JP2004198419A - Timp1を用いた検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は個体における結腸直腸癌の存在を検出する方法に関し、ここで結腸直腸癌は、患者から得られる臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1核酸もしくはアミノ酸分子の存在を検出することにより検出され、ここでReg1αまたはTIMP1の発現は結腸直腸癌の存在を示す。本発明はさらに、個体における結腸直腸癌の存在を検出する方法に関し、ここでは結腸癌は、1つまたは複数のさらなる結腸直腸癌関連マーカーの存在を検出することに加えて、臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1核酸もしくはアミノ酸分子の存在を検出することにより検出される。
Description
本発明は、個体における結腸直腸癌の治療的応答を検出、モニタリングまたは確定する方法、ならびに上記方法を実施するための組成物およびキットを提供する。その最も一般的な態様では、上記方法は、上記個体から臨床試料を得ること、上記試料におけるReg1αまたはTIMP1の存在を検出することであって、上記試料におけるReg1αまたはTIMP1の存在が上記個体における結腸直腸癌の存在または段階を示している、検出することとを含む。
[詳細な説明]
本発明は、ヒト島再生タンパク質であるReg1αの発現が結腸直腸癌を伴う患者で増加され、したがってヒトにおける結腸直腸癌の同定用の貴重なマーカーであるという発見に幾分基づいている。本発明はさらに、個体からの臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1(および任意に、1つまたは複数のさらなる結腸直腸癌関連マーカー)の存在を検出することにより結腸直腸癌の初期検出を提供する。本発明はさらに、患者からの臨床試料中の存在するReg1αまたはTIMP1ポリペプチドあるいはポリヌクレオチド配列のレベルをモニタリングすることにより、結腸直腸癌がすでに検出されている患者における結腸直腸癌の再発をモニタリングする能力を提供し、ここでは試料におけるReg1αまたはTIMP1の増加が結腸直腸癌の再発を示している。本発明はさらに、治療薬に応答した結腸直腸癌の減少をモニタリングする能力を提供し、それによりReg1αまたはTIMP1のレベルが結腸直腸癌のための治療的処置を施された患者から得られる臨床試料で測定され、ここでは患者からの臨床試料で検出されるReg1αまたはTIMP1のレベルの減少が治療薬の有効性を示している。上述の実施形態のいずれかでは、Reg1αまたはTIMP1ポリヌクレオチドあるいはポリペプチド発現レベルが、少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌関連マーカーと合わせて測定される。
定義
本明細書中で使用する場合、「Reg1α」は、配列番号2または4のいずれかの配列を有するポリペプチド分子を指す。Reg1αは本明細書中で使用する場合、配列番号1または3のいずれかの配列によりコードされるポリペプチドも指す。配列番号2および4の配列はそれぞれ、機能的Reg1αタンパク質を表すが、タンパク質合成中に切断されるリーダー配列中の4つのアミノ酸が互いに異なる。
上述のように、本発明は、個体からの臨床試料、好ましくは血清または血漿試料におけるReg1αまたはTIMP1ポリペプチドの検出に関し、したがって結腸直腸癌の検出を可能にする。しかしながら、本発明は同様に、結腸直腸癌用のマーカーとしてReg1αまたはTIMP1をコードする核酸配列の同定に関する。
一実施形態では、本発明は、Reg1αまたはTIMP1配列の一部に相補的であるか、または高緊縮性条件下でのReg1αまたはTIMP1配列へのプローブおよび/またはプライマーのハイブリダイゼーションを可能にするのにReg1αまたはTIMP1配列の一部に十分に相同的であるプローブおよび/またはプライマーを用いてReg1αまたはTIMP1あるいはそれらに相同的な配列の存在を検出することによる個体における結腸直腸癌の検出に関する。本発明の配列は、Reg1αまたはTIMP1に対して少なくとも50%相同であり、好ましくはReg1αまたはTIMP1と(あるいは任意に、1つまたは複数のさらなる結腸直腸癌関連マーカーをコードする配列に対して)60%、70%、80%、90%相同性〜完全配列同一性である。
HISTOGRAM−各検索に関するスコアのヒストグラムを表示する。デフォルトはイエスである(BLASTマニュアルにおけるパラメータHを参照)。
患者の試料へのプローブ核酸のハイブリダイゼーション前に、ハイブリダイゼーションの続く検出を容易にするために、核酸試料を調製しなくてはならない。結腸直腸癌に関してスクリーニングされるべき個体から得られる核酸試料(Reg1αおよび任意に少なくとも1つの他の結腸直腸癌関連マーカーをコードする核酸配列を含む)は、1つまたは複数のタイプの化学結合により、通常相補塩基対形成により、通常水素結合形成により、相補配列の核酸プローブにより結合されることが可能である。
ベクターおよび宿主細胞
本発明はさらに、Reg1αまたはTIMP1あるいは他の結腸直腸癌関連マーカーの発現を検出するのに有用なベクターおよびプラスミドを提供し、さらに本明細書中に提供するベクターおよびプラスミドを発現する宿主細胞を提供する。以下に記載するようにベクターまたはプラスミドからの発現に有用な核酸配列としては、上述の方法により差次的に調節されると特定される任意の核酸または遺伝子配列が挙げられるが、これらに限定されず、さらにアンチセンス分子のような治療用核酸分子が挙げられる。宿主細胞は任意の原核細胞または真核細胞であり得る。ポリヌクレオチド配列を発現ベクターのような遺伝子構築物に連結し、宿主(真核生物(酵母、鳥類、昆虫または哺乳類)または原核生物(細菌細胞)のいずれか)に形質転換またはトランスフェクトすることは、当該技術分野で既知の標準的な手順である。
本発明による差次的に発現される核酸分子の発現に有用である当該技術分野で既知であり、かつ入手可能な広範囲の一連のベクターが存在する。特定のベクターの選択は、差次的に発現される核酸によりコードされるポリペプチドの対象とされる使用に明らかに依存する。例えば、選択ベクターは、細胞型が原核生物であろうと真核生物であろうと、所望の細胞型中でのポリペプチドの発現を駆動することが可能でなくてはならない。ベクターの多くは、操作可能に連結された遺伝子配列の原核生物ベクター複製および真核生物発現の両方を可能にする配列を含む。
Bowman et al., 1995 Proc. Natl. Acad. Sci. USA 92, 12115-12119は、脳特異的トランスフェリンプロモーターについて記載しており、シナプシンIプロモーターはニューロン特異的であり(Schoch et al., 1996 J. Biol. Chem. 271, 3317-3323)、ネスチンプロモーターは有糸分裂後ニューロン特異的であり(Uetsuki et al., 1996 J. Biol. Chem. 271, 918-924)、ニューロフィラメント軽プロモーターはニューロン特異的であり(Charron et al., 1995 J. Biol. Chem. 270, 30604-30610)、アセチルコリン受容体プロモーターはニューロン特異的であり(Wood et al., 1995 J. Biol. Chem. 270, 30933-30940)、およびカリウムチャネルプロモーターは高頻度発射ニューロン特異的である(Gan et al., 1996 J. Biol. Chem 271, 5859-5865)。当該技術分野で既知の任意の組織特異的転写調節配列は、疼痛にさらされた動物から得られる差次的に発現される核酸配列をコードするベクターを用いた場合に好適であるために使用され得る。
選択宿主細胞型での所定のコード配列(例えば、Reg1αのコード配列)の発現を可能にする任意のプラスミドベクターが本発明による使用に許容可能である。本発明で有用なプラスミドベクターは、本発明による有用なベクターの上述の特性のいずれかまたはすべてを有し得る。本発明による有用なプラスミドベクターとしては、以下の例:細菌性−pQE70、pQE60、pQE−9(Qiagen)、pBs、ファージスクリプト、psiX174、pBluescript SK、pBsKS、pNH8a、pNH16a、pNH18a、pNH46a(Stratagene)、pTrc99A、pKK223−3、pKK233−3、pDR540およびpRIT5(Pharmacia)、真核生物性−pWLneo、pSV2cat、pOG44、pXT1、pSG(Stratagene)、pSVK3、pBPV、pMSGおよびpSVL(Pharmacia)が挙げられるが、これらに限定されない。しかしながら、宿主において複製可能であり、かつ生存可能である限りは、任意の他のプラスミドまたはベクターを使用してもよい。
本発明による有用な多数の既知のバクテリオファージ由来のベクターが存在する。挿入物によりコードされるポリペプチドの誘導性発現を可能にするλZapIIまたはλZap Expressベクター(Stratagene)のようなλベースのベクターがこれらの中でも最も重要である。他としては、M13ベースのファミリーのベクターのような繊維状バクテリオファージが挙げられる。
多数の種々のウイルスベクターは本発明により有用であり、細胞における1つまたは複数の本発明のポリヌクレオチドの導入および発現を可能にする任意のウイルスベクターが本発明の方法で使用するのに許容可能である。外来核酸を細胞へ送達するのに使用され得るウイルスベクターとしては、レトロウイルスベクター、アデノウイルスベクター、アデノ随伴ウイルスベクター、ヘルペスウイルスベクター、およびセムリキ森林ウイルス(アルファウイルス)ベクターが挙げられるが、これらに限定されない。欠陥レトロウイルスは遺伝子移入で使用するのに十分に特性化されている(概説に関しては、Miller, A.D. (1990) Blood 76:271を参照)。組換えレトロウイルスを産生するためのプロトコルおよびかかるウイルスを用いてin vitroまたはin vivoで細胞を感染させるためのプロトコルは、Current Protocols in Molecular Biology, Ausubel, F.M. et al. (eds.) Greene Publishing Associates, (1989), Sections 9.10-9.14、および他の標準的な実験室マニュアルに見出すことができる。
所定の遺伝子(例えば、Reg1αをコードする配列)を保有する組換えベクターが導入されてもよく、またベクターが差次的に発現される配列によりコードされるペプチドの発現を駆動するように容認されている任意の細胞が本発明により有用である。本発明の差次的に発現される分子が発現され得て、好ましくは検出され得る任意の細胞が適切な宿主であり、ここで宿主は、好ましくは哺乳類細胞、より好ましくはヒト細胞である。各種の種々の生物(原核生物および真核生物の両方)由来の宿主細胞へ核酸配列を導入するのに適したベクターは、上述に記載しているか、または当業者に既知である。
本発明で有用なベクターは、当業者に既知の多数の適切な方法のいずれかにより選択宿主細胞へ導入され得る。例えば、ベクター構築物は、λまたはM13のような大腸菌バクテリオファージベクター粒子の場合には感染により、あるいはプラスミドベクターまたはバクテリオファージDNAに関する多数の形質転換方法のいずれかにより、適切な細菌細胞へ導入され得る。例えば、標準的な塩化カルシウム媒介性細菌形質転換は、裸のDNAを細菌に導入するのに依然として一般的に使用される(Sambrook et al., 1989, Molecular Cloning, A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Laboratory Press, Cold Spring Harbor, NY)が、エレクトロポレーションもまた使用され得る(Ausubel et al., 1988, Current Protocols in Molecular Biology (John Wiley & Sons, Inc., NY, NY))。
Reg1αおよびTIMP1ポリペプチド
本発明は、個体からの臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1の存在を検出することによる個体における結腸直腸癌の検出方法を提供する。さらに、本発明は、結腸組織または細胞におけるReg1αまたはTIMP1遺伝子産物を特定することによる癌の検出を包含する。あるいは、本発明は、個体における結腸直腸癌の検出方法に関し、ここで結腸直腸癌は、個体からの臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1および少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌関連マーカーの存在を検出することにより特定される。本発明のポリペプチド(その検出が結腸直腸癌を示している)は、1つまたは複数の配列番号2、4または100で示される配列を含むポリペプチド、あるいは1つまたは複数の配列番号1、3または33によりコードされるポリペプチドを包含する。
本発明は、個体からの臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1(および任意に、少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌関連マーカー)の存在を検出する工程を含む結腸直腸癌検出方法を提供する。一実施形態では、かかる試料におけるReg1αまたはTIMP1、あるいは他のマーカーの存在は、好ましくは検出可能に標識され、かつ試料におけるReg1αまたはTIMP1、および存在すれば他のマーカーに結合することが可能であるポリペプチドリガンドを用いて検出される。好ましい実施形態では、ポリペプチドリガンドは抗体である。本発明の抗体としては、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、多重特異性抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体またはキメラ抗体、一本鎖抗体、Fab断片、Fv断片、F(ab’)断片、Fab発現ライブラリーにより産生される断片、抗イディオタイプ抗体、あるいは他のエピトープ結合性ポリペプチドが挙げられるが、これらに限定されない。好ましくは、Reg1αまたはTIMP1(および任意に、少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌関連マーカー)の検出のために本発明で有用な抗体は、ヒト抗体またはそれらの断片(scFV、Fab、Fab’、F(ab’)、Fd、Fvの一本鎖抗体を含む)である。本発明で有用な抗体としては、完全重鎖または軽鎖定常部またはそれらの一部、あるいはそれらの欠如が挙げられ得る。本発明で有用な抗体は、ウサギ、マウス、ラット、ロバ、ヒツジ、ヤギ、モルモット、ラクダ、ウマまたはトリのような当該技術分野で認識される宿主から得られ得る。一実施形態では、本発明で有用な抗体はヒト化抗体であり得て、ここではもとの結合能力を依然として保持しながら、より密接にヒト抗体に似せるために、アミノ酸を非抗原結合領域で置き換えている。ヒト化抗体の作製方法は、Teng et al., 1983, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 80:7308-7312、Kozbor et al., 1983, Immunology Today 4:7279、Olsson et al., 1982, Meth. Enzymol. 92:3-16、国際公開第92/06193号、欧州特許第0239400号に記載されている。
他の結腸直腸癌特異的分析
Reg1αまたはTIMP1の発現を特定すること、あるいはReg1αまたはTIMP1ポリペプチドを検出することによる結腸直腸癌の検出に加えて、本発明は結腸直腸癌を検出する方法をさらに含み、ここでReg1αまたはTIMP1をコードする核酸分子、あるいはReg1αまたはTIMP1ポリペプチドは、個体からの臨床試料における既知の結腸直腸癌関連マーカーをコードする少なくとも1つの他の核酸配列と組み合わせて同定される。あるいは、Reg1αまたはTIMP1の存在は、少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌マーカーアミノ酸配列と組み合わせて検出される。Reg1αに関して上述した方法と同様に、少なくとも1つの他の結腸直腸癌関連マーカーをコードする核酸分子は、患者試料における結腸直腸癌関連マーカー配列の検出用の核酸プローブを生成するのに使用してもよく、あるいは配列を含む患者試料から結腸直腸癌関連配列を増幅するための増幅プライマーを生成するのに使用してもよく、したがって試料における結腸直腸癌関連マーカーの存在を特定し、したがって結腸直腸癌の検出を示す。結腸直腸癌関連マーカーポリペプチド配列は、Reg1αに関して上述するように、臨床試料における結腸直腸癌関連マーカーの検出に有用な抗体を生成するのに使用され得る。結腸直腸癌関連マーカー核酸またはアミノ酸配列を検出する方法を以下に記載し、それらの方法は、臨床試料におけるReg1α核酸またはアミノ酸の検出方法から適応され得る。
本発明は、結腸直腸癌を検出するか、あるいは開示したバイオマーカー(すなわち、Reg1αまたはTIMP1の核酸配列、および任意にさらなる結腸直腸癌関連マーカーをコードする1つまたは複数の核酸配列、および/またはReg1αまたはTIMP1、および任意に少なくとも1つのさらなる結腸直腸癌関連マーカーのようなポリペプチドマーカー)を、それらによりコードされる疾患または状態に関して検出することにより被験体が結腸直腸癌を発症する危険性を有するかどうかを確定する方法を提供する。
核酸分子に関するスクリーニング
一実施形態では、本発明の検出方法は、個体からの臨床試料が結腸直腸癌関連マーカー、好ましくはReg1αまたはTIMP1を含有するが、同様に任意に本明細書中に記載するようなさらなる結腸直腸癌関連マーカーを含むかどうか確定することを含む。所定の核酸分子の存在を確定する技法としては、ノーザンブロット分析、逆転写−ポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)、in situハイブリダイゼーション、PCR、および定量的増幅が挙げられる。
1.配列番号1、3または33により表される核酸配列、あるいはそれらに相補的な配列のコード配列の一部に相補的なコード配列の少なくとも約8ヌクレオチド長、少なくとも約12ヌクレオチド長、好ましくは少なくとも約15個のヌクレオチド、より好ましくは少なくとも約25個のヌクレオチド、最も好ましくは少なくとも約40個のヌクレオチド、および最大それらのすべてまたはほぼすべてのヌクレオチド配列を含む核酸プローブを供給すること、
2.Reg1αまたはTIMP1核酸配列を潜在的に含む患者から臨床試料を得ること、
3.結腸直腸癌を有さないことがわかっている個体からの第2の臨床試料を供給すること、
4.核酸プローブを、上記第1および第2の臨床試料それぞれのRNAと緊縮下で接触させること(例えば、ノーザンブロットまたはin situハイブリダイゼーションアッセイで)、
5.(a)第1の血清試料のRNAとのプローブのハイブリダイゼーション量を、(b)第2の臨床試料のRNAとのプローブのハイブリダイゼーション量と比較することであって、第2の臨床試料のRNAとのハイブリダイゼーション量と比較した場合の第1の臨床試料のRNAとのハイブリダイゼーション量の統計学的に有意な差異が第1の臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1の存在を示している、比較することと
を含む。
上述のReg1αまたはTIMP1特異的抗体および結腸直腸癌マーカー特異的抗体は、当該技術分野で既知の任意の方法により臨床試料におけるReg1αまたはTIMP1あるいはさらなる結腸直腸癌関連マーカーの存在を検出するのに使用され得る。使用することができるイムノアッセイとしては、例えばウェスタンブロット、ラジオイムノアッセイ、ELISA(酵素結合免疫吸着アッセイ)、「サンドイッチ」イムノアッセイ、免疫沈降アッセイ、沈降反応、ゲル拡散沈降反応、免疫拡散アッセイ、凝集アッセイ、補体結合アッセイ、免疫放射線アッセイ、蛍光イムノアッセイ、プロテインAイムノアッセイのような技法を用いた競合アッセイ系および非競合アッセイ系が挙げられるが、これらに限定されない(例えば、Ausubel et al., eds, 1994, Current Protocols in Molecular Biology, Vol. 1, John Wiley & Sons, Inc., New York、これはその全体が参照により本明細書に援用される)。例示的なイムノアッセイについて以下に簡単に記載する(しかし、限定の手段として意図されない)。
薬剤スクリーニング
幾つかのin vivo方法が、Reg1αまたはTIMP1核酸(配列番号1、3または33、あるいはそれらに相補的な配列)の発現を調整し、かつ/またはコードポリペプチド(例えば、配列番号2、4または100)の生理活性を変更させる(例えば、阻害する)化合物を特定するのに使用することができる。
以下の実施例は非限定的であり、本発明の様々な態様および特徴の単なる代表例である。
実施例1:抗Reg1α抗体の生成
Reg1αに対する抗体を生成するために、Reg1α(配列番号1または3のいずれかに示す)の完全長オープンリーティングフレームを、C末端エピトープおよび精製タグを含むpcDNA3.1/V5−His(Invitrogen)のような哺乳類発現ベクターへ定方向的にクローニングした。挿入配列はジデオキシシーケンシングにより確証された(例えば、Ausubel et al., Current Protocols in Molecular Biology, John Wiley and Sonsを参照)。組換え融合タンパク質は、哺乳類細胞(例えば、CHO細胞)における一過性の発現系で産生された。組換えタンパク質を、C末端Hisタグを利用することで固定化金属アフィニティクロマトグラフィ(IMAC)により細胞培養上清から精製した。本発明の抗体の産生に使用されるReg1αタンパク質の配列は配列番号2または4のいずれかに示しており、そのすべてが機能的Reg1αタンパク質を表し、かつそれぞれ配列番号1または3によりコードされる。精製組換えReg1αタンパク質をフロイントアジュバント中に乳化させて、ウサギに注射した。動物がReg1αに対する特異的抗体の合理的な血清力価を誘発するまで、動物に周期的に追加免疫した。抗体産生方法は当業者に既知であり、例えば、Harlow et al. Antibodies: A laboratory manual, 1988, Cold Spring Harbor Laboratoryに見出され得る。自然および変性Reg1αの両方を認識するポリクローナル抗体を利用して、マイクロタイターベースのELISAアッセイを展開した。ELISAアッセイを実施する方法は当業者に既知である(例えば、上述のAsubel等を参照)。
実施例2:結腸直腸癌患者の血清試料におけるReg1αの検出
本発明は個体における結腸直腸癌の検出方法に関し、この方法は結腸直腸癌を有する個体からの血清試料におけるReg1αポリペプチドの検出を包含し、ここでReg1αの検出は、結腸直腸癌の存在を示している。したがって、Reg1α発現は、結腸直腸癌を有すると診断された患者から得られた血清試料において測定された。
実施例3:結腸直腸癌におけるReg1α核酸配列の検出
一実施形態では、本発明は、患者から得られる血清試料におけるReg1αをコードする核酸分子の存在を検出することにより患者における結腸直腸癌の存在を検出する方法を提供する。
実施例4:他の患者試料におけるReg1αの検出
本発明の一実施形態では、結腸直腸癌は、血清試料ではない臨床患者試料のReg1αの発現を検出することにより患者において検出され得る。例えば、循環細胞試料は、血液、糞便または他の身体液のような試料を収集することにより患者から得られ得る。続いて、例えば試料を適切な溶解緩衝液(例えば、30mMトリス−Cl、pH7.4、100mM NaCl、5mM EDTA、1%(w/v)SDS、および100μg/mlプロテイナーゼKを含有する緩衝液(核酸の単離用))で処理することにより、試料を処理して、その中に存在する細胞を溶解する。続いて、得られた試料を、上述および上述のAusubel等に記載されるように試料から総RNAを単離することによりReg1α発現に関して分析するか、あるいは試料をウェスタンブロットにより分析用のポリアクリルアミドゲル上で分離し得るか、または実施例2で上述するようにELISAベースのアッセイで利用され得る。
実施例5.患者の血清試料におけるTIMP1の検出
本発明は、患者試料、好ましくは血漿試料におけるTIMP1ポリペプチドのレベルを測定することにより、患者における結腸直腸癌の検出およびモニタリングを提供する。TIMP1発現は、35人の健常個体におけるTIMP1の発現レベルに対する結腸直腸癌を有すると診断された患者からの63個の試料で確定された。結果は、1つまたは複数の他の結腸直腸癌関連マーカーに加えて、TIMP1が正常試料に対して結腸直腸癌試料において過剰発現されることを実証し、したがって、TIMP1が患者における結腸直腸癌の検出用の貴重なマーカーであることを示す(図3)。
他の実施形態は当業者に明白である。上記に詳述した説明は単に明瞭性のために提供されるものであり、単なる例示である。本発明の精神(spirit)および範囲は上記実施例に限定されず、特許請求の範囲により包含される。
Claims (28)
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)前記個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるTIMP1の存在を検出することであって、前記試料におけるTIMP1の存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記検出工程は、
(a)前記血清試料を、TIMP1に結合することが可能であるポリペプチドリガンドと、前記ポリペプチドリガンドがTIMP1に結合することが可能な条件下で接触させること、
(b)前記ポリペプチドリガンドのTIMP1への結合を検出することであって、結合の検出が前記試料におけるTIMP1の存在を示していること
を含む請求項1に記載の方法。 - 前記ポリペプチドリガンドが抗体である、請求項2に記載の方法。
- 前記ポリペプチドリガンドが検出可能な標識を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記個体がヒトである、請求項1に記載の方法。
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)前記患者から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるTIMP1および少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーの存在を検出することであって、TIMP1および前記少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーの存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記結腸癌特異的マーカーが、配列番号1、3、5〜71の核酸分子、配列番号2、4、72〜138のポリペプチド分子、CA19−9、CA72−4、TF、sTn、Tn、CA50、CA549、CA242、LASA、およびDu−PAN1−5からなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 前記検出工程は、
(a)前記血清試料を、TIMP1に結合することが可能である第1のポリペプチドリガンドおよび前記結腸癌特異的マーカーに結合することが可能である第2のポリペプチドリガンドと、前記第1および第2のポリペプチドリガンドがそれぞれTIMP1および前記結腸癌特異的マーカーに結合することが可能な条件下で接触させること、
(b)前記第1のポリペプチドリガンドのTIMP1への結合および前記第2のポリペプチドリガンドの前記結腸癌特異的マーカーへの結合を検出することであって、結合の検出が前記試料におけるTIMP1および前記結腸癌特異的マーカーの存在を示していること
を含む、請求項6に記載の方法。 - 前記第1および第2のポリペプチドリガンドがそれぞれ抗体である、請求項8に記載の方法。
- 前記第1および第2のポリペプチドリガンドが検出可能な標識を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記個体がヒトである、請求項6に記載の方法。
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるTIMP1をコードする核酸分子の存在を検出することであって、前記試料における前記核酸分子のTIMP1の存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるTIMP1をコードする核酸分子および少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーをコードする少なくとも1つの他の核酸分子の存在を検出することであって、TIMP1をコードする前記核酸配列および前記少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーをコードする前記核酸配列の存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記結腸癌特異的マーカーが、配列番号1、3、5〜71の核酸分子、配列番号2、4、72〜138のポリペプチド分子、CA19−9、CA72−4、TF、sTn、Tn、CA50、CA549、CA242、LASA、およびDu−PAN1−5からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)前記個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるReg1αの存在を検出することであって、前記試料におけるReg1αの存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記検出工程は、
(a)前記血清試料を、Reg1αに結合することが可能であるポリペプチドリガンドと、前記ポリペプチドリガンドがReg1αに結合することが可能な条件下で接触させること
(b)前記ポリペプチドリガンドのReg1αへの結合を検出することであって、結合の検出が前記試料におけるReg1αの存在を示していること
を含む請求項15に記載の方法。 - 前記ポリペプチドリガンドが抗体である、請求項16に記載の方法。
- 前記ポリペプチドリガンドが検出可能な標識を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記個体がヒトである、請求項15に記載の方法。
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)前記患者から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるReg1αおよび少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーの存在を検出することであって、Reg1αおよび前記少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーの存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記結腸癌特異的マーカーが、配列番号1、3、5〜71の核酸分子、配列番号2、4、72〜138のポリペプチド分子、CA19−9、CA72−4、TF、sTn、Tn、CA50、CA549、CA242、LASA、およびDu−PAN1−5からなる群から選択される、請求項20に記載の方法。
- 前記検出工程は、
(a)前記血清試料を、Reg1αに結合することが可能である第1のポリペプチドリガンドおよび前記結腸癌特異的マーカーに結合することが可能である第2のポリペプチドリガンドと、前記第1および第2のポリペプチドリガンドがそれぞれReg1αおよび前記結腸癌特異的マーカーに結合することが可能な条件下で接触させること、
(b)前記第1のポリペプチドリガンドのReg1αへの結合および前記第2のポリペプチドリガンドの前記結腸癌特異的マーカーへの結合を検出することであって、結合の検出が前記試料におけるReg1αおよび前記結腸癌特異的マーカーの存在を示していること
を含む、請求項20に記載の方法。 - 前記第1および第2のポリペプチドリガンドがそれぞれ抗体である、請求項22に記載の方法。
- 前記第1および第2のポリペプチドリガンドが検出可能な標識を含む、請求項22に記載の方法。
- 前記個体がヒトである、請求項20に記載の方法。
- 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるReg1αをコードする核酸分子の存在を検出することであって、前記試料における前記核酸分子のReg1αの存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 個体における結腸癌を診断する方法であって、
(a)個体から血清試料を得ること、
(b)前記試料におけるReg1αをコードする核酸分子および少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーをコードする少なくとも1つの他の核酸分子の存在を検出することであって、Reg1αをコードする前記核酸配列および前記少なくとも1つの他の結腸癌特異的マーカーをコードする前記核酸配列の存在が前記個体における結腸癌を示していること
を含む方法。 - 前記結腸癌特異的マーカーが、配列番号1、3、5〜71の核酸分子、配列番号2、4、72〜138のポリペプチド分子、CA19−9、CA72−4、TF、sTn、Tn、CA50、CA549、CA242、LASA、およびDu−PAN1−5からなる群から選択される、請求項27に記載の方法。
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