JP2004188351A - 流体噴出装置 - Google Patents

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Asao Matsuyama
朝雄 松山
Atsushi Kawachi
淳 河内
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WATER PLANT KK
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Abstract

【課題】演出効果を向上させることができる流体噴出装置を提供する。
【解決手段】噴水Wの表面の一部に乱流を発生させる乱流発生手段を備えた。具体的には、パルスポンプの吐出側に吐出管62を介して滴下ノズル63を接続し、この滴下ノズル63の滴下口をノズル31の下流側開口部の近傍に配置するようにした。そして、パルスポンプの駆動により滴下ノズル63から水滴を層流状態の噴水Wの表面に所定のタイミングで滴下するようにした。水滴が滴下されることにより、噴水Wの表面には高輝度部が部分的に形成され、この高輝度部は噴水Wの流れに乗って移動する。従って、水滴の滴下タイミングを調節することにより、変化に富んだ噴水Wを自在に演出することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば噴水装置に使用される流体噴出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、しぶきのない透明のガラス棒状の放物線軌道を描く水糸流を噴出すると共にこの水糸流に着色光を照射して発色させるようにした噴水装置が知られている。この噴水装置は噴射装置の噴出口の上流側に光ファイバケーブルからなる光源を配置し、この光源から水糸流の軸芯に沿って着色光を照射することにより水糸流を発色させるようにしている。ところが、この噴水装置においては光源から着色光を照射しても水糸流の噴出口部分及び着水部分だけ発色し、水糸流の途中部分は発色しないという問題があった。
【0003】
この問題を解決するために、水糸流に光ファイバケーブルにより着色光を供給すると共にコンプレッサにより気泡を供給するようにした噴水装置が従来から提案されている。この噴水装置によれば、着色光は水糸流の軸心に沿って進むと共に水糸流内の気泡によって水糸流表面から内方への全反射が阻止される。この結果、着色光は水糸流の外方に放射し、水糸流は前記噴出口部分から着水部分までの全長にわたって発色する(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−243453号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の噴水装置から噴出された水糸流は単に放物線状に発色するだけであった。このため、色の変化や動き等の演出効果に乏しく、鑑賞者はすぐに飽きてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、演出効果を向上させることができる流体噴出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、層流状態の噴出流体を噴き出す噴出口の上流側には噴出流体の内部に投光する発光部を配置するようにした流体噴出装置において、前記噴出口の下流側には噴出流体の表面の一部に乱流を発生させる乱流発生手段を備えたことを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記乱流発生手段は層流状態の噴出流体の表面に流体を接触させる流体接触手段であることを要旨とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記噴出口の下流側には、噴出流体の噴出を間欠的に遮る遮断手段を備えるようにしたことを要旨とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記遮断手段は、加圧された流体を噴出流体にその側方から吹き付ける流体吹付手段であることを要旨とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記流体吹付手段から流出させる流体の流量を、噴出流体の表面の一部に乱流を発生させるときの流量と、噴出流体の噴出を遮るときの流量との間で切換制御する流量制御手段を備え、前記流体吹付手段により前記流体接触手段を兼用するようにしたことを要旨とする。
【0012】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、噴出流体の表面において乱流が発生した部分の輝度は乱流が発生していない部分よりも高くなる。このため、噴出流体の表面に乱流を発生させるタイミングを調節することにより変化に富んだ演出効果が得られる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、噴出流体の表面に流体が接触すると、この流体が接触した部分に乱流が発生し、この乱流が発生した部分の輝度が高まる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、噴出流体の噴出が間欠的に遮られることにより、噴出流体は間欠的に噴出する。このため、いっそう変化に富んだ噴出流体の演出が可能となる。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、噴出流体にその側方から加圧された流体が吹き付けられることにより流体の噴出が遮られる。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の作用に加えて、流体吹付手段から流出する流体の流量は、前記噴出流体の表面の一部に乱流を発生させるときの流量と、噴出流体の噴出を遮るときの流量との間で切り換えられる。そして、流体吹付手段により前記流体接触手段を兼用するようにしたので、流体吹付手段と流体接触手段とを個別に設けるようにした場合に比べて部品点数が少なくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を公園等に設置される噴水装置に具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0018】
(全体構成)
図1に示すように、噴水装置11は、図示しないタンクに貯留された水を圧送する給水ポンプ12と、この給水ポンプ12からの加圧水を層流状態で噴出する噴出装置13とを備えている。噴出装置13は水平面に対して所定の角度をなすように上向きに傾斜して配置されている。また、噴水装置11は噴出装置13から噴出する水(以下、「噴水W」という。)に入射させる着色光を生成する着色装置14と、同じく噴水Wの表面に乱流を発生させる乱流発生装置15とを備えている。給水ポンプ12が駆動されると、前記タンク内の水は吸込管16、給水ポンプ12及び吐出管17を介して噴出装置13内に供給され、この噴出装置13から斜め上方へ噴出する。この噴水Wは空中に放物線を描いて落下する。
【0019】
尚、本実施形態において、層流とは流体の微小部分が規則正しく互いに層状をなしてすべり合いつつ流れるような状態をいう(一方向流)。乱流とは不規則な変動を伴った流れをいう(非一方向流)。
【0020】
(噴出装置)
図2に示すように、噴出装置13は有底円筒状の容器21を備えており、この容器21の内部には整流部22( 図1参照) が収容されている。この整流部22は例えば多孔質材( 図示略) と単数又は複数の整流体( 図示略) とを重ね合わせ、吐出管17から圧送されてきた乱流状態の加圧水を前記多孔質材及び整流体に通過させることにより層流状態にする公知の構成である。多孔質材としては例えば不織布、グラスウール、連泡性を有するセラミックやスポンジ及び硬質発泡ウレタン等が使用される。整流体としては例えば多数の微細な網目を有するステンレス製の網体を微小間隔ごとに複数枚重ねることにより減衰通路を形成するようにしたものが使用されている。容器21の上部開口部は蓋体23により閉塞されている。即ち、容器21の上部開口部周縁に形成されたフランジ24の上面にパッキン25を介して蓋体23を重ね合わせ、上方からボルト26を締め付けることにより蓋体23はフランジ24に固定されている。
【0021】
(ノズル)
蓋体23の中央部にはノズル取付孔27が形成されており、このノズル取付孔27にはノズル31が着脱可能に取付けられている。ノズル31は円筒状のノズル本体32と、このノズル本体32の外周面中央に形成されたフランジ33とを備えている。ノズル本体32の下端側を蓋体23の外方から挿入し、フランジ33の下面を蓋体23の上面にパッキン34を介して当接させた状態でフランジ33の外方からボルト35を締め付けることによりノズル31は蓋体23に固定されている。ノズル本体32内には加圧水を噴出するノズル孔36が形成されている。ノズル孔36は、ノズル本体32の上流側開口縁から中央部までは下流側に向かうにつれて拡径する円錐台状をなし、同じく中央部から下流側開口縁までは一定径の円柱状をなすように形成されている。
【0022】
(カバー)
図2に示すように、蓋体23の上面には有蓋円筒状のカバー41がノズル31を覆うように固定されている。カバー41はノズル31と同心状に配置された円筒状の側部カバー42と、側部カバー42の上部開口部を閉塞する上部カバー43とを備えている。
【0023】
図4に示すように、側部カバー42の下端側開口縁には複数(本実施形態では、3つ)の固定部材42aがカバー41の中心軸周方向に所定間隔毎に外方に突設されている。各固定部材42aはボルト26により蓋体23に共締め固定されており、これにより側部カバー42は蓋体23に固定されている。上部カバー43の内面には複数(本実施形態では4つ)の固定壁43aが上部カバー43の中心軸周方向に所定間隔毎に突設されており、各固定壁43aを側部カバー42の下流側開口部に挿入し、側部カバー42の側方からボルト44を締め付けることにより上部カバー43は側部カバー42に固定されている。
【0024】
図2及び図3に示すように、上部カバー43の中央部には噴水Wの吐出口45が形成されており、この吐出口45の中心軸はノズル31の中心軸と一致している。吐出口45の内径は噴水Wの外径よりも大きくされている。また、図2及び図5に示すように、側部カバー42には開口部46が形成されている。カバー41内において、開口部46とノズル31との間には飛散防止部材47が開口部46を内側から覆うようにして配置されている。この飛散防止部材47としては例えば不織布により平断面円弧状に形成された不織布マットが使用される。
【0025】
(着色装置)
図1に示すように、着色装置14は暗室を構成する箱体( 図示略) を備えており、この箱体内には光ファイバケーブル51の入射側端部が導入されている。光ファイバケーブル51の入射側端面には円板状の回転部材( 図示略) を介して照明灯等の光源( 図示略) が対向配置されている。前記回転部材には例えば赤,燈,黄,緑,青,藍,菫(すみれ)の着色フィルタが回転部材の中心軸周方向に所定間隔毎に配置されており、モータ( 図示略) の駆動により回転部材を回転させることによって光ファイバケーブル51に入射する光の色を変えることが可能とされている。
【0026】
光ファイバケーブル51の出射側端部は容器21の底壁及び前記整流部22をそれぞれ貫通している。光ファイバケーブル51の出射側端面は発光部51aとされており、この発光部51aはノズル31の上流側開口部に対向するように配置されている。また、発光部51aの中心軸がノズル31の中心軸と一致するように光ファイバケーブル51の出射側端部は容器21内に導入されている。
【0027】
(乱流発生装置)
図1に示すように、乱流発生装置15はパルスポンプ61及びこのパルスポンプ61の吐出側に接続された吐出管62を備えている。また、図2に示すように、乱流発生装置15は吐出管62の先端部に設けられた滴下ノズル63を備えている。ノズル孔36の下流側において、滴下ノズル63の先端開口部(滴下口)がノズル31から噴出する噴水Wに接触しない程度に滴下ノズル63はカバー41の側壁を貫通して内部に導入されている。滴下ノズル63はその中心軸がノズル31の中心軸と直交するように配置されている。パルスポンプ61が駆動されると、前記タンク内の水は吸込管64、パルスポンプ61及び吐出管62を介して滴下ノズル63に供給され、この滴下ノズル63の先端開口部から水滴(微量の水)が噴水Wの表面に滴下される。
【0028】
(制御装置)
図1に示すように、噴水装置11は制御装置71を備えている。制御装置71には給水ポンプ12、パルスポンプ61、着色装置14のモータ及び同じく光源がそれぞれ入出力インターフェイスを介して接続されている。制御装置71は外部操作による噴水開始信号を受信すると給水ポンプ12を駆動し、噴出装置13への給水を開始する。同時に、制御装置71は外部操作により予め選択された演出パターンに応じてパルスポンプ61及び着色装置14のモータをそれぞれ駆動制御する。
【0029】
尚、本実施形態において、噴出装置13は流体噴出装置を構成する。ノズル孔36は噴水Wの噴出口を構成する。滴下ノズル63は噴水Wの表面の一部に乱流を発生させる乱流発生手段、及び噴水Wの表面に水滴(流体)を接触させる流体接触手段を構成する。噴水Wは噴出流体を構成する。
【0030】
(実施形態の作用)
次に、前述のように構成した噴水装置の動作について説明する。
制御装置71により給水ポンプ12が駆動されると、前記タンク内の水は給水ポンプ12により加圧され、この加圧された加圧水は吸込管16、給水ポンプ12及び吐出管17を介して乱流状態で噴出装置13の容器21内に供給される。この容器21内に供給された水は整流部22を通過することにより整流され、ノズル31のノズル孔36から層流状態で噴出する。このノズル孔36から噴出した水、即ち、噴水Wはカバー41の吐出口45から斜め上方に噴出し、飛沫や水流の乱れ等のないガラスロッド状の放物線軌道を空中に描いて落下する。
【0031】
また、制御装置71は着色装置14の光源を点灯させると共に所定の演出パターンに応じてパルスポンプ61及び着色装置14のモータをそれぞれ駆動制御する。即ち、制御装置71は所定色(例えば赤色)の着色フィルタが光源と光ファイバケーブル51の入射側端部との間に介在するように着色装置14のモータを駆動制御する。所定色に着色された光(着色光)は光ファイバケーブル51の発光部51aから出射し、噴水Wの始端部に入射する。
【0032】
この入射光は噴水Wの表面で内部への反射を繰り返しながら、又は噴水Wの表面で反射することなく噴水Wの中心軸に沿うようにして噴水Wの終端部に導かれる。換言すれば、発光部51aから出射した光は噴水Wの始端部から終端部まで伝送される。噴水Wは層流状態に保持されているので、ほとんどの光は噴水Wの内側に全反射するものの、噴水Wの表面に対する光の入射角度によっては光の一部が噴水Wの周囲に漏れる。このため、噴水Wはその全長に亘って入射光と同色に色付いて見える。
【0033】
さらに、制御装置71は所定の演出パターンに応じて所定数のパルスを所定の時間間隔毎にパルスポンプ61へ送る。パルスポンプ61の1パルス当りの吐出量は予め決められており、パルスポンプ61は送られてきたパルス数に応じた量の水を吐出する。
【0034】
層流状態の噴水Wの表面に水滴が滴下されると、この水滴が滴下された部分に流れの乱れ、即ち乱流が発生する。この乱流が発生した部分においては噴水Wの表面から内方への全反射が阻止されて乱反射し、噴水Wに入射された光は乱流が発生した部位から噴水Wの外方(周囲)に放射する。この結果、噴水Wの表面には層流状態に保持された部分よりも明るい高輝度部Ws(図1参照)が部分的に形成される。所定色に着色された光が噴水Wに入射された場合には高輝度部Wsはその光の色に発色する。
【0035】
高輝度部Wsは時間の経過とともに噴水Wの流れ方向に移動し、視覚的には、あたかも光の塊が放物線軌道を描いて移動するように見える。制御装置71は所定の演出パターンに従って噴水Wの表面の一部に乱流を発生させる時間間隔、即ち、滴下ノズル63から水滴を滴下する時間間隔を調節する。これにより、噴水Wに一度に形成される高輝度部Wsの個数(単数又は複数)が決まる。一度に複数個(図1では3個)の高輝度部Wsを形成するようにした場合、各高輝度部Wsはそれぞれ所定の間隔を保った状態で噴水Wの流れ方向に移動する。このため、噴水Wを単に放物線状に発色させるようにした場合と異なり、変化に富んだ噴水Wを演出することが可能となる。
【0036】
尚、噴水装置11では次のような演出動作も可能である。即ち、制御装置71は予め選択された演出パターンに従って着色装置14のモータを連続的に駆動させる。すると、光ファイバケーブル51の入射側端部に入射する光の色は七色(虹色)に順次変化し、噴水W及びその高輝度部Wsの色も七色に順次変化する。従って、噴水Wをその全長に亘って同じ色でのみ発色させるようにした場合と異なり、変化に富んだ噴水Wを演出することが可能となる。
【0037】
また、制御装置71は滴下ノズル63からの水滴の滴下タイミングに合わせて着色装置14の光源と光ファイバケーブル51の入射側端部との間に介在させる着色フィルタの色を変える。例えば、複数の高輝度部Wsを形成するようにした場合、水滴の滴下と着色フィルタの切り替えとをそれぞれ所定のタイミングで行うことにより各高輝度部Ws毎に色を変えることも可能となる。このようにしても、噴水Wをその全長に亘って同じ色でのみ発色させるようにした場合と異なり、変化に富んだ噴水Wを自由に演出することが可能となる。
【0038】
(実施形態の効果)
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)噴水Wの表面の一部に乱流を発生させる乱流発生手段を備えた。具体的には、パルスポンプ61の吐出側に吐出管62を介して滴下ノズル63を接続し、この滴下ノズル63の滴下口をノズル31の下流側開口部の近傍に配置するようにした。そして、パルスポンプ61の駆動により滴下ノズル63から水滴を層流状態で噴出する噴水Wの表面に所定のタイミングで滴下するようにした。水滴が滴下されることにより噴水Wの表面には高輝度部Wsが部分的に形成され、この高輝度部Wsは噴水Wの流れにのって移動する。従って、水滴の滴下タイミングを調節することにより、変化に富んだ噴水Wを自在に演出することができる。また、色の変化や光の動き等の多彩な演出効果が得られることにより、鑑賞者の飽きを抑制することができる。
【0039】
(2)層流状態で噴出する噴水Wに水滴を接触させることにより、噴水Wの表面の一部に高輝度部Wsを形成するようにした。このため、例えばエアシリンダの駆動により動作する接触部材を噴水Wの表面に接触させるように構成した場合に比べて、噴出装置13、ひいては噴水装置11の構成を簡単にすることができる。
【0040】
(3)ノズル31を着脱可能とした。このため、ノズル31の交換を容易に行うことができる。また、ノズル孔36の径が異なる複数種類のノズル31を予め用意しておけば、ノズル31を交換するだけで噴水装置11の設置環境や演出の変更などに応じて、太さの異なる噴水Wを形成することができる。この場合、吐出口45の径が異なる複数種類の上部カバー43を予め用意しておき、噴水Wの太さに応じて上部カバー43を交換する。尚、上部カバー43は、必ずしも必要なものではなく設置環境や装着したときの外観等に応じて適宜装着される。
【0041】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態は噴出装置の構成の点で前記第1実施形態と異なる。従って、前記第1実施形態と同様の部材構成は同一の符号を付し、その重複した説明を省略する。
【0042】
図5及び図6に示すように、噴水装置11はノズル31から噴出した噴水Wにその側方から加圧された水を吹き付ける流体吹付装置81を備えている。この流体吹付装置81は前記吐出管17の途中に接続された分岐管82と、この分岐管82上に設けられた電磁弁83と、分岐管82の先端部に設けられた吹付ノズル84(図6参照)とを備えている。吹付ノズル84の先端開口部がノズル31から噴出する噴水Wに接触しない程度に吹付ノズル84はカバー41の側壁を貫通して内部に導入されている。吹付ノズル84はその中心軸がノズル31の中心軸と直交するように配置されている。
【0043】
電磁弁83が開弁されると、前記タンク内の水は吸込管16、給水ポンプ12、吐出管17及び分岐管82を介して吹付ノズル84に供給され、この吹付ノズル84の先端開口部から噴出する。この噴出した水は給水ポンプ12により所定の圧力に加圧されており、この加圧された加圧水が噴水Wの側方から吹き付けられることにより当該噴水Wが遮られる。この結果、ノズル31からの噴水Wは吐出口45から外部に噴出不能となる。ノズル31及び吹付ノズル84からそれぞれ流出した水はカバー41により外部に散乱することなく開口部46を介して外部に排出される。尚、本実施形態において、吹付ノズル84は噴水Wの噴出を間欠的に遮る遮断手段及び加圧された流体を噴水Wにその側方から吹き付ける流体吹付手段を構成する。
【0044】
さて、噴水装置11は例えば次のような演出動作を行う。即ち、制御装置71は所定のタイミングでパルスポンプ61を駆動して、滴下ノズル63から水滴を噴水Wの表面に滴下する。すると、この水滴を滴下した部分に高輝度部Wsが形成される。そして、所定時間経過後、制御装置71は電磁弁83を開弁する。すると、吹付ノズル84から加圧水が噴出され、この加圧水により噴水Wが遮断される。この水滴の滴下と噴水Wの遮断とを制御装置71は所定の時間間隔毎に繰り返す。
【0045】
図5に示すように、高輝度部Wsを形成してから噴水Wを遮断(分断)することを繰り返すことにより、頭部に高輝度部Wsを有した噴水Wが間欠的に噴出装置13から噴出する。ただし、間欠的に噴出された各噴水Wは放物線の頂点付近に至るまでは高輝度部Wsが維持されるものの、その後は高輝度部Wsが消滅した状態で落下する。頭部に高輝度部Wsを有した噴水Wの噴出時間間隔や各噴水Wの長さは噴水Wの遮断時間、即ち電磁弁83の開弁時間を調節することにより変更可能とされている。
【0046】
従って、本実施形態によれば、噴水装置11に流体吹付装置81を備え、この流体吹付装置81を構成する吹付ノズル84から噴出させた加圧水により噴水Wを遮断するようにした。このため、例えば所定長さの噴水Wを間欠的に噴出させることにより噴水Wに躍動感が得られる。従って、噴水Wを単にアーチ状に維持するようにした場合に比べて、噴水Wの演出効果を向上させることができる。また、例えばエアシリンダ等で邪魔板を進退移動させることにより噴水Wを遮断(分断)する機械方式を採用するようにした場合と異なり、噴出装置13の構成を簡単にすることができる。
【0047】
尚、前記吹付ノズル84の開口形状を、噴水Wの噴出方向(噴水Wの中心軸に沿う方向)と直交する方向に扁平した例えば楕円形状としてもよい。このようにすれば、前記開口部から噴出する加圧水の形状は、噴水Wの直径より大きめの開放角度を有する扇状となり、噴水Wをより的確に分断することができる。
【0048】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は流体吹付装置により乱流発生装置を兼用するようにした点で前記第2実施形態と異なる。従って、前記第2実施形態と同様の部材構成は同一の符号を付し、その重複した説明を省略する。
【0049】
図7及び図8に示すように、制御装置71は吹付ノズル84から流出させる水量を調節することにより噴水Wの表面における乱流発生と噴水Wの遮断とをそれぞれ行う。即ち、制御装置71は所定のタイミングで且つ所定の開度(吹付ノズル84の先端開口部から水滴が滴下する程度の開度)で電磁弁83を開弁する。すると、吹付ノズル84の先端開口部からの水滴が噴水Wの表面に滴下し、この水滴が滴下された部分に高輝度部Wsが形成される。
【0050】
そして、所定時間経過後、制御装置71は噴水Wを遮断(分断)可能な水圧が得られる程度に電磁弁83を開弁(例えば全開)する。すると、吹付ノズル84から加圧水が噴出され、この加圧水により噴水Wが遮断される。この水滴の滴下と噴水Wの遮断とが所定の時間間隔毎に繰り返されるように制御装置71は電磁弁83を開閉制御する。噴水Wの態様は前記第2実施形態と同様となる(図7参照)。この場合の電磁弁83としては、比例制御式モーター弁を使用することで的確な滴下量及び噴出量が設定できる。尚、本実施形態において、電磁弁83は吹付ノズル84から流出する水(流体)の流量制御手段を構成する。
【0051】
従って、本実施形態によれば、電磁弁83(流量制御弁)の開度を制御することにより、吹付ノズル84から流出する水の量(流量)を噴水Wの表面の一部に乱流を発生させるときの流量と、噴水Wの噴出を遮るときの流量との間で切り換えるようにした。そして、この吹付ノズル84から流出した水により噴水Wの表面への水滴の滴下と噴水Wの遮断とをそれぞれ行うようにした。即ち、吹付ノズル84により滴下ノズル63を兼用するように、ひいては流体吹付装置81により前記乱流発生装置15を兼用するようにした。このため、乱流発生装置15と流体吹付装置81とを個別に設けるようにした場合に比べて、噴水装置11の部品点数を低減させることができる。また、噴水装置11の構成をより簡単にすることができる。
【0052】
(別例)
尚、前記実施形態は以下のような別例に変更して実施してもよい。
・第1〜第3実施形態では、噴水Wの表面に水滴を滴下することにより当該噴水Wの表面に乱流を発生させるようにしたが、次のようにしてもよい。即ち、噴水Wの表面に接触する接触位置と当該噴水Wの表面に接触しない非接触位置との間を移動する接触部材(例えばピン)をノズル31の下流側に設ける。この接触部材は例えば流体圧(空気圧や油圧)により作動させる。接触部材が噴水Wの表面に接触すると、この接触した部分の流れが乱れ、乱流が発生する。そして、この乱流が発生した部分には高輝度部Wsが形成される。
【0053】
・第1〜第3実施形態では、噴水Wの表面に水滴を滴下することにより当該噴水Wの表面に乱流を発生させるようにしたが、次のようにしてもよい。例えば、ノズル31の下流側に空気噴射装置を設け、この空気噴射装置の作動により噴水Wの表面に空気や水等の流体を吹き付けて噴水Wの表面に乱流を発生させるようにしてもよい。
【0054】
・第1〜第3本実施形態では、ノズル31をボルト35により蓋体23に固定するようにしたが、例えばノズル31を蓋体23に螺合するようにしてもよい。このようにすれば、ノズル31を蓋体23にねじ込むだけで固定できるので、ノズル31の取り付け作業効率を向上させることができる。また、ボルト35が不要となることにより部品点数を低減させることができる。
【0055】
・第1〜第3実施形態において、音楽又は音に同調するように設定された所定のシ−ケンスに基づいて噴水Wの態様を変化させるようにしてもよい。例えば音楽又は音に合わせて高輝度部Wsを発生させたり、ノズル31からの噴出パターンを変更したりするように、制御装置71はパルスポンプ61及び電磁弁83をそれぞれ制御する。高輝度部Wsの発生タイミングや噴水Wの噴射タイミングを緻密なコンビネーションでコントロールすることにより噴水Wの態様を音楽又は音に同調させることができる。即ち、高輝度部Wsや噴水Wの噴出で音楽又は音に同調したリズムを表現することができる。従って、噴水Wによる演出効果をいっそう向上させることができる。また、噴水装置11の設置空間に音楽又は音、光及びリズムによる展示空間を形成することができる。
【0056】
・第1〜第3本実施形態では、本発明を噴水装置11に応用したが、例えば水鉄砲に応用するようにしてもよい。このようにすれば、水鉄砲から噴出する水に色の変化や光の動き等の多彩な演出を付与することができる。
【0057】
・本実施形態では、着色装置14の着色フィルムを7色(虹色)としたが、虹色を構成する七色以外の色としてもよい。また、7色よりも少なくしてもよいし、多くしてもよい。
【0058】
・第1〜第3本実施形態では、光ファイバケーブル51の発光部51aからの光を噴水Wの始端部に入射させるようにしたが、発光部51aを例えば所定色の光を発する発光ダイオード(LED)に置き換えてもよい。この場合、光ファイバケーブル51は不要となる。また、着色装置14の光源として赤,青,白等の光を放出可能とした発光ダイオードを使用してもよい。
【0059】
・第2及び3本実施例形態では、噴出流体(噴水W)の遮断手段として流体吹付手段(吹付ノズル84)を使用したが、この手段に限られるものではない。例えば、前記上部カバー43を取り付けた状態において、噴水Wに接触部材(棒材やピン等)を接触させたり水を加圧噴射したりして噴水Wの中心軸を吐出口45の中心軸から転向させるようにする。即ち、噴水Wの噴出方向がカバー41の吐出口45から逸らされることにより、ノズル31からの噴水Wは吐出口45から外部に噴出不能となる。従って、噴水Wの噴出方向を間欠的に転向させることにより、噴水Wをカバー41の吐出口45から間欠的に噴出させることができる。
【0060】
(付記)
次に前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)層流状態の噴出流体の始端部に光を入射し、この入射光を噴出流体の内部を通過させて噴出流体の終端部に導くようにした光伝送方法において、所定のタイミングで噴出流体の表面の一部に乱流を発生させるようにした光伝送方法。この構成によれば、噴出流体の表面において、乱流が発生したところの輝度が部分的に高まる。このため、乱流発生のタイミングを調節することにより変化に富んだ噴出流体を自在に演出することができる。
【0061】
(ロ)前記噴出流体の表面に乱流を発生させた後、所定のタイミングで噴出流体を分断するようにした前記(イ)項に記載の光伝送方法。この構成によれば、噴出流体を間欠的に噴出させることが可能となる。このため、噴出流体を分断するタイミングを調節することにより、噴出流体の噴出間隔や噴出流体の長さを変更でき、いっそう変化に富んだ噴出流体を演出することができる。また、噴出流体を間欠的に噴出させることにより、噴出流体に動きや躍動感を与えることができる。
【0062】
(ハ)所定のリズムに合わせて噴出流体の表面に乱流を発生させるようにした前記(イ)項又は前記(ロ)項に記載の光伝送方法。この構成によれば、部分的に形成される高輝度部により、リズムを表現することができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、噴出流体の表面の一部に乱流を発生させるようにしたことにより、噴出流体による演出効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における噴水装置の概略構成図。
【図2】第1実施形態におけるノズル本体の要部断面図。
【図3】図2における1−1線端面図。
【図4】図2における2−2線断面図。
【図5】第2実施形態における噴水装置の概略構成図。
【図6】第2実施形態におけるノズル本体の要部断面図。
【図7】第3実施形態における噴水装置の概略構成図。
【図8】第3実施形態におけるノズル本体の要部断面図。
【符号の説明】
11…噴水装置、13…流体噴出装置を構成する噴出装置 、
36…噴出口を構成するノズル孔、45…吐出口、
51a…発光部、63…乱流発生手段及び流体接触手段を構成する滴下ノズル、83…流量制御手段を構成する電磁弁、
84…遮断手段及び流体吹付手段を構成する吹付ノズル、
W…噴出流体を構成する噴水。

Claims (5)

  1. 層流状態の噴出流体を噴き出す噴出口の上流側には噴出流体の内部に投光する発光部を配置するようにした流体噴出装置において、
    前記噴出口の下流側には噴出流体の表面の一部に乱流を発生させる乱流発生手段を備えた流体噴出装置。
  2. 前記乱流発生手段は層流状態の噴出流体の表面に流体を接触させる流体接触手段である請求項1に記載の流体噴出装置。
  3. 前記噴出口の下流側には、噴出流体の噴出を間欠的に遮る遮断手段を備えるようにした請求項1又は請求項2に記載の流体噴出装置。
  4. 前記遮断手段は、加圧された流体を噴出流体にその側方から吹き付ける流体吹付手段である請求項3に記載の流体噴出装置。
  5. 前記流体吹付手段から流出させる流体の流量を、噴出流体の表面の一部に乱流を発生させるときの流量と、噴出流体の噴出を遮るときの流量との間で切換制御する流量制御手段を備え、
    前記流体吹付手段により前記流体接触手段を兼用するようにした請求項4に記載の流体噴出装置。
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