JP2004178435A - 電子カルテの表示方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示装置において、複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段と、前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段とを有し、前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容を自動設定する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療上の記事や処方を入力、表示する電子カルテの表示方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カルテは、その患者への医療活動の中心となる。カルテは、医師の診察記録、検査や治療の処方箋、検査の結果、看護師や薬剤師、理学療法士等の観察記録、治療計画、実施記録などの多種多様な文書で構成されている。分量も膨大であり、少し長い入院期間の患者カルテは、直ぐに10cm以上の厚みとなる。
従来は紙のカルテが用いられてきたが、目的とする記載を探すのが大変であり、また指示を現場に伝えるのに大量の伝票やワークシートへの転記作業が必要となるため、医療上の処方箋や記事を電子的に入力、表示させる電子カルテの普及が進んでいる。
【0003】
カルテの個々の文書を作成する際は、既に作成されている多種多様な文書を参照する必要がある。例えば、薬剤の処方箋を作成する際には少なくとも、過去の該診療科の処方内容、他科の処方内容、注射や点滴を別に受けていればその内容、アレルギーの履歴、処方したい薬剤の標準用法用量などの薬剤情報等などである。
理学療法の処方を行うには、例えばX線写真での骨折の状態記録、病棟での生活制限の度合い、病棟内での看護記録、理学療法士の観察やリハビリ実施記録などが必要となる。必要とされる情報を含む文書の組合せは、医師や看護師などの職種によっても、内科や外科などの診療科によっても、また関心のある状況によっても異なることは言うまでもない。アレルギー情報などの見落としは、医療事故に直結する。このように、記事や処方を作成する際は、カルテの記載のあちこちを参照し、情報を統合、検討することが不可欠である。
電子カルテは、モニター画面に表示が限定されるため、多種多様な文書の参照が必ずしも上手く行かなかった。ひとつの文書で全画面を占める仕様では、文書の入力自体は楽であるが、別文書の参照の際は、一旦その文書を最小化し、別文書を検索、表示する必要があった。この画面切り替え作業が煩雑であり、いくつもの文書を参照する必要がある場合は特に顕著であった。
【0004】
他方、モニター画面を多数の区画に分けて、複数文書の同時表示を可能とし、また多数のボタンやスイッチを配置して、なるべく少ない操作で目的文書の検索表示を可能とする仕様もある。この仕様は、複数文書の参照の点で有利であるが、従来の電子カルテでは、職種、診療科、関心のある状況の多様性に関わらず、単一の画面構成を用いてきた。全ての職種、診療科、関心のある状況に対応するためには、多数の画面やボタン、スイッチなどを、限られた画面に詰め込む必要がある。このため、モニター画面の構成が煩雑となった。また、ある状況で必要とされる以外の文書やボタン、スイッチも表示されつづけるため、肝腎の必要とされる情報を表示する領域が限局されてしまい、限られた画面の有効利用が図りづらい欠点があった。さらに標準画面で対応できない場合は、個々の目的文書毎に、限られた狭い画面領域内で検索、表示を行わねばならない欠点があった。
どの様に巧妙に構成された画面であっても、万人に全て最適であるという保証は無い。個々のユーザーの仕事のスタイルに応じて最適な構成は変化してくる。従来はお仕着せの画面構成しかなく、ユーザー個人のスタイルに対応できる仕様ではなかった。
以上のような従来の電子カルテの使いにくさのために、本来なされるべき既存文書の充分な参照が、必ずしも行われておらず、このことが医療事故多発の一因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、職種、診療科、関心のある状況などに応じて、参照が必要と思われる文書を並列表示する画面構成を変化させ、医療に必要かつ充分な文書の検索、表示を円滑に行い、医療の質や安全性を向上させることにある。また、医療スタッフ個々人の仕事のスタイルに合った画面構成を提供し、より円滑な医療活動を可能とすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解決するための手段として請求項1記載の電子カルテの表示方法では、医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示方法において、複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段と、前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段とを有し、前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容を自動設定する方法とした。
【0007】
請求項2記載の電子カルテの表示装置では、医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示装置において、複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段と、前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段とを有し、前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容を自動設定する構成とした。
【0008】
請求項3記載の電子カルテの表示装置では、請求項2記載の電子カルテの表示装置において、前記並列表示手段は、互いに独立な表示領域としてのフレーム、重ね合わせウィンドウ、タイル式ウィンドウ、ポップアップウィンドウ、ウィンドウ内もしくはウィンドウとは別個の表示区画のうち、いずれか一つ以上の表示方法を採用する構成とした。
【0009】
請求項4記載の電子カルテの表示装置では、請求項2又は3記載の電子カルテの表示装置において、前記並列表示手段での表示情報として、(1)電子カルテ内の指定種類の文書、(2)該文書の指定領域を抽出した文字列、(3)文書リンク付の該文書のリスト、(4)指定種類文書の指定領域を抽出し合成したサマリー文書、(5)患者カルテ外の参考文献、(6)文書リンク付の該参考文献リスト、(7)前記(1)〜(6)の表示情報を表示させるためのボタン又はメニューのうち、いずれか1つ以上の情報を表示する構成とした。
【0010】
請求項5記載の電子カルテの表示装置では、請求項2、3又は4記載の電子カルテの表示装置において、前記テーマ毎の並列表示手段の表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けにおいては、(1)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けをプログラムの作りこみで固定する、(2)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを定義する表示領域制御データを記録する表示領域制御データ記録手段を有し、該表示領域制御データを変更することにより、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを可変とする、のいずれかの並列表示手段を有している。
【0011】
請求項6記載の電子カルテの表示装置では、請求項2、3、4又は5記載の電子カルテの表示装置において、前記テーマ選択手段は、(1)各々のテーマと関連付けられたボタンやリストなど、それ自体は既知の選択手段から選択する、(2)文書の種類毎に関連するテーマを予め記録しておく文書・テーマ関連記録手段を備え、入力或いは参照の中心となる電子カルテの文書の種類を、それ自体は既知の手段を用いて指定することにより、該指定された文書の種類に対応するテーマが自動的に選択される、のいずれかもしくは両方の選択方法を採用している。
【0012】
請求項7記載の電子カルテの表示装置では、請求項6記載の電子カルテの表示装置において、前記文書・テーマ関連記録手段において、(1)ユーザーの属性、(2)患者の属性などのうち少なくとも一つの属性記録領域を有し、指定された文書の種類の他、ユーザーや患者の属性によって、より適切なテーマの選定を可能とした。
【0013】
請求項8記載の電子カルテの表示装置では、請求項5又は7記載の電子カルテの表示装置において、前記表示領域制御データ記録手段および文書・テーマ関連記録手段は、ユーザー毎に独自の表示領域制御データ記録、文書・テーマ関連記録手段を有し、テーマの設定、画面構成の設定、テーマの呼び出し方を、ユーザー毎に変更可能としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態である電子カルテの表示装置のハードウェア構成を示すブロック図、図2は薬剤処方入力における並列表示画面を示す図、図3はリハビリ処方入力における並列表示画面を示す図、図4はサマリー文書の作成例を示す図である。
【0015】
本発明の電子カルテの入力、表示システムは図1に示すように入力装置、制御装置、メモリ装置及び外部記憶装置から構成されているPCとそのネットワークからなる。
入力装置はキーボード、マウス、タブレット、タッチパネル等であり、この入力装置により、文字列データや各種命令の入力が行なわれる。
表示装置はCRTや液晶ディスプレイであり、この表示装置により入力データ情報、検索結果の表示がなされる。
制御装置はCPUであり、装置全体の制御を行なう。
メモリ装置はROM、RAMであり、制御装置が各種制御や処理を実行するために必要なプログラムを格納するプログラム部と処理の際に必要なデータを格納するバッファ部を有している。
外部記憶装置はハードディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。
外部通信装置は、ネットワークアダプターボードとも呼ばれ、LANに接続されている。LAN内には、同様の他のコンピューターや大容量のデータを記録するサーバーが接続されている。LANはモデム、ルーターなどを介し、インターネットに接続されている。
クライアントPCよりサーバーに患者カルテへの文書記録要求や、入力済の処方記録などの送信要求を行い、サーバーは患者カルテデータベースの検索、電子カルテへの処方内容の記録などを行い、結果をクライアントPCに返信する。
【0016】
図2は、本発明の一例で、薬剤処方入力の画面構成例を示す。エリアAには、全画面共通の患者ID情報、及び入力者ID情報表示欄で、患者氏名、ID番号、部屋番号、保険種別などの患者ID情報、医師名、診療科などの入力者情報などが表示される。エリアBは処方箋入力画面であり、処方する薬剤名と用法、用量が表示されている。エリアCは、処方箋の処方履歴リストで、同種の処方箋が発行された日時のリストが表示されている。処方の頭も表示されている。日時をクリックすると、該日付の処方内容全体が表示されるようになっている。エリアDは注射処方のリストで、同様に日次と注射処方内容の頭が表示されている。エリアFは禁忌情報リストで、この患者の過去のアレルギーや事故情報などが表示されている。エリアEは病名リストで、この患者の病名リストが表示されている。
【0017】
各エリア(ウィンドウ)は、本実施例では、これ自体は既知の方法であるフレーム或いはペインと呼ばれる表示構成を用いている。大きな全体枠を、フレーム或いはペイン、もしくはタイル型ウィンドウと呼ばれる任意のエリアに分割し、各エリアに独立して種々の内容を表示するものである。各エリアにおいて、表示すべき内容が該エリア内に表示しきれない場合は、自動的に縦、乃至横のスライダーが出現し、このスライダーを操作することによって隠れている部分を表示させることが可能となっている。
【0018】
図3は、同じく本発明の一例で、リハビリをトピックとする画面構成例である。エリアA′は図2と同様であるが、入力者IDは医師でなく理学療法士であり、トピックの選択欄がある。ここでトピックを選択し、選択されたトピックの画面構成で情報の表示が行われる。エリアB′では、最新リハビリ処方箋の内容が表示されている。エリアC′では、過去のリハビリ処方箋の履歴が、日次と処方内容の頭の形で表示されており、必要な日次をクリックすると、該処方箋の内容全体が表示される。エリアD′では、日常生活制限の最新の処方内容が表示されている。エリアE′では、整形外科医の最新記事、エリアF′では最新の看護記録が表示されている。エリアG′では、リハビリ施行マニュアルの目次が表示され、該当行をクリックすると該当ページが表示される。本実施例では、これ自体は既知の方法である重ねあわせ型ウィンドウと呼ばれる表示構成を用いている。任意の数と大きさのウィンドウ(エリア)群から構成され、各ウィンドウ(エリア)に独立して種々の内容を表示するものである。各エリアにおいて、表示すべき内容が該エリア内に表示しきれない場合は、同様に自動的に縦、乃至横のスライダーが出現し、このスライダーを操作することによって隠れている部分を表示させることが可能となっている。
【0019】
これらの並列表示手段の実施例では現在デファクトスタンダードとなっているオペレーティングシステムのウィンドウやインターネットブラウザのフレームを、実装の簡便さから採用しているが、要は複数の独立した情報表示領域があれば良く、アプリケーションプログラム側で一定の領域を他と独立した表示領域として利用しても良い。
表示内容としては、(1)処方箋などのように、電子カルテ内の、指定された種類の文書内容そのもの、(2)指定された文書の内容のうち、フィールドやタグなどで指定された領域の内容、(3)指定された複数種類の文書の指定領域からの内容を合成したサマリー文書、(4)指定された種類の文書のリスト、(5)電子カルテ外の参考文献の内容、(6)電子カルテ外の参考文献のリスト(7)(1)〜(6)の組合わせ、(8)前記(1)〜(7)などを起動するためのボタン乃至メニュー等がある。
【0020】
状況に応じて必要とされる参照情報の重要度は変化する。必ず参照する情報は最初から記載されている文書内容を表示すべきである。次に参照する度合いの情報は、文書リストの表示とし、ワンクリックで内容を表示できるようにしておく。それ以下の参照度合いの情報は、参照メニューやボタンなどで、参照するための手順を表示するだけで充分である。このように、限られた画面の表示領域を最大限有効に利用するためには、重要度の高い情報程なるべく少ない手間で大きく表示し、重要度の低い情報は参照の手がかりだけを残して表示領域をなるべく少なくしか割り当てないようにすることが肝要である。
情報の粒度という概念を用いれば、参照度の高い情報は文書内容本体のように粒度を小さくして表示すべきであるし、参照度の低い情報は、文書リストや文書リストを呼び出すボタンなどのように粒度を大きくとるのが画面全体の有用度を上げる上で有効である。要は、医療上の判断に供する内容の電子カルテ内外の電子文書ないし電子文書の一部を、重要度に応じて適切な粒度で並列表示するものである。
【0021】
テーマ選択手段は、職種、診療科、関心のある状況などに応じて参照が必要となる文書が相違してくる。この参照が必要となる文書を予め設定しておく手段である。これらの手段として、(1)各々のテーマと関連付けられたボタンやリストなど、それ自体は既知の選択手段から選択するプログラム、
(2)文書の種類毎に関連するテーマを予め記録しておく文書・テーマ関連記録手段を備え、入力或いは参照の中心となる電子カルテの文書の種類を、それ自体は既知の手段を用いて指定することにより、該指定された文書の種類に対応するテーマが自動的に選択されるプログラム等を設定している。そして、このプログラムのいずれかもしくは両方の選択方法を採用する構成としている。
【0022】
図4において、文書の指定領域から情報を抽出し、サマリー文書を作成する例を示している。複数の文書の指定領域、或いは全体を抽出し、一つのサマリー文書を合成している。このような形態をとれば、一つの表示領域に、多数の種類の文書ないしそれらの抽出情報をまとめて表示できる。
なおここで言う「文書」とは、処方箋や、ある日付の医師記事などのように、一体としてまとまって処理される情報の集合を指しており、電子カルテによって様々な実装形式があってよい。また、指定された文書の種類とは、一種類の文書種類とは限らない。内科と外科と整形外科の薬剤処方箋などのように複数種類の文書群を指定しても良い。
また、文書は文字のみで構成されるものとは限定されず、リントゲンや内視鏡の画像、グラフ、シェーマ図、スキャン画像などであっても良い。
最も簡単な実装としては、文書種類毎にテーマの画面構成、表示内容の割付を最大公約数の1種類に固定して、プログラムの形で作りこんでしまう方法がある。しかし、例えば同じ「薬剤」という文書であっても、医師の必要とする参照情報と、薬剤師や看護師の必要とする参照情報は異なる。同じ文書種類であっても状況に応じて異なるテーマを表示するのが望ましいことは言うまでも無い。しかし、画面構成や表示内容の割付をプログラムの形に作りこんでいては、テーマの数だけ表示プログラムモジュールが必要となる。これではコンピューター資源の有効活用とはいえないし、プログラムの保守にも大変な手間がかかる。このため、各職種向けにテーマを変えるなどといった柔軟性は期待できない。
より有用なのは、表示プログラムモジュールは一つないし少数に留めておき、表示領域の構成や、各表示領域への表示情報の割付を定義する表示領域制御データを記録する表示領域制御データ記録手段を備え、該表示領域制御データを取り替えることで、画面構成を柔軟に変更することを可能としておくことである。このようにすれば、テーマが多数に上っても、表示領域制御データの記憶領域が増えるだけで、表示プログラムモジュールは増大しない。従って、コンピューター資源は有効に活用され、プログラム保守の手間も増大しない。
【0023】
状況は無限のバリエーションがあるが、ある特定種類の文書を参照したり、入力したりする際は、通常該文書に関連したテーマが参照情報として有効であることは論を待たない。ある文書種類が入力、参照のため指定されたら、その文書種類に関連したテーマが自動的に立ち上がるようにしておけば、テーマを指定する手間が省けるだけでなく、参照漏れが少なくなる。このため、文書種類毎に関連テーマを予め記録しておき(文書、テーマ関連記録手段)、文書種類が指定されたら、そのテーマが自動的に立ち上がるような構成としている。しかし、時にはデフォールトの関連テーマでは参照情報が不足する場合もありうる。この場合は、手動で関連するテーマを、ボタンやリストなどのそれ自体は既知の手段で選択し、切り替えても良い。
【0024】
文書、テーマ関連記録手段に、各テーマが選ばれる条件となる文書種類、さらには、職種、職位、患者の属性情報などの情報を併せて記録しておき、ある文書種類が指定されたときにユーザーの職種や職位、患者の属性情報などの情報を併せて、最も適切なテーマを自動的に選定するのが最も望ましい運用形態である。実装の形態としては、文書とテーマの関連をテーブルの形でハードディスクなどの不揮発性記録とする以外に、例えばテーマ毎の表示領域制御データ記録に、前記各テーマが選ばれる条件となる文書種類、職種、職位、患者の属性情報などを記録しておき、実行時に、文書種類、ユーザー属性、患者属性からテーマを検索する索引を、予め作成しておき、文書種類が指定されたら、該索引を辿って最も適合性の高いテーマを選定するようにしても良い。このようにしておけば、同じ「薬剤」文書を指定しても、ユーザーの職種や職位、患者属性によって、該職種、職位、該患者属性向けの、より適合性の高いテーマを自動的に選定することが可能となる。
使い込んでゆけば、ユーザー個々人の仕事のスタイルによって、情報参照のあり様は異なってくる。表示領域制御データ記録手段を、個々のユーザー毎に独立して備えることにより、個々人に適合したテーマのセットを構成することが可能となり快適な作業環境が整うこととなる。
【0025】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明請求項1、2記載の電子カルテの表示方法及び装置電子カルテの処方入力システムにおいては、医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示方法において、複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段を設定するので、多様な文書の同時一括表示が可能となり、相互の文書を参照して効率的にカルテ入力ができる。
また、前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段を有しているので、前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容が自動設定される。そのため、テーマ選択を行なうのみで必要な多様な文書が一括表示される。
【0027】
請求項3記載の電子カルテの表示装置においては、並列表示手段は、互いに独立な表示領域としてのフレーム、重ね合わせウィンドウ、タイル式ウィンドウ、ポップアップウィンドウ、ウィンドウ内もしくはウィンドウとは別個の表示区画のうち、いずれか一つ以上の表示方法を採用する構成としたので、テーマに応じた適切な表示構成を採用することができる。
【0028】
請求項4記載の電子カルテの表示装置においては、並列表示手段での表示情報として、(1)電子カルテ内の指定種類の文書、(2)該文書の指定領域を抽出した文字列、(3)文書リンク付の該文書のリスト、(4)指定種類文書の指定領域を抽出し合成したサマリー文書、(5)患者カルテ外の参考文献、(6)文書リンク付の該参考文献リスト、(7)前記(1)〜(6)の表示情報を表示させるためのボタン又はメニューのうち、いずれか1つ以上の情報を表示するので、必要な多様な文書が並列表示され、これらの情報を組み合わせて相互に参照しながらカルテ入力を行なうことができる。
【0029】
請求項5記載の電子カルテの表示装置においては、テーマ毎の並列表示手段の表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けにおいては、(1)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けをプログラムの作りこみで固定する、(2)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを定義する表示領域制御データを記録する表示領域制御データ記録手段を有し、該表示領域制御データを変更することにより、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを可変とする、のいずれかの並列表示手段を採用するので、予め、表示構成を設定して、テーマに応じて適切な表示構成を選択することが可能となる。
【0030】
請求項6記載の電子カルテの表示装置においては、テーマ選択手段は、(1)各々のテーマと関連付けられたボタンやリストなど、それ自体は既知の選択手段から選択する、(2)文書の種類毎に関連するテーマを予め記録しておく文書・テーマ関連記録手段を備え、入力或いは参照の中心となる電子カルテの文書の種類を、それ自体は既知の手段を用いて指定することにより、該指定された文書の種類に対応するテーマが自動的に選択される、のいずれかもしくは両方の選択方法を採用するので、予め、表示構成を設定して、テーマに応じて適切な表示構成を選択することが可能となる。
【0031】
請求項7記載の電子カルテの表示装置においては、文書・テーマ関連記録手段において、(1)ユーザーの属性、(2)患者の属性などのうち少なくとも一つの属性記録領域を有し、指定された文書の種類の他、ユーザーや患者の属性によって、より適切なテーマの選定を可能としているので、ユーザーまたは患者ごとの細かな仕様設定が可能となる。
【0032】
請求項8記載の電子カルテの表示装置においては、表示領域制御データ記録手段および文書・テーマ関連記録手段は、ユーザー毎に独自の表示領域制御データ記録、文書・テーマ関連記録手段を有し、テーマの設定、画面構成の設定、テーマの呼び出し方を、ユーザー毎に変更可能としているので、個々人に適合したテーマのセットが可能となり快適な作業環境が整う。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子カルテの表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】薬剤処方入力における並列表示画面を示す図である。
【図3】リハビリ処方入力における並列表示画面を示す図である。
【図4】サマリー文書の作成例を示す図である。
Claims (8)
- 医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示方法において、
複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段と、
前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段とを有し、
前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容を自動設定することを特徴とする電子カルテの表示方法。 - 医療上の処方や記事を電子的に入力し、その情報を表示する電子カルテの表示装置において、
複数の互いに独立した表示領域を有する並列表示手段と、
前記並列表示手段に表示させる内容のテーマを選択するテーマ選択手段とを有し、
前記テーマ選択手段でテーマを選択すると、その選択したテーマに従って、前記並列表示手段の各表示領域に表示させる内容を自動設定することを特徴とする電子カルテの表示装置。 - 前記並列表示手段は、互いに独立な表示領域としてのフレーム、重ね合わせウィンドウ、タイル式ウィンドウ、ポップアップウィンドウ、ウィンドウ内もしくはウィンドウとは別個の表示区画のうち、いずれか一つ以上の表示方法を採用することを特徴とする請求項2記載の電子カルテの表示装置。
- 前記並列表示手段での表示情報として、(1)電子カルテ内の指定種類の文書、(2)該文書の指定領域を抽出した文字列、(3)文書リンク付の該文書のリスト、(4)指定種類文書の指定領域を抽出し合成したサマリー文書、(5)患者カルテ外の参考文献、(6)文書リンク付の該参考文献リスト、(7)前記(1)〜(6)の表示情報を表示させるためのボタン又はメニューのうち、いずれか1つ以上の情報を表示することを特徴とする請求項2又は3記載の電子カルテの表示装置。
- 前記テーマ毎の並列表示手段の表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けにおいては、
(1)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けをプログラムの作りこみで固定する、
(2)テーマ毎に、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを定義する表示領域制御データを記録する表示領域制御データ記録手段を有し、該表示領域制御データを変更することにより、前記表示領域の構成および各表示領域への表示情報の割付けを可変とする、
のいずれかの並列表示手段を有することを特徴とする請求項2、3又は4記載の電子カルテの表示装置。 - 前記テーマ選択手段は、
(1)各々のテーマと関連付けられたボタンやリストなど、それ自体は既知の選択手段から選択する、
(2)文書の種類毎に関連するテーマを予め記録しておく文書・テーマ関連記録手段を備え、入力或いは参照の中心となる電子カルテの文書の種類を、それ自体は既知の手段を用いて指定することにより、該指定された文書の種類に対応するテーマが自動的に選択される、
のいずれかもしくは両方の選択方法を採用することを特徴とする請求項2、3、4又は5記載の電子カルテの表示装置。 - 前記文書・テーマ関連記録手段において、
(1)ユーザーの属性、(2)患者の属性などのうち少なくとも一つの属性記録領域を有し、指定された文書の種類の他、ユーザーや患者の属性によって、より適切なテーマの選定を可能としたことを特徴とする請求項6記載の電子カルテの表示装置。 - 前記表示領域制御データ記録手段および文書・テーマ関連記録手段は、
ユーザー毎に独自の表示領域制御データ記録、文書・テーマ関連記録手段を有し、テーマの設定、画面構成の設定、テーマの呼び出し方を、ユーザー毎に変更可能としていることを特徴とする請求項5又は7記載の電子カルテの表示装置。
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