JP2004181315A - ドラム缶塗装装置の洗浄方法 - Google Patents

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Makoto Hamada
誠 濱田
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Daikan Kk
ダイカン株式会社
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Abstract

【課題】ドラム缶を塗装する際、塗装ミストが付着された塗装装置の回転駒および支持駒を洗浄する。
【解決手段】胴部D1の下端部に小孔が形成されるとともに、胴部D1の外周面下端部にたわし状の洗浄具d1を固定したダミードラム缶Dを、溶剤を充填した状態で移送フレーム4に搬入すれば、移送フレーム4が上昇および前進することにより、ダミードラム缶Dが支持駒52に支持されて回転しつつ次のステージに向けて移送される。この際、溶剤が小孔を通して洗浄具d1に供給されて支持駒52が洗浄される。一方、移送フレーム4が下降および後退することにより、ダミードラム缶Dが固定フレーム2の次の作業ステージの回転駒32に支持されて回転する。この際、溶剤が小孔を通して洗浄具d1に供給されて回転駒32が洗浄される。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラム缶塗装装置の洗浄方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドラム缶の塗装装置としては、特許文献1に示されるように、ドラム缶の搬送装置と、搬送装置の設定位置に設けられたドラム缶のストッパおよびリフタと、ドラム缶のリフタに対向して設けられた回転板と、からなり、搬送装置を介してドラム缶を設定位置まで搬送した後、リフタを介してドラム缶を持ち上げてその天板部を回転板に接触させ、回転板を介してドラム缶を回転させ、スプレーガンから塗料を噴出させてドラム缶の胴部を塗装するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
実公昭62−31171号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1の発明においては、ドラム缶の天板部に回転板を接触させてドラム缶を回転させ、ドラム缶の胴部を塗装することから、ドラム缶の天板部を塗装するためには、胴部の塗装とは別ラインで行わなければならず、また、各ドラム缶を搬送、停止、持ち上げ、回転、塗装、下降の順に作動させる必要があることから、全体としてタクトタイムが長くなってコストが上昇するという問題があった。
【0005】
さらに、用途などの仕様にしたがってドラム缶を異なる色に塗装する必要性が生じた場合、あるいは、塗装作業の終了後、搬送装置やリフタなどに堆積した先の塗料が新たなドラム缶に付着しないように、搬送装置などを洗浄する必要がある。このような洗浄作業は、作業者の手作業によって行われており、作業効率が低いばかりでなく、作業者の安全衛生管理上難がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ドラム缶の胴部、天板部および地板部を一つのラインによって効率よく塗装することができるドラム缶塗装装置において、その塗装装置を人手を介することなく簡単に洗浄することのできる洗浄方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、固定フレームと、固定フレームの各作業ステージにドラム缶の外径に対応してそれぞれ回転自在に軸支された複数個の回転駒と、固定フレームに対して上下方向に昇降可能に、かつ、隣接する作業ステージ間を往復移動可能に設けられた移送フレームと、移送フレームの各作業ステージにドラム缶の外径に対応してそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持駒と、固定フレームの設定された作業ステージに配置されたスプレーガンと、からなり、移送フレームの上昇と前進により、固定フレームの一の作業ステージの回転駒に支持されたドラム缶が支持駒に支持されて回転しつつ次の作業ステージに向けて移送され、また、移送フレームの下降と後退により、ドラム缶が固定フレームの次の作業ステージの回転駒に支持されて回転され、設定された作業ステージでスプレーガンによってドラム缶の胴部、天板部および地板部が塗装されるドラム缶塗装装置において、該ドラム缶塗装装置に、胴部下端部に適数個の小孔が形成されるとともに、胴部外周面の下端部に洗浄具が固定されたダミードラム缶を洗浄剤を充填した状態で搬入し、移送フレームの上昇と前進により、ダミードラム缶が支持駒に支持されて回転しつつ次の作業ステージに向けて移送される際、洗浄剤を小孔を通して洗浄具に供給して支持駒を洗浄し、また、移送フレームの下降と後退により、ダミードラム缶が固定フレームの次の作業ステージの回転駒に支持されて回転する際、洗浄剤を小孔を通して洗浄具に供給して回転駒を洗浄することを特徴とするものである。
【0008】
この発明によれば、移送フレームが上昇すれば、固定フレームの各作業ステージにおいて、回転する回転駒に支持されて回転しているドラム缶は、移送フレームの各作業ステージに移載され、この際、移送フレームの各作業ステージにおいて、ドラム缶は、同方向に回転する支持駒に支持されて回転を継続する。
【0009】
次いで、移送フレームが前進すれば、移送フレームの各作業ステージの支持駒にそれぞれ支持されているドラム缶は、固定フレームの前方の各作業ステージに対応する位置に移送される。この後、移送フレームが下降すれば、移送フレームの各作業ステージにおいて、回転する支持駒に支持されて回転しているドラム缶は、固定フレームの各前方の作業ステージに移載され、この際、固定フレームの各作業ステージにおいて、ドラム缶は、同方向に回転する回転駒に支持されて回転を継続する。
【0010】
次いで、移送フレームが後退すれば、最初の位置に戻り、以下、移送フレームを上昇させて前方に移動させ、その後、下降させて後方に移動させることにより、固定フレームの各作業ステージに支持されたドラム缶を1作業ステージずつ前方の作業ステージにそれぞれ移送させることができる。
【0011】
そして、移送フレームが下降し、後退する際、固定フレームの設定された作業ステージにおいて、回転駒に支持されて回転するドラム缶の胴部、天板部および地板部に向けてスプレーガンより塗料ミストが噴出され、ドラム缶の胴部が塗装されるとともに、ドラム缶の天板部および地板部が塗装される。
【0012】
なお、ドラム缶の胴部、天板部および地板部を同一色に塗装する場合は、1作業ステージにおいて同時に塗装することもできるが、胴部と、天板部および地板部とをそれぞれ異なる色に塗装する場合は、異なる作業ステージにおいて順に塗装することが好ましい。
【0013】
このようなドラム缶塗装装置において、塗装装置の洗浄が必要になった場合は、洗浄剤を充填したダミードラム缶を持ち込み、移送フレームを上昇、前進、下降、後退させることにより、ダミードラム缶を、移送フレームと固定フレームとの間で交互に移し替えながら、順に前方の作業ステージへと移送させる。この際、各作業ステージにおいて、回転する回転駒あるいは支持駒に支持されてダミードラム缶が回転するとともに、洗浄剤が小孔を通して洗浄具に流れ込み、回転するダミードラム缶の洗浄具によって回転駒あるいは支持駒が洗浄される。
【0014】
この結果、洗浄剤を充填したダミードラム缶を搬入するといった簡単な作業により、移送フレームを介してダミードラム缶を、固定フレームと移送フレームとの間で移し替えながら1作業ステージずつ前方に移送して、回転駒および支持駒に付着堆積した塗料を人手を介することなく確実に洗浄することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1乃至図6には、本発明の洗浄方法を実施するドラム缶Dの塗装装置1の一実施形態が示されている。
【0017】
この塗装装置1は、ドラム缶Dの外面側胴部D1、外面側天板部D2および外面側地板部D3(図8参照)を塗装するもので、複数の作業ステージを有する固定フレーム2と、固定フレーム2の各作業ステージに設けられ、ドラム缶Dを支持して回転させる回転駒装置3と、固定フレーム2の内方に位置して設けられ、固定フレーム2の作業ステージよりも1個余分の作業ステージを有する移送フレーム4と、移送フレーム3の各作業ステージに設けられ、ドラム缶Dを支持して回転させる支持駒装置5と、移送フレーム4を支持しつつ上下方向に昇降させる昇降装置6と、昇降装置6に支持された移送フレーム4を前後方向に往復移動させる移動装置7と、設定された作業ステージ、具体的には、固定フレーム2の第2作業ステージおよび第4作業ステージに配設された適数個のスプレーガン8と、から構成されており、固定フレーム2の搬入端および搬出端には、それぞれドラム缶Dの搬送装置9A,9Bが連設されている他、塗装装置1を包囲して塗装ブースBが形成されている。
【0018】
固定フレーム2は、断面角筒状の本体フレーム21を左右方向に設定間隔をおくとともに、設定高さ位置に配設したもので、その各作業ステージには、それぞれ回転駒装置3が設けられている。
【0019】
回転駒装置3は、図7に詳細に示すように、各本体フレーム21に前後方向に設定間隔をおいて垂直軸回りに回転自在に軸支された回転軸31と、各回転軸31の上端部および下端部にそれぞれ固定された回転駒32および傘歯車33と、各本体フレーム21の内部に回転自在に軸支されたトルクシャフト34と、各回転軸31の傘歯車33と噛み合うように、トルクシャフト34に固定された傘歯車35と、各トルクシャフト34にチェーン−スプロケット36を介して連結された電動モータ37(図6参照)と、からなり、各電動モータ37を駆動させることにより、チェーン−スプロケット36を介してトルクシャフト34を回転させるとともに、傘歯車35,33および回転軸31を介して回転駒32を回転させることができる。
【0020】
ここで、回転駒32は、ドラム缶Dの外径に対応して、固定フレーム2の各作業ステージにおいて、その中心から同一半径上に回転軸芯が位置するように、各本体フレーム21に2個ずつ、計4個配置されている(図4参照)。そして、各回転駒32は、図7に示したように、円錐台部32aおよび鍔部32bからなり、ドラム缶Dの軸芯と、各作業ステージの中心とを一致させた際、ドラム缶Dの底面外周縁が鍔部32bに載置されるとともに、ドラム缶Dの下端部外周面が回転駒32の円錐台部32aの外面に略接するように設定されている。また、全ての回転駒32が同一方向に回転するように設定されている。
【0021】
移送フレーム4は、固定フレーム2の一対の本体フレーム21間において、左右方向に設定間隔をおいて配設された断面角筒状の一対の本体フレーム41および本体フレーム41の前後端を連結する連結フレーム42から方形枠状に形成され、その各作業ステージには、それぞれ支持駒装置5が設けられている。
【0022】
支持駒装置5は、前述した回転駒装置3と同様な構造であり、回転駒装置3を説明した図7に符号を代えて説明すれば、各本体フレーム41に前後方向に設定間隔をおいて垂直軸回りに回転自在に軸支された回転軸51と、各回転軸51の上端部および下端部にそれぞれ固定された支持駒52および傘歯車53と、各本体フレーム41の内部に回転自在に軸支されたトルクシャフト54と、各回転軸51の傘歯車53と噛み合うように、トルクシャフト54に固定された傘歯車55と、各トルクシャフト54にチェーン−スプロケット56を介して連結された電動モータ57(図4参照)と、からなり、電動モータ57を駆動させることにより、チェーン−スプロケット56を介してトルクシャフト54を回転させるとともに、傘歯車55,53および回転軸51を介して支持駒52を回転させることができる。
【0023】
ここで、支持駒52は、ドラム缶Dの外径に対応して、移送フレーム4の各作業ステージにおいて、その中心から同一半径上に回転軸芯が位置するように、各本体フレーム41に2個ずつ、計4個配置されている(図4参照)。そして、各支持駒52は、図7に示したように、円錐台部52aおよび鍔部52bからなり、ドラム缶Dの軸芯と、各作業ステージの中心とを一致させた際、ドラム缶Dの底面外周縁が鍔部52bに載置されるとともに、ドラム缶Dの下端部外周面が支持駒52の円錐台部52aの外面に略接するように設定されている。また、全ての支持駒52は、回転駒32の回転方向と同一方向に回転するように設定されている。
【0024】
なお、支持駒52は、後述するように、一の作業ステージから次の隣接する作業ステージにドラム缶Dを移送する際、ドラム缶Dを継続して回転させて、吹き付けられた塗料の垂れ下がりを防止するものであり、必ずしも全ての支持駒52を回転させる必要はない。例えば、各作業ステージにおいて、4個の支持駒52のうち、一方の対角線に位置する2個の支持駒52のみを回転させて、ドラム缶Dを回転させるようにしてもよい。このように任意の支持駒52のみを回転させるには、回転を必要とする支持駒52の回転軸51にのみ傘歯車53を固定すればよい。この場合、回転を必要としない支持駒52については、その回転軸51を本体フレーム41に回転自在に軸支することにより、回転する支持駒52に支持されたドラム缶Dが回転する際、追従して回転できるようにすればよい。
【0025】
昇降装置6は、図3および図5に示すように、移送フレーム4の前後において、基台に水平軸回りに回動自在に軸支されたアーム61と、アーム61の先端に固定された軸62と、軸62にそれぞれ回転自在に軸支されて、移送フレーム4の本体フレーム41を支持する支持ローラ63と、アーム61の略中間部と基台間に配設された昇降シリンダ64と、からなり、昇降シリンダ64を伸縮作動させることにより、移送フレーム4を支持ローラ63を介して上昇位置と下降位置との間に昇降させることができる。
【0026】
この際、移送フレーム4が下降位置にあるとき、支持駒装置5を構成する支持駒52の鍔部52bの上面は、回転駒装置3を構成する回転駒32の鍔部32bの上面よりも若干下方に位置するように設定され、また、移送フレーム4が上昇位置にあるとき、支持駒装置5を構成する支持駒52の鍔部52bの上面は、回転駒装置3を構成する回転駒32の円錐台部32aの上面よりも若干上方に位置するように設定されている。
【0027】
移動装置7は、図5および図6に詳細に示すように、基台に前後方向に沿って固定された一対のガイドレール71と、各ガイドレール71にまたがって摺動自在に嵌合されたガイド72と、左右のガイド72にわたって前後方向に間隔をおいて固定された支持プレート73と、基台に設けられ、電動モータ74に減速機75を介して連結されて垂直軸回りに回転自在な回転アーム76と、支持プレート73に水平軸回りに回転自在に連結された連結部材77と、から構成され、連結部材77の先端が移送フレーム4の連結フレーム42に水平軸回りに回転自在に連結され、また、回転アーム76の先端部には、前後の支持プレート73間に位置してローラ761が回転自在に軸支されている。
【0028】
したがって、電動モータ74を回転駆動させることにより、減速機75を介して回転アーム76が回転し、その先端に設けたローラ761が、前後の支持プレート73間の隙間に沿って左右方向に摺動し、この際、一対の支持プレート73は、ガイドレール71にまたがるガイド72に固定されているため、前後方向に摺動する。すなわち、回転アーム76が1回転するとき、支持プレート73は、回転アーム76の長さの略2倍に相当する距離を往復移動し、連結部材77を介して昇降装置6の支持ローラ63に支持された移送フレーム4を同距離だけ往復移動させることができる。
【0029】
ここで、回転アーム76が1回転するときの移送フレーム4の移動距離は、隣接する作業ステージ間のピッチに設定されている。
【0030】
なお、固定フレーム2の搬入端および搬出端に連設された搬送装置9A,9Bは、チェーンコンベアで構成されている。そして、搬送装置9Aの搬入端に移送フレーム4の移動装置7の上方に位置してローラコンベア9Cが連設され、また、搬送装置9Bの搬出端にローラコンベア(図示せず)が連設され、製造されたドラム缶Dを塗装装置1に搬入し、また、塗装されたドラム缶Dを次の工程に搬出する。
【0031】
次に、このように構成された塗装装置1の作動について説明する。
【0032】
初期状態においては、電動モータ74が停止して、支持プレート73は、後退位置にあり、また、昇降シリンダ64は、縮小作動されている。すなわち、移送フレーム4は下降後退位置にあって、その第1作業ステージは、搬送装置9Aの搬出端と対向する位置にある。また、支持駒52の鍔部52bの上面は、回転駒32の鍔部32bの上面よりも若干下方に位置している。
【0033】
このような初期状態から図示しない始動スイッチを操作すれば、電動モータ37,57が駆動し、回転駒32および支持駒52を同一方向に回転させるとともに、搬送装置9A,9B,9Cが駆動を開始する。そして、図示しない供給装置を介してドラム缶Dが搬送装置9Cに搬入されれば、ドラム缶Dは、搬送装置9C,9Aによって前方に向けて搬送される。ドラム缶Dが搬送装置9Aの搬出端に到達すれば(図8(a)参照)、図示しないセンサにてドラム缶Dの搬入を検出し、昇降シリンダ64を伸長作動させ、支持駒52の鍔部52bの上面が回転駒32の上面を超える高さ位置まで移送フレーム4を持ち上げる。この際、固定フレーム2の各作業ステージにおける回転駒32の鍔部32bに支持されて回転しているドラム缶Dは、搬送装置9Aの搬出端に支持されたドラム缶Dとともに、搬送移送フレーム4の各作業ステージにおける支持駒52の鍔部52bに支持されるとともに、回転する支持駒52によって同方向に回転を継続する(図8(b)参照)。
【0034】
次いで、電動モータ74が駆動し、減速機75を介して回転アーム76を回転させることにより、支持プレート73およびガイド72がガイドレール71に沿って前進し、その際、支持プレート73に連結された連結部材77を介して移送フレーム4を前方に押し出す。このため、移送フレーム4は、各作業ステージのドラム缶Dを回転状態に支持しつつ、昇降装置6の支持ローラ63に支持されて前方に移動する。ここで、回転アーム76が180度回転すれば、移送フレーム4は、隣接する作業ステージ間の距離だけ前進することから、移送フレーム4の各作業ステージの支持駒52にそれぞれ支持されているドラム缶Dは、固定フレーム2の前方の作業ステージに対応する位置に移送される(図8(c)参照)。
すなわち、移送フレーム4の第1、第2、第3、第4、第5作業ステージにそれぞれ支持されたドラム缶Dは、固定フレーム2の第1、第2、第3、第4、第5作業ステージに対応する位置に移送され、また、移送フレーム4の第6作業ステージに支持されたドラム缶Dは、搬送装置9Bに対応する位置に移送される。
【0035】
この際、前述したように、移送フレーム4の支持駒52は、固定フレーム2の回転駒32の上面よりも高く位置していることにより、支持駒32に支持されたドラム缶Dが固定フレーム2の回転駒32に干渉することはない。
【0036】
この後、昇降シリンダ64が縮小作動すれば、移送フレーム4は支持ローラ63に支持されて下降する。この際、移送フレーム4の各作業ステージに回転状態で支持されたドラム缶Dは、支持駒52の鍔部52bの上面が回転駒32の鍔部32bの上面よりも下方に位置することにより、移送フレーム4の第1、第2、第3、第4、第5作業ステージにそれぞれ支持された各ドラム缶Dの下面外周縁は、固定フレーム2の第1、第2、第3、第4、第5作業ステージの各回転駒32の鍔部32bの上面に支持され、同方向に回転を継続する(図8(d)参照)。
【0037】
なお、移送フレーム4が下降し、その第6作業ステージに支持されたドラム缶Dが搬送装置9Bに載置されたならば、搬送装置9Bが駆動し、ドラム缶Dが搬出されるとともに、搬送装置9Aが駆動し、新たなドラム缶Dが搬入される。
【0038】
移送フレーム4が下降したならば、電動モータ74が駆動し、減速機75を介して回転アーム76が元の位置に向けて180度回転し、支持プレート73およびガイド72がガイドレール71に沿って後退する。その際、支持プレート73に連結された連結部材77を介して移送フレーム4を後方に牽引する。
【0039】
以下、このように移送フレーム4を上昇させて前方に移動させ、その後、下降させて後方に移動させることにより、固定フレーム2の各作業ステージに支持されたドラム缶Dを1作業ステージずつ前方の作業ステージにそれぞれ移送させることができる。
【0040】
そして、このようなドラム缶Dの移送工程において、移送フレーム4が下降し、後退する際、固定フレーム2の第2作業ステージに移送されて支持されるとともに、回転駒32の鍔部32bに支持されて回転するドラム缶Dの胴部D1に向けてスプレーガン8より塗料ミストが噴出され、ドラム缶Dの胴部D1が塗装される。また、固定フレーム2の第4作業ステージに移送されて支持されるとともに、回転駒32の鍔部32bに支持されて回転するドラム缶Dの天板部D2および地板部D3に向けてスプレーガン8より塗料ミストが噴出され、ドラム缶Dの天板部D2および地板部D3が塗装される(図8(a),(e)参照)。
【0041】
この結果、移送フレーム4を駆動することにより、固定フレーム2上の各作業ステージに支持されたドラム缶Dを確実にその前方の作業ステージに順に移送して、ドラム缶Dの胴部D1、天板部D2および地板部D3を効率よく塗装することができる。
【0042】
ところで、ドラム缶Dの塗装を継続することにより、回転駒32および支持駒52には、塗料ミストが付着堆積する。このため、ドラム缶Dの塗装色を変更する場合、回転駒32および支持駒52に付着堆積した先の塗料が、新たなドラム缶Dに付着するおそれがあり、回転駒32および支持駒52に付着堆積した先の塗料を洗浄する必要がある。また、当日のドラム缶Dの塗装が終了した場合、翌日の塗装作業が円滑に遂行できるように、回転駒32および支持駒52に付着堆積した先の塗料を洗浄する必要がある。
【0043】
このように、回転駒32および支持駒52に付着堆積した先の塗料を洗浄するため、ダミードラム缶D(図9参照)が使用される。
【0044】
このダミードラム缶Dは、胴部D1の下端部に適数個の小孔(図示せず)が形成されるとともに、胴部D1の外周面下端部にたわし状の洗浄具d1を固定して形成される。したがって、ダミードラム缶Dに塗料の洗浄剤、例えば、溶剤を充填すれば、溶剤は、小孔を通して洗浄具d1に向けて流出するようになっている。
【0045】
次に、ダミードラム缶Dを用いた回転駒32および支持駒52の洗浄について説明する。
【0046】
例えば、ドラム缶Dの塗装色を変更する場合は、ドラム缶Dの搬入を停止し、塗装装置1内のドラム缶Dの塗装を終了させた後、溶剤を充填したダミードラム缶Dを搬送装置9Aの搬出端に持ち込み、前述したように、移送フレーム4を上昇、前進、下降、後退させることにより、ダミードラム缶Dを、移送フレーム4の第1作業ステージ、固定フレーム2の第1作業ステージ、移送フレーム4の第2作業ステージ、固定フレーム2の第2作業ステージ、・・・の順に移送すればよい。この際、各作業ステージにおいて、回転する回転駒32あるいは支持駒52に支持されてダミードラム缶Dが回転するとともに、溶剤が小孔を通して洗浄具d1に流れ込み、回転するダミードラム缶D、すなわち、回転する洗浄具d1によって回転駒32あるいは支持駒52を洗浄するものである。
【0047】
この結果、洗浄剤を充填したダミードラム缶Dを搬入するといった簡単な作業により、移送フレーム4を介してダミードラム缶Dを、ドラム缶Dを塗装するときと同様に、1作業ステージずつ前方に移送して、回転駒32および支持駒52に付着堆積した塗料を人手を介することなく確実に洗浄することができる。
【0048】
【発明の効果】
このように本発明によれば、ドラム缶の胴部、天板部および地板部を一つのラインによって効率よく塗装することができる塗装装置において、塗装装置に付着した塗料を人手を介することなく簡単に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法を実施するドラム缶塗装装置を示す側面図である。
【図2】図1の塗装装置の平面図である。
【図3】図1の塗装装置の後半部分を拡大して示す側面図である。
【図4】図3の塗装装置の平面図である。
【図5】図1の塗装装置の前半部分を拡大して示す側面図である。
【図6】図5の塗装装置を一部省略して示す平面図である。
【図7】回転駒装置の回転駒の回転駆動機構を一部省略して示す断面図である。
【図8】図1のドラム缶塗装装置による塗装工程を示す説明図である。
【図9】本発明のドラム缶塗装装置の洗浄方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装装置
2 固定フレーム
3 回転駒装置
32 回転駒
34 トルクシャフト
37 電動モータ
4 移送フレーム
5 支持駒装置
52 支持駒
54 トルクシャフト
57 電動モータ
6 昇降装置
61 アーム
63 支持ローラ
64 昇降シリンダ
7 移動装置
71 ガイドレール
72 ガイド
73 支持プレート
74 電動モータ
76 回転アーム
8 スプレーガン
9A,9B,9C 搬送装置
D ドラム缶
ダミードラム缶
d1 洗浄具

Claims (1)

  1. 固定フレームと、固定フレームの各作業ステージにドラム缶の外径に対応してそれぞれ回転自在に軸支された複数個の回転駒と、固定フレームに対して上下方向に昇降可能に、かつ、隣接する作業ステージ間を往復移動可能に設けられた移送フレームと、移送フレームの各作業ステージにドラム缶の外径に対応してそれぞれ回転自在に軸支された複数個の支持駒と、固定フレームの設定された作業ステージに配置されたスプレーガンと、からなり、移送フレームの上昇と前進により、固定フレームの一の作業ステージの回転駒に支持されたドラム缶が支持駒に支持されて回転しつつ次の作業ステージに向けて移送され、また、移送フレームの下降と後退により、ドラム缶が固定フレームの次の作業ステージの回転駒に支持されて回転され、設定された作業ステージでスプレーガンによってドラム缶の胴部、天板部および地板部が塗装されるドラム缶塗装装置において、該ドラム缶塗装装置に、胴部下端部に適数個の小孔が形成されるとともに、胴部外周面の下端部に洗浄具が固定されたダミードラム缶を洗浄剤を充填した状態で搬入し、移送フレームの上昇と前進により、ダミードラム缶が支持駒に支持されて回転しつつ次の作業ステージに向けて移送される際、洗浄剤を小孔を通して洗浄具に供給して支持駒を洗浄し、また、移送フレームの下降と後退により、ダミードラム缶が固定フレームの次の作業ステージの回転駒に支持されて回転する際、洗浄剤を小孔を通して洗浄具に供給して回転駒を洗浄することを特徴とするドラム缶塗装装置の洗浄方法。
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