JP2004206897A - 圧力スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化された圧力スイッチにおいても、本体カバーの取り外しを行わずに、外部から簡単に圧力調整操作を行えるようにした圧力スイッチを提供すること。
【解決手段】印加される流体圧力により偏位するブルドン管3にてスイッチ素子5を操作して設定圧力を感知するように構成した圧力スイッチにおいて、スイッチ素子5を配設したスイッチ取付台6を、ブルドン管3に対し接離方向に移動可能に調整金具7を介して取り付け、かつ本体ケース1の外部から調整金具7を調整操作できるように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力スイッチに関し、特に、油圧機器における圧力制御を行うようにした圧力スイッチを、該圧力スイッチ外部からの簡易な操作で、作動設定圧力の調整を確実に行えるようにした圧力スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブルドン管式の圧力スイッチは、圧力機器製造メーカーにおいて所定の圧力機器に、予め設定した圧力で作動するように調整して取り付けられ、市販又はリースされている。
この圧力スイッチを取り付けた圧力機器を、使用する工場や事業所において、初期設定値より異なる設定値で作動させる場合、その使用に際し、作動設定圧力を調整する必要が生じる。この場合、圧力機器或いはその配管系に取り付けた圧力スイッチのカバーを取り外し、圧力スイッチ内部に配設されている調整具等を、工具にて操作することにより所定圧力にて作動するよう調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の圧力スイッチにおいては、圧力スイッチのカバーを取り外して内部において設定圧力の調整を行うように構成されているため、圧力機器の構造、その取付位置などにより場合によっては、圧力機器に取り付けられた後においては、該圧力スイッチのカバーを取り外す空間を有しないことがあり、このような場合、油圧配管や圧力機器の一部を取り外した後、圧力スイッチのカバーの取り外しを行い、圧力調整後再び組み立てる必要があり、その作業は困難なものとなり、また手数が掛かると言う問題点があった。
また、近年のように圧力スイッチの小型化が要求される場合、圧力スイッチ内部構成が従来と同じものでは、操作方式も従来と同じ方式となり、小型化するにも限度を有するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の圧力スイッチの有する問題点に鑑み、小型化された圧力スイッチにおいても、本体カバーの取り外しを行わずに、外部から簡単に圧力調整操作を行えるようにした圧力スイッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の圧力スイッチは、印加される流体圧力により偏位するブルドン管にてスイッチ素子を操作して設定圧力を感知するように構成した圧力スイッチにおいて、スイッチ素子を配設したスイッチ取付台を、ブルドン管に対し接離方向に移動可能に調整金具を介して取り付け、かつ本体ケースの外部から前記調整金具を調整操作できるように構成したことを特徴とする。
【0006】
この圧力スイッチは、スイッチ素子を配設したスイッチ取付台を、ブルドン管に対し接離方向に移動可能に調整金具を介して取り付け、かつ本体ケースの外部から前記調整金具を調整操作できるように構成しているので、圧力スイッチの構成を簡単とすることができるため、小型化が可能となり、さらには本体ケースの外部から直接操作することができ、作業性が向上する。
【0007】
この場合、本体ケースの調整金具と対向する位置に、調整操作工具を挿入するための孔を形成し、栓を着脱可能に装着して構成することができる。
【0008】
これにより、本体ケースに装着した栓を取り外すだけで、本体ケース外部からドライバーなどの調整操作工具を直接挿入して簡単に作動圧力の調整操作が行えるので、圧力スイッチの小型化を促進することができるとともに、従来のように調整毎に圧力スイッチのカバーの着脱作業を省略することができる。
【0009】
また、この場合、栓を、変形できる軟質合成樹脂又はゴムにて形成することができる。
【0010】
これにより、簡単に栓を製造できるとともに、栓の着脱に一切工具を用いることなく簡単に行え、また脱抜時以上の力を加えない限り、本体ケースに装着するだけで、妄りに脱抜することがないので、本体ケース内へのごみなどの侵入を防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の圧力スイッチの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に、本発明の圧力スイッチの一実施例を示す。
この圧力スイッチAは、円形その他の形状をした本体ケース1に株2を取り付け、この株2にブルドン管3を、前記本体ケース内に収まるようにしてビス止めなどにて固定するとともに、該ブルドン管3の側面に添うようにして前記株2に取付台4をビス止め等にて固定し、ブルドン管3の偏位により押圧操作するようにしたスイッチ素子5、例えばマイクロスイッチ(以下、「マイクロスイッチ」と言う。)を固定し、かつ圧力を設定するようにしたスイッチ取付台6を、前記取付台4に調節金具7、例えば調整用のスクリューねじにてブルドン管3に対し、接離方向に移動可能にして取り付け、この調整金具7を本体ケース外部から調整操作が行えるように、本体ケース1に栓8を着脱可能に装着して構成する。
【0013】
本体ケース1は、少なくとも前面が開口しており、この開口面に表面カバー板又は表示板11を添わせ、本体ケース1内を閉塞するようにするとともに、これにリング状の固定用カバー12を被せて表面カバー板11を本体ケース1に固定するようにする。
なお、圧力スイッチAの取り付けは、従来と同じように、本体ケース1の外部に突出するようにして取り付けた株2を圧力機器の一部又は配管に螺合するようして行う。
【0014】
本体ケース1内には、ブルドン管3と該ブルドン管3の前面に添うようにして取付台4を配設し、該取付台4を株2(又は本体ケース1)にビス止めにて固定する。この取付台4は、特に限定されるものではないが、金属製の平板をL字形に屈曲し、その一片で大きい側の取付片41を株2に添わせてビス止めし、屈曲した他方の小片側を本体ケース1の前面側に突出するようにした突片42に、望ましくは該突片42のほぼ中央部に調整金具取付用の孔43を穿ち、この孔43に調整金具7を挿通するようにして取り付ける。
また、突片42には、スイッチ取付台6の最大許容移動位置を規制するためのストッパ機構9を取り付ける。
【0015】
金属又は合成樹脂製の平板をL字形に屈曲して構成するスイッチ取付台6は、その一片61にマイクロスイッチ5を取り付けるとともに、他片62を前記取付台4の突片42と対峙するように平行させ、かつ該突片42と接離方向に移動可能とするように調整金具7を介して配設する。これにより、マイクロスイッチ5は、ブルドン管の先端に対し、接離方向に移動するようにする。
また、このスイッチ取付台6の他片62には、前記調節金具7の先端部を繋着又は螺合して取り付け、調節金具7の回動操作によりスイッチ取付台6が移動、即ち突片42に対し接離方向に移動するようにする。これにより、マイクロスイッチ5は、ブルドン管5の先端に対して、接離方向に移動するようになる。
スイッチ取付台6の一片61に取り付けられたマイクロスイッチ5は、その操作片51と、前記ブルドン管3の先端とを対峙するように配設し、これにより流体圧力が設定値に達したとき、この流体圧力の変化にて偏位するブルドン管3の先端にてマイクロスイッチ5の操作片51を押圧するようにする。
【0016】
調節金具7は、回動操作によりスイッチ取付台6を移動するようにする構成であれば、特に限定されるものではないが、例えば、図示のように、スクリューねじ71と、このスクリューねじ71の外周部に嵌挿したコイルばね72と、必要に応じて固定用のナット73とより構成する。
スクリューねじ71は、取付台4の突片42とは螺合せずに挿通して取り付けるが、スイッチ取付台6の他片62とは螺合するようにする。このため、スイッチ取付台6の他片62には、スクリューねじ螺合用のねじ孔63を穿設する。これにより、スクリューねじ71をドライバー等の調整操作工具にて回動することにより、その回動方向及び回動量に応じてスイッチ取付台6がブルドン管5の先端に対して、接離方向に移動するようにする。
なお、スイッチ取付台6の移動が、スクリューねじ71の回動操作により、円滑、かつ正確に移動するように、取付台4の突片42とスイッチ取付台6の他片6間に、圧縮可能状態にしてコイルばね72を配設する。
【0017】
マイクロスイッチ5には、図示省略したが、従来と同じように、電気的に配線して、流体圧力の変化にてブルドン管3が設定量まで偏位したとき、マイクロスイッチ5が作動して設定圧力に達したことを、特に限定されるものではないが、報知又は警報を発するようにするか、又は安全を確保するために圧力機器の電気回路を遮断するように構成する。
【0018】
また、本体ケース1には、その外周面で、調節金具7と対向する位置に、調整工具(図示省略)、例えばドライバーなどを挿入するための孔1hを形成し、この孔1hに着脱可能に栓8を装着する。この孔1hは、特に限定されるものではないが、例えば円形の孔を穿設し、これに変形可能な軟質合成樹脂又はゴムにて形成した栓8を着脱可能に装着できるようにし、これにより本体ケース内にごみなどの侵入を防ぎ、圧力調整が必要なときには、簡単に取り外して作動圧力の調整を本体ケース外部から行えるようにする。
【0019】
これにより、本体ケース1に装着した栓8を取り外すだけで、本体ケース外部からドライバーなどの調整操作工具を挿入して簡単に作動圧力の調整が行え、圧力スイッチAの小型化を促進することができるとともに、従来のように調整毎に圧力スイッチの着脱作業を省略することができる。
また、簡単に栓を製造できるとともに、栓の着脱に一切工具を用いることなく簡単に行え、また脱抜時以上の力を加えない限り、本体ケースに装着するだけで、妄りに脱抜することがないので、本体ケース内にごみ等の侵入を防止することができる。
【0020】
以上、本発明の圧力スイッチについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えばスイッチ素子としてのマイクロスイッチの代わりに圧電スイッチ等を使用し、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、スイッチ素子を配設したスイッチ取付台を、ブルドン管に対し接離方向に移動可能に調整金具を介して取り付け、かつ本体ケースの外部から前記調整金具を調整操作できるように構成しているので、圧力スイッチの構成を簡単とすることができるため、小型化が可能となり、さらには本体ケースの外部から直接操作することができ、作業性が向上する。
【0022】
また、請求項2記載の発明によれば、本体ケースに装着した栓を取り外すだけで、本体ケース外部からドライバーなどの工具を挿入して簡単に作動圧力の調整が行えるので、圧力スイッチの小型化を促進することができるとともに、従来のように調整毎に圧力スイッチの着脱作業を省略することができる。
【0023】
また、請求項3記載の発明によれば、変形できる軟質合成樹脂又はゴムにて栓を形成しているので、栓の製造が簡単にできるとともに、栓の着脱に一切工具を用いることなく簡単に行え、また脱抜時以上の力を加えない限り、本体ケースに装着するだけで、妄りに脱抜することがなく、本体ケース内へのごみなどの侵入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力スイッチの一実施例を示し、(a)は表面の表面カバー板を取り外した状態の正面図、(b)は側面縦断側図である。
【符号の説明】
A 圧力スイッチ
1 本体ケース
2 株
3 ブルドン管
4 取付台
42 取付台の突片
5 スイッチ素子(マイクロスイッチ)
6 スイッチ取付台
62 スイッチ取付台の他片
7 調節金具
71 スクリューねじ
72 コイルばね
8 栓
9 ストッパ機構

Claims (3)

  1. 印加される流体圧力により偏位するブルドン管にてスイッチ素子を操作して設定圧力を感知するように構成した圧力スイッチにおいて、スイッチ素子を配設したスイッチ取付台を、ブルドン管に対し接離方向に移動可能に調整金具を介して取り付け、かつ本体ケースの外部から前記調整金具を調整操作できるように構成したことを特徴とする圧力スイッチ。
  2. 本体ケースの調整金具と対向する位置に、調整操作工具を挿入するための孔を形成し、栓を着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1記載の圧力スイッチ。
  3. 栓を、変形できる軟質合成樹脂又はゴムにて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の圧力スイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101615528A (zh) * 2008-06-26 2009-12-30 上海乐研电气科技有限公司 气体密度继电器中的定位件位置的确定方法
CN103500683A (zh) * 2013-10-14 2014-01-08 江苏环力科技发展有限公司 一种水泵压力开关
CN104299846A (zh) * 2014-10-31 2015-01-21 国家电网公司 一种无线远传式六氟化硫气体密度继电器

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