JP2004220568A - カードリーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化や高コスト化を抑えたシャッタ6機構を備える。
【解決手段】 カード挿入口2からカード搬送路を介して装置本体内に挿入されたカードに対して情報の読み書きを行うカードリーダ1において、カード挿入口2近傍に配置しカード搬送路を開閉するシャッタ6と、カード挿入口2の一端に設けられると共に挿入されるカードを検知する第1検知部7と、この第1検知部7の変動を検出するセンサ8と、シャッタ6を閉状態でロックするシャッタ閉ロック位置9とシャッタ6を開閉可能なシャッタ開位置10とに切換可能なロック部材11と、ロック部材11をシャッタ閉ロック位置9とシャッタ開位置10とに切換制御する制御部12と、カード挿入口2の他端に設けられると共にカードを検知してロック部材11を固定状態と可動状態に切換可能な第2検知部13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気カードや磁気カード等のカードに対して情報を読み書きするカードリーダに関する。更に詳述すると、本発明はカードリーダのシャッタ機構に関する。
カードリーダでは、モータ式と手動式とのいずれでもコインや紙類のカード以外の異物の挿入や針金状のものによる不正やいたずらへの対策が必須になっている。
例えば、カード挿入口に設けた全面シャッタと、該全面シャッタを開閉させるソレノイド等の駆動源と、カードが挿入口に挿入されたことを検出するセンサとを備えたカードリーダがある。この場合、カードが挿入口に挿入されたことがセンサにより検出されると、ソレノイドが作動してシャッタが開かれる。カードが挿入されなければ全面シャッタが閉じているので異物の挿入を防止することができる。
あるいはセンサの代わりに、挿入されようとするカードの情報を挿入前に読み取るプリヘッドが設けられる場合がある。この場合は、挿入されようとするカードが正規カードか否かをプリヘッドにより判別し、正規カードである場合にのみソレノイドを作動させてシャッタを開くようにする。挿入された物が正規カード以外の場合は全面シャッタが閉じているので異物の挿入を防止することができる。
さらには、検知部材を挿入口の両端部に設けると共に、各検知部材が共通のフォトセンサをオンオフ可能にしたカードリーダが開発されている。この場合、カードが挿入口に挿入されると各検知部材が作動され、それがフォトセンサにより検出される。そして、ソレノイドが作動してシャッタが開かれる。
特開平11−85916(公報第6頁右欄第13行〜第7頁左欄第6行)
しかしながら、上述したセンサでカードを検出するカードリーダにおいては、センサが1箇所のみでは棒などの異物を挿入してもカードが入ったものと誤検知するおそれがあるので、複数のセンサを設ける必要がある。このため、カードリーダの大型化や高コスト化を招いてしまう。
また、上述したプリヘッドを用いたカードリーダでは、シャッタの外側にプリヘッドを配置しなければならないと共に通常磁気ヘッドから成るプリヘッドは高価であることから、カードリーダの大型化や高コスト化を招いてしまう。
さらに、挿入口の両端部に設けた検知部材を用いたカードリーダでは、挿入口の両端部から1箇所のフォトセンサにまで伸びる長い腕を設けなければならないので、カードリーダの大型化を招いてしまう。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、大型化や高コスト化を抑えたシャッタ機構を備えたカードリーダを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明では、カード挿入口からカード搬送路を介して装置本体内に挿入されたカードに対して情報の読み書きを行うカードリーダにおいて、前記カード挿入口近傍に配置し前記カード搬送路を開閉するシャッタと、前記カード挿入口の一端に設けられると共に挿入されるカードを検知する第1検知部と、この第1検知部の変動を検出するセンサと、前記シャッタを閉状態でロックするシャッタ閉ロック位置と前記シャッタを開閉可能なシャッタ開位置とに切換可能なロック部材と、前記ロック部材を前記シャッタ閉ロック位置と前記シャッタ開位置とに切換制御する制御部と、前記カード挿入口の他端に設けられると共に前記カードを検知して前記ロック部材を固定状態と可動状態に切換可能な第2検知部とを備え、前記カード挿入口に前記カードを挿入した際、前記第2検知部が前記ロック部材を前記可動状態に切り換えて、前記センサの出力に基づき前記制御部が駆動して前記ロック部材を前記シャッタ開位置にして前記シャッタを開閉可能にすることを特徴とする。
本発明においては、従来から利用されているセンサおよびロック部材に加えて、このロック部材そのものをロックする第2検知部を備えているので、カード以外の物が挿入されたときにカードが挿入されたと誤検知することを抑制して信頼性を高めることができる。しかも、従来から利用されるセンサおよびロック部材に、ロック部材そのものをロックする簡単な構造の第2検知部を追加しただけなので、大型化および高コスト化を抑えることができる。なお、本明細書中で「カード挿入口」とは、カードを挿入する口部分のみならず、口部分からシャッタまでのカード搬送路も含む概念である。
本発明において、前記第2検知部は前記ロック部材をメカニカルロックにより前記固定状態にロックするようにしている。したがって、第2検知部の構造を簡易にすることができるので、大型化および高コスト化を抑えることができる。
本発明において、前記第2検知部は、挿入されたカードと前記カード挿入口の他端で接触する接触部を備えたレバー部材であり、前記接触部は支持軸を中心に回転することで前記カード挿入口の他端に出没可能に構成することができる。
本発明において、前記支持軸は、該支持軸を中心として前記接触部を通る仮想円の前記接触部における接線方向と、前記カード挿入口におけるカードの幅方向とが略一致するように設けられていることが好ましい。この場合、カードの挿入、排出過程におけるカードと接触部との摺動負荷を小さくすることができる。そのため、カードの挿入、排出過程におけるカード詰まり、いわゆるカードジャムを防止することができる。
本発明では、従来から利用されているセンサおよびロック部材に加えて、このロック部材そのものをロックする第2検知部を備えているので、カード以外の物が挿入されたときにカードが挿入されたと誤検知することを抑制して信頼性およびセキュリティ性を高めることができる。しかも、従来から利用されるセンサおよびロック部材に、ロック部材そのものをロックする簡単な構造の第2検知部を追加しただけなので、大型化および高コスト化を抑えることができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施の形態1]
図1から図6に本発明の実施の形態1に係るカードリーダを示す。このカードリーダ1は、カード挿入口2からカード搬送路3を介して装置本体4内に挿入されたカード5に対して情報の読み書きを行うものである。そして、このカードリーダ1は、カード挿入口2近傍に配置しカード搬送路3を開閉するシャッタ6と、カード挿入口2の一端に設けられると共に挿入されるカード5を検知する第1検知部7と、この第1検知部7の変動を検出するセンサ8と、シャッタ6を閉状態でロックするシャッタ閉ロック位置9とシャッタ6を開閉可能なシャッタ開位置10とに切換可能なロック部材11と、ロック部材11をシャッタ閉ロック位置9とシャッタ開位置10とに切換制御する制御部12と、カード挿入口2の他端に設けられると共にカード5を検知してロック部材11を固定状態と可動状態に切換可能な第2検知部13とを備えている。カード挿入口2にカード5を挿入した際は、図3および図4に示すように、第2検知部13がロック部材11を可動状態に切り換えて、センサ8の出力に基づき制御部12が駆動してロック部材11をシャッタ開位置10にしてシャッタ6を開閉可能にする。
シャッタ6は、図2に示すようにカード挿入口2より僅かに装置本体4内側に配置されている。シャッタ6はカード搬送路3を完全に塞ぐ全面シャッタ6としている。このシャッタ6には、カード搬送路3の上側で本体フレームの軸受け部に係合する回転支点軸14が一体形成されている。このため、部品点数を最小限に抑えることができる。回転支点軸14には、ねじりコイルばねから成るシャッタ戻しばね15が設けられている。このシャッタ戻しばね15の各腕部はシャッタ6および本体フレームに引っ掛けられている。
シャッタ6は常に閉状態に付勢されている。このため、シャッタ6は普段はシャッタ戻しばね15により閉じているが、カード5を挿入してシャッタ戻しばね15に抗してシャッタ6を押し上げることにより開くことができる。シャッタ6の中央部には、カード搬送路3の下方に突出すると共にロック部材11が係合可能な係合部16が形成されている。
第1検知部7は、支持軸17を中心に回転するアーム部材から成るようにしている。この第1検知部7は、カード挿入口2の一端部に出没可能な接触部18と、揺動によりセンサ8をオンオフする被検出部19とを備えている。また、接触部18がカード挿入口2に突出する方向に付勢する捻りコイルばねから成る付勢ばね20が設けられている。
センサ8はフォトインタラプタから成るものとしている。そして、第1検知部7の被検出部19がセンサ8を遮蔽するか否かを検出する。本形態では、カード5がカード挿入口2に挿入されていないときは、第1検知部7の接触部18がカード挿入口2に突出すると共に被検出部19がセンサ8を遮蔽してオンするものとしている。また、カード5がカード挿入口2に挿入されたときは、第1検知部7の接触部18がカード挿入口2から押し出されると共に被検出部19がセンサ8の遮蔽を解除してオフするものとしている。
ロック部材11は、支持軸21を中心に回転するレバー部材から成るようにしている。このロック部材11は、シャッタ6の係合部16に係合してシャッタ6を閉状態にロック可能なロック部22と、制御部12に係合する透孔から成る連結部23とを備えている。
制御部12は例えばソレノイドである。制御部12の出力軸24は、ロック部材11の連結部23をカード搬送方向に貫通する連結ピン25により連結部23に連結されている。制御部12は、センサ8がオンのときに出力軸24を突出させると共に、オフのときに引き込むように作動する。尚、制御部12としてはソレノイド以外にモータ等を用いてもよい。
連結部23は連結ピン25に対してカム溝として作用しロック部材11を回転させる。この連結部23は、出力軸24を突出させたときにロック部22をシャッタ6の係合部16に係合させる固定部26と、出力軸24を引き込んだときにロック部22をシャッタ6の係合部16から離れるようロック部材11を回転させる開放部27とを備えている。このため、出力軸24を突出させたときは、連結ピン25が固定部26に位置するので、ロック部材11のロック部22がシャッタ6の係合部16に係合するシャッタ閉ロック位置9にロック部材11は位置する(図1)。また、出力軸24を引き込んだときは、連結ピン25が開放部27に位置するので、ロック部22が係合部16から離れるシャッタ開位置10にロック部材11は位置する(図3)。
一方、第2検知部13はロック部材11をメカニカルロックにより固定状態にロックするものとしている。本形態では、第2検知部13は支持軸28を中心に回転するレバー部材から成るようにしている。支持軸28は、連結ピン25の略真横方向でカードリーダ1の略中央部に設けられている。第2検知部13は、カード挿入口2の他端部に出没可能な接触部29と、連結ピン25に当接して固定部26に位置するように規制可能な規制部30とを備えている。また、接触部29がカード挿入口2に突出する方向に付勢する捻りコイルばねから成る付勢ばね31が設けられている。そして、カード5がカード挿入口2に挿入されていないときは、第2検知部13の接触部29がカード挿入口2に突出すると共に規制部30が連結ピン25を固定部26に位置させる。これにより、ロック部材11が固定状態になる。また、カード5がカード挿入口2に挿入されたときは、第2検知部13の接触部29がカード挿入口2から押し出されると共に規制部30による連結ピン25の位置規制が解除される。これにより、ロック部材11が可動状態になる。
上述したカードリーダ1の動作を以下に説明する。
カード5をカード挿入口2に挿入していない状態では、図1および図2に示すように第1検知部7は付勢ばね20の付勢により接触部18をカード挿入口2に突出させると共に被検出部19によりセンサ8をオン状態にする。これにより、制御部12の出力軸24は突出している。制御部12の出力軸24は突出していてロック部材11がシャッタ閉ロック位置9にあるので、シャッタ6は閉じた状態でロックされている。また、第2検知部13は付勢ばね31の付勢により接触部29をカード挿入口2に突出すると共に規制部30によりロック部材11を固定状態に維持している。この状態では、コインや針金等の異物でシャッタ6を押しても開かない。
カード5をカード挿入口2に挿入すると、カード5と接触部18及び接触部29とが接触して、図3および図4に示すように第1検知部7と第2検知部13とがほぼ同時にカード挿入口2から押し出される。第2検知部13は規制部30を連結ピン25から外してロック部材11を可動状態に切り換える。第1検知部7はセンサ8をオフにする。センサ8のオフにより制御部12は出力軸24を引き込ませる。このとき、第2検知部13の規制部30が連結ピン25から外れているので出力軸24はそのまま引き込まれる。これにより、ロック部材11はシャッタ開位置10に切り換わり、シャッタ6が開閉可能になる。よって、カード5がシャッタ6まで到達するとカード5によりシャッタ6が押し開けられる。
一方、挿入されたカード5を引き抜くと、カード5がシャッタ6から抜け出たときにシャッタ6はシャッタ戻しばね15によって閉じる。さらにカード5を抜いてカード挿入口2から退避して第1検知部7が付勢ばね20によって戻されると、センサ8がオンされて制御部12が出力軸24を突出させてロック部材11がシャッタ閉ロック位置9に位置してシャッタ6がロックされる。また、第2検知部13が付勢ばね31によって戻されると、規制部30がロック部材11を固定状態に維持するようになる。
ここで、シャッタ6が閉じた状態のときに異物を挿入して第1検知部7のみを押圧した場合は、図5に示すようにセンサ8がオフされて制御部12は出力軸24を引き込もうとするが、第2検知部13が連結ピン25を規制しロック部材11を固定状態に維持しているのでシャッタ6は閉状態にロックされたままとなる。これによって異物を挿入することは勿論のこと、カードを連続して2枚挿入することも防止できる。
また、シャッタ6が閉じた状態のときに異物を挿入して第2検知部13のみを押圧した場合は、図6に示すようにロック部材11に対する規制は外れるが、第1検知部7が押圧されない限りセンサ8が検知せず制御部12が動作しないのでシャッタ6は閉状態にロックされたままとなる。これによって異物を挿入することは勿論のこと、カードを連続して2枚挿入することも防止できる。
[実施の形態2]
図7、8に本発明の実施の形態2に係るカードリーダを示す。本形態にかかるカードリーダは基本的な構成が上述した実施の形態1と共通しているため、共通している部分には同一の符号を付して図示することとし、それらの説明を省略する。また、動作についても実施の形態1と共通している部分については説明を省略する。
本形態では、第2検知部13が2つのレバー部材で構成されている点で上述した実施の形態1と相違する。すなわち、第2検知部13は、支持軸281を回転中心とする第1レバー部材131と支持軸282を回転中心とする第2レバー部材132とから構成されている。第1レバー部材131の一端部には接触部29が形成されている。第2レバー部材132の一端部には規制部30が形成されている。そして、第1レバー部材131の他端部と第2レバー部材132の他端部とは、当接部35において、第2レバー部材132の他端部が第1レバー部材131の他端部に上から重なるようにして互いに当接している。
支持軸281は、接触部29がカード挿入口2に突出した状態においてこの接触部29の略真下方向に位置するように設けられている。すなわち、支持軸281は、この支持軸281を中心として接触部29を通る仮想円の接触部29における接線方向と、カード挿入口2におけるカード5の幅方向とが略一致するように設けられている。また、支持軸282は、連結ピン25の略真横方向でカードリーダ1の略中央部に位置するように設けられている。
支持軸282には、捻りコイルばねからなる付勢ばね311が取り付けられている。第2レバー部材132は、付勢ばね311により支持軸282を回転中心として図示半時計方向に付勢されている。第1レバー部材131は当接部35において、第2レバー部材132を介した付勢ばね311の付勢力を受けて、支持軸281を回転中心として図示時計方向に付勢されている。すなわち、第1レバー部材131は、接触部29がカード挿入口2に突出する方向に付勢されており、接触部29は支持軸281を中心に回転することでカード挿入口2の他端部に出没可能に構成されている。
上述した本形態に係るカードリーダ1では、カード5がカード挿入口2に挿入されていないときは付勢ばね311の付勢力を受けて、第1レバー部材131に形成された接触部29がカード挿入口2に突出すると共に第2レバー部材132に形成された規制部30が連結ピン25を固定部26に位置させている。これにより、ロック部材11が固定状態になる。また、カード5がカード挿入口2に挿入されたときは、図8に示すように第1レバー部材131に形成された接触部29がカード5によってカード挿入口2から押し出されて第1レバー部材131が支持軸281を中心に半時計方向に回転する。そのため、当接部35を介して第2レバー部材132が支持軸282を中心に時計方向に回転して規制部30による連結ピン25の位置規制が解除される。これにより、ロック部材11が可動状態になる。
本形態に係るカードリーダ1においては、第2検知部13が第1レバー部材131と第2レバー部材132とから構成され、また、支持軸281は、この支持軸281を中心として接触部29を通る仮想円の接触部29における接線方向と、カード挿入口2におけるカード5の幅方向とが略一致するように設けられている。そのため、実施の形態1のように、接触部29の回転中心すなわち第2検知部13の回転中心である支持軸28が接触部29の図示右斜め下方向に位置するように設けられ、この支持軸28を中心として接触部29を通る仮想円の接触部29における接線方向が右肩上がりの斜線方向に向かう場合と比較して、カード5の挿入、排出過程におけるカード5と接触部29との摺動負荷を小さくすることができる。従って、本形態においては、実施の形態1における効果に加えて、カード5の挿入、排出過程におけるカード5のカード詰まり、いわゆるカードジャムを防止することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上記の形態ではロック部材11のロックを第2検知部13によるメカニカルロックにより行っているが、これには限られず他のロック手段を用いても良い。
そして、本形態ではセンサ8はフォトインタラプタであるが、これには限られずマイクロスイッチ等であっても良い。あるいは、本形態では第1検知部7とセンサ8とを別部材としているが、これには限られずカード搬送路3に設けたフォトインタラプタにより兼用するようにしても良い。
また、本形態ではシャッタ6はカード搬送路3の全域に亘る全面シャッタを使用しているが、これには限られずカード搬送路3の一部のみを隠すシャッタを使用しても良い。
本発明の実施の形態1に係るカードリーダにカードを挿入する前の状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダにカードを挿入する前の状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダのカード挿入口にカードを挿入した状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダのカード挿入口にカードを挿入してシャッタを押し開けた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダの第1検知部のみを押圧した状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダの第2検知部のみを押圧した状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係るカードリーダにカードを挿入する前の状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るカードリーダのカード挿入口にカードを挿入した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 カードリーダ
2 カード挿入口
3 カード搬送路
4 装置本体
5 カード
6 シャッタ
7 第1検知部
8 センサ
9 シャッタ閉ロック位置
10 シャッタ開位置
11 ロック部材
12 制御部
13 第2検知部
28 支持軸
281 支持軸
29 接触部

Claims (4)

  1. カード挿入口からカード搬送路を介して装置本体内に挿入されたカードに対して情報の読み書きを行うカードリーダにおいて、
    前記カード挿入口近傍に配置し前記カード搬送路を開閉するシャッタと、前記カード挿入口の一端に設けられると共に挿入されるカードを検知する第1検知部と、この第1検知部の変動を検出するセンサと、前記シャッタを閉状態でロックするシャッタ閉ロック位置と前記シャッタを開閉可能なシャッタ開位置とに切換可能なロック部材と、前記ロック部材を前記シャッタ閉ロック位置と前記シャッタ開位置とに切換制御する制御部と、前記カード挿入口の他端に設けられると共に前記カードを検知して前記ロック部材を固定状態と可動状態に切換可能な第2検知部とを備え、前記カード挿入口に前記カードを挿入した際、前記第2検知部が前記ロック部材を前記可動状態に切り換えて、前記センサの出力に基づき前記制御部が駆動して前記ロック部材を前記シャッタ開位置にして前記シャッタを開閉可能にすることを特徴とするカードリーダ。
  2. 前記第2検知部は、前記ロック部材をメカニカルロックにより前記固定状態にロックすることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
  3. 前記第2検知部は、挿入されたカードと前記カード挿入口の他端で接触する接触部を備えたレバー部材であり、前記接触部は支持軸を中心に回転することで前記カード挿入口の他端に出没可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
  4. 前記支持軸は、該支持軸を中心として前記接触部を通る仮想円の前記接触部における接線方向と、前記カード挿入口におけるカードの幅方向とが略一致するように設けられていることを特徴とする請求項3記載のカードリーダ。
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