls the dispensing device 28 based on a command from the main substrate 131 for the portion exceeding the maximum value of 250 that can be stored and stored. Will be paid out.
[0121]
Then, when the symbols arranged on the activated line are a small combination symbol or a combination of symbols with no payout, the normal game is continued. On the other hand, when the combination of the symbols arranged on the activated line is the combination of the replay symbols, the replay game control means executes the replay game in which the next game can be played free of charge. When the replay game is established, the main board 131 turns on the replay LED 144. Further, when the combination of the symbols arranged on the activated line is the combination of the big bonus symbols, the big bonus game is executed by the big bonus control means. Here, in the gaming machine 1 of the present embodiment, the number of payout game balls is an upper limit value in addition to a predetermined number of games (the end of 30 games or the end of three jack-in games) as an end condition of the big bonus game. (Specifically, 2250) or not. Therefore, when the number of payout game balls reaches the upper limit of 2250 without waiting for the end of the 30 games or three jack-in games, the big bonus game is ended there, and the gambling is more than necessary. Not to be upset.
[0122]
When the small combination symbol, the replay symbol, the big bonus symbol, and the like are aligned on the activated line, the sub-control board 132 includes the luminous bodies 8, 9, the lamp display units 10, 12, 13, the front light member 64, The display of the backlight 92 is controlled to display and inform of the completion of the small combination, the transition to the replay game, and the establishment of the bonus game. Note that the sound notification from the speakers 11 and 43 should be exaggerated as the profit from the return of the game value to the player increases (increase the volume, increase the tone, change the rhythm, etc.). Is preferred. The same applies to the display mode of each notification unit. For example, by changing the display mode such as blinking rapidly in a big bonus game, the magnitude of the obtained profit can be estimated by the player.
[0123]
Next, the operation of the gaming machine 1 having the above configuration, in particular, the characteristic processing operation of the main board 131 and the input / output control board 136 will be described with reference to the flowcharts of FIGS. In addition, the part which overlaps with a part of description about the game progress method mentioned above is described again for convenience.
[0124]
First, the processing operation of the CPU of the main board 131 will be described with reference to FIGS.
[0125]
The CPU of the main board 131 executes initialization processing and the like when the power is turned on from the power off state (step S100). In the initialization processing or the like, it is determined whether or not the power is turned on while the reset switch 138 of the power supply device 133 is pressed, and if so, the contents of the RAM are cleared and the power recovery flag is reset. The power recovery flag is a flag that is set when the power is turned off. When this flag is set, the power-off state is stored in the RAM as power failure occurrence information, and the power failure occurrence information is held by the backup power supply. It is supposed to be. Here, in the present embodiment, in addition to the main board 131, the sub-control board 132 and the input / output control board 136 are backed up in the respective RAMs based on the same power recovery flag as the power failure occurrence information. Is done. Now, after resetting the power recovery flag or when the power is turned on without pressing the reset switch 138, a setting key is inserted into a setting key insertion hole (not shown) of the power supply 133, and a setting key switch (FIG. (Not shown) is turned on. When the setting key switch is turned on, one of six setting states (settings 1 to 6) can be selected. Therefore, after determining which setting state has been selected, an internal process corresponding to the selected setting state is performed. Execute After that, the content stored in the RAM of the main board 131 is cleared, and the power recovery flag is reset. Therefore, after resetting the power recovery flag or when the setting key switch is not turned on, it is determined whether or not the power recovery flag is set. When the power recovery flag is set, the RAM of the main board 131 is determined. The power restoration process for returning to the state before the power was turned off is performed based on the power failure occurrence information stored in the power supply. By this power restoration process, for example, even if the power is turned off due to a power failure, it is possible to return to the state before the power was turned off when the power was restored.
[0126]
When completing the initialization processing and the like (step S100), the CPU of the main board 131 executes the settlement processing (step S110). As shown in FIG. 12, in the payment processing routine, the CPU of the main board 131 first determines whether or not the payment button 111 has been operated (step S111). If the settlement button 111 has not been operated, this routine ends. On the other hand, when the settlement button 111 is operated, it is determined whether or not credit settlement processing is being performed (step S112). If the credit settlement process is being performed, a credit settlement stop command is issued (step S113), the credit settlement process is stopped (step S114), and the routine ends. Therefore, by operating the settlement button 111 again during the credit settlement process, the credit settlement process can be stopped halfway, and the player can receive payout of as many game balls as required.
[0127]
When it is determined in step S112 that the credit settlement process is not being performed, it is determined whether or not there is a number to be inserted, that is, whether or not a bet has been made (step S115). If there is a number to be inserted, a payout command for the number of insertions is issued (step S116), and the number of insertions is set to 0, that is, the bet already made is invalidated (step S117), and this routine ends. I do. Thus, even if the bet is made once by operating the bet switches 107 to 109, the bet can be released by operating the settlement button 111.
[0128]
If it is determined in step S115 that there is no input number, a credit settlement start command is issued (step S118), the credit settlement process is started (step S119), and this routine ends. Thus, by operating the settlement switch 111 when the credit settlement process is not being performed and there is no inserted number, the payout process of the credited virtual game ball can be performed.
[0129]
When the payment process (step S110) is completed, the CPU of the main board 131 executes a status acquisition process of the input / output control board 136 (step S120). In this step, the CPU of the main board 131 transmits a status acquisition command to the input / output control board 136, thereby receiving the latest status of the input / output control board 136 from the input / output control board 136, and Get status.
[0130]
When the CPU of the main board 131 completes the state acquisition processing of the input / output control board 136 (step S120), it executes a state processing corresponding to the state (step S130). As shown in FIG. 13, in the state processing routine, the CPU of the main board 131 first determines whether or not the insertion number is the maximum, that is, whether or not the state is in the max bet state (step S131). If the insertion number is not the maximum, it is determined whether or not the bet switches 107 to 109 have been operated (step S132). Then, when it is determined in step S131 that the insertion number is the maximum, or when it is determined in step S132 that the bet switches 107 to 109 have not been operated, the process proceeds to step S139. Here, if the number of inputs is the maximum, it is determined in step S139 that there is an input number, and this routine ends. On the other hand, if there is no operation of the bet switches 107 to 109, the routine is terminated if it is determined in step S139 that there is a number to be inserted, and the process returns to step S110 if it is determined that there is no number to be inserted.
[0131]
If it is determined in step S132 that the bet switches 107 to 109 have been operated, it is determined whether or not credit settlement processing is being performed (step S133). If it is determined that the credit settlement process is being performed, a credit settlement process stop command is issued (step S134), and the credit settlement process is stopped (step S135). With this, if a valid operation of the bet switches 107 to 109 is performed during the credit settlement process, the credit settlement process is stopped, so that there is an advantage that the game can be started even during the credit settlement process. This eliminates the need to re-operate the settlement button 111 to stop the credit settlement process and then perform a betting operation.
[0132]
When it is determined in step S133 that the credit settlement process is not being performed, and after the credit settlement process is stopped in step S135, the CPU of the main board 131 issues a necessary number acquisition command and sends the command to the CPU of the input / output control board 136. Send. Thereby, the insertion / payout control board 136 executes a process of taking in a required number of game balls according to the bet operation executed in step S132. Thereafter, it is determined whether or not the normal notification command is returned from the insertion / payout control board 136. If not returned, the process proceeds to step S139. If returned, the insertion process is executed in step S138 to respond to the bet. It is determined that a game ball has been inserted, and the process proceeds to step S139.
[0133]
When ending the state process (step S130) assuming that the bet has been made valid, the CPU of the main board 131 determines whether or not the start lever 101 has been operated (step S140). If the start lever 101 has not been operated, the process returns to step S110. On the other hand, when it is determined that the start lever 101 has been operated, the normal game process is executed (step S150). The normal game process means a game of one game that can be performed based on the insertion of a predetermined number of game balls (1 to 3 bets). That is, after rotating the rotating bodies 71 to 73 by operating the start lever 101, the rotating bodies 71 to 73 are stopped based on the operation of the stop buttons 102 to 104 or the elapse of a predetermined time, and the effective state at the time of the stop is effective. One game for creating the various game situations described above, such as a big bonus game, is performed according to the combination of the symbols on the line.
[0134]
The CPU of the main board 131 determines whether or not there is a prize ball as a result of the normal game processing in step S150 (step S160). As described above, the prize balls are, for example, 75 game balls to be paid out when the “watermelon” symbols are aligned with the activated line. If it is determined that there is no winning ball, the process returns to step S110. If it is determined that there is a winning ball, a payout command for the winning ball is issued, and the command is transmitted to the insertion / payout control board 136 (step S110). S170). Thereafter, the process returns to step S110, and the above processing is repeated.
[0135]
Next, the processing operation of the CPU of the loading / paying control board 136 will be described with reference to FIGS.
[0136]
As shown in FIG. 14, the CPU of the input / output control board 136 first executes an output process (step S200). As shown in FIG. 15, in the payout processing routine, the CPU of the input / payout control board 136 first determines whether or not there is a payout number based on a prize ball or the like, that is, pays out by the payout device 28 based on a payout command from the main board 131. It is determined whether there is a game ball to be put out (step S201). If there is a payout number, a game ball payout process is executed to drive and control the payout device 28 to perform a payout process (step S202). On the other hand, when it is determined that there is no payout number in step S201, and after executing the game ball payout processing in step S202, the present routine is ended.
[0137]
Upon completion of the payout process (step S200), the CPU of the input / payout control board 136 executes a credit settlement process (step S210). As shown in FIG. 16, in the credit settlement processing routine, the CPU of the input / payout control board 136 first determines whether or not credit is being paid (during settlement) (step S211). If the credit is not being paid out (during settlement), this routine is ended. on the other hand. If the credit is being paid out (during settlement), the game ball payout process, that is, the payout device 28 is driven to pay out the credited virtual game ball as a real game ball (step S212), and the number of credits is reduced. A subtraction process is performed (step S213). Thereafter, it is determined whether or not the number of credits has become 0 (step S214). If the number of credits is not 0, this routine is terminated. If the number of credits is 0, the credit is being paid out (during settlement). Stop and end this routine.
[0138]
After completing the credit settlement process (step S210), the CPU of the input / output control board 136 executes a command response process (step S220). The command response process is a process in response to a command transmitted from the CPU of the main board 131. As shown in FIG. 17, first, the loading / paying control board 136 determines whether or not a command has been received from the main board 131 (step S221). If no command has been received, this routine ends. On the other hand, when a command is received, the process proceeds to step S222.
[0139]
When it is determined that the state acquisition command has been received from the main board 131 (step S222), the CPU of the input / output control board 136 returns the latest state of the input / output control board 136 to the main board 131 (step S223). Accordingly, the main board 131 can grasp the latest state of the input / output control board 136 in the above-described state acquisition processing (step S120).
[0140]
When it is determined that the credit settlement start command has been received from the main board 131 (step S224), the CPU of the pay-in / pay-out control board 136 sets the credit payout (during payment) (step S225) and sets the automatic payout mode. It is prohibited (step S226). Thereby, the credit settlement process based on the operation of the settlement button 111 can be executed.
[0141]
When it is determined that the credit settlement stop command has been received from the main board 131 (step S227), the CPU of the deposit / payout control board 136 performs a process of stopping credit payout (during settlement) (step S228). Thus, the credit settlement process can be stopped even while the credit settlement process is being performed.
[0142]
When it is determined that the payout commands for the number of insertions have been received from the main board 131 (step S229), the CPU of the insertion / payout control board 136 sets the number of payouts for the number of insertions as the number of prize balls (step S230). Then, the automatic injection mode is prohibited (step S231). As a result, it is possible to pay out the number of coins inserted when the bet is released, assuming that it is a prize ball.
[0143]
When it is determined that the payout command for the number of prize balls has been received from the main board 131 (step S232), the CPU of the insertion / payout control board 136 sets the number of payouts for the number of prize balls as the number of prize balls (step S232). In step S233, a payout display process for turning on a payout display unit (not shown) is performed (step S234). As a result, the stored prize balls can be paid out for the number of stored prize balls, and the payout state can be displayed so as to be understood by the player.
[0144]
When it is determined that the required number of capture commands have been received from the main board 131 (step S235), the CPU of the loading / paying control board 136 executes a process of starting the automatic loading mode (step S236). The automatic insertion mode is a mode in which game balls are automatically inserted on condition that there is a bet operation. In the automatic insertion mode, it is determined whether there is a required number of credits corresponding to the number of bets or a required number of games (step S237). If there is a required number, a credit subtraction process is performed (step S238). Then, the normal notification command is returned to the main board 131 (step S239). Thus, the main board 131 can recognize that the automatic insertion has been normally performed. On the other hand, if it is determined in step S237 that the number is less than the required number, the command without the number of credits is returned to the main board 131 without performing credit subtraction or the like (step S240). As a result, the main board 131 can recognize that the required number of game balls for automatic insertion have not been credited.
[0145]
The CPU of the input / output control board 136 determines that a command has been received from the main board 131 in step S221, but the state acquisition command, the credit settlement start command, the credit settlement stop command, If it does not match any of the payout command, the payout command for the number of winning balls, and the required number capture command, a command error is returned to the main board 131 (step S241). Thereby, the main board 131 can transmit necessary commands again, or execute operations such as stopping the operation of the gaming machine 1 as an error. Thus, the command response processing routine ends.
[0146]
Upon completion of the command response process (step S220), the CPU of the insertion / payout control board 136 executes a winning ball processing routine (step S250). As shown in FIG. 18, first, the insertion / payout control board 136 determines whether or not there is a prize ball number (step S251). When it is determined that there is no prize ball number, the present routine ends. On the other hand, if it is determined that there is an award ball number, it is determined whether or not a value obtained by adding the award ball number and the credit number exceeds an upper limit of the credit (step S252). When the value obtained by adding the number of award balls and the number of credits exceeds the upper limit of credits, the number of credits is rewritten to the upper limit (step S253), and the remaining amount is set as the number of payouts (step S254). Then, the number of award balls is rewritten to 0 (step S255). As a result, up to the upper limit of the credits, credits are given as virtual gaming balls, and the surplus is paid out by the payout device 28. On the other hand, if it is determined in step S252 that the value obtained by adding the number of winning balls and the number of credits does not exceed the upper limit of credits, the value obtained by adding the number of winning balls to the current number of credits is rewritten as the number of credits (step S252). In step S256, the number of award balls is rewritten to 0 (step S255). As a result, when the credit is less than the upper limit value, all the winning balls are stored as credited virtual game balls.
[0147]
Upon completion of the prize ball processing (step S250), the CPU of the insertion / payout control board 136 executes an automatic import processing routine (step S260). As shown in FIG. 19, the pay-in / pay-out control board 136 determines whether the automatic capture mode is valid (step S261), whether the number of credits is smaller than the number required for the game (step S262), It is determined whether or not there is a ball (step S263). If any one of the conditions is not satisfied, this routine ends. In other words, if the automatic capture mode is not enabled, there is no need to execute the processing for that, and if the number of credits has reached the number required for the game even if the automatic capture mode is enabled, a new It is not necessary to capture game balls in the game, and even if the number of credits does not reach the number required for the game, the processing cannot be performed unless there are game balls to be captured. Is not executed. On the other hand, when all of the above three conditions are satisfied, the loading / paying control board 136 controls the driving of the loading device 23 to execute a process of capturing a required number of game balls (step S264), and A credit number adding process according to the number of credits is performed (step S265), and thereafter, the present routine ends.
[0148]
Upon ending the automatic loading process (step S260), the CPU of the loading / paying control board 136 executes the CR process (step S270). In the CR processing, communication is performed with the CR unit A connected to the insertion / payout control board 136, a game ball payout processing based on the operation of the ball lending switch 152, or a card based on the operation of the return switch 153. A return process is performed, and a credit adjustment process based on a game ball payout process based on the operation of the ball lending switch 152 is performed. When communication with the CR unit A is impossible, that is, when the power of the CR unit A is not turned on, the cable connector D is not connected, or the cable connector D is disconnected, The CPU of the input / output control board 136 displays an error on the credit display section 149 or the card balance display section 154 with characters or symbols other than numerical values, and transmits the error command to the main board 131 to operate the gaming machine 1. Can also be stopped. Thereafter, the process returns to step S200, and the above processing is repeated.
[0149]
By the way, according to the gaming machine 1 of the present embodiment, the payout of the credited virtual game balls can be stopped halfway, so that a required number of game balls can be paid out to the player. This is very useful when the player appropriately exchanges for a prize such as a drink. In particular, since the credit settlement process is stopped by the re-operation of the settlement button 111 or the operation of the bet switches 107 to 109 for starting the game, the operation for stopping the credit settlement process is intuitive and easy to understand.
[0150]
In addition, other than the embodiment described above, for example, the following may be implemented.
[0151]
(A) During the game of one game time, that is, after the start lever 101 is operated, while the rotating bodies 71 to 73 are rotating, the maximum number (15) of game balls required for the next game time is credited. A function of performing automatic capture may be provided. For example, when the number of credits is 2, a configuration may be added in which the loading / paying control board 136 controls the driving so that the loading device 23 captures 13 gaming balls during the game. Thereby, the next game can be smoothly and promptly executed.
[0152]
(B) In the above embodiment, the automatic insertion mode is activated by operating the bet switch. However, a function of turning on and off the automatic insertion mode by, for example, operating a predetermined switch may be provided. As a result, the mode can be switched to the automatic input mode as needed.
[0153]
(C) When the ball lending switch 152 is operated, the input / payout control board 136 is directly transferred to the set / payout control board 136 without passing the number of balls (125 / time) for the set amount (for example, 500 yen / time) via the main board 131. The credits are stored, and the number of the balls lent is displayed on the credit display unit 149. In addition, there is no game ball on the upper plate 18 and the insertion device 23 cannot take in the game ball according to the bet. In this case, the payout / payout control board 136 may automatically take in the number of game balls corresponding to the number of bets from the card of the CR unit A as credits. As a result, it is possible to omit the troublesome work of borrowing game balls as lending balls from cards and taking in game balls for the number of bets by betting operation.
[0154]
(D) In the above embodiment, the credit settlement process is stopped when the settlement button 111 is operated again or the bet switches 107 to 109 are operated during the credit settlement process. The credit settlement process may be stopped halfway, for example, when the 104 is operated or when the start lever 101 is operated.
[0155]
(E) In the above embodiment, once the settlement button 111 is operated, the credit settlement is performed by operating the settlement button 111 or the like again so that all the credited virtual game balls are controlled to be paid out once. Although the processing is stopped, a similar effect can be realized in another form. For example, when the settlement button 111 is operated once, a predetermined number (for example, 125) of game balls are settled for credit, and when the settlement button 111 is continuously pressed for a long time, all virtual game balls in the credit are settled. Is also good. In addition, a modification example in which all settlements are performed when the settlement button 111 is continuously operated is possible. In addition, the settlement button 111 may function as a switch for normal credit settlement processing, and a dedicated settlement button for a predetermined number of settlements may be provided separately. These predetermined numbers may be set by a player or may be set in a game hall.
[0156]
(F) The maximum value of the number of credits can be set to any number even if it is not 250 credits. For example, the maximum value of the number of credits may be 4000. This is equivalent to 800 cards in a slot machine. The reason why 4000 is exemplified as the maximum value of the credit is that the maximum number obtained in one big bonus game of the present gaming machine 1 or a similar gaming machine is considered to be 3780, so that one gaming machine 1 In order to be able to credit the game ball with a certain margin. If the maximum value of the number of credits is increased in this way, the game can proceed smoothly and quickly.
[0157]
(G) It is good also as a structure which installs the information provision means for an auxiliary effect in gaming machine 1. The information providing means may be installed, for example, in the vicinity of the display windows 61 to 63 (either left, right, up or down) in the central panel portion, behind the upper protection panel 35 (see FIG. 2), or in the annular portion 6. May be installed on the top part 6a. As the information providing means, it is possible to use a liquid crystal display device which is a kind of an electric display device, and further to use other electric display devices such as a CRT, a dot matrix, an LED, an electroluminescence (EL), and a fluorescent display tube. Etc. may be used. Further, in addition to the electric display device, a sound generating device such as a speaker may be used, and thereby a dynamic sound effect can be provided to the player. Further, the information adding means may be configured as a combination of the speakers 11 and 43 as sound generating devices and the display device.
[0158]
(H) The types, arrangements, and the like of the symbols in the above embodiment are merely examples, and an arbitrary configuration such as incorporating other small symbols can be adopted. Further, it is not limited to a picture, a number, a character, and the like, and may be a geometric line, a figure, or the like. In addition, it is possible to form a design using light, color, or the like, a design can be formed by a three-dimensional shape, or the like, and a design can be formed by combining these. That is, the symbol may be any as long as it has a function as information having identification (identification information).
[0159]
(I) The arrangement of the operating means typified by the start lever 101 and the like and the display means typified by the credit display unit 149 and the like in the above embodiment are merely examples, and for example, the start lever 101 may be arranged on the right side, It is not a problem to make any appropriate changes, such as using buttons instead of levers.
[0160]
(J) The sub-control board 132 may be omitted as a configuration in which all controls of the gaming machine 1 are controlled by the main board 131 except for at least the pay-in / pay-out control board 136. Further, the sub-control board 132 may be constituted by a plurality of boards by further subdividing the control sharing such as a voice control board and a lamp control board.
[0161]
(K) In the above embodiment, the gaming machine 1 having a big bonus game has been described, but the invention may be applied to a gaming machine capable of performing a regular bonus game consisting of a single jack-in game. Conversely, the big bonus game may be omitted. Further, a game in which the consumption of game media (game balls) is suppressed or the chance of acquiring game media (game balls) is increased until a predetermined condition is satisfied (end of a predetermined number of games, predetermined flag is satisfied, etc.) after the big bonus game. May be provided with various added values such as a chance game function capable of progressing.
[0162]
(L) The number of inserted game balls per bet (predetermined number), the maximum number of inserted games, the number of paid out games, and the like in the above embodiment are merely examples, and are not particularly limited to the exemplified numerical values.
[0163]
(M) In addition to the belt-type ball payout type gaming machine 1 described in the above embodiment, a ball and ball payout gaming machine such as a pachinko machine or an arrange ball machine, or a spinning type gaming machine such as a slot machine. Or may be applied to other gaming machines.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a gaming machine according to one embodiment.
FIG. 2 is a front view of the gaming machine.
FIG. 3 is a front view showing a game machine main body and a front door unfolded and arranged side by side.
FIG. 4 is a rear view of the gaming machine.
FIG. 5 is a perspective view of an upper plate forming member.
FIG. 6 is a side sectional view schematically showing a belt unit and the like.
FIG. 7 is a perspective view of a belt unit.
FIG. 8 is an explanatory view showing a symbol arrangement of a belt of each rotating body.
FIG. 9 is a partial front view showing details of an information display operation unit.
FIG. 10 is a block diagram illustrating an electric configuration of the gaming machine.
FIG. 11 is a flowchart showing control contents of a main board.
FIG. 12 is a flowchart showing a main board settlement processing routine.
FIG. 13 is a flowchart showing a main board state processing routine.
FIG. 14 is a flowchart showing control contents of an input / output control board.
FIG. 15 is a flowchart illustrating a payout processing routine of the input / output control board.
FIG. 16 is a flowchart illustrating a credit settlement processing routine of the input / output control board.
FIG. 17 is a flowchart illustrating a command response processing routine of the input / output control board.
FIG. 18 is a flowchart showing a prize ball processing routine of a loading / paying control board.
FIG. 19 is a flowchart showing an automatic loading / unloading control board processing routine.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Game machine, 18 ... Plate, 23 ... Input device, 25 ... Tank, 26 ... Tank rail, 27 ... Case rail, 28 ... Discharge device, 29 ... Discharge passage, 30 ... Ball removal button, 61-63 ... Display Window, 70: Belt unit, 71 to 73: Rotating body, 100: Operation unit, 101: Start lever, 102 to 104: Stop button, 107: 1 bet switch, 108: 2 bet switch, 109: Max bet switch, 111 ... Adjustment button, 120 ... Information display operation unit, 131 ... Main board, 132 ... Sub-control board, 133 ... Power supply device, 136 ... In / out control board, 138 ... Reset switch, 141 ... 1-Bet LED, 142 ... 2-Bet LED , 143: 3 bet LED, 144: replay LED, 145: insertion permission LED, 146: start permission LED, 1 7 ... game number display section, 148 ... acquisition number display section, 149 ... credit display section, 151 ... ball lending permission LED, 152 ... ball lending switch, 153 ... return switch, 154 ... card balance display section, 161 ... first information Substrate, 162: second information substrate, A: CR unit, B: card insertion slot.

Claims (1)

遊技球を貯留する貯留部と、該貯留部に遊技球を払い出す払出装置と、該貯留部から遊技球を取り込む投入装置とを備えた遊技機において、
遊技球を仮想遊技球として記憶する仮想遊技球記憶手段と、
仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球を貯留部へ払い出すべく操作される操作手段と、
該操作手段の操作により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数だけ遊技球を貯留部に払い出すよう前記払出装置を駆動制御する第1払出制御手段と、
所定条件の成立により、前記仮想遊技球記憶手段に記憶された仮想遊技球数に達する前に、前記払出装置による遊技球の払出処理を停止させるように制御する第2払出制御手段と
を備えたことを特徴とする遊技機。
In a gaming machine having a storage unit for storing game balls, a payout device for paying out game balls to the storage unit, and an input device for taking in game balls from the storage unit,
Virtual game ball storage means for storing the game ball as a virtual game ball,
Operating means operated to pay out the virtual game balls stored in the virtual game ball storage means to the storage unit;
An operation of the operation means, a first payout control means for driving and controlling the payout device so as to pay out the game balls to the storage unit by the number of virtual game balls stored in the virtual game ball storage means,
A second payout control means for controlling to stop the payout processing of the game balls by the payout device before reaching the virtual game ball number stored in the virtual game ball storage means when the predetermined condition is satisfied. A gaming machine characterized by that:
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014110994A (en) * 2013-10-30 2014-06-19 Sanyo Product Co Ltd Game machine
JP2016002174A (en) * 2014-06-16 2016-01-12 株式会社ユニバーサルエンターテインメント Game machine
JP2016083403A (en) * 2015-12-07 2016-05-19 株式会社三洋物産 Game machine

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